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井上尚弥のいとこ浩樹、12連勝だ!70秒KO刺激

井上浩樹(18年3月25日撮影)

ボクシング日本王座挑戦者決定戦の前日計量が11日に都内で行われた。スーパーライト級は1位井上浩樹(25=大橋)、2位マーカス・スミス(33=平仲BS)ともリミットの63・5キロでパスした。

井上は11勝(10KO)、スミスは6勝(6KO)1分とKO率の高い、無敗のサウスポー対決となる。勝者は来春の日本王者細川バレンタイン(27=角海老宝石)への挑戦権を得る。

井上はいとこの井上兄弟の後を追って、15年大みそかにプロデビューした。約2年半でようやく初のタイトル挑戦が見えてきた。「長かったが、それは仕方がない。これを勝たないと次へ進まない。この試合に集中していきたい」と話した。相手に関しては「パワーがあり、柔軟でバネは独特」と分析し、「特に前半にくるので、そこは注意したい。いなしていきたい」という作戦だ。

世界王者井上尚弥の日本人世界最短の70秒KO防衛はリングサイドで見た。「距離はあって苦労するかと思ったが、さすがの踏み込み。すごい刺激になった」。普段は3人で遊ぶ仲だが「技術よりも練習への姿勢、集中力。オンとオフの使い分けがうまい」と精神面で学ぶことが多い。「2人に少しで追いつけるように」と、デビュー12連勝を目指す。

スミスは再計量でパスした。沖縄の自宅でヘルスメーターに乗ると余裕があり、移動で動くことから機中で弁当を食べた。東京に着いて体重超過が判明し、宿舎で減量して計量時間10分前に到着。最初の計量は100グラムオーバーで、トイレに行ってから再計量でパスした。平仲会長は周囲に平謝り。スミスは「いい試合をして、勝って、また東京にくる」と平然とした顔で話していた。

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ドーリング&ジェイムス組が全日本世界最強タッグV

<全日本:後楽園大会>◇11日◇後楽園ホール

世界最強タッグリーグは、ジョー・ドーリング、ディラン・ジェイムス組が優勝した。

最終日に勝ち点12で5チームが並ぶ大混戦も、KAI組、宮原組、秋山組と次々に敗退。最後に残ったドーリング組と、連覇をねらう諏訪魔、石川修司組の勝者が優勝という展開に。最後は、ジェイムスが粘る石川を、チョークスラムで沈め優勝を勝ち取った。

同リーグ3度目の優勝となるドーリングは、指を3本立てて「アリガトウ、ハッピーニューイヤー!」と優勝をファンに報告。さらに、脳腫瘍の手術から復帰した際に、ファンからもらった寄せ書きを、両手で観客席にかざし、深々と頭を下げた。

優勝の要因を聞かれたドーリングは「ビッグハート」と、左胸をたたいてアピール。ジェイムスは「諏訪魔と石川は強かった。最強タッグに出るチャンスをくれたジョーに感謝したい」と笑顔で話していた。なお外国人ペアの優勝は05年のババ・レイ、ディーボン組以来13年ぶり。

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全日本プロレスがキッド氏追悼 渕「若かったね」

5日に60歳で亡くなったダイナマイト・キッドさんの追悼セレモニーでキッドさんの遺影を抱く渕正信(左)

全日本プロレスは11日の後楽園大会で、5日に60歳で亡くなったダイナマイト・キッドさん(英国)の追悼セレモニーを行った。

試合前に全選手がリングサイドに立ち、渕正信(64)が、遺影を抱いてリングに上がり、追悼の10カウントをささげた。

キッドさんは、初代タイガーマスクのデビュー戦の相手など、新日本プロレスで活躍した後、全日本に移籍。いとこの、デイビーボーイ・スミスとのタッグで人気を博した。渕は「若かったね。60歳で亡くなったキッドの遺影を、来年65歳になるオレが持つなんて。試合をやっていて、気持ちのいいレスラーだった。全日本は体の大きな選手が多かったから、結構体を大きくするために無理していたな。もう2度と会えないと思うと、もうちょっといろんな話を聞きたかった」と目に涙を浮かべながら話していた。

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元貴乃花親方に退職金、功労金で2000万円程度か

元貴乃花親方(元横綱)(18年5月13日撮影)

