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K1郷州征宜がナドロフと再起戦「良い試合見せる」

ナドロフのパネルを手に再起戦に燃える郷州(撮影・吉池彰)

 9月24日のK-1スーパー・フェザー級スーパーファイトで、郷州征宜(32=K-1ジム総本部チームペガサス)とティムール・ナドロフ(23=ロシア)が対戦する。

 さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで同日開催の「K-1 WGP 2018」(日刊スポーツ新聞社後援)での試合が決まり、K-1実行委員会が14日、都内で発表した。

 両者は3月の「ケーズフェスタ1」第4代同級王座決定トーナメント1回戦での対戦が決まっていたが、ナドロフのケガで流れた。今回はナドロフの希望で仕切り直しが実現したもの。郷州は「ナドロフ選手が”戦いたい”と言ってくれて感謝している。パンチ力があり、本当に強いので、しっかり対策して良い試合を見せることを約束する」とやる気を見せた。

 昨年10月、第6代Krush同級王座に就いた郷州だったが、先月の防衛戦で島野浩太朗(26)に敗れた。再起戦の相手はW5世界60キロ王者の実力者。郷州にとって真価の問われる1戦となる。

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御嶽海「力の差を見せたかった」同学年北勝富士下す

北勝富士(右)に押し出しで勝利する御嶽海(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇6日目◇16日◇福岡国際センター

東関脇御嶽海(25=出羽海)が西前頭筆頭北勝富士との“同学年対決”に快勝した。

ほぼ五分の立ち合いから足を止めず、一気に押し出した。「(自分は)優勝しているし、同期生として力の差を見せつけたかった。(北勝富士は)今場所、調子がいいからちょっと怖かったですけどね」。対戦成績を5勝2敗とし満足そうだ。

名古屋場所の初優勝を受け、大関とりが注目された先場所は9勝6敗に終わった。今場所も成績次第で大関とりムードが再燃する可能性はあるものの、序盤戦で3敗。この日で星を五分に戻したが、状況は極めて厳しい。7日目はただ1人勝ちっ放しの貴景勝戦。「自分の相撲を取るだけ」。若手のリーダーとして、勝って存在感を見せつけるつもりだ。

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栃煌山「明日は修正して…」連勝止まり悔しさ1敗

錦木にきめ出しで敗れ悔しそうな表情を見せる栃煌山(撮影・鈴木正人)

<大相撲九州場所>◇6日目◇16日◇福岡国際センター

東前頭2枚目栃煌山(31=春日野)に土がついた。同3枚目錦木にもろ差しの体勢に入りかけたが、そのまま両腕を固められ、きめ出しを食った。

「ちょっと上体から行っちゃった。ああ来るのはわかっていました。もっと前に出て、相手を起こしながらいかないと…。何かフワッと立ってしまった」と首をひねった。

横綱、2大関、2関脇という上位陣総なめの5連勝が、思わぬ形で止まった。「自分の相撲を取れなかったことが悔しい。明日は修正して、もっと低いところから当たっていきたい」と気持ちを切り替えていた。

栃煌山(右)にきめ出しで勝利する錦木(撮影・栗木一考)
錦木に敗れた栃煌山(撮影・今浪浩三)

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貴景勝6連勝 高安1敗守る/6日目写真ライブ特集

<大相撲九州場所>◇6日目◇16日◇福岡国際センター

5連勝の小結貴景勝(22=千賀ノ浦)は小結魁聖(31=友綱)を破り6連勝。大関高安(28=田子ノ浦)は前頭玉鷲(34=片男波)を下し1敗を守った。

6日目の取組模様を写真で振り返ります。


正代(4勝2敗)押し出し栃ノ心(3勝3敗)

正代(手前)に押し出される栃ノ心(撮影・今浪浩三)

栃ノ心(左)に押し出しで勝利する正代(撮影・栗木一考)


豪栄道(3勝3敗)寄り倒し竜電(1勝5敗)

竜電(手前)に寄り倒しで勝利する豪栄道(撮影・栗木一考)

竜電(奥)を寄り倒しで破る豪栄道(撮影・今浪浩三)


玉鷲(3勝3敗)寄り切り高安(5勝1敗)

玉鷲(左)に寄り切りで勝利する高安(撮影・栗木一考)

