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「毒蛇」オートン、RKOで王者キングストンをKO

WWEヘビー級王者キングストン(手前下)らをRKOで沈めたオートン(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:スマックダウン大会>◇13日◇カナダ・オンタリオ州トロント・スコシアバンク・アリーナ

「毒蛇」ランディ・オートンが、WWEヘビー級王者コフィ・キングストンをこき下ろした。

11日のPPV大会サマースラムでの王座挑戦はカウントアウト裁定となった両者の対決。ユニット「ニューデイ」のビッグE、エグゼビア・ウッズとともにリングにいたキングストンの前に姿をみせたオートンは「お前はオレに勝てないから逃げただろ。そんなやつに家族が応援できるのか。オレを倒せないと思ったんだろ? しかし、もう1度お前に6人タッグ戦の機会をやろう」と上から目線で挑発。ザ・リバイバル(スコット・ドーソン、ダッシュ・ワイルダー)と組んでキングストン組と激突した。

試合はリバイバルがウッズを捕獲し、シャッター・マシーンで沈めて勝利。さらに試合後もリバイバルがウッズとビックEに暴行を加えた。トラブル・イン・パラダイスでドーソンを蹴散らす救援をみせたキングストンに対し、オートンがキバをむいた。得意技のRKOでWWEヘビー級王者を粉砕。さらに倒れ込んだニュー・デイ3人に、ダメ押しのRKO3連打をたたき込んだ。オートンは動けなくなったキングストンを見下し、にやりと笑っていた。

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アウトサイダー朝倉海、ダイナマイトに学び堀口KO

堀口(左)を破って喜ぶ朝倉(撮影・前岡正明)

<RIZIN18>◇18日◇愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)

アウトサイダー上がりの格闘家朝倉海(25)がRIZIN、ベラトールの総合格闘技2団体同時世界王者堀口恭司(28)をKOで下し、地元愛知で大金星をあげた。

1回、カウンターで右のストレートをヒットさせ、堀口をよろめかせる。そのままラッシュでパンチとキックをたたみかけ、2冠王者堀口を沈めた。事件が起きた。4カ月前からボクシング元WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志氏の元でパンチの技術を学び、1発の威力も以前より増していた。朝倉は「勝てないって言った人多かったけど、そんなことなかったでしょ」とうれしそうに客席を眺めた。

すべて想定内だった。右のカウンターが決まったのも「作戦通り」。さらに「当たっても1発で倒れないと分かっていた」。セコンドについた兄未来の「柔らかく冷静に戦えば勝てる」との助言通り、緻密な攻めで勝利を引き寄せた。対戦を受けてくれた堀口に感謝した上で「もう1回戦うのが筋。大みそかにベルトをかけて戦いたい」と再戦を熱望した。今回用意した作戦は「ほんの一部しか出してない。温存できた」とニヤリ。再びの勝利で伝説をつくる。【高場泉穂】

RIZIN18 堀口恭司対朝倉海 堀口恭司(右)に右を放つ朝倉海(撮影・前岡正明)

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明生「人それぞれで面白い」同世代阿炎らと積極交流

土俵下で朝稽古の様子を見つめる明生(撮影・佐藤礼征)

大相撲夏巡業が18日、札幌市で行われ、前頭明生(24=立浪)が申し合い稽古で7番取るなど汗を流した。

17日には横綱鶴竜から、連日土俵に上がる姿勢を評価され「強くなろうという姿勢が出ている。これから番付が上がってくる」と最注目力士として挙げられた。横綱イチオシのホープは「まわりを見てくれていて、本当にありがたい」と照れくさそうに感謝した。

今巡業のテーマは「相手を知る」だった。「個人的に、ライバルと深く付き合いたくない」と他の関取衆との交流を避けてきたが、今回の巡業では同世代の阿炎、阿武咲と食事に出かけた。「最近はいろんな人の考えを知ることも大事なんじゃないかと思うようになった。人それぞれで面白いなって」。自己最高位の東前頭4枚目だった名古屋場所では、4勝11敗と上位の壁を痛感。さまざまなアプローチで目標の新三役を目指す。【佐藤礼征】

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衝撃KO負け堀口恭司、右パンチ「全然覚えてない」

朝倉に敗れコーナーでぼうぜんとする堀口(撮影・前岡正明)

