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勅使河原弘晶が判定初防衛「勝って反省できた」

勅使河原(左)は初防衛も苦戦に輪島功一会長からはお叱り(撮影・河合香)

<ボクシング:WBOアジアパシフィック・バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇8日◇東京・後楽園ホール

 同級王者勅使河原弘晶(27=輪島功一)が初防衛に成功した。同級7位ジェイソン・カノイ(27=フィリピン)との対戦。初回から攻勢を仕掛けるも再三パンチをもらい、互角の展開になった。6回に左ボディーからチャンスをつかむもダウンを奪えず。その後も反撃も浴びて判定となったが、2~4ポイント差の3-0でベルトを守った。

 勅使河原は初回に右ストレートを3発もらい、「1分ぐらい意識もうろうとなった。ボディーも効かされていた。悔しくて悔しくて。自分にカツを入れながら戦っていた」という。カノイは世界王者井上のスパーリング・パートナーを務め、過去36戦で1度もKO負けがない。「ボディワークもいい」と、このタフな相手に苦しめられた。

 前日計量の際に、カノイから食べていたゆで卵を1個もらった。「いいやつだなと。優しさが出てしまった。ゆで卵でやられました」と笑った。昨年10月に29年目でジムにとって初の王者になった。「身に染みたが、勝って反省できたのでよかった」と胸をなで下ろした。輪島会長も「欲がない。相手が怖くてもいかないと。勇気がなかった」と厳しかった。

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白鵬まわしとるための「円」が勝因/大ちゃん大分析

白鵬(右)が上手投げで貴景勝に勝利する(撮影・奥田泰也)

<大相撲春場所>◇11日目◇20日◇エディオンアリーナ大阪

結びの一番は両者ともに気迫を込めた、いい相撲だった。白鵬の勝因は動きの中で、まわしを取れたことに尽きる。その一点に神経を集中していた。

押しては引き、突いてはいなしの応酬だったが、白鵬の対処がうまかった。前日、貴景勝に負けた鶴竜は「線」の動きしか出来なかったが、白鵬は押し込まれては円運動を描く、の繰り返しで回り込みながら距離を保った。全てはまわしをとるため。一瞬のスキを逃さず右を差し込み、左上手も引きつけた。ここで慌てず一呼吸置いたことで、貴景勝の相撲からは考えにくいが万が一の、すくい投げのリスクも回避。万全を期しての投げで仕留めた。相手に背後を取られた連日の相撲に続き、この日も運動神経の良さが際だった。貴景勝は、上位陣にだんだんと相撲を覚えられてきている。精いっぱいの相撲は取ったが、まだまだ勉強の余地はありそうだ。(日刊スポーツ評論家・高砂浦五郎=元大関朝潮)

白鵬(手前)に上手投げで敗れる貴景勝(撮影・河田真司)

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逸ノ城「思った通りの相撲を取れた」巨漢対決制す

碧山(右)をはたき込みで破る逸ノ城(撮影・河田真司)

<大相撲春場所>◇11日目◇20日◇エディオンアリーナ大阪

逸ノ城が碧山との1敗対決を制した。体重は自身が幕内1位の226キロ、碧山が同3位の198キロ。合わせて424キロの巨漢対決を、はたき込みで制した。

逸ノ城の母国モンゴルの英雄チンギスハンが、13世紀に侵攻を止められたのが碧山の母国ブルガリア。逸ノ城は「初めて知りました」というが“天下取り”へ歴史上のカベを乗り越えた。「思った通りの相撲を取れた」と笑顔だった。

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豪栄道2敗死守 逆転Vへ後輩の貴景勝戦連勝狙う

千代大龍(左)を押し出しで破る豪栄道(撮影・河田真司)

<大相撲春場所>◇11日目◇20日◇エディオンアリーナ大阪

豪栄道が当たりが強い千代大龍を、立ち合い左を張って下がることなく押し出した。

「立ち合いで起こされないよう注意した。まともに当たると持っていかれるんで」と言い「踏み込みが良かったんで、その後は自然と体が動いた」と満足そう。白鵬とは2差だが、まだ直接対決がある。12日目は埼玉栄高の後輩で、大関とりの貴景勝戦。先場所は千秋楽で鮮やかに押し出した。「しっかり自分の相撲をとって、勝ちにつなげたい」と再現を狙う。

