元横綱大乃国の芝田山広報部長がコロナ感染、1日の理事会を欠席

芝田山広報部長(元横綱大乃国)が1日、新型コロナウイルス感染を明らかにした。
九州場所後の11月28日に発熱などの体調不良を感じ、抗原検査を受けたところ陽性反応が出たという。これにより1日の理事会にも出席しなかった。
芝田山広報部長(元横綱大乃国)が1日、新型コロナウイルス感染を明らかにした。
九州場所後の11月28日に発熱などの体調不良を感じ、抗原検査を受けたところ陽性反応が出たという。これにより1日の理事会にも出席しなかった。
<プロレスリングヒートアップ:後楽園大会>◇31日◇東京・後楽園ホール
69歳のプロレスラー藤波辰爾(ドラディション)が、中学2年生プロレスラーと「55歳差コンビ」を結成した。
この日の第3試合となったタッグマッチで、14歳の佐藤大地と合体。出場機会こそ少なかったものの、目の前で華麗なドラゴンスクリューを決めるなど、年の離れたパートナーにプロレスのいろはを伝授した。
バックステージでも金言を授けた。試合は佐藤が3カウントを取られて敗戦。佐藤から「試合の1週間前からずっと緊張していた。レジェンドと同じコーナーに立てると思うと緊張…」と恐縮されたが、怖いもの知らずにぶつかっていく姿勢を評価。「14(歳)か! これからこれから。良い感じだったから」と、体をたたいてねぎらった。
さらに「プロレスの『プロ』という物を教えてください」と目を輝かせる14歳に、「プロレスは好きか?」と笑顔で問いかけた。「大好きです」と即答されると、「それが第一。その思いを忘れないように!」。16歳でプロデビューした自身の若手時代を顧み、アドバイスを送った。
佐藤とは、昨年10月のとどろきアリーナ大会のタッグマッチで対戦経験もある。「これからもタッグを組むこと、戦うことがあるかもしれない。今日の事は忘れない」と話すなど、今後の「歳の差タッグ」結成も示唆していた。
カラオケで大相撲の名勝負を楽しもう-。通信カラオケ「JOYSOUND」を展開する株式会社エクシングは31日、映像コンテンツを届けるサービス「みるハコ」に、1990年代、2000年代に注目された名力士、個性派力士たちの名勝負の数々を集めた好取組集が登場すると発表した。
2月7日(火)から3月6日(月)までの期間中、最新機種「JOYSOUND MAX GO」をはじめとした対象機種を導入のカラオケルームにて無料(別途室料)で楽しめる。
今回の配信では、第58代横綱・千代の富士が通算勝利1000勝を達成した取組をはじめ、第65代横綱・貴乃花が2001年に右足を負傷しながらも見事優勝を果たした取組など、大相撲の歴史に残る名勝負をたっぷりと収録。さらに、個性派力士として「技のデパート」の異名をとった小兵力士の舞の海や、取り組み前の独特のしぐさで話題となった高見盛の取組など、数々の好取組を厳選した特別編集版。座布団が飛ぶ様子や歓声など、当時の会場の熱気をそのままに、カラオケルームならではの迫力の音と映像で、気迫にあふれる取組を堪能できそうだ。
<プロレスリングヒートアップ:後楽園大会>◇31日◇東京・後楽園ホール
女性ボーカルグループ「SPEED」の元メンバーで自民党の今井絵理子参院議員(37)の長男、今井礼夢(らいむ、18)が、成長を実感させる勝利を挙げた。
第2試合の6人タッグマッチで師匠のヨシタツ(45=全日本)、“炎の飛龍”藤波辰爾の息子LEONA(29=ドラディション)と組み、翔太、吉野達彦、秦野友貴組と対戦した。金色のコスチューム姿で登場すると、自ら先発を買って出るなどやる気満々。昨年4月にデビューした団体の後輩、秦野を相手にプロの先輩としての自覚を見せ、最後はサムソンクラッチで丸め込んで自ら白星をゲットしてみせた。
ヘッドシザースホイップやダイビングフットスタンプなど、多彩な技を披露。技術の上達を示した。
