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正代「成績響いたと言われるのはしゃく」親方交代で

師匠が交代して新体制となった部屋で稽古を行う正代(代表撮影)

大相撲の大関正代(29=時津風)が25日、新体制となった部屋を活気づける決意を示した。

初場所中にマージャン店に出入りするなど、日本相撲協会作成の新型コロナウイルス感染対策ガイドラインに違反した前師匠(元前頭時津海)が22日に退職。この日、都内の部屋で稽古を行った正代は、新時津風親方(元前頭土佐豊)が部屋を継承後、初めて取材に応じ「今のところまだ分からないけど、特別な感じはない。落ち着いて対応できたらいい」と淡々と意気込んだ。

新師匠はまわしを締めて泥着を羽織り指導にあたっている。東農大の先輩でもある新時津風親方は、前師匠と同じく弟子たちの自主性を重んじている。「そこは前師匠と変わらない。自分は自分なりに考えてやっていけたら」と正代。部屋が新体制となって初めて迎える春場所(3月14日初日、東京・両国国技館)に向けて「親方が変わったから成績に響いたとか言われるのはしゃくなので、言われないように頑張らないといけないですね」と力を込めた。

この日は弟弟子で平幕の豊山と三番稽古を行い、8勝1敗。番数は徐々に増やしていくつもりで、昨年11月場所で負傷した左足首については「痛みはない。けがをしたんだなという不安、ちょっとした意識はあるけど」と説明した。

師匠が交代して新体制となった部屋で稽古を行う正代(左)(代表撮影)

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WWE王者ラシュリー防衛成功 1年ぶり有観客で挑戦者を絞め落とす

詰め掛けた2万5000人以上の歓声に包まれ、MVP(右)とともに王座防衛をアピールしたWWEヘビー級王者ラシュリー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:レッスルマニア37大会第1日>◇10日(日本時間11日)◇米フロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアム

オールマイティ(全能)と呼ばれるWWEヘビー級王者ボビー・ラシュリーが挑戦者となる前王者ドリュー・マッキンタイアを返り討ちし、王座防衛に成功した。

第1試合で防衛戦が組まれたラシュリーは2万5000人以上が集結したファンの高揚感に包まれながら躍動。約1年1カ月ぶりとなるWWE有観客試合で、必殺のハートロックで絞め、失神によるレフェリーストップ勝利を挙げた。

ラシュリーがショルダー・タックルでマッキンタイアを防護壁にたたきつければ、負けじとマッキンタイアも腕ひしぎ逆十字固めやネックブリーカーで反撃する熱い展開。すぐに王者はスパインバスターから得意のハートロックを狙ったものの、これは回避された。挑戦者のアラバマスラムやフューチャーショックDDT3連打、さらにトペ・コンヒーロまで浴びた王者だが、見た目通り、そのスタミナは無尽蔵だった。

マッキンタイアのキムラロック(腕がらみ)で追い詰められ、トドメのクレイモアを狙われたものの、味方セコンドのMVPの介入にとって回避。その隙に疲労蓄積で動けなくなったマッキンタイアを捕獲した。すぐに得意のハートロックで絞めあげてマッキンタイアを失神に追い込み、レフェリーストップによる勝利を収めた。

新日本プロレス時代、IWGPインターコンチネンタル初代王者だったMVPとともにベルトを掲げたラシュリーは祭典での王座防衛をアピールしていた。

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皇治が自分専用のジムオープン 昨年敗れた天心へ「仕返ししてやりたい」

TEAM ONEジムのお披露目会を行った皇治(撮影・松熊洋介)

RIZINファイターの皇治(31=TEAM ONE)が11日、都内に自身専用のジムをオープンし、マスコミに向けたお披露目会を行った。

世田谷区の同施設は約70平米の3階建てで、1階がジム、2階が筋トレルーム、3階が事務所となっており「これまで慢心的な練習しかできていなかった。マジで気合入ってます」と意欲を見せた。

昨年12月に五味隆典に敗れ「ちょっとてんぐになっていた」と改心。特に五味戦後には「一時代を築いた人なのに本当に勝ちに徹するハングリーな男だった。その気持ちを忘れていた」。引退も考えていたが「男なのでこのままでは終われない」と再スタートを誓った。拠点を関西に移すことも考えたが「東京から逃げたといわれるのが嫌で、ここからもう1回はい上がる」と関東を選択。思い立ったらすぐに行動に移すタイプの皇治は、2月から動き始め、わずか2カ月で練習に集中できる新たな環境を整えた。