玉鷲(奥)を寄り切る高安(撮影・今浪浩三)


妙義龍(4勝2敗)寄り切り逸ノ城(1勝5敗)

逸ノ城(右)に寄り切りで勝利する妙義龍(撮影・栗木一考)


御嶽海(3勝3敗)押し出し北勝富士(3勝3敗)

北勝富士(右)に押し出しで勝利する御嶽海(撮影・栗木一考)

北勝富士(右)に押し出しで勝利する御嶽海(撮影・栗木一考)


貴景勝(6勝)突き落とし魁聖(1勝3敗2休)

魁聖(左)に突き落としで勝利する貴景勝(撮影・栗木一考)


栃煌山(5勝1敗)きめ出し錦木(2勝4敗)

栃煌山(左)に極め出しで勝利する錦木(撮影・栗木一考)

栃煌山(右)に極め出しで勝利する錦木(撮影・栗木一考)

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貴景勝が6連勝で単独トップ 栃煌山、高安が1敗

魁聖(左)に突き落としで勝利する貴景勝(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇6日目◇16日◇福岡国際センター

小結貴景勝(22=千賀ノ浦)が6連勝で単独トップに立った。右のど輪で小結魁聖(31=友綱)の上体を起こし、左から突き落とした。初日から5連勝で並走していた前頭2枚目栃煌山(31=春日野)は、同3枚目錦木(28=伊勢ノ海)に決め出されて土がついた。

大関高安(28=田子ノ浦)は前頭2枚目玉鷲(34=片男波)を寄り切って5勝1敗とした。大関豪栄道(32=境川)は前頭3枚目竜雷(28=高田川)を寄り倒して3勝3敗の五分に戻した。大関栃ノ心(31=春日野)は前頭4枚目正代(27=時津風)に押し出されて3勝3敗となった。

人気力士の前頭12枚目遠藤(27=追手風)は同11枚目千代の国(28=九重)に送り出されて3勝3敗となった。

玉鷲(奥)を寄り切る高安(撮影・今浪浩三)
九州場所 栃煌山(右)にきめ出しで勝利する錦木(撮影・栗木一考)

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アスカ無念ギブアップ、タッグの連勝記録がストップ

シャーロット・フレアー(左)の8の字固めに苦悩の表情を浮かべるアスカ(C)2018WWE,Inc.AllRightsReserved

WWE男女混同戦、ミックスド・マッチ・チャレンジは16日にWWEネットワークで配信され、前年覇者のアスカ、ザ・ミズ組が初黒星を喫した。

シャーロット・フレアー、負傷欠場のAJスタイルズの代役で出場したジェフ・ハーディ組と対戦。「シャーロットは強いけど、女王を倒す準備はできている」と意気込んだアスカはヒップアタック、オクトパスホールド(卍固め)でフレアーを追い詰めた。さらにミズと同時のキック連打で攻め込んだ。しかしミズが隙を突かれ、ハーディのツイスト・オブ・フェイトを食らって大ダメージ。アスカはフレアーにスピアーで倒されると、そのままフィギュア・エイト(8の字固め)で絞りあげられ、無念のギブアップ負けとなった。昨年から無敗を誇ってきた前年覇者タッグの連勝記録がストップしてしまった。

また今大会の優勝者には来年1月のPPV大会ロイヤルランブルで予定されるロイヤルランブル戦で最後の30番出場権が与えられることも発表された。

ペアサングラス装着で入場したアスカ(右)とザ・ミズ(C)2018WWE,Inc.AllRightsReserved

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栃煌山が今場所初黒星、貴景勝6連勝で単独トップ

九州場所 魁聖(左)に突き落としで勝利する貴景勝(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇6日目◇16日◇福岡国際センター

前頭2枚目栃煌山(31=春日野)が、同3枚目錦木のきめ出しを食らい、今場所初黒星を喫した。

序盤戦を1横綱、2大関、2関脇と上位陣総なめの5連勝で乗り切ったが、この日は立ち合いから浅いもろ差しとなったが、両手をきめられ、一気に土俵を割り5勝1敗となった。

栃煌山と同じく全勝で並んでいた小結貴景勝(22=千賀ノ浦)は小結魁聖(31=友綱)を突き落として6連勝と星を伸ばし、単独トップに立った。

九州場所 栃煌山(右)にきめ出しで勝利する錦木(撮影・栗木一考)