先天性難聴という障害を抱えながら、20年12月にプロデビュー。21年8月に初勝利後も、毎日1人で川崎市の道場に通って技術を磨いてきた。今月15日には琉球ドラゴンプロレスに参戦するなど、活動の幅を広げている。団体10周年イヤーとなる今年、さらなる飛躍を遂げる。
昨年10月1日に79歳で死去したアントニオ猪木さん(本名猪木寛至)の愛弟子、藤波辰爾(69=ドラディション)が、師匠の叙位・叙勲をお祝いした。
31日、東京・後楽園ホールで開催されたプロレスリングヒートアップの後楽園大会に出場。今月23日に都内で猪木さんに対する「従四位」と「旭日中綬章」の伝達が遺族に行われたことを受け、「おめでとうございますというところ。プロレス界にとって名誉なことです」と喜んだ。
一方で「国民栄誉賞をあげてほしかった」と、正直な思いも吐露。「誰よりも日本人に勇気を与えた。そこに貢献した人だと思うから、本来はそこをね…。総理に匹敵するかどうかという人」と口にした。
猪木さんの人柄については「こういう賞よりは行動で示す人」と振り返り、「猪木さんは本当に頑張ってくれた。これから我々も猪木さんのやられたことを受け継いでいければ」と、自覚を口にしていた。
猪木さんの叙位・叙勲は、亡くなった昨年10月にさかのぼる。日本人プロレスラーとしては初の快挙。政治家としても活躍し、国や公共に対する功績を評価された。
ボクシングのWBAスーパー、WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(31=BMB)の祝勝会が1月31日、地元の京都市内のホテルで行われた。
寺地は昨年11月1日、当時のWBA同級スーパー王者京口紘人(29=ワタナベ)との統一戦に臨み快勝した。次戦は当初、WBCから指示された同級1位ヘッキー・ブドラー(34=南アフリカ)との指名試合が最優先だった。しかし、WBO同級王者ジョナサン・ゴンザレス(31=プエルトリコ)との3団体統一戦が急浮上。4月に東京都内で開催の方向で、交渉が進められている。
寺地も統一戦に向けて調整を行っている。「統一戦となれば気持ちも入る。普通にやれば(ゴンザレスは)つぶせると思う。今は体の使い方とか、トレーニングで鍛えてます。2月に入れば、スパーリングも増えてくる。自分でも強くなってきたと思う」とあふれる自信を隠さなかった。
年明けの1月6日に31歳の誕生日を迎えた。30歳を超えた今が、最高の状態を感じているという。「例えれば細い木と太い木。今は多少、無理をしても耐えられる太い木になっている。(だれが相手でも)負ける気はしない。今が一番、強いんじゃないかと感じている」と言い放った。
元WBA世界ライトフライ級王者具志堅用高氏の連続防衛日本記録「13回」更新を果たせず、新たな夢はバンタム級で“モンスター”井上尚弥が成し遂げた主要4団体のベルト統一。「できれば年内に果たしたい。その後は階級を(フライ級に)上げるつもり」。大きな夢に向けた年明けとなった。【実藤健一】
RIZIN5連勝中のキックボクシングKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者、鈴木千裕(23=クロスポイント吉祥寺)がKNOCK OUTの3・5代々木大会(東京・代々木第2体育館)でアルゼンチンの強豪マルコス・リオス(23)と同級3分3回(延長1回)で激突すると31日、発表された。主戦場となるKNOCK OUTリングは昨年1月以来、1年2カ月ぶりの参戦となる。
21年9月からRIZINに参戦中の鈴木は、キックボクシングと総合格闘技の「二刀流」ファイターとして活躍中。昨年大みそかのRIZIN40大会では、中原由貴を1回KOで撃破し、RIZIN5連勝をマークした。
