上へ戻る

au版ニッカン★バトル

新着ニュース

井上尚弥「ルールを守らなければ」井岡タトゥー問題

井上尚弥(2020年11月19日撮影)

WBO世界スーパーフライ級王者、井岡一翔(31)の左腕のタトゥーが試合で露出していたことが問題化していることに、WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)が6日、自身のツイッターで私見をつぶやいた。

「タトゥー、刺青が「良い悪い」ではなくJBCのルールに従って試合をするのが今の日本で試合をする上での決まり事。このルールがある以上守らなければね。タトゥー、刺青を入れて試合がしたいのならルール改正に声をあげていくべき。まずはそこから。。」(原文まま)

昨年大みそかのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中恒成に勝利し2度目の王座防衛に成功した井岡は、左腕のタトゥーが見えた状態で戦ったことが問題化。日本ボクシングコミッション(JBC)の規定ではタトゥーのある国内選手はリングに上がれないことになっている。

20年12月31日、6回、田中(左)の顔面にアッパーを入れる井岡

関連するニュースを読む

井上尚弥、IBFの指名試合に合意と米メディア

井上尚弥(2020年11月19日撮影)

ボクシングのWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)がIBFの指名試合を受け入れたと15日(日本時間16日)、米メディア「ボクシングシーン」が報じた。

IBFからは指名試合として同級1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)との対戦指令を受けていたが、両陣営が対戦に同意に達し、予定されていた入札はキャンセルになったという。開催地は19年11月のワールド・ボクシング・スーパシリーズ決勝以来となる日本を予定。14日には所属ジムの大橋秀行会長(55)が「尚弥が指名試合を受けることになっている」と明かしていた。

正式決定すればIBFは3度目、2団体統一王者としては2度目の防衛戦となる。同メディアによると、新型コロナウイルスの影響により、旅行制限などがあるために開催時期は未定となっている。ダスマリナスは19年10月、井上の弟で元WBC世界同級暫定王者の拓真(25=大橋)の練習パートナーとして来日。19年10月以来、リングから遠ざかっている。

関連するニュースを読む

豊昇龍と錦木が顔と顔つき合わせ/6日目写真特集

<大相撲初場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館

28場所ぶりに再入幕を果たした西前頭16枚目明瀬山(35=木瀬)が、照強を破って初日から6連勝した。初日から3大関、2小結撃破の西前頭筆頭大栄翔(27=追手風)は、関脇照ノ富士を破って無傷を守った。初日から5連勝中の明生は、ベテラン隠岐の海に敗れて今場所初黒星。初日からの勝ちっ放しは、大栄翔と明瀬山の平幕2人となった。

今場所綱とりに臨むも初日から4連敗した大関貴景勝は、連勝を狙った一番で阿武咲に負けて5敗目を喫した。かど番の大関正代は、栃ノ心を下して5勝目。もう1人のかど番の大関朝乃山は、宝富士に負けて3勝3敗となった。

6日目の取組模様を写真で振り返ります。

【幕内】

豊昇龍すくい投げ錦 木

錦木(左)をすくい投げで破った豊昇龍(撮影・野上伸悟)

豊昇龍 (今場所初白星)この5日間自分の相撲が取れなかった。ずっと勝ちたい、勝ちたいと思っていた。昨日(立浪)親方に「明日が初日と思って切り替えろ」と言われた。本当に今日勝って良かった。


佐田の海押し出し翠富士

佐田の海(左)を押し出しで破った翠富士(撮影・野上伸悟)


逸ノ城寄り切り琴ノ若

逸ノ城(右)は琴ノ若に寄り切りで敗れる(撮影・柴田隆二)

琴ノ若 止まったり、組んだりしたら重い相手なので、先に攻めることができてよかった。(幕内初の5連勝について)そういうのは考えない。難しいことは考えずに1日一番やるだけ。それが結果になればいい。


明瀬山突き落とし照 強

明瀬山(上)は照強を突き落としで破る(撮影・柴田隆二)

明瀬山(上)は照強を突き落としで破る(撮影・柴田隆二)

明瀬山 (初日から6連勝)たまたまじゃないか。(気持ちの変化は)ないっすよ。まあ、素直にうれしい。6連勝したことないので。しかも、幕内なので。(周囲から連絡などは)まあまあ…連絡きますね。でも、だってまだ前半も終わってないから…。 


豊 山押し出し琴恵光

琴恵光(右)を押し出しで破る豊山(撮影・野上伸悟)