格闘家が個人のジムを開くのは異例で「たぶん格闘家で初じゃないですか? ここから一花咲かせたら伝説になる。世の中のほざいているやつらを全員倒してやろうと」と意気込む。現在は朝から晩まで練習漬けの毎日。「今は一切女の子と遊んでいないので、めちゃめちゃ強いですよ」とジョーク交じりに語った。

前日には同じキックボクシングの那須川が来年3月でのボクシング転向を表明。自身も昨年9月に対戦して敗れており「若いのにいろんなことに挑戦して立派」とたたえた上で「相当殴られたから、どこかで仕返ししてやりたいと思っている」と不敵な笑みを見せた。ファンが期待する武尊との一戦にも言及。「みんなが夢見てるカードを実現してくれたらうれしいなと。そこに向けて頑張って欲しい」とエールを送った。

若い頃から「お金を稼ぎたい」一心で格闘技を続けてきた。ジム開設も「格闘家はみんな貧乏で夢を見せたいというのがあった。1人のジムを作れるようになって稼げるんだぞと」と地方で頑張る若い選手たちに向けたメッセージでもある。ビジネスにも興味を持っている皇治。「知名度を上げてナンボ」とビッグマウスで人気を集めた。スーパーや新聞配達で働いた経験もあり、今では1回の興行でチケットを3000枚売るなど“営業”にも力を入れる。現在ジムは一般客の受け入れを行っていないが、将来的に大きく展開することも視野に入れる。「大きな大会を目指して頑張る若い選手たちを推薦できるようになれば」と野望を明かした。

再起をかける次戦は5月30日、地元大阪での大会が有力。榊原CEOには「自分に文句のあるやつはたくさんいるから、みんな集めてトーナメントをやりたい」と提案したこともあるという。「誰でもかかってこい」と強気な姿勢を見せる皇治。口だけではないことをリング上で示す。【松熊洋介】

TEAM ONEジムのお披露目会を行った皇治(撮影・松熊洋介)

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グラミー受賞者のバッド・バニーWWEデビュー戦勝利 前王者との遺恨決着

ザ・ミズ(下)を殴りつけるバッド・バニー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:レッスルマニア37大会第1日>◇10日(日本時間11日)◇米フロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアム

グラミー受賞者のプエルトリコ出身アーティスト、バッド・バニー(27)がWWEデビュー戦で勝利を飾った。

友人レスラーのダミアン・プリースト(38)とタッグを組み、リング内外で遺恨が続いた前WWEヘビー級王者ザ・ミズ、ジョン・モリソン組を下し、プロレスラー初陣で白星を挙げた。

余裕をかまし、挑発的なミズに対してバニーはジャブをヒット。さらにハリケーン・ラナ、モリソンにも頭突きで攻め込んだ。しかしモリソンとの連係技を仕掛けたミズに裸絞めで苦しめられた。モリソンにも解説席にたたきつけられ、ピンチに陥った。何とかプリーストの躍動で逃れ、2人同時のファルコンアローで反撃。さらにプリーストがトペ・スイシーダ、バニーもコーナートップからのボディープレスを2人に成功させた。白熱の攻防からバニーがプリーストに担がれたミズに向け、ボディープレスを成功させて3カウントを奪った。これでミズ、モリソンとの遺恨に決着をつけた形となった。

場外にいたザ・ミズ(右下)、モリソン(左下)にボディープレスを放ったバッド・バニー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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AJスタイルズがタッグ王座奪取「ビッグな勝利」巨人用心棒オモスが圧倒

オモス(下)に肩車されながらロウタッグ王座ベルトを誇示するAJスタイルズ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:レッスルマニア37大会第1日>◇10日(日本時間11日)◇米フロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアム

AJスタイルズ(43)がリングデビューを果たした巨人用心棒とのタッグでロウタッグ王座を獲得した。抜群の連係技を誇る同タッグ王者ニュー・デイ(コフィ・キングストン、エグゼビア・ウッズ組)を撃破した。

