【新日本】84年「闘魂三銃士」蝶野正洋と同日入門 蝶野戦でデビュー/武藤敬司と新日本

<新日本プロレス:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム
ノアの武藤敬司(60)が古巣の新日本マットでラストマッチを勝利で飾った。
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武藤と新日本
◆入門 84年に東北柔道専門学校の先輩の助言で21歳で新日本入門。後に「闘魂三銃士」となる蝶野正洋と同日で、橋本真也(故人)は前日だった。
◆デビュー 84年10月5日の蝶野戦でデビュー。同じくデビュー戦の蝶野から8分27秒、逆エビ固めで勝利を収める。
◆海外遠征 85年11月に米フロリダに初の海外遠征出発。翌86年10月に凱旋(がいせん)帰国し、新コスチューム“スペース・ローン・ウルフ”姿をお披露目。88年1月から2度目の海外遠征。89年に代理人のグレート・ムタが初登場し、米WCWでトップヒールレスラーとして一世を風靡(ふうび)。90年4月に帰国し、赤のショートタイツ姿で全盛期を迎える。
◆闘魂三銃士 88年7月にプエルトリコで、蝶野、橋本ともにユニットを結成。91年、初開催となったG1決勝戦で蝶野に敗れて優勝を逃すも、3人でリングに上がり、「1、2、3、ダァーッ!」で締めて時代到来。以後、IWGPやG1を巡って数々の名勝負を演じ、90年代新日本の看板として不動の地位を確立。
◆タイトル 92年にムタがIWGPヘビー級王座初戴冠。95年に橋本を破り、素顔で初の同級王者。同年のG1で初優勝。
◆退団 02年1月に格闘技路線を重視する団体に不信感を抱き、弟分の小島聡、ケンドー・カシンらとともに新日本を電撃退団。同2月に全日本に入団。
- 武藤敬司(左)はSANADAにシャイニングウィザードを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
- 武藤敬司(左から2人目)はコーナーに登りムーンサルトプレスを狙うも棚橋弘至(左)から止められる(撮影・滝沢徹郎)
- SANADA(右)とポーズを決める武藤敬司(撮影・滝沢徹郎)
- 武藤敬司(中央)はBUSHIにシャイニングウィザードを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
- 勝利の瞬間プロレスLOVEポーズを決める武藤敬司(手前)(撮影・滝沢徹郎)
- 試合に勝利し勝ち名乗りを受ける武藤敬司(中央)と棚橋弘至(右)、海野翔太(撮影・滝沢徹郎)
- 武藤敬司(左)は内藤哲也(右)に誘われポーズを決める(撮影・滝沢徹郎)
- 試合後、内藤哲也(右)は武藤敬司を見つめる(撮影・滝沢徹郎)