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【新日本】高橋ヒロム、みちのくプロレスのフジタ“Jr”ハヤトへシングルマッチ申し込み?

AMAKUSAにタッチする高橋ヒロム(右)(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス:ジュニア夢の祭典~ALL STAR Jr FESTIVAL 2023~>◇1日◇東京・後楽園ホール

新日本の高橋ヒロムが昨年から提唱し続けたジュニアの祭典「ALL STAR Jr FESTIVAL 2023」に、国内22団体55人のレスラーが集結した。

試合順は入場曲によって発表する、ファンにとっては、たまらない演出でスタートした。

第1試合の6人タッグマッチに登場したヒロムは、プロレスリング・ノアのAMAKUSA、みちのくプロレスのフジタ“Jr”ハヤトと組み、大日本プロレスの橋本和樹、プロレスリング・ノアのHAYATA、ドラゴンゲートのYAMATOと対戦した。

試合はフジタが、コンプリートショットで橋本をたたきつけると、最後は8分52秒でK.I.Dからギブアップを奪った。試合後、ヒロムは、フジタの姿を見つけると「ハヤトさん、シングルマッチやりましょう」と、“発起人”らしく最後まで盛り上げることをやめなかった。

6人タッグマッチに勝利した、左からAMAKUSA、フジタ“Jr”ハヤト、高橋ヒロム(新日本プロレス提供)
6人タッグマッチの試合後、高橋ヒロム(左)へ感謝の言葉を口にするYAMATO(新日本プロレス提供)

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貴景勝、両膝のテーピング外し稽古 名古屋場所へ「自分は自分でやっていく、また頑張るだけ」

夏場所2日目、琴ノ若(左)に寄り切りで敗れた貴景勝(2023年5月15日撮影)

大相撲の大関貴景勝(26=常盤山)が8日、両膝痛に苦しみながら6度目のかど番を脱出した夏場所について「やることは全てやった」と語った。春場所で左膝、夏場所への調整で右膝も悪化させたが「何かが足りないということ」と潔く自らを省みた。

この日の稽古では両膝にテーピングを施さず、四股やスクワットで下半身を入念に鍛えた。名古屋場所(7月9日初日、ドルフィンズアリーナ)は1横綱2大関となるが、「自分は自分でやっていく。また頑張るだけ」と精進を期した。

夏場所12日目、霧馬山(左)に激しく攻められる貴景勝(2023年5月25日撮影)

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【ALL TOGETHER】オカダVS3団体?「全日本は知らない」身内棚橋を「クソオヤジ」

「ALL TOGETHER AGAIN」前日会見に登場しポーズを決める、左から清宮海斗、宮原健斗、棚橋弘至、オカダ・カズチカ、青柳優馬、拳王(撮影・横山健太)

新日本プロレスの「レインメーカー」オカダ・カズチカが、全方位へ“口撃”した。

8日、都内で行われた新日本プロレス、全日本、プロレスリング・ノアの国内メジャー3団体による合同興行「ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!」(9日、東京・両国国技館)の前日会見に出席。オカダはメインイベントで、拳王(ノア)&青柳優馬(全日本)と組み、清宮海斗(ノア)&宮原健斗(全日本)&棚橋弘至(新日本)との6人タッグマッチに臨む。

大雨となったこの日、オカダは止まらなかった。「あの~ノアファンの皆さまには絶望を味わせてしまったので、今回は仲良くやっていきたいと思います。だから清宮君、そんなに怒らないでよ。コロナが明けたということで、仲良くやっていきたいと思いますし」。そのクールな表情は、とても本音とは思えない…。絶望とは2月のこと。武藤敬司引退興行(東京ドーム)で、清宮とのシングル戦に完勝。圧倒的な力の差を見せつけた。今のうちに、気を良くさせて、再び絶望を味合わせるのだろうか…。

ノアの次は、全日本だった。「あんまり全日本プロレスは知らなくてですね。11年前か。40周年記念興行で変なヤツ(諏訪魔)に絡まれたことしか覚えてないんですけど、そこから全日本プロレスも変わったと思いますし。嫌われないようにしっかりと戦っていきたいと思います」と淡々と話した。標的は身内の新日本にも向けられた…。「何でこの中にクソオヤジが1人混じっているのかなと思ってますけど、誰が主役になるか…。ただ、一番目立つのは、活躍するのはこのオカダ・カズチカです」。棚橋弘至を示す、クソオヤジ。さすがの棚橋も、苦笑いを浮かべるしかなかった。

ここで、全日本を代表して? 宮原が持ち前の元気印でオカダに対抗した。「全日本を知らない? 挑発と受け取りましたよ。俺は知っているよ。ファンの皆さんが、オカダと宮原の交わりを見たいことを知っているよ? 明日は僕の元気にのみ込まれないように、楽しみにしています」とマイク不要のボリュームで高らかに宣言した。

オカダVS3団体? 結末は、いかに-。

前日会見に登場しポーズを決める棚橋弘至(撮影・横山健太)
前日会見に登場しポーズを決める宮原健斗(撮影・横山健太)
前日会見に登場しポーズを決める清宮海斗(撮影・横山健太)
前日会見に登場しポーズを決めるオカダ・カズチカ(撮影・横山健太)
前日会見に登場しポーズを決める拳王(撮影・横山健太)
会見後に談笑する、左から宮原健斗、棚橋弘至、清宮海斗(撮影・横山健太)
棚橋弘至(右)のコメントに文句を言う清宮海斗(左)と宮原健斗(撮影・横山健太)
前日会見に登場しポーズを決める青柳優馬(撮影・横山健太)
試合への意気込みを語る拳王(撮影・横山健太)

