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幕下陥落危機!照ノ富士が左膝半月板損傷で休場

照ノ富士

 大相撲の元大関で東十両8枚目の照ノ富士(26=伊勢ケ浜)が16日、左膝外側半月板損傷で、夏場所4日目のこの日から休場することが発表された。照ノ富士は、昨年5月の夏場所で12勝3敗の優勝次点となって以降、4場所連続途中休場。今年3月の春場所で十両に陥落した。同場所は皆勤したが6勝9敗。1年間も勝ち越しから遠ざかり、今場所も初日から3連敗していた。

 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「早くから調子が悪いと話していた。悪化したというか、先場所からずっと。痛み止めをしても、痛みが勝っている」と、状態を説明した。前日15日に師弟で話して決めたという。

 このまま再出場しなければ、7月の名古屋場所で幕下に陥落することは確実。元大関が幕下まで陥落すれば昭和以降初めて。再出場の可能性について伊勢ケ浜親方は「今は痛み止めをしても痛いけど、痛み止めが効いてくれば」と話し、経過を見て判断する。手術については「それはない」と否定していた。

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井上岳志が公開練習で万全「戦う用意はできている」

井上岳志

ボクシングWBO世界スーパーウエルター級3位井上岳志(28=ワールド)が、23日に米ヒューストン市内のジムで公開練習に臨んだ。26日に王者ハイメ・ムンギア(22=メキシコ)のV3戦で世界初挑戦する。

井上はシャドーを披露するにとどまったが、20日に現地到着後は現地のジムで最終調整してきた。前日までに会場となる1万8000人収容のトヨタセンターを視察、メディカルチェックも終えた。「時差ぼけもなくなり、いい仕上がりになった。戦う用意はできている」と準備は万全とした。

井上は173センチで身長差は10センチ差ある。フェイスオフでは見上げる格好になったが「昔から近い距離で戦ってきた。うまくかみ合うと思う。米国デビューができ、世界にも中継されることは光栄でうれしい。日本のファンの期待に応えたい」と意欲を示した。

ムンギアはリングに上がったが、体を動かすことはなく、写真撮影に応じただけだった。インタビューには「すばらしいショーを見せて防衛する。今年は4試合したい」と答えた。

セミではWBA世界フェザー級タイトルマッチで、王者ヘスス・ロハス(プエルトリコ)がツァン・シュー(中国)の挑戦を受ける。

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白鵬「休場明けの相手」頭にあった/大ちゃん大分析

御嶽海(右)に押し出しで敗れ、驚いた表情を浮かべる白鵬(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇11日目◇23日◇東京・両国国技館

左膝付近の負傷で7日目から休場していた小結御嶽海(26=出羽海)が、全勝で42回目の優勝へ突っ走っていた横綱白鵬を押し出した。休場明け最初の取組で、横綱を倒すのは52年初場所の横綱東富士以来67年ぶり。

  ◇   ◇   ◇  

白鵬からすれば、御嶽海があんなに前に出てくるとは思わなかっただろう。休場明けの相手だ。変化はないだろうし、そこまでの圧力もない、というのが頭にあったはず。あれやこれやと気を回しすぎたのかな。それが、ここまでの立ち合いの踏み込みを奪った。突き返した時は上体が起こされて突っ張りきれない。前傾姿勢の御嶽海に防戦一方では、いくら運動神経のいい白鵬でも対応できない。気がつけば土俵を割っていた、という感覚だろう。元気いっぱいの御嶽海とやっていたら、また違う展開になったはずだ。

これで玉鷲が1差。よもや1差で今日の白鵬戦を迎えるとは思わなかったろうが、ここは欲を出さず関脇として10勝、11勝と星を伸ばすための一番、という気持ちで向かってほしい。34歳でケガなく突き押しに徹する相撲は尊敬に値する。最年長大関を目指すつもりで土俵を沸かせてほしい。(日刊スポーツ評論家・高砂浦五郎=元大関朝潮)

白鵬(左)を押し出しで破る御嶽海(撮影・河田真司)

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玉鷲トップに並ぶぞ!白鵬戦へ「思い切っていく」

琴奨菊(左)を押し出しで破る玉鷲(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇11日目◇23日◇東京・両国国技館

