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井岡一翔、大みそか王座統一戦へ「いよいよ自分の望んでいた試合ができる」/一問一答

大みそかに王座統一戦に臨むWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(左)とWBA世界同級王者ジョシュア・フランコが同時オンラインで会見

プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(33=志成)が12月31日に東京・大田区総合体育館で、WBA世界同級王者ジョシュア・フランコ(27=米国)との2団体王座統一戦に臨むと21日、発表された。師事するイスマエル・サラス・トレーナーの指導を受けるため、井岡は米ラスベガスに滞在し、フランコは拠点の米カリフォルニア州で最終調整中。両者はそろって同時オンラインで会見に臨んだ。井岡の主な一問一答は次の通り。

◇  ◇  ◇  ◇

-現在の心境は

井岡「こうして大みそか統一戦ができることを今日、発表できることをうれしく思う」

-WBA王者フランコの印象

井岡「良い選手だなという風に思う」

-モチベーションは高い

井岡「自分自身、大みそかに試合するにあたって必ず統一戦をしたかった。陣営と話して、いろいろな選択肢の中でフランコ選手と交渉し、できそうな手応え、感覚があった。ボク自身は統一戦できれば誰でも良かったが、タイミング的にフランコ選手と対戦できるとなった。統一戦をしたいと言っていて、昨年の大みそかも流れてしまい、1年越しになる。統一戦をするためにずっと気持ちを引き締めてやっていた。いよいよ自分の望んでいた試合ができるという気持ち」

-現在のトレーニングは

井岡「ラスベガスで大みそかに向けてトレーニングしている。本格的にスパーリングしていますし、ベストな状態になるように取り組んでいる。サラスさんのところで、フランコを意識したスパーリングをして準備している」

-11度目の大みそかマッチ

井岡「正直、ここまできたら何も考えていない。大みそかに戦うことだけを考え、それが結果につながれば。今年の大みそかにやらせもらえる責任感はあるが、回数とか数字とか気にしていない」

-2人目のお子さん誕生から初試合で気持ち違う

井岡「だからこそ、こうして家族と離れてラスベガスでキャンプする選択をしましたし、この試合に懸ける思いが強い。このまま大みそかに良い調整できたらいいなと思っている」

-どのような展開と勝ち方を考えている

井岡「試合内容は、もちろんできる限り、良い内容で良いパフォーマンスで。理想はKOするのが1番いいと思っているが、そんなに世界戦、統一戦は甘い戦いではないと思う。いろいろな覚悟を持ってリングに上がるので、勝つことだけを考えている。(結果は)判定でもKOでも」

-3年ぶりの米国合宿

井岡「ボクシングに取り組む上では最高の環境だと」

-(元WBOアジア・パシフィック・フェザー級王者)森武蔵や(スーパールーキー)堤駿斗の同門と一緒に米合宿している

井岡「単純にすごく力をもらいますね。頑張っている姿とか、お互いにトレーニングやって感じるものがある。自分も背中もみせてあげたいなと。そこは相乗効果になる」

-丸刈りに近い短髪に

井岡「こっちで手入れできないので、全部刈ってしまった方が楽かなと」

(おわり)

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【スターダム】MIRAI誕生日にまさかの敗戦 23歳迎え決意「悔し涙を少しずつ虹に変えて」

スターダム高田馬場大会 試合中、険しい表情を見せるMIRAI(撮影・渋谷征平)

<女子プロレススターダム>◇3日◇ベルサール高田馬場

まさかの誕生日となった。23歳を迎えたMIRAIが、壮麗亜美とのタッグでこの日のメインに登場。勝てば、ゴッデス・オブ・タッグリーグの優勝に望みをつなぐことができたが、終了間際に壮麗が、コグマから逆転の丸め込みで3カウントを奪われ、悔しい敗戦となった。

「誕生日に試合をするのは初めて」だったMIRAI。勝利後のマイクパフォーマンスも考えていたといい「舞台は整った」と気合い十分でリングに上がった。この日は、普段脇役に回ることの多い壮麗に試合の決着を託し、リングサイドから見守ったが女神は微笑まなかった。

区切りとなった23歳の誕生日に、リング上で伝えるはずだった「感謝」の言葉。試合後に聞いてみた。

MIRAI これまで自分が戦ってこられたのは、ファンのみなさんと、これまで一緒に戦ってきた仲間とスタッフがいたから。育ててくれた両親にもありがとうと伝えたい。

真っ直ぐな言葉と柔らかい笑顔を生んだのは、大好きな三陸の広い海だ。岩手県宮古市出身。両親は漁師で、小さい頃はよく船に乗って漁について行ったという。「ウニとかアワビをよく食べてました」。コスチュームはブルー。この日はファンから届いたイルカのバルーンを「かわいい」と手に持って入場した。

「いつもうまくいかない」。全所属の東京女子を含め、何度も挑戦したが、まだベルトを手にしたことがない。「今までの悔し涙を少しずつ虹に変えていきます」と23歳の決意を語った。来年の12月3日は日曜日。ゴッデス・オブ・スターダム・タッグリーグ決勝の可能性もある。頂点に輝き、ベルトを巻いて「1、2、3、ダーッ!、と叫びたいですね」。24歳の誕生日は主役になる。【松熊洋介】