一方のリオスはキックボクシングマニアの間で“南米最強”との異名を持つキックボクサー。初来日で23歳にしてプロキャリア71戦で、これまで7本のベルトを獲得している。強烈なファイトスタイルから「WASABI(ワサビ)」との愛称もある。1月29日の欧州拠点のキック団体GLORYメキシコ大会では同団体フェザー級ランキング5位デニス・ウォーシック(ドイツ)を下している。
プロボクシング前4団体統一バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が米スポーツ局ESPNで対戦合意と報じられたWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(28=米国)と交渉中であることを認めた。
31日、都内のWOWOWスタジオで、父真吾トレーナー(51)とともに「エキサイトマッチSP井上尚弥4団体王座統一戦」の収録に参加。WBO世界スーパーバンタム級1位にランクされる井上は収録後、今月18日(日本時間19日)にESPNで合意が報道されたフルトン戦について「交渉している」と口にした。フルトンに関する主な一問一答は次の通り
◇ ◇ ◇ ◇
-フルトン戦はイメージしているか
「早い段階から交渉しているというのは(聞いていた)。それが決まるか決まらないかは別にして、交渉しているという段階からイメージしますね。今年に入ってぐらいからです」
-WBC、IBF世界同級王者ムロジョン・アフマダリエフ(カザフスタン)の映像は
「まだ見ていないですね」
-対戦イメージした場合のフルトンは
「気にしているのはフレームのところ。そこをどう感じるか。自分がスーパーバンタム級にあげたらどういう動きができるか。それはリングの上でどう感じるかが大事なところなので」
-フルトンのようなタイプと過去に対戦経験あるか
「プロアマを通じて初めてですね」
-すごい強敵と交渉していることになる
「その緊張感があるからこそ、すごいモチベーションで練習できるし、すごい試合が見せられるのではないかなと」
-現在のモチベーションは
「1番、高いんじゃないですか。今まで適正階級でやってきたのでそれなりの自信がありましたが、スーパーバンタム級は未知の世界ですし」
-1番強い2団体統一王者と初戦で激突する可能性が出てきたが
「どうですかね。決まった相手とやるだけなので」
-3カ月後あたりに肉体はスーパーバンタム仕様にできそうか
「バンタム級(リミット)に落とす過程でスーパーバンタム級の体重になり、すごく良い状態でできるなと感じるところがある」
-交渉前段階からフルトン戦は希望していたのか
「流れは覚えていないです。何人かの希望はありましたね。そこはまとまっている話ではないので」
-もしフルトンと対戦するなら、楽しみと不安のどちらが大きいか
「両方ありますよ。半々ぐらいですね。楽しみは楽しみ。自信はこれからトレーニングして自信に変えていくし、楽しみも不安も入り乱れながら過ごしていかないといけない」
-フルトンはクレバーな選手だが
「ここからは勝ちに徹する試合をする。もちろんフルトンと戦えば面白い試合になるけれど、会場(の雰囲気)とか考えずにとりあえず勝つ。何が何でも勝つという気持ち」
-前にフルトンは気が弱いと話していたが
「そんなこと言いました? いろいろ試合動画を見ているとそうではない。気が弱い感じはないし、そうは思っていない」
-無敗の2団体統一王者と日本で対戦できそうだが
「フルトンもメリットがあるから交渉に乗っているのだろうし、お互いにウィンウィンなのではないか。米国でやるよりもファイトマネーが高い、日本に来てやるメリットがあるということなのでは。地上波から配信サービスに変わりつつある今だから、呼べるのではないかと思う。そこは良いところもあるし、地上波でやらない分、多くの方の目に触れることがない部分もある。ただビッグマッチが日本で組めることもある。善し悪しはあると思う」(おわり)
