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かど番の貴景勝が初日 1日一番に全力「振り返るのは千秋楽終わってから」

豊昇龍を突き落としで破り、懸賞金の束を手に土俵から引き揚げる貴景勝。後方は拍手するデヴィ夫人(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇4日目◇15日◇東京・両国国技館

かど番の大関貴景勝(25=常盤山)に初日が出た。元横綱朝青龍のおいで東前頭筆頭の豊昇龍を突き落として1勝3敗とした。

前日の逸ノ城戦は立ち合いでもろ手突きを選択したが、この日は頭から当たった。張り差しから攻め込んでくる相手にやや押し込まれ、左下手を取られる。小手投げで振りほどいて距離が生まれると、低く当たってきた相手を左から突き落とした。この日の対策などについては「相手がどうより自分がどういう気持ちでやっていくしか考えていない。人(相手)じゃなくて自分で考えてやっています」と説明。22歳の成長株の挑戦を退けて、初日からの連敗を3で止めた。

先場所2日目に立ち合いの衝撃で首を負傷し、「頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアによる神経根症」で、3日目から途中休場した。4度目のかど番となる場所は首の状態が懸念されていたが、場所前の取材には「(首は)もう治ってるし、ケガはもう関係ない。首のケガなんて別に今に始まったことじゃない」と、万全で臨んでいることを強調していた。

成績的には苦しい3日間だったが、貴景勝は「毎日準備してやっているので、勝たなきゃいけないけど、こればっかりは仕方ないので、毎日準備することだけ考えてやっている。振り返るのは千秋楽終わってからでいいので、また明日集中してやるだけです」と強調。1日一番を全力で務める。

取組後、しっかり礼をせず土俵を降りようとする豊昇龍(左後方)は呼び止められる。右手前は貴景勝(撮影・河野匠)
豊昇龍を突き落としで破った貴景勝(右から2人目)に拍手するデヴィ夫人(左手前から2人目)(撮影・江口和貴)

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白鵬、巡業ファン対応は角界随一 少年相撲「白鵬杯」主催 慈善活動にも力

仙台巡業で土俵入りに備える白鵬

数々の大記録はもちろん、白鵬は土俵外でも相撲界への貢献に努めた。

巡業でのファン対応は角界随一。握手やサイン対応はもちろん、準備運動などをあえて観客の近くで行うなどサービス精神が旺盛だった。アマチュア相撲では、少年相撲の国際親善大会「白鵬杯」を主催した。10年の第1回大会に出場した現幕内の阿武咲ら、将来の力士が数多く参加。昨年2月に第10回大会を迎え、日本を含めた世界13カ国から小中学生1100人が集まる規模の大会に成長させた。

慈善活動にも力を入れた。東日本大震災が発生した11年には被災地の岩手・山田町、宮城・気仙沼市に力士会長として土俵を贈った。元横綱大鵬の遺志を受け継いで、日本赤十字社に献血運搬車を寄贈したこともある。19年には台風被害を受けた宮城県大崎市に、同年九州場所初日に手にした懸賞金を全額寄付した。

巡業の朝稽古後、サインを求めるファンに応じた白鵬

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長州力、アントニオ猪木氏と久々再会2ショット「人の生き方は皆それぞれ」

長州力(2020年2月22日撮影)

元プロレスラーの長州力(69)が27日、自身のツイッターでアントニオ猪木氏(78)とのツーショット写真を公開した。この日の午後、椅子に座って笑顔を見せる猪木氏の横に立っている写真をアップ。「1人の人間として胸が熱くなりました、人の生き方は皆それぞれだと。今日は本当に感謝致します! 私も、その人それぞれの中の一人ですね」と対面した時の思いをつづった。

長州は午前中にも「どうなることやら、、私も少し緊張してますね。行ってきます」と、ツイートしていた。今月14、15日の日本プロレス史70周年記念大会『LEGACY』で、プロレス殿堂入りを果たした2人が、久しぶりの再会を楽しんだようだ。

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横審が新横綱V照ノ富士高評価「日頃の心掛け実った」大関以下力士に苦言も

新横綱場所での優勝を果たした秋場所から一夜明けてオンラインでの会見に応じる照ノ富士(日本相撲協会提供)

