新日本でも活躍のスタイナー兄弟が22年WWE殿堂入り ビッグバン・ベイダーさんらに続く

90年代に新日本プロレスでも活躍したスタイナー・ブラザーズ(リック、スコットのスタイナー兄弟)がWWE殿堂入りすることが28日(日本時間29日)、発表された。22年度殿堂者としては「地獄の墓掘人」ジ・アンダーテイカー、ビッグバン・ベイダーさん、シャーメル、シャド・ガスパードさん(ウォリアー賞)に続く選出となった。
84年にデビューした兄リックが87年2月に新日本に初来日。89年に実弟スコットと組み、スタイナー・ブラザーズを結成し、91年に新日本東京ドーム大会に参戦。馳浩、佐々木健介組を下してIWGPタッグ王座を獲得した。92年には新日本武道館大会でベイダー、クラッシャー・バンバンビガロを下して同タッグ王座の2度目奪取に成功した。
米マットでは93年にはWWF(現WWE)に登場し、年間最大の祭典「レッスルマニア9大会でヘッドシュリンカーズに勝利した。同年にはWWEタッグ王座を獲得するなど日米タッグ戦線でタイトル奪取に成功した。95年にECW、96年にはWCWに参戦するとハーレム・ヒートを下してWCWタッグ王座を戴冠し、90年代を代表するタッグチームとして活躍した。
リックの息子となるブロン・ブレイカーは現在、WWEの登龍門ブラントとなるNXTで活動。NXT王座も獲得している。なおWWE殿堂入り式典は4月1日(日本時間2日)、米テキサス州ダラスのアメリカン・エアラインズ・センターで開催される。
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