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新着ニュース

蒼国来が引退し荒汐部屋を継承 日本相撲協会が発表

蒼国来(2018年11月23日撮影)

日本相撲協会は26日、東京・両国国技館で理事会を開き、26日付で元前頭蒼国来(荒汐、本名エンクー・トプシン)の引退、年寄「荒汐」の継承・襲名、荒汐部屋を継承することを発表した。

同日付で年寄荒汐(元小結大豊)は退職した。中国・内モンゴル自治区出身の蒼国来は、昨年9月に日本国籍を取得。部屋を継承する条件を整えていた。

また新型コロナウイルス感染拡大の影響により、4月28日に行われる予定だった協会員研修会、維持員との集いが延期となった。

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高山勝成、プロ再転向復帰戦は5・10森青葉戦

高山勝成(2019年8月31日撮影)

プロボクシングのミニマム級で世界主要4団体の王座に就き、東京オリンピック(五輪)挑戦のためアマチュアに転向後、プロに再転向した高山勝成(36=寝屋川石田)は29日、代理人を通じ復帰戦が5月10日に決まったと発表した。50・8キロ契約の6回戦で、森青葉(泉北)と対戦する。

高山は17年4月にプロを引退し、東京五輪を目標に18年10月にアマチュアに転向。昨年8月の全日本選手権東海地区選考会で敗れて五輪への道を断たれた。日本ボクシングコミッション(JBC)から今年3月17日付でライセンスの発行を受けた。高山は「新型コロナウイルスに最大限の注意を払ってコンディションを維持し、試合への準備を進めてまいります」とコメントした。

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王者潮崎豪「アイアムノア!」無観客試合で初防衛

潮崎豪(2018年6月10日撮影)

プロレスリング・ノアが新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて後楽園ホールで無観客試合を行い、メインのGHCヘビー級選手権では王者潮崎豪(38)が藤田和之(49)を下し、初防衛に成功した。

異例のタイトル戦となった。観客がいない静寂の会場。2人はゴングが鳴ると、距離を置いたままにらみ合う。そのまま、30分も緊迫状態が続いた。均衡を破ったのは藤田。王者潮崎をタックルで倒し、グラウンド戦に持ち込む。なかなか落とせずしびれを切らし、今度は場外へ。消毒液を口に含み潮崎に吹きかけ、だれもいない客席から入り口ロビー、さらにその先のエレベーター、バルコニーへと連れ回した。

リングに戻っても、藤田の攻撃は続くが、残り10分で王者潮崎も反撃に転じる。得意の逆水平連打、豪腕ラリアットで流れを引き寄せ、最後は再び豪腕ラリアットを3発打ち込み3カウントを奪取。試合時間残り3分を切った57分47秒で死闘を制した。

本来なら3月8日の横浜文化体育館でタイトル戦を行うはずだったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でこの日の後楽園ホール大会へ延期。さらに都の自粛要望を受け、無観客となった。試合の模様は同じサイバーエージェントを親会社に持つDDTの動画サイト、専門チャンネルサムライTVで生中継された。勝利した潮崎は、「画面の向こう側にいるホーミーズ(仲間)たち、ひとつだけ言わせてくれ、アイアムノア!」と話して、異例の試合を締めくくった。

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井上尚弥激闘の記録、WOWOWで今日14時放送

井上尚の最新映像が放送される(c)NAOKI FUKUDA

ボクシングのWBA、IBF世界バンタム級統一王者井上尚弥(26=大橋)の最強王者への道のりが網羅される。WOWOWは29日午後2時から、WOWOWライブで「井上尚弥 ボクシング最強王者への道」を放送。独自映像を通して「黄金のバンタム級」転向後に行われた激闘の数々を振り返る。

4月25日(日本時間同26日)に米ラスベガスで予定されていたWBO同級王者カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦は新型コロナウイルスの感染拡大で延期になったが、井上の最新映像、インタビューにも注目だ。

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元関脇嘉風の中村親方、コロナで断髪式の延期検討

元関脇嘉風の中村親方(2019年9月16日撮影)

