アントニオ猪木さん弟啓介さん「これで兄貴もあの世にいけた」お別れの会終え「感謝」/一問一答

<アントニオ猪木お別れの会>◇7日◇東京・両国国技館
アントニオ猪木さん(本名・猪木寛至)の実弟、猪木啓介さんが「兄貴もあの世にいけた」と語った。お別れの会後に囲み取材に応じ、猪木さんが最後に語った「感謝」という言葉を何度も繰り返し、天国の兄をしのんだ。
啓介さんの主な一問一答は以下の通り。
-お別れの会を終えて
「こんなに皆さんが集まっていただくとは夢にも思わなかったし、本当に感謝です。兄貴が最後に言った言葉がそれですから、本当に感謝しかないと思います。これで兄貴もなにも(思い残すことなく)あの世にいけたんじゃないかな。ずっと会ってなかった方にお会いできたということもね。これも兄貴のおかげかな」
-どんな人だったか
「いろいろありましたけど、自分にとっては優しい兄貴。いつも無理なことを言っていましたけど、兄貴だからしょうがないなと。本当に今思うと胸がね、いろんなことが頭に浮かんでくるので胸が詰まってしまう。本当に感謝です。いろんな国にも行かせてもらったし、普通の人ができないこともやらせてもらったし、本当に感謝しかありません」
-猪木の孫が「1、2、3、ダァーッ!」で締めた
「(猪木さんの長女)寛子の次男です。長男(寛太)は学校が忙しくて来られなかった。兄貴があまり一緒に過ごしたことがなかったので、だからこそ寛子が遺骨も米国に持っていって、子供たちに毎日あいさつさせるというか、学校に行くときは全部やっていると言いますけど、これでおじいちゃんと少しは過ごせたんじゃないか」
-遺骨
「ロサンゼルスにあるので、近々こっちに持ってくる。納骨も決まっていない。本山もアントニオ猪木のブロンズ像だとかを作ろうとか、準備をしている段階。分骨はしません。鶴見の本山だけです」
-追善興行
「今のところは何も。一周忌にはなにか、IGFの方で考えてくれると思います」
- アントニオ猪木さんお別れの会が執り行われる両国国技館に設置される献花台(撮影・河田真司)
- アントニオ猪木お別れの会が執り行われる両国国技館に設置される献花台(撮影・河田真司)
- 「アントニオ猪木お別れの会」で執り行われる追悼の10カウント(撮影・河田真司)