【KNOCK OUT】体重超過の木村“フィリップ”ミノルが32秒殺 パッキャオ戦を熱望

<キックボクシング:KNOCK OUT>◇5日◇国立代々木競技場第二体育館
前日計量で体重超過した元K-1スーパーウエルター級王者の木村“フィリップ”ミノル(29=ブラジル/Battle Box)がKNOCK OUT現役王者を秒殺KOした。
KNOCK OUT-RED同級王者クンタップ・チャロンチャイ(42=タイ)と72・0契約体重3分3回(延長1回)のスーパーファイトで対戦。開始32秒、左フック一撃で沈めた。
木村は4日の計量では73・75キロと1・75キロオーバーし、体重超過。1回は木村が減点2からスタートし、グローブもクンタップが8オンスに対し、木村は10オンスのハンディに。しかし計量クリアしてきた王者クンタップとのパワー差をみせつけ「プロとしてやってはいけない計量失敗をやってしまい、申し訳ございませんでした。試合を受けてくれてクンタップ選手、ありがとうございました」と謝罪した。
その謝罪後、ボクシング好きな木村は今年、RIZINでエキシビションマッチを計画しているプロボクシング元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)との対戦を熱望。「パッキャオ選手が日本に来るんですけど。オレがパッキャオ選手を倒す姿を見たくありませんか。絶対に勝つ姿をみせます。宣戦布告します。パッキャオ選手、試合してください」とマイクアピールしていた。
- 木村“フィリップ”ミノル(右)はクンタップ・チャロンチャイをノックアウトする(撮影・滝沢徹郎)
- 木村“フィリップ”ミノル(右)はクンタップ・チャロンチャイをノックアウトする(撮影・滝沢徹郎)