スターダム高田馬場大会 ゴッデス・オブ・スターダム・タッグリーグで4勝目を挙げた、葉月(左)、コグマ組(撮影・渋谷征平)
スターダム高田馬場大会 リング上でぼう然とするMIRAI。左は琉悪夏に襲撃された壮麗亜美(撮影・渋谷征平)
スターダム高田馬場大会 試合後、23歳の決意を語ったMIRAI(撮影・渋谷征平)

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【スターダム】王者上谷沙弥にディアナ梅咲遥が29日挑戦 スターライト・キッドも後押しで決定

スターダム高田馬場大会 ワンダー・オブ・スターダム王者の上谷沙弥は挑戦者の梅咲遥とにらみ合う(撮影・渋谷征平)

<女子プロレススターダム>◇3日◇ベルサール高田馬場

アイドル&プロレスの先輩に挑戦状をたたきつけた。第1試合のランブル戦を制した、ワンダー・オブ・スターダム王者の上谷沙弥(26)が、29日両国大会での挑戦者を募集。名乗りを上げたのは、ディアナから乗り込んできた梅咲遥(21)だった。

これまでもスターダムには若手中心の「NEW BLOOD」を含め、何度か参戦経験がある。実力も人気も自分の団体との「差」を感じてきた。上谷からの「挑戦する資格あるのか」の問いに戸惑っていたところ、梅咲との対戦経験があり、実力を知るスターライト・キッドが登場し「資格があるから私が送り込んでやった」とカミングアウト。対戦が決定した。

梅咲は上谷とは対戦経験もないどころか、面識もほとんどないという。飛び技の多い王者とは違って、リング内を駆け回り、スピードとパワーのある攻撃が持ち味の梅咲。「(29日までに)相手の知らない技を増やしていきたい」と不敵な笑みを浮かべた。アイドル活動をしていたというのも対戦したい理由の1つ。自らも高校時代、茨城のご当地アイドルとして活動。現在は東京でユニット「シロツメクサ」のメンバーとしてライブで歌やダンスを披露している。

上谷から「背負っているものが違う」と罵倒された。梅咲は「自分に持っていないものを持っているし、差はあると思う」と控えめだが、4年目となるディアナでベルトも所持している意地とプライドがある。毎年年越しは他団体などを転戦。「クリスマスもお正月も試合です」。梅咲だって負けてない。12度目の防衛を目指す絶対王者を蹴落とし、ディアナの強さを知らしめる。【松熊洋介】

スターダム高田馬場大会 上谷沙弥に挑戦表明した梅咲遥(撮影・渋谷征平)
スターダム高田馬場大会 上谷沙弥に挑戦表明した梅咲遥(撮影・渋谷征平)
スターダム高田馬場大会 ベルトを肩にかけ、梅咲遥をにらみつける上谷沙弥(撮影・渋谷征平)
スターダム高田馬場大会 梅咲遥に言葉をかける上谷沙弥(撮影・渋谷征平)
スターダム高田馬場大会 覆面レスラーにスター・クラッシャーを決める上谷沙弥(撮影・渋谷征平)
スターダム高田馬場大会 ランブルを制した上谷沙弥にスターライト・キッドが襲いかかる(撮影・渋谷征平)
スターダム高田馬場大会  ランブルで覆面レスラーから3カウントを奪う上谷沙弥(撮影・渋谷征平)

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カシメロVS赤穂亮戦はまさかの無効試合 カシメロが赤穂の後頭部にパンチ当てて試合終了に

2日の計量でポーズを取る赤穂亮(左)とジョンリール・カシメロ(C)NAOKI FUKUDA 

<プロボクシング:スーパーバンタム級10回戦>◇3日◇韓国・仁川パラダイスシティ

前WBO世界バンタム級王者ジョンリール・カシメロ(32=フィリピン)がWBO世界スーパーバンタム級8位赤穂亮(36=横浜光)と臨んだ約1年4カ月ぶりの試合はノーコンテスト(無効試合)となった。

メインイベントの同級10回戦で拳を交え、2回に突進したところに赤穂にパンチを当てられてダウンを喫した。立ち上がった後、猛攻した際、後頭部にパンチを当てて赤穂が大ダメージ。いすに座った赤穂の回復を待ったものの、立ち上がることができずに試合終了のゴングが鳴った。

同興行を運営した元WBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪氏が試合結果についてリング上で説明。「ラウンド前半の後頭部へのパンチで試合続行不可能ということで、ローカルルールで無効試合となりました。ボクも残念です。申し訳ございません」と観客に謝罪していた。

カシメロにとって21年8月、米カーソンで臨んだギジェルモ・リゴンドー(キューバ)戦以来の試合だった。同年12月、UEAドバイでポール・バトラー(英国)との指名試合が組まれながら、試合直前の自らの胃腸炎による体調不良で中止に。今年4月に英リバプールでバトラー戦が再セットされながら、英国ボクシング管理委員会で禁止されている減量時のサウナ使用で出場停止処分となり、WBOから王座剥奪されていた。

