武蔵川部屋付きの雷親方が転籍 床山の床玉が退職

日本相撲協会は1日、東京・両国国技館で理事会を開き、武蔵川部屋付きの雷親方(元小結垣添)が入間川部屋に転籍することを発表した。また、玉ノ井部屋所属の床山の床玉の退職も発表した。
日本相撲協会は1日、東京・両国国技館で理事会を開き、武蔵川部屋付きの雷親方(元小結垣添)が入間川部屋に転籍することを発表した。また、玉ノ井部屋所属の床山の床玉の退職も発表した。
ボクシングWBC世界ライトフライ級2位の岩田翔吉(27=帝拳)が「世界前哨戦」の意識を持って再起戦に臨む。
4月1日の東京・後楽園ホールでのWBOアジア・パシフィック同級15位ジェローム・バロロ(23=フィリピン)との同級10回戦に向け、都内の所属ジムで最終調整。昨年11月、WBO世界同級王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)に挑戦し、巧みな試合運びを崩しきれずに判定負け。23年初戦は約4カ月ぶりのリングとなる。
現在もWBAで3位、WBOでも7位と世界再挑戦可能な位置にいる。岩田は「引き出しの多さをみせていきたい。またチャンスをもらえるように。大事な試合になる」と見据え、再起のリングに戻る。
<大相撲春場所>◇10日目◇21日◇エディオンアリーナ大阪
西前頭5枚目の翠富士が初日からの連勝を「10」に伸ばした。
小結翔猿との一番。右四つがっぷりの体勢から、右の差し手を抜いてはず押し。最後は珍しい「割り出し」の決まり手で勝利した。
ただ1人1差で追っていた小結大栄翔が、関脇豊昇龍に寄り切られ、その差は2に開いた。
小結琴ノ若が阿炎を破って2敗を守り、相撲巧者の遠藤は大関経験者の正代を逆転のすくい投げで勝ち越し、2敗に残った。
<大相撲春場所>◇10日目◇21日◇エディオンアリーナ大阪
幕内最小兵の勢いが止まらない。
西前頭5枚目の翠富士(26=伊勢ケ浜)が11年ぶりの珍手「割り出し」で小結翔猿を破り、初日からの連勝を2桁、10に乗せた。1差で追っていた小結大栄翔が敗れたことで、2差に開き、静岡県出身力士初の幕内優勝が現実味を帯びてきた。小結琴ノ若、東前頭6枚目の遠藤が勝ち越して2敗を守った。
◇ ◇ ◇
翠富士が巻き起こす春の嵐は、珍手まで呼び込んだ。小結翔猿を右四つがっぷりから、攻め抜いての快勝。決まり手「割り出し」は、12年九州場所で当時大関の稀勢の里が舛ノ山に決めて以来11年ぶり。「何年ぶりとか聞くと、うれしいですね」と無邪気に笑った。
171センチ、117キロの小柄な体で積み重ねた白星は10まで伸びた。「今後またできるか分からないんで、このままの勢いで勝っていきたい」。前夜、宿舎に戻って師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)に勝利を報告すると「お前、勘違いすんなよ」とピシャリ。翠富士は「エーッ!? てなりましたけど、笑いながらだったんで。喜んでくれていると思います」と言った。
残り5日間。追いかける2番手集団とは2差に開いた。静岡に初の賜杯をもたらす夢が日に日に現実へと近づいていくが、「(精神的には)意外と変わらずな感じなんです」。悩んでいた不眠症も「(前夜は)ぐっすり眠れました」と快勝。日本中が熱狂するWBCにも興味を示さず、ゲームの「ポケモン」で気分転換を図り、最終盤を迎えた。
11日目も小結の若元春との対戦が組まれた。「1日1日が長く感じる。早く終わらないかなと思うッス」。徐々に忍び寄る重圧にも小さな体で立ち向かう。【実藤健一】
◆割り出し 四つに組み片方の手で相手の腕をつかむかハズに当てがい、もう一方で上手か下手を取るか、小手に巻いて寄り切る。両力士の体が割れたようになるため、名付けられた。
▽幕内後半戦の佐渡ケ嶽審判長(元関脇琴ノ若) 翠富士は翔猿が左上手十分で攻めるところだったがよく動いた。勝っているから体が動くのかな。(琴ノ若は)しっかり下からあてがっていけた。本人にとって今がスタートと言っている。(遠藤は)一方的に攻められたが、本来の相撲勘が目立っている。
元不良の威信をかけた戦いが幕を開ける。BreakingDownは21日、都内で「BreakingDown7・5」(31日)の発表カード記者会見を開催。朝倉未来チャレンジ1期生のヒロヤの兄・近藤優太は、勾配ニキこと信原空と対戦する。
