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28位阿武咲/大相撲総選挙ユーザーコメント

 第6回大相撲総選挙に投票いただき、ありがとうございました。投票だけでなく、多くの皆さまから熱いメッセージをいただきましたので、ごく一部ですが紹介いたします。

28位(西前頭10)阿武咲(阿武松)849票

28位 阿武咲 849票

★姑息さがなく真面目に前へ前へ攻める姿勢が若さがあふれ素晴らしいから。(40代女性)

★こちらも青森県期待の星です!わたしはどちらかというと四つ相撲が好きですが、阿武咲関の見応えある徹底した押し相撲は大好きです。まだ二十歳と若いですし、この勢いでどんどん上を目指して、気持ちの良い相撲を取り続けてほしいです!青森県出身の横綱に期待して、応援していきます。(20代女性)

★ハタチなんだけど色気を感じる。(30代女性)

★阿武咲が時折見せる冷めた表情が、こわいけど惹かれます。(40代女性)

★おばちゃんというのはかわいい子を応援したくなる生き物なので仕方がありません。見た目も、一生懸命なところも、真面目なところも、いいねえ。(30代女性)

★阿武咲の負けん気の強い表情が、これから先、上の番付に上がっていく有望さを感じさせてくれます。(40代女性)

★思い切りの良い立ち会いとその馬力、見てて清々しい!新入幕2桁勝利&敢闘賞、まさに青森を背負って立つ漢だなと。惚れます。(30代女性)

★阿武咲関は最初四股名の響きの良さに興味持ちました。武骨な中に花も実もある感じでとても良い四股名だと思います。(20代男性)

★若者らしい負けん気が全面に出ているところ。かわいい。(50代女性)

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初V大栄翔「来場所しっかり」大関への再スタート

初優勝した初場所から一夜明けてリモートでの会見に出席し、自慢の大きな手を画面越しの報道陣に見せる大栄翔

大相撲初場所で初優勝を飾った西前頭筆頭の大栄翔(27=追手風)が25日、埼玉・草加市内の部屋でリモートによる一夜明け会見に臨んだ。「気持ち的にすごくうれしかった。優勝できたことの実感がわいて、うれしく思いました」。お祝いのメッセージ等が約400件届いたが、「まだ返せていないんで、返していきたい」と律義な素顔をのぞかせた。

初場所を振り返り、「立ち合いの踏み込み、角度が自分でもあったと思う。休まず攻められたのがよかった」。両横綱が不在の中、初日の朝乃山から大関戦3連勝、7日目までに三役以上を総なめして主役に躍り出た。「序盤に勝てたので乗れたと思う。格上の相手との対戦なんで、思い切りいけた」と振り返る。

中でも7日目の関脇隆の勝戦を納得の一番に挙げた。「一番いい立ち合いで、師匠(追手風親方=元幕内大翔山)にも『よかった』と言われて自信になった」。優勝への意識も、千秋楽の優勝インタビューでは「14日目を終えて」と答えたが、「(ストレート給金の中日で)自分の中ではまだまだ先が長いと思ったが、回りからたくさん言ってもらえてありがたかった。考えないようにしたが、頭の中に少しはありました」と明かした。

幕内最高優勝について「夢のまた夢で、自分的にはテレビの中の話。自分がするとは考えられなかった」。ただ、現実的に印象づけられたのが18年九州場所、埼玉栄高の後輩・貴景勝の初優勝だったという。「身近な人が優勝してすごい。自分も刺激になった」と振り返る。

春場所(3月14日初日、エディオンアリーナ大阪)では、関脇復帰が濃厚で、大関昇進をかけた再スタートとなる。「優勝してうれしいが、ここで気を抜かず来場所しっかりやっていきたい」。次の、さらなる上の目標へすでに気持ちを切り替えている。【実藤健一】

初優勝した初場所から一夜明けてリモートでの会見に出席して笑顔を見せる大栄翔
初優勝した初場所から一夜明けてリモートでの会見に出席した大栄翔

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大栄翔三役以上7力士総なめ初V、千秋楽16・7%

八角理事長(手前)から優勝賜杯を受け取る大栄翔(撮影・鈴木正人)

