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照ノ富士30歳誕生日「目標高く2桁優勝を目指す」九州場所V一夜明け

九州場所千秋楽から一夜明けてオンラインでの会見に臨む優勝力士の照ノ富士(日本相撲協会提供)

大相撲九州場所で2場所連続6度目の優勝を果たした横綱照ノ富士(30=伊勢ケ浜)が、賜杯への原動力を明かした。

千秋楽から一夜明けた29日、オンラインでの会見に臨んだ。5度制した14年の白鵬以来となる年間4度目の優勝。「ちょっとずつ勝ちグセがついてる。やり遂げた後の気持ちよさを味わいたい。だから普段自分に厳しくできている」と要因を話した。

この日が30歳の誕生日だった。「いろんなメールと電話のお祝いは来ています」。三十路(みそじ)の目標は明確。「目標を高く持って、2桁優勝を目指したい」。伊勢ケ浜部屋の最多優勝回数は、兄弟子で第70代横綱日馬富士の9度。新年最初の初場所(来年1月9日初日、東京・両国国技館)が40日後に迫り「1月場所までの間が短い。次の場所の準備にいつから入るか考えている」と、早くも来場所を見据えていた。

九州場所千秋楽から一夜明けてオンラインでの会見に臨む優勝力士の照ノ富士

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宇良転落カメラマン巻き込む、王鵬土俵際で豪快すくい投げ/9日目写真特集

<大相撲初場所>◇9日目◇17日◇東京・両国国技館

関脇御嶽海が無傷の9連勝で単独首位を守り、目標に掲げる2場所連続の2桁白星に王手をかけた。 立ち合いから隠岐の海の懐に入り、もろ差しで一方的に寄り切った。大関とりの足固めを期する今場所。19年秋場所以来3度目の優勝に向けても突っ走る。 御嶽海を1差で追う横綱照ノ富士は、北勝富士を退けて勝ち越しを決めた。 2敗勢では阿炎、宝富士、琴恵光、琴ノ若の4人が優勝戦線に残った。 大関正代は小結明生に敗れて4勝5敗と、勝ち越しに向けて苦しい星勘定となった。 人気業師の宇良は逸ノ城との熱戦に敗れて、4勝5敗で黒星先行となった。 新入幕で元横綱大鵬を祖父に持つ王鵬は、豊山を破って6勝目。同じく新入幕の若元春は、照強を退けて5勝4敗と白星を先行させた。

大相撲初場所9日目を写真で振り返ります。


碧山(4勝5敗)引き落とし大奄美(5勝4敗)

碧山(手前)を引き落としで破る大奄美(撮影・鈴木正人)


琴ノ若(7勝2敗)押し出し栃ノ心(4勝5敗)

☆琴ノ若「しっかり前に出て流れよく相撲が取れた。こういう相撲が続いていけばいい。自分の持ち味を出し切って1日一番、いい相撲を心がけていきたいなと思います」

栃ノ心(左)を押し出しで破る琴ノ若(撮影・野上伸悟)


王鵬(6勝3敗)すくい投げ豊山(4勝5敗)

☆王鵬「立ち合いでしっかり当たれて手も伸びた。立ち合い以外は後手になったけど、立ち合いが良かったから白星につながったと思います」

★豊山「立ち合いは勝っていたと思う。それだけに悔しいですね。引かれた時に跳ね返せたらよかった。最後のツメですね。相手のいやがるような相撲をもう少しとりたい」

豊山(右)をすくい投げで破る王鵬(撮影・野上伸悟)

豊山(左)をすくい投げで破る王鵬(撮影・鈴木正人)

豊山(右)をすくい投げで破る王鵬(撮影・野上伸悟)


千代丸(5勝4敗)押し出し魁聖(5勝4敗)

☆魁聖「相手は突っ張ってくると思って、下からいこうと思ってうまくいった。途中、腰がやばかったけど。5番勝ったんで、早く勝ち越しできたらと思う」

千代丸(左)を押し出しで破った魁聖(撮影・野上伸悟)


琴恵光(7勝2敗)寄り切り千代大龍(3勝6敗)