近藤は「自分は地元の姫路でやんちゃしていて、信原君も半年前まで岡山でやんちゃしていたと思うので、不良同士、若い者には負けられない」と気合を入れた。
2人は前回大会の「BreakingDown7」で信原は、元アウトサイダーのスター選手の萩原祐介に、近藤は元アウトサイダー王者の樋口武大にそれぞれ敗戦。信原は、BreakingDown6で樋口に勝利している。近藤は「これは僕にとってはチャンス」と闘志を燃やした。
修業先の米国からオンラインで記者会見に臨んだ信原は「いきなりの対戦ですけど、負ける気はしないですね。負けたらいけんかなと思います」と不適な笑みを浮かべていた。
<大相撲春場所>◇10日目◇21日◇エディオンアリーナ大阪
幕内最軽量力士の連勝が10に伸び、優勝争いで後続に2差をつけた。
西前頭5枚目の翠富士(26=伊勢ケ浜)が、今場所初めてとなる三役陣との対戦で、小結翔猿(30=追手風)を、11年ぶりとなる「割り出し」で破り無傷の10連勝。ただ1人、1差で追っていた小結大栄翔(29=追手風)が敗れたため、残り5日で2差がついた。
報道陣のリモート取材に応じた日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「いい流れできている。積極的。逆に相手の方が緊張しているんじゃないかな」と、重圧を感じずノビノビと相撲を取っていると感じ取った様子だった。
2差で終盤5日間に臨むにあたり、注意することは? と問われると「(優勝を)意識して体が動かなくなること。慎重に行こうとか(気持ちが)守りに入ってはいけない」と指摘しつつ「ただ、体が動いてナンボの力士だから、それはないと思う」と現状では不安なしを見通した。2差がついたことで優勝争いで有利になったことには「下で星のつぶし合いをするからね」と認めつつ「2つ(差)を意識すると相撲がバラバラになる。(残り5日を)3-2(3勝2敗)でもいいぐらいの、気を楽にしてやったらいい。まあ、そうはうまくいかないけどね」と続けた。
<大相撲春場所>◇10日目◇21日◇エディオンアリーナ大阪
初日からの連勝を、ついに2ケタの「10」に乗せた翠富士(26=伊勢ケ浜)の相撲を、優勝45回の元横綱白鵬の宮城野親方が称賛した。
取組前には「自分と同じような身長、体重の相手とやるのは嫌じゃないですか」と翔猿(30=追手風)との一番を占っていた。同時に優勝争いで単独トップを走る状況に「ここからが勝負。本人も初めて(の優勝争い)で疲れも出てくる未知の世界」と話し、9日目までの相撲は「無理に突っ込むのではなく胸を合わせて、しっかりまわしを取る新しいスタイル。若い衆の頃から稽古をよくしていて、この場所で花が咲いた」と評していた。
右四つ、左上手を引き胸を合わせた十分な体勢から、最後は右の差し手を抜いてハズにあて体を寄せた。最後は12年九州場所12日目の大関稀勢の里(のち横綱、対舛ノ山)以来の決まり手となる割り出しで勝負を決めた。
取組後、宮城野親方は「緊張、堅さがあるかと思ったが、頭をつけたのが勝機につながったと思います」と解説した。取組前に、翠富士が緊張で前夜は一睡もできなかったというリポートが入ると「それは早いんじゃないですか(笑い)」と、優勝を意識するのは最終盤になってからという、45回Vの経験者ならではの見解を示していた。
<大相撲春場所>◇10日目◇21日◇エディオンアリーナ大阪
西前頭5枚目の翠富士が初日からの連勝を「10」に伸ばした。 小結翔猿との一番。右四つがっぷりの体勢から、右の差し手を抜いてはず押し。最後は珍しい「割り出し」の決まり手で勝利した。 ただ1人1差で追っていた小結大栄翔が、関脇豊昇龍に寄り切られ、その差は2に開いた。 小結琴ノ若が阿炎を破って2敗を守り、相撲巧者の遠藤は大関経験者の正代を逆転のすくい投げで勝ち越し、2敗に残った。
◇ ◇ ◇
メキシコに劇的な逆転サヨナラ勝ちした、野球WBC準決勝の侍ジャパンの姿に、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)も「感動を呼んだ」と賛辞を惜しまなかった。
この日も、報道陣のリモート取材に応じた日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は取組の合間に、WBCをテレビ観戦したかを問われると、「最後、見ました。一生懸命やっているのが分かる。強い相手がいて、勝ったり負けたりするのが感動を呼ぶ。相手を敬うことが大事」と勝負をあきらめず、最終回にサヨナラ勝ちした日本代表をほめた。
