上へ戻る

au版ニッカン★バトル

新着ニュース

井上拓真が前日計量をクリア「バッチリ整っている」

1年2カ月ぶりの再起戦を控える元WBC世界バンタム級暫定王者井上(提供:大橋ジム)

ボクシングの東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ12回戦(日刊スポーツ新聞社後援)は14日、東京・後楽園ホールで開催される。元WBC世界同級暫定王者井上拓真(25=大橋)が約1年2カ月のリングで、王者栗原慶太(28=一力)に挑戦する。13日には都内で開かれた前日計量に出席。53・4キロでパスした王者に対し、リミットの53・5キロでクリアし「コンディションはバッチリ整っている。また世界に向けての通過点になる試合」と静かに燃えた。スーパーフライ級に続く東洋太平洋2階級制覇をステップに世界王座への返り咲きを見据えた。

19年11月、WBC世界同級正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)との王座統一戦に判定負けして以来の再起戦となる。昨年11月に米ラスベガスで防衛に成功したWBAスーパー・IBF世界同級王者の兄尚弥(27=大橋)や元世界3階級制覇王者の田中恒成(25=畑中)ともスパーリングを消化。1年以上のブランク期間でフィジカル面、ディフェンスなどの技術のトータルでレベルアップできた手応えがある。

年内の世界王座返り咲きを目指しており、WBC王者ウバーリへのリベンジにも胸の内に秘める。兄尚弥からも細かいアドバイスをもらっているという井上は「ナオからは良い助言をもらっている。(世界挑戦)チャンスがあれば、いつでも」と気合十分だった。

前日計量をパスした東洋太平洋バンタム級王者栗原(左)と挑戦者で元WBC世界同級暫定王者の井上(提供:大橋ジム)

関連するニュースを読む

朝乃山かど番脱出「終わった訳ではない」V争い意識

かど番を脱出した朝乃山は控えで目をつむりながらホッとした表情を見せる(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館

大関正代(29=時津風)が物言い3連発でも2敗を守り、優勝争いのトップに並んだ。

隠岐の海との一番は同体取り直し。2番目も一方的に寄り倒された相撲に見えたが、隠岐の海の勇み足で軍配差し違えとなった。前日10日目も物言いがつく際どい勝負を制しており、幸運を引き寄せて残り4日の勝負に臨む。大栄翔は2敗目。大関朝乃山が勝ち越し、かど番脱出で明生とともに1差につけた。

   ◇   ◇   ◇

大関朝乃山が、待望のかど番脱出を果たした。立ち合いすぐに右を差し、左で抱えながら出たが、隆の勝にうまく回り込まれた。四つを嫌われ、突き放されたが慌てずに対応。隆の勝が前に出てきた瞬間に、タイミング良くはたき込んだ。「ちょっと上体が高かったけど、足の運びが良かったのが次の攻めにつながった」と振り返った。

新型コロナウイルスの影響で年末年始は、角界入り後初めて地元・富山へ帰省しなかった。地元からの応援を直接肌で感じることはできなかったが、稽古休みで空いた時間を有効に活用した。昨年の11月場所で右肩を負傷し、初めて経験した途中休場。不安や焦りがあったというが「ケガしない体を作らないといけないなと思った」と一から体作りに着手し、自身初のかど番で迎える初場所に臨んだ。

かど番を脱出したが「脱出といって終わったわけではない。引き締めたい」と、優勝争いを意識した。12日目の対戦は、過去3戦0勝の照ノ富士。「自分より一回り体が大きいので先に先に攻めたい。自分の相撲を取れば結果はついてくる」と意気込んだ。難敵を下し、自身2度目の優勝へ歩みを進める。【佐々木隆史】

隆の勝(左)をはたき込みで破る朝乃山(撮影・小沢裕)

関連するニュースを読む

堀口恭司「本当に勘弁して」シバター口撃にタジタジ

堀口恭司(2020年12月31日)