24日にNHK総合で放送された大相撲初場所千秋楽の世帯平均視聴率(関東地区)が午後3時5分から115分間が10・2%、同5時から60分間が16・7%だったことが25日、ビデオリサーチの調べでわかった。

西前頭筆頭の大栄翔(27=追手風)が、2敗の単独トップで迎えた千秋楽、勝てば優勝の隠岐の海戦を制し13勝目を挙げ初優勝。埼玉県勢では初、追手風部屋勢でも初めての優勝を果たした。今場所は新型コロナウイルス関連で横綱白鵬ら15人の関取が休場、横綱鶴竜も腰痛で不在。綱取りに挑んだ大関貴景勝は左足首を負傷で途中休場。そんな中、大栄翔は三役以上の7力士を総なめにした場所で悲願を達成した。

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翠富士が技能賞「肩透かしだけと思われないように」

翔猿(右)を肩すかしで破る翠富士(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館

西前頭14枚目の翠富士(24=伊勢ケ浜)が得意の肩透かしで翔猿(28=追手風)を下し、9勝目(6敗)。新入幕で技能賞を獲得した。

翠富士は場所前、「三賞を目標にしたい」と公言。有言実行となった。「すごくうれしいです。予定では10番勝って、敢闘賞が欲しかったですが、1番少なかった」と苦笑いを見せた。今場所は肩透かしで5勝。「肩透かしだけ、と思われないようにしたい。来場所も頑張ります」。静岡県出身では戦後5人目の幕内力士は、さらに技を増やしていく意向を示した。

技能賞を受賞した翠富士(代表撮影)

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熱海富士デビュー2場所で序ノ口V 決定戦を制す

優勝決定戦を制し序ノ口優勝した熱海富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館

熱海富士(18=伊勢ケ浜)は、序ノ口6勝1敗の3人による決定戦を制して優勝。昨年11月の前相撲デビューからわずか2場所目で1冠目を得た。

東序ノ口25枚目の熱海富士は、本割で敗れた荒馬(24=伊勢ノ海)を押し出し、東照錦(22=錦戸)を寄り倒して初優勝。「1勝目で緊張がほぐれて、2番目は自分の相撲を取れた」。兄弟子の照ノ富士から「緊張しないでいけば大丈夫」と言われ、「それで気合が入った」と振り返った。今春に卒業式を控える高校3年生は「来場所も、その次も優勝して、関取になりたい」と力を込めた。

序ノ口優勝の熱海富士(代表撮影)

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諏訪魔5度目防衛「芦野またやろうぜ。待ってるぞ」

防衛に成功しポーズを決める諏訪魔(撮影・滝沢徹郎)

<全日本:後楽園大会>◇24日◇東京・後楽園ホール

3冠ヘビー選手権は第63代王者諏訪魔(44)が、挑戦者の芦野祥太郎(31)に勝利し、5度目の防衛に成功した。

13歳下の若手の挑戦を退けた。序盤から左足を集中的に狙う芦野の作戦に苦しめられた。レフェリーに「ギブアップか」と聞かれるも首を縦に振らず、観客の拍手に後押しを受け、ロープをつかみ、回避した。力と力のぶつかり合いは26分に及び、諏訪魔がバックドロップホールドを決め、ようやく決着を付けた。「芦野、お前のハートが一番俺は大好きだよ。足壊れちゃったけど俺はうれしい。またやろうぜ。それまで三冠のベルトをずっと巻いているからな。待ってるぞ」とコーナーに座り込む芦野に言葉をかけた。

デビュー17年目を迎えたが、若手には、まだまだ負けられない。今月3日に行われた4度目の防衛戦では青柳優馬の史上最年少の三冠ヘビー級王座と5冠獲得を阻止。「まだまだ伸びしろがある」とエールを送った。この日勝利した芦野にも「今年は次世代の若い力が出てくると思う。その中でも気持ちが強くて、これから三冠ヘビーや世界タッグを間違いなく取る人間」と評価。若手の実力を認めながらも、ベルトを守り、タイトルの重みを体で教えた。

