上へ戻る

au版ニッカン★バトル

新着ニュース

世界ユース制覇のアマ13冠堤駿斗が大みそかプロ2戦目、前東洋太平洋王者アポリナルと対戦

世界ユース制覇などアマ13冠の実績を誇るスーパールーキー堤駿斗が大みそかのプロ2戦目に向けて米ラスベガスで合宿中(志成ジム提供)

16年に日本男子初のボクシング世界ユース制覇などアマ13冠の実績を誇るスーパールーキー堤駿斗(23=志成)が12月31日、東京・大田区総合体育館でプロ2戦目に臨むことが25日、発表された。前東洋太平洋スーパーバンタム級王者ペテ・アポリナル(27=フィリピン)とフェザー級8回戦で拳を交える。今年7月、プロデビュー戦で東洋太平洋ランカーだったジョン・ジェミノ(フィリピン)に判定勝利し、東洋太平洋フェザー級ランキング5位に入っていた。アポリナルは今年8月、元K-1スーパーバンタム級王者武居由樹(大橋)に敗れて王座陥落して以来のリングとなる。

待望のプロ2戦目が決まった堤は「(アポリナルは)カウンターがうまくて、なおかつパワフルなボクサーファイター。名のある選手とやれることは本当にうれしく思います。実力ある選手との試合が決まることで、それまでの過程やモチベーションが自分の成長に大きくつながると思っています」と意気込みを示した。

プロ2戦目に向けて堤は現在、同門の先輩となるWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔、元WBOアジア・パシフィック・フェザー級王者森武蔵とともに米ラスベガスで合宿中。名伯楽のイスマエル・サラス・トレーナーのもとで調整を続けている。「世界レベルの技術やテクニックを学ばせてもらっています。またスパーリング相手のレベルも高い選手ばかりなので、とても充実しています」と手応えを感じている。

同興行メインは井岡がWBA世界スーパーフライ級王者ジョシュア・フランコ(27=米国)との2団体王座統一戦が組まれている。デビュー戦に続き、井岡のアンダーカードという注目興行に出場する。ルーキーイヤーの締めくくりとなるだけに「デビュー戦から強くなったところをみせたいですし、インパクトのある勝ち方で勝ちたい」とテーマを掲げていた。

なお堤のほか、日本スーパーバンタム級8位大湾硫斗(24=志成)がスックプラサード・ポンピタック(35=タイ)との同級8回戦、日本女子バンタム級6位伊藤沙月(31=志成)がワッサナ・カームデー(34=タイ)とのスーパーフライ級6回戦に臨むことも発表された。

大みそかのプロ2戦目に備え、米ラスベガスで合宿中のアマ13冠のスーパールーキー堤駿斗(志成ジム提供)
WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(中央)、元WBOアジア・パシフィック・フェザー級王者森武蔵(右端)と米国合宿中の堤駿斗(志成ジム提供)

関連するニュースを読む

再入幕確実の朝乃山が7連勝で大台10勝目、1敗キープで2場所連続の十両優勝へ前進

朝乃山(23年3月12日)

<大相撲春場所>◇11日目◇22日◇エディオンアリーナ大阪

大関経験者で東十両筆頭の朝乃山(29=高砂)が、豪ノ山を破り、7連勝で大台の10勝目を挙げた。すでに勝ち越しを決めていた、取組前まで1差の豪ノ山を退けて10勝1敗。好調の相手との直接対決を制し、2場所連続の十両優勝に前進した。

前日21日の10日目は、小兵の炎鵬を相手にヒヤリとする場面もあった。前日の取組後は「立ち合い、踏み込んだつもりが踏み込めず、前みつを取られて相手の形になった。その後は落ち着いて脚を運べたと思う」と話していた。これで14勝した先場所に続き、関取復帰後、2場所連続での2ケタ白星となったが、勝っても反省点を見つけ、翌日以降の取組で修正してきた。勝ち越しですでに来場所の再入幕を確実にしているが、より上位の番付で幕内に戻るため、必死の土俵を続けている。

関連するニュースを読む

【ボクシング】井上尚弥が強行出場希望も大橋会長が「私の判断で」止めた 拳負傷で世界戦延期

井上尚弥(2023年3月6日撮影)

プロボクシング前4団体統一バンタム級王者の井上尚弥(29=大橋)が拳を負傷し、5月7日に横浜アリーナで予定されていたWBC、WBO世界スーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトン(28=米国)への挑戦が延期になったことが22日、発表された。所属ジムの大橋秀行会長(58)が同日、横浜市で記者会見し、井上の負傷とフルトン戦延期の経緯を明かした。

