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【WWE】「太陽の女戦士」サレイがタッグ戦で黒星 ペアのヤンが変形飛龍裸絞めでギブアップ

タータム・パクスリー(左)にミサイルキックを見舞ったサレイ(C)2022 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:NXTレベルアップ大会>◇6日(日本時間7日配信)◇米フロリダ州オーランド

「太陽の女戦士」サレイ(26=元Sareee)がタッグ戦で黒星を喫した。エリカ・ヤンとタッグを組み、アイビー・ナイル、タータム・パクスリー組と対戦したが、ナイルの変形飛龍裸絞めでヤンがギブアップ負けを喫した。

序盤、サレイはパクスリーにサイドヘッドロックからのドロップキックで攻め込んだ。ナイルには投網式原爆固めからの打撃技で猛攻を仕掛けた。しかしサレイがナイルのジャンピングキック、パクスリーのボディースラムを浴びて劣勢に立たされ、交代したヤンもナイルのスーパーマンパンチからの変形飛龍裸絞めでギブアップ負け。抗争するティファニー・ストラットンとのシングルマッチ2連敗に続き、この日のタッグ戦でも屈辱の黒星を喫していた。

タータム・パクスリー(上)に絞められるサレイ(C)2022 WWE, Inc. All Rights Reserved.
アイビー・ナイル(手前)の串刺しキックを浴びるサレイ(奧)。右端はタータム・パクスリー(C)2022 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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【K1】武尊「同じ時代に戦いの世界の中にいてくれて感謝しかない」那須川天心に/一問一答

会見で心境を話す武尊(撮影・菅敏)

K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者武尊(30)が27日、無期限休養を宣言した。

都内で緊急記者会見し、19日のRISEフェザー級王者那須川天心(23)との試合に判定負け後、初めて心境を語った。明かしたのは心身の苦悩。特に精神面ではパニック障害、うつ病と診断されていた。王座は返上して休養に入るが、格闘家としての現役続行には前向き。敗北の恐怖から救ってくれたファンへ、復活を誓った。

     ◇     ◇    ◇

<武尊と一問一答>

-那須川への思い

武尊 天心選手がいたから、苦しかったこともたくさんあったんですけど、いなかったらこの年まで格闘技をやれてない。同じ時代に戦いの世界の中にいてくれて感謝しかないです。(2人で会うのは)互いに引退してからじゃないかな。同じ格闘界にいるうちは仲良くはできないかな。(再戦は)直接的な戦いだけじゃない戦いもあると思う。

-症状を公表した理由

武尊 同じように苦しんでいる人はたくさんいる。心の問題だけでなく、ケガもそう。そういう人に、僕が克服して復活する姿をみせることが、まず次の1個目の戦いかなと思っている。

-王座返上

武尊 負けてしまった。僕はK-1を背負う資格はない。けじめとしてこのベルトは返上し、次の世代にバトンタッチしたい。K-1があったから今の僕の人生があるし、なかったら、こんなすてきな人生を歩んでなかった。感謝しているからこそ、中途半端にK-1を背負いたくない。

-今後

武尊 1回、心と体を最高な状態にして、その時に会見をさせていただこうと思う。その時にはまた皆がワクワクしてもらえるような、格闘技界が最高に盛り上がるようなお話ができれば良いなと思います。

◆武尊(たける)1991年(平3)7月29日、鳥取県生まれ。小2で空手を始める。11年9月にプロデビューを果たすと、15年4月に初代K-1スーパーバンタム級王座決定トーナメント、16年11月に初代K-1フェザー級王座決定トーナメント、18年3月に第4代K-1スーパーフェザー級王座決定トーナメントで優勝し、史上初の3階級制覇を達成。プロ通算成績は42戦40勝(24KO)2敗。鳥取県米子市首都圏観光大使、とっとりふるさと大使。20年3月に始めたユーチューブの登録者数は26・3万人。168センチ。

会見で心境を話す武尊(撮影・菅敏)
会見で心境を話す武尊(撮影・菅敏)
会見で心境を話す武尊(撮影・菅敏)
会見を前に手にしていたベルトをそっとテーブルの上に置く武尊(撮影・菅敏)
会見を終え、K-1中村プロデューサー(左)にベルトを返上する武尊(撮影・菅敏)

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矢吹正道、再起戦は9・10三重・四日市市総合体育館に変更 地元から世界王座奪取へ再出発

矢吹正道(2018年9月29日撮影)

ボクシングの緑ジムは27日、前WBC世界ライトフライ級王者・矢吹正道(29)の再起戦の日程変更を発表した。

当初は8月11日に愛知・刈谷市産業振興あいおいホールで、WBO同級5位タノンサック・シムシー(タイ)と契約体重50キロの10回戦が予定されていた。対戦相手は変わらず、9月10日に三重・四日市市総合体育館に変更となる。地元の三重テレビが中継する。

三重・鈴鹿市出身の矢吹は、高校時代を四日市四郷高で過ごした。やんちゃした時期ではあるが、青春時代の思い出が詰まった地。緑ジムの松尾会長によると「本人も地元でやりたいと言ってきたので、変更することになった」と説明。地元から、世界王座奪取へ再出発することになった。

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無期限休養の武尊が天心戦後初めて明かした心身の苦悩「ありがとう」敗者の花道で変わり始めた道

会見で心境を話す武尊(撮影・菅敏)

K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者武尊(30)が27日、無期限休養を宣言した。都内で緊急記者会見し、19日のRISEフェザー級王者那須川天心(23)との試合に判定負け後、初めて心境を語った。明かしたのは心身の苦悩。特に精神面ではパニック障害、うつ病と診断されていた。王座は返上して休養に入るが、格闘家としての現役続行には前向き。敗北の恐怖から救ってくれたファンへ、復活を誓った。

