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新根室プロレス3年半ぶりの再始動興行「やりたかったことはこれ」オッサンタイガー感慨ひとしお

アンドレザ・ジャイアントパンダは、ミスターポーニョを倒す(提供・新根室プロレス)

社会人アマチュアプロレス団体で2019年(令元)12月に解散した新根室プロレスが3日、北海道・別海町上春別農村広場で約3年半ぶりの再始動興行を開催した。会場にはファン約100人が駆けつけ、迫力あるファイトを見守った。オッサンタイガーこと宮本賢司本部長(49)は「『やっぱり、僕たちがやりたかったことはこれだったんだ』と再確認できた」と、感慨ひとしおの様子だった。

第1試合は難病の平滑筋肉腫を患い、20年に逝去した代表のサムソン宮本氏(享年55)に、病床から団体の新エースを託されたTOMOYA(25)による“試練の3番勝負”。TOMOYAは、初戦のマーキーフォックスを小包固めで撃破。2戦目は永田ゆうじろうにパワーボム切り返しからのウラカンラナで敗れた。ラストはドンレオ嬢サンをラブダイブからの片エビ固めで下し、2勝1敗で復活戦を勝ち越した。

場外乱闘も含めて3戦計約25分を戦い抜いたTOMOYAは「少しバテた瞬間もありましたが、お客さまの歓声で、すぐにパワーが戻ってきました。次も楽しんでもらえるようがんばりたい」と、7月1日に釧路の多良福まつり(釧路・イオンモール釧路昭和)で行われる復活第2戦に向けて、意気込みを語った。

第2試合は、体長3メートルの“歩く熊猫山脈”アンドレザ・ジャイアントパンダがリングイン。“崖の上の大魔王”ミスターポーニョを、必殺のアンドレザプレスから体固めで破り、団体解散中も全国のプロレス団体で戦いを続けてきた貫禄を見せつけた。アンドレザは「久しぶりの北海道での戦いは楽しかった」と、涼しい顔で再始動大会を振り返った。【中島洋尚】

アンドレザ・ジャイアントパンダは、ミスターポーニョを倒す(提供・新根室プロレス)
新根室プロレスのエースTOMOYA(左)は、ドロップキックを相手に浴びせる(提供・新根室プロレス)
新根室プロレスのTOMOYAは、フォールを狙う(提供・新根室プロレス)

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アマ10冠ボクサー藤田健児が2回TKOプロデビュー4連勝「次はスカッと倒す勝ち方できれば」

1回、ダニエル・ニコラス(右)のテンプルに左フックを浴びせる藤田(撮影・中島郁夫)

<プロボクシング:WHO,S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT>◇3日◇東京・後楽園ホール

アマ10冠のホープ藤田健児(29=帝拳)がプロデビューから無傷の4連勝を飾った。

WBOオリエンタル(日本未公認)フェザー級ユース王者ダニエル・ニコラス(23=フィリピン)との同級8回戦に臨み、2回0分54秒、TKO勝利を収めた。サウスポースタイルから強烈な左を打ち込んで主導権を握ると、冷静にラッシュを続けてレフェリーストップ勝ち。「結果は良かったですが、攻め方が雑でした。有効打を当てて印象が良かっただけ。満足していません」と口元を引き締めた。

昨年10月のロニー・カンボス(フィリピン)戦で4回勝ちして以来、約8カ月ぶりのリングだった。同12月に左ふくらはぎを痛めて試合間隔が空いた分、元世界2階級制覇王者・粟生隆寛トレーナーのもと両肩の力を抜く「脱力」をテーマにプロ仕様スタイルを追求してきた。レフェリーストップによる勝利だったことで、藤田は「倒すという勝ち方にこだわりたい。次はスカッと倒す勝ち方ができれば。この試合も次への通過点でしかない」と先を見据えていた。

勝利した藤田(撮影・中島郁夫)

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日本Sバンタム級13位福井勝也が1年ぶり復帰戦6回TKO勝ち 右手手術からの完全復活を証明

スー・ハンビン(右)に左アッパーを浴びせる福井(撮影・中島郁夫)

<プロボクシング:WHO,S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT>◇3日◇東京・後楽園ホール

日本スーパーバンタム級13位・福井勝也(26=帝拳)が約1年ぶりの復帰戦を飾った。

元韓国同級王者スー・ハンビン(23)との同級8回戦に臨み、6回2分54秒、TKO勝ちを収めた。

3回に左フック5連打、4回に左アッパー4連打とスーを攻め続け、左目上を切り裂き、右目下も腫れあがった。そのまま効果的にパンチをねじ込み続けると6回、スーの右目下内出血の悪化を受けてレフェリーストップ勝ちとなった。

昨年6月、ジェイソン・ブエナオブラ(フィリピン)に7回KO勝ちした際、右手脱臼骨折を負い、悩んだ末、同9月に手術を受けた。右拳での練習再開は今年3月で、それまでは大和心トレーナーとのコンビで左拳のみの練習を継続してきた。

待望のカムバック戦で勝利をもぎ取った福井は、リング上で安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

勝利した福井勝也(撮影・中島郁夫)

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鶴竜が引退記念パーティー「あらためて力士になってよかった」宮城野親方、元日馬富士ら出席

鶴竜の引退記念パーティーに出席し、鏡開きに臨んだ宮城野親方(左から2人目)、元日馬富士のダワーニャム・ビャンバドルジ氏(右端)

2021年春場所中に引退した鶴竜親方(37=元横綱)が3日、都内のホテルで引退記念パーティーを行った。東京・両国国技館での引退相撲に続いて行われたもので、宮城野親方(元白鵬)、元日馬富士のダワーニャム・ビャンバドルジ氏という同じモンゴル出身の元横綱らが出席。盛大に開かれた。

鏡開き、乾杯に先立ち、鶴竜親方は集まった後援者らに向けてあいさつした。「今日は、ずっと皆さまの温かいお言葉をいただき、あらためて力士になってよかったと思いました。(中略)一つの区切りとなりますが、これからは指導者として新しい1歩を踏み出します。皆さまにはご迷惑をおかけすることも多々あると思いますが、今まで以上のご支援をいただけますよう、お願いを致しまして、御礼のごあいさつとさせていただきます」と話すと、拍手が起きた。