井上は、書面でコメントを発表。全文は以下の通り。

「5月7日に予定されておりましたフルトン選手とのタイトルマッチは、僕の練習中による拳のけがにより、延期となりましたことをご報告させて頂きます。関係各位、対戦相手のフルトン選手をはじめ、陣営の方々には、多大なご迷惑をおかけいたしました事を心からおわびいたします。また、5月7日を楽しみにしていてくださったファンの皆さま、大変申し訳ございません。延期を受け入れてくれたフルトン陣営には感謝いたします。開催予定の7月に向けて、万全でリングに上がるため、まずはけがの回復に努めたいと思います。また、ファンの皆さまに、熱い試合をお見せ出来るよう、準備をしていきますので、その時を楽しみに待っていて頂けますとうれしく思います。             井上尚弥」

今年1月に4団体のバンタム級ベルトをすべて返上した井上は、スーパーバンタム級転向を正式表明。WBC、WBOで同級1位にランキングされ、今月6日にはWBC、WBO世界同級王者フルトンへの挑戦が正式発表された。同じ6日夕方、メキシコから呼んだWBC世界フェザー級23位ブライアン・アコスタ、セサール・バカ・エスビノーザの練習パートナー2人とスパーリングを開始したが、同9日、16日に行ったスパーリングで拳を痛めてしまったという。

精密検査の結果、骨に異常はなかったものの、腱(けん)に炎症などがみられた。井上本人は強行出場を希望していたものの、担当医から5月7日までの回復は難しいとストップがかかった。大橋会長は「本人も『やります、大丈夫です』と言っていましたが、(拳が)使えない状況なので。私の判断で延期としました。難しい判断ですが、延期となりました」と説明した。

既にフルトン陣営には井上の負傷について事情を説明済みで、今夏の延期で合意に達しているという。リセットされることになった井上の統一王者フルトン挑戦は、7月の首都圏開催を目指し、あらためて交渉が続けられることになった。

井上尚弥の拳負傷によりWBC・WBOスーパーバンタム級タイトル戦の延期を発表する大橋会長(撮影・丹羽敏通)
井上尚弥の拳負傷によりWBC・WBOスーパーバンタム級タイトル戦の延期を発表する大橋会長(撮影・丹羽敏通)
井上尚弥の拳負傷によりWBC・WBOスーパーバンタム級タイトル戦の延期を発表する大橋会長(撮影・丹羽敏通)

関連するニュースを読む

新十両落合が連敗で3敗目「めちゃくちゃ重かったです」幕内優勝経験者の逸ノ城に敗れる

逸ノ城は落合(下)を突き落としで破る(撮影・小沢裕)

〈大相撲春場所〉◇11日目◇22日◇エディオンアリーナ大阪

昭和以降最速、1場所で新十両昇進を果たした西14枚目の落合(19=宮城野)が3敗目を喫した。

幕内優勝経験者で、1敗で十両優勝争いのトップを走る逸ノ城との一番。落合はもろ差しで攻めたてながら最後は突き落としに敗れ、初の連敗を喫した。

「めちゃくちゃ重かったです」

率直な感想が出た。鳥取城北高の先輩でもある。「自分が小学4年の時、鳥取県の相撲協会にいた逸ノ城関に声をかけてもらった。まさか大相撲の土俵で対戦できるとは思っていなかった。全く通用しなかったです」と完敗を認めた。

前日10日目は同世代の20歳、熱海富士に突き落とされた。ただ、取組後は「負けました。そういう感じです」とサバサバした口調でダメージは感じさせなかった。

先場所、幕下15枚目格付け出しデビューで7戦全勝優勝。破竹の勢いで関取の座まで上がってきたが、200キロを超える巨漢の逸ノ城にはね返された。大型力士にどう対するか。今後の課題が明白となった。

逸ノ城は落合(下)を突き落としで破る(撮影・小沢裕)
落合(左)は突き落としで逸ノ城に破れる(撮影・石井愛子)
落合(右)は突き落としで逸ノ城に破れる(撮影・石井愛子)
落合(右)は突き落としで逸ノ城に破れる(撮影・石井愛子)

関連するニュースを読む

千代栄が2場所ぶりの十両返り咲きに大きく前進「押し込まれたけど、巻き返して攻めていけた」

千代栄(2023年3月14日撮影)

<大相撲春場所>◇11日目◇22日◇エディオンアリーナ大阪

西幕下2枚目の千代栄(32=九重)が、押し出しで向中野を破り、5勝1敗として2場所ぶりの十両返り咲きに大きく前進した。

立ち合いから激しい突き合いとなり、1度は土俵際まで押し込まれた。だが相手をよく見て、冷静に左からいなし、横向きにさせると一気に攻勢に出て押し切った。「押し込まれたけど、巻き返して攻めていけてよかった。(土俵際のいなしは)とっさですね。体が動いてくれている」と、好調を実感していた。再十両に前進する白星となったが「あと1番残っているので、しっかり勝って終わりたい」と、気を引き締め直していた。