赤穂戦発表時にはビデオメッセージで登場したカシメロは「初めてのスーパーバンタム級での試合なので本当にベストを尽くす。赤穂に勝ったら次は井上尚弥とやりたい」と強気な“カシメロ節”で希望していたが、久しぶりの試合がまさかのノーコンテストとなった。

2日、計量パス後、フェースオフする赤穂亮(左端)とジョンリール・カシメロ(右端)。左から2番目は興行を運営する元世界王者・伊藤雅雪氏(C)NAOKI FUKUDA 
2日、赤穂亮とのスーパーバンタム級10回戦に向けて計量クリアしたジョンリール・カシメロ(C)NAOKI FUKUDA 
2日、ジョンリール・カシメロとのスーパーバンタム級10回戦に向けて計量クリアした赤穂亮(C)NAOKI FUKUDA 

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堀川謙一「勝たないと終わりかな」、日本選手最年長42歳8カ月での戴冠へ4日に王座決定戦

東洋太平洋ミニマム級王座決定戦に臨む堀川(右)とカノイ(撮影・実藤健一)

東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦(4日、エディオンアリーナ大阪)の前日計量が3日、大阪市内の日本ボクシングコミッション(JBC)関西事務局で行われた。

今回が60戦目となる同級3位の堀川謙一(42=三迫)はリミット48・9キロ、対する同級2位ジョイ・カノイ(29=フィリピン)は800グラムも軽い48・1キロでクリアした。堀川は相手の計量結果について「ナチュラルな体重なんでしょう」と気にもとめず、初めて見た印象に「強いと思います」と語った。

堀川が勝てば42歳8カ月での王座奪取で、41歳2カ月でWBOアジアパシフィック・ミドル級王座を獲得した野中悠樹(渥美)の記録を上回る、日本選手最年長記録となる。堀川は「最年長記録というより、自分のボクシング人生において勝たないと終わりかなと思っているんで。その気持ちだけです」と話していた。

年齢的に現役ボクサーとしては常にがけっぷちにいる。今回の試合も「めちゃくちゃ大事です。できればKO勝ちしたいが、とにかく勝たないと前には進めない」。ベテランの経験と意地を存分に発揮する。

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未来の世界王者へ…矢吹正道が子どものスパーリング大会「安全で楽しいボクシング知ってほしい」

矢吹正道(2022年9月10日撮影)

前WBC世界ライトフライ級王者矢吹正道(30=緑)とタキザワジムが主催する子どものスパーリング大会が、4日に名古屋市内の緑ジムで行われる。

同大会はボクシングの底辺を広げるべく、矢吹を中心に開催をはじめ、今回が第4回となる。矢吹の長女で全国ジュニアチャンピオンズリーグを制した佐藤夢月ちゃんらも、この大会をステップにしている。

矢吹は「子どもたちに安全で楽しいボクシングを知ってほしい」と開催意図を語る。ここから未来の世界王者へ。最初の窓口を元世界王者が広げていく。

矢吹正道対シムシー 観戦に訪れた矢吹ファミリー(左から妻・恭子、長男・克羽、長女・夢月)(2022年9月10日撮影)

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小林豪己「『ブラボー!』しかない」5戦目で世界ランク入りへ自信 4日WBO地域タイトル戦

WBOアジアパシフィック・ミニマム級王座決定戦に臨む小林(右)とリメンツォ

WBOアジアパシフィック・ミニマム級王座決定戦(4日、エディオンアリーナ大阪)の前日計量が3日、大阪市内の日本ボクシングコミッション(JBC)関西事務局で行われた。

真正ジムのホープ、4戦4勝(3KO)の日本同級4位小林豪己(23)はリミットを100グラム下回る47・5キロ、WBOAP同級1位のマルコ・ジョン・リメンツォ(23=フィリピン)は47・4キロで一発クリアした。

兵庫県加古川市出身の小林は神吉中3年から、高砂ジムでボクシングを始めた。相生学院高ではインターハイに出場。芦屋大で全日本選手権ライトフライ級8強の実績を積み、プロデビューを果たした。ここまでは順風満帆。5戦目で訪れたタイトルマッチで、一気に世界ランク入りを狙う。

「調整は順調でした。(試合展開想定は)最初は様子を見てパンチが当たったら勝ちます。『ブラボー!』しかない。ワクワクしています」。サッカーW杯で快進撃を続ける森保ジャパンの最年長、DF長友の決めセリフをちゃっかり拝借。勝利の際にはリング上で「ブラボー!」を絶叫する。

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冨田大樹「強さを示したい」芝力人「実力は上」前日計量で舌戦 日本ライトフライ級王座決定戦

日本ライトフライ級王座決定戦に挑む冨田(右)と芝(撮影・実藤健一)

日本ライトフライ級王座決定戦(4日、エディオンアリーナ大阪)の前日計量が3日、大阪市内の日本ボクシングコミッション(JBC)関西事務局で行われた。

メインで王座奪取を狙う同級1位の冨田大樹(25=ミツキ)、同2位の芝力人(27=真正)ともリミット48・9キロでクリアした。冨田は「調整はバッチリです。試合が決まってからこの日まで、やるべきことをやってきた。『人事を尽くして天命を待つ』じゃないですけど、ワクワクしています」と語った。