その後、モンゴルの総理大臣の代理人から記念品を贈呈されるなど、終始華やかに行われた。

引退記念パーティーの鏡開きで、力強く木づちを振り下ろした鶴竜親方(左から3人目)。右から3人目は陸奥親方
元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(右)からキスされる鶴竜親方(代表撮影)
元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(右)にはさみを入れてもらう鶴竜親方(代表撮影)
花田虎上氏(右)から言葉をかけられ笑顔を見せる鶴竜親方(代表撮影)
父のチメドウ・マンガラジャラブさんにはさみを入れてもらい、涙をぬぐう鶴竜親方(代表撮影)
父のチメドウ・マンガラジャラブさん(右)からキスされる鶴竜親方(代表撮影)
陸奥親方(右)に止めばさみを入れてもらう鶴竜親方(代表撮影)
陸奥親方(右)の止めばさみで大銀杏に別れを告げた鶴竜親方(代表撮影)
最後の土俵入りを披露した鶴竜(中央)。左は太刀持ち霧島、右は露払い正代(代表撮影)
最後の土俵入りを披露した鶴竜。後方左は露払い正代(代表撮影)
鶴竜(左)は最後の取組で、長男アナンダ・アマルバヤスガラン君に押し出された(代表撮影)
鶴竜(左)は最後の取組で、長男アナンダ・アマルバヤスガランくんと相撲を取る(代表撮影)
最後の取組で長男アナンダ・アマルバヤスガランくんと相撲を取る鶴竜(代表撮影)
結婚を発表した琴勝峰(代表撮影)
照ノ富士(左)を持ち上げる霧島(代表撮影)
断髪式に臨んだ鶴竜(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席したT-BOLANの森友嵐士(手前右)(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席した中川家の剛(右)(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席した中川家の礼二(右)(代表撮影)
笑顔で御礼のあいさつをする鶴竜(代表撮影)
笑顔で整髪する鶴竜(代表撮影)
ダシニャム・ムンフザヤ夫人(右)に見守られながら整髪する鶴竜(代表撮影)
宮城野親方(左)に見守られながら笑顔で整髪する鶴竜(代表撮影)
宮城野親方(右)から花束が贈られる鶴竜(代表撮影)
整髪を終え笑顔で写真に納まる鶴竜(後方左)。手前左から長男アナンダ・アマルバヤスガランくん、長女アナンダ・アニルランちゃん、次女アナンダ・エネルレンちゃん、後方右はダシニャム・ムンフザヤ夫人(代表撮影)
整髪を終え、ダシニャム・ムンフザヤ夫人(右)にネクタイを整えてもらう鶴竜(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席した中川家の礼二(左から3人目)と剛(右)(代表撮影)
ダシニャム・ムンフザヤ夫人(右)からキスされる鶴竜(代表撮影)
家族から花束が贈られ写真に納まる鶴竜。左2人目から長女アナンダ・アニルランちゃん、次女アナンダ・エネルレンちゃん、ダシニャム・ムンフザヤ夫人、長男アナンダ・アマルバヤスガラン君(代表撮影)

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【ガンバレ☆プロレス】傾奇者ウナギ・サヤカ参上!7月大田区大会で現役キャバ嬢リアラと対決

ガンバレ☆プロレス にらみ合うウナギ(左)とリアラ(ガンバレ☆プロレス提供)

<ガンバレ☆プロレス>◇3日◇東京・高島平区民館

「女子プロレス界の傾奇者」ウナギ・サヤカが試合後にリングに登場し、7月9日「WRESTLE SEKIGAHARA 2」(大田区総合体育館)で現役キャバクラ嬢レスラー・リアラとの一騎打ちが決定した。

リアラから涙ながらに告白を受けた。「練習生になって、たたかれた時に、『負けるな』と言ってくださったことを忘れず1年間頑張れた。だからこそ、あなたを超えたい」。これに対し、ウナギはクールに一蹴。「頑張るだけじゃプロレスはできない。まなせゆうながいないからシングルマッチをするけど、オマエとはする価値もない」と突き放し「歯くいしばれ」と強烈ビンタを浴びせた。

出場を決めたのは、現在ヒザの手術の影響で長期欠場中のまなせを応援するためでもあった。「プロレスラーってリングの上でしか生きられない。とても苦しい時間を過ごしていると思う。だから助けに来た」と胸中を明かした。

昨年の大田区大会ではスペシャルシングルマッチで激しくぶつかり合った。プロレスを見ることしかできないまなせに、戦う姿を見せることで元気を送るつもりだ。「大田区に出たかったと思う。だからこそ私がもっと出たい気持ちと早く帰って来たい気持ちにさせたい」と力強く語った。

グラビアアイドルとして活動していたウナギ。19年に東京女子に入団し、プロレスデビューした。20年からはスターダム、昨年はガンプロ、ディアナ、ゼロワンにも参戦「極彩色に翔る傾奇者」の名の通り、色鮮やかなコスチュームでさまざまな団体のリングで暴れ回ってきた。「リアラを査定してやる」と意気込むウナギ。キャバ嬢を黙らせ、戦友にエールを送る。

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元白鵬の宮城野親方が鶴竜親方に感謝「今度はどっちが先に横綱をつくるかの戦い」断髪式でエール

宮城野親方(右)から花束が贈られる鶴竜(代表撮影)

<大相撲:鶴竜引退相撲>◇3日◇東京・両国国技館

同じモンゴル出身で、同時期に横綱を務めた宮城野親方(38=元横綱白鵬)が、断髪式に参加し、はさみを入れた。

14年春場所後に鶴竜親方が横綱に昇進してからは、互いに横綱として切磋琢磨(せっさたくま)。それだけに、はさみを入れた後は「4横綱(他2人は日馬富士、稀勢の里)でやっていたので、僕も頑張らないといけないと思って、その分、長く(現役を)やれたのかなと思う。その感謝の思いを込めてはさみを入れた。今度は、どっちが先に横綱をつくるかの戦い。一緒に頑張りましょう」と、感謝の思いを明かすとともに、エールを送っていた。