RIZINバンタム級王者堀口恭司(30)が、ユーチューバー格闘家シバター(35)による「口撃」にタジタジになった。20日、自らの公式ユーチューブチャンネルで「シバターさんへ。」との動画を投稿。17日にシバターが自らの公式ユーチューブチャンネルで「堀口恭司くぅ~ん、シバターが怖いの?w」のタイトルでかみつかれたことを受けたアンサー動画となっており「シバターさん、出すなっていったじゃないですか。振りじゃないんですよ。本当に勘弁してくださいよ」と冒頭あいさつから苦笑い。「シバターさんとコラボして釣り対決とか、RIZINさんと26、27日にキャンプ企画があるので、そこに来てください」とリング以外でのガチンコ対決を希望した。

17日にネット配信されたインタビューで堀口が体重差などを理由にシバターとの対戦の可能性がほぼゼロであると話していたことを受け、即座に反応したシバターは「これについてはごめんなさい。RIZINのファンの方は怒るかもしれないですけど、はっきり言うと、堀口恭司はさ、びびっているよね」とあおった。

ボクシングをはじめ、総合格闘技やキックボクシングはウエート差がパワー差に直結するため、スポーツ競技として柔道やレスリングの対人競技と同様、階級制を敷いている。堀口は総合格闘技が階級制であるというルールを前提にした発言だったが、シバターはその発言を逆手に取り「堀口恭司は“ずるい”という言葉を使ったり“格闘ファンが怒る”とか言っているけれど、お前がびびっているだけだろ」と炎上覚悟のあおりを続けてた。

シバターが得意とする「舌戦」「トラッシュトーク」の場外マッチには、さすがのRIZIN王者も困惑している様子だった。

シバター(2020年12月31日撮影)

関連するニュースを読む

結び正代戦差し違え式守伊之助が進退伺 理事長慰留

協議の結果、隠岐の海の勇み足での勝ちとなり、懸賞金を受け取る正代(撮影・河野匠)

<大相撲初場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館

初場所11日目の20日、立行司の第41代式守伊之助が、結びの一番の隠岐の海-正代戦で軍配差し違え。打ち出し後、八角理事長(元横綱北勝海)に口頭で進退伺を申し出た。

同理事長は慰留。19年初場所の立行司昇格後、5度目の差し違え。

隠岐の海と正代の取組で協議する式守伊之助と審判団(撮影・江口和貴)

関連するニュースを読む

理事長「このツキのまま」命拾いの強運正代に期待

八角理事長(2020年4月3日撮影)

<大相撲初場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館

命拾いのトップ浮上で、運を味方に-。優勝争いでトップの大栄翔(27=追手風)が敗れ、結びの一番で命拾いした大関正代(29=時津風)が2敗を死守し、この2人がトップに並んだ。冷や冷やものの正代に、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「このツキを持って、このまま行ってほしい」と語った。

平幕の隠岐の海(35=八角)との最初の一番は、土俵際で突き落とされ軍配は隠岐の海に。だが物言いがつき、隠岐の海の左足が出るのと同時とみて取り直しに。その一番も、寄り倒され背中から落ち軍配は隠岐の海に上がったが、物言いがつき協議の結果、隠岐の海の右足が俵を踏み越す勇み足で、正代に白星が転がり込んできた。

相撲には負けたが勝負には勝った? 正代の強運ぶりに同理事長は「これをいい方に持っていかないと。明日からはいい相撲を取ってほしい。このツキを持って、このまま(最後まで)行ってほしい」と粘り勝ちの正代に期待した。

隠岐の海(左)の勇み足で2敗を守った正代(撮影・江口和貴)
審判団の協議の結果、隠岐の海の勇み足での勝ちとなり、思わず天を仰ぐ正代(撮影・河野匠)

関連するニュースを読む

正代並んだ「流れきてる」物言い3連発2日とも白星

正代(左)は隠岐の海に投げられるも同体取り直しとなる(撮影・河野匠)

<大相撲初場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館

大関正代(29=時津風)が物言い3連発でも2敗を守り、優勝争いのトップに並んだ。隠岐の海との一番は同体取り直し。2番目も一方的に寄り倒された相撲に見えたが、隠岐の海の勇み足で軍配差し違えとなった。前日10日目も物言いがつく際どい勝負を制しており、幸運を引き寄せて残り4日の勝負に臨む。大栄翔は2敗目。大関朝乃山が勝ち越し、かど番脱出で明生とともに1差につけた。