<RIZIN18>◇18日◇愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)

アウトサイダー上がりの格闘家朝倉海(25)がRIZIN、ベラトールの総合格闘技2団体同時世界王者堀口恭司(28)をKOで下し、地元愛知で金星をあげた。

堀口が初めてのKO負けを喫した。1発目の右のパンチをくらった後は「全然覚えてない」。相手のカウンター狙いは想定内だったが「一瞬の隙をつかれた」と反省。すがすがしい表情で朝倉に「ありがとうと言いたい」と話し「またベルトをかけて戦い、そこでしっかり勝つ」とリベンジを誓った。

堀口(右)を攻める朝倉(撮影・前岡正明)

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63歳呼出拓郎が最後の地元巡業、道産子関取に期待

地元札幌市での巡業に参加した呼出の拓郎(撮影・佐藤礼征)

大相撲の立呼出、拓郎(63=春日野)が18日、出身地の札幌市で行われた夏巡業に参加した。

夏巡業では札幌市開催が恒例だが、来年は20年東京オリンピック(五輪)の影響により夏巡業が行われない予定で、21年2月に定年を迎える拓郎にとっては最後の地元巡業となる見通し。「地元札幌で仕事をするのは最後で、今日も地元の人に声をかけてもらえるのがうれしかった。再来年の2月まで、平常心で仕事を全うしたい」と話した。

元横綱北の湖が在籍していた三保ケ関部屋に入門し、75年春場所が初土俵。体格基準を満たせず、希望していた力士にはなれなかったが、充実した呼出人生だったという。「45年間、うれしいことも悲しいこともたくさんあった。横綱に『時間です』とタオルを渡して深々と頭を下げてもらったことがうれしかった。兄弟のように仲が良かった北天佑関が亡くなったことは悲しかったけど、家族ぐるみの付き合いをしてもらっていい思い出として残っている」。

北の湖や千代の富士ら偉大な横綱を輩出した北海道だが、近年は当時の隆盛とは程遠い。「道産子関取に頑張っていただいて、できることならいつか結びの一番で北海道出身と読み上げたい」と、柔和な笑顔で期待した。【佐藤礼征】

道産子関取3人の活躍を期待する札幌市出身の呼出・拓郎(撮影・西塚祐司)

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女王浜崎朱加「ノンタイトルだからこそ」鮮やか快勝

アム・ザ・ロケットを破った浜崎朱加(撮影・前岡正明)

<RIZIN18>◇18日◇愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)

RIZIN女子スーパーアトム級王者浜崎朱加(37)がアム・ザ・ロケット(23=タイ)を1回3分29秒腕ひしぎ十字固めで下し、女王の強さを見せつけた。

1回、激しい攻防からすぐにグラウンドになだれ込む。1度はアムにマウントを取られ窮地に追い込まれたが、すぐに体を翻し、上のポジションを取り返した。そのまま腕を取って、ねじるように絞め上げ、勝負を決めた。相手のアムはムエタイで80戦以上の戦績を持ち、柔術も黒帯。強靱(きょうじん)な体を持つ強敵だったが、浜崎のうまさが上回った。

浜崎は「ノンタイトルだからこそ負けられないと思った。強い選手を呼んでいただいて、勝ててほっとしてます。スーパーアトム級には強い選手が集まってきているので、防衛していきたいと思います」と声を弾ませた。

アム・ザ・ロケットを破った浜崎朱加(撮影・前岡正明)

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白鵬40歳現役宣言?「大阪万博までかな」不敵笑み

朝稽古で志摩ノ海(左)に稽古をつける白鵬(撮影・佐藤礼征)

横綱白鵬(34)が「40歳現役」宣言!? 朝稽古後に新たな目標を問われると「(東京)五輪を目標にしていたけど…もっと先を目指すのもありかな。大阪万博までかな?」と冗談っぽく答えた。

大阪万博の25年までの現役続行を目指すことで、20年東京五輪に到達できるとの考えか。「目標を持つから頑張れる」と不敵な笑みを浮かべた。長期的な視点を持つ一方、秋場所(9月8日初日)も3週間後に迫った。「去年は全勝優勝した。今年も、もちろんそれを狙う」と、16度目の全勝Vに照準を定める。