プロボクシング前4団体統一バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が米スポーツ局ESPNで対戦合意と報じられたWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(28=米国)について言及した。
31日、都内のWOWOWで、父真吾トレーナー(51)とともに「エキサイトマッチSP井上尚弥4団体王座統一戦」の収録に参加。昨年12月13日、東京・有明アリーナで開催されたWBAスーパー、WBC、IBF、WBO世界バンタム級王座統一戦となるポール・バトラー(34=英国)戦をあらめて振り返った。
現在、WBO世界スーパーバンタム級1位にランクされる井上は今月18日(日本時間19日)、ESPNでフルトン戦合意が伝えられた。スーパーバンタム級の世界トップ選手を紹介され、井上は「誰でもモチベーションは上がります」と前置きした上でフルトンへの挑戦に触れ「第1交渉で進めているのではないですか」と推測を入れつつ、交渉の進行状況を口にした。
無敗の2団体統一王者フルトンとの対戦が実現した想定で「まずは距離感。自分がどう感じるか、ジャブが当たるか当たらないか。身長もリーチも足も長くて、その距離感が入ってどう感じるのか。準備はするが、当日どうなるかです」と口元を引き締めていた。
12年ロンドン五輪ボクシング男子バンタム級銅メダリストでプロボクシング東洋太平洋フェザー級王者清水聡(36=大橋)が、東洋太平洋同級王座を剥奪された。31日までに同団体の最新ランキングは発表され、同級王座は空位となった。一昨年5月、森武蔵との東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック同級王座統一戦で勝利し、6度目防衛と王座統一に成功した後、防衛戦をしていなかったことで王座剥奪となった。
清水は昨年12月、ランディ・クリスレオン(フィリピン)との58・0キロ級8回戦で2回終了TKO勝利を収めた。現在、WBCフェザー級13位にランク。23年の目標として「狙いは世界戦しかない」と設定しており、今年は世界挑戦に向けての準備に専念することになる。
プロボクシングWBO世界ミニマム級王者メルビン・ジェルサエム(28=フィリピン)が同級2位オスカー・コラーゾ(26=米国)との指名試合を義務づけられた。30日(日本時間31日)に公式サイトで対戦指令の書面を公開され、両陣営に対して2月14日までに対戦交渉が成立を目指すよう指令。もし不成立ならば、最低金額8万ドル(約1040万円)からの入札となる。ジェルサムは1月6日、王者谷口将隆(29=ワタナベ)を2回KOで下し、新王者となっていた。
米メディアによると、ジェルサレム陣営は試合のオプション契約を持つ元世界3階級制覇王者亀田興毅氏のプロモート会社が交渉に参加予定。対戦指令の文書は王者ジェルサエム陣営、亀田プロモーション、ワタナベジム深町信治マネジャー宛てとなっている。
格闘技団体RIZINバンタム級王者堀口恭司(32=アメリカン・トップチーム)が立ち上げる新格闘技団体名のネーミング募集が30日から始まった。同日、堀口恭司スタッフ公式ツイッターで「いつも堀口恭司を応援していただきありがとうございます。堀口恭司が立ち上げる【新団体名】を募集いたします!」と発表された。採用された場合、応募者には「賞金30万円」、さらに夏ごろを予定している旗揚げ興行のVIP席が贈呈されるという。同公式ツイッターで応募フォームが掲載されている。
堀口は今月6日、新格闘技団体を立ち上げると正式表明。プロファイターを集めた「本物志向」のカードを組み、格闘家を志す若年層のための舞台も用意するイベントの開催に強い意欲を示した。新団体のアドバイザーの役割を務める予定という堀口は「MMA(総合格闘技)主体の団体をつくっていきたい。エンターテインメント枠とか入れつつも本物志向で。夢を持った子供やジュニア、MMAのプロ選手を入れたい」との構想を明かしていた。