    ◇    ◇    ◇

武尊が言葉に詰まった。「あの時の『ありがとう』という言葉が、この10年勝ち続けてきて…、勝ち続けてきたんですけど、その時のどんな『おめでとう』よりもうれしくて…」。

会見冒頭からマイクを握り、語り始めた。その途中、「あの時」「その時」の情景が頭に浮かぶと、涙が浮かんだ。

8日前、超満員の東京ドーム。“世紀の一戦”で激突した那須川に敗れた後だった。1回にダウンを喫し、0ー5の判定負け。「敗者はスポットライトを浴びずに、勝者が浴びて、敗者は静かに帰るイメージだった」。負けて歩む花道の実際は、正反対だった。

「ありがとう!」

悔しさから直後の会見はひと言で切り上げた。心配したファンからも、この1週間で激励のメッセージがSNSにあふれた。1万件以上。眠れない日々、1、2時間の睡眠時間以外はずっと目を通した。「勝ち続けてきた中で僕が気づけなかったことや、知れなかった部分を知ることができた」。

10年間負けなし。Kー1の看板も背負った。負けの恐怖心に縛られていった。「これは公表するか悩んだ」と明かしたのは精神障害だった。パニック障害とうつ病。「今回の試合で、決まるまで数年なんですけど、自分の心が耐えれるのか不安もあったし、知らず知らずのうちに自分の心が壊れていっているのを感じて」と吐露した。

試合前は負け=引退と決めていた。それがあの花道で変わり始めた。「恩返しをしたい」。道が決まっていった。

ベルトは返上し、無期限の休養に入る。拳、「分離すべり症」の腰、内側靱帯(じんたい)損傷の膝など肉体も悲鳴を上げていた。心身を回復させるため、海外で療養に入る。ただ、「勝つ姿を見せてから終わりたい」と引退はない。

復活の日に、どのリング、競技に立つのか。総合格闘技転向もうわさされる。UFC参戦を問われ、「僕にはまだ可能性がある」とも返した。1つの敗北が生んだ絆が、格闘家人生の先を照らす。30歳、まだまだ進化できる、勝利を届けられると信じる。もう怖さはない。確信がある。

「これで1つ強くなれた。もっと思い切り戦えるんじゃないかなと思うし、これから、もっと僕は強くなれる」【阿部健吾】

◆世紀の一戦 19日に行われた「THE MATCH 2022」のメインで、天心と武尊は3分3ラウンド、契約体重58キロで対戦。武尊は、1ラウンド終了間際に左カウンターを浴びてダウンするなど終始劣勢に立たされ、0-5の判定負けを喫した。大会は格闘技イベントRIZINを運営するドリームファクトリー・ワールドワイドの榊原信行代表が音頭を取り、キックボクシング主要団体のRISE、K-1が全面協力。東京ドームは5万6339人の観衆で埋まった。テレビの地上波はなく、ABEMAのPPVライブで配信され、視聴数は約50万件。チケット代、スポンサー代も含めると「50億円に及ぶ史上空前の興行」になったと言われている。

会見を前に手にしていたベルトを見つめる武尊(撮影・菅敏)
会見を前に手にしていたベルトをそっとテーブルの上に置く武尊(撮影・菅敏)

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オカダ・カズチカ、IWGP王座返り咲き逃すもAEWスターとの対決に意欲「いろいろ想像して」

4WAY形式IWGP世界ヘビー級王座戦でコール(右端)、ペイジ(中央)とにらみ合うオカダ(新日本プロレス提供)

<プロレス:新日本×AEW合同興行Fobidden Door(禁断の扉)>◇26日(日本時間27日)◇米イリノイ州シカゴ・ユナイテッドセンター

前IWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカは、王座返り咲きを逃した。

王者ジェイ・ホワイトに対し、ハングマン・ペイジ、アダム・コールと挑戦者3人で4WAY形式IWGP世界ヘビー級王座に挑戦したが、ホワイトにコールの3カウントを許し、ベルトを奪うことはできなかった。

12日の大阪城ホール大会でホワイトに敗れて王座陥落したオカダにとって自身初の4WAY形式。「3WAYは昔やったことあるんですが。自分の思うようにいかなかったです」と振り返ったが、コールやホワイトに強烈なエルボーをさく裂させた。さらに強烈なドロップキックで圧倒。ホワイトも場外の鉄柵に貼り付け、強烈なフロントキックも見舞った。

米シカゴのファンから大歓声も浴びながらレインメーカーポーズも披露。コールに対してカウンターのドロップキックを成功させた後、開脚の墓石式脳天くい打ちで追い打ちをかけた。レインメーカーを回避されたところで、ホワイトにブレードランナーを浴びてダウン。動けなくなったコールを先にフォールされてホワイトの初防衛を許した形となった。オカダは「ジェイ・ホワイトにすべてもっていかれたんじゃないかと。ジェイのうまさ、強さが目立った試合だったのかな」と悔しそうに口にした。

既に米国では歓声が鳴り響いている。「これが日本のプロレスが目指していく方向だと思いますし。いろいろ日本はまだ制限が続いていますけれど、そこに向かってしっかりと、日本は日本のやり方があると思います。また声が出せるように、あれだけのお客さんが集まってもらえるように僕たちはしっかりと戦っていくだけかな」と強い責任感を示した。

新日本で名勝負を繰り広げたケニー・オメガをはじめ、元WWEスターのCMパンクやブライアン・ダニエルソンらが在籍する米人気団体AEWとの初めての合同興行だった。AEWトニー・カーン社長と並んだ記者会見ではAEWで対戦したい相手を問われ「トニー・カーン?」と冗談を飛ばして会場をわかせた上でこう言った。「僕が(名前を)出すよりもファンのみなさんにいろいろ想像してもらった方が、プロレスというのは楽しくなると思う。みなさんが何となく『オカダはこの人と闘いたいんじゃないかな』と思ってほしいですね。そっちの方が楽しいと思います」とAEWスター選手たちとの対決に含みを持たせた。