豊山 今日は左(おっつけ)が生命線だったと思う。外したら負けだと思っていたから良かった。


天空海はたき込み碧 山

天空海(右)をはたき込みで破る碧山(撮影・野上伸悟)


志摩ノ海送り出し翔 猿

翔猿(右)を送り出しで破る志摩ノ海(撮影・野上伸悟)

志摩ノ海 揺さぶられたけど落ち着いていけた。しっかり我慢、我慢で一生懸命取りました。


竜 電引き落とし妙義龍

妙義龍(左)は竜電を引き落としで破る(撮影・柴田隆二)


霧馬山はたき込み

霧馬山(右)は輝をはたき込みで破る(撮影・柴田隆二)


遠 藤寄り切り徳勝龍

徳勝龍(左)を寄り切りで破る遠藤(撮影・野上伸悟)


明 生突き落とし隠岐の海

明生(左)は隠岐の海に引き落としで敗れる(撮影・柴田隆二)

隠岐の海に突き落としで敗れた明生(撮影・鈴木正人)

明生 立ち合いが悪かった。下からいきたかったけど、うまく間があけられた。そこがちょっと敗因。懐も深いしそこをうまくやられた。(連勝ストップ)連勝という意識はしていない。自分の相撲に取ることに集中して、これからもやっていきます。


北勝富士寄り倒し琴勝峰

琴勝峰(手前)を寄り倒しで破る北勝富士(撮影・野上伸悟)

北勝富士と琴勝峰の取り組みは物言いがつき協議する審判団(撮影・柴田隆二)

北勝富士 (行司軍配差し違えで2勝目)軍配はあっちで同体かもと思って、ヒヤヒヤした。ドキドキはしていた。(相手の)勢いに負けないように、自分から自分からと思ってやった。


高 安寄り切り御嶽海

御嶽海(手前)を寄り切りで破った高安(撮影・野上伸悟)

高安 慌てずに組み止めることができた。立ち合いが良かったですね。しっかり当たれたので。自分の左を絞られたけど、起こして左が引けた。(星が五分に)相撲内容は悪くないと思っている。きっかけにしたい。


照ノ富士押し出し大栄翔

照ノ富士(左)を押し出しで破った大栄翔(撮影・野上伸悟)

大栄翔 しっかり前に出ることができたんでよかったと思う。(実力者の照ノ富士に完勝で)また自信になる相撲になった。気持ちよくこの後もいけると思います。


玉 鷲突き出し隆の勝

隆の勝(右)を突き出しで破る玉鷲(撮影・鈴木正人)


栃ノ心押し出し正 代

押し出しで栃ノ心(右)を破った正代(撮影・野上伸悟)

正代 立ち合いからもろ差しになれたのと、その後の対応も落ち着いてできた。


貴景勝押し出し阿武咲

貴景勝(左)を押し出しで破る阿武咲(撮影・野上伸悟)

阿武咲に押し出しで敗れ悔しそうな表情を見せる貴景勝(撮影・鈴木正人)

阿武咲 (大関貴景勝に快勝で)しっかり勝つつもりで思い切りいきました。少し押し込まれたが、しっかり反応できた。


朝乃山上手投げ宝富士

宝富士(右)に上手投げで敗れる朝乃山(撮影・鈴木正人)

朝乃山は宝富士に上手投げで敗れがっくりする(撮影・柴田隆二)

宝富士 (朝乃山に勝ち2大関から白星)左四つになりたかったが、大関の圧力で右四つになってしまった。体が動いてよかった。(上手投げは)投げしかないと思った。体がうまく開いた。

【十両】

宇 良上手出し投げ竜 虎

竜虎(後方)に上手出し投げで敗れる宇良(撮影・鈴木正人)

竜虎(左)に上手出し投げで敗れる宇良(撮影・鈴木正人)

関連するニュースを読む

琴ノ若1敗対決制す 巨漢の逸ノ城を堂々の寄り切り

逸ノ城(手前)を寄り切りで破った琴ノ若(撮影・野上伸悟)

<大相撲初場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館

琴ノ若が2日目から5連勝で1敗を守った。同じ1敗だった巨漢の逸ノ城を堂々の寄り切り。「止まったり組んだらダメ。我慢してとることだけを考えた。先手、先手でいけたのがよかった」。