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白鵬、封印中のかち上げ解禁で貴景勝ぶん投げカベに

立ち会いで貴景勝(右)をかち上げる白鵬

<大相撲春場所>◇11日目◇20日◇エディオンアリーナ大阪

横綱白鵬(34=宮城野)が、気迫を前面に出して大関とりの関脇貴景勝(22=千賀ノ浦)を寄せ付けなかった。横綱審議委員会(横審)からの苦言で、一昨年11月の九州場所を最後に、封印していたかち上げを解禁し、厳しく攻めた。負ければ世代交代を印象づける一番を豪快な上手投げで仕留め、全勝キープ。1敗は平幕の逸ノ城1人となり、42度目の優勝へ近づいた。

約1年4カ月ぶりに、白鵬が“伝家の宝刀”を抜いた。貴景勝の立ち合いの圧力を軽減させつつ、攻めの姿勢を貫くため、かち上げを解禁した。狙い通りに出はなをくじくと、相手得意の突き、押しにも冷静に対応。最後は得意の右四つから左上手投げで仕留めた。かち上げは横審に「美しくない」と苦言を呈された、左を張ってからの連続技ではない。胸から首もとを的確に狙った攻守一体、正統派の技で、その後の横綱相撲と合わせて一蹴。大きく息を吐く気迫全開で、次世代の扉を開かせなかった。

激しい内容にも「じっくりと見ていった。若いころは、あんな稽古をしていたけど激しいとは思わない」と、当然とばかりに胸を張った。1月の初場所では御嶽海、玉鷲、貴景勝に3連敗して14日目に途中休場。今場所は9日目から同じ順番で3人と対戦し、全員への雪辱が完了。「昨日は昨日、今日は今日。そして明日は明日」と、一番ごとの積み重ねと強調していた。

とはいえ今月5日には、二所ノ関一門の連合稽古に一門外から参加し、貴景勝を真っ先に指名した。17勝1敗と圧倒すると、玉鷲にも無傷の11連勝。雪辱への準備に余念はなかった。

今場所の新番付発表直後の2月末には、大関とりの貴景勝に対し「ちょっと邪魔してやろうかな」と、カベになることを宣言していた。実はこの言葉、元横綱千代の富士が、貴花田(後の元横綱貴乃花)との初対戦前に使ったもの。世代交代を許さない決意表明だったが、現実には千代の富士は敗れて引退。白鵬はその結末までは知らなかったが「有言実行だね」と不敵に笑う。平成最後の本場所でなお「白鵬時代」の盤石ぶりを示した。【高田文太】

貴景勝を破り、懸賞金を手にする白鵬(撮影・河田真司)
白鵬(手前)に上手投げで敗れる貴景勝(撮影・河田真司)

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貴景勝「負けたら何も」最強横綱白鵬の壁に阻まれる

支度部屋のテレビモニターを見つめる貴景勝(撮影・河田真司)

最強横綱の壁に阻まれた貴景勝は、取り乱すことなく次戦を見据えた。

気迫あふれる取組から一転、支度部屋では呼吸を整え、落ちついた口調で言葉を並べた。

「もう、明日(12日目)をどう戦うか。気迫とか相撲内容とか、勝った先の結果論の裏付け。負けたら何も言うことはない」。鶴竜を圧倒した10日目に続く横綱戦。まわしを狙う白鵬を突き放し、張り手やはたきにも耐えた。押し込んで俵に足をかけさせたが、左上手を奪われるとなすすべはなかった。

大関とりの命運は、大関戦の結果と内容が全てを左右する。昇進目安は10勝以上で、8勝3敗の残り4番は3大関と平幕1人の予定。「簡単にいかないことは重々分かっている。その中で自分の信念を貫きたい」。まずは12日目、1月の初場所で完敗を喫した豪栄道とのリベンジマッチ。「精神をつくり直すことが大事」と引き締めた。

白鵬(手前)に上手投げで敗れる貴景勝(撮影・河田真司)

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WWE女王アスカの次期挑戦者決定戦は4WAY形式

4月7日のレッスルマニア35大会での防衛戦が予定されるスマックダウン女子王者アスカ(C)2018WWE,Inc.AllRightsReserved

WWEスマックダウン女子王者アスカの次期挑戦者決定戦が26日、米コネティカット州アンカスビルのモヒガン・サン・アリーナで開催されることが19日(日本時間20日)、発表された。4月7日に控える年間最大の祭典レッスルマニア35大会(米ニュージャージー州イーストラザフォード・メットライフスタジアム)での挑戦者となり、マンディ・ローズ、ソーニャ・デビル、ナオミ、カーメラによる4WAY形式で行われることが決まった。

アスカは3月10日のPPV大会ファストレーンでローズとの防衛戦に臨んだ。敵セコンドにいたデビルが竹刀を取り出すためにまくったリングエプロンに足を滑らせたローズをハイキックで倒してフォール勝ち。2日後のスマックダウン大会には、ローズの盟友デビルの挑戦も受けると、今度はセコンドについたローズのまくったリングエプロンで足を滑らせたデビルを捕獲。必殺のアスカロックで絞めあげ、ギブアップ勝ちしていた。