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棚橋弘至がAEW暫定王座を逃す ジョン・モクスリーに敗れCMパンクとの統一戦に進めず

AEWヘビー級暫定王座を争ったジョン・モクスリー(左)に右手を挙げられる棚橋弘至(新日本プロレス提供)

<プロレス:新日本×AEW合同興行Fobidden Door(禁断の扉)>◇26日(日本時間27日)◇米イリノイ州シカゴ・ユナイテッドセンター

新日本のエース棚橋弘至はAEWヘビー級暫定王座獲得を逃した。メインイベントでジョン・モクスリーとの同級暫定王座決定戦に臨んだものの、18分14秒、デスライダー(ダブルアーム式DDT)に沈んだ。手術を受けて休養中となる元WWEスターで現AEW同級正規王者のCMパンクとの王座統一戦に進めなかった。

フライングボディーアタックで先制した棚橋はエルボー合戦で真っ向勝負。低空ドロップキック、ドラゴンスクリューと足殺しを開始。ラリアットを浴びて場外に落ちた棚橋はチョークスラムでテーブルにたたきつけられた。リングに戻ってもキック、腕ひしぎ逆十字固めでピンチに陥ったが、顔面への踏みつけからスリングブレイドで反撃。大流血したモクスリーに対し、ハイフライフロー、ツイスト&シャウトで攻め込んだ。

さらに飯伏幸太の得意技カミゴェも繰り出し、ハイフライフローを連発したが、決定打にはならなかった。するとモクスリーの逆襲を浴び、何度も強烈な裸絞めで捕獲されて苦しめられて体力を消耗。最後にデスライダーで仕留められてしまった。試合後、流血したモクスリーと抱き合った棚橋は右手を挙げられて敬意を表されていた。

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【K1】武尊、無期限休養 天心との再戦は「直接的な戦いだけじゃない」「思ってる目標ある」

会見を前に手にしていたベルトをそっとテーブルの上に置く武尊(撮影・菅敏)

K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(30)が、無期限休養を宣言した。

27日、都内で緊急記者会見に臨み「今回、1回、格闘家として1回歩みをストップさせてもらう。この後のことは決め切れていない」と明かした。

19日に行われたRISEフェザー級王者那須川天心(23)との58キロ契約体重3分3回(延長1回)“世紀の一戦”で0-5の判定負けをしていた。

ケガや精神的な負担が大きく、ここで1度回復に努めることを決めた。K-1のベルトも返上する。

会見では那須川との再戦の可能性を問われた。

「この試合をやる時に、『2回やる必要ない』と言いました。だからこそ意味があると。悔しいから、(試合後に)家に帰った時には、試合を見直して対策考えて、何がダメか、弱かったのか、朝まで考えていたんですけど」。

悔しさはいまも残るが、那須川は今後はボクシングに転向する。何より、自身は休養後に決めた道があるという。

「100%、僕もいま気持ちが固まったいるわけではないので、断言はしたくないですけど、天心選手との戦い、直接的な戦いだけじゃないと思う。その意味でも僕の中でも思ってる目標ある。そういう意味での戦いという意味でなら一生続いていくと思います」

そう毅然(きぜん)と話した。

◆武尊(たける)1991年(平3)7月29日、鳥取県生まれ。小2で空手を始める。11年9月にプロデビューを果たすと、15年4月に初代K-1スーパーバンタム級王座決定トーナメント、16年11月に初代K-1フェザー級王座決定トーナメント、18年3月に第4代K-1スーパーフェザー級王座決定トーナメントで優勝し、史上初の3階級制覇を達成。プロ通算成績は42戦40勝(24KO)2敗。鳥取県米子市首都圏観光大使、とっとりふるさと大使。20年3月に始めたユーチューブの登録者数は26・3万人。168センチ。

会見を前に手にしていたベルトを見つめる武尊(撮影・菅敏)
会見で心境を話す武尊(撮影・菅敏)

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【K1】武尊休養も現役続行へ「心の中で目標できて」今後海外で「自分と向き合う時間作りたい」

会見を前に手にしていたベルトを見つめる武尊(撮影・菅敏)

K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(30)が、無期限休養を宣言した。

27日、都内で緊急記者会見に臨み「今回、1回、格闘家として1回歩みをストップさせてもらう。この後のことは決め切れていない」と明かした。

武尊は19日に行われたRISEフェザー級王者那須川天心(23)との58キロ契約体重3分3回(延長1回)で0-5の判定負け。1回に左カウンターでダウンを喫するなどした“世紀の一戦”を終えていた。

ケガや精神的な負担が大きく、ここで1度回復に努めることを決めた。K-1のベルトも返上する。今後は海外で「自分と向き合える時間を作りたい」とした。

引退はない。現役は続ける方向で、「新しい目標、目標がないと試合をする意味もない。何か活動するにあたり、何も目標ないなら辞めた方が良い。悩んだんですけど、ちょっと1つ、1週間たって、心の中で目標できて」と明かした。

具体的な内容については「それはまだ、何も形にもなってないですし、まだ何も進んでない話なので、ここではまだ、言いたくはないんですけど」としながらも、すでに決意している次の道がありそうだ。

総合格闘家への転身などの可能性も含め、格闘家としての今後が注目される。

◆武尊(たける)1991年(平3)7月29日、鳥取県生まれ。小2で空手を始める。11年9月にプロデビューを果たすと、15年4月に初代K-1スーパーバンタム級王座決定トーナメント、16年11月に初代K-1フェザー級王座決定トーナメント、18年3月に第4代K-1スーパーフェザー級王座決定トーナメントで優勝し、史上初の3階級制覇を達成。プロ通算成績は42戦40勝(24KO)2敗。鳥取県米子市首都圏観光大使、とっとりふるさと大使。20年3月に始めたユーチューブの登録者数は26・3万人。168センチ。