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朝倉海が金星2冠王者堀口恭司にKO勝ち「感謝」

試合後、写真に納まる朝倉海(左)堀口恭司(撮影・前岡正明)

<RIZIN18>◇18日◇愛知・ドルフィンズアリーナ◇総合5分3回肘あり61キロ契約

事件が起きた。アウトサイダー上がりの格闘家朝倉海(25)がRIZIN、ベラトールの総合格闘技2団体同時世界王者堀口恭司(28)をKOで下し、地元愛知で金星をあげた。

1回、カウンターで右のストレートをヒットさせ、堀口をよろめかせる。そのままラッシュでパンチとキックをたたみかけ、2冠王者堀口を沈めた。朝倉は「勝てないって言った人多かったけど、そんなことなかったでしょ」と笑顔で勝利を喜んだ。

すべて想定内だった。右のカウンターが決まったのも「右を合わせるという作戦だったので作戦通り」。さらに「当てられるのは想定していたので、その後冷静に戦おうと心がけていました」。セコンドについた兄未来からの「柔らかく冷静に戦えば勝てる」の助言通り、緻密な作戦を実行し、勝利を引き寄せた。

「無理だっていって、挑戦しないんじゃなくて、挑戦することの大切さをたくさんの人に伝えたかった」と朝倉。世界屈指の実力を持つ堀口をKOで倒せたことで大きな自信を得た。試合後にはすぐ堀口にかけより、膝をついて頭を下げた。「メリットはなかったと思うので、盛り上げてくれるために受けてくれて感謝しています」とあらためてリスペクトを口にした。

約8カ月ぶりの実戦。しかも相手は過去最強の相手堀口。下馬評では不利とみられる中、「死んでもいい」と覚悟を決めてこの一戦に臨んだ。戦いに飢えていた。17年にRIZINデビューして以来、昨年の大みそかまで4連勝していたが、今年4月は相手の負傷により試合が流れ、6月は自身が試合直前に眼窩(がんか)底骨折。ドクターストップで欠場した。

この間、基礎を見つめ直した。13年から「アウトサイダー」で活躍してきたが、打撃技術は「自分なりに考えてきた」という独学。4カ月前からはボクシング元WBA世界スーパーフェザー級内山高志氏の門をたたき、パンチのフォームを一から学んだ。パンチだけでなく、あらゆる面で技術を向上させ、自信を持ってリングにあがっていた。「成長した部分は計算できないはず。パニックになると思う」と話していた通り、変化した姿で堀口とファンを驚かせ、価値ある勝利をつかんだ。【高場泉穂】

堀口(右)を攻める朝倉(撮影・前岡正明)

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那須川天心バースデーあいさつ「どんどん活躍する」

誕生日にファンにあいさつする那須川天心(撮影・前岡正明)

<RIZIN18>◇18日◇愛知・ドルフィンズアリーナ

この日21歳の誕生日を迎えた“キックボクシング界の神童”那須川天心(21)が、休憩時間にリングにあがってあいさつした。

9月16日に幕張メッセで行われる立ち技世界一を決めるRISEWORLD SERIES決勝に向け、「全力を注いで頑張ってきた」と話し、「そこをクリアしたらRIZINにあがって、盛り上げたい」と6月の16大会以来となる参戦を約束した。

さらに自ら「僕の誕生日なんですよ。RIZINの試合の日に誕生日を迎えるなんてもってますよね」とアピール。「おめでとう、って言ってもらえたらすごいうれしいです。21歳の那須川天心もどんどん活躍するんで、応援よろしくお願いします。最高の誕生日になりました」と話し、拍手喝采を浴びた。

誕生日にファンにあいさつする那須川天心(撮影・前岡正明)

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浅倉カンナ連敗ストップ ファンからの声援に涙も

1R、アリーシャ・ザペテ(左)にパンチを放つ浅倉カンナ(撮影・前岡正明)

<RIZIN18>◇18日◇愛知・ドルフィンズアリーナ◇総合5分3回、肘あり49キロ契約

浅倉カンナ(21)がアリーシャ・ザペテラ(24=米国)を2-1の判定で下し、2連敗からの復活白星をあげた。

昨年12月の浜崎朱加との同王座戦に敗れ、4月の山本美憂戦でも判定負け。RIZIN2連敗を喫した。今回の相手ザペテラは前回対戦した山本と同じレスリング出身。しかも20年東京五輪出場を狙う現役トップ選手。前回の屈辱を想起しそうな状況でも、浅倉はひるまなかった。

