上へ戻る

au版ニッカン★バトル

新着ニュース

宇良も千代の国も琴勇輝も、自力で歩けず診療所へ

左膝に手を置き痛がる千代の国(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇10日目◇22日◇東京・両国国技館

幕内で2人、幕下で1人が取組後、自力で歩けず車いすに乗り、両国国技館内の診療所に直行した。

元前頭で幕下の宇良は、元横綱朝青龍のおいの豊昇龍に敗れた際に右膝を負傷。幕内では、取組前まで1敗を守っていた千代の国が左膝を痛め「病院に行きます」と、松葉づえで帰途に就いた。直後の取組では琴勇輝が右膝を痛めた。「いつもの左膝を知らないうちにかばっていたのかも」と、車いすのまま診療所を出た。

車いすで引き揚げる宇良(撮影・鈴木正人)
負傷し引き揚げる琴勇輝(撮影・林敏行)

関連するニュースを読む

手芸得意な鉄人玉鷲が大関昇進欲で自己最速タイ給金

錦木(手前)を激しく攻める玉鷲(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇10日目◇22日◇東京・両国国技館

関脇玉鷲(34=片男波)が、優勝戦線に踏みとどまった。平幕の錦木を押し出し、2敗を守った。横綱稀勢の里に続き元関脇豪風が引退し、この日は元幕内の幕下宇良、平幕の千代の国と琴勇輝と故障者が続出…。波乱が続く本場所で、04年春場所序ノ口デビュー以来無休、現役最長通算1146連続出場中の“34歳の鉄人”が存在感を発揮した。横綱白鵬は全勝を守り、後続に2差つけて独走態勢に入った。

腰の重さは平幕屈指の錦木も、玉鷲のパワーは止められない。立ち合いでガツンと頭で当たり、距離を置いてもう1発。右、左と交互にのど輪でのけぞらせ、最後はもろ手突きではじき飛ばした。「ちょっと緊張した。勝ち越しで? やっぱ、そうですね」。そんな繊細さをかけらも感じさせない圧勝だった。

34歳の鉄人だ。スポーツ未体験ながら、モンゴルの先輩鶴竜に巨体を見込まれて角界入りすると、04年春場所の序ノ口デビューから休場がない。この日は幕下宇良に始まり、幕内で千代の国、琴勇輝と故障者が続出したが、現役トップの通算連続出場を1146回に更新した。

横綱稀勢の里が引退、3大関は栃ノ心が休場、豪栄道と高安がもたつき、横綱白鵬の独走気配が漂う場所で「盛り上げないといけないでしょう。そのために頑張るしかない」という。今場所は4度目の三役返り咲きで、関脇に座る。「うれしいね。今までは(元の位置に)上がったな、だったけど、今は(もっと)上りたいという気持ち」。幕内での10日目勝ち越しは、12年夏場所以来2度目の自己最速タイ。根っからスロースターターが34歳で大関を夢見始めた。

188センチ、173キロの巨体に似合わず? 手先が器用だ。手芸が得意で、絵もうまい。日曜大工でイスも作る。この日の取組後は、床山にニマ~っと笑って「バリカタでよろしくね」と、まげの結い加減をラーメン風にリクエストし、周囲の爆笑を誘った。相撲は豪快で、性格はゆるキャラ。不思議な34歳が、白鵬を追いかける。【加藤裕一】

◆通算連続出場 玉鷲の通算連続出場1146回は、序ノ口から幕内までの現役力士の中で1位(初場所10日目終了時点)。昨年の秋場所初日に、それまで1位だった三段目芳東を追い抜く(幕下以下は1場所7番のため)。歴代1位は64年夏場所から86年名古屋場所にかけて、先代不知火親方(元関脇青葉城)の1630回。

関連するニュースを読む

貴景勝V遠のく3連敗「結果が全て」200勝お預け

高安にはたき込みで敗れ悔しそうな表情を見せる貴景勝(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇10日目◇22日◇東京・両国国技館

新関脇の貴景勝(22=千賀ノ浦)が、また大関高安に敗れた。

立ち合いから押し込んで優勢かと思われたが、タイミング良くはたき込みを食らった。通算200勝と勝ち越しはお預けで、7勝3敗。初優勝した先場所14日目のリベンジを期したが、悔しい結果となった。