  ◇   ◇   ◇

勝ちに不思議の勝ちあり。プロ野球の名将、野村克也さんが天国でつぶやいたかもしれない。取組後の正代は苦笑いだった。「内容的にはよくなかったが、この一番を拾えたことは今後、大きくなるんじゃないか。ただ、今日みたいな相撲はとらないようにしたい」。相撲としては2番続けて相手の流れでも結果は白星。優勝争いトップに並ぶ大きな1勝をつかんだ。

隠岐の海には過去4勝5敗だった。「けんか四つなんで。今日は隠岐の海関の形になった」。最初の一番、左四つから一気に出るが、土俵際で突き落としを食らった。完全に正代の体は飛んでいたが物言いがつき、隠岐の海の足が出たのと同時で取り直しとなった。

その一番も左四つから一気に寄り倒された。しかし物言い。正代は「(隠岐の海の)足のことは全然分からなかった。物言いがついたんで、もしかしたら(もう一番)あるかなという感じでした」。協議の結果は隠岐の海の勇み足。「2番目は一方的だったんで精神的にきていた。精神的に切り替える余裕もなかった」と正代にとっても“まさか”の結末だった。

前日10日目も、遠藤との物言いがつく激しい攻防を制した。2日間で3番連続の物言いも珍しいが、いずれも白星を引き寄せたことに「流れはきてるんじゃないかと思う」。大栄翔が2敗目を喫した後の土俵で「気にしていないつもりだったが、心のどこかにあったかも。ちょっと硬かったかな」と冷静に振り返った。

初めて経験するかど番脱出に全集中してきた。それをクリアした直後だけに「少し疲れたかな、と」と本音もこぼれる。優勝争いも絞られてきた中で残り4日。大関朝乃山に照ノ富士、隆の勝の両関脇と上位陣が待ち受ける。「(優勝争いは)意識せずにいきたい」。幸運に押され、2度目の賜杯へ突き進む。【実藤健一】

隠岐の海(左)の勇み足で2敗を守った正代(撮影・江口和貴)
正代と隠岐の海の一番は軍配が隠岐の海に上がるも物言いがつき協議する審判団(撮影・小沢裕)
審判団の協議の結果、隠岐の海の勇み足での勝ちとなり、思わず天を仰ぐ正代(撮影・河野匠)
協議の結果、隠岐の海の勇み足での勝ちとなり、懸賞金を受け取る正代(撮影・河野匠)

関連するニュースを読む

阿武咲「特に意識はなかった」単独首位の大栄翔破る

大栄翔(右)に押し込まれるも耐える阿武咲(撮影・河野匠)

<大相撲初場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館

阿武咲が単独首位に立っていた大栄翔を破り、存在感を示した。突き押しに屈して土俵際に追い込まれたが「流れに逆らうと体が動かなくなる」。無理に前に出ず、うまく左に動いて相手の突進をかわした。

大栄翔を2敗に引きずり落としたが「特に意識はなかった」と淡々と振り返り、「明日からも勝ちにこだわっていきたい」と2場所ぶりの勝ち越しを意識した。

立ち合いで阿武咲(左)と激しく衝突する大栄翔(撮影・河野匠)

関連するニュースを読む

照ノ富士が勝ち越し王手「落ち着いて下から下から」

玉鷲(手前)を押し出す照ノ富士(撮影・河野匠)

<大相撲初場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館

照ノ富士が再入幕を果たした昨年7月場所から、4場所連続となる勝ち越しに王手をかけた。

玉鷲に左右にいなされ続けたが、常に玉鷲が自身の体の正面にくるように足を運んだ。「落ち着いて下から下からいった」と丁寧な攻めで押し出した。前日の負けを引きずることなく白星を積み重ね、「とりあえず明日頑張るだけ。1日一番精いっぱいやるだけ」と話した。

照ノ富士は玉鷲(左)を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

関連するニュースを読む

首位並ばれた大栄翔に「逆に強くなった」八角理事長

立ち合いで阿武咲(左)と激しく衝突する大栄翔(撮影・河野匠)

