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山中竜也、2度目防衛戦のカギは「相手との距離感」

世界ミニマム級タイトルマッチ調印式後、写真撮影をする山中竜也(左)とビック・サルダール(撮影・奥田泰也)

 ボクシングのWBO世界ミニマム級王者山中竜也(23=真正)が11日、2度目の防衛戦に向けて神戸市内のホテルで調印式に出席した。

 13日に神戸市立中央体育館で行われる同級3位ビック・サルダール(27=フィリピン)とのタイトルマッチを2日後に控え、体重はリミットの200グラムオーバーと順調な様子。ジムの大先輩である元世界3階級王者長谷川穂積氏(37)からは「先週、『あと少し頑張れよ』とメッセージをもらいました」と明かした。

 相手は15年の大みそかに、当時のWBO世界ミニマム級王者田中恒成(23=畑中)に挑戦。5回には右のパンチで田中を人生初のダウンに追い込んだ。最後は6回KO負けを喫したものの、侮れない存在だ。

 ジムによると当日券も販売するといい、“花金”の夜の快勝でさらに名前を売りたいところ。いつも謙虚で、真面目な王者は「(3月の初防衛戦と比べ)全てがレベルアップしたと思う。ポイントは(相手との)距離。余計なビッグパンチをもらわない距離で、しっかりとやりたいと思います」と自信をのぞかせた。

世界ミニマム級タイトルマッチ調印式後、笑顔で握手を交わす山中竜也(左)とビック・サルダール(撮影・奥田泰也)
世界ミニマム級タイトルマッチ調印式で笑顔で記者の質問に答える山中竜也(右)、左は真正ジム・山下正人会長(撮影・奥田泰也)

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明生、三役初挑戦で関脇栃ノ心破る「毎日が勉強」

栃ノ心(右)を寄り切りで破る明生(撮影・河田真司)

<大相撲夏場所>◇12日目◇23日◇東京・両国国技館

西前頭7枚目明生(23=立浪)が、対三役初挑戦で白星を挙げた。大関返り咲きへマジック1としている関脇栃ノ心(31=春日野)を、鋭い出足から左を差し、倒れ込みながら寄り切った。

幕内で4場所連続勝ち越しのおまけ付き。「前に攻められた。(気をつけたのは)思いっきり取ること、気持ちで負けないこと、立ち合いで当たり負けしないこと。いい相撲取れました」と、3点を意識した納得の内容だった。

栃ノ心には4月の春巡業で「いっぱい稽古をつけてもらった」と、恩を返す殊勲星となった。「いろんなアドバイスをもらった。もっともっと対戦していきたいです」。

残り3日で星を伸ばせば、初の三賞獲得も現実味を帯びてくる。幕内で3番目に若い23歳の新鋭は「1日一番で精いっぱいやって、自分もお客さんも盛り上げたい。毎日が勉強。自分が持っているものを全部出せたら」と話し、少し表情を崩した。

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玉鷲がV争い朝乃山に豪腕で白星 勝ち越しも決定

玉鷲(左)の攻めに耐える朝乃山(撮影・河田真司)

<大相撲夏場所>◇12日目◇23日◇両国国技館

平幕の玉鷲(34=片男波)が豪腕で朝乃山を止めた。優勝争いのトップを走る相手を強烈な右のど輪、左のおっつけで押し込み、最後は頭からダイブして押し出した。

「良かったですね。もたもたしてたら、相手も強く(いい体勢に)なるから」。8勝4敗と勝ち越しも決めて、喜んだ。

関脇だった初場所に、抜群の腕力を生かした押し相撲で初優勝。春場所は5勝10敗と負け越し、今場所は番付を落とし、西前頭3枚目。2連敗スタートと序盤は負けが先行したが、8日目に全勝だった鶴竜に土をつけ、この日で5連勝だ。朝乃山が優勝争いトップだったことを「もちろん意識していた」と言う。「いや~気持ちいいッスね。これでみんな楽しくなる」。実力者が混戦の演出者になった。

玉鷲(左)は朝乃山を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

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めった打ち!紫雷イオ、竹刀折れるまで女子女王殴打

NXT女子王者シェイナ・ベイズラー(中央)らを竹刀で攻撃する紫雷イオ(右端)(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