日本相撲協会の諮問機関である横綱審議委員会(横審)の定例会合が27日、東京・両国国技館で開かれ、史上9人目の新横綱での優勝を遂げた照ノ富士(29=伊勢ケ浜)について、報道陣の代表取材に応じた横審の矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)が称賛の言葉を述べた。

白鵬が休場し、1人横綱としても重圧がかかる中での優勝に、同委員長は「新横綱として立派に土俵を務め、しかも優勝を飾った。これは日頃の心掛けが実ったものとして高く評価している」とし、今後についても「品格と強さを併せ持つ横綱として精進し、土俵の内、外を問わず多くの力士の模範になってほしい。発言にも浮ついたところもなく、横綱としての覚悟も十分にうかがえる」と大きな期待を寄せた。

昇進までの足取りについても「たいへん強い決意と深い思いを抱いて横綱になった人。序二段から戻って想像の出来ない苦労があったと思う。不屈の精神、我慢、努力、忍耐を経てきたと思う」と思いを寄せ、今後についても「心身の状態を維持して横綱として立派にやっていってほしい」と期待した。

ただ、照ノ富士の強さが際立ったことで、次の横綱や大関候補が不在の寂しい状況も指摘。「なるべく早く次の横綱が出てほしいという、願望の声が(横審委員から)出た。大関以下の役力士が本当に奮起して、横綱に肉薄してほしい」と期待はするが、ではその候補となると委員会では名前が出なかったという。平幕が活躍した秋場所を振り返り「大関以下の役力士の成績が物足りなかった。勝ち越すにしても8勝か9勝程度にとどまっている。平幕力士との力の差も、ほとんどないのではないかと感じられた。来場所の奮起を期待したい」と苦言を呈した。その他、コロナ禍で本場所が盛況に終わったことについて矢野委員長は、日本相撲協会や関係者の尽力を評価する言葉も述べた。

新横綱場所での優勝を果たした秋場所から一夜明けてオンラインでの会見に応じる照ノ富士(日本相撲協会提供)

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かち上げ、駄目押し、万歳三唱、審判批判…色々あった横綱白鵬の問題行動

19年11月、立ち合いで遠藤に右肘を入れる白鵬

大相撲で史上最多の優勝45回を誇る、第69代横綱白鵬(36=宮城野)が、7月までに現役引退の意向を固めていたことが27日、関係者の話で分かった。

近日中に引退届が受理され、日本相撲協会が正式発表する。白鵬は引退後、親方として協会に残り、後進の指導に当たる。

   ◇   ◇   ◇

白鵬は数々の記録を打ち立てて称賛を浴びた一方、幾度となく横綱としての在り方を問題視されてきた。立ち合いでの張り手やかち上げ、駄目押しなどの粗暴さが目に余ることが多く度々、横審から苦言を呈された。この日行われた横審の定例会でも矢野委員長が、張り手などについて「一般ファンにも分かりやすい説明をする必要がある」と問題提起したほどた。

直近では、名古屋場所で照ノ富士を破って優勝した際にガッツポーズなどをし、八角理事長から厳重注意を受けた。また、15年初場所後の一夜明け会見では、同場所13日目の稀勢の里戦の取り直しについて「子どもでも分かる相撲」などと審判部を批判して厳重注意を受けた。17年九州場所千秋楽では、観衆と万歳三唱を行って厳重注意を受け、19年春場所千秋楽では、観客を促して三本締めを行った問題で「けん責」の懲戒処分を受けた。

15年7月、逸ノ城(左)を寄り切りで破った後にダメ押し
大相撲名古屋場所千秋楽、白鵬は照ノ富士(手前)を小手投げで破り全勝優勝を決め歓喜の表情でガッツポーズ
17年11月、優勝インタビューでファンと一緒にバンザイする白鵬
大相撲名古屋場所9日目 横綱白鵬土俵入り(2021年7月12日撮影)

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平岡アンディKO宣言「格の違いみせる」10・19佐々木尽とタイトル戦