大相撲の中村親方(38=元関脇嘉風)が、10月3日に両国国技館で予定している引退相撲について、延期を検討していることを明らかにした。

27日にツイッターで「嘉風断髪式は新型コロナウィルス感染拡大に伴いまして皆様に安心して来ていただける時期への延期も検討させていただいている状況でございます。延期実施の有無を含めまして決まり次第当サイトにてお知らせさせていただきます。罹患された皆さまおよび関係者の皆様には心よりお見舞い申し上げます」と発表し、28日までに引退相撲の公式ウェブサイトにも同様の文言をアップした。

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芝田山広報部長「プロ選手感染判明は影響力大きい」

芝田山広報部長(2018年12月19日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は27日、プロ野球阪神の藤浪らの新型コロナウイルス感染判明を受け、改めて力士ら協会員に不要不急の外出自粛を求めるなど、感染予防に努める意向を示した。

「人ごとではないと感じる。プロ選手の感染判明はやはり影響力が大きい」と話した。協会員には特に今週末は外出しないように通達した。

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野中悠樹「世界まで突き進む」尼崎市スポーツ特別賞

野中悠樹(中央)。左は仲村正男トレーナー、右は桂伸二トレーナー

WBOアジアパシフィックミドル級王者の野中悠樹(42=渥美)が27日、出身地の兵庫県尼崎市からスポーツ特別賞を表彰された。

「このたびはこのような賞をいただけることとなり大変うれしく思います。現在、新型(コロナ)ウイルスなどで大変な時ですが同世代の方への刺激となり、皆さまがちょっとでも頑張ろうと思っていただければ幸いです」とコメント。

2月に井岡弘樹ジムから渥美ジムに移籍。「念願の世界初挑戦、初奪取を実現させるため、環境を変えることに決めました。また古巣のジムに戻ってくることとなり改めて受け入れてくれた渥美会長には本当に感謝しています。以前、渥美ジムにいたときは4年間無敗を貫きましたので、その流れをもう1度つかみ、世界まで突き進んでいきます」と意欲を語った。

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東日本ボクシング協会が加盟ジムの週末閉館を要請

東日本ボクシング協会の花形進会長(2019年2月28日撮影)

東日本ボクシング協会は26日、加盟ジムの会長ら協会員に対して、週末の28、29日は各ジムの閉館を要請した。

新型コロナウイルス感染拡大で、首都圏の各都県から外出自粛要請が出ていることを受けてのもの。

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仙女15歳愛海“一本”宣言「日本一のレスラーに」

ジュニアベルトを掲げる愛海(撮影・山田愛斗)

プロレス番組を毎日のように見ていたオタク少女が、センダイガールズプロレスリング(仙女)第5代ジュニア王者まで上り詰めた。“中学生レスラー”の愛称で親しまれている愛海(15)は、中学を今月卒業。「(学業との)両立は今でも難しくて、高校ではもっと難しくなると考えたら、自分が好きな道を選んだ方がいい」。進学せずレスラー一本で勝負していく。

プロレスとの出会いは、初めて観戦に訪れた2歳のとき。以降、小3まで住んでいた大阪で何度も会場に通った。親の転勤があり小4で仙台へ引っ越し。仙女を見るようになり「女性でこんなに強い選手がいるのかと思い、憧れというか、こういう選手になりたい」と職業として意識し始めた。レスリング経験が少しある程度で、スポーツとは無縁だった。それでも選手がロープワークやマット運動を一般人に指導する「仙女サークル」で腕を磨き、徐々に頭角を現すと、プロ練習にも参加。小6でプレデビューを果たした。

12歳11カ月、中1で臨んだプロ初戦は、経験豊富なジャガー横田に屈して黒星スタート。「偉大な選手が相手でドキドキしていた。試合が始まったら目つきが変わってすごく怖かったが、『やってやるぞ』という気持ちだった。緊張してできない部分もあったけど、得意技のドロップキックを何発も打てたのは良かった」と振り返った。

昨年10月、神童ミコトに勝利し、プロ3年目で初めてベルトを巻いた。「何度も対戦し、バチバチのライバル関係もあったので楽しかった。ベルトを獲得したときは声援も大きくてうれしかった」。そして1、2月と2度防衛。次の防衛戦は未定だが「日本一の女子プロレスラーになりたい」。最強への道をコツコツ歩んでいく。【山田愛斗】