<大相撲初場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館

1敗で優勝争いのトップを走っていた平幕の大栄翔(27=追手風)から、十中八九、手中に収めていた白星がすり抜けた。平幕の阿武咲(24=阿武松)を押し込み俵に詰めながら、距離が空いたのが災いしたのか、体を開かれ目標を失ってしまった。勢いそのままに突き落とされ土俵下まで駆け降りてしまった。

痛恨の2敗目。結びの一番で取り直しの末、命拾いした大関正代(29=時津風)に並ばれてしまった。ただ、この一番にも協会トップの八角理事長(元横綱北勝海)の評価は「逆に(大栄翔は)強くなったな、という印象」だった。「大栄翔の立ち合いは良かった。突き放して予想以上に阿武咲が土俵際まで行ってしまった」と、迷いなく踏み込んだ大栄翔のここまでを評価。ただ「慌てて上から、手から行って(押して詰めが)おろそかになった。足からでなく手で行ってしまった」と最後の詰めを欠いた場面を分析した。

その上で「悪い相撲じゃない。逆に強くなったな、という印象」と初めて経験する終盤での優勝争いでも、自分の立ち合いと攻めを貫いた姿勢を評価。「勝負どころで押し相撲は、こんなことはある」とし、「(敗戦のショックを)引きずる必要はない。大関や横綱なら違うけど、開き直って優勝うんぬんにとらわれず、自分の相撲を取りきるんだ、というぐらいの気持ちで」と残り4日も大栄翔らしい相撲を押し通すことに期待した。

阿武咲(右)に突き落とされる大栄翔(撮影・河野匠)

関連するニュースを読む

肩の力抜けた朝乃山は本来の姿に/大ちゃん大分析

隆の勝(手前)をはたき込みで破った朝乃山(撮影・江口和貴)

<大相撲初場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館

師匠の座を譲って、これほど肩の力を抜いて朝乃山の相撲が見られるとは思わなかった(笑い)。だから気持ちも、くみ取れる。自分も経験したが、初めてのかど番は8番勝って大関の地位を守らないといけないという気負いで、肩に力が入り自分の相撲の流れに持ち込めない。前半の朝乃山はそうだったろう。3つ負けて、ようやく本来の姿に戻った。押しの強い隆の勝に、右から振られ肩越しの左上手を切られても、圧力をかけ続けたから体勢を崩すことができた。

正代とともに番付最上位として、曲がりなりにも優勝争いに加わった。かど番脱出でホッとしたいところだが、大関としては最後まで優勝争いに加わらなければダメだ。千秋楽結びの一番まで可能性を残すためにも、12日目の照ノ富士戦が重要だ。ここは中に入って二本入れるぐらいの気持ちで行ってもいいんじゃないかな。いかん、また肩に力が入ってしまった。(元大関朝潮・日刊スポーツ評論家)

かど番を脱出した朝乃山は控えで目をつむりながらホッとした表情を見せる(撮影・小沢裕)

関連するニュースを読む

明生が3場所連続勝ち越し「自分で作戦を立てて」

明生(右)は宝富士を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館

東前頭7枚目明生(25=立浪)が、幕内復帰から3場所連続の勝ち越しを決めた。3敗を守り、優勝戦線にも残った。

相四つの宝富士を押し出した。右おっつけで相手の左差しを封じ、その後のはず押しも効いた。相四つの宝富士と胸を合わさず「目的を、自分で作戦を立ててそれをやれている。今日は下からおっつけて前に出ようという意識でやりました」と、狙い通りの一番だった。

優勝争いは2敗が大関正代、大栄翔、3敗が大関朝乃山、明生という展開になった。12日目はその大栄翔と対戦。取組後のリモート取材の段階で、翌日の割を確認していなかった明生は、賜杯争いについて「ひとつひとつやっていければいい」と、平常心を貫いていた。

懸賞を手にする明生(撮影・小沢裕)

関連するニュースを読む

大栄翔「立ち合い良かったけど」2敗で並ばれ反省 

立ち合いで阿武咲(左)と激しく衝突する大栄翔(撮影・河野匠)