会見で心境を話す武尊(撮影・菅敏)
会見で心境を話す武尊(撮影・菅敏)
会見で心境を話す武尊(撮影・菅敏)
会見を前に手にしていたベルトをそっとテーブルの上に置く武尊(撮影・菅敏)

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【K1】武尊が無期限休養「パニック障害とうつ病と診断され」 肉体も悲鳴「腰が分離すべり症」

会見で心境を話す武尊(撮影・菅敏)

K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(30)が、無期限休養を宣言した。

27日、都内で緊急記者会見に臨み「今回、1回、格闘家として1回歩みをストップさせてもらう。この後のことは決め切れていない」と明かした。

武尊は19日に行われたRISEフェザー級王者那須川天心(23)との58キロ契約体重3分3回(延長1回)で0-5の判定負け。1回に左カウンターでダウンを喫するなどした“世紀の一戦”を終えていた。

理由の1つに挙げたのは心身の状態。「これは公表するか悩んだんですけど、数年前から精神科にも通っている。パニック障害とうつ病と診断をされてて、その部分は昔からでもあったので、自分でもそことうまく付き合いながらできていたんですけど」と説明した。

「今回の試合で1年くらい、決まるまで数年ですけど、そこで、自分の心が耐えれるのか不安もあったし、知らず知らずのうちに自分の心が壊れていっているのを感じて、今回の試合前にちょっと体調が悪くなった時期があって、その時に、いまの格闘家としての人生ではなく、これからの人生を考えた時にいったん治さないと」と語った。

精神面の他に、肉体も悲鳴を上げているという。「公表してない部分のケガが、拳のけがはずっとあったんですけど、拳以外も腰が数年前から分離すべり症になってしまってて、一時期運動も寝ることもできないくらい、下半身のしびれとか、麻痺とかの状態になってて、拳も1回手術したんですけど、そこから完治せず」と満身創痍だったことも明かした。

今後については、新たな目標も誓った。「最高な心と体でまた戻ってくることが、公表する理由としても、同じように苦しんでいる人たくさんいるし、心だけなく、ケガもそうだし、同じケガで苦しんでいる人もたくさんいる。そういう人に、克服して復活する姿をみせることが次の戦いかなと思っているので、まずはその戦いにしっかり勝って、元気な姿。またその戦いをみなで応援してくれたら嬉しいなと思います」と述べた。

◆武尊(たける)1991年(平3)7月29日、鳥取県生まれ。小2で空手を始める。11年9月にプロデビューを果たすと、15年4月に初代K-1スーパーバンタム級王座決定トーナメント、16年11月に初代K-1フェザー級王座決定トーナメント、18年3月に第4代K-1スーパーフェザー級王座決定トーナメントで優勝し、史上初の3階級制覇を達成。プロ通算成績は42戦40勝(24KO)2敗。鳥取県米子市首都圏観光大使、とっとりふるさと大使。20年3月に始めたユーチューブの登録者数は26・3万人。168センチ。

会見で心境を話す武尊(撮影・菅敏)
会見で心境を話す武尊(撮影・菅敏)

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井上尚弥の野望「すごく理想なのかな」階級上げスーパーバンタムでの4団体統一王者同士の夢対決

報道陣の質問に答える井上尚弥(撮影・鈴木正人)

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が4団体統一後、1階級上のスーパーバンタム級4団体統一王者との夢対決を希望した。

27日、東京・千代田区の日本外国特派員協会で会見。WBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(33=英国)との年内の4団体統一戦交渉が進んでいることを明かした上で、来年に向けた理想プランを口にした。

井上は近い将来、1階級上のスーパーバンタム級への転級を目指している。同階級では、ムロジョン・アフマダリエフ(27=ウズベキスタン)がWBAスーパー、IBF王座を統一、スティーブ・フルトン(27=米国)がWBC、WBO王座を統一している。この2団体王座統一王者同士による4団体統一戦の待望論が挙がっている。

年内に4団体王座統一することを前提に、井上は「この両選手が(4団体王座)統一戦の流れになるのなら(自身が階級を上げて)4団体王者同士が戦うのがすごく理想なのかなと思います」との野望を口にしていた。

報道陣の質問に答える井上尚弥(撮影・鈴木正人)

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【K1】武尊が休養宣言 緊急会見で涙 恐怖だった敗北で「1つ強くなれた」動かしたファンの声

会見で心境を話す武尊(撮影・菅敏)

K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(30)が、涙声でファンに感謝を伝えるとともに、無期限休養を宣言した。27日、都内で緊急記者会見に臨み、ベルトの返上、休養に入る決断を明かした。

「なんかこれで1つ強くなれたんじゃないかな」。

感慨を込めて、心境の変化を語った。

19日に東京ドームで行われたRISEフェザー級王者那須川天心(23)との58キロ契約体重3分3回(延長1回)の“世紀の一戦”。1回にダウンを喫し、0-5の判定負けをした。約10年ぶりの敗戦。学びがあった。

「毎日、負けることが怖くて、この10年間、ずっと恐怖と戦っていたなと。だから格闘技が大好きで、試合の時は笑って楽しんでいるんですけど、それ以外の時間は苦しさと恐怖しかなかった。それは心から格闘技を楽しめてなかった。苦しさ、恐怖に支配されていた自分、それがあったから強くなれたから無駄ではなかったんですけど、今回10年ぶりに負けて、その時に知れたことは、僕の中ですごく大切なものに気づけたし、負けたこと、負けた自分は許せないし、だけど、自分のゆがんでいた部分、負けに対してのネガティブな気持ちは変わったかなと思いました」。