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豊ノ島「考えて…」2敗目も験直しでラーメン店探し

東龍(左)の攻めを耐える豊ノ島(撮影・鈴木正人)

<大相撲九州場所>◇6日目◇16日◇福岡国際センター

関取として2年半ぶりに本場所の土俵に上がっている、東十両13枚目の豊ノ島(35=時津風)が今場所2敗目(4勝)を喫した。

同10枚目の東龍(31=玉ノ井)と対戦。平幕時代の14年名古屋場所以来の対戦(この時は、つり出しで豊ノ島の勝ち)だが、時津風部屋へ出稽古に来る東龍とは、最近も稽古場で胸をよく合わせていた。その経験から「前みつを取られることが多かったから、差しにいくよりはじいていく」(豊ノ島)イメージを描いていた。そのための踏み込みも十分で、先に飛び込んだ。「踏み込んで押し込んで(その後は)流れで」という、もくろみ通りの立ち合いだったが、相手はその上をいった。右の前みつをサッと引かれ、腰が浮いてしまった。左腕をグイと伸ばされ完全に上体が棒立ちとなったところで押し出された。

「前みつを取られたのが一番(の敗因)。今日の一番のすべて。早かった」と脱帽するしかなかった。それでも4勝2敗で“貯金2”の白星先行。「思い切って明日から切り替えて頑張りますよ」。2日前に今場所初黒星を喫した際は験直しで、ラーメンを食べて部屋に戻った。この日も「これからジックリ車の中で考えて…」と入念な下調べの元、ラーメン店探しにいそしむ? 疲労はたまりつつも、そんなリップサービスも交えながら、場所を後にした。

十両・豊ノ島を押し出しで破る東龍(右)(撮影・今浪浩三)

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那須川天心3年ぶり内藤戦へ「1ラウンドからKO」

記者会見を終えてファイティングポーズで写真に納まる内藤(左)と那須川(撮影・丹羽敏通)

キックボクシングのRISEは今日17日の両国国技館大会を前に16日、東京・秋葉原で前日計量を行った。

57キロ契約のメインに登場する“神童”那須川天心(20)は56・95キロ、対戦する内藤大樹は56・80キロでともに1発でパス。那須川は「今回、3年ぶりに内藤選手とメインで戦えてとてもうれしい。3年前の試合からお互いにレベルアップしているので、最高の試合で盛り上げたい。内藤選手は自分と戦うために、3年間準備をしてきたと思うので、その気持ちをしっかり受け止めて戦う。1ラウンドからKOしたい」と決意を語った。

一方の内藤は「この3年間、那須川のことばかり考えて生きてきた。明日、時代が変わるのか、変わらないのか。ボクが時代を変えたい。倒しに来ると思うので、ボクも倒しにいって、明日1番の試合にしたい」と抱負を語った。試合に先立ち、那須川が養護施設の子どもたちを支援する「天心ファミリープロジェクト」の立ち上げも発表された。

前日計量をを1回でパスしてファイティングポーズで写真に納まる内藤(左)と那須川(撮影・丹羽敏通)

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宇良が速攻、勝ち越し王手「自分の相撲取れた」

徳田(右)を足取りで破る宇良(撮影・鈴木正人)

<大相撲九州場所>◇6日目◇16日◇福岡国際センター

東三段目33枚目宇良(26=木瀬)が、三番相撲で西三段目34枚目徳田(18=武蔵川)を下し、勝ち越しに王手をかけた。

低く鋭い踏み込みから左を差して速攻劇。「自分の相撲が取れて良かった。(戦略など)やっていることは言えないけど、勝ったから良かった」と振り返った。

三段目を経験したのは、自身3場所目の15年秋場所。たった1場所しか経験していないが「あのときとは全然違う。体も違う」と当時を振り返った。

172センチと小柄な体格で昨年の名古屋場所では前頭4枚目まで昇進した。「プロに入ってからずっと試行錯誤をしてきた。(相撲を)やめるまで試行錯誤じゃないですか」。

工夫に工夫を重ねて「角界の業師」とまで言われた26歳。4連勝で早々と勝ち越しを決めたい。

徳田(右)を足取りで破る宇良(撮影・鈴木正人)
徳田を足取りで破った宇良(左)(撮影・今浪浩三)
徳田を足取りで破った宇良(左)(撮影・今浪浩三)