幕内4場所目で快調に白星を重ねる。それでもおごることなく、「1日一番、がむしゃらにいくだけ。残りも集中して、いい相撲がとれたら」と謙虚に先を見つめた。

逸ノ城(右)は琴ノ若に寄り切りで敗れる(撮影・柴田隆二)
逸ノ城を寄り切りで破った琴ノ若(撮影・鈴木正人)

関連するニュースを読む

明瀬山は謙虚、大栄翔は自信 理事長が全勝2人評価

明瀬山(左)と大栄翔

<大相撲初場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館

早くも2人だけとなった幕内の全勝力士を、協会トップの八角理事長(元横綱北勝海)が、この日も高く評価した。

再入幕の明瀬山(35=木瀬)は、照強(25=伊勢ケ浜)に勝って6連勝。落ち着いた相撲っぷりに「ひょうひょうというか、謙虚に相撲を取っている。頑張ってますよ」と褒めた。昨年は幕尻優勝が2回も出ており、幕内下位の旋風は今場所も…の期待もあるが、小内理事長は「連勝より、(まず)勝ち越しという気持ちじゃないかな」と本人の無欲な胸中を察した。

一方、返り三役を狙う大栄翔(27=追手風)は役力士撃破の勢いそのままに、この日も小結照ノ富士(29=伊勢ケ浜)にまわしを触らせる隙さえ与えず、持ち前の押し一辺倒で押し出して6連勝。「立ち合いがいい。今場所は全部、決まっている。当たった後の手の伸びもいい。絶対押せるんだ、という自信をつけている」と自信満々の取り口を評価。ここまでは「最高じゃないかな。立ち合いがいいから流れがいい。攻めるんだ、という意識が強い」と隙のなさを指摘。ただ、8日目以降は番付同等か下位との対戦しかないこともあり「15日間は長いから、これからでしょう」と精神力が試されることも強調していた。

関連するニュースを読む

貴景勝不覚5敗…八角理事長が精神面のもろさ指摘

貴景勝は阿武咲に押し出しで敗れる(撮影・柴田隆二)

<大相撲初場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館

前日、初日からの連敗を4で止め巻き返しが期待されていた大関貴景勝(24=常盤山)が、平幕の阿武咲(24=阿武松)に不覚を取って5敗目。電話取材に応じた八角理事長(元横綱北勝海)は、精神面のもろさを指摘した。

押し切れず、引いて相手を呼び込んで墓穴を掘った先場所の覇者を「精神的に粘り強く行かないと。楽に勝とうと思うと、ダメだダメだと(体が)反応して(引いて)しまう。気持ちが切れかかって取っている今場所はきついだろう」と迷いを察した。

さらに「目標が定まらず集中力というか、今場所は長く感じているだろう。いい時は誰でも力を出せる。こうゆう(悪い)時に、いかに力を出せるか。体を動かすのは精神力、気持ちの強さが必要だ」と、出場している約600人の力士の中で、番付最上位の貴景勝に奮起を求めた。

貴景勝(左)を押し出しで破る阿武咲(撮影・野上伸悟)

関連するニュースを読む

大栄翔6連勝「1日1日集中」三役以上総ナメに王手

照ノ富士(左)を押し出しで破った大栄翔(撮影・野上伸悟)

<大相撲初場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館

西前頭筆頭大栄翔(27=追手風)が、三役以上総ナメに王手をかけた。関脇照ノ富士を押し出しで破り、無傷の6勝目。7日目に関脇隆の勝を破れば、休場している2横綱を除く三役以上総ナメとなる。

出身の埼玉県勢初の幕内優勝に向けて弾みをつける殊勲星を狙う。再入幕の明瀬山も初日から6連勝とし、勝ちっ放しは2人だけとなった。かど番脱出を目指す大関正代は5勝目を挙げ、大関朝乃山は3敗目を喫した。

   ◇   ◇   ◇

圧巻の相撲内容を大栄翔が見せつけた。馬力のある照ノ富士に、激しく当たられた立ち合い。負けじと激しくぶつかり、懸命に伸ばした左ののど輪で相手の上体を起こした。強烈な突き押しで大関経験者を押し込み、追い込んだ土俵際。右に逃げられたが、すかさず反応。足を運び、休まずに突き押しで攻め立てた。まわしを与える隙を一切見せずに完勝し「自分の相撲を取りきることが大事。120%を出そうと考えていた」と出し切った。