関連するニュースを読む

【ボクシング】井上尚弥、拳負傷で5・7統一王者フルトン挑戦延期発表 7月開催で交渉継続

井上尚弥(2023年3月6日撮影)

プロボクシング前4団体統一バンタム級王者の井上尚弥(29=大橋)が拳を負傷し、5月7日に横浜アリーナで予定されていたWBC、WBO世界スーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトン(28=米国)への挑戦が延期になったことが22日、発表された。所属ジムの大橋秀行会長(58)が同日、横浜市で記者会見し、井上の負傷とフルトン戦延期の経緯を明かした。

今年1月に4団体のバンタム級ベルトをすべて返上した井上は、スーパーバンタム級転向を正式表明。WBC、WBOで同級1位にランキングされ、今月6日にはWBC、WBO世界同級王者フルトンへの挑戦が正式発表された。同じ6日夕方、メキシコから呼んだWBC世界フェザー級23位ブライアン・アコスタ、セサール・バカ・エスビノーザの練習パートナー2人とスパーリングを開始したが、同9日、16日に行ったスパーリングで拳を痛めてしまったという。

精密検査の結果、骨に異常はなかったものの、腱(けん)に炎症などがみられた。井上本人は強行出場を希望していたものの、担当医から5月7日までの回復は難しいとストップがかかった。大橋会長は「本人も『やります、大丈夫です』と言っていましたが、(拳が)使えない状況なので。私の判断で延期としました。難しい判断ですが、延期となりました」と説明した。

既にフルトン陣営には井上の負傷について事情を説明済みで、今夏の延期で合意に達しているという。リセットされることになった井上の統一王者フルトン挑戦は、7月の首都圏開催を目指し、あらためて交渉が続けられることになった。

関連するニュースを読む

【ボクシング】井上尚弥の負傷で対戦延期報道のフルトン「新たな日程は決まっている。落ち着け」

井上尚弥(2023年3月6日撮影)

プロボクシング前4団体統一バンタム級王者の井上尚弥(29=大橋)とのビッグマッチが延期になったとの報道を受け、WBC、WBO世界スーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトン(28=米国)がツイッターで「新たな日程は決まっている。落ち着け」とつぶやいた。

井上とフルトンとの試合は5月7日、横浜アリーナで行われる予定だったが、井上の負傷で延期されると、21日(日本時間22日)、米スポーツ局ESPNが報じた。報道では、今夏、日本で再び試合が組まれる予定で、負傷の部分は不明だが、深刻な故障ではない模様だと伝えている。

関連するニュースを読む

【WWE】“女帝”アスカ、ロウ女子王者ブレアを後ろ回し蹴り&スライディングニーで完全KO

タッグ戦を組んだロウ女子王者ビアンカ・ブレア(左)を回し蹴りで倒すアスカ(C)2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:ロウ大会>◇20日(日本時間22日配信)◇米ミズーリ州セントルイス・エンタープライズセンター

ロウ女子王座次期挑戦者の「女帝」アスカが、同王者ビアンカ・ブレアを完全KOに追い込んだ。

年間最大の祭典レッスルマニア39大会(4月1、2日・米イングルウッド)でブレアに挑戦するカードが決定済み。この日のロウ大会ではブレアと“異色”タッグを組み、チェルシー・グリーン、パイパー・ニーブン(ドゥドロップ)組とのタッグ戦に臨んだが、試合途中からアスカが誤爆し、ブレアを攻撃したことで不穏な空気が流れていた。

「メガトン・バービー」と呼ばれる巨漢ニーブンを持ち上げ、必殺技KOD(キス・オブ・デス=変形フェースバスター)でタッグ戦勝利を挙げたブレアに対し、即座にアスカは背後から襲撃を開始。後ろ回し蹴りでマットに倒して不敵に笑った。会場から大きなブーイングを浴びると、さらにスライディングニーで追加アタック。完全KOされて倒れこむブレアを横目に、アスカは舌なめずりしながら自信たっぷりの表情を浮かべていた。

チェルシー・グリーン(左)の背後を取ってリフトするアスカ(C)2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.
ロウ女子王者ビアンカ・ブレア(左奥)をマットに倒し、不敵な笑みをみせたアスカ(C)2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.
ファンの歓声を浴びながらリングインし、コーナートップに立つアスカ(C)2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.