玉鷲が対戦成績6連勝中だった琴奨菊を下し、2敗を守った。

土俵際に追い込まれてから体を入れ替え、しゃにむに反撃、最後は右肩の“ショルダータックル”で押し出した。「しっかり残ったのは覚えてるけど、その後は覚えてない」。12日目は、自分の取組後に初黒星を喫した白鵬と直接対決。優勝争いの意識は「頭から外して」と言い「明日はもう思い切っていきたい」。対戦成績13戦全敗の相手から初白星となれば、V戦線でトップに並ぶ。

琴奨菊(右)の攻めを土俵際でこらえる玉鷲(撮影・丹羽敏通)

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ブライアン「この世の寄生虫だ」ビンス会長ら罵倒

リング上にいるマクマホン会長、挑戦者AJスタイルズを罵倒するWWEヘビー級王者ブライアン (C) 2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:スマックダウン大会>◇22日(日本時間23日)◇米カンザス州ウィチタ・イントラスト・バンク・アリーナ

WWEヘビー級王者ダニエル・ブライアン(37)が、ビンス・マクマホン会長、挑戦者AJスタイルズ(41)を罵倒した。

27日のPPV大会ロイヤルランブル(米アリゾナ州フェニックス・フェイス・フィールド)で前王者AJスタイルズとの防衛戦を控える。リング上でビンス・マクマホン会長(73)、AJスタイルズが待ちかまえるにもかかわらず、ベルトを肩にかけたブライアンは場外に居座り「AJスタイルズと同じリングに上がりたくない」と罵倒した。

AJスタイルズからは「それは『恐れ』が原因だ、ブライアン。お前は今日、そしてロイヤルランブルで何が起こるか恐れているんだ」とメンタル面を指摘され、同会長がリングに上がるように命令されても、まったく聞く耳を持たず。ブライアンは「ビンスやベビーブーム世代はこの世の寄生虫だ!」とWWE最高権力者が会場のファンまでも敵視し、侮辱した。

「リングでにらみ合いする必要はない」としびれを切らした挑戦者に場外で追い回された。たまらずリングに上がったブライアンは、同会長を盾にしてフェノメナル・フォアアームを回避。カウンターでニープラスを打ち込んでAJスタイルズを迎撃した。一撃を食らわしたブライアンは場外へと逃げ込み、ベルトを持ってその場を後にした。

リング上にいるマクマホン会長(右奥)と挑戦者AJスタイルズ(左奥)をリング下で見つめるWWEヘビー級王者ブライアン (C) 2019WWE,Inc.AllRightsReserved

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照強が足取りで勝ち越し、必死の稽古実り新入幕確実

白鷹山(左)を足取りで破る照強(撮影・鈴木正人)

東十両筆頭照強が勝ち越しを決め、新入幕を確実にした。場所前の稽古総見で足取りで勝った白鷹山に、本場所でも同じ技を仕掛けて破った。「試してみて、本場所で『こいつとやれば勝てる』と思っていた」。

先場所は西十両5枚目で10勝したが、新入幕にとどかず「悔しくて、必死に稽古した」。169センチの小兵ながら、馬力、スピードで人気を集める24歳は「良かったんじゃないですか」と笑みを浮かべた。

白鷹山(左)を足取りで破った照強(撮影・鈴木正人)

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御嶽海休場明け初戦で白鵬に土 満身創痍で快挙達成

白鵬(右)を押し出しで破った御嶽海(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇11日目◇23日◇東京・両国国技館

左膝付近の負傷で7日目から休場していた小結御嶽海(26=出羽海)が、記録ずくめの復活星を挙げた。

全勝で42回目の優勝へ突っ走っていた横綱白鵬を押し出した。休場明け最初の取組で、横綱を倒すのは52年初場所の横綱東富士以来67年ぶり。関脇以下が1場所で3横綱総ナメは、大乃国以来35年ぶりの快挙となった。

土俵上に座布団が舞い、花道へ引き揚げる勝者は左足をひきずっていた。6日目に左膝を負傷した御嶽海が、白鵬の独走ムードに待ったをかけた。昨年秋場所から休場をはさんで25連勝中だった横綱に、まわしを触らせない。痛いはずの左足を踏ん張り、張られても果敢に前へ出た。後手後手になった白鵬を一直線に土俵外へ。「横綱は強い。自分の相撲、前に出ることしか考えてなかった」。移動は付け人に肩を借り、階段は手すりが頼り。満身創痍(そうい)の中で、会心の1勝を手にした。

