上へ戻る

au版ニッカン★バトル

新着ニュース

朝青龍のおい豊昇龍2連勝150キロは「重かった」

<大相撲春場所>◇4日目◇14日◇エディオンアリーナ大阪


 元横綱朝青龍のおい、西序ノ口19枚目豊昇龍(18=立浪)が2連勝を飾った。

 自身が107キロとあって、150キロ超の雲仙岳との対戦を「重かったです。本当は当たって前に出たかったけど」。それでも、右四つから土俵際の投げの打ち合いで下半身の粘りを見せて、下手投げを決めた。「点数で言えば…50点ぐらい」。13日には元横綱大鵬(故人)の孫、納谷も2連勝を決めた。全勝対決、優勝決定戦へ、周囲の期待も高まっていく。

関連するニュースを読む

貴乃花親方が退職届提出、力士ら所属変更願いも提出

貴乃花親方(18年7月9日撮影)


大相撲の貴乃花親方(46=元横綱)は25日、日本相撲協会に退職届を提出したと発表した。同時に貴乃花部屋に所属する力士、床山、世話人の所属先の変更願いも提出した。日本相撲協会が受理するかどうかは不明。

貴乃花親方は報道陣へのファクスに「退職の理由については、ご説明の場を設けさせていただく所存ですので、ご報告させていただきます」などど記した。25日午後5時から東京・港区で会見する。

貴乃花親方は24日に「貴乃花応援会」のホームページにコメントを投稿。「千秋楽迎え、貴乃花部屋を支えて下さる皆様へ」と題し「皆様長らく貴乃花を応援してくださりありがとうございました。厚く御礼を申し上げるとともに、弟子たちを今後、末永く応援賜りますように何卒宜しくお願い申し上げます」などと記していた。

日本相撲協会は27日の理事会までに、全ての親方が5つある一門のいずれかに所属しなければならない旨を通達。全親方のうち、貴乃花親方だけが、所属先が不透明のままだった。

関連するニュースを読む

田中恒成「『感動した』と」激戦一夜、穏やかな笑み

世界最速タイの世界3階級制覇達成から一夜明け、快挙を報じた紙面を手に笑顔を見せるWBO世界フライ級王者田中恒成(撮影・加藤裕一)


WBO世界フライ級タイトルマッチで王者木村翔を判定で破り、世界最速タイの12戦目で世界3階級制覇を達成した新王者田中恒成(23=畑中)が25日、名古屋市内で畑中清詞会長(51)、同会長の息子でWBCユース世界フライ級王者畑中健人(20)とともに一夜明け会見を行った。

田中は前夜に試合のビデオを見たといい「いい試合とは思うけど、そんなにすごい試合をしたとは思わない。でも、会う人、会う人が『感動した』と言ってくれて、うれしいです」。激戦で腫れ上がった顔を隠すためのサングラスの下で、穏やかな笑みを浮かべた。またセミファイナルでプロ7戦目にして初のベルトを手にした畑中健は「ユースのベルトなので試合前はそんなに…と思っていたけど、実際にとると本当にうれしい。将来は恒成君と一緒に“ダブル世界戦”ができるよう、頑張っていきます」と話した。

元WBC世界スーパーバンタム級王者の畑中会長は「今、健人が言ったように、初の“親子鷹(だか)世界王者”や恒成とのダブル世界戦は、将来、必ずやります」と宣言。昨夜の美酒が残る赤い顔で高らかに誓った。

世界最速タイの世界3階級制覇達成から一夜明け、喜びを語ったWBO世界フライ級王者田中恒成(撮影・加藤裕一)
激闘から一夜明けた(左から)WBCユース世界フライ級王者畑中健人、畑中ジムの畑中清詞会長、WBO世界フライ級王者田中恒成(撮影・加藤裕一)

関連するニュースを読む

3階級制覇の田中恒成、一夜明け「本当に良かった」

木村翔を判定で破り、3階級制覇を達成した田中恒成


世界ボクシング機構(WBO)フライ級王者の田中恒成(畑中)が王座奪取から一夜明けた25日、名古屋市内で記者会見し「いい試合だった、感動したと、会う人会う人が言ってくれたのでうれしい」と、世界最速タイ12戦目での世界3階級制覇の喜びをかみしめた。

序盤から激しい打ち合いとなった試合に、観客は大いに沸いた。「スタミナも気持ちも持続できたのが良かった」としながらも、まだ課題は多いと振り返り「テクニカルな部分をもう少し交ぜてやれるのに、試合でそれを表現できていない」と反省点を挙げた。

田中は昨年9月の世界戦で両目眼窩(がんか)底を骨折したが、今回は「感覚的には(目の)問題はない」と言う。次戦の予定は未定。

関連するニュースを読む

山本KIDさんお別れ会は四十九日めどに 主宰ジム

山本KID徳郁さん


18日に胃がんで亡くなった、総合格闘家の山本“KID”徳郁さん(享年41)が主宰するジム「KRAZY BEE」は25日、公式ブログを更新し、お別れ会をKIDさんの四十九日をめどに行う予定だと明らかにした。

ブログでは、24日のK-1 WGP 2018で追悼の10カウントセレモニーが行われ、献花台が置かれたことを報告。「山本KID徳郁代表を追悼する10カウントゴングを行なっていただきました。KID代表を偲んで会場内に献花台も設置していただき、多くの花が添えられていました。そこでマネージャーの服部がリング上で遺影をかかげ、皆様と黙祷をさせていただきました」とつづった。

