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近藤修司が波乱演出!世界Jr王者青木篤志を粉砕

青木に勝利しマイクパフォーマンスする近藤(撮影・鈴木正人)

<全日本:後楽園大会>◇13日◇後楽園ホール


 ジュニアのNO・1を決めるジュニア・バトル・オブ・グローリーが開幕し、Aブロックで、世界ジュニア王者青木篤志が、W-1の近藤修司に敗れる波乱があった。

 かつてともに戦い、13年に全日本を退団した近藤と青木は、互いに厳しい攻防を展開。近藤がパワーで押せば、青木は関節技で近藤を追い詰めた。終盤は、互いの意地をかけたバックドロップの応酬も見られたが、最後は近藤がキングコングラリアットで青木を粉砕した。

 近藤は「全日本プロレスは青木が勝つと思って、オレの試合をメインに組んだんだろうが、ハッピーエンドじゃなくてバッドエンドだよ。青木は強くなっているけど、オレ進化している。40歳になったけど、全盛期だ。オレが、もうこのブロック1位は決まりだろう。決勝で誰が来るのか楽しみにしているよ」と不敵な笑みを浮かべて言った。

 同じAブロックで、2年目の岡田佑介が佐藤恵一を破り、白星発進。岡田はファンの岡田コールに「こんなどうしようもない、何の取りえもないオレを、ファンのみなさんは最後まで応援してくれた」と感激していた。

 Bブロックで、昨年優勝の2年目、岩本煌史が難敵佐藤光留を破り、連覇へ向け幸先のいいスタートを切った。岩本は「去年の決勝で佐藤にレフェリーストップ勝ちしたけど、今日はきっちり3カウント取った。この1勝は大きい。全日本のジュニアを盛り上げるために、このリーグ戦は負けるわけにはいかない」と厳しい表情で話していた。

青木(手前)を投げ飛ばす近藤(撮影・鈴木正人)

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稀勢の里、アクシデントも「やります、頑張ります」

終戦記念日に際し、黙とうする白鵬(前列右端)、鶴竜(同左から2人目)、稀勢の里(同左端)の3横綱ら


 大相撲の夏巡業は15日、岩手・陸前高田市で行われた。

 終戦記念日のこの日は、巡業に参加している親方衆、幕内力士らが土俵回りに集まり、正午から黙とう。また11年の東日本大震災では、大きな被害に遭った地域でもあり、春日野巡業部長(元関脇栃乃和歌)は「相撲で元気になるのであれば、いくらでもやる。率先して復興の力になりたい」と話した。

 また、この日の朝稽古では横綱稀勢の里、大関豪栄道、高安らが精力的に相撲を取った。前頭佐田の海を相手に9勝1敗だった稀勢の里について同部長は「(今回の巡業途中で)足に傷ができて稽古できないというアクシデントは仕方ない。それでも『やります』『頑張ります』と言ってくれている。徐々に仕上げていって、最終的には(巡業中に)横綱同士や横綱と大関の稽古も見たい」と、期待していた。

 また、同部長が「1番充実している」と話す豪栄道は、この日は前頭豊山に5戦全勝の後、先場所優勝の関脇御嶽海を指名して5勝1敗。計10勝1敗だった。

終戦記念日に際し、黙とうする巡業参加の親方衆と幕内力士ら
佐田の海(右)と三番稽古を行った稀勢の里

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卑劣なイタミはノーリスペクト!会場大ブーイング

トレント・ニューマン(左)を蹴りつけるヒデオ・イタミ (C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:205Live大会>◇14日(日本時間15日)◇米サウスカロライナ州グリーンビル・ボン・セコース・ウェルネス・アリーナ


 元ノアのKENTAことヒデオ・イタミ(37)が圧勝劇後の追撃で会場からブーイングを浴びた。

 格下となるトレント・ニューマンとのシングル戦はキックなど打撃で圧倒。1度はフォールしたが、なんと自らカウント2でニューマンの頭をつかみ上げてフォールを外した。不敵に笑いながら、続いてファルコンアロー、顔面蹴りで痛めつけると、最後は串刺しドロップ2発でレフェリーストップに追い込んだ。

 試合に圧勝した後もイタミは倒れた相手を捕獲し、さらに飛龍裸絞めの体勢から強烈なヒザで追撃。非情かつ卑劣なまでの攻撃で、会場からはブーイングが起こると、イタミは「リスペクト・ミー」と観客をあおってリングを後にした。1週間前には実力者ムスタファ・アリを撃破したばかり。勢いに乗るイタミは「オレになめた態度を取るとどうなるかわかっただろ」と自らのツイッター上でも悪態をついていた。

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サモア・ジョー、動揺誘う「AJ妻の手紙」内容は…

王者AJスタイルズに心理戦を仕掛けた挑戦者のサモア・ジョー (C) 2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:スマックダウン大会>◇14日(日本時間15日)◇米サウスカロライナ州グリーンビル・ボン・セコース・ウェルネス・アリーナ


 WWEヘビー級王座に挑戦するサモア・ジョーが、王者AJスタイルズに心理戦を仕掛けた。

 19日の真夏の祭典、PPV大会サマースラム(米ブルックリン)での王座戦を控えたジョーは「家族を犠牲にした王者」とののしってきた。先に登場したAJスタイルズが「オレはジョーの挑発に感情的になったが、妻から冷静さを失ってはダメと言われた」と王座戦に向けた所信表明をしていると、この日もジョーが割って入るように姿をみせた。

