初場所の新弟子検査、8人全員が体格基準パス 高校横綱・斉藤瞬佑「相撲ひと筋で頑張る」

大相撲初場所(来年1月8日初日、両国国技館)の新弟子検査が東京・両国国技館で行われ、8人全員が体格基準(167センチ以上、67キロ以上)を満たした。
合格者は内臓検査の結果を待ち、初日に発表される。今年の高校横綱で埼玉栄高3年の斉藤瞬佑(18=武隈)は178センチ、128キロでパス。「ここから学生とは違う、プロということを自覚して、相撲ひと筋で頑張っていきたい」と決意を述べた。
高校横綱のタイトルを持つプレッシャーもあるが、「背負った以上はやらなきゃいけない」と自分を戒める。同期の中でも特に埼玉栄高の同級生たちとの対戦について「結構負けたくないという気持ちがわきますね。特に栄の同級生には負けたくない」と対抗心を燃やした。既に同部屋の稽古にも参加。憧れの武隈親方(元大関豪栄道)から指導を受ける。今後について「人に好かれるような力士になりたい」と意気込みを見せた。【平山連】
- 新弟子検査で身長を測る斎藤成剛(日本相撲協会提供)
- 新弟子検査で身長を測る宮地聡輔(日本相撲協会提供)
- 新弟子検査で身長を測る小林嵐(日本相撲協会提供)
- 新弟子検査で身長を測る落合哲也(日本相撲協会提供)
- 新弟子検査で身長を測る長村晃宏(日本相撲協会提供)
- 新弟子検査で身長を測る飯間ルーカス一夫(日本相撲協会提供)
- 新弟子検査で身長を測る桑原哲平(日本相撲協会提供)
- 新弟子検査で身長を測る落合哲也(日本相撲協会提供)
- 新弟子検査を終えた宮城野部屋の落合哲也(撮影・平山連)