10月19日に日本、WBOアジアパシフィック・スーパーライト級級王座決定戦に臨む世界ランカーの平岡アンディ

ボクシングIBF世界スーパーライト級6位平岡アンディ(25=大橋)が格の違いをみせるKO勝ちで2つのベルトを奪う意気込みを示した。

10月19日にフェニックスバトル81大会(東京・後楽園ホール=日刊スポーツ新聞社後援)で日本同級ユース王者佐々木尽(20=八王子中屋)と日本、WBOアジア・パシフィック同級王座決定戦に臨む。27日は横浜市の所属ジムで調整。王座初挑戦ながら世界ランカーの自覚十分の平岡は「スッキリした内容、KOで格の違いをみせたい。ここは通過点」と気合十分だった。

7月17日に日本ユース王座の防衛戦を終えた佐々木尽(左)とグータッチを交わした平岡アンディ(大橋ジム提供)

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白鵬引退「まさか今日とは」横審委員長「土俵態度など目に余ることも」

横綱白鵬(2019年3月24日撮影)

日本相撲協会の諮問機関である横綱審議委員会(横審)の定例会合が27日、東京・両国国技館で開かれ、引退の意向を固めていることが明らかになった横綱白鵬(36=宮城野)についても話題に上がり、横審の矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)が横審の総意などを述べた。

正式な引退や年寄襲名には理事会の承認を経なければならず、同委員長は横審の席で「(八角)理事長から(白鵬)本人の(引退の)意向が正式に届けられたと認識している」と報告を受けたことを明かした。その上で「横綱在任中の実績は45回の優勝をはじめ、歴史に残るものがあったと思う」と功績を短く述べた上で「半面、相撲の取り口、審判に対する態度、土俵態度の振る舞いなどに目に余ることも多く、横審としてはその都度、反省を求めてきた」と断じた。その上で引退後、親方として後進の指導にあたる意向がと伝えられている白鵬に対し「十分に反省し相撲道の良き伝統を伝えてほしい」と求めた。立ち合いで問題視された張り手や、かち上げについては「一般ファンにも分かりやすい説明を」と協会に対し発信する必要性を要請したという。

引退決意のタイミングについては「いずれ来るだろうとは思ったが、まさか今日とは思わなかった」と横審委員の心境も代弁する形で語った。代表質問で、さらに白鵬の功績を問われた矢野委員長は「今までの横綱の実績と比べて見事な成績を収めた」と、やはり短いコメントを発した後に、苦言を続けた。「横綱というものは、もっともっと(成績以上に)大きな責任がある。自分1人が強くなるだけでなく、相撲界を引っ張っていかなければいけない立場。る、模範になる存在でなければいけないんです」。横審が抱く共通の思いを語り、さらに後進の指導で期待することについても「本来の相撲道をしっかり見つ直して、それにふさわしい力士を育ててほしい。(これまで横審が)折に触れて問題提起してきたことを、しっかり思い直して弟子に指導してくれるといい。ファンも国民は今後、本人がどんな行動を取るのか、自然と注目すると思う」と繰り返すように述べていた。

横綱審議委員会の矢野弘典委員長(2021年7月19日代表撮影)

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横綱白鵬が相撲協会に引退申し出 芝田山広報部長が明かす

名古屋場所を制し賜杯を手にする白鵬(2021年7月18日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が27日、都内で行われた横綱審議委員会(横審)の定例会に出席し、引退の意向を固めた横綱白鵬(36=宮城野)について引退の申し出があったことを明かした。

引退届などの書類については「まだ何も回ってきていない」という。日本相撲協会トップの八角理事長(元横綱北勝海)は定例会の前に、横審の委員らに白鵬から引退の申し出があったことを報告したという。

白鵬の主な記録

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「小悪魔」ブリスが故郷で屈辱黒星、人形リリーも引き裂かれ悲鳴

ロウ女子王者フレアー(後方)のバックブリーカーに苦悶の表情を浮かべるブリス(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:PPVエクストリーム・ルールズ大会>◇26日(日本時間27日)◇米オハイオ州コロンバス・ネイションワイド・アリーナ

故郷の米コロンバスに凱旋(がいせん)した「小悪魔」アレクサ・ブリス(30)が、ロウ女子王者シャーロット・フレアー(35)に屈辱の黒星を喫した。

完全ホームでロウ女子王座に挑戦したものの、ナチュラル・セレクションでマットにたたきつけられ、11分25秒、フォール負け。さらに友達の人形リリーまで引き裂かれてしまった。