宮城野親方(左)に見守られながら笑顔で整髪する鶴竜(代表撮影)
整髪を終え笑顔で写真に納まる鶴竜(後方左)。手前左から長男アナンダ・アマルバヤスガランくん、長女アナンダ・アニルランちゃん、次女アナンダ・エネルレンちゃん、後方右はダシニャム・ムンフザヤ夫人(代表撮影)
整髪を終え、ダシニャム・ムンフザヤ夫人(右)にネクタイを整えてもらう鶴竜(代表撮影)
ダシニャム・ムンフザヤ夫人(右)に見守られながら整髪する鶴竜(代表撮影)
笑顔で整髪する鶴竜(代表撮影)
笑顔で御礼のあいさつをする鶴竜(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席した中川家の礼二(右)(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席した中川家の剛(右)(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席したT-BOLANの森友嵐士(手前右)(代表撮影)
断髪式に臨んだ鶴竜(代表撮影)
照ノ富士(左)を持ち上げる霧島(代表撮影)
ダシニャム・ムンフザヤ夫人(右)からキスされる鶴竜(代表撮影)
家族から花束が贈られ写真に納まる鶴竜。左2人目から長女アナンダ・アニルランちゃん、次女アナンダ・エネルレンちゃん、ダシニャム・ムンフザヤ夫人、長男アナンダ・アマルバヤスガラン君(代表撮影)
泣きながら手紙を読む長女のアナンダ・アニルランちゃんにキスをする鶴竜(代表撮影)
手紙を読みながら涙する長女のアナンダ・アニルランちゃん(右)をやさしくなでる鶴竜(代表撮影)
手紙を読む長女のアナンダ・アニルランちゃん(右から4人目)を見つめる鶴竜(代表撮影)
元横綱日馬富士のダワーニャム・ビャンバドルジ氏(右)から言葉をかけられる鶴竜(代表撮影)
19年5月、「令和」と筆書きされた書物を手にする鶴竜(左)と白鵬

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新根室プロレス3年半ぶり再始動 “歩く熊猫山脈”アンドレザ・ジャイアントパンダが貫禄勝ち

新根室プロレスのアンドレザ・ジャイアントパンダは、ミスターポーニョを倒し、余裕の表情(提供・新根室プロレス)

社会人アマチュアプロレス団体で2019年12月に解散した新根室プロレスが3日、北海道・別海町上春別農村広場で約3年半ぶりの再始動興行を開催した。

会場にはファン約100人が駆けつけ、迫力あるファイトを見守った。オッサンタイガーこと宮本賢司本部長(49)は「やっぱり、僕たちがやりたかったことはこれだったんだ、と再確認できた」と、感慨ひとしおの様子だった。

第1試合は難病の平滑筋肉腫を患い、20年に逝去した代表のサムソン宮本氏(享年55)に、病床から団体の新エースを託されたTOMOYA(25)による“試練の3番勝負”。TOMOYAは、初戦のマーキーフォックスを小包固めで撃破。2戦目は永田ゆうじろうにパワーボム切り返しからのウラカンラナで敗れた。ラストはドンレオ嬢サンをラブダイブからの片エビ固めで下し、2勝1敗で復活戦を勝ち越した。

場外乱闘も含めて3戦計約25分を戦い抜いたTOMOYAは「少しバテた瞬間もありましたが、お客さまの歓声で、すぐにパワーが戻ってきました。次も楽しんでもらえるようがんばりたい」と、7月1日に釧路の多良福まつり(釧路・イオンモール釧路昭和)で行われる復活第2戦に向けて、意気込みを語った。

第2試合は、体長3メートルの“歩く熊猫山脈”アンドレザ・ジャイアントパンダがリングイン。“崖の上の大魔王”ミスターポーニョを、必殺のアンドレザプレスから体固めで破り、団体解散中も全国のプロレス団体で戦いを続けてきた貫禄を見せつけた。アンドレザは「久しぶりの北海道での戦いは楽しかった」と、涼しい顔で再始動大会を振り返った。【中島洋尚】

新根室プロレスのアンドレザ・ジャイアントパンダは、ミスターポーニョを倒す(提供・新根室プロレス)

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鶴竜、断髪式終えて整髪「どうですか私の髪は?」御礼あいさつで「今度は恩返しするのが役目」

元横綱日馬富士のダワーニャム・ビャンバドルジ氏(右)から言葉をかけられる鶴竜(代表撮影)

<大相撲:鶴竜引退相撲>◇3日◇東京・両国国技館

2021年春場所中に引退した鶴竜親方(37=元横綱)が、断髪式後の整髪を終えて、集まった観衆にお礼のあいさつを行った。

あいさつの冒頭で「皆さん、どうですか私の髪は?」と、髪を指さしながら笑顔で問い掛けると、会場は大きな拍手に包まれた。その後は、感謝の思いを伝える言葉を並べた。引退相撲の最後を締める「御礼あいさつ」の全文は以下の通り。

「今日は『鶴竜引退披露大相撲』に、大勢の皆さまに来ていただき、本当にありがとうございます。2001年の秋。16歳のバスケ少年が日本に来て22年の月日が経ち、今日来てくれたファンの皆さんはもちろんのこと、どんな時でも支えてくれた家族、仲間たち、そして同じ時代に戦ってきたライバルたちに感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございます。そのおかげで、今日の自分がいます。今度は恩返しするのが私の役目ですので、将来、1日でも早く協会の看板を背負って立っていく力士たちを育てていきたいと思います。そして大相撲がこれからも、永遠に続いていけるように、一生懸命努力して参りたいと思います。本日は誠にありがとうございました」。