これまでAJスタイルズの用心棒として会場に現れていた身長221センチのオモスとのコンビネーションを寸断され、王者組の心理戦や連係攻撃でリズムをつかめずに苦戦を強いられた。しかし、AJスタイルズは屈しなかった。キングストンの顔面を蹴り上げ、なんとか交代すると、オモスは怪力を最大限に発揮。ショルダータックルやバックブリーカーを決めて王者組を圧倒した。

さらにオモスの肩に飛び乗ったAJスタイルズが得意のフェノメナル・フォアアーム弾でウッズを片づけると、オモスが豪快なスパインバスターでキングストンを沈め、3カウントを奪取した。AJスタイルズはSNSを通じ「ビッグな夢、ビッグな勝利」と投稿。ビッグなオモスに肩車されながら、王座ベルト2本を掲げ、王座戴冠をアピールしていた。

オモス(左端)の肩から飛び上がり、フェノメナル弾をウッズ(右端)にたたき込むAJスタイルズ(左から2番目)(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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女子RRを制したビアンカ・ブレア王座初奪取 レッスルマニアメインを飾る

結んだ長い髪を王者サーシャ・バンクス(右端)に引っ張られたビアンカ・ブレア(左端)(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:レッスルマニア37大会第1日>◇10日(日本時間11日)◇米フロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアム

今年1月の女子ロイヤルランブル(RR)戦を制したビアンカ・ブレア(32)が勢いそのままにスマックダウン女子王座の初奪取に成功した。

女子RR戦を制して得た王座挑戦権で自ら指名した同王者サーシャ・バンクス(29)を必殺技キス・オブ・デス(KOD)で撃破。祭典のメインイベントで新王者となった。

バンクスの豪快なトペ・スイシーダに対し、ブレアは細身に似合わない怪力を生かし、そのまま捕獲して放り投げた。さらにランニング・ダブルニーを防護壁に誤爆したバンクスにバーティカル・スープレックスやスタンディング式シューティングスターから450度スプラッシュを放ったが、ヒザの剣山で迎撃されてダメージを負った。

逆に王者のトルネードDDTやフロッグスプラッシュ、得意のバンク・ステートメントで絞められた。何とかロープ回避すると、バンクスの攻撃がターンバックルに誤爆したチャンスを逃さなかった。450度スプラッシュから、引っ張られた自らの髪の毛を逆に生かしてムチ攻撃。最後はバンクスを担ぎあげ、KODを決めてフォール勝ちした。家族も観戦する中、メイン戦で王座初戴冠という偉業を成し遂げた。

試合後、自らのSNSを通じ「やったよ! スマックダウン女子王者だ」と喜びをつづったブレアは16年5月にWWEと契約。同年9月、NXTデビュー。女子トーナメントのメイ・ヤングクラシック2回戦ではカイリ・セイン(宝城カイリ)とも対戦した。今年1月には30人出場時差式バトルロイヤルとなる女子ロイヤルランブル戦で、最後にリア・リプリーを排除して初制覇していた。

王者サーシャ・バンクス(右下)を下し、スマックダウン女子王座を初戴冠したビアンカ・ブレア(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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ハルク・ホーガン「歴史を築くぞ!」嵐のレッスルマニア開会宣言

レッスルマニア37大会のオープニングに登場したハルク・ホーガン(右)とタイタス・オニール(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:レッスルマニア37大会第1日>◇10日(日本時間11日)◇米フロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアム

強い雨と強風で大会スタートが大幅に遅れた年間最大の祭典レッスルマニアは、「超人」ハルク・ホーガン(67)による嵐の開会宣言で幕を開けた。

フロリダ州出身のタイタス・オニール(43)ともに第1試合前にMCとして登場。悪天候が収まらない中で「今夜、歴史を築くぞ! 明日夜も歴史を築くんだ!!」などと絶叫。昨年3月上旬のロウ大会以来、約1年ぶりの有観客となったスタジアムは大きな歓声に包まれた。

WWEは第1日となった10日の入場観客数を2万5675人、チケットはソールドアウトと発表した。オープニングで登場したWWEのビンス・マクマホン会長は「もっとも大切なのはファンのみなさんです。パンデミックの中で来場していただいたこと、WWEファミリーを代表し、御礼申し上げます。レッスルマニアへ、ようこそ」と感謝の言葉を口にした。