その上で「今後、お別れ会は四十九日をめどにKRAZY BEE主催で行う予定です。詳細は公式SNSで発表させていただきます」(コメントは原文のまま)とした。

関連するニュースを読む

木村翔「もう引退。燃え尽き症候群」もひとまず休養

12回を終え、抱き合ってたたえ合う木村(右)と田中(撮影・前田充)

<プロボクシング:WBO世界フライ級タイトルマッチ12回戦>◇24日◇愛知・武田テバオーシャンアリーナ


敗れた王者木村翔(29=青木)はV3失敗に「悔しさ」も「気持ちよかった」と満足感も得ていた。初回から攻防が刻々入れ替わる手数の多い打撃戦。右目の周りを腫らせて「終盤は見えなかった。右拳も痛めた」が、ジャッジ3人の採点が一致は12回中5回だけ。「王者の根性は見せられた」と、0-2判定以上に競り合いの激闘を演じた。

有吉会長は結果を受け入れたが、採点には不満を示した。7回にダウンさせるもスリップ、最終回は田中優勢の採点が1人。異議通りなら2-1で勝利か、0-1の引き分けで防衛成功となる。立会人を通じてWBOに抗議する。

木村はたたき上げの雑草から、中国の英雄鄒市明を皮切りにエリートを倒してきた。今回も「全力を出し切って紙一重」に「もう引退。燃え尽き症候群」。あっさり引退宣言まで口にした。59日間で2戦した自称昭和のボクサーはとりあえず休養に専念する。

激しく打ち合う木村(右)と田中(撮影・前田充)

関連するニュースを読む

長谷川穂積 田中恒成は「総合力で勝った」

12回、激しく打ち合う木村(右)と田中(撮影・前田充)

<プロボクシング:WBO世界フライ級タイトルマッチ12回戦>◇24日◇愛知・武田テバオーシャンアリーナ


挑戦者の田中恒成(23=畑中)が世界3階級制覇を達成した。王者木村翔(29=青木)との壮絶な打ち合いを制し、2-0判定勝ち。プロ12戦目での達成は怪物王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)と並ぶ世界最速となった。

元世界3階級王者の長谷川穂積氏は「いい試合だったから、いい打ち合いになった。(田中の強みは)ひと言で言えない。総合力で勝った」とコメントした。

関連するニュースを読む

畑中Jrデビュー7連続KO 父子世界王者へ通過点

畑中建人

<プロボクシング:WBCユース世界フライ級王座決定戦10回戦>◇24日◇愛知・武田テバオーシャンアリーナ


3階級制覇を達成した田中恒成(23)の所属ジム、畑中清詞会長(51=元WBC世界スーパーバンタム級王者)の長男建人(20)が、デビューから7連続KO勝ちでWBCユース世界フライ級タイトルを獲得した。

インドネシアのルマーパサルとの王座決定戦は、5回1分56秒TKO勝ち。2回に左足、続けて右足がつるアクシデントも乗り越えた。父子世界王者への通過点。「だれにも負けないぐらい(父の映像を)見ている。普段尊敬できないから、尊敬できるものを見つけたくて」と笑顔。今後は日本か東洋太平洋王座から世界を狙う。

関連するニュースを読む

村田諒太V2戦に手応え vsゴロフキン戦にも含み

スパーリングで右ストレートを打ち込む村田(右)


ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が24日、可能性が残る元3団体統一同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)戦について、「ファンがどのカードを見たいかだと思う」と述べた。15日の2団体統一世界同級タイトル戦で、アルバレス(メキシコ)に0-2の判定負けで初黒星を喫したが、村田陣営と日本での興行の交渉が進んでいた。王座陥落で消滅かと思われたが、所属ジムの本田会長が相手の意向次第であると明言していた。

この日は同級2位ブラント(米国)とのV2戦(10月20日、米ラスベガス)へ、最長9回のスパーリングを敢行。「疲れがある中で動けた」と手応えを得た。

関連するニュースを読む

魔裟斗「寂しい」KIDさん追悼の10カウント

会場には山本“KID”徳郁さんをしのび献花台が設けられた(撮影・足立雅史)

<格闘技:K-1 WGP 2018>◇24日◇さいたまスーパーアリーナ◇日刊スポーツ新聞社後援


18日に41歳の若さで亡くなった山本“KID”徳郁さんをしのんで、追悼の10カウントセレモニーが行われた。試合前のリング上に、KIDさんが所属したKRAZY BEEジム関係者が遺影を持って登場。リングサイドで、ライバル魔裟斗らが見守る中、場内に10カウントのゴングが鳴らされた。

魔裟斗は「本当にもう会えないとおもうと寂しい。皇治がKIDの入場曲で入ってきたときは、KIDの姿とだぶって見えた」と話していた。会場には献花台も設けられ、ファンが次々に花を供え、手を合わせていた。

K-1 WORLD GP 2018JAPANの解説を務めた魔裟斗(撮影・足立雅史)

関連するニュースを読む

武尊ド派手KOガードの上からダウン奪い14連打

1回、武尊(左)はピュータスに強烈なパンチを見舞う(撮影・足立雅史)

<格闘技:K-1 WGP 2018>◇24日◇さいたまスーパーアリーナ◇日刊スポーツ新聞社後援


K-1ワールドGPスーパーフェザー級王者武尊(27)が、約半年ぶりの試合で快勝した。ダニエル・ピュータス(スペイン)に1回2分9秒、KO勝ち。史上初の3階級制覇達成以来休んでいたK-1のリングに華々しく戻ってきた。初代クルーザー級王座決定トーナメントは、シナ・カリミアン(30=イラン)が決勝でバクーリ(モロッコ)を破り優勝した。