関連するニュースを読む

【WWE】イヨ・スカイ、解説席にたたきつけられベイリーのアシストできず リタらと遺恨深まる

仲間のベイリー(中央)のセコンドとしてダコタ・カイ(左端)と入場したイヨ・スカイ(C)2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:ロウ大会>◇20日(日本時間22日配信)◇米ミズーリ州セントルイス・エンタープライズセンター

イヨ・スカイ(紫雷イオ)が年間最大の祭典で激突する因縁の相手たちに邪魔され、仲間をアシストできなかった。

同じユニット「ダメージCTRL」のベイリーのセコンドに入り、スマックダウン女子王座次期挑戦者リア・リプリーとのシングル戦をコーナーから見守った。ダコタ・カイとともにリプリーを挑発していると、レッスルマニア39大会(4月1、2日・米イングルウッド)での6人タッグで激突するトリッシュ・ストラタス、リタ、ベッキー・リンチ組が乱入してきた。

リプリーのパワーに押され気味のベイリーが変形の四つ葉固めで追い詰められると何とか救出。しかしその直後、トリッシュ・ストラタス、リタ、ベッキー・リンチの襲撃を受けた。スカイはリタをエルボーで迎撃したが、逆にエルボーから解説席にたたきつけられて倒れこんだ。さらにリンチの挑発に気を取られたベイリーはリプリーに捕獲され、10分50秒、必殺リップタイド(変形の両膝式パワーボム)を浴びてフォール負け。年間最大の祭典に向け、スカイはリタ、トリッシュ・ストラタスというレジェンド2人との因縁がさらに深まってきた。

途中乱入してきたリタ(左から2番目)に襲われたイヨ・スカイ(左端)(C)2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.

関連するニュースを読む

【ボクシング】井上尚弥、負傷で5・7統一王者フルトン挑戦が延期と米ESPN報道

井上尚弥(2023年3月6日撮影)

プロボクシング前4団体統一バンタム級王者の井上尚弥(29=大橋)が練習中に負傷し、5月7日に横浜アリーナで予定されていたWBC、WBO世界スーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトン(28=米国)戦が延期されたと21日(日本時間22日)、米スポーツ局ESPNが報じた。報道では、今夏、日本で再びスケジュールされると伝えている。負傷の部分は不明だが、深刻な故障ではない模様だと報じた。

今年1月に4団体のバンタム級ベルトをすべて返上した井上は、スーパーバンタム級転向を正式表明。WBC、WBOで同級1位にランキングされ、今月6日にはWBC、WBO世界同級王者フルトンへの挑戦が正式発表されていた。同じ6日夕方から早速、メキシコ人パートナーのWBC世界フェザー級23位ブライアン・アコスタ、セサール・バカ・エスビノーザの2人とスパーリングを開始していた。

関連するニュースを読む

【新日本】IWGP王者高橋ヒロム2度目防衛成功 次なる挑戦者は4・8でロビー・イーグルス

IWGPジュニアヘビー級選手権で、2度目の防衛に成功した王者の高橋ヒロム(新日本プロレス提供)

<新日本:NEW JAPAN CUP>◇決勝戦◇21日◇新潟・アオーレ長岡

IWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムが、2度目の防衛に成功した。シングルマッチで初の顔合わせとなる、リオ・ラッシュとの対決。序盤は完全にラッシュのペース。スピードにたけたラッシュは、リングから場外への飛び技トペ・スイシーダを2発も食らわせ、さらにはコークスクリューと大技を連発。ただ、最後はヒロムがヒロムちゃんボンバーでなぎ倒し、TIME BOMB 2で3カウントを奪った。

試合後には、ザック・セイバー・Jr.が登場。「ヒロムちゃん、俺はジュニアヘビー級じゃないですね」と日本語で言うと、会場は大盛り上がり。ザックは、ビデオメッセ-ジを紹介した。画面上で「サプライズ」と言う、その男はロビー・イーグルス。「両国国技館だ」と4・8での対戦を予告した。これに対して、ヒロムは「ザックが挑戦するかと思って、一瞬焦っちゃったじゃねぇか。両国? 今日3月21日だぞ。ちょっとは休ませろよ。それから最近流行っているのかな? ビデオメッセージでの挑戦表明。ビデオ送ったら、誰でも挑戦できるの? おれが受けると思うの? こんな挑戦。残念ながら、もちろん………。受けるに決まってるだろ。その代わり、俺のこと楽しませてくれるんだろうな? もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと俺のこと楽しませてくれよ」と言い、リングを後にした。

IWGPジュニアヘビー級選手権で、2度目の防衛に成功した王者の高橋ヒロム(新日本プロレス提供)
IWGPジュニアヘビー級選手権で、2度目の防衛に成功した王者の高橋ヒロム(右)と敗れたリオ・ラッシュ(手前)(新日本プロレス提供)