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猪木さん命日10月1日が「闘魂アントニオ猪木の日」に 猪木さん公式ツイッター発表

アントニオ猪木さん(2020年9月30日撮影)

10月1日が「闘魂アントニオ猪木の日」として記念日登録されたと8日、アントニオ猪木公式ツイッターで発表された。

10月1日は猪木さんの命日となる。IGF(猪木元気工場)スタッフ名で「10月1日が『闘魂アントニオ猪木の日』として、記念日登録されましたことをご報告させていただきます。この記念日制定により、アントニオ猪木の功績を幅広く後世に継承されていくことを望んでおります」とつづった。

日本記念日協会でも「プロレスラーとして格闘家として政治家として、多くの人を鼓舞し、多くの人に勇気を与え、多くの人に愛されたアントニオ猪木氏の肖像権・著作権などを管理する株式会社猪木元気工場が制定。『闘魂』を体現したアントニオ猪木氏を偲び、その功績・人物像・魅力などを後世に伝え、広めていくことが目的。日付はアントニオ猪木こと猪木寛至氏の命日(2022年10月1日)であり、「闘(10)魂AntonioI(1)noki」の語呂合わせから10月1日としたもの」と解説している。

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【ALL TOGETHER】ヴィジュアル系・ライジングHAYATOが狙う「一番派手な」男は?

前日会見に登場しポーズを決めるライジングHAYATO(撮影・横山健太)

全日本プロレスのライジングHAYATOが、その圧倒的なビジュアルで、大会の主役に躍り出る。8日、都内で新日本プロレス、全日本、プロレスリング・ノアの国内メジャー3団体による合同興行「ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!」(9日、東京・両国国技館)の前日会見が開催された。HAYATOは、セミファイナルでHAYATA&マスター・ワトと組み、AMAKUSA&青柳亮生&高橋ヒロムとの一戦に臨む。出場選手がこの日、一堂に会した。

目元に濃いアイラインを引いたHAYATOは、その外見が既に独特の世界観だった。マイクを握ると、黄色い声援が鳴りやまない。同戦に出場する選手が椅子に座ったまま、しゃべり出す中、HAYATOはテーブルに腰かけ、ゆっくりと話し始めた。「ALL TOGETHER AGAINに参戦する選手で一番かっこいいのは俺だよ! 明日、試合でもそれを証明するから、みんなにおれに注目して。おれのこと、好きにになってもらうから」。ヴィジュアル系をほうふつとする、イケメンレスラーは、ファンをとりこにすると誓った。

そんなHAYATOは、1人の男性に熱視線を送っていた。気になる相手を問われると「ヒロムかな」と、IWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロムを見つめた。その理由に「一番派手だし、一番うるさいから。派手なのは好きだけど、うるさいのは好きじゃないよ」と再び、テーブルに腰かけ、優雅に語った。これにヒロムは「俺からうるささを取ったら、何も残らねぇぞ!」と返したが、HAYATOの涼しい顔に黙るしかなかったようだ。

会見が終わると、ヒロムがHAYATOに距離を詰めた。のぞき込むように挑発したが、HAYATOは意に介さなかった。そして、2人はテーブル越しに見つめ合う? 謎の行動に…。HAYATOが、そのイケメンぶりで、当日はヒロムをのみ込む。

ライジングHAYATO(右)を挑発する高橋ヒロム(撮影・横山健太)
高橋ヒロム(左)を挑発するライジングHAYATO(撮影・横山健太)
「ALL TOGETHER AGAIN」前日会見に登場しポーズを決める、左からAMAKUSA、青柳亮生、高橋ヒロム、マスター・ワト、ライジングHAYATO、HAYATA(撮影・横山健太)
試合への意気込みを語る高橋ヒロム(撮影・横山健太)
「ALL TOGETHER AGAIN」前日会見に登場しポーズを決める、左から清宮海斗、宮原健斗、棚橋弘至、オカダ・カズチカ、青柳優馬、拳王(撮影・横山健太)
前日会見に登場しポーズを決める高橋ヒロム(撮影・横山健太)

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【ALL TOGETHER】AMAKUSA「愚問ではございませんか?」青柳亮生、高橋ヒロムも続く

前日会見に登場しポーズを決めるAMAKUSA(撮影・横山健太)

プロレスリング・ノアのAMAKUSAが“十八番”で笑いを取った。8日、都内で新日本プロレス、全日本、プロレスリング・ノアの国内メジャー3団体による合同興行「ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!」(9日、東京・両国国技館)の前日会見が開催された。AMAKUSAは、青柳亮生(全日本)&高橋ヒロム(新日本)と組み、HAYATA(ノア)&ライジングHAYATO&マスター・ワト(新日本)との一戦に臨む。出場選手がこの日、一堂に会した。

AMAKUSAは、らしい口調で語り始めた。

「はじめましてのみなさん、以後お見知りおきを。時代に選ばれし、各地で名をはせた猛者が集う、このようなすばらしい舞台に選んでいただき、誠に光栄、心より感謝申し上げ申す。われは、ノアジュニアを世に広めるため、また、新しい頂を目指し、この地に降臨いたしまいた。ALL TOGETHER AGAIN元気があればなんでもできる。その言葉に、恥じぬよう、この地に集いし、われわれで、ともにジュニア最高峰の戦いをもって皆さまを魅了したい。両国国技館、来たる日へ向けて全身全霊歩んできました」。