<大相撲初場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館

西前頭筆頭の大栄翔(27=追手風)が、痛い2敗目を喫した。

阿武咲に当たり勝ちながら、押し込んだ土俵際で突き落とされた。9勝2敗。自己最速となる11日目での2桁白星到達はならなかった。

敗れはしたものの、相撲内容では大栄翔が上回っていた。「立ち合い良かったけどあそこ(土俵際)で見ていかないとだめ」と反省しつつ「立ち合いはこういう立ち合いをすればいい。土俵際で細かい部分を修正できればいい」と前向きに話した。

優勝争いの先頭を走る緊張感について、心境の変化は「全くないことはない」と本音を吐露した。結びで大関正代が2敗を守り、トップを並走。「でも1日一番なので。あまり考えていない」と話した。

阿武咲(右)に突き落とされる大栄翔(撮影・河野匠)
阿武咲(右)に突き落とされる大栄翔(撮影・河野匠)

関連するニュースを読む

正代ホッ?物言い2度の末2敗守る/11日目写真特集

<大相撲初場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館

大関朝乃山が隆の勝を下して、かど番を脱出した。右四つでつかまえきれなかったが、最後は圧力で上回りはたき込みで退けた。自身初のかど番を乗り越えた26歳は先頭を1差で追い、逆転優勝を見据える。

西前頭筆頭の大栄翔は、初優勝に向けて痛い2敗目を喫した。阿武咲に当たり勝ちながら、土俵際で突き落とされた。自己最速となる11日目での2桁白星を逃した。

大関正代は2度の物言いの末、2敗を守って先頭の大栄翔に並んだ。最初の一番では土俵際の攻防で、軍配は隠岐の海に上がったが、物言いがつき、協議の結果、取り直しに。取り直しの一番では、左四つから寄り倒された。軍配は隠岐の海に上がったが、またしても物言いがつき、協議の結果、隠岐の海の足が早く出ていた。隠岐の海の勇み足で、正代が9勝目。2日連続で取り直しの一番を制した。前日10日目にかど番を脱出した勢いで、昨年秋場所以来2度目の優勝を目指して残り4日間に臨む。

11日目の熱戦を写真で振り返ります。

【幕内】

大相撲初場所11日目 幕内土俵入り(撮影・江口和貴)

天空海寄り切り佐田の海

天空海(手前左)は寄り切りで佐田の海を破る(撮影・小沢裕)

明瀬山寄り切り琴恵光

明瀬山(後方)は琴恵光に寄り切られる(撮影・河野匠)

豊 山押し出し碧 山

豊山(左)は碧山を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

豊山 頭を押さえつけられながら引かれることだけを警戒した。昨年の3月場所から勝ち越しが遠ざかっている。年初めから(部屋の)みんながいい成績を出している。自分もしっかりとついていきたいと思います。

志摩ノ海上手出し投げ琴ノ若

志摩ノ海(下)を上手出し投げで破る琴ノ若(撮影・江口和貴)

琴ノ若 止まっても自分が苦しくなるんで、引っ張り込んでしまったが、体が動いた。(勝ち越し王手)星のことは考えず、明日からまた頑張っていきたい。

逸ノ城寄り切り妙義龍

志逸ノ城(右)を寄り切りで破る妙義龍(撮影・江口和貴)

妙義龍 立ち合い、踏み込みでドンと当たれたんで。(その後の流れで)腕も足も出た感じですね。

豊昇龍突き落とし霧馬山

霧馬山(左)を突き落とす豊昇龍(撮影・河野匠)

豊昇龍 今は一番一番を大事にしている。(初日から5連敗から6連勝し)この調子で最後まで頑張りたいと思います。

徳勝龍肩透かし翠富士

翠富士(右)は徳勝龍を肩すかしで破る(撮影・小沢裕)

徳勝龍(右)を肩すかしで破る翠富士(撮影・河野匠)

翠富士 (得意の肩すかしが)きれいに決まったッスね。狙ってはいなかったですけど。3連敗で落ち込んでいたんで、すごいうれしいです。

竜 電足取り照 強

竜電(右)を足取りで破る照強(撮影・河野匠)