千代大龍(右)を寄り切りで破る琴恵光(撮影・鈴木正人)


石浦(5勝4敗)下手ひねり剣翔(3勝6敗)

★剣翔「左から入ってくるのは予想していたが、うまくひねられてしまった。仕方ないです。止まった時に下手投げを警戒して右足を干てしまった。引かなかったらひねりは食わなかったと思う」

剣翔(奥)を下手ひねりで破る石浦(撮影・野上伸悟)


若元春(5勝4敗)寄り切り照強(3勝6敗)

☆若元春「(照強は)何をやってくるか分からない相手なので、踏み込みすぎずによく見ていった。内容はよかったと思うけど、内心は怖かったです。(この日は祖父の元小結若葉山の命日で)少し思う所はありました。(土俵入りの時に)おじいちゃんと同じデザインの化粧まわし着けている時が1番考えましたね。勝たないといけないなと思いました」

塩をまく照強(撮影・野上伸悟)

若元春(右)に寄り切りで敗れる照強(撮影・鈴木正人)


千代の国(0勝9敗)送り出し佐田の海(5勝4敗)

☆佐田の海「立ち遅れたがうまく反応できてよかった。(通算600勝の節目に)数字は気にしていないが、それだけ長くやっているなという思いだけです」

千代の国(手前)を送り出しで破る佐田の海(撮影・鈴木正人)


一山本(4勝5敗)押し出し翔猿(5勝4敗)

☆翔猿 思い通りの相撲がとれてよかったです。(白星先行に)気持ち的には楽です。ここから頑張ります」

一山本(右)を押し出しで破る翔猿(撮影・鈴木正人)


天空海(1勝8敗)突き落とし宝富士(7勝2敗)

☆宝富士「立ち合いで左が入ったので、あとは落ち着いて自分の相撲がとれればと。(9日目で7勝目に)いつもこんなに勝っていないのでうれしいですね」

天空海(手前)を突き落としで破る宝富士(撮影・鈴木正人)


妙義龍(4勝5敗)引き落とし阿炎(7勝2敗)

☆阿炎「立ち合いからあまり覚えていないが、体が勝手に動いてくれたと思う。(連敗ストップも)師匠(元関脇寺尾の錣山親方)から「勝ち負けは気にするな」と言われているので、気持ちの面では気にしていない。今までの自分なら立ち直るまで時間がかかっていたと思う」

引き落としで妙義龍(右)を破る阿炎(撮影・野上伸悟)


志摩ノ海(4勝5敗)肩すかし千代翔馬(4勝5敗)

☆千代翔馬「今日は絶対に引かないと思っていた。負ける時はいつも引いていたんで。動きながらの肩すかし。流れですね」

志摩ノ海(左)を肩すかしで破る千代翔馬(撮影・鈴木正人)


豊昇龍(6勝3敗)押し出し遠藤(2勝7敗)

☆豊昇龍「思った通りにできて良かった。体もよく動いているので、残りの相撲も1日一番と思って頑張りたい」

遠藤(右)を押し出しで破る豊昇龍(撮影・鈴木正人)


宇良(4勝5敗)寄り切り逸ノ城(5勝4敗)

☆逸ノ城「(宇良は)いろいろやってくるが、あわてずいこうと思った。やりにくさはあるが、今日は思った通りの相撲がとれてよかった」

寄り切りで宇良(手前)を破る逸ノ城(撮影・野上伸悟)

逸ノ城(左)に寄り切りで敗れた宇良(撮影・鈴木正人)

逸ノ城に寄り切りで敗れた宇良(撮影・鈴木正人)


若隆景(4勝5敗)押し出し玉鷲(6勝3敗)

☆若隆景「下からよく攻められた。(17日が祖父、元小結若葉山の命日)そういうのよりも、1日一番相撲に集中するだけ」

玉鷲(手前)を押し出しで破る若隆景(撮影・鈴木正人)


霧馬山(3勝6敗)寄り切り大栄翔(3勝6敗)

寄り切りで大栄翔(左)を破る霧馬山(撮影・野上伸悟)


阿武咲(6勝3敗)押し出し隆の勝(5勝4敗)