一方の芝も「万全ですね。すごくいい状態です。自分がベルトをとるイメージはできています」と自信たっぷりに語った。

芝は南京都高(現・京都広学館)から近大で主将を務めた。一方で冨田は17歳でプロデビューと、歩んできた道は対照的だ。試合の発表会見で冨田は「自分は17歳でプロデビューして、アマエリートにはコンプレックスを持っている。たたき上げのエリートになりたいし、その強さを示したい」。対する芝も「自分はエリートとは思っていない。成り上がっていくために勝つだけ。自分が(冨田に)負けているのはプロの戦績だけ。実力は上回っている」と舌戦を展開していた。

前準備はすべて整い、決戦の時を迎える。

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横綱照ノ富士が冬巡業休場、右足親指を痛めていた高安も

横綱照ノ富士(22年10月撮影)

日本相撲協会は2日、長崎市で3日から始まる冬巡業を横綱照ノ富士、高安ら幕内力士8人が休場すると発表した。

照ノ富士は両膝負傷で11月の九州場所を全休。同場所で三つどもえの優勝決定戦に出場した高安は右足親指を痛めていた。他の休場者は翠富士、北勝富士、宝富士、琴恵光、一山本、照強。冬巡業は14日まで九州、近畿地方などで8日間開催。

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元王者カシメロ「爆発的なすごい試合」赤穂亮「最後の大勝負」3日両者激突へ計量クリア

スーパーバンタム級10回戦で拳を交えるWBO同級8位赤穂亮(左)と前WBO世界バンタム級王者ジョンリール・カシメロ(C)NAOKI FUKUDA 

プロボクシング前WBO世界バンタム級王者ジョンリール・カシメロ(32=フィリピン)とWBO世界スーパーバンタム級8位赤穂亮(36=横浜光)が世界戦線への再浮上を懸けた一戦に臨む。3日、韓国・仁川パラダイスシティでのスーパーバンタム級10回戦を控えた両者は2日、同地で前日計量に臨んだ。カシメロは300グラム少ない55・0キロでクリアし、対する赤穂は100グラム少ない55・2キロでパス。興行を運営する元WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪氏ら立ち会いのもと、両者はフェースオフ(にらみ合い)にも応じた。

カシメロは「爆発的なすごい試合になる。(赤穂は)良いボクサーでパワーがある。接近戦で良い試合になると思う。良い試合をみせる」と気合十分。防衛戦直前の胃腸炎や、減量によるサウナ使用問題で2度も試合中止となって王座を剥奪された。実に21年8月のギジェルモ・リゴンドー戦以来、約1年4カ月ぶりのリングとなる。バンタム級の世界ランキングからも外れており、赤穂戦を再浮上のステップととらえる。

一方、プロ44戦目となる赤穂は「カシメロはキャリアで最高の選手なので、最後の大勝負になるのではないか」と設定する。現在、WBO世界スーパーバンタム級8位にランクされ、前王者カシメロを下せば、ランキング上昇が期待できる。3度目の世界挑戦のチャンスもみえそうな赤穂は「1番良い調整ができたと思います。勝ちに徹します。面白いか、面白くないかは抜きにして勝ちに徹します」と粘り強く勝利をつかむ覚悟を示した。

計量パス後、フェースオフする赤穂亮(左端)とジョンリール・カシメロ(右端)。左から2番目は興行を運営する元世界王者・伊藤雅雪氏(C)NAOKI FUKUDA 
赤穂亮とのスーパーバンタム級10回戦に向けて計量クリアしたジョンリール・カシメロ(C)NAOKI FUKUDA 
ジョンリール・カシメロとのスーパーバンタム級10回戦に向けて計量クリアした赤穂亮(C)NAOKI FUKUDA 

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フェザー級2冠王者阿部麗也が世界にらみ「上につながる試合をして倒す」3日初防衛戦

3日の初防衛戦に向けて計量クリアしたWBOアジア・パシフィック、日本フェザー級王者阿部麗也(左)と挑戦者の同級2位前田稔輝

プロボクシングWBOアジア・パシフィック、日本フェザー級王者阿部麗也(29=KG大和)が両王座の初防衛戦に臨む。

3日、東京・後楽園ホールで同級2位前田稔輝(26=グリーンツダ)の挑戦を受ける。2日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、両者ともにリミットよりも100グラム少ない57・0キロでクリアした。今年5月、丸田陽七太(森岡)に判定勝ちして王座奪取に成功して以来約7カ月ぶりリングが王座奪取よりも難しいとされる初防衛戦となる。

計量を終えた阿部は「防衛戦という意識はあまりなかった。周りの環境と反応で(王者と)自覚しているだけ」と自然体を貫きつつ、世界を意識しながらリングに上がる。「上(世界)につながる試合をして、倒すでしょう」と自らに期待を寄せた。東洋太平洋スーパーバンタム級王者武居由樹(大橋)、東洋太平洋スーパーフェザー級王者力石政法(緑)ら「アジア王者」たちとスパーリングを重ねてきたこともあり「いろいろなサウスポーとやってきたのでスパーリングは良かった。自信になりますね」と手応えを示していた。