武尊が、K-1の中心であることを証明した。3月の3階級制覇以来、半年ぶりのリング。セミファイナルに登場した武尊は、ド派手なKO劇で、観衆を熱狂させた。ガードの上から右フックでダウンを奪うと、立ち上がったところに14連打を浴びせ、文字通り殴り倒した。1回2分9秒の圧勝。お決まりのコーナートップからのバック転で、さらに会場のボルテージを上げた。

「今日の試合見て分かったでしょ。めっちゃ強くなってきた。日本の格闘技は、オレが盛り上げる」。試合後、マイクを握って武尊は豪語した。3月にK-1史上初の3階級制覇を達成。その後、米国に武者修行に出かけ、自分を見つめ直した。同じ空手出身のリョート・マチダのジムで練習し「新しいものも身に付けた」という。

武尊をねらって、若い力も台頭。12月8日、初のK-1開催が決まった大阪の皇治が、対戦要求。武尊の2つ前の試合で、3階級制覇時に武尊が判定勝ちした相手に判定勝ち。武尊はそんな皇治に「しょっぱい勝ち方してオレの名前だしてんじゃねえ。決まったら、大阪でたたきつぶす」と、次戦の相手に指名した。

1回、武尊(後方)はピュータスからダウンを奪う(撮影・足立雅史)

関連するニュースを読む

応援会HPに「長らく貴乃花を応援してくださり…」

貴乃花親方(18年7月9日撮影)


秋場所千秋楽から一夜明けた24日、貴乃花親方(46=元横綱)が「貴乃花応援会」のホームページにコメントを投稿した。「千秋楽迎え、貴乃花部屋を支えて下さる皆様へ」と題し、冒頭は勝ち越した同部屋の関取衆3人への応援の感謝などを記した。

審判部の一員として千秋楽の職務後の写真と共に、最後に「皆様長らく貴乃花を応援してくださりありがとうございました。厚く御礼を申し上げるとともに、弟子たちを今後、末永く応援賜りますように何卒宜しくお願い申し上げます」とコメント(原文まま)。27日の理事会までに、全ての親方が5つある一門のいずれかに所属しなければ厳罰の可能性がある中、無所属の貴乃花親方は方向性を示していない。

関連するニュースを読む

田中恒成“フライ級ウォーズ”で木村に学んだ心意気

12回、激しく打ち合う田中(右)と木村(撮影・前田充)

<プロボクシング:WBO世界フライ級タイトルマッチ12回戦>◇24日◇愛知・武田テバオーシャンアリーナ


挑戦者の田中恒成(23=畑中)が世界3階級制覇を達成した。王者木村翔(29=青木)との壮絶な打ち合いを制し、2-0判定勝ち。プロ12戦目での達成は怪物王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)と並ぶ世界最速。国内ジム所属選手では7人目、日本人では6人目の快挙となった。23歳3カ月での到達は日本人最年少。最終目標を世界5階級制覇に置くドリームボーイが底力を見せつけた。

最終12ラウンドに起こった究極のどつき合いに、場内が沸いた。右ストレートを2度打ち合った後、3度目が出た。田中が「2発いって、やらせじゃないけど“もう1発いくぞ”というか。互いに触発されたというか」と苦笑いした。木村と呼吸を合わせ、右拳を振るった。壮絶な拳闘が昇華し、前代未聞の映画のようなシーンが生まれた。

田中は足を止め、木村と向き合った。タフさとハートが武器の王者に闘牛のように頭をつけた超接近戦に応じた。後半は足を使って距離もとったが、合間に必ずコンビネーションを打ち込んだ。

最後のゴングと同時に木村と抱き合い「疲れたんで座っていいですか?」と断り、へたり込んだ。力を出し切り、判定で勝った。「まず木村チャンピオンに僕より大きな拍手を送ってください」が、勝利者インタビューの第一声だった。

世界戦3戦連続KO勝ちの王者に挑むには「根性」が必要だった。走った。8月中旬から4度、畑中会長らが現役時代に訪れた、名古屋市の通称“チャンピオンロード”大高緑地公園で外周約4キロを2本、急斜面の坂道150メートルダッシュを5本。9月は他の場所で急坂、階段で走った。スパーリング回数を減らしてまで、本番10日前まで走った。田中は「初心に帰る意味もあった」。2階級制覇達成から“慣れ”を感じていた。

名勝負を制し「生涯忘れられない試合になった」という田中に対し、父の斉(ひとし)トレーナー(51)は「木村選手を雑草、恒成をエリートと言うけど、どうです? 雑草でしょ? 泥臭いでしょ?」と顔を腫らした息子に誇らしげだ。

ロマチェンコと並ぶ世界最速の世界3階級制覇を成した。しかし、田中は「全然及ばない」と笑い飛ばす。夢の世界5階級制覇を思えば、スーパーフライ級、バンタム級もある。畑中会長は「フライ級ウォーズだね」と防衛戦をにらむが、遅くとも3戦後にはスーパーフライ級転向の意向だ。

田中は「この試合で新しい強さを手にできる気がする」と話していた。木村に学んだものがある。「心意気。(王者が)敵地に来て。かっこいいじゃないですか」。忘れていた闘争心を取り戻し、夢への中間地点を通過した。【加藤裕一】