体格的に劣るブリスだが、ハリケーン・ラナやドロップキックでフレアーと白熱の攻防を展開。フレアーの月面水爆、ブリスのサンセットボムからツイステッドブリスと両者の大技も飛び出した。フレアーにコーナーにいたリリーを放り投げられると動揺。王者のビッグブーツを浴びた後、ナチュラル・セレクションでマットにたたきつけられて撃沈した。

試合後、フレアーに「バカな人形」とののしられてリリーを引き裂かれたブリスは怒りに任せて襲いかかったが、解説席に投げつけられて大ダメージを負った。何とかリングに戻って引き裂かれたリリーのかけらを拾い集めると悲鳴をあげた。観衆から「ありがとう、リリー」のコールがわき起こる中、ボロボロになったリリーの残骸を抱きしめながらリングを立ち去っていた。

破壊された友達の人形リリーを抱いて悲しむブリス(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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復帰の“女ボス”バンクスが王座戦ぶち壊した 乱入&バックスタバーで襲撃

ブレア(左)をビンタで蹴散らしたバンクス(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:PPVエクストリーム・ルールズ大会>◇26日(日本時間27日)◇米オハイオ州コロンバス・ネイションワイド・アリーナ

約1カ月間、欠場していた「女ボス」サーシャ・バンクス(29)がスマックダウン女子王座戦をぶち壊した。

同王者ベッキー・リンチ(34)-挑戦者ビアンカ・ブレア(35)戦に乱入し、2人ともバックスタバーで襲撃し、優越感に浸った表情でリングを立ち去った。

終盤に挑戦者ブレアが王者リンチを強引に持ち上げ、キス・オブ・デス(KOD=変形フェイスバスター)を狙おうとしていた時だった。突如、リングに現れたバンクスが乱入。コーナーに突き飛ばしたブレアにダブル・ニー2連打を放った後、リンチ、ブレアの順番で次々とバックスタバーをたたき込んで背中に大きなダメージを与えた。

ステージに戻りながら「フライデー(金曜日)のスマックダウンで会いましょ!」と言い残し、リングを後にした。

当初、バンクスは8月22日の真夏の祭典PPVサマースラム大会(米ラスベガス)で当時のスマックダウン女子王者ブレアに挑戦すると発表されていたが、姿を見せなかった。バンクスの代わりに1年間以上産休を続けていたリンチがサプライズで登場し、ブレアに挑戦。秒殺でフォール勝ちしていた。

スマックダウン女子王座戦をぶち壊し、優越感に浸りながらステージに向かった(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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「悪魔の王」ベイラーがコーナーから落下アクシデント 王座返り咲き逃す

WWEユニバーサル王者レインズ(左)にフォールされるベイラー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:PPVエクストリーム・ルールズ大会>◇26日(日本時間27日)◇米オハイオ州コロンバス・ネイションワイド・アリーナ

「悪魔の王」が予想外の落下アクシデントで約5年ぶりのWWEユニバーサル王座返り咲きを逃した。

デーモン・キングに変身したフィン・ベイラー(40)が、メインイベントで同王者ローマン・レインズ(36)に挑戦したが、コーナートップから想定外の落下劇。王者得意のスピアーを浴び、19分38秒、片エビ固めでフォール負けした。

1発目のクー・デ・グラを成功させ、フォールを狙うと王者のいとこウーソズ(ジミー、ジェイ兄弟)に場外へと引きずり出された。何とかウーソズを蹴散らした直後、蘇生したレインズのスピアーを浴びて防護壁ごと破壊されると急に試合会場が暗転し、赤く染まった「デーモン・タイム」へ。心臓の鼓動音ととともにベイラーが復活した。

ドロップキックで場外に設置されたテーブルにたたきつけた後、リングに戻ってコーナートップから2発目のクー・デ・グラを狙った。しかし突然、コーナーのターンバックルが壊れてロープもろともマットへ落下。右ひざなどを負傷すると、レインズの強烈なスピアーを浴び、3カウントを許してしまった。16年8月以来、5年ぶりのユニバーサル王座返り咲きを狙ったデーモン仕様のベイラーだったが、不運に見舞われてあと1歩でベルトを手にできなかった。

場外戦でWWEユニバーサル王者レインズ(手前)のスピアーを浴びたベイラー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
コーナートップのバックルが壊れ、マットに落下するベイラー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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横綱白鵬7月までに引退意向を固めていた 名古屋場所前に家族らへ明かす