熱き、熱きマイクに、隣にいた青柳は「?」の表情を浮かべていたが、AMAKUSAはお構いなしだった。

そして、気になる対戦相手を問われると、AMAKUSAは、じーとタメを作った。ファンも何を口にするか、分かっているような反応。間を取り「その問いかけ、愚問ではございまんか?」と、いつものフレーズでファンの興奮を誘った。それでAMAKUSAワールドは終わらなかった。次に気になる相手を問われた青柳も「愚問です」と都続き、ヒロムも「愚問じゃないですか?」と流れに乗ると、会場のファンは大いに喜んだ。

前日会見に登場しポーズを決める青柳亮生(撮影・横山健太)
前日会見に登場しポーズを決める高橋ヒロム(撮影・横山健太)
「ALL TOGETHER AGAIN」前日会見に登場しポーズを決める、左から清宮海斗、宮原健斗、棚橋弘至、オカダ・カズチカ、青柳優馬、拳王(撮影・横山健太)
「ALL TOGETHER AGAIN」前日会見に登場しポーズを決める、左からAMAKUSA、青柳亮生、高橋ヒロム、マスター・ワト、ライジングHAYATO、HAYATA(撮影・横山健太)
試合への意気込みを語る高橋ヒロム(撮影・横山健太)

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アイアンシークさん死去 81歳。日本で「コシロ・バジリ」「ハッサン・アラブ」としてもファイト

WWE殿堂入りのアイアン・シークさんが81歳で死去(WWE公式インスタグラムから)

イラン出身レスラーで元WWF(現WWE)ヘビー級王者のアイアン・シーク(本名ホセイン・ホスロー・アリ・バジリ)さんが死去した。81歳だった。7日(日本時間8日)、シークさんの公式ツイッターで発表され「アイアン・シークの訃報をお伝えするのは非常に悲しいことですが、同時に彼が後世に残る遺産を残して安らかにこの世を去ったことを知り、安らぎを感じています」などと報告。なお死因は明らかにされていない。

1942年にイランで生まれ、アマレス選手を経て72年にプロレスラーとしてデビューしたシークさんは83年12月、米ニューヨークのマディソンスクエアガーデンでボブ・バックラウンドを下してWWF王座獲得し、翌年84年1月、ハルク・ホーガンに敗れて王座陥落。その後、ホーガンが人気を高めていった。85年のレッスルマニア第1回大会ではWWFタッグ王座も獲得した。

日本には74年に新日本プロレス、76年に全日本プロレスにコシロ・バジリのリングネームで参戦。79年にはハッサン・アラブのリングネームでマディソンスクエアガーデンでNWAヘビー級王者だったアントニオ猪木にも挑戦した。80年にはアイアン・シークとして新日本に再び参戦。坂口征二、長州力組の保持した北米タッグ王座にも挑戦した、また92年にはUWFインターにも参戦し、安生洋二とも対戦した。

05年にWWE殿堂入り、08年にNWA殿堂入りも果たした。14年にはシークさんの生涯が「アイアン・シーク」の題名で映画化されるなど米国のレジェンドレスラーだった。WWEは公式サイトで「WWE殿堂入りレスラー、アイアン・シークさんの訃報を知り、悲しみに暮れている。彼の家族、友人、ファンに哀悼の意を表します」とコメントした。

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井上尚弥が今後対戦したい相手は「ネリ、カシメロ」大橋秀行会長がユーチューブ対談で明かす

日本フェザー級王者となった松本(左から3人目は)と記念撮影する、左から井上尚、大橋会長、1人おいて井上拓(2023年4月撮影)

プロボクシング前4団体バンタム級統一王者で現WBC、WBO世界スーパーバンタム級1位の井上尚弥(30=大橋)が希望する今後の対戦相手について、所属ジムの大橋秀行会長(58)が明かした。

渡嘉敷勝男氏(62=渡嘉敷ジム会長)、竹原慎二氏(51=竹原慎二&畑山隆則ジム会長)、畑山隆則氏(47=竹原慎二&畑山隆則ジムGM)の元世界王者3人による「ぶっちゃけチャンネル」で「大橋会長と呑みトーク第2章」が更新された。

以前、同チャンネルで井上尚弥と元世界2階級制覇王者で現WBA世界スーパーバンタム級1位の亀田和毅(31=TMK)戦実現の可能性について3人が語ってきた経緯もあり、大橋会長は「それを聞かれると思って、今日、井上尚弥に聞いたの」と本人の意向をヒアリングしてきたと前置き。その上で「(今は)フルトンのことしか考えていない。で、あとやりたいのはネリ、カシメロ」と“代弁”した。

フルトン戦後は、元世界2階級制覇王者で現WBC世界同級2位のルイス・ネリ(28=メキシコ)、元世界3階級制覇王者で現WBO世界同級5位のジョンリール・カシメロ(33=フィリピン)との対戦を希望し、亀田和毅は現時点で「やりたい相手」の選択肢に入っていないとの意向を示した。大橋会長が亀田和毅に関する発言をするのは異例のことだった。

カシメロとは20年4月に米ラスベガスで対戦が決まっていたものの、コロナ禍で中止された経緯もある。大橋会長は「カシメロは1回やるはずだったので、決まっていたが、コロナでダメになった。カシメロは前回の試合(5月13日、フィリップス・ンギーチュンバ戦判定勝ち)で良くなかったが(井上は)カシメロ、ネリに興味がある、やっぱり11年間、無敗でこれだけの王者になっているので、井上がやりたい相手とやっている」とマッチメーク法についても明かしていた。