 左手に1枚の手紙を持ち「紹介する」と説明したジョーは「AJスタイルズはチャンピオンでいるために家族を犠牲にした。ジョーが勝ってAJスタイルズが失う苦しみを味わうことを望んでいます。ウェンディ・スタイルズ」と読み上げ、この手紙はAJスタイルズの妻のものだと一方的に主張。王者の動揺を誘っていた。

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中邑真輔がハーディ襲撃も失敗、毒蛇オートンは静観

ジェフ・ハーディ(右)の背後から襲撃するUS王者中邑真輔 (C) 2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:スマックダウン大会>◇14日(日本時間15日)◇米サウスカロライナ州グリーンビル・ボン・セコース・ウェルネス・アリーナ


 US王者中邑真輔(38)が、次期防衛戦の挑戦者ジェフ・ハーディの襲撃に失敗した。

 19日の真夏の祭典となるPPV大会サマースラム(米ブルックリン)で迎え撃つハーディのシェルトン・ベンジャミン戦を陰で視察。身体能力の高いベンジャミンにてこずりながらも、最後はツイスト・オブ・フェイトで勝利した直後の挑戦者を襲撃した。

 隙を突いてバッグスタバー、さらに必殺キンシャサを狙ったものの、逆にツイスト・オブ・フェイトで迎撃。さらにコーナートップからの必殺スワントーンボムを食らい、返り討ちに見舞われた。また入場ゲート近くで両者との抗争を続ける「毒蛇」ランディ・オートンが静観。中邑-ハーディによるUS王座戦を前に不穏な空気が流れていた。

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戸沢が屈辱ラッシュ戦連敗、序盤優勢もフォール負け

リオ・ラッシュ(下)を踏みつける戸沢陽 (C) 2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:205Live大会>◇14日(日本時間15日)◇米サウスカロライナ州グリーンビル・ボン・セコース・ウェルネス・アリーナ


 元WWEクルーザー級王者戸沢陽(33)が、リオ・ラッシュに連敗を喫した。

 因縁のライバルとの再戦に挑み、ハリケーンラナ、風車蹴りで先制。ミサイルキックもたたき込み、試合を優勢に進めていた。1度はラッシュに押されてコーナーポストに衝突したが、持ち前のスタミナでトペ・スイシーダ、さらに卍(まんじ)固めで追いつめた。ところが、コーナーポスト上の攻防に敗れてマットに倒れこむと、ラッシュの豪快なフロッグ・スプラッシュを浴びてフォール負け。これで戸沢はラッシュ戦で屈辱の2連敗となった。

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棚橋が主演映画イベントで「G1話やめて下さい」

映画「パパはわるものチャンピオン」トークバトルイベントに登壇した、左から真壁刀義、寺田心、棚橋弘至、田口隆祐(撮影・村上幸将)


 新日本プロレスの棚橋弘至(41)が15日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた主演映画「パパはわるものチャンピオン」(藤村享平監督、9月21日公開)のトークバトルイベントに登場した。

 棚橋は、12日のG1クライマックス優勝決定戦で完全復活を告げる3年ぶり3度目の優勝を飾って以来、初の公の場で、息子役を演じた寺田心(10)を肩車しながら、共演の真壁刀義(45)と田口隆祐(39)を引き連れて入場。テレビ朝日「ワールドプロレスリング」でおなじみの野上慎平アナウンサーから「(入場が)何か、G1が続いているようですね」と呼び掛けられると「その話、やめてもらっていいですか?」と苦笑い。1カ月にわたった壮絶な激闘を思い出したくもないという様子だった。

 すかさず真壁が、「おい、野上! G1の話して、疲れてないヤツ、いないからな!」と野上アナに突っ込みつつ、棚橋にも返す刀で「あれ? 棚橋、疲れてるの?」と突っ込んだ。棚橋が「疲れてないです」と答えると、真壁は「うぉうい、この野郎!」と気合を入れた。

 撮影は、ちょうど1年前のG1クライマックス終わりの時期に行われた。棚橋は撮影前に、寺田と演技の練習を行ったと明かした。「(監督に)都内で、ずっと演技指導してもらって、何回も動画を撮ってチェックし、心先輩に教えてもらってね。演技の正解がない中で、やっていくんですけど(セリフを)自然に言えた瞬間があった。これでいんだな、これでいいんだなとやっていく感じ」と振り返った。寺田は「心先輩」と言われ「やめてくださいっ!!」と照れつつも「(演技が)上手って僕も言えるか分からないですけど、すごい努力していらっしゃってすごい。僕も努力しなきゃ、努力しなきゃって思いました」と棚橋の頑張りを観客に紹介した。

 棚橋は、撮影中に寺田と遊ぶ中で、劇中で最大の敵を演じたオカダ・カズチカ(30)の必殺技レインメーカーを破る“レインメーカー返し”を教えたと明かし、壇上で実演した。オカダには5月のIWGPヘビー級選手権で敗れたが、G1のAブロック最終戦で時間切れ引き分けに終わった際は、レインメーカーを幾度も返した。棚橋は「(寺田のレインメーカー返しが)つながりましたね」と言い、笑った。

 棚橋はG1で、Aブロック1位としてBブロック1位の飯伏幸太(36)と優勝決定戦を行い35分00秒、ハイフライフロー3連発でとどめを刺し、来年1月4日、東京ドーム大会のメイン出場権利証を獲得。その後、「希望があります」と提言し「挑戦権利証を懸けて、オカダと戦いたい」、「倒した上でドームに行きたい」とオカダを逆指名しており、レインメーカー返しを再度、決めるかにも注目だ。

 棚橋は映画への初主演について「責任感が生まれますね。映画全体を引っ張っていかないと生けない。でも初めてなので、何をして良いか分からない。何をしていたか分かります? 笑顔で雰囲気を良くしました」と笑みを浮かべた。