日本相撲協会の評議員会が11日、東京・両国国技館で行われ、10月1日付で退職した元貴乃花親方(元横綱)の退職金、功労金について決議した。すでに11月29日に行われた理事会で算出されていた金額について議論されたが、海老沢勝二議長(元NHK会長)は「淡々と済みました」と、特に異論は出なかったという。理事会の時点で金額については「規定通り」と、芝田山広報部長(元横綱大乃国)が説明。この日、同部長は「個人情報なので」と、金額は公表しなかったが、過去の例と照らし合わせると、退職金は約1000万円、功労金も同等で、計2000万円程度が支払われるとみられる。

その元貴乃花親方が入門当時から指導し、今月7日に引退した元前頭貴ノ岩が起こした暴力問題を受け、19日に全関取衆を対象とした研修が開催されることも、この日の評議員会では報告された。今年、再三にわって元貴乃花親方に苦言を呈してきた池坊保子委員(元文部科学副大臣)は、師弟ともに相撲界を去ることになり「残念よね」と話した。続けて「残念に思いますが、八角理事長(元横綱北勝海)以下、本当に誠実に真摯(しんし)に対応している。協会のあり方を大変、心強く思っています。皆さまにそれを発信したいなと思っているのね。大切なのは、どういう風に対処するか」と、今回の対応について評価した。

また、元貴乃花親方に苦言を呈した際には、自身も批判にさらされることになったが「まあ、皆さまに支えられてね、それなりに楽しい1年でした、フフフッ。『理解しているよ』と言ってくださる方もいましてね。うれしいですね」と、笑顔で帰途に就いていた。

日本相撲協会の評議員会に出席した池坊保子氏

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白鵬からかわいがられて高安「初心に帰るのが大事」

巡業で白鵬(左)からかわいがりを受ける高安(撮影・佐藤礼征)

大相撲の冬巡業が11日、鹿児島・日置市で行われ、大関高安(28=田子ノ浦)が横綱白鵬(33=宮城野)から約6分間、“かわいがり”を受けた。

ぶつかりで胸を出した白鵬は、高安を何度も土俵に転がし「すぐ立て!」とあおった。高安の体は砂で覆われ、体は真っ茶色に。「なかなかぶつかりを厳しくやってくれる相手はいない」と高安。「(自分の)基礎をつくったのがぶつかり。初心に帰るのが大事なので」。

この日の稽古は東前頭2枚目栃煌山(31=春日野)と9番取って5勝。千秋楽まで優勝争いに絡んだ先場所は、小結貴景勝(22=千賀ノ浦)に初優勝を譲った。この1年間6場所で3度の優勝次点。名古屋場所ではかど番を経験するなど「大事なところを落としていた。15日間通して良いパフォーマンスをとるのは難しい」と実感した。貴景勝ら若い力士の成長ぶりがめざましいが「伸び盛りですね。負けないように頑張ります」とクールに語った。

巡業で白鵬(左)に水をつける高安(撮影・佐藤礼征)

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ロリンズ「最悪」GM代理を痛烈批判&撃退 WWE

はしごの最上段でインターコンチネンタル王座ベルトを掲げる王者ロリンズ(c)2018WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇10日(日本時間11日)◇米カリフォルニア州サンディエゴ・バレービューカジノセンター

インターコンチネンタル(IC)王者セス・ロリンズ(32)が、権力を私物化するバロン・コービンGM代理(34)を痛烈批判&撃退した。先にリングに立ち「コービンは威張って、お前の話ばかりしている。やり方が間違っている」と最近の自分勝手なマッチメークについて厳しく指摘した。

さらに現ユニバーサル王者ブロック・レスナーについて「レスナーはこの番組(ロウ)にいないだろ。最後にロウで試合したのは2002年だとさ。16年も前だ。よく許しているよな。今は最悪だ」とGM代理の“失政”ぶりを舌鋒(ぜっぽう)鋭くまくし立てた。GM代理から「オレが永久GMになって、お前に生き地獄を味あわせてやる」と挑発を受けると、ロリンズはTLC(テーブル、いす、はしご)形式のIC王座戦での決着を提示。「オレは仕事が多いんだ」と拒否したGM代理を舌戦で追い詰め、メインイベントでの王座戦を実現させた。

天井に吊されたICベルトをはしごを使って先につかんだ方が勝利という形式。いすとはしごで殴られてダメージを負ったロリンズは反撃を狙ったトペ・スイシーダをキャッチされてテーブルにたたきつけられた。場外戦でスーパーキックをクリーンヒットさせ、コーナートップからフロッグスプラッシュを決めてテーブル葬。しかし王者が登りかけたはしごをレフェリーを務めるヒース・スレーターに倒され、GM代理を助ける行動を起こされた。怒り心頭のロリンズはスレーターをスーパーキックで制裁し、コービンをパワーボムとカーブ・ストンプで倒した。はしごを使ってベルトをつかみ、IC王座防衛に成功した。試合後、16日のPPV大会TLC(米サンノゼ)で挑戦を受ける元盟友ディーン・アンブローズともにらみ合い、火花を散らした。

