UFC王者オリベイラ初防衛成功「俺が王者、男の中の男」裸絞めで一本勝ち

<総合格闘技:UFC269大会>◇11日(日本時間12日)◇米ネバダ州ラスベガス・T-モバイルアリーナ
UFCライト級王者チャールズ・オリベイラ(32=ブラジル)が初防衛に成功した。同級タイトル戦5分5回で、元同級暫定王者の同級1位ダスティン・ポワリエ(32=米国)の挑戦を受け、3回1分2秒、裸絞めで一本勝ちを収めた。
先にポワリエの右フックを浴びてひざをついたオリベイラはその後も近距離の打撃戦で左フックを浴びながらも何とか打ち返した。打撃戦で劣勢にみえたが、ひじ攻撃などで局面を打開しようとしたが、さらなる打撃で下がらせられた。2回にはケージ際の攻防からグラウンド勝負になると上になってポワリエを追い詰めた。3回、腰に両手を回して背中に入る込むとポワリエが立った状態でそのまま裸絞め。そのままギブアップを奪った。
V1防衛となったオリベイラは「俺が王者、男の中の男だよ。いくらでも打てばいい。2倍にして打ち返すさ。DNAの中にこのフィニッシュのムーブが身体にある。自分には世界最高のチームがいる。世界最高の人たちにサポートしてもらっているからな」と自信に満ちあふれていた。
- ポワリエ(下)を裸締めで仕留めるオリベイラ(ロイター=USA TODAY)
- ポワリエ(左)をキックで攻めるオリベイラ(AP)
- オリベイラに敗れ呆然とするポワリエ(ロイター=USA TODAY)