名門帝拳ジム唯一の現役王者、豊嶋亮太「相手のすべて奪う」アジア2冠かけ新春1発目興行メイン

ボクシング東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王者豊嶋亮太(27=帝拳)が名門ジムでただ1人の現役王者としての自覚を胸に新春1発目興行のメインを締める。
14日、東京・後楽園ホールで東洋太平洋同級13位、WBOアジア・パシフィック同級9位佐々木尽(21=八王子中屋)との3度目防衛戦に臨む。23年最初の所属ジム興行でアジア2冠を懸ける豊嶋は「ジムで現役王者は自分のみ。盛り上げていくという意味でもしっかり勝ち、後ろに続く選手に気持ちをみせたい」とV3防衛へ、言葉に力を込めた。
挑戦者佐々木は日本同級3位でKO率8割と強打を誇るが、豊嶋は「分かりやすく白黒をつけたい」と自信の笑み。同級でWBO11位、WBA12位とトップ10入り間近でもあり「今年は本格的にいけるところまでいきたい。自分は前に行きたい。相手のすべてを奪うつもりで戦いにいきたい」とアジア2冠王者の風格を漂わせていた。
- 所属ジム第1弾興行で3度目防衛戦に臨む東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王者豊嶋亮太は最終調整