琴勝峰押し倒し翔 猿

琴勝峰(右)を押し倒しで破る翔猿(撮影・河野匠)

翔猿 引かずに我慢できました。前に出てよかったと思います。ここから集中して頑張ります。

宝富士押し出し明 生

明生(右)は宝富士を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

明生 目的を、自分で作戦を立ててそれをやれていると思う。今日は下からおっつけて前に出ようという意識でやりました。(相四つの相手に組み合わず)自分の方が小さいので、良かったです。集中してやっていたので良かった。

阿武咲突き落とし大栄翔

立ち合いで阿武咲(左)と激しく衝突する大栄翔(撮影・河野匠)

阿武咲(右)に突き落とされる大栄翔(撮影・河野匠)

阿武咲(右)に突き落とされる大栄翔(撮影・河野匠)

阿武咲(左)に突き落としで敗れた大栄翔(撮影・江口和貴)

阿武咲 立ち合い起こされたけど、落ち着いて次につなげることができた。(土俵際に押し込まれた時は)やばいと思ったけど、逆らうと体が動かないと思った。流れに逆らわずに足がついた所で勝負しようと思った。

大栄翔 立ち合い良かったけどあそこ(土俵際)で見ていかないとだめだった。(緊張感による心境の変化は)まったくないことはないけど、1日一番。あまり考えていない。土俵際で細かい部分を修正できればいい。

北勝富士押し出し

輝(右)を押し出しで破る北勝富士(撮影・江口和貴)

栃ノ心押し出し御嶽海

栃ノ心(右)を押し出す御嶽海(撮影・河野匠)

御嶽海 (相手の栃ノ心は)力強いし、まわし取られたらやっかい。自分から動いて反応できた。(調子は)悪くはないと思うので残り4番気を引き締めて頑張りたい。

高 安引き落とし遠 藤

遠藤(左)をはたき込みで破る高安(撮影・江口和貴)

照ノ富士押し出し玉 鷲

玉鷲(右)を押し出しで破る照ノ富士(撮影・江口和貴)

玉鷲(手前)を押し出す照ノ富士(撮影・河野匠)

朝乃山はたき込み隆の勝

隆の勝(手前)をはたき込む朝乃山(撮影・河野匠)

隆の勝(左)をはたき込みで破る朝乃山(撮影・小沢裕)

隠岐の海勇み足正 代

正代(右)と隠岐の海の一番は軍配が隠岐の海に上がるも物言いがつき取り直しとなる(撮影・小沢裕)

正代と隠岐の海の一番は軍配が隠岐の海に上がるも物言いがつき協議する審判団(撮影・小沢裕)

隠岐の海(左)の勇み足で2敗を守った正代(撮影・江口和貴)

正代(後方)は取り直し後の審判団の協議を土俵下で待つ(撮影・河野匠)

審判団の協議の結果、隠岐の海の勇み足での勝ちとなり、思わず天を仰ぐ正代(撮影・河野匠)

協議の結果、隠岐の海の勇み足での勝ちとなり、懸賞金を受け取る正代(撮影・河野匠)

関連するニュースを読む

大栄翔痛い2敗目、2度物言いの末勝った正代が並ぶ

隠岐の海(左)の勇み足で2敗を守った正代(撮影・江口和貴)

<大相撲初場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館

大関朝乃山が隆の勝を下して、かど番を脱出した。右四つでつかまえきれなかったが、最後は圧力で上回りはたき込みで退けた。自身初のかど番を乗り越えた26歳は先頭を1差で追い、逆転優勝を見据える。

西前頭筆頭の大栄翔は、初優勝に向けて痛い2敗目を喫した。阿武咲に当たり勝ちながら、土俵際で突き落とされた。自己最速となる11日目での2桁白星を逃した。

大関正代は2度の物言いの末、2敗を守って先頭の大栄翔に並んだ。最初の一番では土俵際の攻防で、軍配は隠岐の海に上がったが、物言いがつき、協議の結果、取り直しに。取り直しの一番では、左四つから寄り倒された。軍配は隠岐の海に上がったが、またしても物言いがつき、協議の結果、隠岐の海の足が早く出ていた。隠岐の海の勇み足で、正代が9勝目。2日連続で取り直しの一番を制した。前日10日目にかど番を脱出した勢いで、昨年秋場所以来2度目の優勝を目指して残り4日間に臨む。