当初は7万5000枚のチケット販売を計画していたものの、新型コロナウイルス感染拡大が続くこともあり、NFLスーパーボウルの観客数を参考に2万5000人前後に決めたとみられる。WWEは「地域の健康ガイドラインに沿い、レッスルマニアでは限られた人数のチケットが販売された。観客は社会的距離を保ち、座っていた」との声明も発表。追加の安全対策としてスタジアム入場前に健康診断と体温チェック、マスク着用義務、モバイルチケット、会場全体の消毒強化も強調していた。

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Sバンタム級の下町「怖かった」相手見つからず2階級上と対戦もTKO快勝

2階級上の相手の3回TKO勝ちした下町(撮影・実藤健一)

<プロボクシング:ノンタイトル戦>◇11日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場◇スーパーフェザー級8回戦

日本スーパーバンタム級9位の下町俊貴(24=グリーンツダ)が、2階級上の一戦でサンダー照屋を3回2分35秒TKOで下した。ジムの本石会長は試合後、「日本王者に挑戦状を出します」と、日本スーパーバンタム級王者古橋岳也(川崎新田)への挑戦を表明した。

同じ階級で対戦相手が見つからず、窮余の策で組まれた今カード。2階級上の相手に下町は「怖かったです、ずっと」。しかし、最初から主導権を握り、最後はきっちり仕留めた。その内容を本石会長も「成長した」と評価した。

控えめな性格で、今回のメイン抜てきも本人の自覚を促す狙いもあったという。下町は「初メインでうまいこと終わってくれてよかった。ベルトはとりたいがまだ日本人のトップレベルにあるとは思っていない。気持ちを切り替えていきたい」と語った。【実藤健一】

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前田稔輝人生初ダウンも7連勝「今日みたいな試合じゃ日本王者に勝てない」

人生初のダウンを食らいながら無傷の連勝を7に伸ばした前田は苦笑い(撮影・実藤健一)

<プロボクシング:ノンタイトル戦>◇11日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場◇フェザー級8回戦

19年度の同級全日本新人王・前田稔輝(じんき、25=グリーンツダ)が、人生初のダウンを食らいながら、判定で無傷の連勝を7に伸ばした。

前田は「人生初です。いい経験をさせてもらった」と苦笑い。その場面が4回だった。人生初のダウン。「効いたが、その後は落ち着いて対処することができた」。試合を支配することはでき、判定は3-5ポイントの3-0で完勝した。

大商大2年時に日本拳法で日本一になり、ボクシングの世界に飛び込んだ。「バリエーションが少ない」と反省したように、いまだ日本拳法のスタイルから抜け出せず、キャリアを重ねながらさまざまな局面への対応を学んでいる。

戦績を7勝(3KO)無敗としたが現状、日本同級17位。目指すタイトルへ、よりキャリアを積むことが求められる。「今日みたいな試合じゃ、日本王者には勝てない。もっとキャリアを積んでいきたい」と前向きに語った。【実藤健一】

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28歳誕生日の井上尚弥、米プロモート社から祝福「21年初戦が間近に」

契約を結ぶ米プロモート大手トップランク社のSNSで28歳のバースデービジュアルを投稿された井上尚弥(トップランク社のツイッターより)

ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(大橋)が28歳の誕生日を迎えた10日(日本時間11日)、契約を結ぶ米プロモート大手トップランク社から特別ビジュアル祝福された。

「世界3階級制覇」「20勝(17KO)」などの記録とともに井上の気合の入った表情を中央に据えたビジュアルを投稿。「モンスター、誕生日おめでとう。パウンド・フォー・パウンド(階級超越の王者)の1人、21年初戦が間近に迫っている」とのコメントも添えられた。

井上は6月19日、米ラスベガスでIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)との防衛戦に臨むことに合意済みではあるものの、トップランク社から次期防衛戦の正式発表はされていない。

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ボクシング転向の那須川天心 「いつでもやる」武尊との対戦はどうなる

「炎の体育会TV SP」に出演し、ボクシング転向を表明した那須川天心(TBSテレビ提供)

RISE世界フェザー級王者の那須川天心(22=TARGET/Cygames)が、来年3月でキックボクシングを引退し、ボクシングに転向することを正式に発表した。10日、TBS系列の「炎の体育会TV」に出演し、番組内で22年中のデビューを目指すことを明かした。引退まで最大で4試合を予定しており、来年3月のRISE大会が最後となる。