WWE傘下のNXT大会は23日、WWEネットワークで配信され、紫雷イオが6月1日のNXTテイクオーバー大会で挑戦するNXT女子王者シェイナ・ベイズラーを竹刀でめった打ちした。

キャンディス・レラエVSレイナ・ゴンザレスの試合後、ベイズラーが仲間のMMAフォー・ホースウィメンらとレラエを襲撃した際、紫雷が救援に駆けつけた。1対3の数的劣勢のレラエを守るために竹刀を持参。振り回して暴れ、竹刀が折れるまでベイズラーを殴打し続け、MMAフォー・ホースウィメンごと蹴散らしてみせた。

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KUSHIDA6月因縁のグラック戦決定 WWE

ドリュー・グラックとの対戦が決まったKUSHIDA(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

新日本プロレスからWWEに移籍したKUSHIDAの第3戦が決定した。

WWE傘下のNXT大会は23日、WWEネットワークで配信され、KUSHIDAが6月30日配信のNXT大会でドリュー・グラックとのシングル戦に臨むことが発表された。グラックには第2戦を視察され、遠距離からにらみ合を展開した因縁の相手となる。KUSHIDAは今月上旬に組まれた第1戦でカシアス・オーノ、第2戦でもコナ・リーブスに勝利して連勝中。用意周到なグラックも突破し、3連勝を飾ることができるのか注目が集まる。

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鶴竜が2敗を死守 優勝争いトップ並ぶ「明日集中」

懸賞金の束を手に、土俵から引き揚げる鶴竜(撮影・河田真司)

<大相撲夏場所>◇12日目◇23日◇両国国技館

横綱鶴竜(33=井筒)が完勝で2敗を守った。初顔合わせの竜電に鋭い踏み込みで低く当たり、あっという間に体勢を整え、左四つで寄り切った。

トップから転落した前日夜、自宅で長男アマルバイスガラン君の2歳の誕生パーティーで気分転換し、心機一転。この日、1敗の朝乃山が玉鷲に敗れたため再びトップに並び、6場所ぶり6度目の優勝を視界に入れた。関脇栃ノ心は2連敗、大関再昇進はまたお預けになった。

鶴竜が、結びの一番で横綱らしさを見せた。スピードあふれる竜電より速く低く、立ち合いで当たり、右でまわしをつかんだ。左は巻き替え、差し込んだ。一瞬間を置き、相手が前に出るタイミングで体を入れ替え、一気に寄り切った。

「しっかり、自分の相撲に集中できました」。前日は自分も含め、関脇以上が全敗する49年夏場所の15日制定着後初の波乱があった。この日も2敗だった栃ノ心、1敗だった朝乃山、大関高安が敗れた。自分の取組前の嫌な流れ。「それ(にはまったの)が昨日だったのかもね。どっかで“勝ちたい”と思ってしまう。“戦う”という気持ちじゃなく」。この日は邪心のかけらもなかった。

完璧な再スタートの立役者は長男だ。前日は妙義龍に「自分が1番とりたくない相撲」で引いて負けた。自宅に戻り、アマルバイスガラン君の2歳の誕生日を家族で祝った。自分がNBAなどバスケットボールが好きだから、子供用の小さいゴールをプレゼント。そして笑顔に癒やされた。

最近、自分が「ヨイショッ!」と言えば、長男は四股を踏む。「かわいいんです」。だから負けられない。「今日は終わったんで、明日集中するだけ」。朝乃山が負け、再び優勝争いのトップに並んだ。自分を取り戻した横綱は、もう負けそうにない。【加藤裕一】

竜電(左)を寄り切りで破る鶴竜(撮影・河田真司)

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中邑真輔2年ぶり凱旋試合へ 昨年は犬に噛まれ欠場

6月のWWE東京公演への参戦が発表された中邑真輔(最前列左から3番目)(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

6月28、29日の2日間、東京・両国国技館で開催されるWWE東京公演に、元US王者の中邑真輔(39)が出場することが23日、発表された。

同日に第1弾の対戦カードも発表され、中邑は28日にWWEユニバーサル王者セス・ロリンズに挑戦することが決定。29日にはロバート・ルードとのシングル戦に臨む。昨年の東京公演では、大会直前に警察犬にかまれて試合ができなくなった経緯もあるだけに、2年ぶりの凱旋(がいせん)試合で躍動する勇姿をみせてくれそうだ。