◆愛海(まなみ)2004年(平16)8月10日生まれ、大阪府出身。17年7月にプロデビュー。第5代センダイガールズワールドジュニアチャンピオン。得意技はドロップキック、羽根折り首固め。趣味は犬猫の動画を見ることや散歩。興味のあるスポーツは立ち技格闘技のK-1で、同じ大阪出身の皇治のファン。160センチ、57キロ。

ジュニアベルトを掲げる愛海(撮影・山田愛斗)

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夏場所開催の判断先送り コロナ感染拡大の情勢注視

両国国技館

日本相撲協会は26日、東京・両国国技館で理事会を開き、夏場所(5月10日初日、両国国技館)開催の判断を先送りした。前売り券の販売時期を含めて、今後の新型コロナウイルス感染拡大の情勢を注視した上で見極める。

芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、理事会での意見の中では、春場所に続く無観客開催のほか、観客を入れた上で客席を間引く意見も挙がったという。

日程の変更についても発表された。夏場所前の5月2日に行われる予定だった横綱審議委員会による一般公開の稽古総見は中止。8月12、13日に国技館で行われる予定だった「大相撲 東京2020オリンピック・パラリンピック場所」も中止となった。

また国技館でボクシング会場となるはずだった東京五輪の開催延期については、5月、9月などの本場所開催時期と重なった場合は本場所を優先したい意向を示した。

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「自分の相撲」風格も生んだ意識改革/朝乃山連載3

タイを手に笑顔の朝乃山(中央)。前列右側は高砂親方夫妻、後列左から2人目は父の石橋靖さんと母の佳美さん(代表撮影)

<新大関朝乃山 “富山の人間山脈”の軌跡(3)>

大相撲春場所を11勝4敗で終えた関脇朝乃山(26=高砂)が、富山県出身では太刀山(横綱)以来111年ぶりとなる大関昇進を確実にした。連載「新大関朝乃山 “富山の人間山脈”の軌跡」では、朝乃山の相撲人生を振り返る。

   ◇   ◇   ◇

令和最初の幕内優勝を飾った昨年夏場所から、朝乃山の心境に変化があった。初土俵から10場所目の17年秋場所で新入幕。順調に出世したが、その後、約1年半は幕内下位から中位を行ったり来たり。伸び悩んでいた。昨年春場所は勝ち越し王手から5連敗で負け越した。同場所中に食べたカキにあたり、体調を崩していた。師匠の高砂親方にも未熟さを指摘された自己管理を徹底。場所中は禁酒した。何より「相手のことは考えず自分の相撲を取りきる」と自分と向き合った。

それまでは、翌日の対戦相手のことを考えて寝付けないこともあった。「昔はよく相手の取組をビデオで見ていたけど、見なくなった。最近、見るのは自分の相撲だけ。悪いところがあれば直すように。『相手が変化するかも』とか考えたら硬くなる」。口癖だった「自分の相撲を取る」という意識に拍車が掛かった。仕切りの際は、可能な限り自ら先に両手をついて待った。しかも「立ち合いの時は相手を見ない。目を合わせない。目を合わせると、のまれそうになる」と誰が相手でも同じリズム。余計な感情が生じる隙を与えず「自分の相撲」を貫いた。

初優勝後は「優勝したことを自信にしたい」と話す通り、言動に余裕も出てきた。何げない雑談でも以前は「富山弁が出ちゃった」と、方言を気にしていた。それが優勝後は自ら報道陣にクイズを出題し「富山弁で『今日はオレが、だいてやる』って、どういう意味か分かりますか? 『おごってやる』って意味です」とニヤリ。周囲の目を気にし、コンプレックスのように感じていた部分を、逆に愛する故郷をアピールする武器に変えた。

土俵上でも土俵外でも、やることや思いは変わらないが、意識改革と自信が成長と風格をもたらした。「はたきができるのは器用。自分はできない。負けてもいいので前に出る。負けるなら前に出て負けたい」。不器用と呼ばれても構わない。令和を引っ張る大器に、大関の看板が託された。(おわり)【高田文太】

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朝乃山人間性出た口上、横綱目指せ/大ちゃん大分析

大関昇進の伝達を受ける朝乃山(右)と高砂親方(代表撮影)