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メイウェザー「那須川戦は3分3回エキシビション」

メイウェザー(2018年11月5日撮影)

ボクシングの5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(41=米国)が15日(日本時間16日)、米国のニュースサイト「TMZ SPORTS」の取材に応じ、総合格闘技イベント「RIZIN.14」(12月31日、さいたまスーパーアリーナ)での那須川天心(20)戦について「実現させるつもりだ」と語った。

メイウェザーは米ビバリーヒルズの高級宝石店を出たところで、直撃取材を受け、那須川との対戦を認めた。一方で「ボクシングか、キックボクシングが、それともMMA(総合格闘技)か?」と試合形式について質問されると、「ルール? それは短いボクシングのエキシビジョンになるだろう。キックなしだ」と語った。その上で「9分間にわたって、那須川の周りを動き続ける。もちろん、エキシビションとしては史上最高額のファイトマネーになる」と、3分3回のエキシビションマッチになると断言した。

そして「俺はボクシングから引退しているけれど、世界中に現れ、大金を稼ぐよ」と豪語した。

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メイウェザーvs那須川やる!RIZIN榊原氏発表

RIZIN参戦発表記者会見でポーズを決めるメイウェザー(左)と那須川(2018年11月5日撮影)

RIZINの榊原信行実行委員長が16日、ツイッターを更新し、総合格闘技イベント「RIZIN.14」(12月31日、さいたまスーパーアリーナ)での那須川天心(20)との試合を中止する意向を表明したボクシングの5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(41=米国)の誤解が解け、予定通り試合を行うと発表した。

「フロイド・メイウェザー選手とのミスアンダースタンディングは解決しました。彼は12月31日大晦日にRIZIN.14のリングで那須川天心選手と対決します」(原文のまま)

メイウェザーと那須川の対戦は、5日に都内で行われた会見で発表された。メイウェザーは、その席上で「那須川選手は若く、強く、速い。負けていないことも、彼の正しさを証明していると思う。並の選手ではない。米国を飛び出して自分の力を試したことはない。機会を与えてくれて感謝しています」と那須川戦実現を喜んだ。一方、那須川も「自分は、何のルールでもいいです。蹴りがありでも出来ますし、相手の土俵でボクシングのルールで戦って、パンチのルールで戦ってもいいかなと思っています」と、ボクサーのメイウェザーの土俵である、ボクシングルールでの対戦を受け入れる構えを示した。

ところが会見からわずか3日後の8日、メイウェザーが自らのインスタグラムで「私、フロイド・メイウェザーは、那須川天心との公式戦には1度も同意していないことを、はっきりさせたい」と主張。会見では全世界で中継が行われることも明らかにされたが、メイウェザーはオファーはRIZINの選手を選んでの3分3回のエキシビションで「純粋にエンターテインメントで、公式戦ではなく、世界への中継もないと聞いていた」と公式戦とは考えていなかったと指摘。RIZIN側との見解の相違が浮き彫りとなっていた。

榊原実行委員長は、メイウェザーと並んで拳を握り締めた写真をアップし「詳細は日本に戻った時に記者会見で話させて頂きます」とツイート。米国でメイウェザーと会談した模様で、帰国後、その詳細を明らかにすると約束した。

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栃煌山 上位総ナメ 昔の“重み”戻ってきた

笑顔を見せる栃煌山(撮影・菊川光一)

<大相撲九州場所>◇5日目◇15日◇福岡国際センター

東前頭2枚目栃煌山(31=春日野)が、高安との全勝対決を制した。

立ち合い負けせず、押し込み、最後は左からのすくい投げで大関に土をつけた。三役の常連だった実力者が平幕として1横綱、2大関、2関脇と上位陣総なめの5連勝だ。全勝は小結貴景勝と2人だけ。稀勢の里休場で横綱が消え、荒れる九州場所で“帰ってきた大関候補”が主役に躍り出た。

高安相手に前に出た。栃煌山が立ち合いから圧力をかけ、中に入る。「相手の腰が伸びた」と感じた。流れの中でもろ差しへ。巻き替えられた右を巻き返した瞬間、左からすくい投げを決めた。「欲を言えば、中に入った時に体を寄せていければ…」。過去25場所も三役を務めた男は貪欲だ。