22年10月に両膝を手術するなど、3場所連続で休場している大相撲の横綱照ノ富士(31=伊勢ケ浜)が、復活を誓った。
30日、八角理事長(元横綱北勝海)らが見守る中、東京・明治神宮で奉納土俵入り。力強い不知火型を披露した。春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)出場の可否は明言しなかったが、今年の目標として「2ケタ優勝を目指して頑張っていきたい」と宣言した。現在は優勝7回。年内残り5場所のうち3回以上、賜杯を抱くことを目指す決意だ。
22日まで行われた初場所中、すでにまわしを着けて体づくりに着手した。膝の状態は「大丈夫」という。一方で復帰時期については「いつになるかは分からない。できるだけ早く」と、爆弾を抱えながらの土俵だけに慎重だ。それでも膝のけがなどで、大関から序二段まで番付を落としながら復活しただけに「無理と言われることに挑戦するのが自分」と力説。「将来を考えたら今でもやめたいよ」というが「やりたいから」と、復活の土俵を目指す。
大相撲の横綱照ノ富士(31=伊勢ケ浜)が30日、東京・明治神宮で奉納土俵入りを行った。
太刀持ちに翠富士、露払いに錦富士を従え、不知火型を披露した。八角理事長(元横綱北勝海)ら日本相撲協会の理事らも出席した。土俵入り後は報道陣の取材に対応。主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-土俵入りを終えて
照ノ富士 「おととい(28日=元横綱白鵬引退相撲)から久しぶりに土俵入りをして、その流れで明治神宮の奉納土俵入りをできて光栄です」。
-3場所連続休場となっている両膝の状態は
照ノ富士 「大丈夫です」。
-稽古は
照ノ富士 「大丈夫です」。
-宮城野親方(横綱白鵬)が断髪式でも土俵入りを行った
照ノ富士 「数々の記録を持っている大横綱。最後の相撲を取った相手として、協会で横綱を張っている現役の自分が参加しないといけないと思って頑張りました」。
-白鵬はどんな存在
照ノ富士 「初めて対戦するまでは雲の上の存在。22歳で初めて対戦(寄り切りで敗れる)し、横綱になるためには上を倒さないといけないと思って、一生懸命向かっていった。角界に入るきっかけをつくってくれた先輩でもある」。
-初場所はテレビなどで見ていたのか
照ノ富士 「もちろん。部屋の後輩も出ているし。早く復帰するするにあたって、できるだけ相撲から離れないようにしていた」。
-復活に向けた思い
照ノ富士 「下(序二段)に落ちた時に(復活は)『無理』と言われた。でも挑戦するのが自分。今回も『無理』と言う人はたくさんいると思う。その言葉を励みにして『無理』と言われることを実現させるために、できなくても、努力することが大事」。
-今後の稽古
照ノ富士 「体づくりから入る。まだ場所が(22日に)終わったばかり。1人で相撲は取れない。明日(31日)から頑張っていきたいと思います。まわしは、ずっと着けていました」。
-4、5日と花相撲が行われるが出場は
照ノ富士 「親方と相談して決めます」。
-初場所は大関貴景勝が優勝したが感想は
照ノ富士 「自分が休場している中で責任を果たしたと思います。番付通りの力を出し続けている大関。(優勝同点の)11月場所、1月場所と『やっぱり強いんだな』と思った」。
-今年の目標は
照ノ富士 「1年に1回、目標を立てている。去年できなかったことを今年、やりたい。2ケタ優勝を目指して頑張っていきたいなと思います(現在は優勝7回)」。
-春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)での復帰を目指しているか