2つの快挙を達成した。休場明け最初の対戦相手に横綱が組まれるのは戦後9人目。白星を挙げるのは52年初場所の横綱東富士以来、67年ぶりとなった。関脇以下の3横綱総なめも、84年春場所の関脇大乃国以来35年ぶり4人(5回)目。「良かったんじゃない。なかなかできる体験じゃないしね」と、顔色一つ変えずうなずいた。

休場中のうっぷんを晴らした。左膝の治療で体も動かせなかった4日間。幕内の取組をテレビで観戦した。「ここにいないのが不思議で悔しかった」と吐露。それでも「これも自分への試練。乗り越えたらいいんじゃない」と深く考え込まなかった。「おいしいものしか食べたくないし飲みたくない」という気分屋。プロテインなどのサプリは摂取せず「ナチュラルボディ」で勝負する。左膝の状態については「大丈夫」と弱気を見せない。残り4番、全勝する覚悟だ。【佐藤礼征】

白鵬を押し出しで破った御嶽海(撮影・丹羽敏通)

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宇良、長期休場か 稲川親方が靱帯断裂重傷だと明言

負傷し車いすに乗り引き揚げる宇良(2019年1月22日撮影)

西幕下23枚目の宇良(26=木瀬)が長期休場する可能性が出てきた。

幕下豊昇龍戦で右膝を負傷してから一夜明けた23日、部屋付きの稲川親方(元小結普天王)が「前十字靱帯(じんたい)断裂です」と、重傷だったことを明かした。宇良は幕内だった一昨年秋場所で今回と同じけがを負い、6場所連続休場。東三段目91枚目となった昨年秋場所で復帰後、一気に番付を戻していた中での悲運だった。

稲川親方は「再び手術なら復帰に数カ月かかる」と話した。手術回避も模索しつつ、今後の方針を決めるという。また前頭琴勇輝が右膝付近を痛めて約10日間、千代の国が左膝複合靱帯損傷で約2週間、十両隆の勝が右膝前十字靱帯損傷で約1カ月の加療を要するとの診断書を提出、この日から休場した。

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イタミ3WAY前哨戦を制す、必殺技でフォール奪う

クルーザー級王座前哨戦で戸沢陽(右)を裸絞めで攻め込むヒデオ・イタミ (C) 2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:205 Live大会>◇22日(日本時間23日)◇米カンザス州ウィチタ・イントラスト・バンク・アリーナ

WWEクルーザー級次期挑戦者3人による前哨戦は、元ノアKENTAことヒデオ・イタミ(37)が制した。

27日のPPV大会ロイヤルランブル(米アリゾナ州フェニックス・フェイス・フィールド)で、同級王者バディ・マーフィー(30)に戸沢陽(33)、カリスト(32)とともに挑戦者として4WAY形式の王座戦に臨む。

この日は挑戦者3人による3WAY前哨戦が組まれ、王者マーフィーが見守る中で開催された。めまぐるしく攻防が入れ替わり、マーフィーも試合途中に加入する荒れた展開だった。戸沢がトペ・スイシーダで介入した王者を粉砕。必殺技を巡る攻防ではカリストの雪崩式フランケンシュタイナーをすかした戸沢がダイビング・セントーンをかわされて自爆。その隙を突いたイタミが串刺しドロップキックでカリストを蹴散らすと、最後は戸沢に飛龍裸絞めの体勢から強烈なヒザを顔面にたたき込む必殺のサクラ・ニーストライクを成功させてフォールを奪った。試合前に「誰のためでもないぞ。自分のためにクルーザー級タイトルはもらう」と意気込んでいたイタミが、3WAY前哨戦を制してはずみをつけた。

カリスト(左端)に串刺しドロップキックを狙うイタミ(中央)。右下は戸沢 (C) 2019WWE,Inc.AllRightsReserved

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「これはワシのもん」王者アスカが挑戦者と殴り合い

挑戦者リンチ(右手前)にベルトを誇示するスマックダウン女子王者アスカ (C) 2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:スマックダウン大会>◇22日(日本時間23日)◇米カンザス州ウィチタ・イントラスト・バンク・アリーナ