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白鵬「激しいと思わない」かち上げ解禁で貴景勝下す

貴景勝を上手投げで下し懸賞金を手にする白鵬(撮影・清水貴仁)

<大相撲春場所>◇11日目◇20日◇エディオンアリーナ大阪

横綱白鵬(34=宮城野)が、気迫を前面に出して大関とりの関脇貴景勝(22=千賀ノ浦)を寄せ付けなかった。横綱審議委員会(横審)からの苦言で、一昨年11月の九州場所を最後に、封印していたかち上げを解禁し、厳しく攻めた。負ければ世代交代を印象づける一番を豪快な上手投げで仕留め、全勝キープ。1敗は平幕の逸ノ城1人となり、42度目の優勝へ近づいた。

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約1年4カ月ぶりに、白鵬が“伝家の宝刀”を抜いた。貴景勝の立ち合いの圧力を軽減させつつ、攻めの姿勢を貫くため、かち上げを解禁した。狙い通りに出はなをくじくと、相手得意の突き、押しにも冷静に対応。最後は得意の右四つから左上手投げで仕留めた。かち上げは横審に「美しくない」と苦言を呈された、左を張ってからの連続技ではない。胸から首もとを的確に狙った攻守一体、正統派の技で、その後の横綱相撲と合わせて一蹴。大きく息を吐く気迫全開で、次世代の扉を開かせなかった。

激しい内容にも「じっくりと見ていった。若いころは、あんな稽古をしていたけど激しいとは思わない」と、当然とばかりに胸を張った。1月の初場所では御嶽海、玉鷲、貴景勝に3連敗して14日目に途中休場。今場所は9日目から同じ順番で3人と対戦し、全員への雪辱が完了。「昨日は昨日、今日は今日。そして明日は明日」と、一番ごとの積み重ねと強調していた。

とはいえ今月5日には、二所ノ関一門の連合稽古に一門外から参加し、貴景勝を真っ先に指名した。17勝1敗と圧倒すると、玉鷲にも無傷の11連勝。雪辱への準備に余念はなかった。

今場所の新番付発表直後の2月末には、大関とりの貴景勝に対し「ちょっと邪魔してやろうかな」と、カベになることを宣言していた。実はこの言葉、元横綱千代の富士が、貴花田(後の元横綱貴乃花)との初対戦前に使ったもの。世代交代を許さない決意表明だったが、現実には千代の富士は敗れて引退。白鵬はその結末までは知らなかったが「有言実行だね」と不敵に笑う。平成最後の本場所でなお「白鵬時代」の盤石ぶりを示した。【高田文太】

白鵬(手前)に上手投げで敗れる貴景勝(撮影・河田真司)

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八角理事長「出足を止めたのが」白鵬の立ち合い評価

立ち合いで貴景勝(右)にかち上げを見舞い、間合いをとる白鵬(撮影・河田真司)

<大相撲春場所>◇11日目◇20日◇エディオンアリーナ大阪

大関昇進を目指す関脇貴景勝(22=千賀ノ浦)の前に、42度目の優勝を狙う横綱白鵬(34=宮城野)が立ちはだかった、熱戦の結びの一番を、協会幹部も高く評価した。

協会トップの八角理事長(55=元横綱北勝海)は、立ち合う前は「白鵬は、つかまえさえすればと思っているだろうが、そうは今場所(の貴景勝)はいかないか」と立ち合いに注目。取組後は、やはり勝負を分けたポイントととして立ち合いを挙げ「白鵬は貴景勝の最初の出足を止めたのが一番(の勝因)だろう」、右かち上げで突進を止めた白鵬の立ち合いを第1の勝因に挙げた。その後の流れ、攻防も「途中で腰が浮き気味になったが、うまくいなしている」と評価。優勝争いは1差で平幕の逸ノ城(25=湊)が追う展開だが「こうゆう元気な人に勝つと(優勝に向けて)よしっ! と思うだろうね」と胸中を察した。

正面土俵下で審判長として目を光らせた、阿武松審判長(57=元関脇益荒雄)は、立ち合う前の仕切り中からも白鵬から発せられる気迫を感じたそうだ。「何としても勝つという気迫が(仕切りから)ありました。突き起こされ、土俵際に持って行かれても、絶対に勝つという気持ちが見て取れました」という。審判という勝負を判定する立場上、細かい目線では取り口を見られないが「押されても押されても、まわしを取ることだけに集中していたのでしょう。細かい部分は見られないので軽はずみなことは言えませんが、今日の相撲は、こん身で当たった両者ともに素晴らしかった」とほめていた。