序盤から打撃で果敢に攻め、2回もテークダウンを狙う相手をうまくかわし、パンチでプレッシャーをかけ続ける。最終3回にはタックルでコーナーに押しつけられるなどヒヤリとする場面もあったが、すぐ立ち上がりハイキックで反撃。左ストレートをあてるなど最後まで打撃中心で攻め、相手の得意なグラウンド勝負に持ち込ませなかった。

試合後、浅倉はリング上で「正直試合内容はパッとしなかった。こうしてマイク持つのは久々でうれしいです」と感慨深く話し、「前回(山本)美憂さんに負け、(階級で)一番下になったんですけど、ここからはい上がっていきます」と明るく宣言した。退場時にはファンからの声援に思わず涙した。【高場泉穂】

ファンにあいさつする浅倉カンナ(撮影・前岡正明)

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十両一山本「次は2ケタ」故郷へ恩返し 札幌夏巡業

取組を終え引き揚げる一山本(撮影・西塚祐司)

大相撲で岩内町出身の一山本(25=二所ノ関)が地元に明るいニュースを届ける。17日、札幌市で開催された夏巡業に参加。

観客約3600人の前で持ち味の力強い突き押し相撲を披露した。今回は十両に昇進してから初の北海道巡業となった。前日16日の函館から道内を回り「いろんなお客さんに声をかけてもらってうれしい」と笑顔だった。

幕下で参加した昨夏の巡業は、道内の相撲ファンにもまだ名前は知られていなかった。今年はすれ違う人から「北海道出身の一山本だ」と言われ、取組の前後にはサイン攻めにもあった。「顔を覚えてもらっているのかな。ようやくですね」。福島町役場の公務員から角界入りして3年目。地元ファンの声援に感慨深げだった。

部屋には岩内町の知人から特産のメロンやカキが届く。町の広報誌には活躍ぶりが紹介され、入幕も期待されている。「ちょっとでも町の活性化に貢献できれば」。中学卒業と同時に離れた故郷は、その当時から9年間で人口が約2万人減少した。生まれ育った町に相撲で恩返しという思いは強い。新十両の名古屋場所は9勝6敗。「次は2桁勝てるように頑張ります」と声を弾ませた。【西塚祐司】

取組後、ファンにサインをする一山本(左)(撮影・西塚祐司)
照強を突き押しで攻める一山本(右)(撮影・西塚祐司)

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RIZIN計量に1500人、堀口「明日やったろ」

RIZIN18大会の前日計量をクリアし、向かい合う堀口恭司(左)と朝倉海

RIZIN18大会(18日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の公開前日計量が17日、名古屋市内の商業施設「アスナル金山」で行われ、約1500人のファンが見守る中で出場全26選手がクリアした。

メインに登場するRIZIN、ベラトールの総合格闘技2団体世界バンタム級王者堀口恭司(28)は250グラムアンダーの60・75キロ、朝倉海(25)は規定の61キロちょうどでそれぞれパスした。計量後は165センチの堀口が172センチの朝倉を見上げる形でフェースオフ。堀口は「身長でかいなと思った」と笑いながらも、「明日やったろ、という感じです」と余裕の表情で勝利を予告した。一方の朝倉も「勝てる。明日勝つだけ」と自信たっぷりに話した。

RIZIN18大会の前日計量をクリアし、ガッツポーズする堀口恭司

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石川出身の炎鵬「これは名勝負!」星稜8強に刺激

取組を終えて花道へ引き揚げる炎鵬(撮影・佐藤礼征)

大相撲の前頭炎鵬(24=宮城野)が地元石川の甲子園代表校、星稜高のベスト8進出に刺激を受けた。17日、札幌市で行われた夏巡業に参加。支度部屋で星稜-智弁和歌山の甲子園3回戦をネット中継で視聴し、勝利の瞬間を見届けると「すごすぎる。これは名勝負! 優勝いけるかな?」と興奮を隠さずに喜んだ。