スマックダウン女子王者アスカ(37)がドスのきいた大阪弁で挑戦者ベッキー・リンチ(31)を挑発し、殴り合いを展開した。27日のPPV大会ロイヤルランブル(米アリゾナ州フェニックス・フェイス・フィールド)で両者は激突する。

男前な振る舞いで「ザ・マン」の愛称を持つ前王者のリンチから「『ザ・マン』にとって(最大の祭典)レッスルマニア35のメインイベントが重要だ! あと5日でロイヤルランブル。私はまだアスカにフォールを奪われたわけではない。タイトルを取り戻すぞ」とほえると、ベルトを持ってアスカが登場した。

ホワイトのスマックダウン女子王座ベルトを左手で掲げながら「これはワシのもんじゃ。お前には無理じゃ」で大阪弁でまくし立てた。さらに入場口には、27日のPPV大会で30人出場の女子ロイヤルランブル戦への参戦を表明した元王者シャーロット・フレアー(32)も姿をみせ「ロイヤルランブル戦優勝が楽しみだわ! 昨年のレッスルマニアでは私が(王者として)アスカのWWE連勝記録を止めたわね」と余裕の表情を浮かべた。

王者経験者2人の挑発に耐えかねたアスカはリングにいたリンチを背後から襲撃。パンチを見舞った後、バリケードや解説席を使った乱闘にまで発展。PPV大会での一騎打ちを前に、さらに遺恨を深めていた。

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白鵬が初黒星、玉鷲9勝/11日目写真ライブ特集

<大相撲初場所>◇11日目◇23日◇東京・両国国技館

無傷の10連勝でトップを走る横綱白鵬(33=宮城野)が今場所初黒星を喫した。負傷休場からこの日、再出場の小結御嶽海(26=出羽海)に一方的に押し出された。

関脇玉鷲(34=片男波)は前頭4枚目琴奨菊(34=佐渡ヶ嶽)を押し出して9勝2敗。

11日目の取組模様を写真で振り返ります。


御嶽海(6勝2敗3休)押し出し白鵬(10勝1敗)

白鵬を押し出しで破った御嶽海(撮影・丹羽敏通)

白鵬(左)を押し出しで破る御嶽海(撮影・河田真司)


碧山(6勝5敗)はたき込み豪栄道(5勝6敗)

碧山(下)をはたき込みで下す豪栄道(撮影・河田真司)

豪栄道のはたき込みで敗れた碧山(撮影・丹羽敏通)


高安(6勝5敗)寄り切り隠岐の海(6勝5敗)

隠岐の海を寄り切りで破った高安(撮影・丹羽敏通)

隠岐の海(左)を寄り切りで破る高安(撮影・河田真司)


貴景勝(8勝3敗)押し出し北勝富士(6勝5敗)

北勝富士(右)を押し出しで破る貴景勝(撮影・河田真司)

北勝富士(右)を押し出しで破る貴景勝(撮影・河田真司)


琴奨菊(4勝7敗)押し出し玉鷲(9勝2敗)

琴奨菊(左)を押し出しで破る玉鷲(撮影・河田真司)

2敗を守った玉鷲(撮影・丹羽敏通)


松鳳山(4勝7敗)上手投げ逸ノ城(6勝5敗)

逸ノ城(手前)を上手投げで破る松鳳山(撮影・河田真司)

逸ノ城(手前)を上手投げで破る松鳳山(撮影・河田真司)


遠藤(8勝3敗)寄り切り嘉風(2勝9敗)

嘉風を寄り切りで破った遠藤(撮影・丹羽敏通)

嘉風(左)を寄り切りで破る遠藤(撮影・河田真司)


千代大龍(6勝5敗)寄り切り 魁聖(8勝3敗)

千代大龍(右)を寄り切りで破る魁聖(撮影・河田真司)

千代大龍を寄り切りで破った魁聖(撮影・丹羽敏通)


千代の国(8勝3敗)不戦勝阿炎(7勝4敗)

千代の国の休場により阿炎の不戦勝(撮影・河田真司)

千代の国の休場により阿炎の不戦勝(撮影・河田真司)


大翔丸(1勝10敗)首投げ勢(6勝5敗)

勢(奥)を首投げで破る大翔丸(撮影・河田真司)