相次ぐケガで番付を落とした。「体に重みがなくなった」とこぼした。西前頭7枚目だった先場所も腰椎椎間板ヘルニアに苦しんだが、つかんだ感覚がある。「腹だけに力を入れるんじゃなく、体全体に芯を通す。まだできたり、できなかったりですが…」。昔の“重み”が戻ってきた。

平幕で不戦勝を含まぬ、初日から5連勝は昨年春場所以来4度目だが、過去3度の番付は前頭10枚目以下。同2枚目の今回と値打ちが違う。1横綱、2大関、2関脇と上位を総なめ。「今日のような我慢が大事。その中で1番でも2番でも納得できる相撲を…」。三役復帰へ、初優勝へ。帰ってきた強者に夢が広がる。【加藤裕一】

高安(手前)をすくい投げで破る栃煌山(撮影・栗木一考)

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懸賞5本取りやめ 3横綱不在 興行面でも痛手

懸賞金獲得5傑(5日目まで)

<大相撲九州場所>◇5日目◇15日◇福岡国際センター

日本相撲協会は、稀勢の里が休場したことにより、玉鷲との取組に懸かっていた懸賞23本のうち5本が取りやめとなったと発表した。

18本は他の取組に変更され、高安と栃煌山の一番に13本、栃ノ心と北勝富士、遠藤と明生の平幕対決に各2本、豪栄道と錦木の取組に1本が加わった。3横綱全員が不在となり、興行面でも痛手となる。九州場所担当の境川部長(元小結両国)は「横綱土俵入りがなくなり、お客さまに本当に申し訳ない。他の力士に奮闘してもらいたい」とおわびした。

大相撲九州場所 報道陣に悔しそうに休場を発表する横綱稀勢の里(撮影・菊川光一)

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北勝富士 栃ノ心から初白星「勝ち越さないと」

栃ノ心(左)を押し倒しで破った北勝富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲九州場所>◇5日目◇15日◇福岡国際センター

北勝富士が過去2戦2敗の栃ノ心から初白星を挙げた。

左のど輪と右のおっつけで押し込み、前に出続けて押し倒した。最後、上手を許したが「(栃ノ心の)体重が後ろに乗っていれば、馬力は自分の方がある」と構わずに前進。序盤戦を終えて白星を先行させ、新三役に向けて勢いつく白星となったが「勝ち越さないと意味がない」と引き締めた。

支度部屋に引き揚げる北勝富士(撮影・鈴木正人)

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稀勢の里「もう1回チャンスを」引退かける初場所

険しい顔で休場を発表する稀勢の里(撮影・菊川光一)

<大相撲九州場所>◇5日目◇15日◇福岡国際センター

初日から4連敗していた一人横綱の稀勢の里(32=田子ノ浦)が、5日目から休場した。この日朝、福岡・大野城市の部屋で自ら報道陣に対応して表明。「右膝挫傷捻挫で全治1カ月の休業加療を要する」との診断書を提出した。5日目の西前頭2枚目玉鷲戦は不戦敗となり、横綱史上初の初日から5連敗。不名誉な記録に名を残した和製横綱は、来年1月の初場所での進退問題は避けられない状況となった。

一人横綱の責任を果たせず、1勝もできずに稀勢の里の九州場所が終わった。部屋の稽古終了後、まわしを着けずに報道陣の前に現れると、前日4日目までの3日連続の無言から一転。初日の貴景勝戦で右膝を痛めたと明かし、ファンに謝った。「やり切りたい、務め上げたい気持ちはありましたけど、なかなか体が続かなかった」と唇をかんで話した。前夜は1人で進退問題と向き合った。「魂はまだ燃えている。負けた悔しさも当然ある。許されるならば、もう1度勝負したい」。休場し、けがを治して再起を図る道を選んだ。

一足早く今年の本場所を終えたが、皆勤はわずか1場所、6場所合計で11勝しか挙げられなかった。今場所の残り10日間を休場すると、今年は11勝15敗64休。一人横綱以前に、横綱の責任を果たしたとは言えない成績となる。今場所も不戦敗を除き、横綱としては87年ぶり2人目となる初日から4連敗。それでも師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)は、前夜の稀勢の里との話し合いの一部を明かし「本人から『このままでは終われない。もう1回チャンスをください』と言われた。次に向けて全力でいきたいという考え」と、復活にかける思いを代弁した。