白鵬の主な記録

大相撲で史上最多の優勝45回を誇る、第69代横綱白鵬(36=宮城野)が、7月までに現役引退の意向を固めていたことが27日、関係者の話で分かった。近日中に引退届が受理され、日本相撲協会が正式発表する。白鵬は引退後、親方として協会に残り、後進の指導に当たる。

古傷を多く抱える白鵬は、ここ最近は休場が増え、昨年11月場所後には横綱審議委員会(横審)から引退勧告に次ぐ重さの「注意」の決議を受けた。3月に右膝を手術。7月の名古屋場所前には、家族らに同場所を最後に引退すると明かしていたという。

そして、同場所で全勝優勝。引退に花を添え、場所前に決心した通りに引退することを決めたが、日本相撲協会から「全勝優勝したのにそれはないだろう」などと待ったがかかったという。

26日に幕を閉じた秋場所は、同場所前に部屋の力士らが新型コロナウイルスに感染した影響で全休の措置が取られた。思わぬ休場は古傷の右膝などの治療に充てる期間となり、1度は11月の九州場所出場を目標にしていた、しかし、思うようには治らずに引退を決めた。通算1187勝、幕内1093勝など数々の史上1位の記録を樹立した大横綱が、ついに土俵を去ることになった。

白鵬(2021年7月16日撮影)

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RIZIN朝倉未来が公開練習「寝技が成長している」萩原京平戦へ手応え

朝倉未来(2021年6月14日撮影)

寝技のすごさを見せつける。10月2日のRIZIN LANDMARK大会に出場する朝倉未来(29=トライフォース赤坂)が27日、オンラインで練習を公開。「寝技が成長している」と手応えを口にした。

6月の大会ではクレベルに三角絞めで一本負けを喫した。朝倉自身、それ以前から寝技には自信を持っていたといい「(寝技は)もともとできる。たまたま出せる場面がなかっただけ。週1で練習をやってきた」と明かした。

対戦する萩原京平(25=SMOKER GYM)は打撃が得意と豪語しているが「打撃を見切りつつ、寝技の展開に持ち込みたい。寝技では(自分に)勝てないと思う。自分から組みに行くこともある」と語った。そのための筋力強化も順調。自宅にトレーニングジムを構え、ジムの練習以外もウエートトレなどに取り組んでいるという。「運動能力が上がっているし、データでパワーも上がっている」。この日は軽めの公開練習だったが「普段はもっと量を増やして打っている」と順調をアピールした。

前日26日に行われた米総合格闘技団体UFCの大会を見て、戦いに挑む気持ちの差を感じたという。「ハイレベルな試合だった。命かけて戦っているので、そのあたりは見習わないといけない」と言いつつも「最近は精神的に追い込んできたので、今ならそういう試合ができる」と自信を見せた。

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元朝青龍が引退意向固めた白鵬ねぎらう「素晴らしい横綱 お疲れ!」

元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(2017年12月29日撮影)

大相撲の元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏が41歳となった27日、引退の意向を固めた横綱白鵬をねぎらった。

自身のツイッターで「横綱白鵬関の引退結論今聞きました。貴方素晴らしい横綱でした。残りの言葉二人で話そう 一言お疲れ!」とつぶやいた。

朝青龍は68代横綱で、白鵬は69代。白鵬が2007年夏場所で横綱に昇進してから、朝青龍が引退する直前の2010年初場所まで、2人は東西の横綱として角界を引っ張ってきた。2人の対戦成績は朝青龍の15勝、白鵬の14勝とほぼ互角の戦いでファンを沸かせていた。

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新横綱照ノ富士、白鵬引退報道には言及せず「まだ見ていないので」

新横綱場所での優勝を果たした秋場所から一夜明けてオンラインでの会見に応じる照ノ富士

大相撲秋場所で2場所ぶり5度目の優勝を果たした新横綱の照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が27日、都内の部屋でオンラインでの会見に臨み、優勝から一夜明けた心境を語った。