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13日井上尚弥との4団体王座統一戦へ「最高のポール・バトラーで臨む」相手陣営仕上がりに自信

対戦相手ポール・バトラーの写真の前で写真に納まる井上(2022年10月13日撮影)

プロボクシングWBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(34=英国)のトレーナーを務めるジョー・ギャラガー氏が、13日に東京・有明アリーナで控えるWBAスーパー、WBC、IBF世界同級王者井上尚弥(29=大橋)との4団体王座統一戦に向け、仕上がりの良さを強調した。

英国の地元紙リバプール・エコー紙のインタビューに応じた同氏は「ポールが(IBF、WBOと)世界王座を2度戴冠した。それはリバプール出身者で初めてのことだった。(4月のWBO世界同級暫定王座決定戦の)ジョナス・スルタン戦は彼のキャリアの最高のパフォーマンスの1つだった」と太鼓判を押した。

井上について「私たちは非常に優れたファイターと対戦する。ノニト・ドネア戦で、井上は裂傷を負ったものの、カムバックして勝利した」と高く評価し、敬意を表している。バトラーの下馬評が高くないことも認識しつつ「試合当日、井上の調子が悪いかもしれない。試合中にカットするかもしれない」と何が起こるか分からない競技であることを強調。陣営として「私たちがしなければならないこと、そしてポールがしなければならないことは、そこに行き、彼が最高のポール・バトラーで臨むことだ。運が良ければ何が起こるのか分からない」と自信を示していた。

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井上尚弥、8年ぶりの“1年間2王者撃破“へ気持ち高揚「やりがいをすごく感じています」

大橋ジムの4階を貸し切り、最終調整した井上尚弥(中央)、弟拓真(左端)、父真吾トレーナー

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が8年ぶりとなる1年間で2王者撃破へ、気持ちを高ぶらせた。13日に東京・有明アリーナでWBO世界同級王者ポール・バトラー(34=英国)との4団体王座統一戦を控え、横浜市内で最終調整。ミット打ちやドラムミット打ちで汗を流した。6月のノニト・ドネア(フィリピン)戦に続く、世界王者対決に向けて「今、やりがいをすごく感じています」と充実した表情を浮かべた。

14年には4月にWBC世界ライトフライ級王者アドリアン・エルナンデス(メキシコ)戦、12月にWBO世界スーパーフライ級王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)戦に勝利して2階級制覇している。8年ぶりの「1年間2王者撃破」を狙う井上は「しかも2試合とも王座統一戦ですからね」と強調。バトラー戦への気持ちを高揚させた。 11月28日には元WBC世界バンタム級暫定王者で現WBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級王者の弟拓真(26)とのスパーリングで実戦トレを打ち上げた。井上は「やっぱり拓真も強くなっているし、日頃、一緒にトレーニングして高いレベルを感じる。最後に拓真とスパーリングして4団体王座統一戦に向けてしっかり自分の気持ちを乗せていきたいと思った」と意図を明かした。試合日には拓真もジェイク・ボルネア(フィリピン)との55・5キロ契約体重10回戦を控えており、井上は「これが同じ日に試合できるメリット。気持ちも同じ」と手応えを示した。

試合が迫ったことを示すように、所属ジムの松本好二トレーナーのドラムミットを入念に打ち込んだ。井上は「松本さんのトレーナーのキャリアは長いですし、当を得たミットを持ってくれたり。自分のテンションを上げたい時期に持ってもらっている」と感謝。残り2週間を切り、体調管理を最優先するとし「細心の注意を払っていきたい」と神経を研ぎ澄ませていた。

所属ジムの松本好二トレーナー(左)とドラムミット打ちする井上尚弥
ミット打ち途中、コーナーでインターバルを取る井上尚弥
入念にボクシングシューズのひもを結ぶ井上尚弥

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井上尚弥、13日バトラーと4団体王座統一戦「自分の気持ち、しっかり乗せていきたい」一問一答

所属ジムの松本好二トレーナー(左)とドラムミット打ちする井上尚弥

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が13日、東京・有明アリーナで臨むWBO世界同級王者ポール・バトラー(34=英国)との4団体王座統一戦に臨む。大一番まで2週間を切り、先月28日には元WBC世界同級暫定王者の弟拓真(26=大橋)とのスパーリングで実戦トレを打ち上げていた。現在のコンディションや最終調整など主な一問一答は次の通り。

◇  ◇  ◇  ◇

-11月28日にスパーリングを打ち上げ。弟拓真を最後のスパーリング相手に選んだのか

「自分の中で、やっぱり拓真も強くなっているし、日頃、一緒にトレーニングして高いレベルを感じるので。最後、拓真とスパーリングして自分の気持ち、4団体統一に向けてしっかり乗せていきたいと」

-拓真とのスパーリングの感想は

「拓真はやはりレベルが高い。当てさせてくれない。拓真の戦績をみれば分かりますが、拓真なりのうまさ、決してKO率は高くないけれど、ダメージを負わないで、しっかりポイントアウトするうまさを感じました」