大相撲春場所11日目 白鵬(左)は貴景勝にかちあげをする(撮影・奥田泰也)

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白鵬全勝で首位、逸ノ城1敗守る/11日目写真特集

<大相撲春場所>◇11日目◇20日◇エディオンアリーナ大阪

42度目の賜杯を狙う横綱白鵬(34=宮城野)は大関昇進がかかる関脇貴景勝(22=千賀ノ浦)に勝利し全勝を守った。

1敗で追う前頭4枚目逸ノ城(25=湊)と前頭7枚目碧山(32=春日野)が対戦し、逸ノ城が下したはたき込み。

【全勝】白鵬

【1敗】逸ノ城、

【2敗】鶴竜、高安、豪栄道、琴奨菊、碧山

11日目の取組模様を写真で振り返ります。


石浦(6勝5敗)押し出し琴奨菊(9勝2敗)

琴奨菊(左)が押し出して石浦に勝利する(撮影・奥田泰也)

石浦(左)を押し出しでやぶる琴奨菊(撮影・清水貴仁)


朝乃山(7勝4敗)寄り切り竜電(8勝3敗)

竜電(右)が寄り切りで朝乃山に勝利する(撮影・奥田泰也)

朝乃山(右)を寄り切る竜電(撮影・清水貴仁)


嘉風(8勝3敗)叩き込み阿武咲(4勝7敗)

激しく張り手を繰り出す阿武咲(左)と嘉風(撮影・清水貴仁)

阿武咲(奥)をはたき込みで下す嘉風(撮影・清水貴仁)

嘉風(後方)がはたき込んで阿武咲に勝利する(撮影・奥田泰也)


碧山(9勝2敗)叩き込み逸ノ城(10勝1敗)

碧山(手前)をはたき込みで下す逸ノ城(撮影・清水貴仁)

逸ノ城(背中)がはたき込んで碧山に勝利する(撮影・奥田泰也)


魁聖(1勝10敗)引き落とし錦木(3勝8敗)

魁聖(右)を引き落としでやぶる錦木(撮影・清水貴仁)=2019年3月20日、エディオンアリーナ大阪


遠藤(4勝7敗)押し出し北勝富士(3勝8敗)

北勝富士(左)を押し出す遠藤(撮影・清水貴仁)

遠藤(左)が北勝富士を押し出しで破る(撮影・奥田泰也)


御嶽海(5勝6敗)押し出し大栄翔(5勝6敗)

御嶽海(右)が大栄翔を押し出しで下す(撮影・清水貴仁)

御嶽海(右)が大栄翔を押し出しで下す(撮影・清水貴仁)


高安(9勝2敗)突き落とし栃ノ心(6勝5敗)

高安(右)は栃ノ心を突き出しで下す(撮影・清水貴仁)

高安が栃ノ心を突き落としで勝利する(撮影・奥田泰也)


千代大龍(6勝5敗)押し出し豪栄道(9勝2敗)

千代大龍(左)を押し出しでやぶる豪栄道(撮影・清水貴仁)

豪栄道(左)が千代大龍を押し出しで勝利する(撮影・奥田泰也)


玉鷲(4勝7敗)引き落とし鶴竜(9勝2敗)

きわどい勝負も玉鷲(左)を引き落としで下す鶴竜(撮影・清水貴仁)

きわどい勝負も玉鷲(左)を引き落としで下す鶴竜(撮影・清水貴仁)

きわどい勝負も玉鷲(左)を引き落としで下す鶴竜(撮影・清水貴仁)

鶴竜(左)が引き落としで玉鷲に勝利する(撮影・奥田泰也)

鶴竜(左)が引き落としで玉鷲に勝利する(撮影・奥田泰也)


白鵬(11勝0敗)上手投げ貴景勝(8勝3敗)

白鵬(右)と激しい取り組みをみせる貴景勝(撮影・清水貴仁)

貴景勝(右)を上手投げで下す白鵬(撮影・清水貴仁)

貴景勝(右)を上手投げで下す白鵬(撮影・清水貴仁)

貴景勝(右)を上手投げで下す白鵬(撮影・清水貴仁)

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白鵬が貴景勝下し無傷11連勝、1敗逸ノ城 春場所

白鵬(右)と激しい取り組みをみせる貴景勝(撮影・清水貴仁)