照ノ富士 「いつになるのか分からない。体と相談しながら。先生(医師)とも相談して。できらだけ早く。頑張ってやりたいなと思います。今の段階では『いつ』というのは分からない」。
-手術の前後で痛みや動かしやすさで違いはあるか
照ノ富士 「多少はやっぱり手術しているから、引っ掛かる部分とか、そういったものはなくなってくるけど、人工関節を入れないといけないぐらいなので、痛みはいつも通りという感じ。もう少しで(相撲を)取れるのではないかというふうには自分では思っている」。
-一人横綱で頑張らないといけない思いは
照ノ富士 「横綱は何人いても頑張らないといけないから(笑い)。3人いようが4人いようが、1人だろうがいなかろうが。私がいなくなったところで、次の人が出てくるだろうし。そうやって時代が続いていくものなんじゃないかな。オレがいなかったら、相撲協会が困るということはないから」。
-膝のことを考えると、将来的な日常生活への不安などは
照ノ富士 「将来を考えたら、今でもやめたいよ」。
-横綱の責任で現役を続けているのか
照ノ富士 「違います。自分がやりたいから」。
-相撲が好きだから
照ノ富士 「そういうことじゃなくて。1回立てた目標があるから。それを達成しないと自分の中で満足感がないというか」。
-目標は、さっきも言っていた2ケタ優勝
照ノ富士 「まずはそうですね」。
-その先の目標は
照ノ富士 「まあ、その時に考えます」。
WWE時代に「露出系ディーバ」と呼ばれたケリー・ケリー(36)が露出度の高い黒い衣装姿を披露した。自らの公式インスタグラムを更新し、美脚とともに上半身の露出が多い自身の写真を投稿。134万以上いるフォロワーたちからは「この投稿を保存します」「美しく、魅惑的」「ゴージャスなつま先」「ゴージャスかつセクシー」「バービー、あなたは素晴らしい脚を持っている」などと絶賛コメントが数多く届いた。
ケリー・ケリーは元体操選手でプロレス経験がないまま、06年にWWEと契約。傘下のECWに当時19歳で「ディーバ」としてデビューした。登場当初は服を脱ぎ、セクシーダンスをおどる「露出系ディーバ」として知られていたが、08年から本格的にプロレスでファイト。11年にはベラ姉妹のブリー・ベラからWWEディーバズ王座も獲得していた。
12年9月にWWEとの契約が終了したものの、モデル業と並行し、区切りのイベントには登場。18年1月にはロウ25周年記念大会に姿をみせ、同年の30人出場による時間差バトルロイヤル、女子ロイヤルランブル戦にも出場した。また19年には、いつでもどこでもタイトル戦が行われる24/7王座を獲得。20年の女子ロイヤルランブル戦にも参戦していた。
<WWEプレミアム・ライブイベント:ロイヤルランブル大会>◇28日(日本時間29日)◇米テキサス州サンアントニオ・アラモドーム
昨年12月12日のロウ大会を最後に「旅に出る」とSNSで報告し、欠場を続けていたアスカが約1カ月半ぶりにリングに復帰した。
30人出場の時間差バトルロイヤルとなる女子ロイヤルランブル戦に17番目の選手として出場。顔にはホワイトを基調としたピエロ風フルフェースペイントだった。最後の3人に残ったものの、エプロンで毒霧が狙ったリア・リプリーに回避され、リブ・モーガンに噴射。リプリーにリング外に落とされ、33分間のファイトが終了。18年に続く2度目の女子ロイヤルランブル制覇はならなかった。
復帰翌日の29日(同30日)には、公式SNSを更新し毒霧の“誤爆”について「おっとミスしてしまった。ああ…まあ」と動画を添えて投稿。「おはよう、汚れた世界」などとダークモードのコメントした。なお米メディアはアスカのフルフェースペイントについて取り上げ、アスカとは違う「別人格」「化身」「分身」と伝えていた。