 劇中では、現実にはやったことのないヒール(悪役)レスラーのゴキブリマスクを演じている。「ヒールも手探り。心強いパートナーがいて2人で悪いことをした」と、劇中でコンビを組んだギンバエマスク役の田口に感謝した。そして「プロレス映画として見ても面白いし、そう見なくても、いろいろな人に届く映画。もっとプロレスが広がって欲しい」と胸を張った。【村上幸将】

映画「パパはわるものチャンピオン」トークバトルイベントで、寺田心にレインメーカー返しを決められた棚橋弘至(左は真壁刀義)(撮影・村上幸将)

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岩佐が前日計量「相手がオーバーしなくてよかった」

IBF世界スーパーバンダム級タイトルマッチ計量を終え、ポーズを決める王者岩佐(右)と挑戦者ドヘニー(撮影・足立雅史)


 ボクシングIBF世界スーパーバンタム級タイトル戦の調印式と前日計量が、15日に都内で行われた。同級王者岩佐亮佑(28=セレス)は100グラム少ない55・2キロ、指名挑戦者の同級1位TJ・ドヘニー(31=アイルランド)はリミットの55・3キロで計量を一発クリアした。試合は16日に東京・後楽園ホールでゴングとなる。

 岩佐は「コンディションはバッチリ。相手がオーバーしなくてよかった」と笑み。ドヘニーがにらんできたが「くるなと思って、握手しようと手を出したら動揺していた」と王者の余裕も見せた。

 ドヘニーの家族ら応援団約30人が会場に詰めかけ、「TJ」コールで声援を送っていた。岩佐は3年前に英国で世界初挑戦している。「あの時は計量でブーイングされ、これぐらいなんともない。期待と実績は分かるので、相手に不足はない」と受けて立つ構えだ。

 試合は米ESPNで有料ネット配信される。「光栄でうれしい。海外で試合やることも目標。強さを見せて名前を売りたい。その第1歩にしたい」と力が入る。「1ポイントも取らせず、チャンスに倒しきりたい。完璧な勝利を狙う」と宣言した。

IBF世界スーパーバンダム級タイトルマッチ計量を終え、にらみ合う王者岩佐(右)と挑戦者ドヘニー(撮影・足立雅史)

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独り暮らし蛇口から水…元小結板井さん急死だったか

大相撲の元小結板井の板井圭介さん


 大相撲の元小結で、引退後に八百長の存在を明言した板井圭介さんが14日、死去した。62歳だった。都内の自宅で倒れているところを発見され、その後、死亡が確認された。現在はない大鳴戸部屋で同部屋だった、元十両のプロレスラー維新力によると、第一発見者は板井さんの現役時代の付け人。維新力は「元付け人は引退後もずっと板井さんと交流があった。体を壊して働くことができず、独り暮らしだった板井さんの世話をしていて、病院に来るはずの時間に来なかったので、おかしいと思って見に行ったら、自宅で息を引き取っていたそうです」と説明した。

 死因は14日現在まで特定されておらず、元付け人が発見した時は、蛇口から水が出続けている状態で、急死の可能性が高いとみられる。板井さんは近年、糖尿病などで定期的に病院に通い、心臓にはペースメーカーも埋め込んでいた。一方で現役時代から膝を痛めていたが、愛犬の散歩が日課で自力で歩いていたという。維新力は「いろいろ言われた方ですが、稽古場では本当に強いし、自分が付け人をしていた時も偉そうにすることもなく、人格者だった」と話した。

 板井さんは78年秋場所で初土俵を踏むと、序ノ口から三段目まで3場所連続で優勝し、当時最多の26連勝を記録した。突き、押しを武器に、金星3個すべてを大乃国から獲得し「大乃国キラー」として知られた。東前頭14枚目だった91年名古屋場所で幕内4人目の15戦全敗。翌秋場所中に引退した。引退に際して「春日山」の年寄名跡を借りて相撲協会に残る話も出ていたが、立ち消えになった。00年に日本外国特派員協会の講演で、自らの体験を挙げて八百長を告発。同年、八百長の暴露本を出版した。08年には記事を巡る裁判に証人として出廷し、自らの八百長への関与を認めた。

 ◆板井圭介(いたい・けいすけ)1956年(昭31)3月21日、大分県臼杵市生まれ。大分水産高(現海洋科学高)から実業団の黒崎窯業を経て大鳴戸部屋入門。同年秋場所に前相撲で初土俵。序ノ口、序二段、三段目と3場所連続で優勝。序ノ口からの26連勝は当時最多。幕下も2場所で通過し、79年秋場所新十両、80年秋場所新入幕。89年夏場所で自己最高位となる小結に昇進。幕内に54場所在位し、通算成績は496勝515敗(前相撲3勝、不戦敗5含む)98休。金星3個。殊勲賞、技能賞各1回。91年秋場所限りで引退。

87年11月、新横綱大乃国(右)を破り初金星の板井

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栃ノ心「まだ少し痛い。体重10キロぐらい落ちた」

巡業に合流し、若い衆のぶつかり稽古に胸を出す栃ノ心(撮影・高田文太)


 栃ノ心が14日、大関として巡業に初参加した。新大関だった名古屋場所は右足親指の負傷で途中休場。今回の巡業も初日から休場していたが、この日から合流し、早速ぶつかり稽古で大関豪栄道らに胸を出した。

 栃木県内での部屋の合宿から直接来たが、胸を出したのは右足親指を負傷後初。「まだ少し痛いし、体重も10キロぐらい落ちた。少しずつ体をつくっていきたい」と話し、この日外れた取組への早期復帰も見据えていた。