<大相撲春場所>◇11日目◇20日◇エディオンアリーナ大阪

42度目の賜杯を狙う横綱白鵬(34=宮城野)と大関昇進がかかる関脇貴景勝(22=千賀ノ浦)の今場所の行方を占う一番は、白鵬が貴景勝を上手投げで下し無傷の11連勝。貴景勝は前日の鶴竜に続く連日の横綱撃破はならず8勝3敗となった。

横綱鶴竜(33=井筒)は前場所Vの関脇玉鷲(34=片男波)を引き落として9勝2敗。玉鷲は4勝7敗。

大関陣は豪栄道(32=境川)が前頭5枚目千代大龍(30=九重)を押し出して9勝2敗。千代大龍は6勝5敗。高安(28=田子ノ浦)と、かど番栃ノ心(31=春日野)の大関同士の一番は高安が突き落として8勝2敗。栃ノ心は6勝5敗。

前頭4枚目逸ノ城(25=湊)は前頭7枚目碧山(32=春日野)の1敗同士の一番は、逸ノ城がはたき込み10勝目。碧山は9勝2敗となった。

人気力士の前頭筆頭遠藤(28=追手風)は小結北勝富士(26=八角)を押し出し4勝7敗。北勝富士は3勝8敗。

優勝争いは全勝で白鵬、1敗で逸ノ城、、2敗で鶴竜、豪栄道、高安、碧山、前頭8枚目琴奨菊(35=佐渡ケ嶽)が続く。

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白鵬が大関とりの貴景勝下す、全勝守り横綱威厳示す

白鵬(右)と激しい取り組みをみせる貴景勝(撮影・清水貴仁)

<大相撲春場所>◇11日目◇20日◇エディオンアリーナ大阪

横綱白鵬(34=宮城野)が、大関とりの関脇貴景勝(22=千賀ノ浦)を破り、全勝を守った。1月の初場所では、14日目に休場する直前の13日目に対戦。敗れて優勝争いのトップから引きずり下ろされた因縁の相手だった。対戦前まで貴景勝は2敗。負ければ1差に詰まり、優勝争いが混戦となるところ、横綱の威厳を示すと同時に単独トップを守った。

場所前の今月5日には、二所ノ関一門の連合稽古に、一門外から参加した。真っ先に貴景勝を指名すると、最初の一番こそ押し出されたが、その後は17連勝。貴景勝を計17勝1敗と圧倒した。貴景勝は、連合稽古などで力を出し切っていないともいわれるが、この日の朝稽古で白鵬は「出していたと思う。それを上回った」と、自信にしていた様子だった。同時に、相撲界を引っ張っていく力士の1人であることを認め、今後の本人の努力次第で「違う景色が見えてくる」と、番付を上げていく可能性が十分あると語っていた。

先場所は11日目に御嶽海、12日目に玉鷲、13日目に貴景勝に敗れ、3連敗を喫した。今場所も9日目に御嶽海、10日目に玉鷲、この日の11日目に貴景勝と、同じ順番で対戦したが、きれいに全員を土俵に沈めた。先場所の3連敗が始まったのと同じ11日目に、リベンジ完了。平成最後の本場所も、世代交代を許さなかった白鵬が、歴代ダントツ、42度目の優勝へまた1歩前進した。

大相撲春場所11日目 白鵬(右)が上手投げで貴景勝に勝利する(撮影・奥田泰也)

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豊ノ島が負け越し決定「力んだかな」残り4日に全力

豊ノ島(左)をはたき込みでやぶる輝(撮影・清水貴仁)

<大相撲春場所>◇11日目◇20日◇エディオンアリーナ大阪

16場所ぶりに幕内へ戻った西前頭14枚目の豊ノ島(35=時津風)が、4日を残し負け越しが決まった。5日目からの連敗を前日10日目に「5」で止め、仕切り直しとして臨んだが、3勝8敗となった。

初顔の同13枚目の輝(24=高田川)と対戦。「中に入ってのもろ差し狙い」と明確にして踏み込んだが、相手もそこを封じにかかった。懐に潜り込もうとしたが、差されまいと左からの、おっつけなどで応戦された。なおも前に出ようとしたところで、両足がそろってしまう。体を開かれた輝にはたきこまれ、前のめりに両手がバッタリと着いた。

開き直って臨んだ前日から一転、この日は力みを感じた。「昨日、連敗を止めて(負け越しを)踏みとどまったから、何とか…と持って力んだかな。出番前から堅かったような気がする」。1度は頭から消した星勘定が、再び頭をもたげてきたのか。気持ちを整理しきれないまま臨んだ土俵だった。