またスマックダウンに昇格したカイリ・セインも出場が発表され、アスカとのタッグ「カブキ・ウォリアーズ」として28日に現WWE女子タッグ王者アイコニックス(ペイトン・ロイス、ビリー・ケイ組)に挑戦。29日には、アスカがアレクサ・ブリスとともに3WAY形式でロウ女子王者ベッキー・リンチに挑戦する。

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阿炎が大関高安撃破で勝ち越し、新三役の可能性も

阿炎(右)は高安を引き落としで破る(撮影・柴田隆二)

<大相撲夏場所>◇12日目◇23日◇東京・両国国技館

西前頭4枚目阿炎(25=錣山)が新三役候補に躍り出た。大関高安から引き落としで撃破。3場所連続となる勝ち越しを決めた。7月の名古屋場所では番付を上げる見込みで、上位力士の成績次第では新三役の可能性も。

錣山部屋から三役力士が誕生すれば、現立田川親方の元小結豊真将以来となる。「何も意識せずにやりたい(喜びは)まだありません。うれしいけど、まだあるので」と、大粒の汗をぬぐった。

土俵に上がって大きく見える相手には横に動き、小さく見える相手にはまっすぐ当たる。この日は「大きくも小さくもない。落ちついて土俵に上がれたけど、だから立ち遅れた」と、出足を反省した。

北勝富士、大栄翔と埼玉県出身力士3人衆を形成し、年齢的には阿炎が末っ子。3人の中で勝ち越し一番乗りを決め「当たり前。俺が1番強いっすよ!」と、角界屈指のビッグマウスは健在だった。

阿炎(手前)は高安を引き落としで破る(撮影・小沢裕)

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栃ノ心、自分への怒り爆発!黒星で大関復帰お預け

明生(右)に敗れ、土俵から引き揚げる栃ノ心(撮影・河田真司)

<大相撲夏場所>◇12日目◇23日◇両国国技館

関脇栃ノ心(31=春日野)が貝になった。

あと1勝で来場所の大関復帰が決まる状況で、前日の阿炎、この日は明生と2連敗。9勝3敗となった。初顔合わせの明生には立ち合いがなかなか合わず、低く当たられ、一方的に寄り切られた。

支度部屋に引き揚げ、風呂に入るとジョージア語らしい言葉で大声を出し、自分への怒りを爆発させた。まげを直してもらう間もほぼ無言で「少し焦った?」などの問いかけに「何も言えないよ」とつぶやいただけだった。残り3番で1勝すればいい状況下、13日目は鶴竜と2敗でトップで並ぶ朝乃山と対戦する。

栃ノ心(左)は明生に寄り切りで敗れる(撮影・柴田隆二)

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清水聡が1階級上で挑戦 2階級で世界挑戦見据え

7月12日、エディオンアリーナ大阪でWBOアジア太平洋スーパーフェザー級王座に挑戦する東洋太平洋フェザー級王者清水

ボクシング東洋太平洋フェザー級王者清水聡(33=大橋)が7月12日、エディオンアリーナ大阪で1階級上のWBOアジア太平洋スーパーフェザー級王者ジョー・ノイナイ(フィリピン)に挑戦することが23日、発表された。

2階級で世界挑戦を見据えるためのチャレンジ。同日に横浜の大橋ジムで会見した清水は「1階級上で、試合には元気に動ける。王者とはスタイル的にかみ合うと思う。自分ノボクシングができる。パンチをもらわず、自分のダイヤモンド・レフトをぶつけたい」と自信をのぞかせた。

同日、同会場は前WBA世界ミドル級王者村田諒太(33=帝拳)が、現王者ロブ・ブラント(米国)との再戦に臨む。ロンドン五輪金の村田、銅の清水というメダルコンビの競演は16年12月以来、約2年7カ月ぶり2度目となる。アマ時代から一緒に大会出場してきたこともあり「一緒にできるのはうれしいですね」と笑顔。村田に試合決定の連絡を入れたところ「わしのバーターか」とのメッセージが届いたという。「どっちがバーターかっていうのを教えてやるけんのー」と冗談を交えながら刺激し合える関係性を強調した。地元の岡山・総社市に近い、大阪で初めて臨む試合でもあり「総社には(昨年の)被災で大変な方々もいらっしゃるので、良いニュースを届けられたら」との意気込みも示していた。