一方で横綱審議委員会の北村委員長は、10勝5敗だった9月の秋場所後「来場所、また前半戦で負けが込んで休場ということになれば、やっぱり何か考えなければいけない」と、進退問題は消滅していない状態だと話していた。この日の休場についても、同委員長は「横綱の第一の条件である強さが満たされない状態が長期にわたっており、これを取り戻す気力と体力が持続できるか心配している」と、横綱の地位に見合う力量に、懐疑的とも受け取れるコメントを発表した。

稀勢の里は今後について「いい相撲を取っていきたい気持ちはある」と話し、初場所で進退を懸けるかどうかは「しっかり考えていきたい」と明言しなかった。だが同じ二所ノ関一門の芝田山親方(元横綱大乃国)が「もう後はない」と言えば、兄弟子でもある西岩親方(元関脇若の里)は「横綱のプライドを捨てて、稽古場で泥だらけに必死にやるしかない」と断言。進退問題が“待ったなし”であることへの、自覚を促すように厳しく話していた。【高田文太】

11日、貴景勝にはたき込みで敗れる稀勢の里

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栃煌山が上位陣撃破5連勝、三役復帰に「気合入る」

取材に笑顔を見せる栃煌山(撮影・菊川光一)

<大相撲九州場所>◇5日目◇15日◇福岡国際センター

東前頭2枚目栃煌山(31=春日野)が、大関高安との全勝対決を制し、勝ちっ放しの5連勝とした。幕内屈指の強い当たりに負けず、押し込み、流れの中ですくい投げを決めた。

「低い体勢のまま当たって、圧力をかけて、中に入れた。ただ、欲を言えば、中に入った時に体を寄せてそのままいければ…。まだ腰が引けてます」。

初日は御嶽海、2日目は逸ノ城と2関脇、3日目は大関豪栄道で4日目は横綱稀勢の里を破った。上位陣を総なめにする勢いの5連勝。しかし、通算25場所の三役経験を誇る実力者は白星を手放しで喜ばない。

相次ぐ故障に泣いてきた。小結だった昨年秋場所を最後に平幕暮らしが続き、西前頭7枚目だった先場所も腰椎椎間板ヘルニアに苦しんだ。「ここ数年、体に重みがなくなっている感じがあって。軽くなったというか」。しかし、万全でない体調の中で試行錯誤を重ねた。「腹だけに力を入れるんじゃなく、体全体に芯を通す。まだできたり、できなかったりですが…」。先場所は終盤を5連勝フィニッシュ。取り戻しつつあった昔の“重み”が、確信に変わりつつある。

20歳の誕生日直後の07年春場所が新入幕の“早熟派”も、もう31歳。かつての「大関候補」という肩書もご無沙汰になりつつあるが、諦めなんて全然ない。「三役復帰? もちろん。部屋に栃ノ心もいたり、頑張れます。気合入りますよ」。序盤戦で3大関に土がつき、横綱が消えた九州場所で“帰ってきた男”が輝き出した。

高安(手前)をすくい投げで破る栃煌山(撮影・栗木一考)

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阿武咲4勝目「良い感覚」同い年で全勝貴景勝に刺激

隠岐の海(左)に押し出しで勝利する阿武咲(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇5日目◇15日◇福岡国際センター

東前頭13枚目阿武咲(22=阿武松)が、西前頭11枚目隠岐の海(33=八角)を押し出しで破り、4勝1敗とした。

ベテラン相手に盤石の相撲を見せた。のど輪で相手の上体を起こし、左ハズも効いた。「しっかり下から、下からの意識ですね。やっと良い感覚になってきた」。1度も止まらず、隠岐の海に何もさせなかった。

若手の期待株が1敗をキープして前半戦を終えた。西前頭6枚目だった先場所では4勝11敗と苦しんだが、今場所は「集中力をしっかり維持できている」と話す。

小結貴景勝(22=千賀ノ浦)が全勝中。仲の良い同い年が好調な状況を「幸せなこと」と存分に刺激を受けている。前半戦を4勝以上で終えるのは、2度目の敢闘賞を受賞した昨年の秋場所以来。「(1敗を守っている)意識はそんなにしていない。とりあえず、しっかり楽しめている」と、落ちついた口調で語った。