☆隆の勝「今場所1番の相撲かなと思うし、後半戦でこれだけ反応できたのはよかったと思う。(白星先行で)そんなに余裕はないが気持ち的には楽になる。もっと積み重ねていきたい」

★阿武咲「今日は自分が弱かっただけ。押し相撲同士で押し負けた。でも今日は今日なので、明日思い切ってやるだけ」

阿武咲(奥)を押し出しで破る隆の勝(撮影・野上伸悟)


御嶽海(9勝0敗)寄り切り隠岐の海(2勝7敗)

☆御嶽海「しっかり集中して、相手の分析もしながら取れたんじゃないかと思う。(2桁白星に王手)しっかり目標達成できるように白星重ねていきたい」

寄り切りで隠岐の海(奥)を破る御嶽海(撮影・野上伸悟)


明生(4勝5敗)寄り倒し正代(4勝5敗)

正代(右)を寄り倒しで破る明生(撮影・野上伸悟)

正代(左)を寄り倒しで破る明生(撮影・鈴木正人)

明生対正代の一番で物言いが付き協議する審判団。中央は式守伊之助(撮影・野上伸悟)


照ノ富士(8勝1敗)下手投げ北勝富士(3勝6敗)

☆照ノ富士「良かったと思います。(無理に寄り立てずに投げで決める)落ち着いてやろうと思ってましたけど、結果的にそうなった。(勝ち越しについて)場所終わったわけじゃないので、残り頑張っていきたいと思っています」

★北勝富士「左おっつけで差されないようにしたかったが、つかまったら横綱には勝てない。自分の実力不足でしたね。先場所は番付を落として初口(幕内最初の取組)を経験したんで、結びで相撲をとれたのは自分の中でもよかった」

下手投げで北勝富士(手前)を破る照ノ富士(撮影・野上伸悟)

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる照ノ富士(撮影・鈴木正人)

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御嶽海が唯一9連勝「しっかり目標に向かって」大関とり足固め&3度目Vへ

御嶽海(左)は隠岐の海を寄り切りで破る(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇9日目◇17日◇東京・両国国技館

関脇御嶽海(29=出羽海)が、東前頭4枚目隠岐の海(36=八角)を下し、唯一勝ちっ放しの9連勝とした。

立ち合いで低く当たって右を差し、一気の出足で寄り切った。「しっかり集中して、相手の分析もしっかりできていた」と狙い通りの相撲で白星を重ねた。

大関とりの足固めを狙う今場所で、初日から9連勝として2場所連続の2桁白星に王手をかけた。「しっかり目標に向かって、気を引き締めていきたいと思います」としっかりと意識。優勝争いでも単独トップに立つなど、自身3度目の優勝に向かっても突き進む。

幕内後半戦の高田川審判長(元関脇安芸乃島)が「今のところはすごくいい相撲。ここからですね」と話す通り、横綱、大関戦を控える後半戦が勝負となる。

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる御嶽海(撮影・鈴木正人)

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9連勝快進撃の御嶽海は「足がよくサーッと動いている」八角理事長が解説

御嶽海(左)は隠岐の海を寄り切りで破る(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇9日目◇17日◇東京・両国国技館

関脇御嶽海(29=出羽海)が、危なげない電車道の相撲で無傷の9連勝。

三役では自身初となる、2場所連続2ケタ勝利に王手をかけた。

ベテラン隠岐の海(36=八角)との一番。過去の対戦成績は6勝5敗と拮抗(きっこう)しているが、そんな数字を感じさせない完勝で、立ち合いで当たって右、左と二本を浅くのぞかせると、休まず一気に前へ出て寄り切った。

“眠れる大関候補”の快進撃に、報道陣の電話取材に応じた日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)も「御嶽海は立ち合いが集中している。当たった後、足がよくサーッと動いている。いい傾向、いい流れでしょう。肩に力が入っていないからサーッと出る。肩に力が入っていると上体だけで押そうとする」と、好調ぶりを解説した。