手紙を読む長女のアナンダ・アニルランちゃん(右から4人目)を見つめる鶴竜(代表撮影)
手紙を読みながら涙する長女のアナンダ・アニルランちゃん(右)をやさしくなでる鶴竜(代表撮影)
泣きながら手紙を読む長女のアナンダ・アニルランちゃんにキスをする鶴竜(代表撮影)
家族から花束が贈られ写真に納まる鶴竜。左2人目から長女アナンダ・アニルランちゃん、次女アナンダ・エネルレンちゃん、ダシニャム・ムンフザヤ夫人、長男アナンダ・アマルバヤスガラン君(代表撮影)
ダシニャム・ムンフザヤ夫人(右)からキスされる鶴竜(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席した中川家の礼二(左から3人目)と剛(右)(代表撮影)
整髪を終え、ダシニャム・ムンフザヤ夫人(右)にネクタイを整えてもらう鶴竜(代表撮影)
整髪を終え笑顔で写真に納まる鶴竜(後方左)。手前左から長男アナンダ・アマルバヤスガランくん、長女アナンダ・アニルランちゃん、次女アナンダ・エネルレンちゃん、後方右はダシニャム・ムンフザヤ夫人(代表撮影)
宮城野親方(右)から花束が贈られる鶴竜(代表撮影)
宮城野親方(左)に見守られながら笑顔で整髪する鶴竜(代表撮影)
ダシニャム・ムンフザヤ夫人(右)に見守られながら整髪する鶴竜(代表撮影)
笑顔で整髪する鶴竜(代表撮影)
笑顔で御礼のあいさつをする鶴竜(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席した中川家の礼二(右)(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席した中川家の剛(右)(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席したT-BOLANの森友嵐士(手前右)(代表撮影)
断髪式に臨んだ鶴竜(代表撮影)
元横綱鶴竜親方(23年5月撮影)
鶴竜の引退相撲ではさみを入れた後、おいの豊昇龍(左)と記念撮影に納まる元朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏

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元朝青龍ダグワドルジ氏、はちきれんばかりの肉体維持 鶴竜親方の断髪式参加「うれしかった」

元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(右)からキスされる鶴竜親方(代表撮影)

<大相撲:鶴竜引退相撲>◇3日◇東京・両国国技館

元朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(42)が、モンゴル出身横綱の後輩にあたる鶴竜親方の断髪式に駆けつけ、はさみを入れた。

現役時代の「朝青龍明徳」として名前が読み上げられると、会場は大歓声に包まれた。金髪、金縁めがね姿で、はさみを入れると、鶴竜親方の耳元で労をねぎらう言葉をかけ、左ほおにキス。大きな拍手が送られた。さらに土俵を降りると、手を振って歓声に応え、さらに大歓声を呼ぶ、変わらぬ存在感を示していた。

大歓声で迎えられたことには「うれしかったね。久々で。来てよかった」と、満面の笑みで語った。久々に両国国技館の本土俵に立ったことには「ちょっと緊張しましたね。フラフラきそうな感じだった。なじんだ場所なんで、ご無沙汰で、よかったです。久々に両国に来てよかったなと思います」と、さまざまな思い出がよみがえってきた様子だった。

報道陣には約20分、語り続けた。鶴竜親方からは、母国モンゴルで、この日の招待状を手渡されたという。「ちゃんと来てくれたんでね、モンゴルで。それは、やっぱり行かないとね。よくできているなと思いました。いい親方になると思いますよ」と、まじめな鶴竜親方の人間性をほめた。

さらに「よく頑張って、横綱までね。自分の後(に昇進した横綱の土俵入り)は不知火(型)が多かったけど、僕と同じ雲竜(型)だったので、何か近い感じがあった。あれだけのまじめさがあって、よく頑張って頂点までいったということは、本人の真摯(しんし)な努力。素晴らしい活躍をしたと思いますよ」と、絶賛していた。

現在は138キロで「だいぶダイエットして鍛えている。無理に食べずに運動している」と、ワイシャツがはち切れんばかりの肉体を維持している。「マウンテンバイクでモンゴルの大草原を走る」ことが、趣味と筋肉質な肉体維持につながっているようだ。

おいの関脇豊昇龍は、次の名古屋場所(7月9日初日、ドルフィンズアリーナ)が大関とりの場所となる。おいの現状については「いい相撲を取っている。安定してきた感じ」と、高く評価していた。「僕は大関に昇進したのが名古屋。(今年の名古屋場所後)めでたいことがあれば、流れとして、ね」と、おいが大関昇進となれば、駆けつけたい胸中ものぞかせていた。

元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(右)にはさみを入れてもらう鶴竜親方(代表撮影)
鶴竜の引退相撲ではさみを入れた後、おいの豊昇龍(左)と記念撮影に納まる元朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏
照ノ富士(左)を持ち上げる霧島(代表撮影)
断髪式に臨んだ鶴竜(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席したT-BOLANの森友嵐士(手前右)(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席した中川家の剛(右)(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席した中川家の礼二(右)(代表撮影)
笑顔で御礼のあいさつをする鶴竜(代表撮影)
笑顔で整髪する鶴竜(代表撮影)
ダシニャム・ムンフザヤ夫人(右)に見守られながら整髪する鶴竜(代表撮影)
宮城野親方(左)に見守られながら笑顔で整髪する鶴竜(代表撮影)
宮城野親方(右)から花束が贈られる鶴竜(代表撮影)
整髪を終え笑顔で写真に納まる鶴竜(後方左)。手前左から長男アナンダ・アマルバヤスガランくん、長女アナンダ・アニルランちゃん、次女アナンダ・エネルレンちゃん、後方右はダシニャム・ムンフザヤ夫人(代表撮影)
整髪を終え、ダシニャム・ムンフザヤ夫人(右)にネクタイを整えてもらう鶴竜(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席した中川家の礼二(左から3人目)と剛(右)(代表撮影)
家族から花束が贈られ写真に納まる鶴竜。左2人目から長女アナンダ・アニルランちゃん、次女アナンダ・エネルレンちゃん、ダシニャム・ムンフザヤ夫人、長男アナンダ・アマルバヤスガラン君(代表撮影)
泣きながら手紙を読む長女のアナンダ・アニルランちゃんにキスをする鶴竜(代表撮影)
手紙を読みながら涙する長女のアナンダ・アニルランちゃん(右)をやさしくなでる鶴竜(代表撮影)
手紙を読む長女のアナンダ・アニルランちゃん(右から4人目)を見つめる鶴竜(代表撮影)
元横綱日馬富士のダワーニャム・ビャンバドルジ氏(右)から言葉をかけられる鶴竜(代表撮影)
花田虎上氏(右)から言葉をかけられ笑顔を見せる鶴竜親方(代表撮影)
父のチメドウ・マンガラジャラブさんにはさみを入れてもらい、涙をぬぐう鶴竜親方(代表撮影)
父のチメドウ・マンガラジャラブさん(右)にはさみを入れてもらい、涙をぬぐう鶴竜親方(代表撮影)
父のチメドウ・マンガラジャラブさん(右)からキスされる鶴竜親方(代表撮影)
陸奥親方(右)の止めばさみで大銀杏に別れを告げた鶴竜親方(代表撮影)
鶴竜の引退記念パーティーに出席し、鏡開きに臨んだ宮城野親方(左から2人目)、元日馬富士のダワーニャム・ビャンバドルジ氏(右端)