◆田中恒成(たなか・こうせい)1995年(平7)6月15日、岐阜・多治見市生まれ。父斉さんに幼少から空手を習い、本格的なボクシングは市之倉小6年から。中京(現中京学院大中京)高で高校4冠。13年プロ転向。15年にWBOミニマム級で日本最速5戦目の世界王座奪取。16年に8戦目で同ライトフライ級王者になり、井上尚弥と並ぶ日本最速の世界2階級制覇。中京大経済学部卒。家族は両親と兄、妹。164センチの右ボクサーファイター。

◆ワシル・ロマチェンコ 1988年2月17日、ウクライナ生まれ。オリンピック2連覇などアマ通算396勝1敗。WBOフェザー級、同スーパーフェザー級と世界最速7戦目で2階級制覇。今年5月にWBAライト級スーパー王座を奪取し、世界最速12戦目3階級制覇。11勝(9KO)1敗。サウスポー。

3階級制覇を達成した田中恒成(撮影・前田充)

関連するニュースを読む

武居由樹が欧州王者を1回KO「武尊選手超えたい」

武居(右)はハミディをKOで破る(撮影・足立雅史)

<格闘技:K-1 WGP 2018>◇24日◇さいたまスーパーアリーナ◇日刊スポーツ新聞社後援


スーパー・バンタム級スーパーファイトで、同級王者の武居由樹(22)がアクラム・ハミディ(19=フランス)に、1回1分42秒KO勝ちし、連続KO記録を4に伸ばした。

K-1王者の武居が、WMF欧州同級王者ハミディに格の違いを見せつけた。立ち上がりこそ、ハミディのハイキックと連打に戸惑う場面もあったが、中盤に狙いすました右アッパー、左ストレートが相手の顔面にクリーンヒット。ハミディはそのままキャンバスに沈んだ。

試合後のインタビューで武居は「最初はすごくやりずらかった。自分から動いて相手のリズムにならないようにした」と、試合中の切り替えが、勝利につながったことを解説した。そして、今後について「目標とする武尊選手を超えられるように、タイの現役チャンピオンとK-1ルールでやってみたい」とさらなる成長を誓っていた。

武居(後方)はハミディをKOで破る(撮影・足立雅史)

関連するニュースを読む

皇治が延長の末判定勝ち、リングからKIDさん偲ぶ

K-1 WORLD GP 2018JAPANの解説を務めた魔裟斗(撮影・足立雅史)

<格闘技:K-1 WGP 2018>◇24日◇さいたまスーパーアリーナ◇日刊スポーツ新聞社後援


スーパー・フェザー級スーパーファイトで、皇治(29)がスタウロス・エグザコスティディス(31=ギリシャ)に、延長の末、2-1で判定勝ちした。

前日の会見では、皇治がキューピー、スタウロスがバート・シンプソンという互いに「相手に似ている」と主張する人形を持ち込んでじゃれ合う場面もあったが、試合となれば実力者同士。1回から激しい打ち合いを見せた。皇治が右ローキックやワンツーを出すと、スタウロスも連打で応戦した。そして、互いに譲らず、3回を終えての判定では皇治の1-0で延長へ。最後は皇治がやや手数で上まわった。

試合後、皇治はリング上から「魔裟斗さんと(K-1を)盛り上げはったKIDさんが亡くなられて、リスペクトしてるから入場曲を使わせてもらいました」と説明。そして、「KIDさんに1つでも安心してもらえるよう、天心-堀口ええやないの。タケポンとこっちはこっちで盛り上げようや」とアピールした。さらに「12月は俺が勝つから、天心、堀口、相手したってもええで」の発言まで飛び出した。

前同級王者の大雅を昨年9月にKO、現王者の武尊には3月に判定で惜敗したスタウロスに勝利したことで、皇治が求める12月大阪大会での武尊との対戦がいよいよ現実味を帯びてきた。

皇治

関連するニュースを読む

カリミアンが初代クルーザー王者「信じられない」

2回、カリミアン(右)はバクーリに強烈なパンチを見舞う(撮影・足立雅史)

<格闘技:K-1 WGP 2018>◇24日◇さいたまスーパーアリーナ◇日刊スポーツ新聞社後援


初代クルーザー級王座決定トーナメントは、シナ・カリミアン(30=イラン)が優勝した。

カリミアンは決勝で、ブバッカ・エル・バクーリ(24=モロッコ)に2-0で判定勝ちした。1回は防戦に回ったカリミアンだったが、2回終盤にバックブローでダウンを奪い、形勢を逆転した。そして、3回は左右のローキックとパンチなどでバクーリの反撃を封じた。

優勝したカリミアンは「私の国でK-1のベルトは本当に信じられないくらいの夢。自分の人生で絶対に忘れられない」とリング上で興奮しながら話した。

カリミアンは1回戦で延長の末、日本OD・KEN(27)にKO勝ちして流れをつかんだ。日本勢はK-Jee(27)と杉本仁(27)が準決勝に進んだが、K-Jeeがカリミアンに0-3で判定負け、杉本がバクーリに2回KO負けした。

2回、カリミアン(後方)はバクーリからダウンを奪う(撮影・足立雅史)

関連するニュースを読む

武尊1回KOに舌も滑らか「大阪のうるさいやつが」

1回、武尊(左)はピュータスに強烈なパンチを見舞う(撮影・足立雅史)