依然として優勝争いの単独トップを走る御嶽海。番付順なら、1差で追う横綱照ノ富士(30=伊勢ケ浜)とは14日目の対戦が予想されるが、このままの状況が続けば千秋楽の決戦も可能性がある。いずれにしても両力士によるマッチレースの様相を呈してきた。同理事長も「それまで(照ノ富士と当たるまで)全勝で行ってほしい」と期待した。

寄り切りで隠岐の海(奥)を破る御嶽海(撮影・野上伸悟)
懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる御嶽海(撮影・鈴木正人)

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照ノ富士キラリ貫禄下手投げ「残りも頑張る」勝ち越し1差全勝の御嶽海追う

下手投げで北勝富士(手前)を破る照ノ富士(撮影・野上伸悟)

<大相撲初場所>◇9日目◇17日◇東京・両国国技館

横綱照ノ富士(30=伊勢ケ浜)が、西前頭4枚目北勝富士(29=八角)を下手投げ下して勝ち越しを決めた。

突き放そうとしてくる相手を左四つで組み止めると、右で抱えながら勝機を伺った。決して攻め焦ることなく、タイミング良く体を開きながら下手投げを決めた。「落ち着いてやろうとは思っていました。結果的にそういう形(下手投げ)になった」と柔軟な対応が光った。

関脇御嶽海が全勝を守り、1差で追いかける展開は変わらない。直接対決を控えているだけに、逆転優勝の可能性は十分になる。

新横綱場所から3場所連続で優勝ならば103年ぶりの快挙。「場所が終わった訳ではない。残りも頑張りたい」と当然、勝ち越しは通過点で、さらなる高みに向けて後半戦に臨む。

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる照ノ富士(撮影・鈴木正人)

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若元春、祖父の元小結若葉山命日に会心の一番「勝たなきゃいけないと」

若元春(左)は照強を土俵際に追い込む(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>9日目◇17日◇東京・両国国技館

新入幕で東前頭15枚目の若元春(28=荒汐)が、17日が命日だった祖父の元小結若葉山に白星を届けた。西前頭11枚目の照強を得意の左四つで寄り切り、白星先行の5勝目を挙げた。前日8日目から土俵入りの際に使う化粧まわしを変更。祖父が現役時代に使用したものと同じデザインで、天国から力をもらった。関脇御嶽海が9連勝で単独首位を守り、1差で追う横綱照ノ富士は勝ち越しを決めた。

天国の祖父も目を細めるような会心の一番だった。立ち合いでかち上げ気味に当たった若元春は、自信を持つ左四つで小兵の照強を一気に寄り立てた。「何をやってくるか分からない相手。踏み込みすぎずよく見ていった」。3連勝で3日目以来の白星先行。尻上がりに調子を上げてきた。

17日が祖父、若葉山(享年78)の命日だった。自身が7歳だった01年に死去。相撲を指導してもらったことはないが「旅行に連れて行ってくれたり、優しいおじいちゃんだった」。8日目からは地元後援会から贈られた、金色の獅子舞が描かれた化粧まわしを着用。祖父が現役時代に使用したものと同じデザインだった。土俵入りの際は「少し思うところはあった。勝たなきゃいけないというのを感じた」。重圧に打ち勝つ白星だった。

長男の幕下若隆元、三男の前頭若隆景と「大波3兄弟」で出世を目指す。若隆景と史上12組目の兄弟幕内となったが、弟には新入幕、新三役と先を越されただけに対抗心を燃やしている。「背中を追いかけてきた。追い越せるように頑張りたい」。切磋琢磨(せっさたくま)する3兄弟の姿を、祖父も見守っている。【佐藤礼征】

土俵入りする若元春(撮影・鈴木正人)
照強(右)を寄り切りで破る若元春(撮影・野上伸悟)
照強を寄り切りで破り、勝ち名乗りを受ける若元春(撮影・河田真司)

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元横綱大鵬の孫で元関脇貴闘力の三男・王鵬6勝目「毎日充実している」

豊山(手前)をすくい投げで破る王鵬(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇9日目◇17日◇東京・両国国技館