勢(奥)を首投げで破る大翔丸(撮影・河田真司)

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白鵬が初黒星、再出場の御嶽海に3秒5完敗 初場所

白鵬(左)を押し出しで破る御嶽海(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇11日目◇23日◇東京・両国国技館

無傷の10連勝でトップを走る横綱白鵬(33=宮城野)が今場所初黒星を喫した。負傷休場からこの日、再出場の小結御嶽海(26=出羽海)に一方的に3秒5で押し出された。

大関高安(28=田子ノ浦)は前頭4枚目隠岐の海(33=八角)を寄り切って6勝5敗。大関豪栄道(32=境川)は前頭5枚目碧山(32=春日野)をはたき込んで5勝6敗。

関脇玉鷲(34=片男波)は前頭4枚目琴奨菊(34=佐渡ヶ嶽)を押し出して9勝2敗。関脇貴景勝(22=千賀ノ浦)は前頭2枚目北勝富士(26=八角)を押し出して8勝3敗と勝ち越しを決めた。

人気力士の前頭9枚目遠藤(28=追手風)も前頭5枚目嘉風(36=尾車)を寄り切って8勝3敗と勝ち越しを決めた。

2敗で優勝争いを演じていた前頭15枚目千代の国(28=九重)は左膝靱帯損傷のため、この日から休場。2敗目を喫した10日目の勢戦で負傷した。前頭13枚目琴勇輝(27=佐渡ケ嶽)も負傷のため、この日から休場となった。

優勝争いは1敗で白鵬、2敗に玉鷲、3敗で貴景勝、前頭8枚目魁聖(32=友綱)、遠藤、千代の国と続いている。

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豊ノ島が勝ち越し「幕内に戻る気持ち持っている」

貴源治の後ろに回った豊ノ島(撮影・丹羽敏通)

<大相撲初場所> ◇11日目◇23日◇東京・両国国技館

再十両2場所目の西十両5枚目の豊ノ島(35=時津風)が、2場所連続で11日目での勝ち越しを決めた。

東十両2枚目の貴源治(21=千賀ノ浦)と対戦。191センチと上背があり、腕力も強い相手の突っ張り、のど輪押しにも重い腰は崩れなかった。下からあてがいながら対応。貴源治の左の突きが空振りするスキを逃さなかった。すかさず脇が空いた相手の横に食いつくと、そのまま前進。さらに背後につき、送り出す完勝だった。5連勝で8勝目(3敗)。大きな白星だった。

取組後、支度部屋での滞在時間がいつもより10分以上も長かった。洗髪していたことが理由で「5日に1回、洗おうと決めていた」(豊ノ島)。気持ちも頭もスッキリして支度部屋を出ると「押し込めなかったけど慌てずに対応できた。体が動いている証拠で先場所同様、変に硬くならずに相撲が取れている」と給金相撲を振り返った。

豊ノ島にとって、やはり十両は単なる通過点。過去に在位し、皆勤した6場所は先場所まで、69勝21敗と8割近い勝率を誇る。優勝も2回。今場所も6回目の2ケタ勝利が見えてきた。2差で追う優勝争いには「十両の優勝はボーナスのようなもの」と、さほど意識はない。それ以上に幕内復帰という、現実的な目標が優先だ。

11日目を終え、幕内の空きは4枠は確実。現時点で昇格3番手につけており、このまま星を上積みできれば実現可能だ。「幕内に戻る気持ちは常に持っていたからね。あとは星を伸ばして、戻れる星になるように頑張るだけです」と残り4番も全力を尽くす。

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18歳漣が50秒熱戦制し五分「危うく負けそうに」

北勝鶴(左)を激しく攻める漣(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所> ◇11日目◇23日◇東京・両国国技館

岩手県奥州市出身の西三段目61枚目漣(さざなみ、18=伊勢ノ海)が6番相撲で3勝目を挙げ、星を五分に戻した。

山形県鶴岡市出身の西三段目56枚目北勝鶴(30=八角)との顔合わせ。左四つでまわしをつかみ前に出たが、寄り切れず長期戦になった。

上手投げから左でのど輪、突っ張って土俵際に追い込み、押し出した。50秒間の熱戦を制し「危うく負けそうになった」と苦笑いを浮かべた。体重が増えた分、動きにキレがなくなったという。2場所連続の勝ち越しへ「落ちついて取りにいきたい」と意気込んだ。