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新大関霧島、兄弟子鶴竜の引退相撲で太刀持ち 断髪式前に昇進の約束果たす

23年5月31日、大関昇進伝達式後の記者会見で師匠のしこ名「霧島」への改名を発表し色紙を持つ霧馬山

<大相撲:鶴竜引退相撲>◇3日◇東京・両国国技館

霧馬山改め新大関霧島(27=陸奥)が、縦横無尽の活躍で兄弟子の引退相撲を盛り上げた。

まずは髪結い実演のモデルを務め、詰めかけた観客の前で堂々たる姿で全うした。時折、笑みを交えながら手を振ってファンの声援に応えた。続いて行われた横綱最後の土俵入りでは太刀持ちを務めた。髪結いの時とは一転し、終始真剣な表情のままミスなく大役を務め上げた。

場所前から兄弟子の節目に花を添えたいと公言していた。「鶴竜親方の断髪式の前に大関昇進をする」と同親方と交わした約束を果たした。しこ名も霧馬山から霧島に変えて引退相撲に参加している。

◆霧島鉄力(きりしま・てつお)本名ビャンブチュルン・ハグワスレン。1996年4月24日、モンゴル・ドルノドゥ生まれ。体験入門を経て15年夏場所で初土俵を踏み、19年春場所で新十両昇進。20年初場所で新入幕。優勝1回、技能賞3回、敢闘賞1回。愛称は「ハグワ」。好きなアーティストは長渕剛。得意は左四つ、寄り、投げ。186センチ、143キロ。

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元横綱鶴竜が最後の土俵入りで雲竜型を披露 太刀持ちに霧馬山改め新大関霧島、露払いに小結正代

最後の土俵入りを披露した鶴竜親方(中央)。左は太刀持ち霧島、右は露払い正代(代表撮影)

<大相撲:鶴竜引退相撲>◇3日◇東京・両国国技館

21年3月に引退した元横綱鶴竜親方が、断髪式前、最後の横綱土俵入りを行った。太刀持ちに霧馬山改め新大関霧島、露払いに小結正代を従えた。雲竜型の土俵入りを披露した。会場から「鶴竜、日本一!」などと大きな歓声が起きた。

現役として最後に本土俵に立った20年7月場所から約3年が経過してもなお、現役時代と変わらないたくましい体、力強い四股とせり上がりでファンを魅了した。「大横綱」と呼ばれた史上最長69連勝の双葉山、いずれも優勝20回を超える大鵬、北の湖、千代の富士、貴乃花、朝青龍が、ことごとく雲竜型だった。その系譜を自身も受け継いだ。これで見納めになった横綱土俵入り。披露が終わっても、しばらくの間、歓声が鳴りやまなかった。

◆鶴竜力三郎(かくりゅう・りきさぶろう)本名・マンガラジャラブ・アナンダ。1985年(昭60)8月10日、モンゴル・ウランバートル市生まれ。01年9月に来日し同年九州場所で初土俵。06年九州場所で新入幕、12年春場所後に大関、14年春場所後に横綱昇進。幕内優勝6回。三賞は技能賞7個、殊勲賞2個。21年3月に引退し、陸奥部屋付きの親方として後進の指導に当たっている。

最後の土俵入りを披露した鶴竜親方。後方左は露払い正代(代表撮影)
最後の取組で長男アナンダ・アマルバヤスガランくんと相撲を取る鶴竜(代表撮影)
照ノ富士(左)を持ち上げる霧島(代表撮影)
断髪式に臨んだ鶴竜(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席したT-BOLANの森友嵐士(手前右)(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席した中川家の剛(右)(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席した中川家の礼二(右)(代表撮影)
笑顔で御礼のあいさつをする鶴竜(代表撮影)
笑顔で整髪する鶴竜(代表撮影)
ダシニャム・ムンフザヤ夫人(右)に見守られながら整髪する鶴竜(代表撮影)
宮城野親方(左)に見守られながら笑顔で整髪する鶴竜(代表撮影)
宮城野親方(右)から花束が贈られる鶴竜(代表撮影)
整髪を終え笑顔で写真に納まる鶴竜(後方左)。手前左から長男アナンダ・アマルバヤスガランくん、長女アナンダ・アニルランちゃん、次女アナンダ・エネルレンちゃん、後方右はダシニャム・ムンフザヤ夫人(代表撮影)
整髪を終え、ダシニャム・ムンフザヤ夫人(右)にネクタイを整えてもらう鶴竜(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席した中川家の礼二(左から3人目)と剛(右)(代表撮影)
ダシニャム・ムンフザヤ夫人(右)からキスされる鶴竜(代表撮影)
家族から花束が贈られ写真に納まる鶴竜。左2人目から長女アナンダ・アニルランちゃん、次女アナンダ・エネルレンちゃん、ダシニャム・ムンフザヤ夫人、長男アナンダ・アマルバヤスガラン君(代表撮影)
泣きながら手紙を読む長女のアナンダ・アニルランちゃんにキスをする鶴竜(代表撮影)
手紙を読みながら涙する長女のアナンダ・アニルランちゃん(右)をやさしくなでる鶴竜(代表撮影)
手紙を読む長女のアナンダ・アニルランちゃん(右から4人目)を見つめる鶴竜(代表撮影)
元横綱日馬富士のダワーニャム・ビャンバドルジ氏(右)から言葉をかけられる鶴竜(代表撮影)

