【スターダム】闘魂グラドル“ちゃんみな”白川未奈2カ月ぶり復帰戦勝利「生きている心地する」

<女子プロレススターダム>◇29日◇両国国技館
闘魂Hカップグラドルが強くなって帰ってきた。
11月の大会で顎と口腔(こうくう)部を負傷していた白川未奈が約2カ月ぶりにリングに復帰。こちらもスターダム久々登場のウナギ・サヤカと組んでタッグマッチで勝利した。
待ちに待った“ちゃんみな”の登場に、会場からは大きな拍手が沸き起こった。6日のカード発表会見では、顔を包帯でグルグル巻きにして登場しており、ファンも待ち望んだ笑顔だった。休養中にキックボクシングで体を絞り、パンチや蹴りを強化。これまでのセクシーポーズに加え、シャドーボクシングをしながらリングに上がった。
かわいさに力強さとスピード、テクニックが加わり、すべてがパワーアップしていた。負傷した顎を狙ってくる相手にも動じず、中盤以降は顔をしかめながらも「相手の動きもよく見えるようになった」と素早く攻撃をかわし、流れを引き寄せた。最後は粘るテクラを押さえ込んで3カウント。久しぶりのリングに充実した表情を見せた。
「みんな~、ただいま~。やっと生きている心地する」。試合後に素直な気持ちを語ると、自然と涙がこぼれた。ケガの直後は流動食しか口にできなかった。「何もしなかったら後退するだけ。ただの復帰戦だったらファンは満足しない。体を使わず、頭を使った」。出した結論は、なんとウナギとの関係を断ち、英国から仲間を連れて来ての新ユニット「クラブヴィーナス」結成だった。「自分の努力を拡大するために、3人で(来月からの)トライアングルダービーに出場し、トップに上り詰める」と決意を語った。
「心が広くなった気がする。余裕を持たないと夢に向かって進めない」。長い充電期間を経て、さらに美しく、たくましくなった白川未奈が23年は好スタートでスターダムを引っ張る。【松熊洋介】
- スターダム両国大会 復帰戦に勝利した白川未奈(中央)。左はザイヤ・ブルックサイド、右はマライア・メイ(撮影・渋谷征平)
- スターダム両国大会 試合前にファンに向かってポーズを取る白川未奈(中央)。左はマライア・メイ、右はザイヤ・ブルックサイド(撮影・松熊洋介)
- スターダム両国大会 入場する白川未奈(中央)。左はマライア・メイ、右はザイヤ・ブルックサイド(撮影・松熊洋介)
- スターダム両国大会 試合後、感極まる白川未奈(撮影・渋谷征平)
- スターダム両国大会 テクラ押さえ込む白川未奈(撮影・渋谷征平)
- スターダム両国大会 桜井まいに攻撃を仕掛ける白川未奈(撮影・松熊洋介)
- スターダム両国大会 テクラに攻撃を仕掛ける白川未奈(撮影・松熊洋介)
- スターダム両国大会 桜井まいから蹴りを浴びる白川未奈(撮影・松熊洋介)
- スターダム両国大会 テクラに攻められる白川未奈(撮影・松熊洋介)
- スターダム両国大会 桜井まい(左)をにらみつける白川未奈(撮影・松熊洋介)
- スターダム両国大会 入場するウナギ・サヤカ(撮影・松熊洋介)
- スターダム両国大会 桜井まいを押さえ込むウナギ・サヤカ(撮影・松熊洋介)
- スターダム両国大会 桜井まい(左)に攻撃を仕掛けるウナギ・サヤカ(撮影・松熊洋介)
- スターダム両国大会 入場するウナギ・サヤカ(撮影・松熊洋介)
- スターダム両国大会 ポーズをとるウナギ・サヤカ(左)と白川未奈(右)(撮影・松熊洋介)
- スターダム両国大会 鬼気迫る表情の白川未奈(撮影・渋谷征平)
- スターダム両国大会 テクラを攻め、舌をペロッと出す白川未奈(撮影・渋谷征平)
- スターダム両国大会 テクラを攻める白川未奈(撮影・渋谷征平)
- スターダム両国大会 白川未奈が勝利し、拍手を送るザイヤ・ブルックサイド(撮影・渋谷征平)
- スターダム両国大会 白川未奈が復帰戦で勝利し、笑顔のウナギ・サヤカ(撮影・渋谷征平)
- スターダム両国大会 復帰戦で勝利し、感極まる白川未奈(撮影・渋谷征平)
- スターダム両国大会 ウナギ・サヤカに詰め寄る白川未奈(右)(撮影・渋谷征平)
- スターダム両国大会 ウナギ・サヤカにエルボーをたたき込む白川未奈(右)(撮影・渋谷征平)
- スターダム両国大会 ウナギ・サヤカにタッグ解消を告げる白川未奈(右)(撮影・渋谷征平)
- スターダム両国大会 ニュー・フレンド、ザイヤ・ブルックサイドとマライア・メイをリングに呼び込む白川未奈(撮影・渋谷征平)
- スターダム両国大会 白川未奈にタッグ解消を告げられ、ぼうぜんとするウナギ・サヤカ(撮影・渋谷征平)
- スターダム両国大会 客席に投げキッスを送るマライア・メイ(撮影・渋谷征平)
- スターダム両国大会 復帰戦に勝利した白川未奈(中央)。左はザイヤ・ブルックサイド、右はマライア・メイ(撮影・渋谷征平)
- スターダム両国大会 退場する白川未奈(中央)。左はザイヤ・ブルックサイド、右はマライア・メイ(撮影・渋谷征平)