快進撃はとどまることを知らない。初日からの3大関撃破で勢いに乗ると、次々と役力士を撃破。気が付けば三役以上との対戦は、7日目の隆の勝戦だけとなった。休場している白鵬と鶴竜の2横綱を除く、三役以上の総ナメに王手。「今日もまた自信になる相撲になった。(7日目は)気持ち良くいけると思う。体も心も調子良くいきたい」と準備は万全だ。

大関朝乃山と同学年の27歳。昨年に1つ殻を破った。小結だった7月場所で11勝を挙げ、9月の秋場所で新関脇に昇進。5勝と壁にぶつかり、場所後の10月に右肘軟骨除去手術を受けて突き押しの形を見直した。そして、11月場所でこの年2度目の2桁白星となる10勝。場所を重ねるごとに右肘の状態も良くなり、突き押しにも磨きがかかってきたという。「腕が右、左、右、左と交互に出ている。足も出ているので体全体で押せている」と納得の突き押しで白星を重ねてきた。

序盤戦から上位陣が星を落とす中、三役復帰を狙う大栄翔が気を吐いている。本命不在となっているだけに、早くも優勝への期待が高まってくるが「まだまだ全然早い。1日1日集中するだけ」。自身に言い聞かせるように引き締めた。まずは三役以上総ナメで、優勝候補に躍り出る。【佐々木隆史】

▽八角理事長(元横綱北勝海) 大栄翔はここまで立ち合いが全て決まっていて最高じゃないか。絶対に押せると自信をつけている。明瀬山は謙虚に相撲を取って頑張っている。貴景勝は悪い時にどう力を出すかは気持ちの強さが必要で、精神的に粘り強く行かないとダメだ。

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる大栄翔(撮影・鈴木正人)

関連するニュースを読む

宝富士2大関撃破、朝乃山を上手投げ「この調子で」

朝乃山(手前)を上手投げで破る宝富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇6日日◇15日◇東京・両国国技館

東前頭2枚目の宝富士(33=伊勢ケ浜)が、大関朝乃山を上手投げで下した。

近大の後輩に「そんなに負けてたんですか」と過去1勝7敗と圧倒されていた。けんか四つで「いつも右を差される」。この日も差し手争いで右差しを許したが、迷わず左上手をつかみ土俵際でうまく体を回しながらの投げを決めた。「体が動いてよかった。あそこは投げしかないと思った」と振り返る。

「対戦成績よくなかったんで、素直にうれしいです」。右四つ対策も「部屋には照ノ富士関とか、右四つが強い力士がいるんで」と稽古でつかんできた。4日目の貴景勝に続き、2大関を撃破し3勝3敗の五分。「いい相撲がとれている。この調子でいけたら」という味わい深いベテランが波乱を演出した。

朝乃山(手前)を上手投げで破る宝富士(撮影・鈴木正人)
宝富士(奥)に上手投げで破れ無念の表情を見せる朝乃山(撮影・野上伸悟)

関連するニュースを読む

DEEP王者川原がONE電撃参戦「自分が日本一」

22日のONEシンガポール大会に緊急参戦が決まったDEEPストロー級王者川原波輝(C)AbemaTV,Inc.

RIZIN参戦経験もあるDEEPストロー級王者川原波輝(31)が、アジアで展開される総合格闘技イベントのONEチャンピオンシップと複数試合契約を結んだと15日、発表された。

22日にシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONEシンガポール大会に電撃参戦し、リト・アディワン(フィリピン)と対戦する。伝統派空手がバックボーンの川原は20年8月、DEEP王座を獲得し、ONE参戦を熱望。当初、アディワンと対戦予定だったハシガトゥ(中国)が新型コロナウイルス感染拡大の影響で渡航が困難となり、代役として白羽の矢が立った。

ONEを通じ、川原は「いよいよ世界一を取るためのスタート地点に立てたかな、という気分です。アディワンは、とてもいい選手。KOか一本を狙うスタイルは完全に自分と同じです。ONEに行ったらアディワンと戦うことがあるのかな、と意識していたので『いきなり来たな!』という感じです。KOか極めで、判定を狙う予定はありません! 向こう(アディワン)もそのつもりですし、そういう選手なので思いっきりぶつけてきます。自分が日本で一番強いストライカーだと思っているので、そして相手も相当なストライカーなので、引かずに打ち合います!」などとコメントした。