-兄弟で刺激を与え合える

「同じ日に試合できるメリットであり、気持ちも同じだと思う」

-ここからの調整は

「今のメニューづくりは、ジムに来てから体重と自分がどれだけ動けるか踏まえ、決めています」

-コンディション最優先

「はい、もう実戦的なものはほぼないですね」

-サンドバッグ、ミットはただ打つだけでなく、時間をかけて考えながら打っているように見える

「1発1発、意味なく打ち込むのではなくて、突破口というか、こういう入り方、こういうパンチの出し方をしたら、より効果的にいけるのではないかと、考えながらやっています」

-所属ジム松本好二トレーナーとのドラムミットが多くなったように思うが

「試合前は頼みます。松本さんのトレーナーとしてのキャリアは長いですし、当を得たミットを持ってくれたり、うまくテンションを上げてくれます。自分のテンションを上げたい時期、ラスベガスの試合でもしてもらいましたし。日本に限らずにドラムミットを持ってもらっています」

-今後の調整ポイントは

「とにかく、風邪をひかないことですね。いくら体重を仕上げてトレーニングを最終までうまく詰めたとしても、風邪というのは自分の中で気を付けていてもかかってしまうもの。そこらへんは徹底していきたい。それで体調を崩してしまうのは、もったいないので。今まで試合前に風邪ひいたのは世界初挑戦時だけかな。そこはうまくできていると思います。今は免疫も下がってきますし、あと2週間弱ですが、細心の注意を払っていきたい」

-5日にバトラー来日予定。気持ちの高ぶりは

「ありますね。5日に来日だとどういう対策をしてきたのか。向こうでしっかり対策を練って(試合までの)残りの期間で時差ぼけは取れるのか。それは個人差でしょうけれど。より長く自分の慣れた土地でトレーニングを積んで調整を終えてくると思う。ドネアは比較的早く来日して日本で最終調整していた。バトラーは向こうで仕上げてくる。そういうことも考えながらやっています」

-今年2試合は世界王者との対戦になった

「本当にそうですね。しかも2つとも統一戦ですよ。自分の中では世界初挑戦の14年は2回、ライトフライ級、スーパーフライ級の王者に挑戦していますが、それ以来ですね。今、やりがいをすごく感じています」

大橋ジムの4階を貸し切り、最終調整した井上尚弥(中央)、弟拓真(左端)、父真吾トレーナー
ミット打ち途中、コーナーでインターバルを取る井上尚弥
入念にボクシングシューズのひもを結ぶ井上尚弥

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元横綱大乃国の芝田山広報部長がコロナ感染、1日の理事会を欠席

芝田山広報部長(2020年4月3日撮影)

芝田山広報部長(元横綱大乃国)が1日、新型コロナウイルス感染を明らかにした。

九州場所後の11月28日に発熱などの体調不良を感じ、抗原検査を受けたところ陽性反応が出たという。これにより1日の理事会にも出席しなかった。

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高校横綱落合哲也、元横綱白鵬の宮城野親方弟子入り「師匠の記録超える気持ちで入門」

鳥取城北高2、3年で高校横綱に輝いた落合哲也(19)は1日、鳥取市の同高で記者会見を開いた。

宮城野親方(元横綱白鵬)の下に弟子入りし、「師匠の記録を超える気持ちで入門する。大相撲を盛り上げられるような横綱になりたい」と力強く語った。180センチ、153キロの体で押し相撲を得意とする。会見に同席した宮城野親方は「上位で戦える力士に育てたい。強い関取になれば、私の優勝45回という記録を抜くことはできる」と活躍に期待した。

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藤波辰爾「1、2、3、ダァーッ!」で50周年イベント締め 猪木さんの「闘魂」継承改めて誓う

「1、2、3、ダーッ!」で締める藤波辰爾(撮影・丹羽敏通)

<ドラディション:藤波辰爾デビュー50周年ネバーギブアップツアーファイナル>◇1日◇東京・国立代々木競技場第2体育館

“炎の飛竜”藤波辰爾(68)が、自身のデビュー50周年記念ツアーファイナルで、改めて師匠・アントニオ猪木さんの「闘魂」継承を誓った。

10月1日に心不全のため79歳で死去した猪木さんのテーマ曲「炎のファイター」で入場し、最後は「1、2、3、ダァーッ!」で力強く締めめくった。

昨年から1年にわたって開催されてきた同イベントのファイナルは、新日本プロレス時代の弟子である棚橋弘至(46)と激突した。一騎打ちは、約20年ぶり。「50年目の青春」と、気合を込めて臨んだ一戦だった。

昨年発症した左足蜂窩(ほうか)織炎の影響もあってか、体は万全の状態ではなかった。それでも、ドラゴンスクリュー、ドラゴンスリーパーと、ドラゴン殺法を継承した棚橋へ元祖の技をお見舞い。最後は11分44秒、棚橋のハイフライフロー(屈伸式ダイビングボディプレス)に沈んだものの、会場にプロレスの力を届けた。

深紅のロングガウンに、炎のファイター。そして、試合後の言葉でも、師匠への熱い思いを示した。「師匠である猪木さん。本来、猪木さんもこのリングに立ってくれることになっていました。ただ、我々レスラーは猪木さんの遺志を継いで、まい進していきます」。燃える闘魂亡き後も、自身が先頭に立って、その精神を継承していくことを天に約束した。