昨年3月に同タイトル史上最多7度目の戴冠を果たした。その後コロナ禍で無観客試合を経験。納得のパフォーマンスができない中でも3冠ベルトだけは渡さなかった。「これを巻いたのが3月。緊急事態の中、1年間は王者であり続けたい」とさらなる防衛に意欲を見せる。試合後には43歳の佐藤耕平が名乗りを挙げた。「師匠でもある橋本真也も巻いたことのある強さの象徴のベルト。挑戦を受けていただきたい」。諏訪魔も「ものすごい強敵。実績も申し分ない」と承諾した。おじさんレスラー2人が、真っ向勝負で最強ベルトの価値を高める。

芦野祥太郎(上)にバックドロップを見舞う諏訪魔(撮影・滝沢徹郎)
試合後、挑戦者として名乗りを上げた佐藤耕平(奥)は諏訪魔と握手を交わす(撮影・滝沢徹郎)

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葛西純「修司が来ようが通過点」竹串突き刺し初防衛

ブラックめんそーれ(下)のマスクをはぐ葛西純(撮影・滝沢徹郎)

<全日本:後楽園大会>◇24日◇東京・後楽園ホール

GAORA TV チャンピオンシップは王者葛西純(46)が、挑戦者のブラックめんそーれを破り、初防衛に成功した。

反則裁定なしの「ハードコアルール」で行われた試合は、開始前からリングサイドにパイプ椅子が重ねられ、コーナーには長テーブルが立て掛けられた。葛西は、ゴングの瞬間から「シャ~、シャ~」と叫びながら場外で逃げ回る相手に「びびってんじゃねぇかよ」と先制“口撃”。中盤、前回同様に大量の竹串を取り出したが、マスク姿の相手にうまく刺さらず。怒りを爆発させた葛西は「マスクを被っているから刺さらないんだよ」と剥ぎ取り「中島洋平」の素顔をさらし、脳天に突き刺した。その後パイプ椅子での殴り合いを制し、垂直落下式リバースタイガードライバーで3カウントを奪った。

3日のヨシタツ戦に続く連勝に「全日本プロレス、王道を名乗っている割には2人ともたいしたことないな。王道というのは何でもできるんじゃねえのか」と言いたい放題。電流爆破や凶器で体中傷だらけの葛西は、次戦にデスマッチを希望した。挑戦者を求めると、経験のある石川修司がリング上に。「お前とやれるのは俺しかいない。全日本はデスマッチ団体じゃねえ。最高の痛みを与えてやる」との挑発に「ようやくこの時が来た。でも俺にとっては修司が来ようが通過点でしかない」と返した。

「これからもどんどん防衛して葛西の色に染めてやる」。言いたい放題のこの男の暴走はどこまで続くのか。王道の魂が宿る石川との一騎打ちが注目される。【松熊洋介】

ブラックめんそーれ(手前)を垂直落下式リバースタイガードライバーで仕留める葛西純(撮影・滝沢徹郎)

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岩本煌史4度目防衛「先頭切って」新たな歴史作る

阿部史典(下)を孤高の芸術で仕留める岩本煌史(撮影・滝沢徹郎)

<全日本:後楽園大会>◇24日◇東京・後楽園ホール

ジュニアヘビー級選手権試合は、第53代王者岩本煌史(30)が、阿部史典(26)に勝利し、4度目の防衛に成功した。

プロレスの基礎を学んだスポルティーバ時代の後輩にベルトを渡さなかった。終盤勝負に出た阿部の連続技を次々と返し、逆転。最後は必殺技の孤高の芸術をさく裂させて3カウントを奪った。わずか13分の戦いだったが、試合後は両者とも立ち上がれないほど疲労困憊(こんぱい)。岩本は寝たままの状態で手を差し伸べ「ありがとう。またやろう」と語りかけ、握手を交わした。「今まで何十回、何百回と戦ってきて、今日が最高だったし、まだまだ伸びると思う」と後輩をたたえた。

昨年7月の戴冠後、4度目の防衛戦。「毎回嫌だね」と話す。偉大な先輩たちが巻いてきたベルトに「下手な試合はできない。緊張感を持ってやらないと」とプレッシャーを感じるという。それでも若手を引っ張る立場として「みんなで歴史をつくり上げていくために、自分が先頭を切ってやっていきたい」と覚悟を見せた。