関連するニュースを読む

【新日本】SANADAがNJCUP初優勝、IWGP世界ヘビー級王者オカダに4・8両国で挑戦

NEW JAPAN CUPを初優勝した、Just 5 GuysのSANADA(中央)(新日本プロレス提供)

<新日本:NEW JAPAN CUP>◇決勝戦◇21日◇新潟・アオーレ長岡

SANADAが、故郷に錦を飾った。デビッド・フィンレーとの決勝戦。

一進一退の攻防を繰り広げる中、シャイニングウィザードからの新技・変型DDTで頂点に立った。シャイニングウィザードについて「ずっと、避けていた技なんですけど、自然に出ちゃったというか、勝手に出ちゃいました」と、引退した武藤敬司氏(60)の必殺技を繰り出し、地元・新潟で初優勝を達成した。

7年所属したロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)を17日に“電撃脱退”。Just 4 Guys改め、Just 5 Guys入りを表明した。

トレードマークの金髪を黒髪に戻した。あごから、もみあげに伸ばしていた、ひげもそり上げた。「自分のプロレス人生の中で、一番刺激を受けられるメンバーと出会えたので、本当に感謝しています」と、新たな環境をかみしめた。

これで、「4・8」の東京・両国国技館大会でのIWGP世界ヘビー級王座へ挑戦する。王者のオカダ・カズチカとの同学年対決。リング上のSANADAは「オカダさん、まだいらっしゃいますか? まだいらっしゃるなら、来て頂けますか? 」と第6試合に出場していた現王者に呼びかけた。すると、オカダはベルトを持参してリングインした。

SANADAは「オカダさん、そのベルト、オカダ一色のベルト、俺が景色変えてあげますよ。オカダさん、お疲れさまでした」と丁寧に“口撃”すると、オカダは「SANADAさん、カップ優勝おめでとうございます。そして、お疲れさまでした。ライバル待ってたよ!」と言い、会場は大盛り上がりを見せた。

ただ、これで終わらなかった。間髪入れず、オカダは「なんて、思ってる訳ねーだろ。おせーんだよ、この野郎。何が変わったんだよ。髪の色、チーム変えて、それで俺に勝てるわけねぇだろ」と返した。「世界ヘビー級チャンピオンと、NEW JAPAN CUP優勝者とのレベルの違いを見せつけてやるよ。かかってこいよ。ボコボコにしてやるからな」と言い放った。

じっくりと、言葉に耳を傾けていたSANADAは「オカダさん、それは俺が一番分かってますよ。ただ呼んどいて申し訳ないのですが、帰ってもらっていいですか?」と、まさかの呼び寄せておきながら、帰宅命令で2人のやりとりは幕を閉じた。

NEW JAPAN CUPを初優勝し、IWGP世界ヘビー級王座へ挑戦するSANADA(右)と、王者のオカダ・カズチカ(新日本プロレス提供)

関連するニュースを読む

【ボクシング】岩田翔吉「世界前哨戦」の意識で再起戦へ「引き出しの多さをみせていきたい」

昨年11月のWBO世界初挑戦で判定負けして以来、約5カ月ぶりの再起戦に臨む岩田翔吉

ボクシングWBC世界ライトフライ級2位の岩田翔吉(27=帝拳)が「世界前哨戦」の意識を持って再起戦に臨む。

4月1日の東京・後楽園ホールでのWBOアジア・パシフィック同級15位ジェローム・バロロ(23=フィリピン)との同級10回戦に向け、都内の所属ジムで最終調整。昨年11月、WBO世界同級王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)に挑戦し、巧みな試合運びを崩しきれずに判定負け。23年初戦は約5カ月ぶりのリングとなる。

現在もWBAで3位、WBOでも7位と世界再挑戦可能な位置にいる。岩田は「引き出しの多さをみせていきたい。またチャンスをもらえるように。大事な試合になる」と見据え、再起のリングに戻る。

関連するニュースを読む

翠富士が初日から10連勝 追う大栄翔は豊昇龍に敗れて2差に 琴ノ若と遠藤も2敗でV戦線残る

翠富士(左)は割り出しで翔猿を破る(撮影・小沢裕)