<那須川天心と武尊>

15年11月、K-1会場で試合後の武尊に那須川が対戦要求。武尊も「いつでもやる」と承諾したが、RISEとK-1で所属が違うことなどで、行われなかった。その後、この話は消えかけたが、昨年大みそかのRIZINで武尊が那須川の試合を、3月28日RISEでは那須川が武尊の試合を観戦に訪れ、実現に向け動きだした。7月に30歳を迎える武尊。実現できなければ引退をほのめかすほどの覚悟を見せており、RISE、K-1、RIZINの3団体が年内開催に向けて話し合いを続けている。

21年3月、タイトル防衛に成功した武尊

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5階級王者メイウェザー&亀田興毅/那須川のボクシングルールでの主な試合

18年12月、エキシビションマッチでメイウェザー(右)のパンチを食らいダウンする那須川天心

RISE世界フェザー級王者の那須川天心(22=TARGET/Cygames)が、来年3月でキックボクシングを引退し、ボクシングに転向することを正式に発表した。10日、TBS系列の「炎の体育会TV」に出演し、番組内で22年中のデビューを目指すことを明かした。引退まで最大で4試合を予定しており、来年3月のRISE大会が最後となる。

<那須川のボクシングルールでの主な試合>

18年12月のRIZINでボクシング5階級王者・メイウェザーとスペシャルマッチを戦い、初のダウンを奪われるなど、1回2分19秒でTKO負け、非公式ながら初黒星を喫した。19年6月には元世界王者の亀田興毅とスペシャルマッチ。ボディーブローや左ストレートなどをヒットさせ、KOこそ奪えなかったが、元プロボクサーと互角に打ち合った。

フェデリコ・ローマ(左)にローキックを浴びせる那須川天心(19年3月10日撮影)

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井上尚弥28歳誕生日に数多くの祝福「この先のキャリアも期待して下さい」

19年11月、ドネア(右)を左ジャブで攻める井上尚

ボクシングWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥が10日、28歳のバースデーを迎えた。

ファンからSNSなどで数多くの祝福メッセージが届いたことを受け、井上尚弥・拓真マネジャーによる祝福ツイートをリツリートする形で「皆さんの応援なしではたどり付けなかった舞台です。本当にありがとうざいます!!この先のキャリアも期待して下さい!!」と投稿した。

井上は7年前に世界王座初奪取(WBC世界ライトフライ級王座)した記念日となる4月6日、所属ジムで取材に応じた。「終わりに近づいているのは間違いない。キャリア後半に入っていることを考え、自分の体と向き合わないといけない」と28歳になる抱負を口にした上で、29歳までの1年間で3試合消化とバンタム級で4団体統一を目指すという目標を掲げていた。

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那須川天心はスピードがあり、強烈な左カウンターが素晴らしい/大橋秀行

皇治(左)にパンチを浴びせる那須川(2020年9月27日撮影)

私は以前から那須川選手のボクシング技術を評価してきた。3年前には、75年にプロ3戦目で世界王座を獲得したムエタイ出身のサンセク・ムアンスリン(タイ)の記録に並ぶのは、日本人で彼しかいないと感じていた。そして、あれからも順調に成長している。技術的にはスピードがあり、強烈な左カウンターを持っている。この2点が特に素晴らしい。キックボクシングにもボクシングにも通じるパンチ感覚を持っていると言っていい。

22年のうちにプロデビュー戦を計画しているそうだが、村田諒太選手のプロ初戦のように、日本王者と対戦してもいいのではないかというレベルにある。若いし、これから伸びしろも十分。ボクシングの階級で言えばバンタム級、スーパーバンタム級あたりだろう。世界を狙える階級であることも魅力だ。(元WBA、WBC世界ミニマム級王者、大橋ジム会長)

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那須川の右ジャブ世界ランカークラス 帝拳ジム元トレーナー葛西裕一氏分析

那須川(左)葛西裕一氏(2018年2月17日撮影)

那須川天心にボクシング技術を指導している東京・用賀のジム「グローブス」代表で帝拳ジムの元トレーナー、葛西裕一氏(51)は、既に那須川の右ジャブが世界ランカークラスに到達していると強調した。月2回のペースで那須川にパンチ技術を教えている同氏は「技術は日本王者と普通に戦えるレベル」と前置きした上で「サウスポースタイルから天才的な右ジャブを打っている。あれは世界ランカーレベルのタイミングですよ」と断言。また勝負勘の良さ、天性の勝負運の強さにも舌を巻いている。