キックボクシングKNOCK OUT女子2階級制覇王者ぱんちゃん璃奈(本名・岡本璃奈=28)がキックジム退会と東京の自宅の解約を報告した。昨年12月、詐欺の疑いで兵庫県警垂水署に逮捕されていたが、この動画では「キックジムを退会しました」「そして東京の家を解約することにしました」「東京での1人暮らし7年間、沢山の経験、本当に幸せでした」などとテロップで報告。愛犬るんたも親戚の家に預けるとした。
自宅にあるドラえもんグッズを片付ける姿や、アマチュア時代から獲得した14本のトロフィーも並べて公開。22年3月にKNOCK OUT女子2階級制覇を成し遂げたトロフィーを紹介し終わるとぱんちゃんは「ここで途切れてしまいました。めっちゃいっぱいある。頑張っていたけれど、自分のせいなので。でも頑張ってきたことは事実なので、また頑張りたいと思います。いっぱいの方に応援していただいていたんだなとこのトロフィーをふきながら思いました」と涙ながらにコメント。「自業自得」「スポンサーの皆様 本当に申し訳ございません」「力を貸してくださった皆様 本当に申し訳ございません」とテロップで付け加えていた。
最後に手で22年3月のトロフィーを触れながら「この後のトロフィーがもらえる時があるかは分からないですけれど、輝いていたんだなとすごく思いました。どん底に落ちちゃいましたけれど、これを見たらまた頑張りたいと思います。どこかで道を間違えちゃったのは事実なのですけれど。ここで終わりたくないなと思います」と涙をぬぐっていた。
節目の日にも、地元山口へのPRを惜しまなかった。元前頭豊響の山科親方(38)が29日、東京・両国国技館で引退相撲を行った。
会場内では故郷山口県と下関市の物産展が並び、地酒や名産のお菓子などを買う人の姿が目立った。同親方は「断髪式で地元を発信できたら、恩返しになると思って」と経緯を明かし、「いろんな人に応援されてきた。本当に感謝の気持ちしかないですね」としみじみと述べた。
会場内には他に、韓国の男性ヒップホップグループ、BTS(防弾少年団)の関連グッズを扱うコーナーも置かれた。引退相撲×BTSとの異色のコラボにも見えることについて尋ねられると、同親方は「BTSのファンの人からも相撲に興味を持ってもらえれば、相撲のファン層も広がると思って」と相撲界の発展に向けた思いの丈を述べた。
◆山科隆太(やましな・りゅうた) 本名は門元隆太。1984年(昭59)11月16日、山口・下関出身。小3で相撲を始め、豊浦中を経て03年に響高を卒業。05年初場所で初土俵、07年初場所で新十両に昇進。同年名古屋場所で新入幕。最高位は08年九州場所での東前頭2枚目。十両だった18年1月に不整脈を発症して初場所を全休し、翌春場所で幕下に陥落。以降、関取復帰はかなわず21年6月に引退した。三賞は敢闘賞3個、金星1個(12年夏場所7日目、白鵬から小手投げで奪う)を獲得した。
節目を迎え、さらに“漢”(おとこ)を磨く決意を見せた。
元前頭豊響の山科親方(38)が29日、東京・両国国技館で引退相撲を行った。断髪式では約400人がはさみを入れ、師匠の境川親方(元小結両国)が止めばさみを入れてマゲに別れを告げた。
土俵上で師匠から「豊響は力士として引退しました。しかし、“漢”は辞めたわけではありません。今後ますます器量、度量を磨いて、どんどん徳を積んで良い指導者になってもらいます」と熱いエールが送られると、会場から大きな拍手と歓声が起きた。
整髪中に報道陣の取材に応じた山科親方は「自分が小さいときから父親もいないし、家でもそんなに厳しく言われたことがなかった。(師匠は)本当の父親みたいな存在でした」と振り返る。続けて「今でも怖いっす」と本音をのぞかせながらも、「小さい時に怒られた時がなかったんで、本気で怒ってくれる存在です」と感謝を惜しまなかった。