K-1の代表として、負けが許されない立場を背負い続けた。肉体も精神面でも追い詰められていた。パニック障害、うつ病と診断されながら、己とも戦ってきた。そして、負けた。

ただ、敗北で想像していた景色とは、試合後の東京ドームは違った。

「試合が終わった時に花道で帰る時に、僕の中のイメージでは敗者はスポットライトを浴びずに、勝者が浴びて、敗者は静かに帰るイメージだったんですけど。花道にたくさんのファンが集まってきてくれて、信じてついてきてくれている人、みなさんに申し訳ない気持ちで一杯だったんですけど、『ありがとう』という言葉をたくさん頂いて、それがほんとに…、その時の事は一生忘れないなと思う」。

いまも、その時の事を思い返すと、言葉につまる。その後にはSNSで応援の声が届き続けた。1、2時間しか寝れない日々。メッセージが心に響き続けた。試合前は負ければ引退と決めていた心が動いていった。

「負けてしまった僕に、変わらずに応援してくれる人がたくさんいて、毎日のように『やめないで』『引退しないで』『一生応援してます』という言葉をもらったことで勇気を振り絞ることができた」。

休養に入るが、格闘技人生を止めることはない。応援の声に助けられ、誓った。

「ほんとに言葉をかけてくれた人、心の中で思っている人達の気持ちも届いている。感謝したい」。

もう負けを恐れない。そして、決めた。

「わがままですけど、最後、勝つ姿を見せてから、終わりたいなと思ってます」。

◆武尊(たける)1991年(平3)7月29日、鳥取県生まれ。小2で空手を始める。11年9月にプロデビューを果たすと、15年4月に初代K-1スーパーバンタム級王座決定トーナメント、16年11月に初代K-1フェザー級王座決定トーナメント、18年3月に第4代K-1スーパーフェザー級王座決定トーナメントで優勝し、史上初の3階級制覇を達成。プロ通算成績は42戦40勝(24KO)2敗。鳥取県米子市首都圏観光大使、とっとりふるさと大使。20年3月に始めたユーチューブの登録者数は26・3万人。168センチ。

会見で心境を話す武尊(撮影・菅敏)
会見で心境を話す武尊(撮影・菅敏)
会見を前に手にしていたベルトを見つめる武尊(撮影・菅敏)
会見を前に手にしていたベルトをそっとテーブルの上に置く武尊(撮影・菅敏)

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井上尚弥、バトラーと年内4団体統一戦実現へ「流れ的に良いと聞いている」交渉順調と明かす 

報道陣の質問に答える井上尚弥(撮影・鈴木正人)

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が年内の4団体統一戦に向けて順調に交渉が進んでいることを明かした。

27日、東京・千代田区の日本外国特派員協会で会見。残り1人の対抗王者となるWBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(33=英国)陣営と対戦交渉に入っていると明かした。

井上は「バトラーとの交渉につきましては(所属ジム)大橋(秀行)会長から交渉中で流れ的にはいいと聞いている」と明かした。具体的な日程、開催国については未定としながら「4団体統一戦が実現するなら日本でも米国でも英国でもどこでもいいと思っています」と口調を強めた。

7日にさいたまスーパーアリーナで元5階級制覇王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)との3団体王座統一戦を2回TKO撃破で勝利。日本人初の3団体統一王者となった。10日(日本時間11日)に世界的にもっとも権威のある米老舗ボクシング専門誌「ザ・リング」が階級を超越した最強ボクサーを決めるパウンド・フォー・パウンド(PFP)で日本人初の1位に選定して以来、初の公の場。 井上は「ドネア戦での勝ち方次第と言われていたので、1位になるのかなと(思っていた)。これ以上ない試合内容で終わることができ、PFP1位となり満足する結果でした。PFP1位という立ち位置もあるので、それにふさわしい試合をこなしたい。その上で4団体統一した上でスーパーバンタム級で新たな挑戦したい」と意気込みを示した。

プロボクシングの世界王者では過去にWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(ワタナベ)、世界4階級制覇王者のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(志成)らが日本外国特派員協会で会見している。

報道陣の質問に答える井上尚弥(撮影・鈴木正人)
会見前、ファイティングポーズする井上尚弥(撮影・鈴木正人)
ポール・バトラー(ロイター)

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井上尚弥、那須川天心vs武尊は「見てましたし、刺激を受けることもありました」注目対決に言及

報道陣の質問に答える井上尚弥(撮影・鈴木正人)

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が、19日に東京ドームで対戦したキック注目対決、那須川天心-武尊戦について言及した。

27日、東京・千代田区の日本外国特派員協会で会見。世間的な注目を浴びたキック対決について「もちろん日本人として日本人の最強2人が戦った2人は見てましたし、刺激を受けることもありました」と口にした。

7日にさいたまスーパーアリーナで元5階級制覇王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)との3団体王座統一戦を2回TKO撃破で勝利。日本人初の3団体統一王者となったことを受け、会見をオファーを受けていた。10日(日本時間11日)に世界的にもっとも権威のある米老舗ボクシング専門誌「ザ・リング」が階級を超越した最強ボクサーを決めるパウンド・フォー・パウンド(PFP)で日本人初の1位に選定して以来、初の公の場となった。

プロボクシングの世界王者では過去にWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(ワタナベ)、世界4階級制覇王者のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(志成)らが日本外国特派員協会で会見している。

会見場入りする井上尚弥(撮影・鈴木正人)
報道陣の質問に答える井上尚弥(撮影・鈴木正人)

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井上尚弥、PFP日本人初1位に「メディアの注目を浴びてありがたいこと」外国特派員協会で会見

会見前、ファイティングポーズする井上尚弥(撮影・鈴木正人)