元横綱大鵬の孫で元関脇貴闘力の三男、東前頭18枚目の王鵬(21=大嶽)が、3日目以来の連勝で6勝目を挙げた。

豊山の突き押しを冷静に対処した。激しい押し合いから1度引く場面もあったが、左を差して回り込みながらすくい投げ。「立ち合い良かったので何とか勝てた。しっかり土俵際見えていて慌てなかった」と、新入幕らしからぬ落ち着きようだった。

勝ち越しまであと2勝とした。「このままいい状態をキープしていきたい。毎日充実している」と、残り6日間に向けて意気込んだ。

豊山をすくい投げで破った王鵬(撮影・野上伸悟)

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式守伊之助また軍配差し違え「しっかりしなければ駄目だ」八角理事長

正代と明生の一番で物言いが付き協議する審判団(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇9日目◇17日◇東京・両国国技館

立行司の第41代式守伊之助が、結びの一番前の正代-明生戦で軍配差し違えをした。

左四つになった明生が正代を土俵際に追い込み、正代は左のすくい投げを試みた。必死に体を寄せた明生が寄り倒した形となったが、軍配は西方の正代に上がった。物言いが付き協議した結果、先に正代が落ちているとして、軍配差し違えで明生の勝ちとなった。

報道陣の電話取材に応じた幕内後半戦の高田川審判長(元関脇安芸乃島)によると、打ち出し後に式守伊之助は八角理事長(元横綱北勝海)に口頭で進退伺を申し出たが、同理事長は慰留したという。ただ、式守伊之助は4日目の若隆景-正代戦でも軍配差し違えをしており、八角理事長は式守伊之助に対して「(4日目の)勇み足は仕方ないけど、今日のはしっかりしなければ駄目だ」などと苦言を呈したという。式守伊之助は「明生が勝ったのは分かっていたけど、東西が分からなかった」などと説明したという。

明生(右)に寄り倒しで敗れた正代(撮影・鈴木正人)

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北勝富士「結びで相撲をとれたのはよかった」横綱照ノ富士に完敗も充実感

北勝富士(左)を攻める照ノ富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>9日目◇17日◇東京・両国国技館

西前頭4枚目の北勝富士(29=八角)が横綱照ノ富士に食らいつくも、最後は下手投げに屈した。

「左おっつけで差させないようにしたかったが、つかまったら横綱には勝てない。自分の実力不足でしたね」。

完敗を認める一方で、充実感もあった。先場所は西前頭12枚目と、18年名古屋場所(前頭16枚目)以来となる前頭2桁で相撲をとった。幕内上位の常連だった北勝富士にとっては、試練の場所で11勝4敗の好成績で番付を戻した。

「先場所は番付を落として初口(幕内最初の取組)を経験したんで、結びで相撲をとれたのは自分の中でもよかった」。横綱に完敗も、前向きにとらえられる黒星となった。

北勝富士(左)を下手投げで下す照ノ富士(撮影・河田真司)

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正代、軍配差し違えで明生に敗れ黒星先行、負け越し危機

明生に寄り倒しで敗れ土俵を引き揚げる正代(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>9日目◇17日◇東京・両国国技館

大関正代(30=時津風)が小結明生に寄り倒され、4勝5敗と黒星先行となった。

立ち合いはうまく左を差し、胸を合わせて寄って出るが、その後の攻め手がなくもつれた土俵際で明生に体を浴びせられた。軍配は正代も物言い、協議の末に軍配差し違えで明生となった。

優勝争いを引っ張っていくべき存在が、負け越し危機でもがく。取組後の取材対応はなかった。

正代(左)を寄り倒しで破る明生(撮影・鈴木正人)
明生(右)に寄り倒しで敗れた正代(撮影・鈴木正人)

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御嶽海が無傷の9連勝で単独首位 照ノ富士は勝ち越し 9日目

寄り切りで隠岐の海(奥)を破る御嶽海(撮影・野上伸悟)