同親方にとって漢とはどんなイメージなのか-。そう尋ねられると、「僕の中では1人しかいませんね」と即答した。そして理想の親方像について「土俵の中の指導も大事だと思うんですけど、1人、1人の心とか、土俵以外のところでも寄り添う。気配りのできる親方を目指したい」と誓った。
◆山科隆太(やましな・りゅうた) 本名は門元隆太。1984年(昭59)11月16日、山口・下関出身。小3で相撲を始め、豊浦中を経て03年に響高を卒業。05年初場所で初土俵、07年初場所で新十両に昇進。同年名古屋場所で新入幕。最高位は08年九州場所での東前頭2枚目。十両だった18年1月に不整脈を発症して初場所を全休し、翌春場所で幕下に陥落。以降、関取復帰はかなわず21年6月に引退した。三賞は敢闘賞3個、金星1個(12年夏場所7日目、白鵬から小手投げで奪う)を獲得した。
ボクシングのIBF世界ライトフライ級次期挑戦者決定戦にTKO勝ちした前WBC同級王者でIBF同級8位矢吹正道(30=緑)が試合から一夜明けた29日、同級で世界王座奪回後のフライ級転向を明言した。
矢吹は28日に名古屋国際会議場で行われた一戦で同7位ロナルド・チャコン(31=ベネズエラ)から3度のダウンを奪い、11回2分35秒TKO勝ちした。激闘の代償は両拳。「打ちにいったら向こうが頭を下げてくる」と固い頭部を打ち続けた結果、両拳を痛めた。週明けにも病院で診察を受ける。「かなり腫れてる。折れていたりひびだったら時間がかかる。指は動くので折れていないとは思いますが」。過去にも拳を痛めた経験があり、厳しい事態も想定しつつ「3、4日したら動く。太るんで」と早期の再始動を明言した。
拳の不安はあるが、世界王座奪回への視界は開けた。今後は不透明だが、王者シベナティ・ノンティンガ(24=南アフリカ)への挑戦権を獲得した形。緑ジムの松尾敏郎会長(75)は「(王者は)2月にも防衛戦を予定しているらしい。向こうの動向を見ながら。今度は私が頑張らないといけない」と世界戦実現への意欲を示していた。
矢吹は「この階級でベルトをとりたい」と意欲を示す一方で「その後はすぐにでもフライ級に上げたい」と明かした。今回も、冬場の厳しい環境もあったが、減量に苦しんだという。「本当はこの試合が終わってフライ級に上げるつもりだった。ただ(次期)挑戦者決定戦がついたんで」。世界戦につながる道ができてとどまる決断をした。
ライトフライ級のリミットは48・9キロ、フライ級は50・8キロ。その差の約2キロが「とてつもなく大きい」と矢吹は言う。「ライトフライ級にこだわりはない。ただ、チャンピオンになるために頑張る」。まずは拳の治療を優先し、世界戦実現の朗報を待つ。【実藤健一】
<大相撲:白鵬引退相撲>◇28日◇東京・両国国技館
断髪式を終えた父に、愛娘から愛情たっぷりのメッセージが贈られた。
元横綱白鵬の宮城野親方(37)の三女・眞結羽ちゃんがマイクを握り、まげ姿に別れを告げた父に「お父様が頭をナデナデしてくれた分を、私がお父様の頭をいっぱいナデナデしてあげます」などと呼びかけた。
書き上げた手紙を読む予定だったが、頭の中にしっかり記憶。大勢の観客の前で堂々とした姿を見せ、会場から温かい拍手が起きた。眞結羽ちゃんのメッセージは以下の通り。
お父様、現役生活お疲れさまでございました。お父様の最後のお相撲のことは、はっきりと覚えています。あのときのお父様は誰よりもかっこよくて、誰よりも輝いていました。今、目の前に立っているお父様はまげがないからちょっと不思議だけれど、前より優しい顔をしています。
前はまげがあって頭を触れなかったけれど、もうまげがないから、お父様が頭をナデナデしてくれた分を私がお父様の頭をいっぱいナデナデしてあげます。
世界で一番優しくて、かっこいいお父さんでいてね。世界で一番愛してるよ、眞結羽。
大勢の皆様、お父様の断髪式にお越しいただいてありがとうございました。