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が「世界最強ボクサー選定」に感謝の言葉を口にした。

27日、東京・千代田区の外国特派員協会で会見に臨んだ。10日(日本時間11日)に世界的にもっとも権威のある米老舗ボクシング専門誌「ザ・リング」が階級を超越した最強ボクサーを決めるパウンド・フォー・パウンド(PFP)で日本人初の1位に選定して以来、初の公の場。井上は「ドネア戦が終わって結果的にPFP1位にランク付けされましたし、メディアの注目を浴びてありがたいこと」と感謝した。

7日にさいたまスーパーアリーナで元5階級制覇王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)との3団体王座統一戦を2回TKO撃破で勝利。日本人初の3団体統一王者となったことを受け、会見のオファーを受けた。

既に残り1人の対抗王者となるWBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(33=英国)陣営とは対戦交渉に入っている。年内の4団体統一戦実現に向けて今月中にはジムワークを再開する予定となっている。

プロボクシングの世界王者では過去にWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(ワタナベ)、世界4階級制覇王者のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(志成)らが日本外国特派員協会で会見している。

会見場入りする井上尚弥(撮影・鈴木正人)
報道陣の質問に答える井上尚弥(撮影・鈴木正人)
報道陣の質問に答える井上尚弥(撮影・鈴木正人)
報道陣の質問に答える井上尚弥(撮影・鈴木正人)
報道陣の質問に答える井上尚弥(撮影・鈴木正人)

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【名古屋場所新番付】伊勢ケ浜親方「次は三役、鋭い立ち合いができるように」新入幕錦富士に期待

名古屋場所の番付表を持つ錦富士(左)と師匠の伊勢ケ浜親方(日本相撲協会提供)

伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が27日、大相撲名古屋場所(7月10日初日、ドルフィンズアリーナ)の番付発表会見に出席し、新入幕を果たした弟子の錦富士(25)をたたえた。「率直にうれしい。肘をけがしていなかったらもう少し早く上がっていたと思う。やっと上がった」と喜び、名古屋場所について「新入幕でもあんまり緊張しないで、勝ち越しを目指して」とエールを送った。

近大を中退して入門から約6年で幕内に上がった要因について、伊勢ケ浜親方は稽古熱心なことと、自分の型を持っていることを挙げた。「地道な稽古と、体をしっかり作ってきた。自分の形をちゃんと持ってますからね。右でまわしを取っても相撲を取れるし、突き押しもだいぶ強くなってきている」。

体も大きくなってきているといい「やっと幕内で取れそうな体になってきた」と分析。「十両と幕内はスピードと重さが違うけど、もう幕内で取れる状態になっている」と太鼓判を押した。

同部屋はこれで幕内力士が5人となる。「稽古相手がいますから、雰囲気が良いんじゃないですか」と受け止めながら、同じ青森県から幕内力士が出たことにも言及。「同じ故郷の子どもですからね。一時少なかったですけど、また増えてきました」と声を弾ませた。

幕内に上がったが、ここがゴールではない。伊勢ケ浜親方は「とりあえず段階的にいくと、幕内の次は三役。まずそこはしっかり見据えて、もっと体を作ってもっと鋭い立ち合いができるようになってくれればいい」と期待を寄せた。

名古屋場所で新入幕を果たした喜びを語る錦富士(左)と師匠の伊勢ケ浜親方(日本相撲協会提供)

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【名古屋場所新番付】新入幕の錦富士「しっかり当たってスピードのある相撲を」

名古屋場所で新入幕を果たした喜びを語る錦富士(日本相撲協会提供)

日本相撲協会が27日、大相撲名古屋場所(7月10日初日、ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表し、夏場所で十両優勝した錦富士(25=伊勢ケ浜)が新入幕を果たした。「朝起きて携帯にたくさんの方からお祝いのラインが来ていた」と吉報を知った時の様子を振り返り、「幕内の番付に載っているのを見て実感がわいた」と心境を語った。

東前頭17枚目の座に就いて臨む名古屋場所について「しっかり当たって、スピードのある相撲をとって結果につなげたい。大勝ちを意識すると崩れてしまうので、1日一番だけを意識して、それが三賞とかにつながっていけば」と目標を口にした。

この1カ月間の稽古について「番付も上がるので立ち合いのスピード、そこから前みつを取っての速い相撲を心がけてきた」。横綱照ノ富士ら関取衆、出稽古に訪れた明生と体を合わせ「40~50番。多い時は60番を超えることもあった」と自信をのぞかせた。

名古屋場所で対戦したい力士には同じ青森県出身で、三本木農高時代同期の阿武咲を挙げた。対戦すれば中学生以来で、公式戦では勝ったことがないという難敵だ。「いつも決勝までいくと、阿武咲関に負けて悔しい思いをしてきた。対戦したら勝てるよう、楽しみにしてます」と語った。近大を中退して入門から約6年。一皮むけた伊勢ケ浜部屋のホープが、暑い名古屋をさらに熱く盛り上げる。

名古屋場所で新入幕を果たした喜びを語る錦富士(左)と師匠の伊勢ケ浜親方(日本相撲協会提供)
名古屋場所の番付表を持つ錦富士(左)と師匠の伊勢ケ浜親方(日本相撲協会提供)
名古屋場所で新入幕を果たした喜びを語る錦富士(日本相撲協会提供)
名古屋場所の番付表を持つ錦富士(日本相撲協会提供)
名古屋場所で新入幕を果たし、笑みを浮かべる錦富士(日本相撲協会提供)

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横綱照ノ富士、名古屋での初Vへ「今年こそ」出稽古解禁も“オレ流”「稽古相手少ないは言い訳」

名古屋場所の番付発表会見に臨んだ照ノ富士(日本相撲協会提供)