若い衆の稽古中に土俵下で話す栃ノ心(右)と御嶽海

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逸ノ城の腰痛原因は増量…でも北海道で食べたいもの

巡業に合流した逸ノ城


 夏巡業初日から腰痛で休場していた関脇逸ノ城が合流した。14日の稽古では土俵下での基礎運動などに終始したが、早速取組も行った。

 「前にも痛めていたところ。部屋でリハビリして、だいぶ戻ってきた」と、痛みも和らいだ。名古屋場所直前に、230キロへ約10キロ増量したことが原因と分析。「220キロに抑えるようにしたい。でも北海道ではジンギスカンも食べたいし…」と悩んでいた。

逸ノ城

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稀勢の里に復活の兆し、先場所優勝の御嶽海に5勝

激しい稽古を繰り返した稀勢の里(右)と御嶽海


 8場所連続休場中の大相撲の横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)が、先場所優勝の関脇御嶽海と稽古し、復活の兆しを見せた。

 14日、岩手・奥州市で行われた夏巡業の朝稽古で、幕内2人を指名して11番。佐田の海に4勝1敗、7月の名古屋場所で初優勝した御嶽海には5勝1敗で、計9勝2敗と大きく勝ち越した。左足裏にできた傷の影響で土俵上の稽古は7日以降、できていなかったが1週間ぶりに再開。「内容はよかった」と、手応えを口にした。

 御嶽海を相手に低く鋭い立ち合いから、まわしにこだわらずに前へ出続けた。2人が胸を合わせたのは、途中休場した昨年名古屋場所以来、1年1カ月ぶり。「力はつけているし、前にやった時とは全然違う」と成長を認めた。強い相手に立ち合い負けしなかったからこそ「日に日によくなっている。体はつくってきたから」と復調を実感した。足裏の傷も快方に向かい、今日15日には6日ぶりに巡業の取組も行う予定だ。

佐田の海(手前)と稽古を繰り返した稀勢の里(中央)。左は御嶽海(撮影・高田文太)

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岩佐亮佑「まだ成長過程」最強挑戦者を上回る体格

予備検診を終え、ポーズを決める王者岩佐(左)と挑戦者ドヘニー(撮影・足立雅史)


 ボクシングIBF世界スーパーバンタム級タイトル戦の予備検診が14日に都内であり、同級王者岩佐亮佑(28=セレス)が体格優位をデータが示した。指名挑戦者の同級1位ドヘニー(アイルランド)とは身長で5・5センチ、リーチで8・5センチ上回った。岩佐はV1戦よりもそれぞれ0・5センチと1センチ伸びた。「くつも履いてたのに予想よりちっちゃかった。前回より背が伸び、手も長い。まだ成長過程にある」と強調した。

 相手とは初対面だった。「あまり見てないし、目は合わせてこなかった。紳士的も最強挑戦者。しっかり勝てば強くなれるので全力で倒したい」と決意を口にした。16日の東京・後楽園ホールでのV2戦に向けて、検診後からホテルに入った。リミットまで1キロを切り、「リラックスして試合に備える」と話した。

予備検診を終え、笑顔で会見に臨むIBF世界スーパーバンダム級王者岩佐(撮影・足立雅史)

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村田V2戦にWBA横やり指令 本田会長怒りあらわ

村田諒太(2018年4月15日撮影)


 ボクシングWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が、WBA指令を無視でビッグマッチに突き進む。

 WBAの次戦興行権入札指示に村田陣営は応札せず、13日に同級2位ブラント(米国)陣営が落札した。帝拳ジム本田明彦会長(70)は14日に今後も無視を断言。10月20日に米ラスベガスで、ノンタイトル戦も辞さずに他の世界ランカーと交渉中と明かした。さらに9月の2団体統一王者ゴロフキン(カザフスタン)対元王者アルバレス(メキシコ)の両陣営とも、次々戦で対戦を確約されたと明言。この勝者との対戦を最優先に、10月はビッグマッチ前哨戦とする。

 本田会長はWBAへの怒りをあらわにした。4月の初防衛成功後、村田陣営はV2戦相手に他の世界ランカーと交渉。7月までに候補は2人に絞られ、10月20日にラスベガス開催も内定した。そこへWBAが突然ブラントとの指名試合を指令。「WBAも了解していた。急な指令は理解できない」と不快感を示した。

 WBAは暫定など王者乱発を批判され、メンドサ会長がようやく一本化の方針を示していた。指名試合とするなら、スーパー王者ゴロフキンと正規王者村田を優先すべきところ。しかもブラントは昨年10月の初黒星が最新の試合。本田会長は「知名度もなくつまらない相手。やる意味も指名理由もない」と憤る。

 一切交渉せず、13日に入札通知にも応じず、しかもファイトマネーの分配は約50%にあきれるばかり。その結果、ブラント陣営が最低20万ドル(約2200万円)の入札を20万2114ドル(約2220万円)で落札。本田会長は「これからも無視。返上はしない。剥奪するなら訴えるが、次はノンタイトルでもいい」と無視を貫く。

 何よりも村田には世紀のドリームマッチが目標にあり、すでに内定と言える段階にある。昨年引き分けたGGGことゴロフキンとカネロことアルバレスが、9月15日にラスベガスで再戦する。ミドル級スーパースター対決の勝者に村田が挑戦することが、すでに両陣営から約束されている。

 本田会長は村田の思いを代弁した。「ずっとゴロフキンやカネロと戦うためやってきた。年齢もあるし、今は自信も持っている。タイトルなんていいとも言っている」と。誰が強いのか、俺がどこまで通じるのか。村田の最終目標実現へ、10月の次戦はビッグマッチ前哨戦プランを貫いていく。【河合香】