7月にWBOアジア太平洋スーパーフェザー級王座に挑戦する清水(中央)。左端は松本トレーナー、右端は大橋会長

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朝乃山、栃ノ心が敗れる/12日目写真ライブ特集

<大相撲夏場所>◇12日目◇23日◇東京・両国国技館

横綱鶴竜(33=井筒)は、前頭5枚目竜電(28=高田川)を寄り切って10勝2敗。竜電は7勝5敗。 関脇栃ノ心(31=春日野)は、前頭7枚目明生(23=立浪)に寄り切られ9勝3敗。大関返り咲き(10勝以上)は明日以降に持ち越しとなった。明生は8勝4敗で勝ち越しを決めた。 大関高安(29=田子ノ浦)は、前頭4枚目阿炎(25=錣山)に引き落とされ7勝5敗。阿炎は8勝4敗で勝ち越しを決めた。

1敗の前頭8枚目朝乃山(25=高砂)は、前頭3枚目玉鷲(34=片男波)に押し出され10勝2敗。玉鷲は8勝4敗と勝ち越しを決めた。

優勝争いは2敗で鶴竜、朝乃山、3敗で栃ノ心となった。

12日目の取組を写真で振り返ります。


竜電(7勝5敗)寄り切り鶴竜(10勝2敗)

鶴竜(右)は竜電を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)

鶴竜(右)は竜電を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)


豪栄道(8勝4敗)寄り倒し宝富士(7勝5敗)

豪栄道(右)は寄り倒しで宝富士を下す(撮影・小沢裕)

豪栄道(上)は宝富士を寄り倒しで破る(撮影・柴田隆二)


阿炎(8勝4敗)引き落とし高安(7勝5敗)

高安(右)は阿炎に立ち合いで強烈な突き押しを受ける(撮影・小沢裕)

阿炎(右)は高安を引き落としで破る(撮影・柴田隆二)

阿炎(手前)は高安を引き落としで破る(撮影・小沢裕)


明生(8勝4敗)寄り切り栃ノ心(9勝3敗)

栃ノ心(左)は寄り切りで明生に敗れる(撮影・小沢裕)

栃ノ心(左)は寄り切りで明生に敗れる(撮影・小沢裕)

栃ノ心(左)は寄り切りで明生に敗れる(撮影・小沢裕)

栃ノ心(左)は寄り切りで明生に敗れる(撮影・小沢裕)

栃ノ心(左)は明生に寄り切りで敗れる(撮影・柴田隆二)

栃ノ心(左)は明生に寄り切りで敗れる(撮影・柴田隆二)


逸ノ城(3勝6敗3休)寄り切り碧山(5勝6敗)

逸ノ城(右)は碧山を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)

逸ノ城(左)は碧山を寄り切りで下す(撮影・小沢裕)


千代大龍(3勝9敗)突き落とし琴奨菊(5勝7敗)

琴奨菊は突き落としで千代大龍(右)を下す(撮影・小沢裕)


朝乃山(10勝2敗)押し出し玉鷲(8勝4敗)

玉鷲(左)は朝乃山を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

朝乃山(右)は玉鷲に押し出しで敗れる(撮影・小沢裕)

玉鷲に敗れた朝乃山(撮影・柴田隆二)


石浦(5勝7敗)はたき込み嘉風(4勝8敗)

嘉風(上)ははたき込みで石浦を下す(撮影・小沢裕)

嘉風(左)は石浦をはたき込みで破る(撮影・柴田隆二)


炎鵬(7勝5敗)寄り倒し阿武咲(6勝6敗)

炎鵬(左)は寄り倒しで阿武咲に敗れる(撮影・小沢裕)

阿武咲(左)は炎鵬を寄り倒しで破る(撮影・柴田隆二)


徳勝龍(3勝9敗)寄り切り貴源治(11勝1敗)

貴源治(左)は徳勝龍を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

貴源治は寄り切りで徳勝龍を破る(撮影・柴田隆二)

遠藤(左)は北勝富士を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)
遠藤(右)は寄り切りで北勝富士を下す(撮影・小沢裕)
御嶽海は押し出しで大栄翔(右)を下す(撮影・小沢裕)
御嶽海(左)は大栄翔を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

