【WWE】“女帝”アスカ、レッスルマニアの大一番へ 因縁のカーメラ撃破しはずみ

<WWE:ロウ大会>◇2月27日(日本時間3月1日配信)◇米ミシガン州グランドラピッズ・ヴァンデルアリーナ
年間最大の祭典でロウ女子王座挑戦を控えるアスカが止まらない。4月1、2日にハリウッドで開催されるレッスルマニア39大会で、同王者ビアンカ・ブレアに挑戦することが決定済みのアスカが因縁のカーメラとのシングル戦に臨み、8分45秒、変形羽根折り固めでギブアップを奪って快勝した。
アスカは、18年にスマックダウン女子王者だったカーメラに2度挑戦して敗れており、因縁の相手。2月のロウ女子王座挑戦権のかかった6人出場の女子エリミネーション・チャンバー戦でも最後の2人に残っていたのが両者だった。ゴング後と同時にアスカは後ろ回し蹴り、かかと落とし、右足を捕獲しての足首固めで優位に試合を進め、場外逃避したカーメラを追跡。ヒップアタックを失敗し、スーパーキックを浴び、リングに戻ると何度も丸め込まれるピンチに陥ったが、グラウンド勝負ならばアスカが上。最後は変形羽根折り固めでタップさせた。
試合後は「ビアンカ、ここに来い」とマイクで絶叫し、ロウ女子王者を呼び出した。リング上でブレアと対峙(たいじ)していると、負けて悔しさを充満させたカーメラの襲撃に見舞われ、舌戦をぶち壊されていた。