97年から20年間、帝拳ジムでトレーナーを務めた葛西氏は、西岡利晃ら計4人の世界王者を育てた。那須川が中学3年時、同ジムに出稽古に訪れ、当時のWBC世界ライトフライ級王者木村悠とスパーリングしていたエピソードも披露。「階級は(那須川の体格が大きく)違うが、当時の世界王者木村と互角にやっていた」とも明かしていた。

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井上尚弥にルイス・ネリら 那須川天心ボクシング転向で挑みそうな階級王者

「炎の体育会TV SP」に出演し、ボクシング転向を表明した那須川天心(TBSテレビ提供)

立ち技打撃格闘技RISEの世界フェザー級王者の那須川天心(22=TARGET/Cygames)が、来年中にボクシングデビューを目指す。

10日、TBS系列の「炎の体育会TV」に出演。番組内で来年3月のRISE大会を最後にキックボクシングを引退し、ボクシングに転向することを正式に発表した。

◆那須川が挑みそうな階級の世界王者 スーパーバンタム級(55・3キロ以下)ではWBAスーパー・IBF王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が筆頭。今月3日にIBF暫定王者岩佐亮佑(セレス)を統一戦で下した。WBC王者にはバンタム級時代、山中慎介との世界戦で体重超過したルイス・ネリ(メキシコ)がいる。1階級上のフェザー級(57・1キロ以下)は世界4階級制覇王者でWBA世界フェザー級王者のレオ・サンタクルス(メキシコ)が人気選手。バンタム級(53・5キロ以下)にはWBAスーパー・IBF王者井上尚弥(大橋)がいる。

流血しながらノニト・ドネア(右)を攻める井上尚弥(2019年11月7日撮影)
ルイス・ネリ(18年3月撮影)

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那須川天心が来年中にボクシングデビューへ 期待される武尊戦へも意欲

「炎の体育会TV SP」に出演し、ボクシング転向を表明した那須川天心(TBSテレビ提供)

RISE世界フェザー級王者の那須川天心(22=TARGET/Cygames)が、来年3月でキックボクシングを引退し、ボクシングに転向することを正式に発表した。10日、TBS系列の「炎の体育会TV」に出演し、番組内で22年中のデビューを目指すことを明かした。引退まで最大で4試合を予定しており、来年3月のRISE大会が最後となる。

弟の龍心とともに、ゲスト出演した那須川は、番組の最後に「やり切った。蹴りを捨てて、拳だけで勝負する」と語った。以前から転向をほのめかしており、今年2月には「キックボクシングをある程度広めることはできた。ボクシングでも貢献したい」と話していた。さらに「次元の違う相手は現代にはいない」。相手ではなく、自分(那須川)を倒すにはどうやって戦うかを考え、試合に臨むようになった。自身のユーチューブでは、人気漫画「鬼滅の刃」に出てくる必殺技を練習するなど、アニメの世界に敵を求めるほどで、キックボクシングの世界ではもはや敵無しの状態だった。

14年にプロデビューした那須川は15年5月に史上最年少の16歳9カ月でRISEバンタム級王者に輝いた。18年12月のRIZIN14大会のエキシビションマッチでメイウェザーに敗れた以外は、公式戦では44戦無敗(32KO)で、無類の強さは「神童」と呼ばれている。ここ数年は王者として迎え撃つ立場だったが、常に向上心を持ち「ずっと王者だとつまらない。下から挑戦して、強い相手を倒したい」と転向を決意した。

19年には元世界王者の亀田興毅と対戦。経験が少ない中、左ストレートをヒットさせるなど互角に渡り合い、センスの良さを見せた。同8月には井上尚弥とも対面し「刺激的な1日」と明かしていた。今年からはボクシングジムへ通う回数を増やし、パンチの技術などを身に付けているという。

納得の試合ができるようになったことで、転向がはっきりと見えてきた。2月のRISE横浜大会では志朗に3-0判定勝ち。リベンジを狙い、襲いかかってきた相手に心理戦で勝利。那須川自身もそれまでのテレビ出演を断って作戦を練るなど、この試合に集中していた。KOとはならなかったが「(志朗は)成長させてくれる時間をくれた」と達成感を口にした。さらに「他の選手も育って欲しい。形が変わってきて、試合して終わりじゃなくて、自分を売り出すくらいの気持ちがないといけない」と格闘技界の今後についても提言した。