関連するニュースを読む

明生の連勝が5で止まる「うまく間を空けられた」

明生(右)を突き落としで破る隠岐の海(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館

東前頭7枚目明生(25=立浪)の初日からの連勝が5で止まった。

ベテラン隠岐の海との一番。立ち合いで前みつが取れないとみるや、下から突き起こして圧力をかけた。しかし、突き放されて距離を取られると、前のめりになったところで突き落としを食らった。

隠岐の海とは過去5戦5敗と合い口は良くない。「立ち合いが悪かった。下からいきたかったけど、うまく間を空けられた。そこがちょっと敗因。懐も深いしそこをうまくやられた」と振り返った。

自己最長の初日からの連勝は5で止まったが、気持ちはすぐに切り替わった。「連勝という意識はしていない。自分の相撲に取ることに集中してこれからもやっていきます」と、力強く話した。

明生(左)は隠岐の海に引き落としで敗れる(撮影・柴田隆二)

関連するニュースを読む

阿武咲が貴景勝から3年ぶり白星「しっかり反応」

貴景勝(左)を押し出しで破る阿武咲(撮影・野上伸悟)

<大相撲初場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館

阿武咲が同じ年の大関貴景勝から3年ぶりの白星をあげた。

「少し押し込まれたが、しっかり反応できた」。大関が引いたタイミングを逃さず、一気の出足で押し出した。初日から3連勝の後、連敗していた。大関を相手に連敗ストップで「勝てなかった相手。久しぶりに勝ててよかった」。目標の三役復帰へ、大きな白星をつかんだ。

貴景勝(左)を押し出しで破る阿武咲(撮影・野上伸悟)
懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる阿武咲(撮影・鈴木正人)

関連するニュースを読む

正代が通算300勝目「この調子で最後まで」

栃ノ心(左)を激しく攻める正代(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館

大関陣でただ1人、正代が踏ん張った。栃ノ心をもろ差しから圧力をかけ続けて押し出し。「立ち合いからもろ差しになれたのと、その後の対応も落ち着いてできた」。通算300勝、節目の白星を飾った。

新大関の11月場所を左足首の負傷で途中休場した。「怖さ、違和感はある」と自身初めての休場で不安を抱えながらも、冷静に初場所を見据えた。「あせりはあったが変に意識しないようにした」。足首に負担をかけることなく、上半身から作り直した。合同稽古も無理を押して参加することなく、独自調整を貫いた。

3場所連続横綱不在、そして最上位の大関陣も厳しい土俵が続く。6日目を終えて全勝、1敗は正代をのぞいて平幕力士と波乱が続く年明けの場所。土俵を締める役目も担うことになった正代は「全体的に足も動いている。この調子で最後までいけたら」と自信もわいてきた。【実藤健一】

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる正代(撮影・鈴木正人)

関連するニュースを読む

かど番の朝乃山「上手取られて…」痛い3敗目反省

朝乃山(右)を上手投げで破る宝富士(撮影・野上伸悟)

<大相撲初場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館

かど番の大関朝乃山(26=高砂)が痛い3敗目を喫した。

ケンカ四つの宝富士に差し勝って右四つとなったが、上手を引きつけることができず、逆に左上手を取られて投げ捨てられた。

得意の体勢で敗れ「上手取られて…そこが敗因だと思う。右が入って土俵際のところがだめ。土俵際まで見えたけど、決められない自分が悔しい」と反省しきりだった。

初めてのかど番の場所で、星が五分に戻った。それでも前に出る相撲内容ではあっただけに「前に出る相撲を取れば次につながる」と気持ちを切り替えた。

朝乃山(右)を上手投げで破る宝富士(撮影・野上伸悟)
宝富士(奥)に上手投げで破れ無念の表情を見せる朝乃山(撮影・野上伸悟)

関連するニュースを読む

明瀬山が6連勝、大横綱の教えで型確立35歳苦労人

照強(手前)を攻める明瀬山(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇6日日◇15日◇東京・両国国技館

史上4位のスロー記録、28場所ぶりに幕内復帰を果たした西前頭16枚目明瀬山(35=木瀬)が、初日から6連勝を飾った。平幕の照強を突き落とし。立ち合いでもろ差しを許して土俵際まで寄られたが、回り込んで右から決めた。大栄翔とともにトップを並走する。

埼玉栄高、日大出身というアマチュア相撲のエリート街道を歩んできたが、今場所が幕内2場所目という苦労人。16年春場所の新入幕場所では4勝11敗とはね返されている。6連勝については「素直にうれしい。しかも、幕内なので」と素直に喜んだ。