 ◆入札制度 タイトルマッチなどで両陣営の交渉がまとまらなかった場合、認定団体が興行主を募集。期日を決めて金額提示を行い、最も高い金額を提示した興行主が権利を売る。

WBA世界ミドル級王者村田諒太(2018年4月13日撮影)

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元小結板井の板井圭介さん死去、八百長告発暴露本も

大相撲の元小結板井の板井圭介さん


 大相撲の元小結板井の板井圭介さんが14日に亡くなった。62歳だった。大分県出身で、大分水産高(現海洋科学高)から実業団を経て角界入り。78年に大鳴戸部屋に入門し、同年秋場所で初土俵を踏んだ。序ノ口から三段目まで3場所連続で優勝し、当時最多の26連勝を記録した。80年秋場所で新入幕を果たし、突き押しを武器に最高位小結まで出世した。

 前頭14枚目だった91年名古屋場所で15戦全敗を喫し、同年の秋場所途中で廃業。その後、00年に日本外国特派員協会の講演で自らの体験を挙げて八百長を告発した。同年、八百長のことを書いた暴露本を出版した。

87年11月、新横綱大乃国(右)を破り初金星の板井

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錦木に3000人拍手、地元岩手で鶴竜のかわいがり

稽古後、地元岩手県の観衆から盛大な拍手を送られながら引き揚げる錦木


 大相撲の前頭錦木(27=伊勢ノ海)が14日、岩手・奥州市で行われた夏巡業で、横綱鶴竜の“かわいがり”を受けた。

 岩手県出身とあって、同じ時津風一門の鶴竜に約5分間、ぶつかり稽古で胸を借りた。何度も転がされるたびに、場内の歓声が大きくなり、稽古後、引き揚げる際には約3000人の観衆から大きな拍手が起きた。錦木は「関取として岩手に戻ってくることができてよかった。小さい子どもも、僕のことを覚えてくれて、『誰だ?』ってことにならずによかった」と、笑顔で話した。

ぶつかり稽古で鶴竜(上)に胸を借りて転がる錦木

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中耳炎癒えた豪栄道が稽古を本格再開、豊山に9連勝

豊山(左)を相手に低い立ち合いの稽古を繰り返した豪栄道


 大相撲の大関豪栄道(32=境川)が14日、本格的な稽古を再開した。岩手・奥州市で行われた夏巡業の朝稽古で、前頭豊山を指名し、9番取って全勝。立ち合い一気の寄り切り、押し出しという取り口が目立った。

 左耳の中耳炎にかかり、本格的な稽古の再開は当初の予定よりも1週間ほど遅かったという。「先週から中耳炎に初めてかかって、耳も聞こえづらくて、ずっと水が入っているような違和感があったから、相撲を取るのを控えた。だいぶよくなって(この日)相撲を取ったり、胸を出したりというのに問題はなかった。炎症も治まっているし、体は調子いい」と、好感触を得た様子だった。

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負傷明け栃ノ心が夏巡業合流「少しずつ体を作って」

巡業に合流し、若い衆のぶつかり稽古に胸を出す栃ノ心(撮影・高田文太)


 大相撲の大関栃ノ心(30=春日野)が14日、岩手・奥州市で行われた夏巡業に合流した。右足親指の負傷で、7月の名古屋場所を途中休場。その後、部屋の稽古では四股など基礎運動しかできていなかったが、この日の朝稽古では大関豪栄道、十両翔猿、若い衆に、ぶつかり稽古で胸を出した。患部は「まだ少し痛い」(栃ノ心)とあって、割(取組)は外れているが「(巡業の)残り2週間が大事。少しずつ体をつくっていきたい」と、冷静に話した。

 負傷後は「体重が10キロぐらい落ちた」と明かした。だが合流直前まで栃木県内で行われていた、部屋の合宿に参加し「気温が14度とか15度しかなかったから、いっぱい食べることができた。久しぶりにご飯3杯ぐらい食べたよ。(27日の)番付発表までに5、6キロ戻せれば」と、稽古に加えて食事でも体づくりを進めていくつもりだ。

 新大関だった名古屋場所で途中休場し、秋場所(9月9日初日、東京・両国国技館)は、いきなりのかど番となるが「そういうことを考えると緊張する。1つずつ頑張っていきたい」と、焦らずに治療と調整を進める考えだ。

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稀勢の里1週間ぶりに本格稽古「内容はよかった」

佐田の海(手前)と稽古を繰り返した稀勢の里(中央)。左は御嶽海(撮影・高田文太)


 8場所連続休場中の大相撲の横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)が14日、岩手・奥州市で行われた夏巡業の朝稽古で、1週間ぶりに本格的な稽古を行った。

 左足裏にできた傷の影響で、ペースダウンを余儀なくされていたが、最初に前頭佐田の海を指名して4勝1敗。1週間前まで2日間行った本格的な稽古で、両日とも指名していた相手を圧倒すると、次に指名したのは7月の名古屋場所で初優勝した関脇御嶽海だった。得意の左四つにこだわらず突き、押しなども織り交ぜて5勝1敗と大きく勝ち越した。

 低く鋭い立ち合いで、互いに頭からぶつかるなど、本場所さながらの稽古を披露した。2人が胸を合わせるのは、稽古を含めても、昨年7月の名古屋場所初日以来、約1年1カ月ぶりとなった。その時、御嶽海には6度目の対戦で初黒星を喫したが、この日の稽古後は「力はつけているし、前にやった時とは全然違う」と、さらなる成長を認めた。だからこそ、強くなった相手を何度も土俵外に追いやり「内容はよかった」と、復調を口にした。

