【K1】菅原美優、今年の漢字は涙「しんどくて泣いた 負けて泣いた 勝って泣いた」

K-1のKrush女子アトム級王者菅原美優(23)、Krushフライ級王者大久保琉唯(18)、女子フライ級王者KANA(30)が17日、都内で行われた「回転寿司たいせい リボーンプロジェクト お寿司PR企画記者会見」に出席し、今年1年を振り返った。
10月のタイトルマッチではプロ初のKO勝ちで3度目の防衛を果たした菅原は「最後はいい形で締められました。この1年で覚えたものを生かして、来年は全勝で終われたらな。そこにむけて頑張ります」と語った。今年の漢字には「涙」を挙げ、「今年は死ぬほど泣きました。2月の防衛戦もしんどくて泣いたし、6月は負けて泣いたし、この前は勝って泣いたし。泣いた記憶しかないです。大事な1年でした。忘れられないです。この1年は」と振り返った。
まだ18歳の大久保は2月のデビューから約7カ月で王座をつかんだ。「大きく飛躍できた年」と振り返り「来年はもっと自分を知ってもらえるように、K-1でもチャンピオンになっていきたいなと思います」と意気込んだ。
今年を3戦無敗2KOで終えたKANAは「来年はチャンピオンとして挑戦していく年になる。注目してもらいたい」とし「目標としていることを実現したい。世界最強を証明したいなと思います」と力を込めた。
会見で発表したプロジェクトは、コロナ禍の不況による世の中を元気づけたいという、たいせいの思いから始まったもの。趣旨に賛同した3人をはじめとする著名人やインフルエンサーらが創作すしを考案して紹介した。
菅原は韓国風に味付けしたエビのすし、大久保はガパオライスをモチーフにした油で揚げたのり巻きすし、KANAは減量中にも優しいアボカドとささみを包んだ巻きすしを考案した。プロジェクトを盛り上げるため、それぞれのYouTubeチャンネルではモッパン(出演者が飲食する様子を配信すること)動画として、すしの大食いにもチャレンジしており、先に挑んだ菅原は30皿をたいらげた。これから挑戦する大久保とKANAへ向け「そしゃくがしんどくなるので、貝とかイカとか歯ごたえ系は(最後に)残さない方がいい。戦いだと思って無心で食べた方がいいです」とアドバイス。KANAは「防衛戦だと思ってやろう」と応じていた。
会見には3人のほか、「たいせい」を経営する台星商事の郭東仁社長、BECHIELLの渡辺裕斗社長、Mrサウナジャンキーのシノサン、コスプレイヤーでタレントのYuiRI、LIFE Entertainmentの大越春輝社長、フリーアナウンサーの工藤美悠も登壇した。Z世代の学生らが運営する若者向けイベント「Buzz Fes White X'mas」内で行われ、郭社長は「若い人たちにおいしいおすしを食べてほしい。うちのすしが回転ずしのレベルを超えたすしだと感じてほしい。都内のお客様には回転ずし、たいせいに気兼ねなく来ていただくことが夢でございます。よろしくお願いします」とあいさつした。
- 「回転寿司たいせい リボーンプロジェクト」に出席した、左から工藤美悠、渡辺裕斗社長、シノサン、YuiRI、郭東仁社長、菅原美優、大久保琉唯、KANA、渡辺裕斗社長(撮影・松尾幸之介)