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鶴竜親方の引退相撲 長男アナンダ・アマルバヤスガラン君と最後の相撲で館内湧かす

最後の取組で長男アナンダ・アマルバヤスガランくんと相撲を取る鶴竜(代表撮影)

<大相撲:鶴竜引退相撲>◇3日◇東京・両国国技館

21年3月に引退した元横綱鶴竜親方が、最後の取組では長男のアナンダ・アマルバヤスガラン君(6)と相撲を取った。

現役時代同様に紺の締め込みで登場した同親方は感慨深そうに笑みを浮かべながら土俵に上がり、長男の力いっぱいの当たりを真っ正面から受け止めた。土俵際で長男に押し出されて土俵を割った。

この日に合わせて、“練習”を積み重ねた。同親方は「6歳になったばかりの息子と相撲を取ろうと、練習しています。いざ本番になって恥ずかしくなったらいけないので」と語っていた。特訓の成果を出して、思い出に残る一番になった。

◆鶴竜力三郎(かくりゅう・りきさぶろう)本名・マンガラジャラブ・アナンダ。1985年(昭60)8月10日、モンゴル・ウランバートル市生まれ。01年9月に来日し同年九州場所で初土俵。06年九州場所で新入幕、12年春場所後に大関、14年春場所後に横綱昇進。幕内優勝6回。三賞は技能賞7個、殊勲賞2個。21年3月に引退し、陸奥部屋付きの親方として後進の指導に当たっている。

照ノ富士(左)を持ち上げる霧島(代表撮影)
断髪式に臨んだ鶴竜(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席したT-BOLANの森友嵐士(手前右)(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席した中川家の剛(右)(代表撮影)
鶴竜の断髪式に出席した中川家の礼二(右)(代表撮影)
笑顔で御礼のあいさつをする鶴竜(代表撮影)
笑顔で整髪する鶴竜(代表撮影)

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琴勝峰が婚約発表 お相手は福岡県出身の160センチ、スラッと体形の23歳 写真も公開

婚約を発表した琴勝峰は、スマートフォンに収めていた婚約者の池松珠奈さんの写真を披露した

大相撲の前頭琴勝峰(23=佐渡ケ嶽)が、婚約を発表した。3日、鶴竜親方(元横綱)の引退相撲が行われていた、東京・両国国技館で会見。相手は福岡県出身で同い年の池松珠奈さん(23)で、早ければ今月中にも婚姻届を提出するという。約2年前、九州で共通の知人の紹介で知り合い、約1年前から遠距離での交際に発展。第1印象として琴勝峰は「キレイな人だなと思った」と振り返り、知り合ってすぐに連絡先を交換していた。そして「この人と一緒になりたいなと思った」と、詳細は伏せたが5月の夏場所後にプロポーズした。

両親をはじめ、師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)、兄弟子の小結琴ノ若、弟で幕下の琴手計ら部屋関係者、親族にも報告している。埼玉栄高での先輩だった琴ノ若からは「おめでとう」と祝福されたが、最初は「ビックリしていました」(琴勝峰)と明かした。

両家の顔合わせも済ませたというが、まだ一緒に生活はしていない。今後、新居を探していく。珠奈さんは福岡・八女市役所で働いていたが、すでに退職している。「スラッとしている」という160センチで、写真も公開した。「もともと相撲は見ていた」といい、「料理も作ってくれる。全部おいしい」「しっかりしている」と、頼もしく感じている様子。互いを「珠奈(じゅな)」「富士紀(としき)」と、本名で呼び合っている。夏場所は10日目から負傷で途中休場したが、14日目から再出場し、2勝10敗3休。それでも初場所では、大関貴景勝との千秋楽相星決戦で、初優勝に手が届きかけていた逸材は、頼もしいパートナーを得て、さらなる飛躍を誓った。

琴勝峰と婚約した池松珠奈さん
琴勝峰(2022年11月20日撮影)

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【WWE】ザ・ロック娘エイヴァ・レインがテレビマッチデビューへ、男女混合6人タッグ戦に出場

WWE傘下のNXTでのテレビマッチデビューが決まったザ・ロックの娘エイヴァ・レイン(レイン公式インスタグラムから)

WWEで絶大なる人気を誇ったザ・ロック(ハリウッド俳優ドゥエイン・ジョンソン=51)の娘エイヴァ・レイン(シモーネ・ジョンソン=21)がテレビマッチデビューすることが決まった。

WWEは2日(日本時間3日)、次週のNXT大会(現地6日)の追加カードを発表。レインは加入中のユニット「スキズム」のリップ・ファウラー、ジャガー・リードと組み、ユニット「ダイヤモンド・マイン」のアイビー・ナイル、ブルータス、ジュリアスのクリード兄弟組との男女混合6人タッグ戦で激突する。

昨年10月にNXTに登場し、スキズムのメンバーとして活動しているレインは今年4月のNXTスタンド&テリバー大会の8人タッグに出場していたが、テレビマッチとしては組まれていなかった。ロックの娘として動向が注目されているがレインが、ついにファイトスタイルを披露する。

ザ・ロックの娘エイヴァ・レイン(レイン公式インスタグラムから)

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鶴竜親方の引退相撲の取組表は?事務局SNSで発表 最後の土俵入りの太刀持ちは新大関霧島

引退相撲に向けて体を鍛える元横綱鶴竜親方(撮影・平山連)