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【ALL TOGETHER】拳王、諏訪魔の次の標的は棚橋弘至「世代交代させてやる」

前日会見に登場しポーズを決める拳王(撮影・横山健太)

プロレスリング・ノアの拳王が、全日本プロレスの諏訪魔に続いて、新日本プロレスの棚橋弘至にも引導を渡すと宣言した。8日、都内で新日本、全日本、ノアの国内メジャー3団体による合同興行「ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!」(9日、東京・両国国技館)の前日会見が開催された。拳王はメインイベントで、青柳優馬(全日本)&オカダ・カズチカ(新日本)と組み、清宮海斗(ノア)&宮原健斗(全日本)&棚橋弘至(新日本)との6人タッグマッチに臨む。会見に登場した拳王は「前回も前々回もメインは棚橋。おい棚橋、時計の針は止まったまま。諏訪魔は、俺の力で世代交代してやったぞ。俺が棚橋を倒して、勝って、こうマイク握って『棚橋さん、お疲れさまでした』って言ってやるよ」と新たな標的を定めた。

これをじっと聞いていた棚橋は「散々な言われようで」と苦笑い。そして、続けて「(拳王は)とてもエネルギーのある選手。世代交代していないと言いますけど、させてみなさいよ、と。させていないのは、若い選手のせいじゃないの? って。僕は明日、拳王との戦いが、一番楽しみにある。明日は最初にスタートするかな」と先発で交わるプランまで示唆し、挑発を余裕でかわしてみせた。

それで、引き下がらないのが拳王だった。「おい、棚橋! 『世代交代をまださせられてない』と言ったよね。それはな、新日本のレスラーがだめなだけだ。全日本見てみろよ。諏訪魔! 誰が世代交代させたか分かるか、(世界タッグ王座で)2度も倒した俺だ。おい棚橋! (引導を渡した)実績を持っている俺が明日、世代交代させてやるからな」と、自信満々に胸を張った。

試合への意気込みを語る拳王(撮影・横山健太)

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大雅「こいつやべーなと思わせるように」縦隔気腫からの再起戦「ラストチャンス」

公開練習後に、ファイティングポーズで写真撮影に応じる大雅(左)とHIROYA

元K-1スーパーフェザー級王者の大雅(26)が8日、東京・町田のTRY HARD GYMで「Impact in Paris」(24日、フランス・ゼニスアリーナ)へ向けた公開トレーニングを行った。

今大会は、ABEMA専属PPVファイターとなった武尊(31)の復帰戦。大雅も日本代表として、アウェーの地に乗り込む。「いよいよ試合だなと。試合前にしかない疲労感がある」と、すがすがしい表情を見せた。相手は、FFKFDA63キロ以下級のフランス王者のウマハメド・ファレス(23=フランス)。大雅は「スピード、テクニック、パワーも、全部自分が上回っている。自分からしかけていきたい」とKO勝利を誓った。

完全復活した姿をフランスから日本へ届ける。3月26日のRISEの年間最大のビッグマッチ「ELDORADO」では、計量後に心臓あたりの痛みを訴え、体調悪化で欠場。その後、病院で縦隔気腫と診断されていた。既に状態に問題はなく「今回がラストチャンスだと思っている。そこでしっかりKOして、(今後については)そこから考えたい。普通に判定とかで勝っちゃだめ。こいつやべーなと思わせるように」と引き締めた。この日、スパーリングの相手を務めた兄でトレーナーのHIROYAは「本人も言っているようにラストチャンスっていうかしっかり見せるところだと思うんで、これで勝って先が見えてくると思います。先の大雅にも注目してください」と背中を押した。

公開練習でシャドーを披露する大雅
公開練習でシャドーを披露する大雅
公開練習後に、ファイティングポーズで写真撮影に応じる大雅
公開練習後に、囲み取材に応じる大雅

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新潟プロレス初の電流爆破 良寛、鈴木組がデスマッチの“カリスマ”大仁田、雷神矢口組迎え撃つ

三条大会のポスターを手にPRするビッグ・THE・良寛(左)と鈴木敬喜

新潟を拠点に活動する新潟プロレスが25日、三条大会を新潟・三条市厚生福祉会館で開催する。メインイベントのタッグマッチ「電流爆破バットデスマッチ」では新潟無差別級王者のビッグ・THE・良寛、若獅子菊水杯王者の鈴木敬喜(28)組が、大仁田厚(FMWE)・雷神矢口(浅草プロレス)のタッグと対戦する。

新潟プロレスでは初の「電流爆破」は有刺鉄線で巻いた金属バットを使う。コーナーに設置したスイッチを入れるとバットに電流が流れ、そこに衝撃を与えると爆破が起こる。

デビュー10年目を迎えた良寛、5年目の鈴木はともに初のデスマッチ。もちろん電流爆破も経験はない。しかも相手はデスマッチの“カリスマ”大仁田だが、良寛は「新潟魂で返り討ちにする」、鈴木も「自分のスタイルを貫く」。シングルの現役王者の2人には気後れはない。