次期挑戦者には海外でも活躍するCIMAが名乗りを上げた。岩本は「世界のCIMAだし、光栄。いつでもいいですよ。俺の土台になってもらう」と受けて立つ。世界ジュニア王者として、ベルトの価値を上げるためにも負けるわけにはいかない。

防衛に成功た岩本煌史はベルトを指さしポーズ(撮影・滝沢徹郎)

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本間「2・99999だろ」内藤に敗れ1位遠のく

内藤(右)にブレーンバスターを決める本間(撮影・中島郁夫)

<新日本:後楽園大会>◇24日◇東京・後楽園ホール

本間朋晃(44)が“単独1位”のチャンスを逃した。今シリーズでシングルマッチの挑戦表明をしている内藤哲也(38)にジャックナイフ式ビ固めで丸め込まれて敗れた。本間自身は「2・99999だろ」とレフェリーに詰め寄ったが、判定は変わらず、リングをたたいて悔しがった。

前日イリミネーションマッチで勝利し、辻に次ぐ単独2位の評価を受けていたが、敗戦で1位が遠のく結果となった。それでも「このシリーズまだ試合はある。このままでは終わらねえぞ。1番に上り詰める」と前を向いた。

タッグ戦ではあるが、今シリーズでは内藤と6試合戦ってわずか1勝。それでも試合を重ねるごとに、得意のこけしロケットや小こけしの成功率も上がり、内藤の意識も変わってきた。今まで本間の挑発に見向きもしなかったが、最近では目の色を変えて殴りかかるシーンも見られるようになった。敗れた試合後には素直に負けを認めるなど、明らかに候補の1人として視界に入ってきた。

試合後には内藤から「今日の動きは良かったし、気迫も感じられたよ」と上から目線ながら高評価を得た。「お前とやって勝つ。ただそれだけだ」。何度倒れても“こけし”は起き上がり、上だけを目指す。

本間(右)にネックロックを決める内藤(撮影・中島郁夫)

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天山広吉「試合する気あんのか」無効試合にブチギレ

O・カーン(右)にモンゴリアンチョップを浴びせる天山(撮影・中島郁夫)

<新日本:後楽園大会>◇24日◇東京・後楽園ホール

天山広吉(49)がブチギレた。前日と同様に小島聡と組んで、O・カーン、オスプレイ組と対決。途中で相手2人が椅子をリングに持ち出し、わずか3分39秒で無効試合となった。

4人の殴り合いは終了のゴングが鳴っても収まらず、しばらく続き、2日連続で大荒れの試合に。天山は「こんなの試合ちゃうぞ。お前ら試合する気あんのか。殴ったろか」とぶちまけた。

前日の試合は自らが椅子を持ち出し、反則負け。試合後も天敵O・カーンを殴り続けたが、納得がいかず「1000倍返しだ」と話していた。この日はO・カーンがいきなりレフェリーを場外に放り投げ奇襲攻撃を仕掛けた。のど元を踏み付けられた天山はヘッドバットなどで応戦したが、その痛めた首を狙われるなど防戦一方。ほとんど攻撃できずに終了した。「やり足らなかった。何もできなかった」と悔しさをあらわにした。

25、27日も同カードが組まれており、30日愛知大会ではシングルマッチで激突する。「明日(25日)もやるけど、ボコボコにするで、ホンマに。シングルマッチとか関係ない、その前に倒してやる。バカタレが」。怒りの収まらない天山だが、このまま消化不良の試合を続けるわけにはいかない。

天山(左)にモンゴリアンチョップを浴びせるO・カーン(撮影・中島郁夫)

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棚橋弘至「巡り合え感謝」鷹木信悟への“愛”語る

BUSHI(下)からテキサス式四つ葉固めでギブアップを奪う棚橋(撮影・中島郁夫)

<新日本:後楽園大会>◇24日◇東京・後楽園ホール

棚橋弘至(44)が、ライバル鷹木信悟(38)への“愛”を語った。6人タッグでの試合に勝利後、敗れた鷹木に対し「今この時期、このタイミングで巡り合えたことを感謝します」とコメント。初挑戦となるNEVER無差別級のタイトルマッチ(30日、愛知)まで1週間を切ったが「ここ数年にないくらい充実している。(この期間が)もっと長く続けばいいのに」と心境を明かした。