朝乃山の人間性が出るような立派な口上だった。定年の年に37年前、自分が使者を迎えた同じ所で、というのも感無量だ。口上の文句のように誰からも愛され目標とされる大関に、そして横綱を目指してほしい。

3年前の初場所で、高砂部屋の関取輩出が140年あまりで途絶えた。直前の九州場所で幕下15枚目以内だった朝乃山は、自分が全勝していれば…と本当に悔しそうだった。精神的に変わった分岐点はあそこかな。技術的には去年夏場所の優勝もあるが、その前から巡業で同じ右四つの栃ノ心と稽古を積んだのが大きい。大関の強さを肌で感じ型をつかんだ。

しこ名の話がよく出る。朝潮でイメージされるのは押し相撲で太平洋の潮流。富山出身の朝乃山は日本海の潮流で四つ相撲を印象づければいい。確固たる相撲になれば朝乃山のしこ名は定着する。ただ、真っ向勝負という部屋の伝統は忘れずに受け継いでほしい。

新型コロナウイルスの影響で、お祝いムードは薄いかもしれない。だからこそ活躍すればスポーツ界だけでなく、日本に明るい光を差せる。背負う看板は重いが、これも何かの運命。そうプラスにとらえて前向きに精進してほしい。(高砂浦五郎=元大関朝潮・日刊スポーツ評論家)

若手力士らに担がれ笑顔を見せる朝乃山(代表撮影)

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朝乃山「一生懸命」思い強めた16年九州場所/手記

大関昇進の伝達を受ける朝乃山(右)と高砂親方(代表撮影)

大関昇進が決まった朝乃山が日刊スポーツに手記を寄せた。16年春場所で初土俵を踏み、丸4年で夢だった大関に昇進。高砂部屋の伝統をしっかりと胸に刻み、口上でも述べた「一生懸命」を貫いて駆け上がってきた。富山県出身では太刀山(元横綱)以来111年ぶりとなる新大関が、感謝の思いや今後の夢などを記した。

   ◇   ◇   ◇

みなさまの応援、支えのおかげで、大関に昇進することができました。春場所は史上初の無観客開催で、声援がなかったことは正直寂しかった。それでも、テレビなどを通して全国から応援してくれる人がいると思えば頑張れた。本当にありがとうございました。角界入りしてから夢だった地位に上がれたが、もう1つ上の番付がある。これからさらに精進していきます。

座右の銘にしているのは「一生懸命」。誰でも意味が分かる簡単な言葉だが、すごく重い言葉だと思う。土俵に一生、命を懸ける。その決意ができたのはプロに入った時。人生は1度きり。1度しかないチャンスで、できるところまでやろうと思えた。そうすると稽古も頑張ることができた。

「一生懸命」の思いが強くなったのは16年九州場所千秋楽。その日の部屋は独特な雰囲気だった。部屋のみんなで朝赤龍関(当時十両、現錦島親方)の取組をテレビで観戦。幕下希善龍さんとの「入れ替え戦」に負けて幕下陥落が確実になり、兄弟子たちがガックリと落ち込んでいた。もちろん部屋頭が負けて喜ぶ人はいないけど、それまでの負けと明らかに違っていた。

その意味を知ったのは、翌日の新聞だった。高砂部屋は1878年(明11)の部屋創設から138年間にわたって、十両以上の関取を輩出し続けていた。その最長記録が途絶えることになった。千秋楽パーティーで朝赤龍関は「自分のせいです」と泣いていた。師匠(高砂親方=元大関朝潮)は「頑張るしかない。新しい高砂部屋の歴史をつくっていこう」と下を向かず、涙を見せずに言っていた。グッとくるものがあった。

16年の九州場所で自分は東幕下14枚目だった。その年3月の春場所で初土俵を踏み、1年で関取になることを目標にしていた。翌17年の春場所で新十両に昇進し、目標を果たした。ただ初場所は7戦全勝で幕下優勝。もしも1場所早く、九州場所で全勝だったら、関取が途絶えることはなかったのに-。皮肉なことに、伝統が途切れたことで初めて高砂部屋が「名門」と言われる本当の意味を知ったと思う。同時に自分が「名門」の新しい歴史をつくりたいという気持ちが出てきた。支えてくれる人のために-。こういう感情は初めてだった。高砂部屋に入ったから、今の自分がある。