<格闘技:K-1 WGP 2018>◇24日◇さいたまスーパーアリーナ◇日刊スポーツ新聞社後援


スーパー・フェザー級スーパーファイトで、同級王者の武尊(27)がダニエル・ピュータス(25=スペイン)に、1回2分9秒KO勝ちした。

3月21日の第4代同級王座決定トーナメント決勝で、小宮山工介に3回KO勝ちして以来、半年ぶりの試合となった武尊。防御の姿勢を取るピュータスに対し、右フックで最初のダウンを奪った。そして、左右のボディーから10数発の連打を顔面などにヒットさせ、鮮やかにKOした。

勝利後のリングから武尊は「めっちゃ強くなったでしょ」とファンにアピールした後、皇治が熱望する12月の大阪大会に言及した。「大阪のうるさいヤツがごちゃごちゃ言ってるけど、中途半端な戦い方して、俺の名前出してんじゃない。決まったら皇治を地元でぶっつぶす」といつになく舌も滑らかだった。

1回、武尊(後方)はピュータスからダウンを奪う(撮影・足立雅史)

関連するニュースを読む

田中恒成、プロ12戦目の世界最速タイ3階級制覇

WBO世界フライ級タイトルマッチ 木村翔を判定で破り、3階級制覇を達成した田中恒成(撮影・前田充)

<ボクシング・WBO世界フライ級タイトルマッチ12回戦>◇24日◇名古屋市武田テバオーシャンアリーナ


挑戦者の同級1位田中恒成(23=畑中)が王者木村翔(29=青木)を2-0の判定で破り、WBOミニマム級、同ライトフライ級を含む世界3階級制覇を達成した。

国内ジム所属選手ではWBAバンタム級王者井上尚弥以来7人目、プロ12戦目での達成はWBAライト級王者ロマチェンコに並ぶ世界最速の快挙となった。

「目の前の木村チャンピオンの気持ちの強さに触発されました。気持ちと気持ちの勝負だと思っていたので、弱気になったら負けだと思っていた。気持ちの強いチャンピオンで、一生忘れられない試合になりました。(3階級制覇は)うれしいです」。

「この1カ月は、今までで一番頑張ったという自信があります」。田中は23日の前日計量後、そう言い切った。強靱(きょうじん)なタフネス、メンタルが際立つ王者を最強の敵と認めた。

世界戦3戦連続KO勝ちという木村のブルファイトは、いかにスピードがあっても全部さばききれない-。打たれても、勝つ。求めたのは“根性”だった。 7月31日の世界戦発表会見で、木村戦に向けた調整ポイントを「一番嫌な練習をすること」と話した。嫌なことは、走ること。8月中旬から4度、畑中会長らが現役時代に訪れた名古屋市内の通称“チャンピオンロード”大高緑地公園で走った。1周約4キロのロングランを2本、目の前に立つと「壁」(田中)に見える、150メートルの坂道をダッシュで5本。9月は他の場所の急坂、階段がある場所に出向き走った。本番10日前までランニングメニューを組み込む調整だった。スパーリングの回数を減らしてまで心を鍛えた。

原点回帰も図った。16年大みそか、ライトフライのベルトを奪って2階級制覇を成して以降、漂い始めた油断。田中の思い、考えが最優先され、周りが物を言いにくくなった。危機感を覚えた陣営は畑中会長、田中の父斉トレーナー(51)、フィジカル担当の河合貞利トレーナー(44)が定期的に話し合いを持つようになり“田中主導”の体制を、従来のチーム恒成に戻し、3階級制覇に挑み、この日成果を出した。

WBO世界フライ級タイトルマッチ 12回を闘い終え、抱き合ってたたえ合う木村翔(右)と田中恒成(撮影・前田充)=2018年9月24日、武田テバオーシャンアリーナ
WBO世界フライ級タイトルマッチ 12回を闘い終え、抱き合ってたたえ合う木村翔(右)と田中恒成(撮影・前田充)

関連するニュースを読む

横審「全員がホッと」進退かけた稀勢の里に合格点

記者会見に臨む北村横綱審議委員会委員長(左)と芝田山親方(撮影・河田真司)


横綱審議委員会(横審)の定例会が24日、都内のホテルで開かれた。前日23日まで行われた大相撲秋場所に進退を懸けて出場し、9場所ぶりに皆勤して10勝5敗だった横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)については、合格点が与えられた。

会見した北村正任委員長は「心配して見ていた委員全員がホッとしたということ。これだけ勝って、来場所以降に向けて復活の足場ができた。今の段階でやめた方がいいという意見はまったくない」と語った。

一方で10勝したものの、相撲内容については「もろい」「弱いなという場面もいくつかあった」と、厳しい見方も示した。11月の九州場所に向けて「来場所、また前半戦で負けが込んで休場ということになれば、やっぱり考えなければいけない」と、進退問題が完全に消滅したわけではない状態であることも明かした。

また、全勝優勝の横綱白鵬について、北村委員長は「ある委員は『頭2つ抜けている強さ』と言っていた。ケガをしていたけど、きちっと管理して、条件を整えて出てくる能力はすごいなと、みんな感心していた」と語った。

関連するニュースを読む

上原誠「悔しいけどスッキリ」KO負けで引退表明

KO負けし引退を表明した上原誠(18年4月7日撮影)

<格闘技:K-1 WGP 2018>◇24日◇さいたまスーパーアリーナ◇日刊スポーツ新聞社後援


初代クルーザー級王座決定トーナメントで優勝が期待された上原誠(33)は、1回戦でブバッカ・エル・バクーリ(24=モロッコ)に1回1分5秒、KO負けし、引退を決めた。