自身は右肩の治療などで、今巡業は四股などの基礎運動で体を動かしている。この日はぶつかり稽古で幕下に胸を出した。「まずは肩や足首をしっかり治して、ちょっとずつやっていく」と焦りはない。早ければ秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)の番付発表翌日の27日から、相撲を取る実践的な稽古を始めたいと話す。

来場所の目標は2場所連続の勝ち越し。168センチの人気小兵力士は「(星稜高の活躍に)負けないように頑張りたい」と意気込んだ。

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バスケ好き鶴竜が代表戦観戦、シュート披露可能性も

正代との三番稽古を行う鶴竜(撮影・佐藤礼征)

大相撲夏巡業が17日、札幌市で行われ、横綱鶴竜(34=井筒)がバスケットボール男子日本代表の国際試合を観戦することを明かした。

24日にさいたまスーパーアリーナで行われるドイツ戦。関係者を通じて横綱白鵬とともに招待される予定で、始球式としてシュートを披露する可能性もあるという。角界屈指のシュート能力を誇るバスケ経験者は「緊張しますね。スッと決まってくれればいい」と、不安げながらも胸を高鳴らせていた。

この日は正代との三番稽古で汗を流した。「思ったより疲れがないし、体は順調につくれている」と、2場所連続優勝を狙う秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)に向けて着々と調整が進んでいる。

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矢後「1場所で戻れるように」函館で幕内復帰へ闘志

赤ちゃんを抱っこしてファンの写真撮影に笑顔で対応する矢後(撮影・佐藤礼征)

大相撲夏巡業が16日、北海道・函館市で行われ、北海道芽室町出身の前頭矢後(24=尾車)が地元ファンから大歓声を浴びた。

会場内では握手や写真撮影を求める観客が列をなし、矢後も笑顔で対応。函館と芽室は約400キロ離れているが「北海道出身の力士としてどこに行っても応援してもらえる。本当にありがたい」と感謝した。

「今回の巡業は1日、2日しか休んでいない。土俵に上がれる日は、毎日上がるようにしている」。この日の申し合い稽古では10番取り、今巡業では最多の番数。ぶつかり稽古では横綱鶴竜の胸を借りた。原動力は名古屋場所で味わった悔しさで「その気持ちが表れていると思う」と話す。東前頭15枚目の地位で4勝11敗と大きく負け越し、秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)では十両に陥落する見通しだが「やるしかない。1場所で戻れるようにしたい」と、幕内復帰へ闘志を燃やしていた。

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十両一山本、新入幕へ道産米で「140キロ」増量だ

地元北海道のお米「ふっくりんこ」を贈呈された一山本(左から2番目)(撮影・佐藤礼征)

大相撲の十両一山本(25=二所ノ関)が、ふっくらした食感が特徴の地元米で体も“ふっくら”させる。

16日、北海道・函館市で行われた夏巡業に参加。高校3年間を函館市の隣町、北斗市で過ごした縁で、JA新はこだてから道南を代表するお米の品種「ふっくりんこ」1俵を贈呈された。同品種は母校、大野農業高の農業科でも栽培されており、食品科学科出身の一山本にとってもなじみがある。「おいしいご飯を食べて、新入幕を目指して頑張りたい」と満面の笑みで米俵を受け取った。

新十両だった名古屋場所では9勝6敗と好成績。関取として初となる今巡業では「普段できない関取と戦える」という環境に充実感を覚えながら、突き、押しの強化をテーマに土俵に上がっている。186センチ、137キロと関取の中では細身なだけに「まずは体重140キロを目指す」と誓った。

激しい稽古を行う若隆景(右)と一山本(2019年8月9日撮影)

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一山本が白米増量作戦 地元隣町から米1俵贈られる

地元北海道のお米「ふっくりんこ」を贈呈された一山本(左から2番目)(撮影・佐藤礼征)

大相撲の十両一山本(25=二所ノ関)が、白米による増量でさらなる飛躍を誓った。

16日、北海道・函館市で行われた夏巡業に参加。JA新はこだてから道南を代表するお米の品種「ふっくりんこ」1俵を贈呈された。出身地は北海道岩内町。高校3年間を函館市の隣町、北斗市で過ごしたことが縁で「おいしいご飯を食べて新入幕を目指して頑張りたい」と、笑顔で60キロ分のお米を受け取った。