阿武咲(左)は押し出しで隠岐の海を下す(撮影・菊川光一)

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八角理事長、休場の稀勢の里は「奮起するしかない」

八角理事長

<大相撲九州場所>◇5日目◇15日◇福岡国際センター

一人横綱が休場し、3枚看板だった横綱が不在の場所となってしまった。協会トップの八角理事長(55=元横綱北勝海)はまず、ファンに対し、おわびのコメントを発した。

役員室で幕内終盤戦の相撲をテレビで見届けながら報道対応。「(稀勢の里の)土俵入り、取組を楽しみにして見に来てくれたお客さんに、申し訳ない」と初日から休場している白鵬、鶴竜に続く横綱全員休場の状況をわびた。

稀勢の里に対しては「悪いところを治してもう1度、体を作り直して頑張ること。それが多くのファンの願いだろうから、奮起するしかない」と立て直しに期待した。

横綱経験者として、その重みは痛いほど分かる。休場原因が初日の一番で痛めた右膝にあることには「(横綱の地位にいる以上)ケガは言い訳にはできない。ケガをしない体を作る、ケガをしない相撲を取る。ケガはつきものだが、本人が頑張るしかない」と奮起を促した。そのためには「開き直って稽古するしかない。どこが痛いとか言ってられない」とし「内容うんぬんより番数。そうやって自信を取り戻すこと」と話した。

稀勢の里対玉鷲戦の結果(撮影・栗木一考)

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貴景勝、自身初5連勝「勝たないといけない職業」

逸ノ城(右)に激しく攻める貴景勝(撮影・鈴木正人)

<大相撲九州場所>◇5日目◇15日◇福岡国際センター

小結貴景勝(22=千賀ノ浦)が、関脇逸ノ城(25=湊)を破って、自身初の初日から5連勝を果たした。

逸ノ城に差させる隙も、まわしを取らせる隙も与えず、立ち合いから突き続けた。途中いなして体勢を崩して左のおっつけで土俵際に追いやり、最後も左の押しで押し出した。「作戦は立てないので、狙い通りというか体が、頭が反応した」と無我夢中だった。

序盤戦を終えて、無傷の5連勝。5日目を終えて、三役以上で唯一の全勝だ。横綱稀勢の里がこの日から休場し、千秋楽までまだ10日あるとはいえ、優勝候補の1人。それでも「勝たないといけない職業。白星がつながっているのは考えずに、相撲の内容を意識していきたい」と気を引き締めた。

九州場所 逸ノ城(左)に押し出しで勝利する貴景勝(撮影・栗木一考)

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貴景勝、栃煌山が5連勝 高安初黒星…3大関全滅 

高安(左)をすくい投げで破る栃煌山(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇5日目◇15日◇福岡国際センター

一人横綱で臨んでいる稀勢の里(32=田子ノ浦)が休場。小結貴景勝(22=千賀ノ浦)は関脇逸ノ城(25=湊)を押し出して5連勝を決めた。

大関豪栄道(32=境川)は前頭3枚目錦木(28=伊勢ノ海)に土俵際の小手投げで敗れ、2勝3敗と再び黒星先行。大関栃ノ心(31=春日野)は前頭筆頭北勝富士(26=八角)に寄り倒されて2敗目。北勝富士は横綱稀勢の里に続き、大関を撃破して3勝目をあげた。

大関高安(28=田子ノ浦)は勝ちっ放し同士の前頭2枚目栃煌山(31=春日野)にすくい投げで敗れ、初黒星。

人気力士の前頭12枚目遠藤(27=追手風)は同15枚目明生(23=立浪)を寄り切って3勝2敗と白星を先行させた。

豪栄道(右手前)に小手投げで勝利する錦木(撮影・栗木一考)
栃ノ心(右奥)に押し倒しで勝利する北勝富士(撮影・栗木一考)
稀勢の里対玉鷲戦の結果(撮影・栗木一考)
逸ノ城(左)に押し出しで勝利する貴景勝(撮影・栗木一考)
豪栄道(右手前)に小手投げで勝利する錦木(撮影・栗木一考)
九州場所 明生(右)に寄り切りで勝利する遠藤(撮影・栗木一考)

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