 秋場所(9月9日初日、東京・両国国技館)に出場した場合、対戦が予想される幕内上位と相撲を取ったのは、御嶽海が初めて。左足裏の傷については「だいぶいい」と、快方に向かっているという。15日に岩手・陸前高田市で行われる巡業からは、9日に地元茨城県で行われた巡業以来、6日ぶりに取組にも復帰する予定だ。

 一方の御嶽海も「(稀勢の里が)重たいから体力負けしたけど、立ち合いは踏み込めた」と、一定の手応えをつかんだ様子だった。

互いに低く鋭い立ち合いで頭からぶつかる稀勢の里(右)と御嶽海

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レスナーが防衛戦待たずに挑戦者レインズをF5葬

レインズにF5を仕掛けるWWEユニバーサル王者レスナー(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:ロウ大会>◇13日(日本時間14日)◇米ノースカロライナ州グリーンズボロ・コロシアム


 WWEユニバーサル王者ブロック・レスナーが、PPV大会サマースラム(米ブルックリン)での防衛戦を前に、挑戦者ローマン・レインズをF5葬してしまった。

 リングに立ったレインズから「レスナーには、うんざりしている。サマースラムでは完全決着させてオレのユニバーサル王座を取り戻す。UFCに出場するならデイナ・ホワイト(UFC社長)にこびでも売っていろ」と罵倒されると、まず先にレスナーの代理人ポール・ヘイマンが登場。「私はレスナーの黒い秘密を知っている。私が代理人になれば勝てる」と突然、売り込んだ。しかし、これはレスナー側の策略。レインズの拒絶を受けると、ヘイマンは顔面にスプレーを噴射した。

 すると、もがき苦しむレインズの前に、今度は不敵に笑うレスナーが登場。ヒザをたたき込んで裸絞めで絞め落とすと、最後はF5でトドメを刺してリングを後にした。

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元WWFタッグ王者のナイドハートさん63歳で死去

63歳で亡くなった元WWEタッグ王者ジム・ナイドハートさん (C) 2018 WWE, Inc. All Rights Reserved


 新日本プロレスにも参戦した元WWF(現WWE)タッグ王者ジム“ジ・アンヴィル”ナイドハートさんが13日(日本時間14日)、出身地の米フロリダ州タンパで亡くなったと発表された。63歳だった。

 元NFL選手で、79年にカナダ・カルガリーでプロレスラーとしてデビュー。82年に新日本プロレスで初来日。85年からWWFと契約し、義弟ブレット・ハートとユニット「ハート・ファンデーション」を結成。87年にWWFタッグ王座を獲得すると、約9カ月間、同ベルトを守った。また90年の真夏の祭典サマースラムで同王座を再び奪取した。

 92年にWCWに主戦場を移し、同年8月には新日本プロレスの真夏の祭典G1クライマックス・NWA世界ヘビー級王座決定トーナメントに出場していた。WWE所属の女子レスラー、ナタリアの父でもあるナイドハートさん。13日に米グリーンズボロで開催されたロウ大会では、ナタリアの盟友となる元UFC女子バンタム級王者のロンダ・ラウジーが「ナタリア、強くあってください。みんなナタリアを愛しています」と追悼とエールを送っていた。

アンブローズが短髪姿で電撃復帰 ロリンズと一暴れ

ロリンズ(左)と一緒に姿をみせ、戦列復帰を印象づけたアンブローズ (c)2018 WWE,Inc.All Rights Reserved

<WWE:ロウ大会>◇13日(日本時間14日)◇米ノースカロライナ州グリーンズボロ・コロシアム


 右腕負傷で長期離脱していたディーン・アンブローズが約8カ月ぶりに電撃復帰した。19日のPPV大会サマースラム(米ブルックリン)で開催されるインターコンチネンタル王座戦の調印式で、リングに待ちかまえた王者ドルフ・ジグラー、セコンドのドリュー・マッキンタイアのもとに、まずロリンズが遅刻して登場。「遅れてごめん。でもオレが遅れたわけじゃないんだ」と言って、セコンドとして呼び込んだのは、短髪になったアンブローズだった。

 2人でジグラー、マッキンタイアに襲い掛かって乱闘に発展すると、アンブローズが必殺のダーティ・ディーズでマッキンタイアを蹴散らした。ロリンズも調印書にサインし、ユニット「ザ・シールド」のポーズとなる拳を突き合わせた。アンブローズは昨年12月の試合中に右腕を負傷。WWEから右上腕三頭筋腱(けん)の手術を受けて長期離脱することを発表されていた。

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王者岩佐亮佑「小っちゃい」最強挑戦者を見下した

予備検診を終え、ポーズを決めるIBF世界スーパーバンダム級王者岩佐(左)と挑戦者TJ・ドヘニー(撮影・足立雅史)


 ボクシングIBF世界スーパーバンタム級タイトル戦の予備検診が14日に都内で行われた。

 同級王者岩佐亮佑(28=セレス)は身長が171・5センチ、リーチが181センチ。指名挑戦者の同級1位TJ・ドヘニー(31=アイルランド)を身長で5・5センチ、リーチで8・5センチ上回った。

 岩佐はV1戦よりも、それぞれ0・5センチと1センチ伸びていた。「向こうはくつも履いてたのに、予想より小ちゃかった。前回より背が伸び、手も長くなった。まだ成長過程にある」と強調した。相手とは初対面だった。「あまり見てないし、目は合わせてこなかった。最強挑戦者にしっかり勝てば、また強くなれる」と決意を口にした。リミットまですでに1キロを切り、「リラックスして試合に備える」と検診後からホテルに入った。