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志摩ノ海「寝て忘れます」こつこつ努力で初2桁白星

蒼国来を破った志摩ノ海(左)(撮影・丹羽敏通)

<大相撲初場所>◇11日目◇23日◇東京・両国国技館

東十両11枚目志摩ノ海(29=木瀬)が、幕内経験者の西12枚目蒼国来を寄り切りで下し、十両7場所目で初の2桁白星を挙げた。

「立ち合いで迷いがあった。普通に(当たっていけば)良かったけど、浮いてしまって…。前にもっと出ないとダメです」。

西幕下4枚目だった13年名古屋場所で左膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがを負い、6場所連続休場。新十両の16年名古屋場所でしこ名を本名の「浜口」から改名。こつこつと努力を重ねて来た。十両優勝争いのトップを走る。「2桁白星はもちろんうれしいですが、今晩寝て忘れます。次にケガをしたら、意味がない。1番1番です」。残り4日。苦労を知る男に緩みはない。

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出場停止中のヴェウドゥムが海で溺れた男児を救助

ファブリシオ・ヴェウドゥム(2006年5月5日撮影)

PRIDEにも参戦した元UFCヘビー級王者ファブリシオ・ヴェウドゥム(41=ブラジル)が海で人命救助を行ったと、22日に複数の米メディアが報じた。

米カリフォルニア州トーランスの自宅近くのビーチで家族とくつろいでいた時、波にのまれた子供を助けたという。「消防隊の車が家の前で止まった。海を見ると、2人の子供がおぼれていた。すかさず『助けに行くぞ』と叫んだ。妻は止めたが、男の子を救助できた」と振り返った。ヴェウドゥムは昨年4月のドーピング検査で陽性反応を示し、20年5月22日まで2年間の出場停止処分を受けている。

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袴田事件の冤罪訴える漫画制作へ、支援委員会が発表

左から日本プロボクシング協会袴田巌支援委員会の真部豊委員、作者森重水氏、袴田秀子さん、新田渉世委員長

袴田事件を漫画で支援する。日本プロボクシング協会袴田巌支援委員会が23日に都内で、元プロボクサー袴田巌さん(82)の冤罪(えんざい)を訴える漫画を制作すると発表した。

「スプリット・デシジョン~袴田巌 無実のプロボクサー~」のタイトルで、2月から委員会のウェブサイトに毎月15日に6回掲載。全48ページの冊子にしたり、外国語版の作成、続報掲載なども計画している。

袴田さんは14年に48年ぶりで釈放も、東京高裁で決定が覆って、最高裁で審理が続いている。委員長の新田会長は「再収監の可能性もある。世の中に発信して、小中学生や関心のない人に興味を持ってもらえるのでは」と制作経緯を説明した。66年の事件発生から現在までを描いていく。

漫画家を目指す森重水さん(30)が作画を担当する。事件が起きた静岡市清水区出身で、2敗1分けの戦績の元プロボクサー。中学生の時に母から「ボクシングが好きなら、この人を知っておかなくては」と言われたという。事件のニュースやドキュメンタリーを見ていたとあって依頼を快諾。「支援側の意見の押しつけでなく事実に基づいて描いていく。少しでも力になり、1人でも多くの人に読んでもらいたい」と話した。

題名は判定が2-1に割れた時に使われる。一審の裁判官合議の際に、2-1の多数決で死刑が決まったことに基づく。袴田さんの姉秀子さんは「タイトルがいい。漫画の顔もよく似ている。支援していただいてありがたい」と感謝した。巌さんの現状は「精神的には少し不安があるけど、足が痛いという以外は健康」といい、14日には上京して後楽園ホールなどを訪れた。16勝(1KO)10敗3分けの元日本フェザー級6位までいき、年間最多19試合の日本記録を持つ。

元プロボクサー袴田巌さんの漫画

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ベテラン栃飛龍「クソ~ッ」若元春との全勝対決で土

若元春の寄りを懸命にこらえる栃飛龍(左)(撮影・丹羽敏通)