試合ではにらみ合い、エルボー合戦を繰り広げるなど、常に闘志むき出し。17日の今シリーズ開幕後からお互いに挑発を続けてきたが「俺が引き出されたのかな」と闘志の源はライバルの存在にあると気付いた。さらに「鷹木選手の力量はチャンピオンとしてふさわしい。他団体でもチャンピオンになって、何たるかを知っている」と実力も認める。

試合終了後には、飯伏、ワトと一緒に、涙した18日以来のエアギターを披露。集まった観客への感謝も忘れなかった。「鷹木選手がイメージする以上の棚橋で名古屋に行ってきます。1週間後、チャンピオンになる姿を楽しみにしていてください」。ライバルとファンへの愛を30日、最高のパフォーマンスで表現する。

エアギターを奏でる左から棚橋弘至、マスター・ワト、飯伏幸太(撮影・中島郁夫)

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広報部長「感染者ゼロへ…を通達」はや春場所見据え

芝田山広報部長(2020年4月3日撮影)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館

コロナ禍で開催された初場所を完走した。日本相撲協会は、本場所直前に約900人の協会員を対象にPCR検査を実施。感染や感染者との濃厚接触の可能性があるなどとし、力士65人を含む計83人の協会員の全休を決定した。協会は出場する力士ら協会員に感染者が出た場合、開催途中での中止も視野に入れるなどして有観客で開催。出場する協会員からの感染者を出すことなく15日間を終えた。

協会トップの八角理事長(元横綱北勝海)は「お客さんに協力してもらったからこそ、15日間無事にやってこれた。力士も行司も呼出も床山も、親方衆も、その家族も頑張ってくれた。医療従事者にも感謝」と感謝の言葉を並べた。協会は各部屋に、定期的に感染対策を通達するなどしてきた。同理事長は「大相撲だけが苦しいわけではなく世の中がそう。ルールに従って皆でやっていかないと」とあらためて引き締めた。

協会は3月の春場所の大阪開催に向けて準備を進めている。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「感染者ゼロに向けて努力していきましょう、という通達をきょう各部屋に出します」と説明。息つく暇もなく、次の本場所開催を見据えた。

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朝乃山が大関対決制す「来場所につながる相撲を」

正代(右)を土俵際へ押し込む朝乃山(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館

大関朝乃山(26=高砂)自身初のかど番場所を白星で締めた。右を差すことはできなかったが、逃げる正代をはず押しで攻め続けて押し出した。

「来場所につながる相撲をと思った。相手が逃げる方に出られた」と納得の一番。今場所はかど番ながら優勝争いに加わり「初のかど番ということは考えずに自分の相撲を取り続けた。それが結果につながった」と無心で土俵に上がっていた。

懸賞を手にする朝乃山(撮影・小沢裕)

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八角理事長、初V大栄翔は「勢いあった」精進を期待

大栄翔(左)に賜杯を渡す八角理事長(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館

2敗で単独トップに立っていた平幕の大栄翔(27=追手風)が、隠岐の海(35=八角)を突き出して初優勝を遂げた。これで6年連続で初場所は初優勝者を輩出。また昨年初場所から、6場所連続で優勝力士の顔触れが変わるという、引き続き戦国時代真っただ中を象徴する大栄翔の優勝でもあった。

協会トップの八角理事長(元横綱北勝海)は「やっぱり勢いがあった。躍動感というかね。昨日から(前半戦の勢いに)戻った。その前は動きに、ぎこちなさもあったけど、昨日から開き直ったのか、今日も立ち合いが良かった」と評価。この日の相手は愛弟子で、立ち合いの変化など小細工のない隠岐の海だったことには「(隠岐の海は)自分も勝ち越しがかかっていた一番で真っすぐに行った。勝負も大事だけど、この姿勢も大事」とほめた。

15日間の大栄翔の総評については「(初日から)3大関に全勝して、そのへんでホッとしないで連勝して勢いに乗った。いい立ち合いの感覚のまま、その立ち合いをすればいい相撲が取れると信じていた。連勝も内容がいい」と優勝力士をたたえた。