コービンGM代理(左)にカーブ・ストンプを狙うインターコンチネンタル王者ロリンズ(c)2018WWE,Inc.AllRightsReserved

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貴景勝Vパレード17日開催、母校・埼玉栄高に凱旋

優勝賜杯を手にする貴景勝。右はバンザイする父佐藤一哉さん(18年11月25日撮影)

大相撲九州場所で初優勝を果たした小結貴景勝(22=千賀ノ浦)を祝う優勝パレードと報告会を17日に行うと、貴景勝の母校・埼玉栄高が11日に発表した。

当初は19日に予定していたが2日早めて実施する。日本相撲協会が19日に全関取衆を対象に「付け人に関する特別研修」を行うため、日程変更を余儀なくされていた。

優勝パレードは17日午前11時に開始。JR西大宮駅から埼玉栄高がコースになる。優勝報告会は同日正午から埼玉栄中高総合体育館で実施する。

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ラウジー“場外戦”でも強さ 挑戦者ジャックス圧倒

盟友ムーン(中央)の勝利を喜ぶロウ女子王者ラウジー(C)2018WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇10日(日本時間11日)◇米カリフォルニア州サンディエゴ・バレービューカジノセンター

ロウ女子王者ロンダ・ラウジー(31)が16日のPPV大会TLC(米サンノゼ)で対戦する挑戦者ナイア・ジャックス(34)との一触即発ムードの“場外戦”を繰り広げた。代理前哨戦でラウジーの盟友エンバー・ムーンがジャックスの仲間タミーナとのシングル戦が組まれ、それぞれがセコンドに入った。

先にタミーナとともに登場したジャックスからは「日曜日(16日)に私はロウ女子王者になる。この拳を顔面に何発も食らわせて、ロンダ伝説を打ち消してやる」と宣言された。その後にラウジーが姿をみせ「私はポーズやトークのためにWWEに来たんじゃない。ファイトのためよ」と言って走り込んだが、ジャックスに場外へ逃げられた。

ムーンとタミーナによる代理前哨戦は白熱の攻防となり、ラウジーはエプロンで試合介入しようとしたジャックスが引きずり落とし、そのまま客席に投げ飛ばした。リング上ではムーンが必殺のエクリプスでタミーナを沈めて勝利。前週のタッグ戦に続き、ラウジーがムーンとの共闘で挑戦者ジャックスを圧倒してみせた。

エプロンサイドにいたジャックス(右)の左足を引っ張るロウ女子王者ラウジー(C)2018WWE,Inc.AllRightsReserved

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新日祭典でつば九郎リングイン?特別宣伝部長に任命

つば九郎(2018年10月14日撮影)

新日本プロレスの最大の祭典、来年1月4日の東京ドーム大会に、つば九郎が電撃参戦!? 11日に更新されたつば九郎の公式ブログで、新日本プロレスのハロルド・メイ社長から特別宣伝部長に任命されたと明かした。「いちてんよん(1・4)の、とくべつせんでんぶちょうに、にんめいされました~!!! せかいのびーるつめあわせと~いちてんよんの、しょうたいけんつきで、みごとにんめい!!! がさす、めいしゃちょう、わかってらっしゃいます」と書き込んだ。

毎年恒例となった東京ドーム大会。今年はダブルメインとしてIWGPヘビー級選手権試合として王者ケニー・オメガ対棚橋弘至、IWGPインターコンチネンタル選手権試合として王者クリス・ジェリコ対内藤哲也の大一番などが組まれている。ブログで「でも、つばみとはいきません。ほんとうに、ぷろれすずきなひとと、いくんだ~!!!」と宣言したつば九郎。観客に終わらずにリングインもあるかも?