3敗の平幕2人は明暗が分かれた。明生が宝富士を押し出して勝ち越しを決めた。逸ノ城は妙義龍に敗れて4敗目を喫し、優勝戦線から後退した。

優勝争いはトップが2敗の正代、大栄翔で、3敗の朝乃山、明生が1差で追う。

今場所を大関とりの足固めにしたい関脇照ノ富士は、玉鷲を押し出して7勝4敗とした。

協議の結果、隠岐の海の勇み足での勝ちとなり、懸賞金を受け取る正代(撮影・河野匠)

関連するニュースを読む

2・21全日本新人王決勝は後楽園ホール無観客開催

後楽園ホール(2020年7月16日代表撮影)

東日本ボクシング協会の理事会が20日に開かれ、パンチアウトボクシングジムの赤城武幸会長から名義変更した染谷敬喜会長の入会、1日付でのシャイアン大嶋ファイトクラブの休会とイマオカボクシングジムの退会が承認された。

2月21日の東京・後楽園ホールでの全日本新人王決勝は、無観客開催となることが報告された。

関連するニュースを読む

貴景勝所属の常盤山部屋が移転、先代親方自宅から

常盤山親方(右=元小結隆三杉)と、先代常盤山親方の千賀ノ浦親方(元関脇舛田山)

大相撲の大関貴景勝らが所属する常盤山部屋が2月中旬に東京・台東区橋場から板橋区前野町に移転することが20日、関係者の話で分かった。台東区橋場の部屋は先代常盤山親方の千賀ノ浦親方(元関脇舛田山)の自宅。同親方は4月に再雇用制度の任期が終わるため、4月末までに拠点を移すように取り決めていた。3月の春場所が大阪開催の予定のため、大阪に移動する前に引っ越し作業を済ませる。

新しい部屋は3階建てで3階に常盤山親方(元小結隆三杉)夫妻、2階は若い衆が住む大部屋、1階が稽古場となる。地下1階は物置として使用する予定。今場所後に土俵づくりを進める。初場所を10日目から途中休場した貴景勝は、かど番脱出に向けて新たな環境で再起を期す。

関連するニュースを読む

ONE電撃参戦川原波輝「完全決着で終わります」

22日にシンガポールで開催されるONE大会に電撃参戦する川原波輝(C)ONE Championship

アジアで展開される総合格闘技イベントのONEチャンピオンシップと契約を結んだDEEPストロー級王者川原波輝(31)が22日、シンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE UNBREAKABLE大会でアジアデビューする。フィリピンの超新星と言われるリト・アディワンと同級ワンマッチで対戦する川原は20日までにシンガポールでメディア対応した。

当初、アディワンと対戦予定だったハシガトゥ(中国)が新型コロナウイルス感染拡大の影響で渡航制限となり、代役として白羽の矢が立った。大会9日前という突然のオファーを受けた川原だが「世界王者への道のりが開けそうだと感じたから、オファーを受けました。準備をしてきたので、誰が来ようが」と涼しい顔。

爆発的なパワーを誇るアディワンとの激突に向け「とても良いファイターだと思います。良いファイターなのですごく楽しみ」と前置きした上で「絶対に倒します。もちろん、向こうもKOか一本を狙っていると思うし、この試合は第1試合目にして完全決着で終わります」とONEデビュー戦を鮮やかに飾る意気込みを示した。

ONEストロー級のランキングにも入るアディワンを下せば、ONE同級王者ジョシュ・パシオ(フィリピン)への挑戦権も近づく。川原は「自分は日本一のファイターだと思っているので、ぶっ倒して(ランキングに)入って、一気にチャンピオンになるつもり」とONEの頂点を見据えて出陣する。

ONEのオブジェ前で座禅を組む総合格闘家の川原波輝(C)ONE Championship

関連するニュースを読む

貴健斗が新十両昇進に前進「集中して気を抜かずに」

一山本(右)を引き落としで破る貴健斗(撮影・江口和貴)