<大相撲春場所>◇10日目◇21日◇エディオンアリーナ大阪

西前頭5枚目の翠富士が初日からの連勝を「10」に伸ばした。

小結翔猿との一番。右四つがっぷりの体勢から、右の差し手を抜いてはず押し。最後は珍しい「割り出し」の決まり手で勝利した。

ただ1人1差で追っていた小結大栄翔が、関脇豊昇龍に寄り切られ、その差は2に開いた。

小結琴ノ若が阿炎を破って2敗を守り、相撲巧者の遠藤は大関経験者の正代を逆転のすくい投げで勝ち越し、2敗に残った。

翠富士(左)は割り出しで翔猿を破る(撮影・小沢裕)
花道を引き揚げる翠富士(撮影・小沢裕)
懸賞金を手に花道を引き揚げる翠富士(撮影・小沢裕)
大栄翔(右)を寄り切りで破る豊昇龍(撮影・和賀正仁)
大栄翔は豊昇龍(手前)に寄り切りで敗れる(撮影・小沢裕)
琴ノ若(右)は阿炎を押し倒しで破る(撮影・小沢裕)
阿炎(左)を押し倒しで破る琴ノ若(撮影・和賀正仁)
阿炎(右)を押し倒しで破る琴ノ若(撮影・和賀正仁)
遠藤は正代(手前)をすくい投げで破る(撮影・和賀正仁)
遠藤は正代(手前)をすくい投げで破る(撮影・和賀正仁)
遠藤は正代(手前)をすくい投げで破る(撮影・和賀正仁)

関連するニュースを読む

無傷10連勝の翠富士、WBCにも興味示さず「1日1日が長く感じる」V重圧へ小さな体で挑む

懸賞金を手に花道を引き揚げる翠富士(撮影・小沢裕)

<大相撲春場所>◇10日目◇21日◇エディオンアリーナ大阪

幕内最小兵の勢いが止まらない。

西前頭5枚目の翠富士(26=伊勢ケ浜)が11年ぶりの珍手「割り出し」で小結翔猿を破り、初日からの連勝を2桁、10に乗せた。1差で追っていた小結大栄翔が敗れたことで、2差に開き、静岡県出身力士初の幕内優勝が現実味を帯びてきた。小結琴ノ若、東前頭6枚目の遠藤が勝ち越して2敗を守った。

     ◇     ◇     ◇

翠富士が巻き起こす春の嵐は、珍手まで呼び込んだ。小結翔猿を右四つがっぷりから、攻め抜いての快勝。決まり手「割り出し」は、12年九州場所で当時大関の稀勢の里が舛ノ山に決めて以来11年ぶり。「何年ぶりとか聞くと、うれしいですね」と無邪気に笑った。

171センチ、117キロの小柄な体で積み重ねた白星は10まで伸びた。「今後またできるか分からないんで、このままの勢いで勝っていきたい」。前夜、宿舎に戻って師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)に勝利を報告すると「お前、勘違いすんなよ」とピシャリ。翠富士は「エーッ!? てなりましたけど、笑いながらだったんで。喜んでくれていると思います」と言った。

残り5日間。追いかける2番手集団とは2差に開いた。静岡に初の賜杯をもたらす夢が日に日に現実へと近づいていくが、「(精神的には)意外と変わらずな感じなんです」。悩んでいた不眠症も「(前夜は)ぐっすり眠れました」と快勝。日本中が熱狂するWBCにも興味を示さず、ゲームの「ポケモン」で気分転換を図り、最終盤を迎えた。

11日目も小結の若元春との対戦が組まれた。「1日1日が長く感じる。早く終わらないかなと思うッス」。徐々に忍び寄る重圧にも小さな体で立ち向かう。【実藤健一】

◆割り出し 四つに組み片方の手で相手の腕をつかむかハズに当てがい、もう一方で上手か下手を取るか、小手に巻いて寄り切る。両力士の体が割れたようになるため、名付けられた。

▽幕内後半戦の佐渡ケ嶽審判長(元関脇琴ノ若) 翠富士は翔猿が左上手十分で攻めるところだったがよく動いた。勝っているから体が動くのかな。(琴ノ若は)しっかり下からあてがっていけた。本人にとって今がスタートと言っている。(遠藤は)一方的に攻められたが、本来の相撲勘が目立っている。

花道を引き揚げる翠富士(撮影・小沢裕)
翠富士(左)は割り出しで翔猿を破る(撮影・小沢裕)
翠富士(左)は割り出しで翔猿を破る(撮影・小沢裕)
翠富士(左)は割り出しで翔猿を破る(撮影・和賀正仁)
翠富士(左)は割り出しで翔猿を破る(撮影・和賀正仁)
翠富士(左)は割り出しで翔猿を破る(撮影・和賀正仁)
翠富士(左)は割り出しで翔猿を破る(撮影・和賀正仁)

関連するニュースを読む

【BreakingDown7・5】姫路と岡山の不良対決!ヒロヤ兄・近藤優太は勾配ニキと対戦

「BreakingDown7.5」の第6試合で戦う信原空(後方モニター)と近藤優太(撮影・河田真司)

元不良の威信をかけた戦いが幕を開ける。BreakingDownは21日、都内で「BreakingDown7・5」(31日)の発表カード記者会見を開催。朝倉未来チャレンジ1期生のヒロヤの兄・近藤優太は、勾配ニキこと信原空と対戦する。