引退までの1年間で、熱望されているK-1王者、武尊との一戦も期待される。昨年大みそかには武尊が、今年3月28日には那須川が、お互いの試合を観戦。所属の問題などもあり、これまで口を閉ざしてきたが、ようやく自分の言葉で話すようになった。武尊からのラブコールも受け「すべてこれから。長い期間だったけど、1歩前進した。やるなら準備期間をもらってしっかり調整したい」と意欲を見せている。K-1中村プロデューサーは「現段階では日程など調整中」としているが、29歳の武尊は「試合で負けたら引退」と公言していることもあり、世紀の一戦の実現に向け、早い決定が望まれる。

RISE伊藤代表は「苦しい思いもプレッシャーもあった中、それを跳ね返して味方にしてくれた。巣立っていくのは寂しいが、気持ち良く送り出してあげたい」とエールを送る。

この日の番組では、時速100キロのボールを左ストレートで正確に捉え、ホームランにするシーンもあった。本番での強さや能力の高さをあらためて示した。残り1年。カウントダウンが始まった。那須川は「正直もう悔いはない。22年3月で卒業するが、必ずボクシング業界でも革命を起こす」と語った。無敗のままキックボクシングを卒業し、新天地で世界を見据え、挑戦者としてスタートを切る。

◆那須川天心(なすかわ・てんしん) 1998年(平10)8月18日、千葉県生まれ。5歳で極真空手を始める。小5でジュニア世界大会優勝。その後キックボクシングに転向し、14年7月、RISEバンタム級7位の有松に1回58秒KOデビュー。15年にバンタム級王座獲得。16年12月にRIZIN初参戦。18年6月には階級を上げ、初代RISE世界フェザー級王者に輝いた。昨年6月から始めたユーチューブの登録者数は65万人。矢沢永吉の大ファンで入場曲は「止まらないHA~HA」。165センチ、56・8キロ。

武尊(左)と話す那須川(2020年12月31日撮影)

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若者頭の福ノ里がコロナ陽性、現在自宅で隔離中 相撲協会発表

若者頭の福ノ里(2009年9月14日撮影)

日本相撲協会は10日、若者頭の福ノ里(59=陸奥)が新型コロナウイルスの抗原検査を受検し、陽性が判明したと発表した。同日、発熱と倦怠(けんたい)感があり、医療機関で検査を受けて明らかになった。

福ノ里は自宅で隔離中。今後、保健所の指示に従って、濃厚接触者の調査などを進めていくという。

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中学生プロレスラーの吏南が大きな1勝 シンデレラトーナメント2回戦進出

スターダム後楽園大会 シンデレラトーナメント1回戦に勝利した吏南(撮影・松熊洋介)

<スターダム:後楽園大会>◇10日◇後楽園ホール

中学生プロレスラーが大きな1勝を手にした。

20選手による「シンデレラトーナメント」が開幕。1回戦10試合が行われ、吏南(14)がAZM(18)に勝利し、2回戦進出を果たした。

巡ってきたチャンスをものにした。AZMをオーバー・ザ・トップロープで場外に落とし、勝利を決めると、跳び上がって両手で何度もガッツポーズを見せ、喜びを爆発させた。同ユニット・大江戸隊の鹿島の欠場により、急きょ出場が決定。「実力差もまだあったけど、出るからには夢に近づけるように頑張ろうと思った」と笑顔を見せた。

先に入場した吏南は相手の花道に向かって一直線。「対戦が決まってから、ずっと考えていた」と、リングに上がる前のAZMを襲撃し、場外戦を仕掛けた。試合は終始AZMペース。何度もフォールで3カウントを奪われそうになったが、何とか回避。大江戸隊のナツコ、小波らの“アシスト”もあり、エプロンで粘るAZMを強烈なドロップキックで場外に蹴り落とした。

現在14歳の中学3年生。格闘技をやっていた父に連れられ、スターダムの試合を見て興味を持った。対戦したAZMは、17年に中3でアーティスト・オブ・スターダムを巻いており、目標にしている。「自分がこれまで続けてこられたのもAZMさんがいたから。とても感謝している。自分も中学生のうちにベルトを巻きたい」。少しずつ周囲に知られてきて、今では学校の友だちも応援に来てくれることもあるという。「14歳のシンデレラになりたい」。最年少女王を目指す14歳は、力強く優勝宣言した。