今後については「この勢いの相撲を毎場所、取り続けるのは難しい。もっと圧倒するように強くしていくしかない。今場所の集中力を磨くこと。精神的に強くなるには稽古しかない」と、さらなる精進を期待した。

隠岐の海(左)を激しく攻める大栄翔(撮影・河田真司)

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八角理事長、無事に初場所を完走「本当に感謝」

八角理事長(右)から賜杯を受け取る大栄翔(代表撮影)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館

場所前に、新型コロナウイルスの感染者や濃厚接触者が出たことで、大量の休場者を出しながら、何とか無事に場所を完走した。協会トップの八角理事長(元横綱北勝海)は、医療従事者や協会員、来場者に感謝の意を示した。

協会あいさつでも、来場者へ「力士は今場所も、皆さまの心のこもった拍手による応援を直に感じ、立派に土俵を務めてくれました」などと述べていた同理事長。報道陣も電話取材に応じ「お客さんに協力してもらったからこそ15日間、無事やってこれた。本当に感謝しています。力士も行司も呼出も床山も、そして親方衆も、その家族もよく頑張ってくれてはじめて15日間できた」と協会員をねぎらった。さらに「お客さま第一。そして医療従事者に感謝です。協力がなければ出来なかった」と謝意を示し、今後についても「大相撲だけが苦しいわけではなく世の中がそう。ルールに従ってみんなでやっていかないと」と難局を乗り越える覚悟を示した。

協会あいさつで土俵に上がる、前列左から照ノ富士、朝乃山、八角理事長、正代、隆の勝、後列左から高安、御嶽海(撮影・河田真司)

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審判部長「当然」照ノ富士の春場所での大関とり明言

大栄翔(左)に優勝旗を渡す伊勢ケ浜審判部長(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館

関脇照ノ富士が、春場所での大関とりへ勢いをつけた。右上手を取って明生の動きを止め、左を差して豪快なすくい投げで11勝目。白星が条件だった技能賞を獲得し「良かったと思う。うれしいです」と話した。先に獲得を決定させていた大栄翔と翠富士に続く獲得となり、史上初となる3人の技能賞獲得を演出した。

小結だった昨年11月場所で13勝し、計24勝。大関昇進の目安「三役で3場所33勝」に9勝と迫った。伊勢ケ浜審判部長は、春場所が大関とりの懸かる場所になることを明言。内臓疾患や両膝の負傷により、大関から序二段にまで番付を落とした苦労人が、再び大関の座を射止めようとしている。「来場所も1日一番集中したい」と引き締めた。

明生(右)をすくい投げで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)

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大栄翔の初優勝に母恵美子さん涙「親孝行な息子」

大栄翔の初優勝に喜ぶ母恵美子さん(左)と兄一直さん(右)(撮影・沢田直人)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館

西前頭筆頭の大栄翔(27=追手風)が初優勝を果たした。勝てば優勝、敗れれば決定戦に持ち込まれる可能性もあった大一番で、隠岐の海を突き出して13勝目。埼玉県出身では初、追手風部屋としても初めての優勝となった。

   ◇   ◇   ◇

埼玉県出身の力士として初めての優勝を果たした大栄翔の家族は、テレビ画面越しで歓喜の瞬間を見届けた。母恵美子さんと兄一直さんは24日、埼玉県朝霞市内の飲食店でテレビ観戦した。十分な感染対策をとりつつ、後援者や地元のファンが15人集まり、優勝決定時と賜杯を受け取ったときには万歳三唱が起こった。

取材に応じた恵美子さんは、息子の快挙について問われると10秒ほど言葉を詰まらせ「親孝行な息子です」と涙を流した。「今まで努力は惜しまないと思っていたので、いずれは、幕内優勝してくれると期待はしていましたが、こんなに早くこういう時期が来るとは夢のようですね」と感慨深げに話した。

一直さんは「まさかこんなに活躍できる力士になるとは夢にも思っていなかったのと、すごいうれしいというのが率直な今の気持ちです。コロナ禍で会うことはできないですが、もし会うことができたら、『よく頑張ったね』と言ってあげたいと思います」と話した。