近藤は「自分は地元の姫路でやんちゃしていて、信原君も半年前まで岡山でやんちゃしていたと思うので、不良同士、若い者には負けられない」と気合を入れた。

2人は前回大会の「BreakingDown7」で信原は、元アウトサイダーのスター選手の萩原祐介に、近藤は元アウトサイダー王者の樋口武大にそれぞれ敗戦。信原は、BreakingDown6で樋口に勝利している。近藤は「これは僕にとってはチャンス」と闘志を燃やした。

修業先の米国からオンラインで記者会見に臨んだ信原は「いきなりの対戦ですけど、負ける気はしないですね。負けたらいけんかなと思います」と不適な笑みを浮かべていた。

関連するニュースを読む

無傷10連勝でV争いトップの翠富士へ八角理事長「残り3勝2敗でもいいぐらいの気を楽に」助言

八角理事長(2023年3月12日撮影)

<大相撲春場所>◇10日目◇21日◇エディオンアリーナ大阪

幕内最軽量力士の連勝が10に伸び、優勝争いで後続に2差をつけた。

西前頭5枚目の翠富士(26=伊勢ケ浜)が、今場所初めてとなる三役陣との対戦で、小結翔猿(30=追手風)を、11年ぶりとなる「割り出し」で破り無傷の10連勝。ただ1人、1差で追っていた小結大栄翔(29=追手風)が敗れたため、残り5日で2差がついた。

報道陣のリモート取材に応じた日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「いい流れできている。積極的。逆に相手の方が緊張しているんじゃないかな」と、重圧を感じずノビノビと相撲を取っていると感じ取った様子だった。

2差で終盤5日間に臨むにあたり、注意することは? と問われると「(優勝を)意識して体が動かなくなること。慎重に行こうとか(気持ちが)守りに入ってはいけない」と指摘しつつ「ただ、体が動いてナンボの力士だから、それはないと思う」と現状では不安なしを見通した。2差がついたことで優勝争いで有利になったことには「下で星のつぶし合いをするからね」と認めつつ「2つ(差)を意識すると相撲がバラバラになる。(残り5日を)3-2(3勝2敗)でもいいぐらいの、気を楽にしてやったらいい。まあ、そうはうまくいかないけどね」と続けた。

花道を引き揚げる翠富士(撮影・小沢裕)
懸賞金を手に花道を引き揚げる翠富士(撮影・小沢裕)
翠富士(左)は割り出しで翔猿を破る(撮影・小沢裕)
翠富士(左)は割り出しで翔猿を破る(撮影・小沢裕)

関連するニュースを読む

元白鵬の宮城野親方が無傷10連勝の翠富士へ「若い衆の頃からよく稽古、この場所で花が咲いた」

懸賞金を手に花道を引き揚げる翠富士(撮影・小沢裕)

<大相撲春場所>◇10日目◇21日◇エディオンアリーナ大阪

初日からの連勝を、ついに2ケタの「10」に乗せた翠富士(26=伊勢ケ浜)の相撲を、優勝45回の元横綱白鵬の宮城野親方が称賛した。

取組前には「自分と同じような身長、体重の相手とやるのは嫌じゃないですか」と翔猿(30=追手風)との一番を占っていた。同時に優勝争いで単独トップを走る状況に「ここからが勝負。本人も初めて(の優勝争い)で疲れも出てくる未知の世界」と話し、9日目までの相撲は「無理に突っ込むのではなく胸を合わせて、しっかりまわしを取る新しいスタイル。若い衆の頃から稽古をよくしていて、この場所で花が咲いた」と評していた。

右四つ、左上手を引き胸を合わせた十分な体勢から、最後は右の差し手を抜いてハズにあて体を寄せた。最後は12年九州場所12日目の大関稀勢の里(のち横綱、対舛ノ山)以来の決まり手となる割り出しで勝負を決めた。

取組後、宮城野親方は「緊張、堅さがあるかと思ったが、頭をつけたのが勝機につながったと思います」と解説した。取組前に、翠富士が緊張で前夜は一睡もできなかったというリポートが入ると「それは早いんじゃないですか(笑い)」と、優勝を意識するのは最終盤になってからという、45回Vの経験者ならではの見解を示していた。

翠富士(左)は割り出しで翔猿を破る(撮影・小沢裕)
翠富士(左)は割り出しで翔猿を破る(撮影・小沢裕)
翠富士(左)は割り出しで翔猿を破る(撮影・和賀正仁)
翠富士(左)は割り出しで翔猿を破る(撮影・和賀正仁)