夢の大関昇進だが(故人で母校の富山商高元監督)浦山先生の夢は、自分が横綱になること。横綱になった時が「十分咲き」なら、大関に上がっても、まだ「五分咲き」だと思う。まだ自分の相撲人生は道半ば。浦山先生や今年の初場所中に亡くなった伊東監督(母校の近大元監督)、高砂親方や高砂部屋のためにも、ここからさらに「一生懸命」に土俵を務めたい。

記者会見で笑顔を見せる朝乃山(代表撮影)

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八角理事長新体制の職務決定 夏場所「現実厳しい」

八角理事長(2020年3月22日撮影)

日本相撲協会は25日、エディオンアリーナ大阪で理事会と年寄総会を開き、23日に再任された八角理事長新体制の職務を決めた。

春場所で無観客開催の要因となった新型コロナウイルスの対応のため、理事と副理事の職務は前任とほぼ変わらず。

夏場所に向けて同理事長は「現実は厳しい」と冷静に話した。審判部には新任の花籠理事と藤島副理事を新たに編成担当として置いた。土俵の充実を図るため取組編成や番付編成に携わり、基本的に土俵下で審判長は務めない。昨年1月に現役引退した荒磯親方(元横綱稀勢の里)は記者クラブ担当となった。また東京・両国国技館は、東京五輪でボクシング会場となるはずだったが開催延期が決定となり、同理事長は「東京五輪の対処も話し合わないといけない」と話した。

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K1、28日は「無観客大会」払い戻しは後日発表

K-1実行委員会は25日、28日に東京・後楽園ホールで開催する「Krush.112」について、「無観客大会」として行うことが決定したと発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、東京都、後楽園ホールと協議した結果としている。チケットの払い戻しについては後日詳細を発表するという。大会の模様はAbemaTVで生中継するとしている。

同実行委員会は、埼玉県と国が開催自粛を求める中で、22日にはさいたまスーパーアリーナで予定通り大会を開催していた。

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大関朝乃山、亡き恩師2人へ「これに満足せずに」

若手力士らに担がれ笑顔を見せる朝乃山(代表撮影)

大関朝乃山(26=高砂)が正式に誕生した。日本相撲協会は25日、大阪市内で大相撲夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、朝乃山の大関昇進を全会一致で承認した。大阪市の宿舎で行われた伝達式では、昔からなじみのある「愛」「正義」「一生懸命」の言葉を口上に使用。富山出身では太刀山以来(元横綱)111年ぶりに大関昇進を果たした新大関が、亡くなった恩師2人へ、もう1つ上の番付も誓った。

   ◇   ◇   ◇

人柄の良さ、素直さがにじみ出た。協会からの使者に昇進決定を言い渡された朝乃山は、続いて引き締まった表情で、よどみない声で口上を述べた。

「謹んでお受けいたします。大関の名に恥じぬよう、相撲を愛し、力士として正義を全うし、一生懸命努力します」

思いが強い3つの言葉を入れ込んだ。「愛」と「正義」は、母校・富山商高の教育方針や校歌にある「愛と正義の理想」の文言から。「一生懸命」は中学時代から座右の銘にしてきた言葉だった。本格的に相撲を始めた中学時代と、17年に死去した富山商高相撲部監督の浦山英樹さんから徹底して右四つを指導してもらった高校時代。常日頃、地元・富山からの応援に感謝の言葉を口にする、朝乃山らしい言葉選びだった。

運命的な巡り合わせになった。伝達式を行った宿舎の大阪市・久成寺は、83年春場所で大関昇進を決めた師匠の高砂親方(元大関朝潮)が伝達式に臨んだ時と同じ場所。高砂親方や部屋の先輩にあたる朝青龍(元横綱)も、大関昇進の口上で「一生懸命」を用いた。「自分も伝統のある高砂部屋に入れたし、高砂部屋の部屋頭としての責任を持って行動したい」と新大関としての自覚を持った。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、晴れの姿には代表2社など限られた報道陣しか立ち会えなかった。部屋に集まったのも両親や後援会関係者など30人程度。しかしそこには、浦山さんと初場所中に急逝した近大相撲部監督の伊東勝人さんの遺影があった。角界入りの背中を押してくれた浦山さんと、角界で生き抜く技を教えてくれた伊東さん。額に収まる2人の恩師を前に「おかげさまで大関に上がれました。これに満足せずに、もう1つ番付があるので、そこを目指して頑張ります」と誓った。