大横綱の教えが、今の右四つにつながっている。10年5月に木瀬部屋が一時閉鎖となり、北の湖部屋預かりとなったとき、北の湖親方(元横綱)に「右(四つ)をもっと勉強しなさい」と勧められた。それまでは体格を生かした突き押し相撲が主体。右四つでも取っていたが「(部屋が)合併したときは中途半端な右だった」と、助言をきっかけに集中的に取り組むようになったという。今場所も差し身のうまさを発揮する35歳のベテランは、躍進が続く現状に「たまたまじゃないか」と低姿勢だった。【佐藤礼征】

▽八角理事長(元横綱北勝海) 謙虚に相撲を取って頑張っている。

明瀬山(上)は照強を突き落としで破る(撮影・柴田隆二)

関連するニュースを読む

貴景勝「負けたのでまだ実力不足」かど番危機5敗目

阿武咲に押し出しで敗れ悔しそうな表情を見せる貴景勝(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館

大関貴景勝(24=常盤山)は連勝を逃し、5敗目を喫した。

同学年でアマチュア時代のライバルだった平幕の阿武咲に押し出しで敗れた。立ち合いは押し込んだように見えたが、はたきに転じて相手を呼び込んでしまった。1勝5敗。5日目に今場所の初日を出したが、連勝とはならなかった。

当たり勝ちながら引いてしまった場面について「(理由は)いろいろあります」と振り返った。横綱昇進を目指した場所で、かど番危機の5敗目。「勝たなきゃいけないので、負けたのでまだ実力不足。全て含めて実力」と話した。

▽八角理事長(元横綱北勝海) 悪い時にどう力を出すかは気持ちの強さが必要で、精神的に粘り強く行かないとダメだ。

貴景勝は阿武咲に押し出しで敗れぼう然(撮影・柴田隆二)

関連するニュースを読む

大栄翔、明瀬山が6連勝 かど番正代は5勝目

照ノ富士(左)を押し出しで破った大栄翔(撮影・野上伸悟)

<大相撲初場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館

28場所ぶりに再入幕を果たした西前頭16枚目明瀬山(35=木瀬)が、照強を破って初日から6連勝した。照強に低く当たられ、土俵際まで押し込まれたが、回り込みながらの突き落としで逆転。序盤戦から上位陣が星を落とす中、35歳のベテランが気を吐いてる。

初日から3大関、2小結撃破の西前頭筆頭大栄翔(27=追手風)は、関脇照ノ富士を破って無傷を守った。馬力のある巨漢の照ノ富士を、のど輪で起こして一気に前へ。追い込んだ土俵際で右に逃げられたが、しっかりと足を運んで押し出した。初日から5連勝中の明生は、ベテラン隠岐の海に敗れて今場所初黒星。初日からの勝ちっ放しは、大栄翔と明瀬山の平幕2人となった。

今場所綱とりに臨むも初日から4連敗した大関貴景勝は、連勝を狙った一番で阿武咲に負けて5敗目を喫した。かど番の大関正代は、栃ノ心を下して5勝目。もう1人のかど番の大関朝乃山は、宝富士に負けて3勝3敗となった。

照強(下)を突き落としで破った明瀬山(撮影・野上伸悟)

関連するニュースを読む

王者・長濱陸「逃げ道をなくしたい」初防衛へ自信

前日計量をクリアした東洋太平洋ウエルター級王者長浜(写真提供:角海老宝石ジム)

ボクシング東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチ12回戦は16日、東京・後楽園ホールで開催される。

15日には都内で前日計量が開かれ、王者長濱陸(29=角海老宝石)は500グラム少ない66・1キロ、挑戦者で同級12位の豊嶋亮太(25=帝拳)は300グラム少ない66・3キロでそれぞれクリアした。

昨年2月、長濱は同王座決定戦でクドゥラ金子を判定で下し、新王者になった。約11カ月ぶりのリングで初防衛戦を迎える。王座奪取よりも難しいとされる初防衛戦に向け、長濱は「ベルトという失うものがあるので(初防衛を)失敗する人が多いのかも。自分はいつも通りやりたい」と自然体を貫いた。挑戦者となる豊嶋の実力を認めつつも「どの局面でも上回って、最終的に逃げ道をなくしたいですね」とベルトを死守する意気込みを示していた。

東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチの前日計量をパスした王者長浜(左)と挑戦者の豊嶋(角海老宝石ジム提供)