上原はバクーリのスピードについていけなかった。1回序盤に左ストレートを食らい、最初のダウンを取られると、最後も左ストレートでマットに沈んだ。

試合後に会見した上原は「映像で遅く見えた動きが速かった。ああいう形で打ちのめされたのは初めて。負けたら引退なので、終わり(にする)。悔しいけどスッキリした」と、肩の荷が下りた表情を見せた。

そして、格闘技人生を振り返り「体が小さい中で12年間頑張れた。つらかったけど、充実した12年間だった」と話した。

関連するニュースを読む

王座陥落の木村翔、悔し涙も「負けた気持ちはない」

WBO世界フライ級タイトルマッチ 田中に敗れ、右目を大きく腫らし取材に答える木村(撮影・前田充)

<プロボクシング:WBO世界フライ級タイトルマッチ12回戦>◇24日◇愛知・武田テバオーシャンアリーナ


0-2の判定負けで3度目の防衛に失敗した王者の木村翔(29=青木)は「自分としては負けた気持ちはなかった」と試合後、素直な心境を口にした。

1回から下がることなく、真正面から打ち合ってきた挑戦者の同級1位田中恒成(23=畑中)に対して「想定内ではありました」とし、2回に被弾して動きが止まった左フックを含め「2回効いたのはありました」。中盤から右目が腫れ「最後は全然見えなかった」と視界が遮られながらも、7回には強烈な右拳を相手顔面に打ち込んでぐらつかせた。 接近戦からの両ボディーへの連打、右ストレート、左フックと木村らしい持ち味を出しながら、最後に敵地で仕留められなかった。

木村は「毎ラウンドで倒すつもりでいった。もっとプレッシャーをかけられれば良かったと思いますけど。12ラウンドで王者の根性はみせられたかと思います。終わって気持ちよかった」と振り返った。 気丈に話し続けていたものの、王座陥落したことに「今はチャンピオンから落ちたので受け止めていきたい。木村翔が本当のメインで試合できれば。本当は勝ちたかったですけれど…」と言葉を詰まらせ、両目から流れる涙をぬぐっていた。

WBO世界フライ級タイトルマッチ 12回、激しく打ち合う田中(右)と木村(撮影・前田充)
WBO世界フライ級タイトルマッチ 12回を闘い終え、抱き合ってたたえ合う木村翔(右)と田中恒成(撮影・前田充)

関連するニュースを読む

芦沢竜誠「普通にけんかだった」小沢海斗に大差判定

3回、芦沢(後方)は小沢に強烈なパンチを見舞う(撮影・足立雅史)

<格闘技:K-1 WGP 2018>◇24日◇さいたまスーパーアリーナ◇日刊スポーツ新聞社後援


K-1フェザー級で注目の小沢海斗(25)と芦沢竜誠(23)とのスーパーファイトは、芦沢が3-0で判定勝ちした。

試合は序盤から芦沢のペース。1回に連打とキックで2度のダウンを奪うと、最後まで小沢を中に入らせなかった。判定は審判3人とも30-27という一方的な内容だった。

「今回は普通にけんかだったので、1ラウンドから行った」という芦沢。「倒せなかった(=KOできなかった)のは心残りなので、できるようにこれからも練習する。下馬評で俺が負けるという試合を全部ひっくり返す」と、さらなるレベルアップを誓った。

6月の第2代同級王座決定トーナメントでともに敗退した2人。今後のサバイバルをかけ、対戦決定から前日の公開計量・会見まで、ことあるごとに小競り合いが続いたが、芦沢が終止符を打った。

関連するニュースを読む

中国で大人気の木村翔、激闘もV3ならず王座陥落

WBO世界フライ級タイトルマッチ 田中に敗れ、右目を大きく腫らし取材に答える木村(撮影・前田充)

<プロボクシング:WBO世界フライ級タイトルマッチ12回戦>◇24日◇愛知・武田テバオーシャンアリーナ


王者木村翔(29=青木)が3度目の防衛に失敗した。挑戦者の同級1位田中恒成(23=畑中)に0-2で判定負け。激戦を物語るように、試合後の顔は右目付近が大きく腫れていた。

セコンドには元協栄ジムで数多くの世界王者を育てた大竹トレーナーがついた。6回戦時代から目をかけられ、世界挑戦前からアドバイスをもらってきた。試合前には「すべて万全でありがたい。今一番脂が乗っていてワクワクする。KO決着したい」と話していたが、無念の結果となった。

19日に、中国企業2社と契約。世界3大蒸留酒の1つ「貴州茅台酒(きしゅうまおたいしゅ)」と北京ダックの老舗チェーン「全聚徳(ぜんしゅとく)」だ。中国が世界に誇る企業で、日本で販売戦略拡大の一環として契約が実現していた。

木村は昨年に五輪連続金の鄒市明から王座奪取し、中国で人気者になった。前回も中国でV2を果たして人気は増すばかり。「一緒に練習したい」と現在もジム会員の中国人は20人近い。日本駐在ビジネスマンも多く、今回はその紹介で中国企業との異例のスポンサー契約がまとまった。

今回は2社の名をトランクスのベルトと前面やガウンの背中に入れた。リング内外から強力なサポートを受けたが、田中の3階級制覇を阻止できなかった。

WBO世界フライ級タイトルマッチ 12回、激しく打ち合う田中(右)と木村(撮影・前田充)
WBO世界フライ級タイトルマッチ 12回を闘い終え、抱き合ってたたえ合う木村翔(右)と田中恒成(撮影・前田充)