富山出身では約1世紀ぶりの大関誕生。「富山県の小さい子どもたちから目標にしてもらい、プロに入ってもらうのが、また1つの夢」と地元愛が強い。来週からは早速、夏場所に向けての稽古を再開するという。「次はたくさんのファンの前で」と夏場所でこそ、大勢のファンの前で新大関の姿を披露する。【佐々木隆史】

◆朝乃山英樹(あさのやま・ひでき)1994年(平6)3月1日、富山市生まれ。本名は石橋広暉(ひろき)。相撲は小学4年から始め富山商高3年で十和田大会2位、師匠の高砂親方(元大関朝潮)部屋付きの若松親方(元前頭朝乃若)と同じ近大で西日本選手権2度優勝など。16年春場所、三段目最下位格(100枚目)付け出しで初土俵。188センチ、177キロ。得意は右四つから寄り、上手投げ。通算139勝101敗。好きな女性のタイプは磯山さやか。

タイを手に笑顔の朝乃山(中央)。前列右側は高砂親方夫妻、後列左から2人目は父の石橋靖さんと母の佳美さん(代表撮影)
大関昇進の伝達を受ける朝乃山(右)と高砂親方(代表撮影)

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新大関朝乃山、月給は250万円/大関アラカルト

大関昇進の伝達を受ける朝乃山(右)と高砂親方(代表撮影)

日本相撲協会は25日午前、大阪市内で関脇朝乃山(26=高砂)の大関昇進をはかる臨時理事会を開き、全会一致で承認した。

   ◇   ◇   ◇

「大関」アラカルト

◆安泰 69年名古屋場所からは2場所連続で負け越さない限り陥落せず、関脇に陥落しても翌場所10勝以上で復帰可。

◆月給 横綱の300万円に次ぐ250万円。三役(関脇、小結)より70万円増。

◆待遇 公演など海外渡航はファーストクラス。新幹線はグリーン席。車での場所入りは地下駐車場まで乗り入れ可。化粧まわしも関脇以下では禁じられている紫色が使える。

◆引退後 協会に残るためには年寄名跡が必要だが、元大関は現役のしこ名で3年間、年寄として協会に残ることができ、日本国籍取得者は委員待遇として「年寄」の上位に置かれる。横綱と大関には特別功労金が支給される。

記者会見で笑顔を見せる朝乃山(代表撮影)

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朝乃山両親も大関昇進に「感動しました」一問一答3

日本相撲協会は25日午前、大阪市内で関脇朝乃山(26=高砂)の大関昇進をはかる臨時理事会を開き、全会一致で承認した。その後、同協会の出羽海理事(元前頭小城ノ花)と高砂一門に所属する審判部の千田川親方(元小結闘牙)が使者として大阪市内の高砂部屋に向かい、伝達式が行われた。

伝達式後の代表者による一問一答(その3)は以下の通り。

-看板力士になった。これまで以上に師匠からは

高砂親方 月曜日(の一夜明け会見)にも話したけど、強くなれば強くなるほど、注目度が増えるわけだし、いろいろな人から見られることが多くなる。立ち居振る舞い、自分の行動には責任を持つ。常々、私は弟子たちに言うんだけど「財団法人日本相撲協会」「高砂部屋」という看板を背中に背負って歩いている。その看板を汚したりすることは絶対、しちゃいかんと。朝乃山も、そのへんのことを考えてやってくれると思っています。

-ご両親にお聞きします。現在の心境は

父靖さん 本当にうれしい限りです。

-おかあさんは

母佳美さん 感動しました。

-この4年間は

靖さん 今思えば、あっという間に大関という地位まで駆け上がってくれた。一時期、足踏みしていたような時期もあったかもしれないけど、私の気持ちの中では早く上に上がってくれて、本当に喜んでいます。