攻め込んだのは貴景勝だったが、土俵には高安が残っていた。結びの前の一番。長い長い仕切りから、鋭い出足でかち上げを跳ね返した。5回、突いて押して土俵際。勢いよく突っ込んだが、左にかわされはたかれた。主導権は握っているかのように見えたが「勝たないとね。結果が全て。惜しかったとかは、ない」と、現実を受け止めた。

先場所と重なる黒星となった。「俺の中では(先場所で)一番良い立ち合いだった」と攻め込んだのは貴景勝だったが、突っ込んだところを引き落とされた。この日の敗戦で高安には3連敗。終盤戦に弾みをつけられなかった。

無敗の横綱白鵬と星の差3つとなり、2場所連続優勝は現実的ではなくなった。「悔しいけど、もう終わったことなので切り替えるしかない」と自身に言い聞かせた。

高安(後方)にはたき込みで敗れる貴景勝(撮影・鈴木正人)
貴景勝(左)ははたき込みで高安に敗れ、がっくり肩を落とす(撮影・林敏行)

関連するニュースを読む

負傷休場中の御嶽海、11日目白鵬戦から再出場へ

初場所6日目に負傷した御嶽海(2019年1月18日)

左膝付近のけがで7日目の19日から休場していた西小結御嶽海が、11日目の23日から再出場する。横綱白鵬との対戦が組まれた。

休場明け最初の対戦相手に横綱が組まれるのは、戦後では昨年秋場所8日目の豊山-白鵬以来9回目となる。

関連するニュースを読む

39歳豪風の去り際の美学 前夜尾車親方に引退意思

豪風(2018年5月18日撮影)

最高位関脇の十両豪風(39=尾車)が初場所10日目の22日、現役を引退した。日本相撲協会理事会で年寄「押尾川」襲名を承認され、今後は尾車部屋付きの親方として後進の指導に当たる。23日に記者会見する予定。

後悔は残さなかった。前夜の午後11時頃、師匠の尾車親方(元大関琴風)に「自分はもうすっきりしています」と報告した。今場所は9日目に8敗目(1勝)を喫し、負け越しが決定。「力士として自分なりの潔さを」と決意を固めた。15年以上、土俵で活躍を続けた弟子に、師匠は「俺からは不満不平はない。あんな小さな体で戦えたのは節制と努力のたまもの」とねぎらった。

幕内出場1257回は史上8位で、学生出身力士として史上最多。14年秋場所には、35歳2カ月の戦後最年長で新関脇に昇進した。16日に引退した元横綱稀勢の里に続き、角界を支えた名力士が土俵を去る。

◆豪風旭(たけかぜ・あきら)本名・成田旭。1979年(昭54)6月21日生まれ、秋田県北秋田市出身。鷹巣小1年から相撲を始める。昨年夏の甲子園で準優勝した秋田・金足農高を経て、中大4年時に学生横綱。02年夏場所に幕下15枚目格付け出しで初土俵。得意技は突き押し。172センチ、152キロ。通算687勝746敗46休。

関連するニュースを読む

白鵬が惜別白星「小さい体でコツコツ」豪風ねぎらう

全勝を保って10日目を終え、笑顔で引き揚げる白鵬(撮影・林敏行)

<大相撲初場所>◇10日目◇22日◇東京・両国国技館

横綱白鵬(33=宮城野)が元関脇豪風(39=尾車)の引退を残念がった。「さびしいね。『横綱が東京オリンピック(五輪)を元気で迎えて、最後にそれを見届けて、自分が』と言ってくれてた。小さい体で、相撲に対してコツコツとやってきた」。

昨年初場所で豪風の十両陥落が決まった時は声をかけ、現役続行に背中を押した。この日は隠岐の海を速い相撲で一蹴、全勝を守った。「千秋楽まで取りきる。そういう思いです」。土俵を去る者を惜しみながら、第一人者の責任を果たした。

隠岐の海(右)を寄り切りで下す白鵬(撮影・河田真司)

関連するニュースを読む

KIDさんとUFC初陣、元王者ジョンソンがV誓う

3月のONE日本大会に出場する元UFC王者コンビ。DJこと元フライ級王者ジョンソン(左)と元ライト級王者アルバレス

シンガポールを拠点とする格闘技興行ONEチャンピオンシップと契約した元UFC王者コンビが白星発進を約束した。ONE日本大会(3月31日、東京・両国国技館)で同団体デビュー戦を迎える元UFCフライ級王者デミトリアス・ジョンソン(32)、元UFCライト級王者エディ・アルバレス(35=ともに米国)が22日、都内のホテルで取材に応じた。