同品種は母校、大野農業高の農業科でも栽培しており、食品科学科出身の一山本にとってもなじみがあるという。身長186センチ、体重137キロと関取の中では細身で「あまりご飯が食べられない。新十両会見の時は(どんぶり)5杯食べられるようになりたいと言っていたけど、実際は最近も3杯くらいしか食べられない」とカミングアウト。今回の贈呈を機に「しっかり食べて、まずは体重140キロを目指したい」と意気込んだ。

新十両だった名古屋場所で9勝6敗の好成績を収めた。関取として初めてとなる今巡業では精力的に土俵に上がり「いろんなタイプと対戦できる。突き、押しをテーマに磨いていきたい」と充実した表情で話した。

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堀口恭司「世界中のベルトを巻きたい」インタビュー

右拳を突き上げポーズを決める堀口(撮影・垰建太)

RIZIN、ベラトールの総合格闘技(MMA)2団体同時世界王者堀口恭司(28)が18日、RIZIN18大会(愛知・ドルフィンズアリーナ)で朝倉海戦に臨む。日本が生んだ世界屈指のMMAファイターに今の思いを聞いた。【取材・構成=高場泉穂】

今年6月、堀口は世界の格闘技界に衝撃を与えた。米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデンで行われたベラトール222大会で世界バンタム級王者ダリオン・コールドウェルに判定勝利。RIZIN世界バンタム級を保持しながら、2つ目のベルトを奪取した。2団体のベルトを同時に巻くのは総合格闘技界史上初めての快挙だった。

それから約2カ月。RIZIN参戦のため拠点米国から帰国した堀口に2冠王者となっての変化を尋ねた。すると、笑顔で「まったくないですね」と答えが返ってきた。「ただ単に戦って勝った喜びはありますが、ついてきたのがベルトというだけであって。2冠王者になったから、こうしなきゃ、ああしなきゃ、というのはないです」。周囲の反応も「SNSが苦手なのであんまり分かんない(笑い)」。ベラトール後も休みなく練習し、レベルアップに努めてきた。

注目の中で今回戦うのは25歳の朝倉海。RIZIN4連勝中で、クレバーな戦いができる強敵だ。堀口は「打撃主体の激しい試合をする選手なので、自分とかみあって打撃の応戦になると思う」と展開を予測。その上で「やることはやっているので自信はある。朝倉選手の対策もだし、自分のスキルアップも。見てのお楽しみです」と不敵に勝利を予告した。

日本での格闘技の盛り上がりを感じつつも、堀口は「まだまだです」と話す。目指すのは、自分が少年時代に熱狂した格闘技ブームの再来だ。「空手をやっていた小学校からK-1を見ていたし、高校生のときに夢中になったのはPRIDE。それを見て、おれもこうなりたい、強くなりたい、っていう夢を持たせてもらった。自分も、少しでも多くの子供たちに見せて、夢を持ってもらいたい」。

子供たちに格闘技を薦めるのは、それが心の育成にも役立つと信じるからだ。「今はバーンとやる(手をあげる)と、すぐ虐待だ、とかあるじゃないですか。でも、そういうので人の痛みが分からなくなると思うんですよ。だから格闘技を通じて人の痛みをわかる大人になってほしいなと思います」と熱く語った。

もっと格闘技を盛り上げるために「世界中のベルトを巻きたい」とシンプルで壮大な夢を掲げる。権利などの問題で、団体の垣根を越えたマッチメークは難しい状況にあるが、「そういう権利とかをぶっとばしてやりたい。団体の壁も壊していきたい」。今は「誰でもかかってこい」と相手を問わない姿勢だが、タイミングとチャンスがあれば、現UFCバンタム級王者ヘンリー・セフード、元UFC王者で現在ONEチャンピオンシップで活躍するデメトリアス・ジョンソンらとも「いつか、したいっす」。団体を超えた真の世界一を目指す。

趣味の釣りについても聞いてみた。「なんで好きかって、無になれる。そして格闘技に通じるところもある。自分がやっているのはルアー(疑似餌を使った釣り)。魚って、いる場所がだいたい決まってるんですよ。水の流れのここらへんにいるだろうなと考えて、その答えが返ってくる。釣れたときに、『あぁ、やっぱり』といううれしさがある。それが格闘技に似ている。このパンチが来たから避けてこう出そう、とか。このパンチ当たらない、じゃこれ当てよう、とか」。大好きな釣りで培った勘も頼りに、今回もしたたかに勝利をつり上げる。