-優勝から一夜明けて現在の心境は

照ノ富士(以下照) ホッとしてます。

-新横綱場所での優勝となり、今までの優勝とは違うか

照 変わった様子はないです。

-場所前には横綱としての「責任」という言葉を口にしていた

照 地位が一番上ということで、その責任を果たさないといけないという思いはありました。

-15日間を通じて落ち着いた相撲内容が目立った

照 考えても仕方ないことですから、稽古場でやってきたことを場所で出せばいいかなと思っていた。

-後半戦で2敗を喫したが気持ちをどう切り替えた

照 その日はその日で終わりなので、次の日のことをやろうと考えてやっていた。

-昇進伝達式の口上で述べた「不動心」は貫けたか

照 (今場所の)15日間だけじゃなくて、今までもその気持ちでやっているし、これからもその気持ちでやっていきたい。

-17年春場所の稀勢の里に続く新横綱優勝。自身もその場所で優勝を争ったが、その経験はつながっているか

照 その場所、その場所で全然違う。(経験を)つなぐとかはない。この場所に集中してやっているだけ。

-横綱2場所目となる九州場所に向けて

照 1日1日を大切にして、来場所もいい成績を残せるように頑張りたい。

-まずは膝の治療に専念することになるか

照 そこは自分で先生たちと相談してやっていく。

-横綱土俵入りは何日目から慣れてきたか

照 いまだにしっくりきていないです。これは最後までしっくりこないんじゃないですか。

- 横綱土俵入りは相撲を2番取るくらい負担がかかると聞くが

照 土俵入りすることによって、みんなの注目が全く違うので、いい緊張感を持ってやれた。

-横綱白鵬が引退の意向を固めたとの報道が出たが

照 まだ(報道を)見ていないので。

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横綱白鵬が引退へ 右膝回復遅れ 史上最多45度の優勝、1位記録数々

白鵬の主な記録

大相撲で史上最多の優勝45回を誇り、長く第一人者として活躍した第69代横綱白鵬(36=本名白鵬翔、モンゴル出身、宮城野部屋)が現役引退の意向を固めたことが27日、関係者の話で分かった。通算1187勝、幕内1093勝など数々の史上1位記録を樹立した大横綱が、ついに土俵を去ることになった。

宮城野部屋付きの親方として後進を指導する意思を持っている。近く引退届を日本相撲協会に提出するなど、具体的な手続きに入る見通し。

白鵬は右膝のけがや新型コロナウイルス感染で昨年7月場所から6場所連続休場。進退を懸けた今年7月の名古屋場所では15戦全勝で復活優勝を遂げた。しかし関係者によると、右膝の回復が遅れ、進退について熟慮していたという。26日が千秋楽だった秋場所は、宮城野部屋に新型コロナウイルス感染者が出たため全休していた。

2001年春場所初土俵。右四つでの寄りや投げなど多彩な攻めを武器にスピード出世を果たした。新大関の06年夏場所で初優勝。07年夏場所後に昭和以降3番目に若い22歳2カ月で横綱に昇進し、15年にわたって史上最長の84場所在位。10年には同2位の63連勝をマークした。

優れた成績を残す一方、19年3月の春場所千秋楽で、優勝インタビューの最後に観客とともに三本締めをしてけん責処分を受けるなど、言動が批判を浴びることもあった。

19年9月に日本国籍を取得し、引退後に親方として相撲協会に残る資格を得た。休場増で昨年11月場所後、横綱審議委員会から引退勧告に次ぐ重さの「注意」の決議を受けたが、今年の名古屋場所後に解除された。初土俵から122場所の通算成績は、1187勝247敗253休だった。(共同)

白鵬(2021年7月16日撮影)

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【若乃花の目】照ノ富士の新横綱優勝は立派、大関以下はもっと元気な相撲を

幕内優勝を決め、内閣総理大臣杯を手にする横綱照ノ富士(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館

歴史上、数人しかいないのだから新横綱優勝は立派としか言いようがありません。照ノ富士の強さは先場所からの続きを見ているようで、疲れはあっても体は動いていました。一人横綱の上に優勝争いで追うのは平幕勢で、余計にプレッシャーがかかる中、精神的にも強かった。2敗はしたけど100点満点です。

私もよく新横綱場所のことを聞かれますが、頭が真っ白になるほどきつかったことと、とにかく土俵入りは間違えずにやらないといけない、ということしか覚えてないんです。照ノ富士も連日、緊張との闘いだったかもしれません。新横綱場所を乗り越え心身をどうやって整えて臨むのか、来場所がまた楽しみです。

