亀田興毅氏、力石政法に年内世界戦を確約 前日世界戦で無念の谷口と重岡へ「これがボクシング」

ボクシング「3150FIGHT」を手がける亀田興毅ファウンダー(36)が7日、大阪市内のKWORLD3ジムで前日6日に開催した興行を総括した。
初めて手がけた世界戦は重岡銀次朗(23=ワタナベ)が挑んだIBF世界ミニマム級タイトルマッチが無判定試合、メインのWBO世界ミニマム級王者谷口将隆(28=ワタナベ)が2回TKO負けと、いずれも「信じられない」結果に終わった。それでも「これがボクシング。いい経験になった」と前向きにとらえた。
評価したのが、WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王座を獲得した力石政法(28=緑)。試合後、力石の世界戦実現要請に応じた興毅氏はあらためて「力石選手に世界戦の舞台を今年中に必ず用意します」と確約した。
力石は「ありがたい。まだ相手も見えていないので何とも言えないけど、その日に向けて準備していきたい。必ず世界王者になります」と感謝した。
東洋太平洋王座に続くタイトル獲得で各団体で世界ランク入りは確実。「団体にはこだわらない。チャンスがあるところでとります」と気合をみなぎらせた。
- 6日に重岡が挑み無判定に終わった件で会見する左から王者陣営のブリトー氏、IBFスーパーバイザーのケイルティー氏、亀田興毅氏、渡辺会長
- 大阪市内で会見したIBF王者バラダレス陣営プロモーター、アレハンドロ・ブリトー氏(左端)、IBF立会人ベンジャミン・ケイルティー氏(左から3人目)、亀田興毅氏(同4人目)、ワタナベジム渡辺均会長