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ノア清宮、打倒杉浦 来年は「NEW シンボル」に

グローバルリーグ優勝のトロフィーを手に「GREAT VOYAGE2018 in YOKOHAMA vol.2」をPRするノアの清宮海斗(撮影・鈴木みどり)

プロレスリング・ノアの清宮海斗(22)が11日、東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れ、GHCヘビー級王座獲得を宣言した。

清宮は16日の横浜文化体育館大会で、同王者杉浦貴に挑戦する。「杉浦さんを倒して新たな時代の始まりをファンに見せたい」と決意を語った。カナダ武者修行から帰国した昨年12月にGHCヘビー級王者拳王に挑戦を表明。初挑戦となった今年1月6日の後楽園大会で、拳王に敗れた。

今回は、グローバルリーグ初優勝で挑戦権を得て「1年たってベルトへのリベンジもある。グローバルリーグ優勝の勢いもある。今年最大の目標」と杉浦戦に照準を合わせている。ノアの若きエース候補は例年の目標を「NEW シンボル」と書いた。ノアの新しい顔になるためにも、16日のタイトル戦は負けられない。

色紙を手に「GREAT VOYAGE2018 in YOKOHAMA vol.2」をPRするノアの清宮海斗(撮影・鈴木みどり)

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メイウェザー“横暴”の「言いなり…でも仕方ない」

フロイド・メイウェザー

総合格闘技RIZINの榊原信行実行委員長(54)が10日、RIZIN14大会の目玉となる元ボクシング5階級制覇王者メイウェザーの“横暴”に手を焼いていることを明かした。

日本時間7日の那須川との会見で、メイウェザーがほとんど1人でしゃべり、ルールも一方的に決められた。大会には取り巻きなど50人で来日。試合当日のチケットを最前列で100枚要求されたという。「席は無理だが最終的にはメイウェザーの言いなり。でも仕方ないか」と苦笑いしていた。

RIZIN榊原実行委員長(2018年11月17日撮影)

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正代が「毎日神様に祈っている」祖母正代さんに感謝

巡業を観覧した平幕正代(左)の祖母正代正代さん(撮影・佐藤礼征)

大相撲の冬巡業が10日、熊本・宇土市で行われ、地元出身の平幕正代(27=時津風)が凱旋(がいせん)した。

会場には孫の元気な姿をひと目見ようと、祖母の正代正代(しょうだい・まさよ)さん(89)も駆けつけた。正代家に嫁ぎ、偶然にも同じ姓名となった祖母の正代さんは「よく頑張っていました」と目を細めた。けがは付きものだけに、場所中は「毎日神様に祈っている」という。14年3月の初土俵以来、いまだ休場がない正代は「15日間相撲を取りきることが大事」と、祖母の祈りに感謝していた。

朝稽古のぶつかり稽古では、胸を出した大関栃ノ心から“かわいがり”を受け、体は土俵の砂でまみれた。「濃い内容だった。お客さんに元気な姿を見せられて良かった」とうなずいた。地元出身の力士として、会場では人気者。九州場所は福岡で開催されるが「熊本でも負けないくらい、相撲に興味を持ってもらいたい」と胸を張った。

巡業のぶつかり稽古で栃ノ心(右)の胸を借りた正代(撮影・佐藤礼征)

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貴ノ岩が引退手続き 本人がやるべきことは完了

7日、引退会見で思い出話をする貴ノ岩

付け人に暴力を振るって7日に引退した大相撲の元前頭貴ノ岩(28)が10日、東京・両国国技館を訪れ、引退に必要な各種手続きを行った。

協会関係者が明かしたもので、この日の昼すぎ、師匠だった千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)に付き添われ、日本相撲協会の事務所を訪れたという。協会関係者によると、これで元貴ノ岩がやるべきことは完了。千賀ノ浦親方は両国国技館で元貴ノ岩の断髪式を希望しているが、その手続きは今後、基本的に同親方が対応することになる。

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「バカボンパパと同い年」41歳野中悠樹が王座挑戦

41歳の誕生日に東洋太平洋&WBOアジア太平洋ミドル級王座挑戦を発表した野中、右は井岡会長、左は桂トレーナー(撮影・加藤裕一)

元日本スーパーウエルター級王者で国内現役最年長の野中悠樹(井岡弘樹)が41歳の誕生日の10日、大阪市内で東洋太平洋&WBOアジア太平洋ミドル級王座挑戦を発表した。

来年2月24日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で王者細川チャーリー忍(34=金子)に挑む。野中は「41歳、バカボンのパパと同い年になりました」と笑いながら「ここが終着点なんて思っていません」と、将来の世界初挑戦も視野に現役を続ける。