大栄翔は今後、大関候補としての期待もかかる。恵美子さんは「まだ上の番付があるので一歩ずつ進んでくれればいいと思います」とエールを送った。

八角理事長(右)から賜杯を受け取る大栄翔(代表撮影)
大栄翔(中央)の1歳の誕生日を祝う兄一直さん(左)と母恵美子さん(右)(家族提供)
家族でディズニーランドに遊びに行った際に兄の一直さんと写真を撮る5歳の大栄翔(左)(家族提供)

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理事長「コロナ禍でも工夫すればナンボでも出来る」

協会あいさつに臨む八角理事長(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館

西前頭筆頭の大栄翔(27=追手風)が初優勝を果たした。勝てば優勝、敗れれば決定戦に持ち込まれる可能性もあった大一番で、隠岐の海を突き出して13勝目。埼玉県出身では初、追手風部屋としても初めての優勝となった。

   ◇   ◇   ◇

八角理事長(元横綱北勝海)「大栄翔は勢い、躍動感があった。3大関に全勝してもホッとせず、いい立ち合いの感覚のまま勢いに乗った。内容も良く(自分を)信じて取っていた。コロナ禍で稽古を積むのも難しい中、やり方は工夫すればナンボでも出来る。来場所は横綱も出てくるわけだから期待したい」。

八角理事長(右)から内閣総理大臣杯を受け取る大栄翔

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右拳負傷のぱんちゃん璃奈が2、3月の興行を欠場

2月のREBELS最終戦と3月のKNOCK OUTの欠場が発表された人気女子キックボクサーぱんちゃん璃奈

昨年11月の試合で右拳を負傷した人気女子キックボクサーぱんちゃん璃奈(26=STRUGGLE)は2月28日のREBELS最終興行、および3月13日の新生KNOCK OUT興行を欠場すると24日、発表された。

昨年11月の元ミネルヴァ・ピン級王者MARI戦で痛めた右拳は右指伸筋腱(けん)脱臼と診断されて手術を受けたぱんちゃんについて、REBELSとKNOCK OUTの宮田充プロデューサーは「本人から出場したいとの意思をもらっていたが、なかなか負傷の回復に時間を要している。ぱんちゃん選手には負傷が完治しなくても出場したいと意思を示されたが、ここで焦って試合することで無理はしてほしくないという考え」と発表した。

10年間の歴史に幕を閉じるREBELSを統合し、新たにスタートする新生KNOCK OUTでも躍進が期待されるぱんちゃんだけに、同プロデューサーは「まずケガを治してベストのコンディションで出てもらうのが良いのではないか。4月25日のKNOCK OUTの後楽園大会を目指してほしい」と期待を寄せていた。

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“地味キャラ”大栄翔テッポウで大きな手鍛え初賜杯

優勝インタビューで笑顔を見せる大栄翔(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館

西前頭筆頭の大栄翔(27=追手風)が初優勝を果たした。勝てば優勝、敗れれば決定戦に持ち込まれる可能性もあった大一番で、隠岐の海を突き出して13勝目。埼玉県出身では初、追手風部屋としても初めての優勝となった。3度目の殊勲賞、初の技能賞も獲得。“地味キャラ”とも呼ばれた実力者が、両横綱不在、綱とりに挑んだ大関貴景勝が不振となった場所で主役を張った。初場所は6年連続で初優勝力士誕生となった。

   ◇   ◇   ◇

歓喜の瞬間を迎えても、険しい表情はあえて崩さなかった。大栄翔の顔は、自身の赤い締め込みのように紅潮したまま。勝ち名乗りを受けて花道に引き揚げると、師匠の追手風親方(元前頭大翔山)が待っていた。「うれしさよりも緊張感があった。(師匠に)『おめでとう』と言われてうれしかった」。張り詰めていた感情の糸が、緩んだ瞬間だった。

勝てば優勝が決まる大一番で、会心の相撲を見せた。立ち合いから隠岐の海の差し手をはね上げ、左右ののど輪で一方的に引かせた。「自分の相撲を取りきるしかない。迷いなくいった」。初日から7日連続で役力士を破った突き押しは、千秋楽も健在だった。

脚光を浴び続ける相撲人生ではなかった。むしろ、実績の割には地味な印象が先行していたかもしれない。同部屋には幕内屈指の人気を誇る遠藤がいて、仲のいい貴景勝や、同学年の朝乃山は看板力士に成長。身近な存在が先を行くことが多かった。新十両会見では師匠の追手風親方に「声をもっと張れよ」と怒られるなどシャイな一面もあるが、地道に稽古を重ねる我慢強さはあった。