<大相撲初場所>◇9日目◇17日◇東京・両国国技館

関脇御嶽海が無傷の9連勝で単独首位を守り、目標に掲げる2場所連続の2桁白星に王手をかけた。

立ち合いから隠岐の海の懐に入り、もろ差しで一方的に寄り切った。大関とりの足固めを期する今場所。19年秋場所以来3度目の優勝に向けても突っ走る。

御嶽海を1差で追う横綱照ノ富士は、北勝富士を退けて勝ち越しを決めた。

2敗勢では阿炎、宝富士、琴恵光、琴ノ若の4人が優勝戦線に残った。

大関正代は小結明生に敗れて4勝5敗と、勝ち越しに向けて苦しい星勘定となった。

人気業師の宇良は逸ノ城との熱戦に敗れて、4勝5敗で黒星先行となった。

新入幕で元横綱大鵬を祖父に持つ王鵬は、豊山を破って6勝目。同じく新入幕の若元春は、照強を退けて5勝4敗と白星を先行させた。

明生対正代の一番で物言いが付き協議する審判団。中央は式守伊之助(撮影・野上伸悟)

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震災当日に生まれた照強“特別な日”に白星飾れず 取組後の取材対応なし

若元春(右)に寄り切りで敗れる照強(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>9日目◇17日◇東京・両国国技館

95年1月17日、阪神・淡路大震災当日に淡路島で生まれた西前頭11枚目の照強(27=伊勢ケ浜)は「特別な日」を白星で飾ることができなかった。

若元春を相手に不利な体勢から寄り切られた。1年前は「こういう日に生まれたのもひとつの運命。しっかり向き合っていかないといけない」と話していた。 今場所はこれで3勝6敗となった。取組後の取材対応はなかった。

幕内土俵入りを行う照強(撮影・野上伸悟)

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鶴竜親方「ちょっと前までは逆だと…」大きな勘違いを“カミングアウト”

鶴竜親方

<大相撲初場所>◇9日目◇17日◇東京・両国国技館

鶴竜親方(元横綱)が、元小結千代鳳の佐ノ山親方(29=九重)らに対して、大きな勘違いをしていたことを“カミングアウト”した。

昨年11月の九州場所限りで現役を引退した佐ノ山親方はこの日、NHK大相撲中継の向正面で解説デビューした。佐ノ山親方は現役時代、兄の千代丸と兄弟幕内として活躍。その千代丸に話題が及ぶと、正面解説の鶴竜親方は「あのー、ちょっと前までは逆だと思ってました」と切り出した。三輪洋雄アナウンサーが「と言いますと?」と問いかけると、鶴竜親方は「兄貴が千代鳳で弟が千代丸と思っていた」と告白し、周囲を驚かせた。

鶴竜親方はその理由について「顔の違い。兄貴の方が若く見えるよね」と説明。佐ノ山親方も「よく言われます」と苦笑いしていた。三輪アナウンサーは「確かに全て当てはまるわけではありませんが、どちらかというと兄の方がしっかりしていて、弟がやんちゃというイメージが兄弟は強いかもしれませんが…」と補足していた。

佐ノ山親方は現役時代、兄の千代丸よりも早く出世し、14年夏場所には新三役を射止めた。腰のケガの影響もあり、20代にして現役引退を決断した。

東前頭13枚目の千代丸はこの日、魁聖に敗れて5勝4敗となった。突き放せずに密着される展開で、佐ノ山親方は解説で「立ち合いで上ずっぱりになってしまった」と敗因を説明。弟の指摘を受けて、千代丸は「(9日目が佐ノ山親方の解説デビューと)聞いていたけど、忘れてましたね。よく細い目で見てくれたなと思います」といじり倒し「弟の分までまだまだ頑張っていきたい」と締めた。

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ボクシングのコロナ対策連絡協議会「十分にまた気を付けて」従来対策を継続

花形進会長(2019年2月28日撮影)

日本ボクシングコミッションと日本プロボクシング協会による新型コロナウイルス対策連絡協議会が17日にオンラインで行われ、1都9県にまん延防止等重点措置が適用された場合の対応などについて協議した。

主要会場となる東京・後楽園ホールの興行は2月中旬まで6大会予定されているが、いずれも5000人以下の興行となるため、当面は従来の対策を継続する方針とした。

主に選手ら関係者の抗原検査をはじめ、濃厚接触者の試合中止、計量会場、試合会場への立ち入り禁止を継続する。またまん延防止等重点措置の適用後、都からボクシング興行に対する制限などのルールが出た場合、あらためて小委員会を開催し、柔軟に対応することも確認した。