「衝撃のジャンピングボディープレスを食らって忘れていました…」と頭をかいた藤波だったが、気を取り直し、最後は会場全体で「1、2、3、ダァーッ!」を決めた。デビュー50周年を終えても、“生涯現役”で人々に勇気と笑顔を届けていく。

藤波辰爾対棚橋弘至 藤波辰爾をハイフライフローで仕留める棚橋弘至(撮影・丹羽敏通)
藤波辰爾対棚橋弘至 藤波辰爾戦に勝利した棚橋弘至(撮影・丹羽敏通)
藤波辰爾対棚橋弘至 健闘をたたえ合う藤波辰爾(左)と棚橋弘至(撮影・丹羽敏通)
試合を戦った棚橋弘至やレジェンドたちと写真に納まる藤波辰爾(撮影・丹羽敏通)

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晝田瑞希、国内最速タイ4戦目で世界王座獲得「最強のスーパースターに」入江聖奈の前でうれし涙

国内最速のプロ4戦目で世界王座を獲得したWBO女子世界スーパーフライ級王者晝田瑞希(左から3番目)

<プロボクシング:WBO女子世界スーパーフライ級王座決定10回戦>◇1日◇東京・後楽園ホール

トップアマの前日本女子フライ級王者晝田瑞希(26=三迫)が国内最速タイとなる4戦目で世界王座獲得に成功した。前日本女子バンタム級王者谷山佳菜子(35=ワタナベ)と同王座を懸けて拳を交え、7回に左ストレートでダウンを奪って3-0の判定勝ち。ジャッジ3人のうち、2人がフルマークをつけた完勝だった。アマ時代、東京オリンピック(五輪)女子フェザー級金メダリスト入江聖奈(22=日体大)と五輪出場枠を争った実力者。この日も現役最後となった全日本選手権を終えたばかりの入江が見守る中、世界ベルトを奪取し「すごくほっとしています」とうれし涙を流した。

サウスポースタイルからスピード、技術で上回った内容で世界王座を獲得。入江の五輪金に匹敵するか、との問いに晝田は「今日、世界王者になって自分を認めてあげないといけない。ただ五輪とは別ものと決断してターゲットを変えてプロに来た。なので違うものだし、比べていないです」と素直な心境を口にした。現在も入江とはSNSなどは励まし合う間で「聖奈は返事で『刺激を受ける』と言ってくれて謙虚。彼女から学ぶことがあります」と感謝の言葉を口にした。

世界ベルトを手にし、晝田が目指すのは海外進出だ。「米国では女子が盛り上がっている。男子に負けないぐらい強い。私も強くなって海外の大きな舞台に立ちたい。もっともっと強くなって最強のスーパースターになります」と強い決意を示し、未来を見据えていた。

WBO女子世界スーパーフライ級王座を獲得した晝田瑞希(左から3番目)は所属ジム三迫貴志会長(左端)に手を挙げられて笑顔
所属ジムの三迫貴志会長(左)とともにWBO女子世界スーパーフライ級王座獲得を喜んだ晝田瑞希
WBO女子世界スーパーフライ級王座を懸けて谷山佳菜子(手前)と拳を交えた晝田瑞希
WBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦で谷山佳菜子(右)と対戦した晝田瑞希

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蝶野正洋、武藤敬司、長州力らレジェンドたちが藤波辰爾50周年を祝うべく、リング上に集結

リング上に勢ぞろいした藤波辰爾ゆかりの面々、左からデビュー戦の相手北沢幹之、蝶野正洋、武藤敬司、藤原喜明、長州力。左奥は田中ケロリングアナ(撮影・丹羽敏通)

<ドラディション:藤波辰爾デビュー50周年ネバーギブアップツアーファイナル>◇1日◇東京・国立代々木競技場第2体育館

プロレス界のレジェンドたちが藤波辰爾50周年を祝うべく、リング上に集結した。メインイベント藤波-棚橋戦の前に、リングアナウンサー田中ケロ氏の呼び込みで、北沢幹之、蝶野正洋、武藤敬司、藤原喜明、長州力が登場。藤波にお祝いのメッセージを送った。

藤波と同じく大分の出身でデビュー戦の相手だった北沢は「藤波君はまだまだ現役で続けられる。棚橋にぜひぎゃふんと言わせて」。凱旋(がいせん)帰国の相手が藤波だった武藤は「ずっと藤波さんの背中を追いかけてきましたが、俺の方が先に辞めることになってしまった。元気な姿をずっと見せて」。デビュー戦の相手が藤波だった藤原は「私も50周年。デビュー戦の相手が藤波さんでした」。永遠のライバルで「名勝負数え歌」を演じた長州は「今日は僕は棚橋を一生懸命応援します。そして『藤波ここにあり』を見に来ました」と、それぞれが独自の色でお祝いのメッセージを送った。