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EVIL組1・4東京D大会での3WAY戦決定

新日本プロレス「ワールドタッグリーグ」の2連覇から一夜明けて会見を行ったEVIL(左)、SANADA組

新日本プロレスのワールドタッグリーグ2連覇を達成したEVIL(31)、SANADA(30)が一夜明けた10日、都内で会見した。

この勝利により、来年1月4日東京ドーム大会での現IWGPタッグ王者タンガ・ロア、タマ・トンガ組が持つ王座への挑戦が決定。今年2連敗しているヤングバックス(マット&ニック・ジャクソン)との3WAYマッチが決まり、EVILは「まとめてぶっ倒してやりたい」と宣言。「さらに爆発的に染め上げていく」と熱い試合を約束した。この日は東京ドーム大会の全カードも発表された。

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稀勢の里非公開稽古で汗、初場所へ「しっかり調整」

稀勢の里

右膝痛で大相撲九州場所を途中休場した横綱稀勢の里は10日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋での稽古を非公開で行い、部屋関係者によると四股などで汗を流したという。

東京での稽古再開から1週間が経過した稀勢の里は帰り際に「悪いところ、いいところがある。しっかり調整していく」と話した。進退が懸かる初場所(来年1月13日初日・両国国技館)まで残り約1カ月。右膝の痛みについては「違うところとか、いろいろ出てくる」と、まだ万全には遠い様子をうかがわせた。22日までの冬巡業合流については未定。「しっかり最後に出たい気持ちはあるけどね。頑張る」と述べるにとどめた。

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RIZEN側「残念」不祥事力士の受け皿扱いゴメン

RIZIN榊原実行委員長(2018年11月17日撮影)

総合格闘技RIZINの榊原信行実行委員長(54)が10日、大相撲の元幕内貴ノ岩(28=モンゴル)の暴行問題について、日本相撲協会を痛烈に批判した。

榊原氏は、31日に新たに開催するRIZIN平成最後のやれんのか! 大会(さいたまスーパーアリーナ)のカードを発表。終了後の会見で、貴ノ岩の引退後の去就について、総合やプロレスなど格闘技界入りもうわさされることに「スキャンダルがあったことで、うちが受け皿と思われるのは残念。ものが言えない。あれが、ちゃんとした(競技)団体と言えるのか。上の人は全部クビにして組織を一新するべき」とまくしたてた。

RIZINでは、無免許運転で引退勧告を受け角界を去った大砂嵐の参戦を認め、9月30日のRIZIN13大会でデビューさせた。しかし、その後、またも無免許運転の疑いが発覚し、10月26日に契約解除していた。榊原氏は「大砂嵐も手を差し伸べたが、あんなことになった。これを見て、ハイ、貴ノ岩というように触手は伸びない。もっと厳しい環境の中で礼節を教えるべき。相撲界の中のうみは、相撲界の中で解決してほしい」と手厳しかった。【桝田朗】

7日、会見に臨んだ貴ノ岩

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野中悠樹「まだやれる」41歳誕生日に王座挑戦

41歳の誕生日に東洋太平洋&WBOアジア太平洋ミドル級王座挑戦を発表した野中、右は井岡会長、左は桂トレーナー(撮影・加藤裕一)

元日本スーパーウエルター級王者で国内現役最年長の野中悠樹(井岡弘樹)が41歳の誕生日の10日、大阪市内の同ジムで会見し、東洋太平洋&WBOアジア太平洋ミドル級王座挑戦を発表した。来年2月24日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で王者細川チャーリー忍(34=金子)とタイトルマッチを行う。

野中は「41歳、バカボンのパパと同い年になりました」と笑いながら「中年と呼ばれる年齢ですが、世間で言えば働き盛り。確かに疲れやすくなったけど(体調の)ピークは変わらないし、もっと伸びるという感触もあります」と不惑の決意を語った。

20世紀の99年デビュー。世界戦経験こそないが、戦績は32勝(10KO)10敗3分け。日本スーパーウエルター級王座を08年9月~09年3月、14年8月~16年12月の間、2度保持し、東洋太平洋同級王座も09年に獲得した。

39歳の昨年10月にWBO東洋王座戦、40歳の今年4月にIBFスーパーウエルター級2位決定戦で連続して判定負けを喫した。「進退について考えた。でも、自分の中で“まだやれる”という気持ちがあり、周囲も“まだまともに話せるし、大丈夫やろ”と言ってくれたんで」。JBCのプロライセンス年齢制限は「17~36歳」だが、野中は元王者(日本、東洋太平洋、世界各王者)の資格を生かし、現役続行を決めた。