腕を組み鋭い表情を見せる堀口(撮影・垰建太)
腕を組みポーズを決める堀口(撮影・垰建太)
鋭い表情を見せる堀口(撮影・垰建太)
インタビューに答える堀口(撮影・垰建太)
ハイキックを披露する堀口(撮影・垰建太)

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井上拓真、練習相手は元対戦者「やっぱり強かった」

東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦で対戦したヘラルド(左)を練習パートナーに招いたWBC世界バンタム級暫定王者井上拓真

年内にボクシングWBC世界バンタム級王座統一戦を控える同暫定王者井上拓真(23=大橋)が15日、横浜市の大橋ジムで4年前に東洋太平洋王座を争った元対戦相手とのスパーリングをスタートさせた。

15年7月、東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦で対戦したマーク・アンソニー・ヘラルド(28=フィリピン)を練習パートナーに呼び、この日は4回のスパーリングに臨んだ。

WBC同級正規王者ナルディーヌ・ウバーリ(33=フランス)と同じサウスポーを相手に、カウンターの左フック、踏み込んでの右ストレートを繰り出して主導権を握った。井上拓は「4年前と比べても、やっぱり(ヘラルドは)強かったですよ。良いスパーリングになっていると思います」と口にした。

昨年から練習パートナーをサウスポーに絞り、1年が経過しようとしている。同じ右との対戦に比べ、距離感を縮める必要があるが「だいぶ慣れてはきました。次は(ウバーリとの)統一戦になるのは間違いないので、しっかり準備したい」と気持ちを引き締めていた。

約4年ぶりに元対戦相手のヘラルド(右)とスパーリングで拳を交えたWBC世界バンタム級暫定王者井上拓真

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緊急手術の清水聡ジムワーク本格化「日に日に良く」

清水聡

先月16日に両眼窩(がんか)底、両眼窩内骨折の手術を受けていたボクシング東洋太平洋フェザー級王者清水聡(33=大橋)が15日、横浜市の所属先でジムワークに臨んだ。

先月12日、1階級上のWBOアジア太平洋スーパーフェザー級王者ノイナイ(フィリピン)に挑戦し、6回TKO負けした際、両眼窩(がんか)底、両眼窩内など計4カ所を骨折。右目周辺の緊急手術を受けていた。

「担当医からは体を動かした方がいいと言われた」と明かした清水は2週間後にはロードワークを再開。今月に入って徐々にジムワークを本格化させてきた。「日に日に良くなっている。回復状況次第で次の試合も見えてくると思う」と早期のリング復帰を希望していた。

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井上尚弥、WBSS決勝に向け2次スパーリング開始

IBF世界スーパーフライ級12位ボルネア(右)と4回のスパーリングを消化したWBA・IBF世界バンタム級王者井上尚弥

ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝の日程(11月7日、さいたまスーパーアリーナ)が発表されたWBA・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が15日、横浜市の所属ジムで第2次スパーリングを開始した。5階級制覇王者でWBA同級スーパー王者のノニト・ドネア(36=フィリピン)との決勝に備え、フィリピンからIBF世界スーパーフライ級12位ジェイド・ボルネア(24)と東洋太平洋フェザー級10位ジョン・ジェミノ(27)の2人を招請した。

この日はボルネアとのスパーリング4回を消化。井上は強烈な左ボディー、左フックを打ち込むなど上々の滑り出しをみせた。14勝(10KO)無敗の世界ランカーをパートナーに迎え「今はスパーリングの感覚を徐々に上げている段階。このタイミングでのスパーリングとしてはいい相手ですね」と評価した。

今回のフィリピン人パートナー2人とのスパーリングは約2週間を予定している。来月には米国から新たな練習パートナーを呼ぶ予定となっており「次の段階に向けて調子を上げていきたいと思いますね」と口調を強めていた。【藤中栄二】

IBF世界スーパーフライ級12位ボルネオ(右)をコーナーに追い込むWBA・IBF世界バンタム級王者井上尚弥

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