高岩竜一、田中将斗、望月成晃対越中詩郎、AKIRA、新崎人生 場外でヒップアタックを決める越中詩郎(撮影・丹羽敏通)
高岩竜一、田中将斗、望月成晃対越中詩郎、AKIRA、新崎人生 トップロープを歩く新崎人生(撮影・丹羽敏通)
丸藤正道、関本大介、真霜拳號対樋口和貞、稲村愛輝、KENSO 3カウントを奪った丸藤正道(撮影・丹羽敏通)
船木誠勝、ザック・セイバーJr.、ジェイク・リー対内藤哲也、鷹木信悟、長井満也 勝利した、左からザック・セイバーJr.、1人おいて船木誠勝、ジェイク・リー(撮影・丹羽敏通)
船木誠勝、ザック・セイバーJr.、ジェイク・リー対内藤哲也、鷹木信悟、長井満也 ポーズを決める内藤哲也(撮影・丹羽敏通)
LEONA対高橋ヒロム 高橋ヒロム(右)にドロップキックを見舞うLEONA(撮影・丹羽敏通)

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藤波辰爾の息子LEONA、父譲りの精神見せる 強敵高橋ヒロムに敗戦、解説のライガーから発破

LEONA対高橋ヒロム 高橋ヒロムを足4の字固めで攻めるLEONA(撮影・丹羽敏通)

<ドラディション:藤波辰爾デビュー50周年ネバーギブアップツアーファイナル>◇1日◇東京・国立代々木競技場第2体育館

“炎の飛竜”藤波辰爾(68)のデビュー50周年記念ツアーのファイナルで息子、LEONA(29)が、父譲りのネバーギブアップ精神を見せた。

第3試合のスペシャルシングルマッチで、新日本プロレスの高橋ヒロムと激突。新日本のジュニア戦士最強決定戦「ベスト・オブ・ザ・スーパー・ジュニア(BOSJ)」3連覇を達成した強敵との一戦に、長髪を短く刈り込んで臨むなど、決意を示した。

だが、LEONAにとって高すぎる壁だった。ゴングと同時にとびかかってスタートダッシュを狙ったものの、すぐに流れを渡してしまう。高橋の強烈なチョップに、なすすべのない状態が続いた。終盤には父の必殺技ドラゴンスクリューやトップロープからのニードロップを繰り出すなど見せ場を作ったものの、最後はヒロムちゃんボンバー(ラリアット)からのビクトリー・ロイヤル(変形フェースバスター)でカウント3を聞いてしまった。

それでも、1度も諦めることはなかった。試合中には会場の「レオナ」コールにも後押しされて、意地のエスケープ、キックアウトを披露。試合後も、足を引きずりながら退場するその目には、確かに「龍魂」が宿っていた。

LEONAは10年前、立大在学時に父の40周年記念大会でプロレスラーデビューを直訴した。その思いに、反対だった母・伽織さんからも賛成を得て、所属していたゴルフ部に退部を伝えて体作りに取り組んだ。格闘技未経験だったが、英国修行も経験した。

あれから10年。同じ父のメモリアル大会で、「藤波辰爾」のそばで学んできたプロレスを見せた。解説を務めた獣神サンダー・ライガー氏からは「藤波(辰爾)さんがジュニアヘビー級を持ち込んだから(LEONA)にはもっともっと距離を縮めていってもらいたい」と発破をかけられた。これからも、偉大な父の背中を追いかけ続ける。

LEONA対高橋ヒロム 高橋ヒロム(右)にドロップキックを見舞うLEONA(撮影・丹羽敏通)
LEONA対高橋ヒロム 高橋ヒロムのチョップ攻撃をこらえるLEONA(撮影・丹羽敏通)
LEONA対高橋ヒロム LEONAを仕留める高橋ヒロム(撮影・丹羽敏通)
LEONA対高橋ヒロム LEONAを破った高橋ヒロム(撮影・丹羽敏通)
リング上に勢ぞろいした藤波辰爾ゆかりの面々、左からデビュー戦の相手北沢幹之、蝶野正洋、武藤敬司、藤原喜明、長州力。左奥は田中ケロリングアナ(撮影・丹羽敏通)

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亀田興毅氏「ボクシング界の基盤を築いてくれた先輩」来年1・6興行で大沢宏晋の引退試合を実施

亀田興毅ファウンダー(2022年7月22日撮影)

ボクシングの「3150FIGHT」を手がける元世界3階級制覇王者亀田興毅ファウンダー(36)が、功労者への花道を作る。

興毅氏は1日、来年1月6日にエディオンアリーナ大阪で行う世界戦2試合を含めた興行について、新たなプランを打ち出した。元東洋太平洋フェザー級王者大沢宏晋(37=オール)の引退試合を行い、10カウントを行う意向を明かした。

大沢は45戦36勝(21KO)4分け5敗のキャリアを誇る。世界挑戦もした功労者に対し、ふさわしい舞台を用意する。

対戦相手は11月27日の「SURVIVAL」に出場した樋口和輝(22=ARITOMI)と交渉予定。興毅氏は「これから伸びていく選手を育てていくのと同様、ボクシング界の基盤を築いてくれた先輩が、その道を引く時にはふさわしい道を作りたい。それも使命だと思っている」。ボクシング界全体を見据えて興毅氏は改革を進める。

「3150FIGHT」 1回、大沢宏晋(右)はジョー・サンティシマを攻め立てる(2022年8月14日撮影)

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