日本プロボクシング協会の花形進会長(74)は「またオミクロン株が流行してきたので、十分にまた気を付けてやっていきたいと思う」と話した。

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幕下筆頭の19歳熱海富士がショックの3連敗「全然ダメ」後がなくなる

狼雅に下手投げで破れ無念の表情の熱海富士(撮影・野上伸悟)

<大相撲初場所>9日目◇17日◇東京・両国国技館

西幕下筆頭の19歳、熱海富士(伊勢ケ浜)が、3連敗で2勝3敗と後がなくなった。

四つに組み合ったが、引きつけ合いから、狼雅の下手投げに屈した。「全然ダメでした」と悔しさをにじませる。勝ち越せば関取昇進の権利を得られる地位。絶好の連勝スタートを切っただけに3連敗のショックは大きい。「すみません。切り替えてしっかり頑張っていくだけです」と言った。

同じ部屋の十両・翠富士らも出ている高校相撲の名門、静岡・飛龍高から角界入り。185センチ、164キロの恵まれた体で将来期待の逸材。がけっぷちを逆に力に変えて残り2番、連勝を目指す。

熱海富士(左)を下手投げで破る狼雅(撮影・野上伸悟)
狼雅に下手投げで敗れ土俵を引き揚げる熱海富士(撮影・鈴木正人)

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炎鵬「もう少しほんろうできたらよかったが…」4勝5敗で黒星先行

炎鵬(手前)を押し倒しで破る矢後(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>9日目◇17日◇東京・両国国技館

人気力士の西十両10枚目・炎鵬(27=宮城野)の連勝は2でストップし、4勝5敗と黒星が先行した。

ここまで1敗と好調の矢後に何とか食らいつこうとするが、突き放されて潜り込めない。最後は「捨て身でした」という一本背負いで逆転を狙うが、巨体を浴びせられた。

「うーん、よくなかったですね。もう少しほんろうできたらよかったが、相手が落ち着いていた。切り替えていきます」。反省して前に進んでいく。

炎鵬(手前)を攻める矢後(撮影・鈴木正人)

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友風「しっかり切り替えたい」竜電との全勝対決に敗れ関取復帰は厳しく

友風(右)を寄り切りで破った竜電(撮影・野上伸悟)

<大相撲初場所>9日目◇17日◇東京・両国国技館

元幕内で東幕下15枚目の友風(27=尾車)が、小結経験者の竜電との4戦全勝対決に敗れて初黒星。今場所後の関取復帰は厳しくなった。

「立ち合いはそんなに悪くなかったが、相撲がダメでしたね。前に出る力が足りなかった」。差し手争いから攻め込むも、圧力負けで寄り切られた。

最高位西前頭3枚目だが昨年春場所、右膝の大けがから1年4カ月ぶりに西序二段55枚目から復帰。勝ち越しを重ね、7戦全勝なら十両復帰となる地位まで戻してきていた。

「時間がある限り」右膝のケアに努める。「不安がなくなることはない。付き合っていくしかない」。

番付を上げるために大事な残り2番。「引きずる方じゃないんで。今日の相撲は反省して、しっかり切り替えていきたい」と話した。

ぶつかり合う竜電(左)と友風(撮影・野上伸悟)
張り合う竜電(左)と友風(撮影・野上伸悟)

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新日本の尾崎仁彦リングアナが29日後楽園で退職「19年半は貴重な経験」

リングアナウンスする尾崎仁彦氏(撮影・滝沢徹郎)

新日本プロレスのリングアナウンサー尾崎仁彦氏(49)は、29日の後楽園大会をもって新日本を退職すると発表した。

17日までに自身のツイッターを更新。「ご報告 1.29後楽園ホールの試合を最後に新日本プロレスを退職することにしました アルバイトから始まり19年半は貴重な経験でした 新たな道に踏み出します 有難うございました(原文まま)」と思いをつづった。