日本相撲協会は27日、大相撲名古屋場所(7月10日初日、ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表した。夏場所、12勝3敗で7度目の優勝を飾った横綱照ノ富士(30=伊勢ケ浜)が、東京都内の部屋からオンラインで会見に臨んだ。

番付発表を迎えた心境を「ま、場所が近づいたなという感じですね。いつもと変わらないです」と話し、連日の猛暑にも「特に変わったことはないですね」と淡々と話した。

名古屋場所に向けて、「名古屋(7月)場所での優勝はあるが、名古屋での優勝はないんで。支えてくれた後援者、ファンもいる。そこで優勝して、応援してよかったと思ってもらえるようにしたい」。優勝した2年前は新型コロナウイルスの影響で、東京・両国国技館開催となった。そして昨年は横綱白鵬との千秋楽相星決戦に敗れ、優勝を逃している。それだけに「昨年もできなかった。今年こその思いはあります」と意気込みを隠さない。

場所に向けての調整も順調という。出稽古解禁となったが、横綱は「オレ流」を貫く。「今までやってきたことで十分なんで。出稽古行きたいは、今はない。(部屋に幕内力士が5人)それもあるけど、それより筋トレから土俵の外の練習が自分は多い。土俵の真ん中に入ってやる番数は少ない。どこに行っても同じ。稽古相手が少ないというのは、言い訳にしか聞こえない」と言った。

ただ、否定的な見解ではなく、コロナ禍の前に少しずつ戻ってきている現状は歓迎する。「(相撲界全体には)いいことだと思う。稽古できる環境作ってくれているし、若い力士とかは番数を多くやって、体で感じることは多いと思う。環境が戻っているのはいいことだと思う」。

観客も戻ってきた大相撲界の頂点に君臨する者としてけん引する。「横綱としてこれからも頑張っていきたい」と力強く締めた。【実藤健一】

名古屋場所の番付発表会見に臨んだ照ノ富士(日本相撲協会提供)
名古屋場所の番付発表会見に臨んだ照ノ富士(日本相撲協会提供)

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【名古屋場所新番付】6場所ブランク朝乃山の相撲勘心配なし、3場所停止阿炎ら2場所で十両復帰

朝稽古に励む元大関の朝乃山(代表撮影)

再起への第1歩は三段目上位から-。日本相撲協会は27日、大相撲名古屋場所(7月10日初日ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表し、大関経験者で6場所連続出場停止処分が今場所で解除される朝乃山(28=高砂)は西三段目22枚目での土俵復帰となった。

復帰の土俵を踏んでいない段階で少し気の早い話になるが、今後の関取や幕内復帰までの道のりを邪推? してみた。参考になりそうなのが、やはり新型コロナウイルス感染対策ガイドラインに違反し、ともに3場所出場停止処分を受けた阿炎(錣山)と竜電(高田川)。本場所から遠ざかれば格下相手でも相撲勘が鈍るのでは…という不安はご無用とばかりに、西幕下56枚目から復帰の阿炎は2場所連続7戦全勝(ともに優勝)で通過し、再十両を果たした。やはり西幕下47枚目から復帰した竜電も7戦全勝(優勝)、6勝1敗で十両復帰を果たした。力量の差は歴然だった。

朝乃山の場合、ブランクは両者の倍となる1年6場所だが、稽古も積んでおり三段目ということもあり、全勝も可能と思われる。では、この位置で7戦全勝した場合、翌場所はどこまで番付が上がるか-。朝乃山の西三段目22枚目付近で7戦全勝した最近の例が2つある。今年初場所で東三段目19枚目だった長内(高砂)は、7戦全勝(優勝同点)で翌場所は西幕下14枚目まで上がった。また夏場所で西三段目29枚目だった神谷(陸奥)は7戦全勝(優勝)し、今場所は東幕下19枚目に上がった。

仮に朝乃山が7戦全勝し、来場所で幕下の15枚目以内に入るとしよう。そこで2場所連続の7戦全勝となれば、翌場所は関取復帰の再十両が確実だ。番付運にもよるが、最短で今年11月の九州場所で朝乃山は、十両の土俵に上がれることになる。さらに順調に星を重ね2場所で十両を通過すれば、来年3月の春場所で幕内復帰を果たすことが出来る。ケガと内臓疾患で大関から序二段まで陥落後、横綱まで上り詰めた照ノ富士の例がある。朝乃山の復帰の道はいかに-。

【イラスト】朝乃山の番付変遷0627

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【名古屋場所新番付】朝乃山が西三段目22枚目で土俵復帰、父の無念を胸にしこ名も変え心機一転

朝稽古に励む元大関の朝乃山(代表撮影)

朝乃山が西三段目22枚目で土俵復帰、しこ名も本名に変え心機一転

再起への第1歩は、しこ名も改め三段目上位から-。日本相撲協会は27日、大相撲名古屋場所(7月10日、初日ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表し、大関経験者で6場所連続出場停止処分が今場所で解除される朝乃山(28=高砂)は、西三段目22枚目での土俵復帰となった。また、しこ名の「朝乃山英樹」も、下の部分を「朝乃山広暉(ひろき)」と本名に変え心機一転で再起の土俵に上がる。

朝乃山は、日本相撲協会が定めた新型コロナウイルス感染対策ガイドラインに違反し、大関時代の昨年名古屋場所から6場所出場停止処分を受けた。その名古屋場所は、かど番大関だったため秋場所は関脇、九州場所は平幕の西前頭10枚目に番付を落とした。今年初場所では、17年秋場所から維持していた幕内の座からも陥落し、4年半ぶりの十両となる東十両4枚目に番付を降下。3月の春場所ではついに幕下に陥落(西幕下2枚目)し、関取の座も失った。全て全敗扱いのため、西幕下2枚目から5月の夏場所は同42枚目に降下し、今場所は東西で各90枚目まである三段目の西22枚目に位置された。