12勝3敗で優勝次点と殊勲賞を勝ち取った16年初場所以来となる幕内での勝ち越しは、来場所以降にお預けとなった。「仕方ない。もちろん悔しいけど、長い相撲人生で何度も負け越しはあった。いちいち気にしてられない。特別な負け越しではないし、残り全部勝てば幕内残留もある。どんな結果に終わろうと、今場所を全うするだけです」。残り4日、全力投球の姿勢は変えない。

輝(左)が豊ノ島をはたき込みで勝利する(撮影・奥田泰也)

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戸沢が惜敗、ケネリス夫妻のコンビネーションに泣く

マイク・ケネリス(左)を攻め込む戸沢陽(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:205 Live大会>◇19日(日本時間20日)◇インディアナ州インディアナポリス・バンカーズ・ライフ・フィールドハウス

クルーザー級次期挑戦者決定トーナメントで初戦敗退していた戸沢陽が、マイク・ケネリスとのシングル戦にも惜敗した。

サッカーボールキックからセントーンをたたき込むと、ケネリスのスーパーキック、スーパープレックスを浴びた。負けじとシャイニングウィザードからミサイルキック、卍固め(オクトパスホールド)で絞めあげ、風車蹴りで追撃。チャンスを迎えたところで、敵セコンドのケネリスの妻マリアの介入を受けた。何とか得意技ダイビング・セントーンを繰り出したものの、攻め遅れの感は否めず、相手の両ヒザで迎撃されて大ダメージ。ケネリスの必殺のローリングカッターを食らって3カウントを許した。

なおクルーザー級次期挑戦者決定トーナメント決勝は、トニー・ニースがランニング・ニースでセンドリック・アレクサンダーに勝利。4月7日のレッスルマニア35大会(米ニュージャージー州)で王者バディ・マーフィーに挑戦することが決まった。

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レインズWWE日本公演参戦!女王アスカも出場予定

6月のWWE東京大会に参戦することが決まったローマン・レインズ(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

WWEロウに所属する前ユニバーサル王者ローマン・レインズが6月28、29日に東京・両国国技館で開催されるWWE日本公演に参戦することが20日、発表された。

昨年10月、白血病のために王座返上し、闘病生活していたが、今年2月にロウに登場し、病状回復を報告。敵対していたセス・ロリンズ、ディーン・アンブローズも和解し、3人ユニット「ザ・シールド」を復活させ、3月のPPV大会ファストレーンでは同ユニットで6人タッグ戦に出場。リング復帰していた。

既に同公演には、ブラウン・ストローマン、ロリンズ、フィン・ベイラー、ボビー・ラシュリー、ドリュー・マッキンタイア、アライアス、ボビー・ルード、チャド・ゲイブルが出場予定。また女子もアレクサ・ブリス、サーシャ・バンクス、ベイリー、ナイア・ジャックス、ナタリアらが来日予定。またスマックダウン女子王者アスカの出場も予定されている。

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リンチぶち切れ!フレアーと殴り合い展開 WWE

シャーロット・フレアー(左)を鉄拳制裁するベッキー・リンチ(右)(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:205 Live大会>◇19日(日本時間20日)◇インディアナ州インディアナポリス・バンカーズ・ライフ・フィールドハウス

4月7日の祭典レッスルマニア35大会(米ニュージャージー州)で3WAY形式ロウ女子王座挑戦を控えるベッキー・リンチ、シャーロット・フレアーがぶち切れの殴り合いを展開した。

両者はケビン・オーエンズがMCを務めるリング上でのコーナー「KO SHOW」にゲスト出演。オーエンズからロウ女子王者ロンダ・ラウジーの発言を引用され、抗争中の2人があおられると「これはKOSHOWだ! 意気込みを語ってもらおう」と番組が進行。立ち上がった両者がリング中央で向き合い「ベッキーをぶっ倒す」と意気込んだフレアーに対し、リンチは顔面殴打で返答した。完全にぶち切れた2人はそのまま馬乗りになって殴り合う乱闘に発展。止めに入るレフェリーや警備員にも暴行を加えてしまった。

安美錦6勝目で十両残留濃厚「残っちゃうの?」

大相撲春場所11日目・荒鷲対安美錦 上手な投げで安美錦(左)が荒鷲に勝利する(撮影・奥田泰也)

<大相撲春場所>◇11日目◇20日◇エディオンアリーナ大阪

西十両11枚目の安美錦(40=伊勢ケ浜)が、来場所の十両残留が濃厚となる6勝目を挙げた。なかなか手をつかない荒鷲にしびれをきらし、一呼吸置いた2度目の立ち合い。左に動いて上手を取ると、振り回した遠心力を生かして豪快に上手投げ。