ONE日本初上陸となる区切りの大会で、ジョンソンは新たに始まるフライ級GPにエントリー。GP1回戦では若松佑弥(23)と対戦する。UFC最多となる11回防衛の記録を持つジョンソンは「UFCではすべてのことをやり尽くした。ONEでは新たなモチベーションで戦う。まずはGP制覇だよ」とやる気満々。昨年9月に他界した山本KID徳郁さん(41歳で死去)とは11年2月、お互いにUFCデビュー戦で対戦した間柄。「新宿に行ったら今でもKIDさんのポスターが張られていて驚いた。亡くなったのは悲しいことだ」と表情を曇らせる場面もあった。さまざまな思いを胸に秘め、ジョンソンは「すべてにおいて初めて日本で試合することは楽しみ」と口にした。

また09年10月のDREAM12大会(菊野克紀戦)以来の日本での試合となるアルバレスは「10年ぶりぐらいにの日本になり、戻ってきたような気持ちなんだ。日本でONEデビュー戦ができるなんて日本との運命を感じる」と感慨深げだ。初めて北米拠点の2団体(UFC、ベラトール)両方で王座を獲得したファイター。ティモフ・ナシューヒン(29=ロシア)と対戦するライトGP1回戦に向け「どこに行っても目標は必要。ここでも王者になる。3月はKOか一本でフィニッシュしたいね」と自信たっぷりだった。

関連するニュースを読む

女子王者ラウジー、前哨戦に敗れバンクスと一触即発

タッグ前哨戦で激突した挑戦者バンクス(左)とにらみ合うロウ女子王者ラウジー(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇21日(日本時間22日)◇米オクラホマ州オクラホマシティ・チェサピーク・エナジー・アリーナ

ロウ女子王者ロンダ・ラウジーが次期挑戦者サーシャ・バンクスとのタッグ前哨戦で火花を散らした。27日のPPV大会ロイヤルランブル(米フェニックス)での対戦が決定済み。14日のメンフィス大会ではタッグ戦でコンビを組んだものの、両者の険悪ムードは頂点に達していた。

ラウジーはナタリアと組み、バンクス、ベイリー組と対戦。「ロイヤルランブルではロンダをタップさせるわ」と意気込むバンクスから試合権利がない時からコーナーでエルボーを食らって挑発された。交代したラウジーは相手得意のバンクステイトメントで絞められたものの、お返しとばかりに腕ひしぎ逆十字固めを仕掛けた。

味方のナタリアがシャープ・シューター(さそり固め)を回避したサーシャにバックスタバーからのバンクステイトメントをきめられ、ギブアップを許した。タッグ前哨戦での黒星。試合後、勝ち誇る挑戦者に対し、王者ラウジーも激しくリングでにらみ合い、挑発し合って火花を散らしていた。

関連するニュースを読む

王者レスナー、挑戦者決定戦に介入し試合ぶち壊し

挑戦者ベイラー(上)を必殺のF5で沈めたユニバーサル王者レスナー(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇21日(日本時間22日)◇米オクラホマ州オクラホマシティ・チェサピーク・エナジー・アリーナ

WWEユニバーサル王者ブロック・レスナーが、勝利間近だった次期挑戦者フィン・ベイラーを襲撃し、試合をぶち壊した。

王者レスナーは代理人ポール・ヘイマンとともに登場。次期挑戦者ベイラー、挑戦権を剥奪されたストローマンらと、27日に控えるPPV大会ロイヤルランブル(米フェニックス)の王座戦を巡って舌戦を展開した。初代王者でもあるベイラーから「オレはレスナーを倒して王座に返り咲く」と勝利宣言すれば、ストローマンも「レスナーを倒すのはオレだ」と主張し合うと、ビンス・マクマホン会長の提案で両者の対戦が決定した。

レスナーが見守る中、ストローマンのパワーファイトに対し、負けじとベイラーもスリングブレイドや裸絞めで応戦。試合途中、レスナーもベイラーを投げ飛し、逆にジョン・ウーやトペ・コンヒーロを浴びた。コーナートップからのクー・デ・グラをストローマンに決めたベイラーが勝利するかにみられたが、レスナーが再び介入してベイラーに必殺F5で沈めてしまい、このまま反則裁定となってしまった。