一方で今場所を通して大関以下に求めたいのは、自分を主張できる相撲をもっと見せてほしいということです。土俵に上がったら地位など関係ないんです。もっと覇気のある、元気さが土俵から伝わるような相撲を見たい。横綱に優勝されて悔しくないのか、横綱に勝っても優勝争いに加われなくていいのか、と思ってしまいます。横綱から怖がられる力士が出るのを待ち望んでいます。明生や御嶽海には、三役での2ケタ勝利で大関昇進の足掛かりを早くつかんでほしい。少し話は変わりますが、貴景勝には来場所、休場してでも徹底的に首の治療に専念してもらいたい。万全の状態でお客さんに相撲を見せるのがプロだと思います。

私にとっての日刊スポーツ評論家としてのデビュー場所が終わりました。力士と同じ目線で、と思いながらも、昔のことを思い出すのに悪戦苦闘しつつ、忘れかけていたことを何とか思い出しながらの秋場所でした。読者の皆さんに少しでも私の経験や相撲界への恩返しという思いが伝わっていたら幸いです。(元横綱若乃花 花田虎上・日刊スポーツ評論家)

正代(右)のまわしをつかみ一気に土俵際へ攻めこむ照ノ富士。後方は審判長を務める師匠の伊勢ケ浜親方(撮影・小沢裕)

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照ノ富士V「相撲は絶対がない」最悪考え準備、妙義龍の敗戦も表情変えず

幕内優勝を決め、八角理事長(右)から賜杯を受け取る横綱照ノ富士(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館

新横綱の照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が、2場所ぶり5度目の優勝を果たした。

1差で迫っていた妙義龍が敗れた時点で、自身の取組を前に優勝が決定。結びの一番は大関正代を寄り切り、13勝2敗で花を添えた。新横綱場所での優勝は、17年春場所の稀勢の里以来で史上9人目。新横綱が初日から1人横綱で賜杯を抱くのは、戦後初となった。

   ◇   ◇   ◇

決定戦はもちろん、照ノ富士は取り直しさえ想定していた。「最悪3番でも相撲を取るつもりで(国技館に)来ていた。最悪の事態を考えて準備しないといけない。相撲は絶対がない」。土俵下で妙義龍の敗戦を見届けても、表情は一切変わらない。正代との結びの一番。左前みつを取って相手の出足を止めると、巻き替えに乗じて一気に走った。

全勝ターンから一転、苦しい後半戦を乗り切った。初黒星の翌日から連日1分超の相撲を取り、12日目に2敗目を喫して後続には1差に迫られた。貫いたのは、昇進伝達式の口上で述べた「不動心」。「難しく考える必要はない。一生懸命やる姿を見せるのがお相撲さんの仕事」と胸に刻んだ。

場所前から体の強化にも余念がなかった。名古屋場所後には両膝と同じドイツ・バウアーファインド社のサポーターを腰にも導入。本格的な重量挙げ選手も使うもので、筋力トレーニングの補助にもなり、場所前は一層筋トレに励めた。

“師匠超え”の意識は、尊敬の念が打ち消す。伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)の通算4回を上回る5回目の優勝となったが「師匠を乗り越えたという感覚はない。いくら優勝して強くなっても、師匠を超えることはできない」と強調した。

同じ年に関脇、大関、横綱と3つの地位で優勝するのは81年(昭56)の千代の富士以来。一気に駆け上がった2021年を納める11月の九州場所は、横綱2場所目になる。「土俵の上でも外でも、一番上の存在は責任を持ってやっていきたい」。令和初の横綱は、文字通り新時代の旗手になる。【佐藤礼征】

◆17年春場所プレイバック 当時大関の照ノ富士は13勝1敗で千秋楽を迎えたが、新横綱で2敗の稀勢の里に本割で敗れて優勝決定戦に持ち込まれ、決定戦も落として優勝を逃した。同場所で稀勢の里は13日目に左胸を負傷し、照ノ富士は両膝のケガを抱え、満身創痍(そうい)の2人による決定戦だった。

▽照ノ富士の師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士) 自分から攻めてまわしを引いて、今場所一番いい相撲に近かった。十分(新横綱の)責任を果たした。取りこぼしもあったけど結果は良かった。来場所もこの調子でいって欲しい。