昨年8月の新潟大会でストリートファイトの6人タッグマッチに出場した大仁田が「次は電流爆破をやらせろ!」と要求。当時、大仁田と対峙(たいじ)したシマ重野(49)はケガで療養中で、新潟プロレスの王者コンビが対戦に名乗りを上げた。鈴木は「無駄なことを考えずにド派手に勝って終わる」、良寛も「売られた分、倍にして返す。大仁田選手をたたきつぶして、三条のみなさんに喜んでもらう」と勝利宣言をした。【斎藤慎一郎】

◆新潟プロレス・三条大会 6月25日、三条市厚生福祉会館で開催。電流爆破バットデスマッチをメインに、グレート小鹿(大日本プロレス)、松山勘十郎(大衆プロレス松山座)らも参戦する。開場午後2時15分、午後3時開始予定。前売り券の購入、問い合わせは新潟プロレス事務局電話025・288・5255。Eメールhorizon@csc-coverwrap.co.jp

新大関霧島モンゴル凱旋、コロナ禍で4年ぶり 出身地ドルノド県で大勢の祝福受ける

大相撲で新大関に昇進した霧島(27=陸奥)が7日、故郷モンゴルの出身地ドルノド県に凱旋(がいせん)した。大勢の住民から「おめでとう」「お帰りなさい」と祝福する声をかけられた。

5日にモンゴルへ帰国。7日早朝に車で首都ウランバートルを出発し、夕方に約700キロ離れたドルノド県に到着した。コロナ禍で4年ぶりの帰省。霧島は取材に「地元の皆さんが盛大に迎えてくれてうれしい」と喜んだ。

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那須川天心2戦目は飛び級「特例」8回戦 9月に寺地拳四朗&中谷潤人W世界戦とともに豪華に

ランニングトレーニングで疲れた表情を見せる那須川(撮影・中島郁夫)

無敗の人気格闘家で今年4月にプロボクサーとして白星デビューを飾った日本スーパーバンタム級7位の那須川天心(24=帝拳)が、2戦目で「特例」の8回戦に臨むことが分かった。

7日、所属ジムの本田明彦会長(75)が明かした。那須川はB級(6回戦)デビューのため、A級(8回戦)昇格には6回戦での2勝が必要になるが、“飛び級”での特例8回戦が認められた形。注目の一戦は9月中旬に首都圏で開催予定で、その興行ではWBAスーパー、WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(31=BMB)、WBO世界スーパーフライ級王者中谷潤人(25=M・T)の世界戦も組まれる豪華イベントとなる。

4日から1週間の日程で千葉・成田市内で格闘家人生初の走り込み合宿に臨む那須川はこの日、練習を公開。中村ストレングス&コンディショニング・コーチのもと、WBC世界ライトフライ級2位の岩田翔吉ら同門計6人で、起伏の激しいゴルフコースでの10キロ走や心肺機能を高めるダッシュ、体幹トレを消化した。全身筋肉痛に苦しみつつも、初の8回戦に向け「長いラウンドを戦うことになる。前回は6回戦で今までの経験で出来た部分はあったが、その倍だと経験していないゾーン。その体力や心構えをつける練習」とテーマを掲げた。【藤中栄二】

ランニングトレーニングでヘトヘトになりながらも「疲れてないポーズ」をする那須川天心(撮影・中島郁夫)
千葉県内のゴルフ場でランニングトレーニングを公開する那須川(撮影・中島郁夫)
公開トレーニング前に記念撮影する中村コーチ(左)、那須川(中央)、粟生トレーナー(撮影・中島郁夫)
公開トレーニング前の記念撮影でポーズを決める那須川(撮影・中島郁夫)
千葉県内のゴルフ場でランニングトレーニングを公開する那須川(手前)(撮影・中島郁夫)
ゴルフカートに乗り込む、左から那須川、粟生トレーナー、中村コーチ(撮影・中島郁夫)
千葉県内のゴルフ場でランニングトレーニングを公開する那須川(左から2人目)(撮影・中島郁夫)

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那須川天心ボクシング2戦目は9月中旬 寺地拳四朗、中谷潤人の世界戦も開催

公開トレーニング前に会見する那須川(撮影・中島郁夫)

無敗の人気格闘家で今年4月にプロボクサーとして白星デビューを飾った日本スーパーバンタム級7位那須川天心(24=帝拳)が9月中旬、首都圏で2戦目に臨むことが決まった。

7日、所属ジムの本田明彦会長が明らかにした。なお同興行には、WBAスーパー、WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(31=BMB)、WBO世界スーパーフライ級王者中谷潤人(25=M・T)のダブル世界戦も組まれる豪華イベント。いずれも対戦相手は今後、発表される。

9月中旬の2戦目が決まった那須川は同日、千葉・成田市内で臨んでいる走り込み合宿を公開した。4日から1週間の予定で、同門となるWBC世界ライトフライ級2位岩田翔吉(27)、日本バンタム級4位増田陸(25)、日本スーパーフェザー級3位波田大和(26)、日本ライトフライ級13位・高見亨介(21)、アマ58勝23敗の実績でプロデビュー4連勝中の嶋田淳也(25)とともに中村正彦ストレングス&コンディショニング・コーチのもと、起伏の激しいゴルフコースを走り込み、下半身強化を図った。

4月8日の白星デビュー後、那須川は2~3週間の休養を経て、5月から本格的なジムワークを再開している。今回は格闘家人生初という走り込み合宿を経験し「全身が筋肉痛ですが、それは成長しているということ。前回のデビュー戦でMAXの那須川天心をみせたわけでなく、ボクシングの『ボ』の字ぐらい。日々の生活で強くなっていると思います」とプロ2戦目を見据えながら走り込みを継続していた。