鶴竜引退相撲事務局が2日、ツイッターを更新し、3日に行われる元横綱鶴竜親方の引退相撲の取組表を発表した。

最後の取組では長男のアナンダ・アマルバヤスガラン君(6)と相撲を取ったり、最後の土俵入りでは露払いに正代(31=時津風)、太刀持ちに弟弟子で霧馬山改め新大関霧島(27=陸奥)を従えて堂々たる姿を見せたりする。

太刀持ちを担う新大関霧島は他に、髪結いの実演をモデルも務める。場所前に兄弟子と交わした大関昇進の約束を果たし、今回は新たなしこ名、霧島として臨んで節目を盛り上げる。

会場ではTシャツ、フェイスタオル、サッカーユニホームモデルTシャツ、アクリルスタンドなど記念グッズも販売される。会場に足を運べなかった人たちなどに向けて、イベント当日にはオンライン販売も行われる。

引退相撲に向けて体を鍛える元横綱鶴竜親方(撮影・平山連)
稽古を見つめる元横綱鶴竜親方(撮影・平山連)
当時関脇霧馬山(現・新大関霧島)の稽古を少し離れたところから見つめる元横綱鶴竜親方(撮影・平山連)

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井上尚弥メキシコ人パートナーと第1弾スパー完了 来週からテクニシャン3人と第2弾スパー開始

5月下旬から来日し、井上尚弥の第1弾スパーリングの練習パートナーを務めたメキシコのクリストファー・ロペス(大橋ジム提供)

プロボクシング前4団体統一バンタム級王者で現WBC、WBO世界スーパーバンタム級1位の井上尚弥(30=大橋)が第1弾となるメキシコ人パートナーとの実戦トレーニングを完了させた。7月25日に東京・有明アリーナでWBC、WBO世界同級王者スティーブン・フルトン(28=米国)への挑戦を控え、フルトンと同じ身長170センチでオーソドックス(右構え)のクリストファー・ロペス(25=メキシコ)と5月下旬からスパーリングを重ねてきたが、今週を持って終えた。フルトンに近い体格で、より攻撃的なロペスとのスパーリングで効果的な調整ができたという。

今月中旬からスパーリング第2弾として、3月にも井上のスパーリングパートナーを務めた米国のホープ、ジャフェスリー・ラミド、メキシコ人パートナーのブライアン・アコスタ、セサール・バカ・エスピノサという計3選手が再来日。統一王者フルトンと同じテクニシャンたちとの実戦練習に入る。井上は「来週からスパーリングを再開します」と話し、本格的なフルトン対策に入るようだ。

12年ロンドン五輪ウエルター級代表の鈴木康弘トレーナー(右)の号令のもと、サンドバッグを打ち続ける井上尚弥
5日間の集中合宿を終えたチーム井上。左から山口聖矢、井上浩樹、井上尚弥、鈴木康弘トレーナー、井上拓真、太田光亮トレーナー、八重樫東トレーナー
元世界3階級制覇王者八重樫東トレーナー(右)のもと、サンドバッグを打ち続けるメニューを消化した井上尚弥
鈴木康弘トレーナー(左)のボディープロテクター目がけて連打を打ち続ける井上尚弥
鈴木康弘トレーナー(右)のボディープロテクターに向けて全力の連打を続ける井上尚弥

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【スターダム】謎のセクシーダイナマイトプリンセスが、ラム会長をノックダウンさせた

試合後のバックステージに登場した左から、月山和香、セクシーダイナマイトプリンセス、白川未奈

<女子プロレス:STARDOM(スターダム)「NEW BLOOD9」>◇2日◇東京・品川インターシティホール

謎のセクシーダイナマイトプリンセスが、スターダムのリングに降臨した。長身のプリンセスは長い金髪をなびかせ、月山和香とタッグを組んだ。入場時には、月山と同じClub Venusの白川未奈も登場。妖艶な雰囲気を品川に漂わせた。

プリンセス&月山は、ラム会長&尾崎妹可と激突。謎の女は、持ち前のセクシーを武器に、相手の動きも止めた。相手に尻を向け、腰を上下に振るセクシーダンスでラム会長をノックダウン。試合は結果的に尾崎が月山からタップを奪ったが、ラム会長の心の中には、深くセクシーが刻み込まれたようだった。試合後のバックステージでも、コメント中の尾崎の横で、ラム会長なりのセクシーダンスを披露。尾崎は「気に入ったの?」とあきれていたが、ラム会長は止まらなかった。

尾崎妹加がコメント中に、謎のセクシーダンスを踊り出すラム会長(右)

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【スターダム】貴婦人桜井まい、富士そば幹部が見守る前で敗北。会場で異例の「富士そば」コール

プロレス界の人間国宝・高橋奈七永に、敗れたリングの貴婦人こと、桜井まい

<女子プロレス:STARDOM(スターダム)「NEW BLOOD9」>◇2日◇東京・品川インターシティホール

“リングの貴婦人”こと、桜井まい(32)が、富士そば幹部が見守る前で、勝利を飾れなかった。

「パッション注入マッチ」で、プロレス界の“人間国宝”高橋奈七永と激突。奈七永の必殺技・冷蔵庫爆弾をかわす場面もあったが、体格で劣る貴婦人様は何度もジャーマンスープレックスを決められ、ダメージを蓄積した。時に「貴婦人」コール、そして「富士そば」コールが巻き起こる中で、投げ返そうと試みても、上がらない。フロントキックを連発するしかなかった。最後は14分21秒、クイーンビー・ボムからの片エビ固めでタップを奪われた。

奈七永は「骨のある貴婦人じゃねぇか」と認め、パッションタオルをプレゼント。ただ、貴婦人様は気持ち悪いと言わんばかりに、受け取りを拒否した。「庶民のタオルでしょ? 庶民が、うつるじゃない」と言い捨てた。貴婦人様は「高橋奈七永、いえ庶民レジェンド! 貴婦人様から勝つなんて生意気なのよ! 今度、富士そば様から新発売するカレーパン丼、最初に一緒に食べに行ってもよろしくってよ」。富士そばからのオファーを受け、試食したカレーパンを玉子でとじた丼を奈七永にも勧めた。