元世界2階級王者の井岡弘樹会長(49)は「僕は29歳で引退した。それでも、周りに“ようやった”と言われたぐらい。頭が下がる。会社員で言えば90歳ぐらいで頑張ってる感覚ちゃいますか」という。野中をデビュー当時から見守る桂伸二トレーナー(47)は「衰えは当然あります。でも、練習、トレーニングをうまく調整してやっている。半分フリーターみたいな生活を続けさせてええんか、とは思いますが」と体力面に不安がないことを強調した。

国内では西沢ヨシノリが06年に40歳で東洋太平洋ライトヘビー級王座を獲得したケースがあるが、40歳のタイトル挑戦は極めて異例だ。野中は「ここが終着点なんて思っていません」-。49歳でWBAライトヘビー級王座を手にしたバーナード・ホプキンスや、45歳でWBA・IBFヘビー級王座を手にしたジョージ・フォアマンのように、地域タイトルで終わらず、世界初挑戦の夢を追いかける。

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正代「ブルーシート減ってきた」地元熊本復旧手応え

巡業のぶつかり稽古で栃ノ心(右)の胸を借りた正代(撮影・佐藤礼征)

大相撲の冬巡業が10日、熊本・宇土市で行われ、地元出身の平幕正代(27=時津風)が凱旋(がいせん)した。

地元出身の力士として、握手や写真撮影では列を成した。「他の巡業よりも注目されている。身近で相撲を見せるのが1番伝わるので、これをきっかけに興味を持っていただければ」。16年4月の熊本地震から2年8カ月。「ブルーシートの数も減ってきた」と。故郷の復旧ぶりも感じた。

朝稽古では大関栃ノ心(31=春日野)らと8番取って2勝と振るわなかったが、会場から拍手と大きな歓声を浴びた。ぶつかり稽古では、胸を出した栃ノ心から“かわいがり”を受けた。土俵では苦悶(くもん)の表情を浮かべたが「内容は濃かった。自分から希望してできることじゃない。お客さんに元気な姿を見せることができた」とうなずいた。

巡業を観覧した平幕正代(左)の祖母正代正代(しょうだい・まさよ)さん(撮影・佐藤礼征)

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貴景勝Vパレード延期、貴ノ岩の暴行問題で日程変更

優勝賜杯を手にする貴景勝。右はバンザイする父佐藤一哉さん(18年11月25日撮影)

埼玉栄高校は10日、卒業生で大相撲の小結貴景勝(22=千賀ノ浦)の初優勝を祝うパレードを、当初予定していた今月19日(午前11時)から、日程を変更すると発表した。新たな日時は未定。

貴景勝が11月の九州場所で初優勝したことを受けて、同校はさいたま市のJR西大宮駅から埼玉栄高までパレードを行い、その後、優勝報告会も行うと、すでに5日に発表していた。だが貴景勝の兄弟子でもある、元前頭貴ノ岩が付け人に暴力を振るい、7日に引退したことに伴い、日本相撲協会は19日午後1時から全関取衆を対象に「付け人に関する特別研修」を行うと発表。貴ノ岩と同部屋の貴景勝は当然、例外ではなく、日程変更を余儀なくされた。

埼玉栄高は、パレードや優勝報告会が中止になったわけではなく「日程が決まり次第、再度ご連絡致します」と、調整中であることを報道陣に発表した。

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石井慧「へこたれずにガンバルンバ」惜敗も前向き

英グラップリングイベント、ポラリス8大会に参戦した石井慧

<英組み技大会:ポラリス8大会>◇9日(日本時間10日)◇英ウェールズ・アイスアリーナ

08年北京オリンピック(五輪)柔道男子100キロ超級金メダリストで総合格闘家の石井慧(31)が打撃のない英国の組み技(グラップリング)イベントポラリスに初参戦し、ダン・ストラウス(27=英国)に惜敗した。

ヘビー級スーパーファイト15分一本で対戦。前週にセビリアで総合格闘技ルールの王座戦に出場したばかり。連戦の影響か「最初、ぼーとしてしまった」とバックを奪われ両足で胴を絞められて苦戦の展開に。途中から立ち上がっての勝負に持ち込もうとしたものの、試合巧者のストラウスのペースを崩しきれなかった。

1-2の判定負けとなった石井は「いいとことなしでしたが、良い経験になりました。グラップリングなので良い勉強。本業(総合格闘技)に生かします」と落ち込むそぶりはない。すぐに14日開幕となる柔術のNO-Gi(柔術着なし)世界選手権(米アナハイム)にもウルトラヘビー級でエントリー。柔術世界一を狙うため「へこたれずにウニヒピリ(内なる自分)とガンバルンバ」と気持ちを切り替えていた。

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