照ノ富士(左)は正代を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

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「余の試合は全部見返せ」単独首位グレート・O・カーン 勢い加速の3連勝

新日本プロレスG1クライマックス 高橋裕二郎に大空スバル式羊殺しを決めるグレート・O・カーン(新日本プロレス提供)

<新日本:G1クライマックス31>26日◇兵庫・神戸ワールド記念ホール

リーグ戦Aブロック3戦目が行われ、初出場のグレート・O・カーンが3連勝を飾り、欠場した内藤の不戦勝を含め、勝ち点8で単独首位を守った。

高橋裕二郎(40)にエリミネーターをさく裂させ、3カウントを奪った。

序盤から右肩に狙いを定めて攻撃してくる高橋に、得意のモンゴリアンチョップで流れをつかむと、大空スバル式羊殺しで終盤一気にたたみかけた。「全勝だ。単独首位だ」と高らかに叫び、さっそうと花道を引き揚げた。

昨年のG1途中に乱入し、新日本に参戦。現在はユニット「UNITED EMPIRE」を引っ張り、1年間“帝国”を支配してきた。アンチなファンも多いが「名前でプロレスしてねぇんだよ。体と魂でプロレスしてんだよ」と豪語した。次戦は30日、同じ無敗のセイバーJr.と対戦する。「G1覇者になる男の生きざまを見ねぇなんてプロレスファン失格だ。余の試合は全部見返せ」とファンに向けてほえた。勢いを加速したドミネーターが、16年のケニー・オメガ以来となる初出場での優勝を狙う。

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矢野通が3勝目“セコンド”没収もタンガ・ロアの隙突いて丸め込む

タンガ・ロアに勝利した矢野通(右)(新日本プロレス提供)

<新日本:G1クライマックス31>26日◇神戸ワールド記念ホール

リーグ戦Aブロック3戦目が行われ、矢野通(43)が“技あり”の一撃でタンガ・ロアを破り、3勝目で勝ち点6とした。

相手セコンド邪道が登場し、羽交い締めにされたが、相手の竹刀を奪って逆襲。ロアが動揺している隙に丸め込んで3カウントを奪った。「きつかったけど、勝った!」と納得の表情を見せた。

“セコンド”がいなくても大丈夫だった。入場時にテーピングや手錠を入れたセコンドと書かれた袋をレフェリーに没収された。4日のKOPW2021争奪戦や、これまでの2試合でも勝負どころで繰り出してきた“アイテム”をいきなり奪われた。劣勢の展開で始まったが、一瞬の隙を突いた。「マイ・セコンドのおかげ」と戻ってきた袋を手に笑顔を見せた。次戦は30日で飯伏と対戦する。正攻法の相手に対し、どう対抗するか。矢野の手腕が試される。

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新日本セイバーJr.が飯伏幸太破り3連勝「ベストを尽くしてG1を取る」

新日本プロレスG1クライマックス 飯伏幸太に勝利したザック・セイバーJr.(新日本プロレス提供)

<新日本G1クライマックス31>26日◇神戸ワールド記念ホール◇観衆2250人

リーグ戦Aブロック3戦目が行われ、ザック・セイバーJr.(34)が、3連覇を狙う飯伏幸太(39)を破り、3連勝で勝ち点6とした。内藤、鷹木に続き、「昭和57年会」全員から異なる関節技でギブアップを奪うという離れ業で無敗を守った。

足、ヒジ、首と強烈な関節技で飯伏も沈めた。セイバーJr.は、2度のカミゴェの危機も軽快な身のこなしでかわすと、そのまま飛びつき、一気に絞め上げた。最後はクラーキーキャットで捕獲し、飯伏ギブアップに追い込んだ。「3人を片付けた。あと6人待ってろ。ベストを尽くしてG1を取る」とほえた。

現在タイチと所持するIWGPヘビー級タッグのベルトの印象が強く「シングルでも強いことを証明する」と語っていた。その言葉通り、実力者を次々と撃破し、Aブロックのトップをひた走る。次戦は30日、グレート・O・カーンとの無敗対決。内藤を欠場に追い込み、鷹木、飯伏をKOした“凶器”で初優勝に突き進む。

新日本プロレスG1クライマックス 飯伏幸太の腕を絞め上げるザック・セイバーJr.(新日本プロレス提供)

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