さらに、協会トップの立場を踏まえて言及。「強い相手がいてこそ、いい相撲になる。それがいい経験になる。相撲も上位と当たるのが一番の経験になる」と語っていた。
胸毛ニキこと、プロレスラーの八須拳太郎が、必殺技? 「胸毛の海に沈める」を食らわす。BreakingDownは21日、都内で「BreakingDown7・5」(31日)の発表カード記者会見を開催した。
アウトサイダーの元スター選手である秀虎との対戦が決まった胸毛ニキは「僕は彼女いない歴17年です。モテるためには、強くなる必要があります。秀虎さん、私はあなたを倒して、自分自身の強さ、そしてプロレスラーの強さを証明したいです。3月31日は、あなたを胸毛の海に沈めてやるよ。以上です」と自身の世界観を存分に披露した。
これに、乗ってこない、少し引いた感じで見つめるクールな秀虎。「彼とはちょっと温度差ありますけど、2連敗している僕をこの大会に呼んで頂き、ありがとうございました。温度差は違いますけど、しっかり決着をつけられる試合をしたい」と、どこまでも冷静に返答した。
「胸毛の海に沈める」発言については「難しい、難しいと思います。すみません、面白くなくて」と、こちらも、ペースを崩すことはなかった。
空手世界王者の経歴を持つ、ダンチメン・あつきが「3・31」を最高の1日にする。BreakingDownは21日、都内で「BreakingDown7・5」(31日)の発表カード記者会見を開催。前回大会の「BreakingDown7」で、人気YouTuberゲンキから3度のダウンを奪うKO勝利を見せたあつきは、元Krushの冨沢大智と対戦することが決まった。
「面白い試合にはならない。一方的にボコボコにしてKOにする。当日は、ダンチメンの2周年、記念すべき日。花を添えられる試合にします」と幼なじみ6人で結成されたYouTubeグループ「ダンチメン」の節目を勝利で祝う。
冨沢は「試合ができることがすごくうれしいです。僕を出してほしいと言ってくれたファンのみなさん、声を反映させてくれた運営の方のおかげなので、すごくありがたいです。対戦相手の人はいい面構えしている。やっと本気を出せるって感じです。僕は未来見据えてブレイキングダウン出ているので、世界取って満足している人には負けられない」とバチバチだった。
<大相撲春場所>◇10日目◇21日◇エディオンアリーナ大阪
西前頭5枚目の翠富士(26=伊勢ケ浜)が初日からの連勝を「10」に伸ばした。
小結翔猿との一番。右四つがっぷりの体勢から、右の差し手を抜いてはず押し。最後は珍しい「割り出し」の決まり手で勝利した。
連勝を2桁に乗せ、「自分でもこんなに勝てるとは思ってなかったんで『おおっ』って思いますね。今後またできるか分からないんで、このままの勢いで勝っていきたい」。その表情や口調に勝ち続けている緊張感は見られない。
「(精神的には)意外に変わらずな感じですね。(残り5日も)自分の相撲をとりきれたらと思う」。ただ1人1差で追っていた小結大栄翔が敗れ、その差は「2」に開いた。静岡県出身力士初の幕内優勝が、日に日に現実味を帯びてくる。
<大相撲春場所>◇10日目◇21日◇エディオンアリーナ大阪
東前頭6枚目の遠藤(32=追手風)が勝ち越しを決めて2敗を守った。
大関経験者の正代と対戦。左を差した正代が一気に出てくるが、土俵際でうまく左を巻きかえ、最後は相手の勢いを利用してすくい投げを決めた。「よかったです。しっかり体が動いてくれた」と振り返った。
横綱、大関が不在となり、優勝争いも混沌(こんとん)としている。この日、NHKの解説を務めた元横綱白鵬の宮城野親方が「遠藤関も(優勝)ありますよ」との発言を受け、「そう言ってもらえるだけでうれしいです」。
ここまでを「しっかりコントロールできてます。体調」と言い、残り5日間に向けて「1日一番、何とか相撲をとるだけです」と話した。
BreakingDownは21日、都内で「BreakingDown7・5」(31日)の発表カード記者会見を開催した。全8カードが決定。
BreakingDownの代表取締役社長を務める、人気総合格闘家の朝倉未来(30=トライフォース赤坂)は、注目カードを問われると「メインですね。両者が納得するような結果にしてほしいですね」と、ジョリーVS.啓之輔の試合を挙げた。