尾崎氏は、06年9月の山形大会で初コール。日本を代表するリングアナウンサー田中ケロ氏の退団後、人気リングアナとして新日本を支えた。

リングアナウンスする尾崎仁彦氏(撮影・滝沢徹郎)

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竜電が無傷の5連勝 20年に夫人とは別の女性と合計25回の逢瀬で処分

友風を寄り切りで破り勝ち名乗りを受ける竜電(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇9日目◇17日◇東京・両国国技館

出場停止から復帰2場所目の東幕下5枚目竜電(31=高田川)が、5番相撲で東幕下15枚目友風(27=尾車)を下して無傷の5連勝を飾った。

幕内経験者の相手を問題にしなかった。まわしにこだわらず圧力をかけると、最後は右を差して寄り切った。復帰した先場所から12連勝。来場所の関取復帰に向けても前進した。取組後のリモート取材には応じなかった。

三役経験者の竜電は20年3月から昨年1月までに、夫人とは別の女性と合計25回の逢瀬(おうせ)を繰り返し、不要不急の外出をしたとして日本相撲協会の新型コロナウイルス感染対策ガイドラインに違反。同年夏場所から3場所連続の出場停止処分を受けていた。

処分明けとなった昨年11月の九州場所は、7戦全勝で幕下優勝。今場所は好成績を残せば関取復帰が見えてくる。

ぶつかり合う竜電(左)と友風(撮影・野上伸悟)

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WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ、レスナー超え504日王座保持

次期挑戦者ロリンズ(右)とリングで向き合うWWEユニバーサル王者レインズコピーライト2022 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇14日(日本時間16日配信)◇米ネブラスカ州オマハ・CHIヘルス・センター・オマハ

WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(36)が同王座最長保持記録を更新した。最長記録だったブロック・レスナーの503日を超え、16日に504日に到達した。同保持期間はWWE最高位王座で史上6番目となる。

20年8月30日に同王座を奪取しているレインズは自らのSNSを通じ「今の世界でもっとも優れ、ユニバーサル王座を保持するベストな存在だ。数字、メインイベンターの役割、支配的なパフォーマンス、それらはウソをつかない。504日、そして記録は続く」と自信を示した。

29日(日本時間30日)にはPPVロイヤルランブル大会(米セントルイス)でセス“フリーキン”ロリンズとの防衛戦を控える。スマックダウン大会ではリングでロリンズと対峙(たいじ)したレインズ。人気ユニットだったザ・シールドの元仲間から「お前との試合は俺が圧倒しているぞ」と挑発されるとキッパリ反論。「お前は何もわかってない。俺がこの世代で最強だ! 最高のユニバーサル王者だ」と王者の貫禄を漂わせた。

さらにロリンズからザ・シールド時代を振り返りながら「お前は1人で成し遂げたのか? 俺がお前を作ったんだから、破壊することもできる」と主張されると「お前はピエロみたいなものだ。もし俺がロイヤルランブルでメガスターと対戦するなら、お前の妻(ロウ女子王者ベッキー・リンチ)を選ぶよ」と皮肉交じりに挑発を返した。

するとレインズのいとことなるウーソズ(ジェイ、ジミーのウーソ兄弟)がロリンズを襲撃。華麗にかわされ、ロリンズの逃走を許したものの、両者の感情が一気にヒートアップしてきた。

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新鋭女子アリーヤ快挙 3秒71のWWE最速フォール勝ち

<WWE:スマックダウン大会>◇14日(日本時間16日配信)◇米ネブラスカ州オマハ・CHIヘルス・センター・オマハ

昨年11月、スマックダウンデビューを果たしたばかりのアリーヤ(27)が3・17秒というWWE最速勝利の記録を樹立した。

大先輩のナタリア(39)とのシングル戦、ゴング前から襲撃を受けるなど圧倒されていたが、ゴング直後、そのまま丸め込んでエビ固めでフォール勝ち。この3・17秒の勝利がWWE最速フォール勝ちであると大会中にアナウンスされた。

アリーヤは19歳だった15年4月、WWEと育成契約を結んだ。約7年在籍したNXTでは昨秋のドラフトでスマックダウンに指名されていた。

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