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鶴竜、朝乃山が2敗並ぶ 栃ノ心敗れ大関復帰足踏み

栃ノ心(左)は寄り切りで明生に敗れる(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇12日目◇23日◇東京・両国国技館

横綱鶴竜(33=井筒)は、前頭5枚目竜電(28=高田川)を寄り切って10勝2敗。竜電は7勝5敗。

関脇栃ノ心(31=春日野)は、前頭7枚目明生(23=立浪)に寄り切られ9勝3敗。大関返り咲き(10勝以上)は明日以降に持ち越しとなった。明生は8勝4敗で勝ち越しを決めた。

大関高安(29=田子ノ浦)は、前頭4枚目阿炎(25=錣山)に引き落とされ7勝5敗。阿炎は8勝4敗で勝ち越しを決めた。

大関豪栄道(33=境川)は、前頭6枚目宝富士(32=伊勢ケ浜)を寄り倒して8勝4敗。勝ち越しを決めた。宝富士は7勝5敗。

人気力士の前頭2枚目遠藤(28=追手風)は、前頭筆頭北勝富士(26=八角)を寄り切って5勝7敗。北勝富士は4勝8敗。

1敗の前頭8枚目朝乃山(25=高砂)は、前頭3枚目玉鷲(34=片男波)に押し出され10勝2敗。玉鷲は8勝4敗と勝ち越しを決めた。

優勝争いは2敗で鶴竜、朝乃山、3敗で栃ノ心となった。

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タイソンと「ミニ・タイソン」井上尚弥がマカオ競演

英ボクシング誌でミニ・マイク・タイソンと報じられた井上尚弥

タイソンとミニ・タイソンが競演!? ボクシングWBA・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が30日からマカオで開幕するIBF総会に出席することが決まった。大橋秀行会長が23日、明かしたもので、IBFベルトの贈呈式に臨む予定だ。同会長は「IBF王者になったのだから雰囲気を味わうものいいと思う」と歓迎。マカオには井上、WBC世界同級暫定王者の弟拓真(23)、トレーナーの父真吾氏(47)も同行する。

また同会長によれば、元統一ヘビー級王者マイク・タイソン(52=米国)もIBF総会に招待されているという。井上はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)とのワールド・ボクシング・スーパーシリーズが開催地となる英国ボクシング誌に「ミニ・マイク・タイソン」と命名されており、マカオでタイソンとミニ・タイソンがそろい踏みしそうだ。

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豊ノ島が7勝、幕内復帰に王手「とりあえず一安心」

勝ち名乗りを受ける豊ノ島(撮影・河田真司)

<大相撲夏場所>◇12日目◇23日◇両国国技館

1場所での再入幕を目指す東十両筆頭の豊ノ島(35=時津風)が、連敗を「4」で止め7勝目(5敗)。幕内復帰に王手をかけた。

過去、幕内で10度対戦し7勝3敗と相性の良かった同7枚目の臥牙丸(32=木瀬)との一番。公称199キロの巨漢相手に左、右とスンナリ2本は入った。とはいえ巨体は、そう簡単には寄り切れない。一度、西土俵まで詰めたが残られ、右からの小手投げで振られた。再度、体勢を立て直し「出ようと思ったので、かけだったけど」と差した左を抜くようにして寄り立てた。上体の浮いた相手を、渾身(こんしん)の力を振り絞って寄り切った。

4連敗のトンネルを抜け、ようやく勝ち越しに王手。「とりあえず一安心だね。また明日から」と勝ち越しはもちろん、復帰後の幕内の番付を1枚でも上げるための、さらなる星の上積みを目指す。

この日の相手・臥牙丸には特別な感情もあった。昨年秋場所にさかのぼる。この場所、西幕下筆頭で6勝1敗の豊ノ島は、丸2年の苦しかった幕下生活に終止符を打ち、関取復帰を決めた。一方、東十両12枚目だった臥牙丸は6勝9敗で、約8年間守った関取の座から無給の幕下への陥落が決まった。そんなある日、かねて食事をともにするなど交流があった臥牙丸から、電話があった。打ち明けられたのは陥落の絶望感。「(現役を)やめようかどうか迷ってます。(幕下以下が稽古で締める)黒まわしにも抵抗があるし…」。それまでの交流で「かわいいし、外国人特有の明るさもあるし」という臥牙丸の気持ちは痛いほど分かる。返した言葉は「もったいないぞ。(幕下生活は)1場所だけだと思って頑張れよ」。