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スターダムひめか、16歳羽南に完勝し2回戦進出 欠場の飯田にメッセージ

スターダム後楽園大会 シンデレラトーナメント1回戦に勝利し、疲れた表情でインタビューに応じるひめか(撮影・松熊洋介)

<スターダム後楽園大会>◇10日◇後楽園ホール

20選手による「シンデレラトーナメント」が開幕し、1回戦10試合が行われた。開幕試合ではひめか(23)が羽南(16)に完勝し、2回戦に進出した。

対戦相手の飯田がケガのため、急きょ欠場した。「ユニットは違うけど尊敬する選手。ベルトも持っているし、強敵。復帰したらシングルで戦いたい」と飯田にはメッセージを送った。

16歳の羽南に負けるわけにはいかなかった。172センチ、68キロのひめかは「体が大きい分スキを突かれやすいので注意した」と小さな相手に対策もバッチリ。開始から重量感のある蹴りやショルダータックルで痛めつけた。途中「ゴリちゃん(飯田の愛称)待ってるよ」と飯田の得意技である連続逆水平チョップを披露。最後はJPコースターでトドメを刺した。

4日の横浜大会では同ユニット、ドンナ・デル・モンド(DDM)のジュリア・朱里組にゴッデス・オブ・スターダムのベルトを奪われた。仲間割れの心配もあったが「特に仲が悪くなるとかはない。試合が終わればノーコンテストです」と笑顔を見せた。昨年のシンデレラトーナメントではジュリアが優勝し、プロレス大賞を受賞。一気にスターダムの顔となった。ひめか自身も初参戦となる今大会で結果を残し、シングルでのレベルアップを図る。

優勝者にはシンデレラドレスがプレゼントされる。これまでパーティーや結婚式に出たことはほとんどなく「ドレスは持っていないので、優勝して着てみたい」と話す。7日の記者会見では珍しく明るい、かわいらしい衣装で登場。リング上では黒い衣装を身にまとい、険しい表情を見せるが「シンデレラということで柔らかめの服を着た。実は普段もこんな感じです」と目を細めた。愛称はジャンボプリンセス。「大きめのドレスを会社に用意してもらいます」。女王の座を勝ち取り、ドレスを手に入れる。

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王者レインズが祭典前に王座防衛宣言「お前たちの夢は俺がつぶす」

3WAY形式WWEユニバーサル王座戦に向けて意気込む3選手。左からエッジ、王者レインズ、ブライアン(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇9日(日本時間10日)◇米フロリダ州セントピーターズバーグ

WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(35)が最大の祭典での防衛成功をふてぶてしく宣言した。

10、11日(日本時間11、12日)に米フロリダ州タンパで年間最大の祭典レッスルマニア37大会が開催。第2日にダニエル・ブライアン(39)とエッジ(47)を挑戦者に迎え、3WAY形式の防衛戦を控える。

アンドレ・ザ・ジャイアント・メモリアル・バトルロイヤルを制覇したジェイ・ウーソ、スポークスマンのポール・ヘイマンとともに大会エンディングに登場したレインズは「レッスルマニアのメイン戦に出場して勝つだけだ。ブライアンは俺からタップを奪うことはできないし、エッジの復帰ストーリーはこれで終わりになる。お前たちの夢は俺がつぶして、王座ベルトを掲げた俺を全世界が認めることになる」とWWEトップに君臨し続ける自信を示した。

一方、挑戦者2人も王座奪取に強い決意を表明した。オープニングに姿をみせたブライアンは「俺のキャリアで最も大きい試合だ。レインズをタップさせて、エッジの頭を蹴り飛ばしてやる。ユニバーサル王者として祭典のリングを下りれるのか? と質問されたら、答えはイエスだ」と王座奪取を誓った。また祭典のメイン戦のためにリング復帰したエッジは「俺はふさわしいリスペクトを受けていない。ロイヤルランブルを制して復帰するまで9年かかったんだぞ。俺はパートタイマーではなくR指定のスーパースターだ。次は俺がユニバーサル王者になる」と自らのレスラー人生を懸け、王座戦に集中する姿勢をみせていた。

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