客席には、コラボ中の富士そば社員の姿が…。同社幹部が“視察”に訪れていた。社内で貴婦人様との企画をイメージするよりも、現場で貴婦人様の空気感を味わいたかったということだろう。そんな中、プロレス会場で、富士そばコールが起こるとは…誰が想像したことだろう。複数の関係者によれば、カレーパン丼の商品化にかなり前向きだという。強力な援軍がいたからこそ、貴婦人様は悔しがった。「なかなかやるじゃない。この私から勝つなんて…。でも、あなたの、おパッション注入しっかり受け継ぎます。次、対戦するまでに、もっともっと強くなって、あなたをたたきのめします」と唇をかんだ。敗北の味をかみしめ、強い貴婦人として舞い戻る。

リングの貴婦人こと、桜井まいに勝利したプロレス界の人間国宝・高橋奈七永
リングの貴婦人こと、桜井まいに勝利したプロレス界の人間国宝・高橋奈七永

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井上尚弥「過去一練習」自衛隊式「耐乳酸トレ」導入の5日間集中合宿打ち上げ フルトン戦へ万全

12年ロンドン五輪ウエルター級代表の鈴木康弘トレーナー(右)の号令のもと、サンドバッグを打ち続ける井上尚弥

7月に世界4階級制覇を目指すプロボクシング前4団体統一バンタム級王者・井上尚弥(30=大橋)が2日、横浜市内でフィジカル面を鍛える集中合宿を打ちあげた。7月25日、東京・有明アリーナでWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(28=米国)挑戦に向けてフィジカル面のさらなる強化に着手。「普段のジムワークでやらないメニューを組み込んでやった。多分、試合前では過去一練習している感じになりました」と充実した笑みを浮かべた。

元世界3階級制覇王者・八重樫東トレーナー(40)、12年ロンドン・オリンピック(五輪)ウエルター級代表・鈴木康弘トレーナー(35)のもと、5月29日から5日間、計7回のセッションのメニューを消化。自衛隊体育学校出身の鈴木トレーナーによる「耐乳酸トレーニング」も導入し、1分間強度の高いサンドバッグ打ち、ボディープロテクター打ちなどに取り組んだ。当初は野外での走り込み合宿を計画していたが、雨模様の天候を考慮。今回は所属ジム内でボクシングのメニューも組み込んだ集中合宿となった。

井上は「走り込みとは違う良い集中期間になった。普段、ジムワークでやらないメニューを組み込んでやった。ボクシングの理にかなった練習になったと思う」と手応えを示した。

来週からはスパーリングを再開する予定。今月中旬には米国のホープ、ジャフェスリー・ラミド(米国)やメキシコ人パートナー2人が来日し、統一フルトン対策に入るという。

5日間の集中合宿を終えたチーム井上。左から山口聖矢、井上浩樹、井上尚弥、鈴木康弘トレーナー、井上拓真、太田光亮トレーナー、八重樫東トレーナー
元世界3階級制覇王者八重樫東トレーナー(右)のもと、サンドバッグを打ち続けるメニューを消化した井上尚弥
鈴木康弘トレーナー(左)のボディープロテクター目がけて連打を打ち続ける井上尚弥
鈴木康弘トレーナー(右)のボディープロテクターに向けて全力の連打を続ける井上尚弥

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【スターダム】桜井まい、富士そば品川店で揚げ玉無料提供 勘違いから生まれた庶民へのプレゼント

富士そば品川店限定で揚げ玉無料の告知

貴婦人様の「お勘違い」から、企画がお生まれになった。女子プロレスSTARDOM(スターダム)のリングの貴婦人こと桜井まい(32)が2日、都内を中心に展開する立ち食いそば屋「名代 富士そば」品川店において、この日限定で、午後9時~午後11時に来店した全ての客に揚げ玉を無料で提供すると発表した。

貴婦人様から、庶民へのお言葉からだった。5月12日のスターダム品川大会で、貴婦人様は敗戦後、「今夜はグランドプリンスホテル高輪で、優雅におディナーをいただきながらやけ酒ですわ! あなたたち庶民は、品川駅、港南口、エスカレーターを降りてすぐ、目の前にある富士そばでかけそばでも食べなさい! ちなみに、天かすは無料よ」とリング上で話した。

リングのみならず、SNS等でも「富士そば」を連呼する貴婦人様の効果もあり、その後Twitterの格闘技で「富士そば」がトレンド入りする事態に発展。大いにバズったことで富士そばは、5月29日にコラボを依頼。未発売のカレーパン丼の試食をオファーした。同31日に、渋谷道玄坂店にて極秘に試食会が開催され、貴婦人様が初めて庶民の世界にお入りになった。

そこで、貴婦人様の「お勘違い」が判明。店内を見渡すと、無料の天かすがどこにも置いていない。「私、知りませんでしたわ」。通常は100円のトッピングで販売されている事実に驚きながらも、切り替えは早かった。「天かすを付けたい場合は、たぬき(揚げ玉)をトッピングをして食べてくださいね」と、庶民に対して再PRしていた。

この日、再び品川でスターダムの大会が開催されることもあり、貴婦人様はお考えになった。庶民の台所も動いた。そして、貴婦人様から庶民へのプレゼントが決まった。大会開始は午後6時30分。終了の時間を見越し、午後9時からサービスを行うことに決まった。当初は先着10名を考え、告知用のポップを作成。ただ、それでは庶民は満足できない。貴婦人様のご配慮なのだろう。時間の限定はあるが、全ての客に無料提供が決まった。

これにはSNSでも、大喜びの反応がずらり。「貴婦人様、ありがたき幸せ」「感無量でございます」とひれ伏していた。いつの間にか、富士そばの告知のポップには、枕詞(まくらことば)に「プロレス大好き!」のフレーズが付くなど、貴婦人様が富士そばまで完全に支配?しておられる。

富士そば品川店限定で揚げ玉無料の告知
富士そば品川店限定で揚げ玉無料の告知

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