関連するニュースを読む

豊嶋亮太ピンク髪で初王座挑戦「食らい付いていく」

東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチの前日計量をパスした王者長浜(左)と挑戦者の豊嶋(角海老宝石ジム提供)

ボクシング東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチ12回戦は16日、東京・後楽園ホールで開催される。

15日には都内で前日計量が開かれ、王者長濱陸(29=角海老宝石)は500グラム少ない66・1キロ、挑戦者で同級12位の豊嶋亮太(25=帝拳)は300グラム少ない66・3キロでそれぞれクリアした。

タイトル初挑戦の豊嶋は日本ランキングで1位の実力者で現在5連勝中。強烈なボディーが武器で勝負強さもある。19年9月以来、約1年4カ月ぶりのリングとなる豊嶋はピンク色にヘアを染め「今回は(王座)挑戦ということで、少し食ってかかるじゃないですけど、王座をとることを意識しました」と勝負ヘアにしたことを明かした。

長濱戦に向けたスパーリングは同門で元世界3階級王者ホルヘ・リナレスと拳を交えて調整。リナレスの弟カルロス・トレーナーの指導を受けて初王座挑戦に備えてきた。「先手必勝で。自分から挑戦者なので、食らい付いていくボクシングがみせられれば。チーム帝拳として身近の方々の支えでここまでたどり着けた。ベルトを持って帰ることで感謝に代えたい」と決意を新たにしていた。

東洋太平洋ウエルター級王座挑戦を控え、前日計量をパスした豊嶋(写真提供:角海老宝石ジム)

関連するニュースを読む

元中学横綱の吉井が今場所初日 親方から助言に気合

鳰の海(左)の攻めを耐える吉井(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館

元中学横綱の17歳、東幕下26枚目吉井(時津風)が、今場所の初日を出した。

3番相撲で西幕下28枚目鳰の湖を突き落としで下して1勝2敗。立ち遅れて押し込まれ、何度もいなして回り込む防戦一方の展開となったが、最後は組み止めて強引に投げ飛ばした。

取組前にあこがれの元関脇嘉風の中村親方から「自分の好きなことをやれ。守りに入るな」などと助言をもらったという。気迫あふれる相撲で、中盤戦に向けて巻き返しのきっかけをつくった。

吉井(左)は鳰の湖を突き落としで破る(撮影・柴田隆二)

関連するニュースを読む

宇良2連敗「相手の動き上回った」業師が竜虎に脱帽

竜虎(左)の攻めを耐える宇良(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館

“業師”として人気の東十両10枚目宇良(28=木瀬)が2連敗を喫した。

東十両14枚目竜虎に上手出し投げで敗れた。何度も懐に飛び込もうと試みたが、突き放されて距離を取られる展開。最後は右上手を取られて出し投げを食らった。

「相手の動きが上回ったかたち。狙いは何もなかったが、動きで負けただけ」と宇良。4連勝からの2連敗となり、切り替えが求められる。「勝ちたいですね…」と悔しさをにじませつつも「勝ったり負けたりするものなので」と敗戦を受け止めた。

竜虎(後方)に上手出し投げで敗れる宇良(撮影・鈴木正人)
竜虎(左)に上手出し投げで敗れる宇良(撮影・鈴木正人)
竜虎に上手出し投げで敗れ土俵を引き揚げる宇良(撮影・鈴木正人)

関連するニュースを読む

元高校横綱北の若が白星先行「次につなげられれば」

欧勝竜(右)を上手出し投げで破る北の若(撮影・野上伸悟)

<大相撲初場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館

元高校横綱の東幕下11枚目北の若(20=八角)が、3番相撲で西幕下7枚目欧勝竜を破って2勝1敗と白星を先行させた。

立ち合いから突っ張り、土俵際まで押し込まれたが左上手を取って上手出し投げで仕留めた。「(突っ張りから)相手が引いたりしたところで前みつが取れれば良かったが、押し込まれた。そこが悔しい」と、白星の中でも反省を忘れなかった。

欧勝竜には3回目の対戦で初勝利。「自分の相撲が取れれば勝てると思っていた。内容はまだまだだと思うが、勝てたことが良かった。次につなげられればいい」と話した。

欧勝竜(左)を上手出し投げで破る北の若(撮影・野上伸悟)
北の若(手前)は欧勝竜を上手出し投げで破る(撮影・柴田隆二)

関連するニュースを読む