その言葉通り、わずか1場所で臥牙丸は関取に復帰。その臥牙丸と16年夏場所以来、3年ぶりの対戦が実現し「久しぶりだったんでガガちゃんと対戦できて、うれしかったね。お互いに戻ってきて関取同士で対戦できて、うれしいよ」。特別な思いを胸に、一気に勝ち越しを決めたいところだ。

豊ノ島(左)は寄り切りで臥牙丸を下す(撮影・小沢裕)

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安美錦、史上3人目通算出場1800回節目も4連敗

安美錦(右)は小手投げで荒鷲に敗れる(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇12日目◇23日◇東京・両国国技館

西十両10枚目の安美錦(40=伊勢ケ浜)が、史上3人目の通算出場1800回の節目を白星で飾ることができず、4連敗で6勝6敗となった。荒鷲との立ち合いは呼吸が合わず、3度目でようやく成立。やや腰高な立ち合いから突き放して攻めたが、たぐられ、最後は小手投げで敗れた。

先場所千秋楽で通算900勝を達成し、今場所9日目には通算900敗に到達していた。それだけに「900勝と900敗をしているのに、おかしくない?」と、通算の勝敗を合わせて1800回を超えていることに、首をかしげた。通算出場1800回は、同1891回の元小結大潮、同1871回の元関脇旭天鵬に次ぐ記録。出場していなくても黒星が増える、途中休場の際の不戦敗の影響だが「どうでもいいけど」と話した。

取り口については「一生懸命やったけどね」と、土俵際で粘りながらも勝てずに唇をかんだ。特に立ち合いは「もう少し、しっかりと手をついて、と思っていたけど。(相手が)手をつかないから、何を考えているのかな、というのはあった。気にしないで当たっていこうと思っていたけど…」と、消化不良の様子だった。

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横綱琴桜の孫、琴鎌谷が4勝で新十両望み「やっと」

花道から引き揚げる琴鎌谷(撮影・河田真司)

<大相撲夏場所>◇12日目◇23日◇東京・両国国技館

佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)の長男で、祖父に元横綱琴桜を持つ東幕下2枚目琴鎌谷(21=佐渡ケ嶽)が7番相撲で勝ち越しを決めて、来場所の新十両へ望みを残した。

東十両14枚目美ノ海(26=木瀬)を押し出し。中に潜り込む相手を左へうまくいなして、難なく退けた。周囲の結果次第では新十両も十分にあり得る。

「(勝ち越しは)うれしいけど、その前の3番を勝てなかったので…」。3連勝からの3連敗。師匠に「十両とか考えずにラクにいけ」と背中を押された。埼玉栄高を経て、15年九州場所の初土俵から22場所。入門当時は現幕内の兄弟子、琴恵光にまるで歯が立たなかったが、関取衆にも対抗できる力を身につけた。「それを考えると、やっとここまできたなと思う。部屋の関取衆、親方衆、師匠、先代…いろんな方に支えられてここまできた」。

今場所、大銀杏(おおいちょう)を結って土俵に立つのは2度目。「まだ2回目なので頭が気になってしまった」と、あどけなく笑った。

琴鎌谷は押し出しで美ノ海を破り勝ち名乗りを受ける(撮影・小沢裕)

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木村翔2階級制覇へ自信満々「やり残したことない」

2階級制覇に向けて中国へ出発した木村翔

ボクシングWBA世界ライトフライ級2位木村翔(30=青木)が23日、2階級制覇に向けて中国へ出発した。26日に同級王者カルロス・カニサレス(26=ベネズエラ)に挑戦し、WBO世界フライ級王座に続くベルトを狙う。「やり残したことはない。どこでやろうが世界戦ができる喜びがある。ぶっ飛ばしてベルトをとるだけ」と自信満々だった。

異例の階級を下げての世界再挑戦となるが、減量も至って順調という。リミット49・8キロに対して、自宅出発時で51・5キロだった。おかゆ、オレンジ、ヨーグルトなども食べてきた。「減量苦はない。練習で汗が出すぎてつらいぐらい」と笑う。