2人はBreakingDown7からの再戦となる。前回大会では、ジョリーが延長戦の末に判定勝利していた。これに対して、啓之輔は試合後から判定に不満を唱えていた。朝倉は「完全決着をしてほしいと思うし、本人もそれを望んでいると思う」と熱い戦いに期待した。
しょうゆの無駄遣いはやめて…。BreakingDownは21日、都内で「BreakingDown7・5」(31日)の発表カード記者会見を開催した。全8カードが決定。過去のオーディションで、しょうゆを頭から被ったことで有名となった醤油ニキは、薬物中毒の母親を自ら通報した外枦保尋斗と対戦することが決まった。
そんな醤油ニキの目の前には、2本のしょうゆが置いてあった。「僕が持ってきたやつと、プレゼントされたやつで2本ですね」と、少し戸惑いながら状況を説明した。
これは、対戦相手の外枦保がプレゼントした出身地・宮崎のしょうゆ。醤油ニキは「このしょうゆ分からないので、刺し身で被ろうかなと思っています」と返答した。
これに対して外枦保は「すごいあのしょうゆが好きなので、醤油ニキさんに是非使ってほしいなと思って渡したんですけど、かけるような無駄遣いはしてほしくないですね」と淡々と突っ込んだ。
特別な思いを持つ者同士の熱い戦いとなりそうだ。BreakingDownは21日、都内で「BreakingDown7・5」(31日)の発表カード記者会見を開催。元自衛官の醤油ニキは、薬物中毒の母親を自ら通報した、外枦保尋斗とマッチアップする。
醤油ニキは「僕も外枦保君に共感できることがあって、今まで言ってこなかったんですけど、僕もお父さんいなくて、小さい時から、ずっと1人で育ってきて。母親も、1回病気かかって、ずっと1人で生きてきた人間なので、本気でやっと、どつき合える子が目の前にいてうれしい。当日楽しみにしてほしい」と、しみじみ語った。
外枦保は前回大会の「BreakingDown7」で、東大相撲部の有井皓太郎にKO勝利。試合後、刑務所にいる母親へ「母ちゃん、勝ったよ」と涙声で話していた。
その後、母親には手紙を出したというが「まだその思いは届いていなくて。お母さんのために戦う気持ちは変わっていない」と、さらなる活躍を見せることを誓った。
元吉本芸人のぬりぼうが「心臓打ち」を誓った。BreakingDownは21日、都内で「BreakingDown7・5」(31日)の発表カード記者会見を開催。前回の「BreakingDown7」で、ピン芸人の本田スイミングスクールに判定勝ちしたぬりぼうは、高身長イケメンの松葉大輝との対戦が決まった。
2人は、YouTubeの「Nontitle(ノンタイトル)」という番組の共演者。ぬりぼうは、松葉に対して「私はシーズン2に出ている。松葉は1から出ている。で、優勝できず、クビになった。で、ブレイキングダウンもこの間負けた。で、ゾンビみたいに、戻ってくる。ウォーキングデッドか? って。ゾンビも心臓打ち抜けば倒れるじゃないですか。だから、心臓にストレート打ちます」と軽妙なトークで会場の笑いを誘った。
2人は入場シーンからバチバチのやり合い。いきなりの取っ組み合いをかまし、ぬりぼうは「よく来たな」と、出だしは良かったが、関係者に止められると「痛い」と思わず? 本音をこぼしていた。
松葉は「数日間共同生活をしたんですけど、空気読めないやつ。数日しかいなかったけど、うざいなと思っていた。面白いと思っている勘違いを瞬殺で解いてあげたい」と快勝を誓った。
「濱の狂犬」こと、黒石高大のボディーガードを務める初見涼が、ベールを脱ぐ。
RIZINを主戦場にする人気総合格闘家の朝倉未来(30=トライフォース赤坂)が、代表取締役社長を務めるBreakingDownは21日、都内で「BreakingDown7・5」(31日)の発表カード記者会見を開催。初見は、69ニキこと行虎(ゆきとら)との対戦が決まった。
「知名度もないのに、出させてもらったことに朝倉さんと上の方に感謝します。なので、全力で体をかけて面白い試合にしたいと思うのでよろしくお願いいたします」と少し緊張しながら、丁寧に言葉を発した。
相反する行虎は「対戦相手誰あれ? は? 初見? はつみだから、初見なの? 2回目出る時、次見? 誰こいつマジで。俺とやるだけで知名度上がるけど。多分、こいつYouTube始めるけど、誰も見ないから。絶対、終わってもコラボしないから」とまくし立ててからの、最後はWBCの侍ジャパンから全国で大流行のペッパーミルのパフォーマンスで締めた。