 ドヘニーは胸囲では95・2センチと、岩佐を7・2センチ上回った。岩佐とのサイズの差に「身長の差は利点にもなる。リーチの不足分はパワーで補う。自分のベストを尽くす。16日は岩佐にとって厳しい夜になる」。12日に婚約者レベッカさんと1歳の長男テオ君もシドニーから来日した。来日後にジムワークは1日だけで仕上がりも「100%」と王座奪取を確信していた。試合は16日に東京・後楽園ホールでゴングとなる。

IBF世界スーパーバンダム級王者岩佐(左)は挑戦者TJ・ドヘニーに見つめられながら予備検診を受ける(撮影・足立雅史)

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IWGP王者オメガ9月米でペンタゴンJrと対決

ケニー・オメガ(18年7月21日撮影)


 新日本プロレスのIWGPヘビー級王者ケニー・オメガ(34)が、9月1日の米オール・インPPV大会で、ペンタゴンJrと対決すると12日(日本時間13日)、オール・インが発表した。

 オメガは、新日本のG1クライマックス28大会で激戦を繰り広げて以来の海外での試合となる。オール・インは、バレットクラブのCodyとヤング・バックスが主催し、30分足らずで1万枚のチケットを完売した注目の興行。オメガとペンタゴンJrは、昨年の米団体PWG大会での6人タッグ以来の再戦。(デーブ・レイブル通信員)

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棚橋弘至IWGP挑戦権利証かけオカダと再戦熱望

挑戦権利証を手にする棚橋


 新日本プロレスのG1クライマックス28で3年ぶり3度目の優勝を果たした棚橋弘至(41)が13日、都内で一夜明け会見に臨んだ。

 来年1月4日の東京ドーム大会のメイン、IWGPヘビー級選手権での王座挑戦権利証を受け取ると「希望があります」と提言。5月のIWGPヘビー級選手権で敗れ、G1のAブロック最終戦で時間切れ引き分けに終わったオカダ・カズチカの名前を出して「挑戦権利証をかけて、オカダと戦いたい」「倒した上でドームに行きたい」と逆指名した。

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稀勢の里「頑張らなければ…」被災地で復興土俵入り

復興横綱土俵入りする稀勢の里


 8場所連続休場中の横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)が被災地で活力を得た。

 大相撲夏巡業の移動日となった13日、稀勢の里は横綱鶴竜(33=井筒)らとともに東日本大震災の被災地となった仙台市若林区を訪問。荒浜祈りの塔での献花、震災遺構になっている旧荒浜小訪問の後、被災者ら約300世帯が入居する復興公営住宅の荒井東市営住宅で横綱土俵入りを披露した。集まった約550人のファンから熱烈な声援を受けて「応援されて頑張らなければいけないと温かい気持ちになれた。本当にありがたい」と感激の面持ち。鶴竜も「この地域に2度と地震が来ないようにという思いで土俵入りをした」と話した。復興土俵入りは8年連続の実施となった。

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大竹秀典25日世界王座挑戦 勝って長期契約だ

練習を公開した大竹(中央)


 WBO世界スーパーバンタム級6位の大竹秀典(37=金子)が世界王座奪取で米プロモート大手とのロング契約をゲットする。

 25日に米グランデールで王者アイザック・ドグボエ(ガーナ)への挑戦を控え、13日に都内の所属ジムで練習を公開。金子健太郎会長によると興行主トップランク社から引き分け以上で3試合延長の追加条項が契約に含まれており、大竹は「勝たないといけない。与えられた試合をしっかりやりたい」と2度目の世界挑戦へ、気合を入れ直した。また勤務先・横浜ビールにちなみ、コスチュームをビール色に近い金色、泡を意識した白色にすることも明かした。

精力的にミット打ちに臨むWBO世界スーパーバンタム級6位大竹秀典

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岡田博喜9月米デビュー戦 世界戦繰り上げも想定

米プロモート大手と契約を結び、世界王座を狙う岡田博喜


 ボクシングのWBO世界スーパーライト級3位の岡田博喜(28=角海老宝石)が世界戦繰り上げも想定した米デビュー戦に臨む。13日に都内の所属ジムで会見に臨み、米プロモート大手トップランク社と3年契約(1年で3試合)したことを報告。日本人ではWBA世界ミドル級王者村田諒太(帝拳)以来2人目の同社との契約で、9月14日に米フレスノでクリスチャン・ラファエル・コリア(アルゼンチン)との10回戦で米国での初陣を控える。

 同興行メインでWBC同級王者ホセ・カルロス・ラミレス(米国)が同級3位アントニオ・オロズコ(米国)との防衛戦を控える。鈴木真吾会長によれば計量ミスの多いオロズコが棄権の場合、岡田が代役挑戦者として繰り上がるという。デビューから18勝(13KO)を誇り、世界主要4団体で1桁ランクに入る岡田は「そうなればチャンスをものにするだけ」と強い決意を口にした。

米プロモート大手と契約を結び、世界王座を狙う岡田博喜

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大竹秀典、日本人最年長で2度目の世界戦挑戦に意欲

飯田勇司トレーナー(右)とのコンビで精力的にミット打ちに臨むWBO世界スーパーバンタム級6位大竹秀典


 ボクシングのWBO世界スーパーバンタム級6位大竹秀典(37=金子)が「ビールカラー」で2度目の世界戦に挑む。25日に米グレンデールで控える同級王者アイザック・ドグボエ(ガーナ)への挑戦を控え、13日には都内の所属ジムで練習を公開した。14年11月以来となる世界挑戦に向け、ゴールドのメッシュを入れた新ヘアで練習に臨んだ大竹は、試合コスチュームもゴールドとホワイトにしたことを明かした上で「ビールをイメージしました」と説明した。