中国では5試合目だが、初めて撫州という地方都市となる。上海で4時間待ちして乗り継ぎ、南昌から車で1時間半かかり、現地到着は深夜となる。木村は「食べながら行きます」と言い、マッサージ師も同行して、体をほぐす準備も抜かりない。

世界再挑戦が決まって、都内のジムに見学にくる観光客も増えたという。「ベルトをとれば、人気に火が付いて、もっと有名になれる」。有吉会長も「またいい話がくるように勝ちたい」と期待する。

「今回は挑戦者。KOは意識している。打ち合いになるなら、打ち勝つ。足を使ってくるなら、追って捕まえるだけ。タイミングは逃さない」。ガウン、トランクス、シューズにグローブもお気に入りの黄色。今回は挑戦者を意識し、青とのツートンカラーにした。「成田空港で待っててください」と、王座奪回で凱旋(がいせん)帰国を宣言して飛び立った。

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朝乃山が13日目に栃ノ心戦 V争い優先「割崩し」

佐田の海を破り、懸賞金を手に土俵から引き揚げる朝乃山(2019年5月22日撮影)

<大相撲夏場所>◇12日目◇23日◇両国国技館

この日午前に開かれた、日本相撲協会審判部の取組編成会議で13日目の取組が決まり、11日目を終え10勝1敗で幕内優勝争いの単独トップに立つ西前頭8枚目の朝乃山(25=高砂)は、関脇栃ノ心(31=春日野)との対戦が決まった。

2敗で追う栃ノ心は横綱鶴竜(33=井筒)、大関豪栄道(33=境川)、大関高安(29=田子ノ浦)の番付上位との対戦が残されており、残り3日でこの3人との対戦が予想されていた。番付よりも、優勝争いの興味を優先させ朝乃山戦が組まれ、いわゆる「割崩し」がされた格好だ。

また、やはり2敗で追う鶴竜は、高安との一番が組まれ、豪栄道は平幕の正代(27=時津風)戦が組まれた。

御嶽海(左)を寄り切りで下した栃ノ心(2019年5月21日撮影)

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朝乃山が単独トップ!13日目以降の対戦予想は?

佐田の海を破り、懸賞金を手に土俵から引き揚げる朝乃山(撮影・河田真司)

<大相撲夏場所>◇11日目◇22日◇東京・両国国技館

西前頭8枚目の朝乃山(25=高砂)が、幕内で10勝一番乗りを果たし、単独トップに立った。佐田の海をわずか2秒9で寄り切ったが、取組後に物言い。朝乃山の左足が先に土俵を割っているのではないかと、約2分半もの長い協議の末、1敗を守った。阿武松審判長(元関脇益荒雄)が言い間違え、場内騒然のハプニングがありながらも、平幕力士では07年秋場所の豪栄道以来、12年ぶりに11日目での単独トップとなった。この日は出場した関脇以上が全員敗れる、1場所15日制が定着した49年夏場所以降では初の波乱となった。

▼報道対応した尾車事業部長(元大関琴風)のコメント 優勝ラインは3敗まで下がる可能性もある。朝乃山は北天佑が(36年前に)大関に上がってきたころに似ていて、貴景勝のように変身する可能性が大いにある。まじめに稽古もするし出世する要素がそろっている。

物言いが付き、協議結果を待つ朝乃山(撮影・河田真司)
物言いが付き、協議結果をアナウンスする阿武松親方(撮影・河田真司)

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RENAがベラトール初参戦 日本人女子初のMSG

RENA(19年4月撮影)

RIZINは23日、RENA(27)が6月14日のベラトール222大会に参戦すると発表した。

相手はリンジー・ヴァンザントで、契約体重50・8キロの肘あり総合格闘技ルールで行われる。同大会は米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデン(MSG)で開かれ、RENAは日本人女子格闘家として初めて聖地に立つこととなった。

RENAは「先月、今回MSGで開催されるベラトールへの出場オファーをいただいた時は驚きましたが、アメリカで試合をすることは私の大きな夢だったので、それがかなうことがうれしくて今すごくワクワクしています。しかも、日本人女子プロ格闘家がMSGで試合をするのは初めてと聞いたので、派手に勝ってシュートボクシングとRIZINをベラトールファンにアピールしたいと思います」とコメントした。