公開トレーニング前に会見する那須川。右は粟生トレーナー(撮影・中島郁夫)
公開トレーニング前に会見する、左から中村コーチ、那須川、粟生トレーナー(撮影・中島郁夫)
公開トレーニング前に会見する那須川(撮影・中島郁夫)
公開トレーニング前にゴルフスイングのまねをする那須川(撮影・中島郁夫)
公開トレーニング前に記念撮影する、左から中村コーチ、那須川、粟生トレーナー(撮影・中島郁夫)
公開トレーニング前の記念撮影でポーズを決める那須川(撮影・中島郁夫)
ゴルフカートに乗り込む、左から那須川、粟生トレーナー、中村コーチ(撮影・中島郁夫)
千葉県内のゴルフ場でランニングトレーニングを公開する那須川(左から2人目)(撮影・中島郁夫)
千葉県内のゴルフ場でランニングトレーニングを公開する那須川(左から2人目)(撮影・中島郁夫)
千葉県内のゴルフ場でランニングトレーニングを公開する那須川(左から3人目)(撮影・中島郁夫)
千葉県内のゴルフ場でランニングトレーニングを公開する那須川(右から2人目)(撮影・中島郁夫)
千葉県内のゴルフ場でランニングトレーニングを公開する那須川(右から2人目)(撮影・中島郁夫)
最後尾を走る那須川天心(右端)(撮影・中島郁夫)
千葉県内のゴルフ場でランニングトレーニングを公開する那須川(右)(撮影・中島郁夫)
最後尾を走る那須川天心(右端)(撮影・中島郁夫)
千葉県内のゴルフ場でランニングトレーニングを公開する那須川(撮影・中島郁夫)
ランニングトレーニングでヘトヘトになりながらも「疲れてないポーズ」をする那須川天心(撮影・中島郁夫)
ランニングトレーニングで疲れた表情を見せる那須川(撮影・中島郁夫)

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寺地拳四朗と中谷潤人のダブル世界戦を表明 9月中旬開催予定の那須川天心2戦目の興行で

防衛戦を果たした一夜明け会見で笑顔を見せる寺地(2023年4月9日撮影)

帝拳ジムの本田明彦会長は9月中旬、首都圏で開催予定の那須川天心の2戦目の興行で、WBAスーパー、WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(31=BMB)、WBO世界スーパーフライ級王者中谷潤人(25=M・T)のダブル世界戦が組まれると明かした。

いずれも対戦相手は今後、発表予定。寺地は4月にアンソニー・オラスクアガ(米国)に9回TKO勝ちし、ベルト2本の防衛に成功して以来のリング。中谷は5月に米ラスベガスで元世界王者アンドルー・モロニー(オーストラリア)を12回KO撃破して以来の凱旋(がいせん)マッチになる。

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那須川天心が人生初の走り込み合宿敢行 全身筋肉痛も「のびしろしかない」9月中旬に2戦目

公開トレーニング前に記念撮影する中村コーチ(左)、那須川(中央)、粟生トレーナー(撮影・中島郁夫)

4月にプロボクシングで白星デビューを飾った日本スーパーバンタム級7位の那須川天心(24=帝拳)が7日、千葉・成田市内で臨んでいる走り込み合宿を公開した。

6月4日から10日まで、中村正彦ストレングス&コンディショニング・コーチのもと、同門のWBC世界ライトフライ級2位岩田翔吉(27)、日本バンタム級4位増田陸(25)、日本スーパーフェザー級3位波田大和(26)、日本ライトフライ級13位高見亨介(21)、アマ58勝23敗の実績でプロデビュー4連勝中の嶋田淳也(25)と起伏の激しいゴルフコースを走り込み、フィジカル強化を図っている。

格闘家人生初の走り込み合宿の前半パートを終えた那須川にとって、中村コーチのメニューは“自己新”のハード練習ばかりだ。過去のロードワークの距離は通常6キロ、多くて8キロだったが、今回は毎朝5時に起床して10キロに設定。午後にはダッシュ系の走り込みで心肺機能を高め、さらには腹筋など体幹を鍛えるメニューも入っている。

那須川は「今後、長いラウンドを戦うことになる。前回は6回戦で今までの経験でできた部分はあった。キックでも6回は延長でやったことがある。でも、その2倍となると経験していないゾーンで戦わないといけない。その体力や心構えをつけるトレーニングなのかなと思う」とテーマを掲げた。

もちろん全身が筋肉痛になっているという。「今まで感じたことのない筋肉痛なので成長しているなと。100%を常に出している。これを超えられるような『精神と時の部屋』みたいな感じで濃い内容を過ごしている。もっともっと強くなると思います」。漫画ドラゴンボールで主人公・孫悟空が修行で使う神様の神殿内にある特殊なエリアになぞらえ、自身が鍛えられているという手応えを示した。

プロボクサーとしてゼロからのスタートを切っている心境も強調した。「キック時代はずっとチャンピオンで、これをすれば勝てるというのはあったが、また変化しないといけない。日々楽しい。人は限界を決めたら終わるし、限界がないことを自分の体で示したい。一緒のメンバーの中で一番遅い。後ろから数えて1位で心が折れそうになるけれど、やっぱり逆に考えるとのびしろしかない。ここからもっとスタミナをつけて強くなると自分の中でうれしく思っている」とキッパリ。常に前向きな姿勢を示した。