関連するニュースを読む

白鵬が無傷10連勝 2敗で玉鷲と千代の国 初場所

隠岐の海(手前)を寄り切りで下す白鵬(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇10日目◇22日◇東京・両国国技館

トップを走る横綱白鵬(33=宮城野)は、前頭4枚目隠岐の海(34=八角)を危なげなく寄り切り、無傷の10連勝と星を伸ばした。

大関高安(28=田子ノ浦)は、関脇貴景勝(22=千賀ノ浦)をはたき込んで5勝5敗と五分の星に戻した。貴景勝は7勝3敗となった。

大関豪栄道(32=境川)は、前頭4枚目琴奨菊(34=佐渡ヶ嶽)を外掛けで下し4勝6敗。琴奨菊も4勝6敗。

関脇玉鷲(34=片男波)は前頭2枚目錦木(28=伊勢ノ海)を押し出して8勝2敗。錦木は4連勝後6連敗となった。

人気力士の前頭9枚目遠藤(28=追手風)は前頭7枚目竜電(28=高田川)を寄り切って7勝目を挙げた。

1敗で優勝争いを演じていた前頭15枚目千代の国(28=九重)は前頭11枚目勢(33=伊勢ノ海)に押し倒され痛恨の2敗目。千代の国は倒された際に左膝を負傷。動けなくなり車いすに乗って退場した。

優勝争いは全勝で白鵬、2敗に玉鷲と千代の国、3敗で貴景勝、魁聖、遠藤、矢後と続いている。

貴景勝(右)をはたき込みで下す高安(撮影・河田真司)

関連するニュースを読む

白鵬独走、千代の国2敗/10日目写真ライブ特集

<大相撲初場所>◇10日目◇22日◇東京・両国国技館

9戦全勝の横綱白鵬(33=宮城野)は前頭4枚目隠岐の海(34=八角)を寄り切った。これで初日から10連勝となり、首位独走。 1敗の前頭15枚目千代の国(28=九重)は前頭11枚目勢(33=伊勢ノ海)に押し倒されて2敗目を喫した。

10日目の取組模様を写真で振り返ります。


隠岐の海(6勝4敗)寄り切り白鵬(10勝0敗)

隠岐の海(手前)を寄り切りで下す白鵬(撮影・河田真司)

白鵬(中央右)は隠岐の海を寄り切りで下す(撮影・林敏行)

隠岐の海を下し、懸賞金を手に土俵から引き揚げる白鵬(撮影・河田真司)


高安(5勝5敗)はたき込み貴景勝(7勝3敗)

貴景勝(右)をはたき込みで下す高安(撮影・河田真司)

高安(右)は貴景勝をはたき込みで破る(撮影・林敏行)

貴景勝ははたき込みで高安に敗れ、がっくり肩を落とす(撮影・林敏行)


琴奨菊(4勝6敗)外掛け豪栄道(4勝6敗)

豪栄道(左)は琴奨菊を外掛けで破る(撮影・林敏行)

琴奨菊(右)を外掛けで下す豪栄道(撮影・河田真司)


錦木(4勝6敗)押し出し玉鷲(8勝2敗)

錦木(手前)を押し出しで破る玉鷲(撮影・河田真司)

玉鷲(左)は錦木を押し出しで破る(撮影・林敏行)


妙義龍(4勝6敗)押し倒し北勝富士(6勝4敗)

北勝富士(右)は妙義龍を押し倒しで破る(撮影・林敏行)

北勝富士(右)は妙義龍を押し倒しで破る(撮影・林敏行)


栃煌山(4勝6敗)寄り切り逸ノ城(6勝4敗)

栃煌山(右)を寄り切りで破る逸ノ城(撮影・河田真司)

逸ノ城(右)は栃煌山を寄り切りで破る(撮影・林敏行)


碧山(6勝4敗)押し出し魁聖(7勝3敗)

碧山(奥)は魁聖を押し出しで破る(撮影・林敏行)

魁聖(左)を押し出しで破る碧山(撮影・河田真司)


竜電(3勝7敗)寄り切り遠藤(7勝3敗)

竜電(左)を寄り切りで破る遠藤(撮影・河田真司)