関連するニュースを読む

スアレックが郷州下しK-1初勝利「また戦いたい」

郷州に打ち勝ったスアレック

<格闘技:K-1 WGP 2018>◇24日◇さいたまスーパーアリーナ◇日刊スポーツ新聞社後援


スーパー・フェザー級スーパーファイトで、スアレック・ルークカムイ(32)が郷州征宜(32)に3-0で判定勝ちした。

スアレックはワンツーからローキックにつなげる攻撃パターンで前へ出て、ポイントを奪った。郷州は最後まで自分の距離を取れず、有効打を決められなかった。審判3者とも30-28という判定でスアレックがK-1初勝利を挙げた。

スアレックは「(郷州が)前に出てくると予想していたが、そうではなかった」と試合を振り返った。そして、「K-1の舞台でまた戦いたい」と笑顔を見せた。

当初はちょうど1年前に対戦するはずだった郷州-ティムール・ナドロフ(23=ロシア)戦が組まれていたが、ナドロフが1度痛めた右足首を再度負傷し、2度目の中止。1カ月前に郷州-スアレック戦が決まった。互いにやりにくい状況ではあったが、スアレックが持ち味を発揮した。

関連するニュースを読む

3階級王者田中恒成「弱気になったら負け」激戦語る

WBO世界フライ級タイトルマッチ 12回、激しく打ち合う田中(右)と木村(撮影・前田充)

<プロボクシング:WBO世界フライ級タイトルマッチ12回戦>◇24日◇愛知・武田テバオーシャンアリーナ


挑戦者の同級1位田中恒成(23=畑中)が判定2-0で王者木村翔(29=青木)を下し、12戦目の世界最速タイで3階級制覇を成し遂げた。序盤から激しく打ち合い、序盤は田中が主導権を握り、スタミナに自信を持つ木村が後半に盛り返す。ダウンシーンこそなかったが、見応え十分の打撃戦。ジャッジは1人がドロー、2ポイント差、4ポイント差の小差で支持された田中が接戦を制した。

「気持ちの勝負。弱気になったら負けと思っていた」と新王者。プロ12戦目の3階級制覇は、ウクライナのプロシェンコに並ぶ世界最速。今後に向けては「まじ疲れたんで休みたい。もっともっと強くなりたい」と誓った。

WBO世界フライ級タイトルマッチ 木村翔を判定で破り、3階級制覇を達成した田中恒成(撮影・前田充)
WBO世界フライ級タイトルマッチ 12回を闘い終え、抱き合ってたたえ合う木村翔(右)と田中恒成(撮影・前田充)

関連するニュースを読む

畑中清詞氏ジュニアが無傷7連続KOで初タイトル

畑中建人(16年12月31日撮影)

<プロボクシング:WBCユース世界フライ級王座決定戦10回戦>◇24日◇愛知・武田テバオーシャンアリーナ


元WBC世界スーパーバンタム級王者畑中清詞(51=畑中ジム会長)ジュニアの建人(20)が、デビューから無傷の7連続KO勝ちで初タイトルを獲得した。アプリリャント・ルマーパサル(23=インドネシア)との王座決定戦。3回にボディー攻めで最初のダウンを奪い、5回にワンツーの右で2度目のダウン。立ち上がったところに連打を浴びせ、5回1分56秒TKO勝ちした。

「2回から足がつってだいぶ不安があった。早く終わってよかったなって安心してます」。2回に左足、続けて右足がつって「初めてなんで」とあせった。当初は防御重視のプランも、思い切って倒しにいった。「練習してきた」ボディーを中心にルマーパサルを圧倒。5回で仕留めた。

父子世界王者への通過点。「だれにも負けないぐらい(父の映像を)見ている。普段は尊敬できないから、尊敬できるものを見つけたくて」と笑顔で話した。今後は日本、東洋太平洋タイトル獲得を目指す。

畑中建人(左)と父の畑中清詞会長(16年12月31日撮影)

関連するニュースを読む

近藤魁成がK-1甲子園で史上初2連覇「来年も」

K-1甲子園で史上初のV2を達成した近藤魁成

<格闘技:K-1 WGP 2018>◇24日◇さいたまスーパーアリーナ◇日刊スポーツ新聞社後援


「ガスワンプレゼンツK-1甲子園2018」の決勝3試合が行われ、注目の65キロで近藤魁成(大阪・西成高2年)が、史上初の2連覇を果たした。

近藤は相手の大庭龍華(東京・練馬工高1年)に1回立ち上がりから圧力をかけた。そして、連打で2回終盤にダウンを奪って、3-0で判定勝ちした。

審判3人がいずれも30-27の内容にも、KOを逃した近藤は納得がいかない様子。「KOして他の階級とレベルの差を見せたかった。もっと圧倒できると思っていたが、相手の距離感がうまかった」と反省した。それでも、次回に向けては「来年も甲子園のベルト取って、初の3連覇をする」と誓っていた。

◆K-1甲子園 55キロ

2分3ラウンド、延長1ラウンド

○多久田和馬(神奈川・彦根高1年) KO(3回33秒) ×笠見瑠伊(茨城・鹿島学園高2年)

◆K-1甲子園 60キロ

2分3ラウンド、延長1ラウンド

○山浦力也(長野・佐久平総合技術高3年) 判定(3-0) ×清水隆誠(大阪・美原高3年)