関連するニュースを読む

【WBC】八角理事長も侍ジャパンに賛辞惜しまず「感動を呼んだ」逆転サヨナラ勝利メキシコ戦

八角理事長(2023年3月12日撮影)

<大相撲春場所>◇10日目◇21日◇エディオンアリーナ大阪

西前頭5枚目の翠富士が初日からの連勝を「10」に伸ばした。 小結翔猿との一番。右四つがっぷりの体勢から、右の差し手を抜いてはず押し。最後は珍しい「割り出し」の決まり手で勝利した。 ただ1人1差で追っていた小結大栄翔が、関脇豊昇龍に寄り切られ、その差は2に開いた。 小結琴ノ若が阿炎を破って2敗を守り、相撲巧者の遠藤は大関経験者の正代を逆転のすくい投げで勝ち越し、2敗に残った。

     ◇    ◇    ◇

メキシコに劇的な逆転サヨナラ勝ちした、野球WBC準決勝の侍ジャパンの姿に、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)も「感動を呼んだ」と賛辞を惜しまなかった。

この日も、報道陣のリモート取材に応じた日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は取組の合間に、WBCをテレビ観戦したかを問われると、「最後、見ました。一生懸命やっているのが分かる。強い相手がいて、勝ったり負けたりするのが感動を呼ぶ。相手を敬うことが大事」と勝負をあきらめず、最終回にサヨナラ勝ちした日本代表をほめた。

さらに、協会トップの立場を踏まえて言及。「強い相手がいてこそ、いい相撲になる。それがいい経験になる。相撲も上位と当たるのが一番の経験になる」と語っていた。

関連するニュースを読む

【BreakingDown7・5】八須拳太郎が元アウトサイダー秀虎へ「胸毛の海に沈める」

「BreakingDown7.5」の第4試合で戦う秀虎(左)と八須拳太郎(胸毛ニキ)(撮影・河田真司)

胸毛ニキこと、プロレスラーの八須拳太郎が、必殺技? 「胸毛の海に沈める」を食らわす。BreakingDownは21日、都内で「BreakingDown7・5」(31日)の発表カード記者会見を開催した。

アウトサイダーの元スター選手である秀虎との対戦が決まった胸毛ニキは「僕は彼女いない歴17年です。モテるためには、強くなる必要があります。秀虎さん、私はあなたを倒して、自分自身の強さ、そしてプロレスラーの強さを証明したいです。3月31日は、あなたを胸毛の海に沈めてやるよ。以上です」と自身の世界観を存分に披露した。

これに、乗ってこない、少し引いた感じで見つめるクールな秀虎。「彼とはちょっと温度差ありますけど、2連敗している僕をこの大会に呼んで頂き、ありがとうございました。温度差は違いますけど、しっかり決着をつけられる試合をしたい」と、どこまでも冷静に返答した。

「胸毛の海に沈める」発言については「難しい、難しいと思います。すみません、面白くなくて」と、こちらも、ペースを崩すことはなかった。

「BreakingDown7.5」第4試合で戦う秀虎を挑発する八須拳太郎(胸毛ニキ)(右)。左は朝倉未来(撮影・河田真司)
「BreakingDown7.5」記者会見で、質問に答える八須拳太郎(胸毛ニキ)(中央)(撮影・河田真司)

関連するニュースを読む

【BreakingDown7・5】ダンチメン・あつき、元Krush冨沢大智からKO勝利宣言

「BreakingDown7.5」の第7試合で戦う冨沢大智(左)とダンチメン・あつき(撮影・河田真司)

空手世界王者の経歴を持つ、ダンチメン・あつきが「3・31」を最高の1日にする。BreakingDownは21日、都内で「BreakingDown7・5」(31日)の発表カード記者会見を開催。前回大会の「BreakingDown7」で、人気YouTuberゲンキから3度のダウンを奪うKO勝利を見せたあつきは、元Krushの冨沢大智と対戦することが決まった。

「面白い試合にはならない。一方的にボコボコにしてKOにする。当日は、ダンチメンの2周年、記念すべき日。花を添えられる試合にします」と幼なじみ6人で結成されたYouTubeグループ「ダンチメン」の節目を勝利で祝う。

冨沢は「試合ができることがすごくうれしいです。僕を出してほしいと言ってくれたファンのみなさん、声を反映させてくれた運営の方のおかげなので、すごくありがたいです。対戦相手の人はいい面構えしている。やっと本気を出せるって感じです。僕は未来見据えてブレイキングダウン出ているので、世界取って満足している人には負けられない」とバチバチだった。

「BreakingDown7.5」記者会見でにらみ合う冨沢大智(中央)とダンチメン・あつき。左は朝倉未来(撮影・河田真司)

関連するニュースを読む