 現在、横浜ビール直営の「驛(うまや)の食卓」で働いており、勤務先を意識した色にしたという。トランクスは腰の部分が泡をイメージした白、その下をビールの色に近いゴールドに。入場ガウンも頭に被るフードが白、それ以外がゴールドになっており「白と金の色の割合はおいしいビールのつぎ方と同じですかね。7対3とか、8対2とか」とジョークを交えながら意図を口にした。

 1週間前に12回のロングスパーリングも消化するなど順調に調整を続けている。37歳1カ月という日本人最年長での世界王座奪取の記録にも挑む大竹は「王座を奪わないと先がないし、1回目に負けた喪失感を思い知っている。必ず(王座を)取ろうと思っています」と強い決意をにじませた。

練習を公開した大竹(中央)。左は飯田トレーナー、右は金子会長

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岡田博喜、村田と同じトップランク社と契約し米進出

同門の元IBF世界スーパーバンタム級王者小国以載(左)のサポートを受け、米進出して世界王座を狙うWBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王者岡田博喜(撮影・藤中栄二)


 米プロモート大手トップランク社と3年契約を結んだボクシングのWBO世界スーパーライト級3位岡田博喜(28=角海老宝石)が13日、東京・豊島区の所属ジムで米進出に向けた会見に臨んだ。

 トップランク社とは1年で3試合を想定した契約を締結。今後は米リングが主戦場となる。日本人ではWBA世界ミドル級王者村田諒太(帝拳)以来2人目となる同社との契約。早速、9月14日に米カリフォルニア州フレスノ・セーブマートアリーナで、クリスチャン・ラファエル・コリア(アルゼンチン)との10回戦で米デビューする。

 約2週間前に同社からオファーが届き、米進出を決めた岡田は「びっくりしました。トップランク社から声のかかったことに恥じない試合をしたい」と世界前哨戦となるコリア戦への意気込みを示した。デビューから18勝(13KO)無敗を誇り、角海老宝石ジムでは「ゴールデンボーイ」と呼ばれている。既にWBO3位以外にもWBA4位、IBF5位、WBC9位と4団体で1桁ランク。コリア戦と同じ興行のメインイベントで防衛戦に臨むWBC世界同級王者ホセ・カルロス・ラミレス(米国)がターゲットになる。

 今回、ラミレスが挑戦者として迎える同級3位アントニオ・オロズコ(米国)は過去に何度か計量失敗した経験があり、岡田は「(トップランク社から)挑戦者が計量ミスしたらタイトル戦になると聞いています」と明かした。その場合、試合前日に世界王座挑戦に変更となるものの「断ったらもったいない。ラミレスの方が嫌でしょうし、自分は失うものが何もないので」と準備は整えている。また今回、同門で1歳年上となる元IBF世界スーパーバンタム級王者小国以載(30)が「専属マネジャー」として米進出時にはサポートに入り「減量の達人なので」と信頼を寄せた。

 「ここ最近の1、2試合で海外を考えるようになった。日本ではファイトマネーに限度があるし、欲が出てきた」と明かす岡田は「自分のジャブは通用すると思う。あとはスタミナとフィジカルが課題。今回勝って、ラミレスも防衛すればチャンスがあると思う」と米国での世界ベルト奪取への青写真を描いていた。

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稀勢の里、仙台市で復興土俵入り「温かい気持ちに」

太刀持ち輝(左)、露払い竜電(右)を従え復興横綱土俵入りする稀勢の里(撮影・渡辺佳彦)


 日本相撲協会の春日野巡業部長(元関脇栃乃和歌)、鶴竜(33=井筒)稀勢の里(32=田子ノ浦)の両横綱らが、大相撲夏巡業の移動日となった13日、東日本大震災の被災地となった仙台市若林区を訪れ、復興横綱土俵入りなどを行った。

 一行はこの日午前、海岸近くにある「荒浜祈りの塔」を訪れ慰霊碑に献花。続いて、津波で被災し震災遺構になっている旧仙台市立荒浜小学校も訪れた。

 正午すぎには、同区内にある復興公営住宅の荒井東市営住宅を訪問。津波などで自宅を失った被災者を中心に、約300世帯が入居する住宅で、一行は黙とうした後、相撲甚句の披露や呼び出しによる、やぐら太鼓の打ちわけ実演を披露。その後、鶴竜と稀勢の里が、東日本大震災からの復興を祈願しての横綱土俵入りを披露した。

 その後も、土俵入りで両横綱の太刀持ち、露払いを務めた関取衆による握手会で被災地の市民らと交流。集まった約550人のファンも感激の様子だった。東日本大震災の復興土俵入りは、大震災があった2011年から8年連続の実施となった。

 新横綱だった4年前に、福島県いわき市で復興土俵入りした鶴竜は「(旧荒浜)小学校を見て、あらためて地震、津波の怖さを感じた。2度と、この地域に地震が来ないようにという思いで土俵入りをした。ここにいる皆さんが、少しでも元気になれば」と話した。稀勢の里も「少しでも元気になってもらえれば、と思ったけど逆に応援されて、頑張らなければいけないと温かい気持ちになれた。大歓迎されて、本当にありがたかった」と、しみじみとした口調で話した。

仙台市若林区荒浜の被災地で献花した日本相撲協会の一行(撮影・渡辺佳彦)

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