朝乃山は16年春場所、三段目100枚目格付け出しで初土俵。幕下に入るまで3場所かかったため、三段目は16年名古屋場所以来、6年ぶりとなる。また初土俵から新十両昇進までの6場所で、しこ名は本名の「石橋広暉」だった。新十両昇進(17年春場所)を機に、しこ名を「朝乃山英樹」に改名。部屋伝統の「朝」に故郷の「富山」、同郷の横綱「太刀山」などから「朝乃山」に。下の部分は、富山商高時代の恩師で相撲部監督だった浦山英樹さん(故人)の「英樹」から取った。今回の改名は、しこ名の下の部分ではあるが、出場停止期間中の昨年8月に64歳の若さで急死し、土俵復帰を見届けられなかった父・靖さんの無念の思いを胸に、その父が付けてくれた本名の名前で心機一転しようという、朝乃山本人の強い思いがうかがえる。

【イラスト】朝乃山の番付変遷0627

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【名古屋場所新番付】連覇狙う照ノ富士が5場所連続の一人横綱 大関陣は御嶽海、正代がかど番

夏場所を制し優勝賜杯を受け取る照ノ富士(2022年5月21日撮影)

日本相撲協会は27日、大相撲名古屋場所(7月10日初日、ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表した。

横綱は、在位6場所目の照ノ富士(30=伊勢ケ浜)が、2場所連続8度目の優勝を目指す。番付上で5場所連続の一人横綱として臨む。

大関陣は、かど番を脱出した貴景勝(25=常盤山)が東に就いた。在位3場所目となる西の御嶽海(29=出羽海)は初のかど番、西の序列2番目の正代(30=時津風)は在位11場所目で4度目のかど番となる。大関陣2人のかど番は、今年3月の春場所以来。

関脇は、東が3場所連続(三役も同じ)の若隆景(27=荒汐)が務める。新関脇で12勝3敗の優勝、先場所は9勝6敗で、今場所は明確な「大関とり」の場所とは言い切れないが、好成績を収めれば大関昇進の可能性も望める。西は大栄翔(28=追手風)が20年秋場所以来、11場所ぶりの関脇復帰(三役は2場所連続)を果たした。

小結は、東が3場所連続(三役も同じ)の豊昇龍(23=立浪)。西は2場所連続の関脇から降下した阿炎(28=錣山)が、20年初場所以来の小結(三役は3場所連続)となった。なお、三役の顔ぶれが前の場所と同じになるのは、20年九州場所~21年初場所(御嶽海、隆の勝、照ノ富士、高安)以来のこととなった。

大相撲名古屋場所は、7月8日の取組編成会議で初日と2日目の対戦相手が決定。10日の初日を迎える。

夏場所千秋楽、貴景勝(右)に突き落としで敗れる正代(2022年5月21日撮影)

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【名古屋場所新番付】関取輩出数トップは追手風部屋、伊勢ケ浜部屋が7人で並ぶ

大相撲名古屋場所が行われるドルフィンズアリーナ(2021年7月4日撮影)

日本相撲協会は27日、大相撲名古屋場所(7月10日初日、ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表した。

日本相撲協会が発表した、部屋別・出身地別の集計表によれば夏場所の力士総数は、全43部屋に夏場所から10人減って628人。部屋別、出身地別のナンバーワンはどこか…。データを紹介します。

【部屋別力士数】

トップの座を4場所続けていた八角部屋に代わり、春場所からトップの九重部屋が3場所連続でその座をキープ。27人で最多だ。2位は25人で佐渡ケ嶽部屋、3位は玉ノ井部屋と高砂部屋が24人で並ぶ。5位は23人の木瀬部屋で6位八角部屋(21人)、7位の境川部屋と高田川部屋(各20人)までが20人超え。19人の式秀部屋、出羽海部屋、追手風部屋、立浪部屋までがトップ10だ。元横綱稀勢の里の二所ノ関親方が率いる二所ノ関部屋は、初場所から4人→13人→16人→18人と順調に弟子数を増やしている。

関取輩出では、7人でトップの座をキープしていた追手風部屋が、大翔丸の幕下陥落で6人(幕内5人、十両1人)となり、伊勢ケ浜部屋(幕内5人、十両1人)がトップに並んだ。3位は九重部屋(幕内3人、十両2人)と木瀬部屋(幕内2人、十両3人)の5人。関取4人の部屋はなく、3人は佐渡ケ嶽、八角、境川、立浪、春日野、宮城野、荒汐の7部屋となっている。なお関取不在の部屋は10部屋。

力士数の最少は、錦戸部屋の1人。新興の武隈、押尾川と片男波は4人と“少数精鋭”で臨む。力士数1ケタは11部屋となっている。

【出身地別力士数】

ここ数年の傾向で、日本全国の人口比率に準じている順位に、ほとんど変動はない。1位は断トツで東京都の51人。以下<2>愛知県と大阪府の各33人<4>埼玉県と兵庫県の各30人<6>神奈川県28人<7>千葉県27人<8>福岡県26人<9>鹿児島県23人<10>熊本県22人で、本場所開催4都府県を含む、ここまでがトップ10入り&20人超えだ。

幾多の横綱を輩出した“相撲どころ”の北海道、横綱稀勢の里(現二所ノ関親方)を生んだ茨城県、関取輩出数最多(幕内6人、十両4人)のモンゴルが、それぞれ18人でトップ10入りをうかがう。北海道同様、やはり多くの名力士を輩出した相撲どころの青森県は9人(20位タイ)となっている。なお47都道府県の最少は、鳥取県と滋賀県の1人。福井県が2人、香川県と徳島県が3人となっている。

国別ではモンゴルの18人が断トツで、ブラジル、中国、ロシア、ジョージア、ブルガリア、カザフスタン、フィリピン、ウクライナが各1人となっている。

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