前日10日目の黒星を引きずらず、6勝5敗と白星を先行させた。仮に残り4日間全敗でも、番付降下は3枚までが一般的で、十両に残留する星となった。

立ち合いで左に動いたが、安美錦は「相手が、なかなか仕切りで手をつかないので何だろうな、と思っていた。(相手が)変化してきても、差しにきても、と思っていたら、バチンと思い切り外から(上手を)取れた。相手が浮いたから『ここで、このまま決めるしかない』と思って、思い切り振ったのがよかった」と、奇襲ではなく、相手をよく見て下した末の判断が奏功したと振り返った。

関取衆最年長でも、相手との駆け引きもある中での立ち合いに際して緊張したという。「40歳にもなって、まだ緊張するのかと思う。『もういいだろう』『何十年やっているんだ』と、自分をディスっていた。それでスッとリラックスできた。やっぱり大事にいきたくなってしまう。(5日目から9日目まで)連勝していたし。勝ち負けじゃなく、思い切り相撲を取ろうと、踏ん切りがついた」と、心の内を明かした。

十両残留については「残っちゃうの? 残ることを目指してはいない。勝ち越しを目指して、最後までしっかりと取りたい」と話し、気を引き締めていた。

大相撲春場所11日目・荒鷲対安美錦 上手投げで荒鷲(右)を破る安美錦(撮影・奥田泰也)

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船井龍一が世界挑戦「ついに」プロ39戦目の苦労人

ワタナベジム歴代世界王者の写真パネルを背に自身の写真を掲げることを誓う船井(撮影・江口和貴)

ボクシングIBF世界スーパーフライ級1位船井龍一(33=ワタナベ)が米国で世界初挑戦する。

5月4日に米カリフォルニア州ストックトンで、同級王者ジェルウィン・アンカハス(27=フィリピン)のV7戦で挑戦する。20日に都内のジムで発表した。

船井は昨年11月に挑戦者決定戦で2回TKO勝ちし、世界挑戦権をつかんでいた。「ついに来たかという感じ。ここまで長かったようだが、ベストのタイミングだと思う」と気合を込めた。

海外に行ったのは、韓国釜山で合宿したことが1度だけしかない。「初の海外の試合で、それも米国と2つの夢をかなえるのが楽しみ」と意欲満々だ。

05年にデビューも4回戦で3敗など通算7敗している。17年に2度目の挑戦で日本王座を獲得すると開花し、昨年にはWBOアジア太平洋を王座も獲得。高1で入門してから18年目、プロ39戦目にして、世界のチャンスをつかんだ遅咲きの苦労人だ。

アンカハスは30勝(20KO)1敗2分のサウスポー。パッキャオの後押しを受けて16年に王座を獲得後、マカオ、オーストラリア、北アイルランドと海外で防衛し、17年にトップランクと契約して主戦場を米国に移した。前回は引き分けも6度目の防衛に成功した。

日本人選手として改元後の初の世界戦に「モチベーションが上がる」と喜ぶ。強敵が相手にも「右ストレートは強いと自信がある。泥臭く判定でも勝ちたいが、倒しきりたい」と、KOを狙っていく。

米国での世界戦が決まりワタナベジム渡辺会長(左)と記念撮影するIBF世界スーパーフライ級1位の船井(撮影・江口和貴)

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照ノ富士6連勝、土俵でにらまれ「いい度胸してる」

下村(右)を攻める照ノ富士(撮影・河田真司)

<大相撲春場所>◇11日目◇20日◇エディオンアリーナ大阪

ケガや内臓疾患のため、4場所連続全休し大関から西序二段48枚目まで番付を落とした照ノ富士(27=伊勢ケ浜)が、全勝対決で勝ち無傷の6連勝。復帰場所での全勝優勝に大きく近づいた。

この日の相手は、東序二段82枚目の下村(18=境川)。父は元幕内力士・常の山で、下村は今や角界の一大勢力となった埼玉栄高出身で、昨年11月の九州場所で初土俵を踏んだ有望株。先場所の序ノ口デビューは4勝3敗だったが、今場所はここまで5連勝で素材の良さを示してきた。

もっとも、稽古ができていないとはいえ、体力差や経験値の差は歴然。右で張って左を差すと、完全に右脇が開いた相手を圧倒。回り込もうとする下村を、最後は腹を突きだすように押し出した。

前回の5番相撲は35秒を要した。「前のように胸を出して行ったら膝が持たない」と、この日は4秒足らずで勝負を決めた。1番ごと「今日はコレをやろうと決めて出ている」と、テーマを決めており、この日は「危なくないような勝ち方をしようと思っていました」と膝に負担のかからない相撲と決めていた。前日の稽古後、ビデオで自分の姿を確認したが「完璧にはできない。腰も下ろしたつもりだけど下りてない。痛みがあるから」と実践度に不満は残る。それでも「みんな勝ちに来ている。先輩(として)の意地はあるけど、相手がザンバラだろうが土俵に上がったら、みんなお相撲さん」と、大関経験者という変なプライドは頭から離し、一番一番に集中できている。