<大相撲初場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館

西幕下筆頭貴健斗(24=常盤山)が、新十両昇進に前進した。

6番相撲で関取経験者の西幕下3枚目一山本を下し、4勝2敗として勝ち越しを決めた。立ち合いから威力のある突っ張りで相手を後退させた。最後は引き落とし。取組後は呼吸を整えながら「いつも通りの自分の相撲を取れた」と振り返った。

アマチュア時代は高校相撲の強豪校、鳥取城北高で3年時は主将として活躍。旧貴乃花部屋に入門して14年初場所で初土俵を踏んだ。長く幕下に定着していたが、自己最高位の西幕下筆頭で勝ち越し。入門から約7年。関取の座に大きく近づいたが「まだあと一番あるので集中して、気を抜かずにいきたい」と平常心を保つ。

大関貴景勝の付け人を務め、精神面で助言をもらうことも多い。「(貴景勝に)しっかり教えてもらったことをできるようにやっている」。大関は10日目から途中休場したが、自身の活躍で部屋に明るい話題を届ける。

一山本(右)を引き落としで破った貴健斗(撮影・江口和貴)

関連するニュースを読む

宇良2場所連続勝ち越し王手、三役経験の松鳳山破る

松鳳山(右)を寄り切りで破る宇良(撮影・江口和貴)

<大相撲初場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館

“業師”として人気の東十両10枚目宇良(28=木瀬)が、関取復帰から2場所連続の勝ち越しに王手をかけた。

三役経験者の東十両4枚目松鳳山と、幕内だった17年夏場所以来2度目の顔合わせ。潜り込むように左を差して、引いたところを迷わずに出て寄り切った。松鳳山との4年ぶりの対戦に「対戦するのも怖いところがあったけど、勝つことができて良かった」と喜びを語った。

初日から4連勝するなど順調な滑り出しだったが、9日目から今場所2度目の連敗を喫するなど苦しんでいた。「白星取っていかないと気分が落ち込むので良かったです」と安堵(あんど)の表情。残り4日間に向けて「(大事なのは)一番一番集中すること。勝ち越したいですね」と意気込んだ。

松鳳山(右)を寄り切りで破る宇良(撮影・江口和貴)

関連するニュースを読む

ジンクスなんの!将豊竜「弓取り出世」新十両王手

朝興貴(右)を押し出しで破る将豊竜(撮影・江口和貴)

<大相撲初場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館

弓取りを務める西幕下8枚目の将豊竜(24=時津風)が朝興貴を押し出して6連勝。幕下15枚目内で7戦全勝は内規で十両昇進となるため、新十両に王手をかけた。

身長170センチで体重110キロ台の小柄な体を土俵上で目いっぱい躍動させた。「今場所は立ち合いの圧が伝わっている。押されて怖いところもあったが、立ち合いから攻めることができた」と会心の相撲を振り返った。

自己最高位で6連勝。一気に関取の夢に王手をかけ、「緊張感しかない。昨日も1日中、考えすぎてましたが、場所に来てまわしを着けたら何ともない。そこまでがきついです」。

秋田県横手市出身。19年の春巡業から弓取りを務める。角界には「弓取り式をやる力士は出世しない」というジンクスもある。大きな希望と重圧がかかる最後の7番相撲へ、「意識しないのは無理かもしれないが、自分の相撲を取りきるだけです」と気合を入れた。

朝興貴(左)を攻める将豊竜(撮影・河野匠)

関連するニュースを読む

感染の九重親方が入院 症状重い力士4人も19日に

九重親方(元千代大海)(2020年9月15日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が20日、新型コロナウイルスに感染した九重親方(元大関千代大海)が入院したことを明かした。同親方が師匠を務める九重部屋では、初場所直前のPCR検査で平幕の千代翔馬、十両千代鳳ら力士4人の感染が判明。師匠や力士は初場所全休の措置となっていた。

その後、同部屋所属の協会員に体調不良者が出たため、18日にPCR検査を実施したところ、19日までに新たに自身を含む計10人の感染が判明。症状の重い力士4人が19日に入院していた。

関連するニュースを読む