中村コーチが「合宿も明日から後半戦なので基礎的な能力の向上を目指していきたい。これから強度を上げていけるだけの基礎的能力はある。楽しみ。もう1段階上げていきたい」と説明すると、那須川は「え?」と苦笑いを浮かべていた。

ランニングトレーニングで疲れた表情を見せる那須川(撮影・中島郁夫)
ランニングトレーニングでヘトヘトになりながらも「疲れてないポーズ」をする那須川天心(撮影・中島郁夫)
千葉県内のゴルフ場でランニングトレーニングを公開する那須川(撮影・中島郁夫)
最後尾を走る那須川天心(右端)(撮影・中島郁夫)
千葉県内のゴルフ場でランニングトレーニングを公開する那須川(右)(撮影・中島郁夫)
最後尾を走る那須川天心(右端)(撮影・中島郁夫)
千葉県内のゴルフ場でランニングトレーニングを公開する那須川(右から2人目)(撮影・中島郁夫)
千葉県内のゴルフ場でランニングトレーニングを公開する那須川(左から2人目)(撮影・中島郁夫)
ゴルフカートに乗り込む、左から那須川、粟生トレーナー、中村コーチ(撮影・中島郁夫)

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石浦が引退会見 家族の寝姿見て「いいかな」と首の大けがからの現役復帰断念

引退会見を終え、花束を手に笑顔を見せる石浦(左)と師匠の宮城野親方

大相撲の最高位前頭5枚目で、1日付で現役を引退し、年寄間垣を襲名した石浦(33=宮城野)が7日、東京・両国国技館で会見した。13年初場所の初土俵から10年余りの現役生活を振り返り「あっという間の10年でした。その中で、たくさん良い経験をさせてもらいました。今、振り返ると苦しかったことよりも、良かったことを思い出します」と、しみじみと語った。

最高位で迎えた昨年3月の春場所で、3日目に首の大けがを負い、それが引退につながった。「その時は『もう1番勝てば幕内に残れる』と思って再出場しました。次の場所も幕内で相撲を取りたいと思っていた」。同場所11日目から再出場し、1勝を加え、その場所を2勝7敗6休とし、狙い通りに次の夏場所は幕内に残ったが、首のけがは当初の予想以上にひどかった。昨年夏場所から7場所連続全休。5月まで行われた夏場所では序二段まで番付を落としていた。

すでに昨夏には引退を覚悟していたという。杏子夫人(29)には「無理かもしれない」と、現役引退は避けられそうにないと伝えた。すると「お疲れさま」と返された。さらに昨夏のある日、治療を終えて帰宅すると、杏子夫人、長男謙宗(けんぞう)くん(5)、長女環(たまき)ちゃん(3)、次男寛治くん(2)が、並んで眠っている姿を見て、現役への未練がなくなった。

「4人が寝ている姿を、顔を見た時に『いいかな』と思った。手術をすれば相撲はできないとお医者さんに言われていた。手術をせずに相撲を続けたら、半身不随になる危険性もあった。健康な体で、子どもの成長をずっと見守っていきたい。三役になりたいとか夢もあったけど、4人の顔を見るのが1番の幸せだと気付いた」。こう話すと、涙をこらえきれなくなった。

治療、リハビリで「今は私生活は普通に送ることができるようになった」という。ただ、最高で130キロほどあった体重が、現在は100キロほどまで落ちたこともあり、やはり現役復帰は難しいと判断し、引退となった。引退に際し、入門時の師匠だった先代宮城野親方であり、先代の間垣親方(元前頭竹葉山)が名跡を譲ってくれることになった。石浦は「再雇用が3年残っている中、今後の宮城野部屋のことを考えて譲ってくださった。感謝しかない」と、頭を下げた。

172・5センチの小兵ながら、新入幕の16年九州場所では、2日目から10連勝するなど優勝争いに絡み、敢闘賞を獲得した。通算成績は350勝321敗108休。幕内在位は26場所。思い出の一番は、21年名古屋場所8日の宇良戦。4度目の顔合わせで、初めて宇良から白星を挙げた一番で「宇良関にとっては、長い相撲人生の中の1番かもしれないけど、自分にとっては重要な一番でした。同じように小兵といわれ、ずっとリベンジしたくて、どうしても勝ちたかった」と、勝った直後に涙を流して喜んだ取組を思い出しながら話した。

会見に同席した師匠の宮城野親方(元横綱白鵬)は「石浦がいなかったら14年間、綱を張ることはできなかった」と、現役時代に最も長く関取として一緒に稽古した、弟弟子を称賛した。引退相撲、断髪式は来年6月1日を予定。「宮城野部屋が好きなので、強い子も入ってきたり、前からいる子も強くなってきたりしていて、指導したいです。これからも宮城野親方を支えたい。宮城野部屋の縁の下の力持ちになりたい」。第2の人生に向けて、最後はすがすがしい表情を見せていた。

引退会見で涙をぬぐう石浦

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【WWE】中邑真輔-リコシェ戦がブロンソン・リードの介入で無効試合に

ブロンソン・リード(中央上)の介入でリコシェ(中央下)との試合をぶち壊された中邑真輔(奥)(WWEインド公式インスタグラムから)

<WWE:ロウ大会>◇5日(日本時間7日配信)◇米コネティカット州ハートフォード・XLセンター

「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔がブロンソン・リード(元新日本プロレスのジョナ)の介入でリコシェ戦をぶち壊された。7月1日、英ロンドンのO2アリーナでプレミアム・ライブイベント、マネー・イン・ザ・バンクが開催。注目カードとなる王座挑戦権証入りのブリーフケースを争う男子ラダー(はしご)戦の出場権利を持つ中邑とリコシェの対決だった。