この日の相手には「これで(相手にされるのは)2度目かな。オレも昔、よくやった」と土俵上で、にらまれたという。いい度胸してるな…と、その態度は好意的に受け入れたようで「彼のことを取り上げてよ。オレのことばかりでなくてさ」と報道陣に“取材の勧め”。「若い頃に(相手をにらむのは)よくやりましたか?」の問いかけに「若い頃? まだオレも若いよ。27歳だよ。ケガしているだけ」と気力も、なえていない。

復帰場所の土俵は、本割があと1番。序二段の6戦全勝が3人に絞られたため、7番相撲で勝っても、優勝決定戦の可能性がある。不安に思っていた本場所の土俵で、番数を重ねるごとに自信を取り戻りつつあるようだ。

記者の質問に答える照ノ富士(撮影・河田真司)

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貴景勝が鶴竜から初勝利 悪夢から1年で大関へ前進

鶴竜(手前)を引き落としで破る貴景勝(撮影・清水貴仁)

<大相撲春場所>◇10日目◇19日◇エディオンアリーナ大阪

関脇貴景勝(22=千賀ノ浦)が、三重の喜びで大関昇進へ大きく前進した。過去3戦3敗と、唯一勝ち星がなかった鶴竜を、自慢の押し相撲で圧力をかけた末に引き落とした。鶴竜から初勝利、6場所連続の勝ち越し、昨年休場した春場所での殊勲星。昇進目安の10勝以上へ期待感が高まる中、11日目は全勝の白鵬が相手。横綱連破で昇進をぐっと引き寄せる。

大関とりの期待を込められた座布団が、春場所の土俵に降ってきた。その土俵で勝ち名乗りを受けた貴景勝の表情は、勝敗を判別できないほど変化がない。「胸を借りるつもり」で挑んだ横綱戦。過去3戦3敗の鶴竜に初めて勝った。下からあてがわれ、のど輪で圧力を封じられても休まない。ついに引いた鶴竜になお圧力をかけ、最後は引き落として土俵に手をつかせた。愚直な突き押し相撲。「(最後は)脳みそがいい判断をしてくれた。自分のできることは少ない。始まったら夢中だった」。思考はシンプル。極限の集中状態に、雑念が入り込む余地はなかった。

1年前の地獄からはい上がってきた。「出場できるだけで感謝しないといけない」。右足の負傷により休場した昨年春場所で、最後に相撲を取ったのはこの日と同じ10日目。11日目以降は病院で取組を眺め「なにをやってんやろ」と、自分を情けなく思った。今場所は何かと大関とりを取りざたされるが、場所前はあえて「黒まわしをつけていた時のことを思い出したい」と、初心に帰った。

新十両を決めた3年前の大阪と、大関とりの大阪。「あまりそういう(大関とりの)場所とか自分でフォーカスしていない。毎場所が同じ気持ちだから」と平常心を強調した。

最強横綱に勝って昇進を手中に収めたい。大関昇進の目安は10勝以上だが、横綱を圧倒する内容は数字以上の価値を持つ。11日目は白鵬戦。「胸を借りるつもりで、しっかり準備をするしかない」。世代交代、昇進の機運が高まっている。【佐藤礼征】

貴景勝の対横綱戦

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宮原健斗が3冠V3、最高のレスラー2人もいらない

3冠ヘビー級王座3度目の防衛に成功した宮原健斗(撮影・高場泉穂)

<全日本:後楽園大会>◇19日◇東京・後楽園ホール

3冠ヘビー級王者宮原健斗(30)が、野村直矢(25)を退け、3度目の防衛を果たした。

初挑戦で宮原が持つ26歳11カ月の最年少記録更新を狙う野村に、エルボー連打などで詰められたが、右膝での強烈なブラックアウトで反撃。力を振り絞って粘る野村をがっちり抱え、シャットダウンスープレックスホールドで制した。

30歳初勝利をおさめ「ファンのみなさまは俺を含めて新時代だと思っているかもしれませんが、俺はとっくに宮原健斗時代を築いている。最高のプロレスラーは同じ時代に2人もいらない」と高らかに宣言。「いつチャンピオンになってもおかしくない」と野村の実力を認めつつも、自分との差を「ナルシシストさ」と指摘。「てめえらの力でこいよ」と若手勢に発破をかけた。

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