◆K-1甲子園 65キロ

2分3ラウンド、延長1ラウンド

○近藤魁成(大阪・西成高2年) 判定(3-0) ×大庭龍華(東京・練馬工高1年)

関連するニュースを読む

白鵬「眠ったもの起こさせてくれた」稀勢の里に感謝

笑顔で今場所を振り返る白鵬(撮影・河田真司)


大相撲の横綱白鵬(33=宮城野)が全勝優勝を果たした秋場所千秋楽翌日の24日、都内で一夜明け会見を行った。前夜は祝杯を挙げたが「全然酔わなかったし気持ちよく寝られた」と表情は晴れやかだった。

今場所のターニングポイントに5日目の小結貴景勝(22=貴乃花)戦を挙げた。痛めた右足で土俵際に残り、逆転の白星。9日目に対戦した関脇御嶽海(25=出羽海)を含めて「彼らは今後の大相撲を間違いなく引っ張る存在」とし、「彼らに勝って今場所いけるんじゃないかと思った」と優勝を予感したという。先場所は右膝を痛めて途中休場。左足首には夏巡業の最終日までテーピングを施していた。「場所前から考えてみれば全勝は夢のまた夢」。稽古と並行してけがを治療し、本場所では初日から快調な滑り出し。不安を取り除き、徐々に自信を深めていき、横綱800勝と幕内通算1000勝を達成した。

復活したライバルへの思いも口にした。8場所連続休場から復帰し、今場所2桁勝利を挙げた横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)について「8場所休場は、私には想像できない。どんな相撲を取るのかと思ったけど、本当に見事な相撲だった」と称賛を惜しまなかった。「稀勢関が私を磨いてくれた。眠ったものを起こさせてくれた」と、改めて感謝した。

次なる目標は、2年後の東京五輪・パラリンピックまで土俵に上がり続けること。4月に死去した父ジジド・ムンフバトさんが64年の東京五輪にレスリング選手として出場し、特別な思いがある。「親は子どもの頑張りが一番うれしいもの。いなくなってもどこかで見ている、そう思って頑張れば結果も出る。何とか現役で東京オリンピックを迎えて、相撲協会ととも活動できれば」。数々の記録を打ち立てた横綱は、2020年へ再スタートを切った。

一夜明け会見に臨む白鵬(撮影・河田真司)

関連するニュースを読む

KUSHIDA毒霧に「俺の師匠誰だと思ってんだ」

KUSHIDA(2018年5月撮影)

<新日本:神戸大会>◇23日◇神戸ワールド記念ホール


長期欠場の高橋が返上したIWGPジュニアヘビー級王座を巡る新王者決定トーナメント1回戦で、KUSHIDAがBUSHIを破り、10月8日の両国大会での決勝に進んだ。

毒霧を顔面に受けながら、最後はバックトゥーザフューチャー2連発で3カウント奪った。毒霧は師事していたTAJIRIの得意技。「俺の師匠は誰だと思ってるんだ」と強気に言った。

関連するニュースを読む

CHAOS内紛 ホワイトが外道がオカダ襲撃

ジェイ・ホワイト(2018年7月撮影)

<新日本:神戸大会>◇23日◇神戸ワールド記念ホール


来年1月4日の東京ドーム大会でのIWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦で、保持者の棚橋弘至(41)がオカダ・カズチカ(31)を35分43秒の熱戦で下し、防衛を果たした。

「CHAOS」に内紛が勃発した。メインの決着後にホワイトが乱入。権利証を守った棚橋を急襲したが、同じユニットのオカダも足蹴(あしげ)にする暴挙に出た。さらに仲裁に登場したと思われた外道が、長くマネジャーを務めていたオカダに対し、背後からパイプ椅子で打ち付け、ホワイトと手を組むことを宣言。権利証の入ったブリーフケースを手に「ふさわしいのはジェイ・ホワイトだ」とアピールした。

関連するニュースを読む

棚橋飛んで飛んで飛んで3年8カ月ぶりオカダ撃破

試合後の取材エリアで立つこともままならない棚橋(C)NJPW

<新日本:神戸大会>◇23日◇神戸ワールド記念ホール


来年1月4日の東京ドーム大会でのIWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦で、保持者の棚橋弘至(41)がオカダ・カズチカ(31)を35分43秒の熱戦で下し、防衛を果たした。

最後はほふく前進でコーナーへ向かった。両膝は限界を超えていた。歩くことさえままならなかった。完治はない変形性関節症を抱える右膝だけではなく、この日は試合序盤に場外で左膝を痛打。その後はオカダの非情攻撃の餌食に。それでも、痛みに耐え、はってでも勝機を探った。そして、たどり着いたコーナー上から、最後は3度もハイフライフローを見舞った。

中盤、痛む両膝を犠牲にするツームストンパイルドライバーを放った。場外の硬いマットに自らの膝を打ち付け、肉を切らせて骨を断ちにいった。「リスクを取る」。この試合も同じだった。G1クライマックス制覇で手にした権利証を差し出し、オカダを逆指名。「G1後のファンのテンションを下げたくなかった」とあえて賭けに出た。

今年は負け、引き分けと苦しんだオカダに雪辱。15年1月以来の勝利で、通算成績も5勝5敗3分けの五分に戻した。試合後にはホワイトの急襲を受け、勝利のパフォーマンスをできず。「俺がオカダに勝つのに何年かかったと思ってるんだ」とホワイトに憤っていた。【阿部健吾】

試合後の取材エリアで仰向けになる棚橋(C)NJPW

関連するニュースを読む