ジョリーが、強烈な先制攻撃をかました。RIZINを主戦場にする人気総合格闘家の朝倉未来(30=トライフォース赤坂)が、代表取締役社長を務めるBreakingDownは21日、都内で「BreakingDown7・5」(31日)の発表カード記者会見を開催。
メインは、ジョリーVS.啓之輔に決まった。
ジョリーは登場すると「お前ら神聖な記者会見の場で、もめたら、おもんないからやめろ」と他の登壇者に“指導”。これは“フリ”で、フェイストゥフェイスで啓之輔と向き合うと、いきなり顔をビンタ。すぐに、逃げ回り、反撃を逃れた。さらに自ら仕かけておきながら、啓之輔に「襲ってくるなよ」と言い、これ以上のバトルへは発展しなかった。
2人は「BreakingDown7」の再戦となった。前回は、安保瑠輝也のYouTubeチャンネルメンバーのジョリーが、延長戦の末にMr.アウトサイダーこと、啓之輔に判定勝利していた。ジョリーは「試合というより駆除」と完全勝利を宣誓。前回の判定が不服だったという、啓之輔は「俺がお願いしたの」と自他ともに認める勝利を目指す。
RIZINを主戦場にする人気総合格闘家の朝倉未来(30=トライフォース赤坂)が、代表取締役社長を務めるBreakingDownは21日、都内で「BreakingDown7・5」(31日)の発表カード記者会見を開催した。
メインは、ジョリーVS啓之輔。「BreakingDown7」の再戦となった。前回は、安保瑠輝也のYouTubeチャンネルメンバーのジョリーが、延長戦の末にMr.アウトサイダーこと、啓之輔に判定勝利していた。全8試合は、以下の通り。
<1> 松葉大輝VSぬりぼう(ウエルター級ワンマッチ74キロ以下)
<2> いわちVS木村美玲(スーパーアトム49キロ以下)
<3> 初見涼VS行虎(69ニキ)(ライト級71キロ以下)
<4> 八須拳太郎VS秀虎(ウエルター級76キロ以下)
<5> 外枦保尋斗VS醤油ニキ(ウエルター級75キロ以下ワンマッチ)
<6> 近藤優太VS信原空(ウェルター72キロ以下ワンマッチ)
<7> 冨沢大智VSダンチメンあつき(フェザー級65キロワンマッチ)
<8> ジョリーVS吉永啓之輔(ウエルター級74キロ以下ワンマッチ)
<大相撲春場所>◇10日目◇21日◇エディオンアリーナ大阪
大関経験者で東十両筆頭の朝乃山(29=高砂)が、1敗を守って9勝目をあげた。十両の1敗は逸ノ城と2人だけとなった。
小兵の炎鵬と約3年ぶりの対戦だった。「過去は過去なので、土俵の上では思い切り相撲をとるだけでした」。食い下がられて粘られたが、落ち着いてさばき、最後は体を生かして左から抱え込んで寄り倒した。
「立ち合い、踏み込んだつもりが踏み込めず、前みつを取られて相手の形になった。その後は落ち着いて脚を運べたと思う」
4日目に逸ノ城との幕内優勝経験者対決に敗れたが、その後は白星を重ねた。9日目に狼雅を破って勝ち越しを決め、夏場所(5月14日初日、東京・両国国技館)での再入幕を確実にした。
ここから星数を重ねていけば、来場所の番付も上がる。ただ、朝乃山は「目の前の一番に集中して自分の相撲をとりたい。星勘定は気にせず、楽しんで相撲をとりたい」と自らに言い聞かせるように言った。
<大相撲春場所>◇10日目◇21日◇エディオンアリーナ大阪
昭和以降最速の所要1場所で新十両に昇進した西十両14枚目落合(19=宮城野)が、2敗目を喫した。
20歳と同年代の熱海富士との一番。落合は右を差し込み、もろ差しになって攻めたてたが、土俵際で突き落としを食らった。連勝が7で止まったが、「負けました。そういう感じです」とサバサバ振り返った。
落合は1月の初場所で幕下15枚目格付け出しデビューし、7戦全勝で幕下優勝。今場所は2日目に同じ新十両の玉正鳳戦こそ敗れたが、順調に勝ち星を積み重ねていた。朝乃山、逸ノ城という幕内優勝経験者らとともに優勝争いに加わっていたが1歩後退となった。
「もうちょっと立ち合いから攻めていきたかった。負けたことは悔しいですが、明日に切り替わっています。明日もやるべきことをやろうと思っています」。黒星も勉強。角界の“令和の怪物”はひるむことのないメンタルを持っている。 11日目は幕内優勝経験者で1敗の逸ノ城との注目対決が組まれた。