RENAは、昨年大みそかのRIZIN14大会前の減量で脱水症状と貧血となり、ドクターストップで欠場した。失意の時期を乗り越え、4月21日のRIZIN15大会では、サマンサ・ジャン・フランソワを下して、17年大みそか以来1年4カ月ぶりの勝利をあげた。

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東京五輪メダル獲得へ、男女イチ押しボクサーを紹介

3月、ボクシング16年世界ユース王者堤駿斗(右)は井上尚弥とスパーリングに臨んだことも

国際オリンピック委員会(IOC)が22日、スイスのローザンヌで理事会を開催した。20年東京オリンピック(五輪)の実施競技から除外も含めて検討してきたボクシングを存続させる方針を決めた。

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紆余(うよ)曲折と長い時間を要して、ようやくアマチュアボクシングの東京五輪での実施が決定した。

国際協会(AIBA)の会長の素性や、ガバナンス(統治能力)の欠如、リオデジャネイロ五輪での不正審判疑惑など、種々さまざまな問題がクリアになるかが焦点だったが、選手が犠牲になるような最悪の事態は回避された。

では、母国開催の五輪でメダルを狙える有力選手はいるのか。世界における日本の現在の戦力を考え、イチ押し選手を紹介する。

なお100年以上五輪で実施されてきた同競技でメダル獲得した日本人は5人。60年ローマ五輪フライ級銅メダルの田辺清、64年東京五輪のバンタム級金メダルの桜井孝雄、68年メキシコシティー大会同級銅メダルの森岡栄治、12年ロンドン五輪同級銅メダルの清水聡、同五輪ミドル級金メダルの村田諒太となる。

【男子】モンスターが認める逸材がいる。

堤駿斗(19=東洋大)。習志野高2年だった16年に日本人史上初のユース五輪で金メダルを獲得し、一躍東京五輪でのメダル獲得候補として注目された。

昨年はけがなどが重なり、思うような結果は残せなかったが、今年に入り復調傾向にある。今月上旬にロシアで行われた国際大会でも金メダル、さらに大会最優秀選手を獲得した。

その実力は、先週末にスコットランド・グラスゴーで行われた世界戦で2回衝撃のTKO勝ちを収めたWBA世界バンタム級王者井上尚弥も認める。IBFの対抗王者エマヌエル・ロドリゲス戦へ向けたスパーリングで堤と複数回手を合わせ、「緊張感がありましたね。反応が早いので、どちらに集中力があるか、ミスしないのかの勝負でした」と話している。

いわば「アマチュア界のモンスター」候補として、期待が高まる。

【女子】ロンドン五輪から採用された女子にあっては、いまだ五輪出場者はいない。ロンドン時にはお笑いコンビ南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代の挑戦で話題になったが、五輪の壁は高かったのが現実だった。だが、東京五輪を来年に見据え、関係者が男子よりメダル獲得の好機があると見通すほど、人材はそろっている。

昨年の世界選手権では男子がメダルなしに終わる中、2人の獲得者を輩出した。

1人目は和田まどか(24=福井県職)。極真空手で日本一となり、神奈川・田奈高2年でボクシングに転向。14年も含め、世界選手権2度の銅メダルを手にし、現在は日本の「顔」と言える。転向した理由は08年北京五輪で柔道、レスリングの格闘技で女子選手が躍動する姿を見たから。五輪のためだけに拳を振ってきて、その最高の舞台が母国で待つ。

2人目は並木月海(20=自衛隊)。同じく昨年の世界選手権銅メダリストは、五輪階級のフライ級で表彰台を射とめた新鋭で、競技歴は8年。3歳で始めた空手は、初出場した千葉県の幼年大会決勝の相手がキックボクシング界の神童、那須川天心だった。「思い切り蹴られた記憶が。衝撃ですよね!」と明るく振り返り、以降も親交は厚く、「負けてられない」と燃える。低身長を補う踏み込みの速さと強打は日本人離れし、「海外の選手とやっても通用する」と自信はある。男子の堤が優勝した今月のロシアでの国際大会でも頂点に立っているなど、一発の強さを武器に地位を築きつつある。

リオ五輪までは3階級で、しかも各12人しか出場できない激戦に苦しんだ。東京五輪は5階級に増える計画で、今度こそオリンピアン1号、そしてメダル1号の機運が高まる。【阿部健吾】

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