躍動感あるリコシェのドロップキックを浴びた中邑はトペ攻撃も被弾。序盤は相手スピードに対応できずにいると、そこに中邑との男子ラダー予選で敗れたリードが乱入。中邑はコーナーに串刺しボディーアタック、さらにスプラッシュを浴びて押しつぶされると、リコシェもツナミ(ダイビング・ボディープレス)で大の字にされてしまった。試合も8分10秒、無効試合となった。

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武藤敬司、引退後は「ずっと家にいてうざいと言われる」ベストファーザー賞で「威厳復活」と喜び

第42回ベスト・ファーザー「イエローリボン賞」に選ばれ喜びを語る武藤敬司

元プロレスラー武藤敬司(60)が6日、第42回ベスト・ファーザー「イエローリボン賞」に選ばれ、都内で行われた授賞式に登壇した。今年2月に現役を引退し、家庭で「けむたがられている」と近況を語った。

この日は、痛めているヒザをおして“武藤ポーズ”で登場。「今年の2月に39年間やっていたプロを引退しまして。現役時代は巡業とかがあってほとんど家にいない。家庭も顧みることができなかった」としみじみと振り返り「引退してからずーっと家にいる。家族から『うざい』『うっとうしい』と、本当にけむたがられている」と笑わせた。

受賞にも大喜び。「39年間一生懸命やって、プロレスでは賞という賞は全部とりました。どんな賞よりもベストファーザー賞は好感度アップです。これでまたおやじとしての威厳が復活します」。

長男は27歳、長女は23歳。これからどんな父親を目指すかと聞かれると「もう子どもたちも大きいので、めちゃくちゃわがままなクソじじいになってやろうと思う」と宣言した。

新日本プロレスでは自身が全日本時代に発掘したSANADAらが活躍中だが、プロレス界とは「距離を置いて楽しみたい」という。司会者から「プロレス界のお父さん」を期待されると「あまり近いと意見を言いたくなる。家族みたいに、またけむたがられる」と笑っていた。

ほかに、つくば市長五十嵐立青氏(44=政治部門)、三菱鉛筆社長数原滋彦氏(44=経済部門)、落語家桂宮治(46=学術・文化部門)、俳優高橋克典(58=芸能部門)が受賞した。

第42回ベスト・ファーザー「イエローリボン賞」に選ばれ喜びを語る武藤敬司
第42回ベスト・ファーザー「イエローリボン賞」に選ばれポーズを決める武藤敬司

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朝乃山が名古屋場所好成績で地元凱旋を誓う「年内に三役に上がることを目指して頑張ります」

東京富山県人会連合会の「懇親のつどい」に出席し、壇上で笑顔であいさつした朝乃山(左)。右は高砂親方

大相撲で大関経験者の朝乃山(29=高砂)が6日、都内のホテルで行われた東京富山県人会連合会「懇親のつどい」に参加した。鮮やかな水色の着物姿でステージに招かれると、自身と同じく富山県出身の参加者から大きな拍手が起きた。2年ぶりに幕内力士として土俵に立った5月の夏場所では、優勝次点の12勝3敗という好成績。壇上では「年内に三役に上がることを目指して頑張ります」と、力強く話した。すると参加者から「次は優勝だ!」などの声援が起き、笑顔を見せた。

夏巡業では8月に黒部市、氷見市と富山県内の2カ所で開催される。幕内力士として地元に戻るのは大関の時以来。「黒部に行った記憶はないので行ってみたいですし、氷見は母の実家なので、しっかり名古屋場所(7月9日初日、ドルフィンズアリーナ)で良い成績を残して、地元に凱旋(がいせん)できるように頑張りたいです」と誓った。

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【新日本】オスプレイ、Forbidden Doorでケニー・オメガに挑戦

ウィル・オスプレイ(2023年1月5日撮影)

新日本プロレスは6日、AEW(オール・エリート・レスリング)との合同興行「Forbidden Door」(現地時間25日、カナダ・トロント)の一部カードを発表した。

ウィル・オスプレイは、IWGP USヘビー級王者のケニー・オメガへの挑戦が決定した。オスプレイは「この試合が俺にとってどれだけ重要なものであるのか分かってもらいたい。俺は東京ドームで散々あのほうとう息子に辱められた。あそこで敗れた俺の気持ちは分かる訳ないだろう。俺の家族が生放送で試合を見守る中、俺はお前にボロボロに破壊された。だから俺は借りを返さないといけない。俺の真価を証明し、雪辱を果たす。そのためにこの試合がある。舞台はトロント、お前の出身国の街の中の1つだ。そこでお前に前回の俺と全く同じ目に遭わせてやる。これは紛れもなく個人的な恨みだ!」と怒りをぶつけた。

2人は今年1月4日の東京ドーム大会で激突。当時のIWGP USヘビー級王者のオスプレイは、オメガに敗れた。その後、オメガへの挑戦権をかけたトーナメントが実施されることに。過去にUSヘビー級王者戴冠経験を持つオスプレイ、棚橋弘至、ジュース・ロビンソン、そしてランス・アーチャーの4名が、日米を股にかけて激突。これを勝ち抜いたオスプレイが、再びオメガと対戦する権利を得た。リベンジに燃えるオスプレイに注目が集まる。

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