大谷晋二郎を支援する募金活動開始 藤波辰爾「焦らずじっくり治療してください」応援コメント

プロレス団体ゼロワンは28日、都内で記者発表会を開き、試合中の負傷による「頚髄(けいずい)損傷」で、現在治療中の大谷晋二郎(49)を支援する募金活動「何度でも立ち上がれ! 大谷晋二郎応援募金」を開始すると発表した。
同活動は、全国のファンや関係者から多くの支援の申し入れがあったことから、大谷の親族や関係者が協議を行い開設が決定した。送金先は大谷の兄の裕一郎さんら、家族の口座となる。公式サイトが設置され、28日午後1時より、応援募金を開始する。
ワールド女子プロレスディアナ、大日本プロレス、ガンバレプロレスなどの各会場でも募金活動が行われる予定。
この日の会見にはジャガー横田(60)、親族代表で裕一郎さんらが出席。応援団長の藤波辰爾は新型コロナ感染のために欠席となったが、団体を通して「焦らずじっくり治療してください」などと応援のコメントを寄せた。
大谷は、今月10日の両国大会(東京・両国国技館)のメインイベントで行われた世界ヘビー級選手権試合で、挑戦者として王者杉浦貴と対戦。試合中のアクシデントにより負傷し、倒れた状態から全身が動かせなくなったために緊急搬送された。13日に手術を行い、14日から専門病院に転院して治療とリハビリを続けている。