-富山の応援が力になったと本人も言っている

靖さん 本人も言うように地元に錦を飾るのは1つの目標、夢と言っていた。優勝した時点で1つは達成したと思いますが、まだその上の大関、横綱がある。この世界に入ったからには目指してほしいと、周りの人たちも願っていると思うので、これからもそれに向かって精進してほしいと思います。

-今場所は

靖さん 私は考え方が楽観主義者で、いいように考えていたので頑張れば上に上がれると、願いを込めて見守っていたつもり。(喜びは)ひとしおです。

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新大関朝乃山「もうちょっと朝乃山で」一問一答4

朝乃山

日本相撲協会は25日午前、大阪市内で関脇朝乃山(26=高砂)の大関昇進をはかる臨時理事会を開き、全会一致で承認した。その後、同協会の出羽海理事(元前頭小城ノ花)と高砂一門に所属する審判部の千田川親方(元小結闘牙)が使者として大阪市内の高砂部屋に向かい、伝達式が行われた。

伝達式後の代表者による一問一答(その4)は以下の通り。

-あらためて(亡くなった恩師の)浦山先生、伊東先生への報告は

朝乃山(以下「朝」) おかげさまで大関に上がれました、と言います。これに満足せず、さらにもう1つ(上に)番付があるので、そこを目指して頑張ります、と言いました。尊敬される、目標とされる大関になりたいです。

-口上は(過去の映像などを見て)参考にしたか

朝 いろいろな方々の口上を見ました。去年だったら大関貴景勝関や、横綱鶴竜関(の映像を参考にした)。

-「大関」と呼ばれて

朝 慣れてませんが、大関と言われるからには看板力士ですし、協会を汚したくないという思いがあります。(両親には親元で育ててくれた)高校生まで、ここまでしっかり育ててくれたので感謝しています。(師匠には)指導してもらい、大関という地位まで上り詰めることができた。親方も、もう少し(今年12月)で定年なので、その後も少しでも期待に応えたい。

-高砂部屋の大関として

朝 伝統ある高砂部屋に入った。その高砂部屋の部屋頭ですし、責任を持って行動したい。

高砂親方 (自分の場合)親方になってみて、高砂部屋のすごさとか、歴史を感じるようになった。それは続いていくもの、継承するもの。次の人にバトンタッチすることが自分の仕事だと思う。

朝 これから新たな歴史を作って行きたい。

高砂親方 私はもう定年だから、朝乃山が強くなるのを、そばで見てますよ。

-太刀山さんに近づけた

朝 小学校の時、少ししか勉強してないけど、プロに入って相撲教習所に通いながら昔の大横綱の勉強もしましたし、少しは太刀山さんに近づいてるなという実感もあります。

-しこ名は

朝 朝乃山の「山」にはいろいろな思いが詰まった、願いがこもった「山」。朝潮という名前は本当に、偉大なしこ名だと思う。(自分が)もらえるしこ名じゃないと思います。変えろ(改名しろ)というなら変えますし(一同笑い)、親方は(報道で)変えさせたくないと聞いたので、もうちょっと朝乃山で(笑い)。

高砂親方 朝乃山というしこ名、英樹という名前は、いろいろなもの(縁)があってつけてもらって今、大関に上がれたわけだから、この名前を大事にして行った方がいいと思います。

-新大関として臨む夏場所に向かって

朝 場所に向けてしっかり体をつくって、番付発表を迎えたい。

-具体的目標は

朝 優勝争いに加われるようにしたい。しっかり右四つを磨きたい。

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境川審判部長代理「より一層右四つに磨きを」朝乃山

朝乃山

大関昇進を果たした朝乃山(26=高砂)について、境川審判部長代理(57=元小結両国)がエディオンアリーナ大阪で代表取材に応じた。

相撲内容に関し「右四つが魅力だ。右四つにこだわって相撲をとっているのがいい。形がある」と話し、「引きつけてかいなを返すとか、そのあたりが課題。より一層右四つに磨きをかけていってほしい」とさらなる精進を期待した。

来場所は、かど番となる23歳の貴景勝と若い2人が大関を張る。「貴景勝はかど番となるが乗り切ってくれるでしょう。朝乃山は上り調子。さらに上を目指してほしい。1年前から世代交代は進んでいる。若いのが出てきているし、活性化になれば」と話した。

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