高校相撲の名門、埼玉栄高でレギュラーをつかんだのは3年で、2年までは補欠でちゃんこ番。同校相撲部の山田道紀監督は「文句を言わず黙々と稽古していた。芯が強い。控えの後輩の教材になっていた」と振り返る。「うちは弱い子にはテッポウをさせる。大栄翔もずっとテッポウをやっていた」と同監督。地道にテッポウ柱を打ち続けた手のひらは分厚い。もともと手は大きく、中2でサイズの合う手袋がなくなった。母恵美子さんによると、古い友人に「キャッチボールの時はグローブがいらないね」とからかわれたことも。突き押しの威力は大きな手を介して確実に伝えた。

自身を含めて関取6人を誇る部屋では、稽古相手に不足はなかった。感染対策で出稽古が禁止され、調整の難しさを漏らす関取もいる一方で「恵まれていると思う。(突っ張りの)回転の良さは申し合いで積み重ねることが大事なので」。コロナ禍だからこその“アドバンテージ”が生きた。

昨年は全5場所で優勝力士が異なり、新年最初の場所も6年連続で初優勝力士が誕生した。“戦国時代”まっただ中の角界で、大関昇進の期待もかかる。「期待に応えられるように頑張りたい」。資質は証明済み。磨いた突き押しの威力を、これからも信じ続ける。【佐藤礼征】

<大栄翔アラカルト>

◆埼玉初 埼玉県出身の力士では初めて。他に優勝がないのは宮城、福井、岐阜、静岡、滋賀、京都、和歌山、島根、徳島、宮崎、沖縄で11府県。

◆平幕優勝 昨年7月場所の照ノ富士以来、平成以降では13例目。

◆アベック優勝 十両で同部屋の剣翔が優勝。幕内、十両のアベックVは05年九州場所の高砂部屋(幕内朝青龍、十両闘牙)以来。1場所15日制が定着した49年夏場所以降では19例目。

◆埼玉栄高 豪栄道、貴景勝に続いて3人目。

◆平成生まれ 照ノ富士、御嶽海、貴景勝、朝乃山、正代に続き6人目。

大栄翔(左)は隠岐の海を突き出しで破り幕内優勝を決める(撮影・小沢裕)
隠岐の海(後方左)を突き出しで破り幕内優勝した大栄翔(撮影・鈴木正人)
隠岐の海(左)を激しく攻める大栄翔(撮影・河田真司)
花道を引き揚げる大栄翔(撮影・鈴木正人)

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押し相撲を貫いた初V大栄翔は立派/大ちゃん大分析

大栄翔(左)は隠岐の海を突き出しで破り幕内優勝を決める(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館

見事な大栄翔の優勝だ。立派としか言いようがないな。小細工しない隠岐の海が相手とはいえ、重圧がかかる中、迷いなく突き放す相撲が取れたのは、精神的にも揺らぎがなかったということ。ムラがありがちな押し相撲で15日間、自分の相撲を貫き通せたのは本当に立派だ。今場所は三役以上が全員、勝ち越した。ある意味、レベルが高い場所で、平幕の優勝は価値がある。

大栄翔の優勝にケチをつけるつもりは全くないが、一方で横綱不在の影響が浮き彫りになったともいえるだろう。初場所は6年連続らしいが、初優勝が多すぎる。優勝者の顔ぶれがコロコロ変わるのは本来、最上位である横綱がドッシリ構えて、にらみを利かせていないからだ。出場しないようでは話にならない。日替わりならぬ“場所替わりヒーロー”が出るのは、番付社会で本来、あるべき姿ではないと思う。やっぱり横綱には壁になってほしい。その横綱を脅かす大関陣の中からも、早く次代の横綱が誕生してほしい。(元大関朝潮・日刊スポーツ評論家)

八角理事長(手前)から内閣総理大臣杯を受け取る大栄翔(撮影・鈴木正人)
優勝インタビューを終え、しばらく天を仰ぐ大栄翔(撮影・河田真司)

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