<大相撲初場所>◇11日目◇23日◇東京・両国国技館

静岡県三島市出身の東幕下44枚目栃飛龍(31=春日野)に6番相撲で土がついた。

新十両を確実にしたい西幕下3枚目若元春との全勝対決。立ち合いは五分だったが、左を差し込まれた。不利な形から体を入れ替え、土俵際まで押し込んだが、最後は左下手まわしを引かれ、寄り切られた。

「クソ~ッ、惜しかった~」。13年秋場所の幕下で対戦した時は立ち合い変化から、突き落としで勝った。「一瞬(変化が)頭をよぎったけど、調子もいいし思い切っていこう」と決めた。「悪い相撲じゃなかった。あと1番、しっかりとります」。ベテランが元気よく、気持ちを切り替えた。

若元春(左)に寄り切りで敗れる栃飛龍(撮影・鈴木正人)

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豪風「温かい声援送ってくれた」感謝の引退会見

引退会見で笑顔を見せる豪風(撮影・河田真司)

最高位関脇の十両豪風(39=尾車)が23日、都内のホテルで引退会見に臨んだ。9日目に8敗目を喫し、負け越しが決まって決断。「ここ1、2年は豪風らしい相撲が取れなくなった」。今後は年寄「押尾川」として尾車部屋付きの親方として後進の指導に当たる。約16年の大相撲人生の中で熱く語ったのは、故郷の秋田への思い。県勢唯一の関取として奮闘した。「勝っても負けても秋田の人は温かい声援を送ってくれた」と感謝した。断髪式は来年2月1日、国技館で行う予定。

身長172センチと小兵ながら、学生出身として史上最多の幕内出場1257回。14年秋場所には、35歳2カ月の戦後最年長で新関脇に昇進するなど、数々の記録を打ち立ててきた。師匠の尾車親方(元大関琴風)は「豪風が頑張ったから嘉風や、今の若手が続いている。いい弟子に巡り会えた」と話した。

14年秋場所には、35歳2カ月の戦後最年長で新関脇に昇進。今場所は9日目に8敗目(1勝)を喫し、負け越しが決定していた。

◆豪風旭(たけかぜ・あきら)本名・成田旭。1979年(昭54)6月21日生まれ、秋田県北秋田市出身。鷹巣小1年から相撲を始める。昨年夏の甲子園で準優勝した秋田・金足農高を経て、中大4年時に学生横綱。02年夏場所に幕下15枚目格付け出しで初土俵。得意技は突き押し。172センチ、152キロ。通算687勝746敗46休。

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琴勇輝休場、右足関節外回り靱帯損傷 十両転落濃厚

負傷し引き揚げる琴勇輝(2019年1月22日撮影)

大相撲初場所11日目の23日、西前頭13枚目琴勇輝(27=佐渡ケ嶽)が休場した。日本相撲協会に「右大腿(だいたい)骨骨挫傷、右足関節外回り靱帯(じんたい)損傷により全治10日間の見込み」との診断書を提出。10日目の宝富士戦で6敗目を喫した際に負傷した。

10日目を終えた時点で4勝6敗で、再出場しなければ来場所の十両転落が濃厚となる。休場は昨年春場所以来8度目。11日目の対戦相手、大栄翔は不戦勝となる。

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朝青龍おい豊昇龍“おじ超え”6場所連続の勝ち越し

希善龍(後方)を外掛けで破った豊昇龍(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇11日目◇23日◇両国国技館

元横綱朝青龍のおい、西幕下21枚目豊昇龍(19=立浪)が6番相撲で勝ち越しを決めた。元十両の西幕下15枚目希善龍に立ち合いで低く入り、相手が左から上手投げに来たところを、右脚の外掛けで倒した。「しっかり脚が動いていました。上手投げで来たら(外掛けで)行こうと思っていました」としてやったりの表情だ。

これで序ノ口デビューから6場所連続の勝ち越し。偉大なおじは幕下だった6場所目に3勝4敗と初の負け越しを経験している。「おじさんは6場所目で、というのをこの前ニュースで見て」と“おじ超え”を喜んだが、連絡を取るかと聞かれると「しません。怒られますよ」と苦笑い。7番相撲も勝って5勝2敗となれば、番付も幕下上位になり、新十両も見えてくる。「最後の一番、しっかりとります」と気合が入っていた。

希善龍(後方)を外掛けで破る豊昇龍(撮影・鈴木正人)

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