千代の国(8勝2敗)押し倒し勢(6勝4敗)

勢(左)に押し倒しで敗れる千代の国(撮影・河田真司)

勢に押し倒しで敗れ、左足を痛める千代の国(撮影・河田真司)

勢に押し倒しで敗れ、車いすに乗せられる千代の国(撮影・林敏行)


貴源治(3勝7敗)送り出し琴恵光(6勝4敗)

琴恵光(左)は貴源治を送り出しで破る(撮影・林敏行)

貴源治(左)を送り出しで破る琴恵光(撮影・河田真司)

関連するニュースを読む

ケガ人続出!千代の国左膝痛め車いす退場、琴勇輝も

勢に押し倒しで敗れ、左膝をおさえる千代の国(撮影・林敏行)

<大相撲初場所>◇10日目◇22日◇東京・両国国技館

中入り後の土俵で、けが人が相次いだ。

東前頭15枚目の千代の国(28=九重)は西前頭11枚目の勢(32=伊勢ノ海)に押し倒された取組で、左膝を負傷。倒れたまま動けなくなり、車いすに乗って退場した。千代の国は9日目まで1敗を守り、優勝争いを繰り広げていただけにあまりに痛い敗戦となった。

続く一番では、西前頭14枚目の琴勇輝(27=佐渡ケ嶽)が負傷。東前頭10枚目の宝富士(31=伊勢ケ浜)に送り出された際、膝を痛めて土俵下で立ち上がれなくなった。

両者とも両国国技館内の相撲診療所で診察を受けたが、11日目以降も出場できるかどうかは不明。

琴勇輝は宝富士に送り出しで敗れて負傷し、引き揚げる(撮影・林敏行)

関連するニュースを読む

豪風は年寄押尾川襲名 尾車の部屋付き親方で指導へ

豪風(18年3月20日撮影I

日本相撲協会は22日、元関脇豪風(39=尾車)が引退し、年寄「押尾川」を襲名したと発表した。

今後は尾車部屋の部屋付き親方として後進の指導にあたる。23日に師匠の尾車親方(元大関琴風)同席のもと、引退会見を行う予定。

関連するニュースを読む

前王者オメガのドキュメンタリー番組がカナダで放送

ケニー・オメガ(18年7月21日撮影)

新日本の前IWGPヘビー級王者ケニー・オメガ(35)のドキュメンタリー番組がカナダのテレビ局TSNで3月27日に放送される。同局が21日に発表した。

「オメガ・マン:ア・。レスリング・ラブ・ストーリー」と題したドキュメンタリー番組という。オメガは今年1月4日の東京ドーム大会で棚橋弘至に敗れてIWGPヘビー級王座から陥落していた。(デーブ・レイブル通信員)

関連するニュースを読む

豊ノ島4連勝で勝ち越しに王手、豪風引退に「残念」

大翔鵬(右)を攻める豊ノ島(撮影・林敏行)

<大相撲初場所>◇10日目◇22日◇両国国技館

また1人、かつての“戦友”が土俵を去った。再十両2場所目の西十両5枚目の豊ノ島(35=時津風)が、連日の筆頭との対戦で東十両筆頭の大翔鵬(24=追手風)と対戦。押し出しで快勝し、4連勝で勝ち越しに王手をかけた。

この日午前、東十両12枚目の豪風(39=尾車)が引退を表明した。初土俵は自分の方が2場所早いが、学生横綱の資格で幕下15枚目格付け出しデビューの豪風は、常に背中を追う存在だった。新十両は10場所、新入幕は9場所の後れを取ったが、新三役は自分の方が一足早く07年夏場所に昇進(豪風は08年春場所)。三役在位や三賞、金星など幕内での実績は開きをつけたが、4歳年上で突進相撲の豪風との対戦は「苦手意識ばかりで勝つのはたまたま。どうやって行っても向こうの相撲にはまってしまっていた」と通算9勝18敗(うち十両で1勝0敗)の対戦を振り返った。

「残念ですね。安美関(安美錦=40歳)もそうだけど、タケさん(豪風)も(今年6月で)40歳でしょう? その年までできるというのが本当にすごい」と、あらためて息の長さに敬意を示した。これで現役では十両安美錦(40=伊勢ケ浜)、幕内の嘉風(36=尾車)に次いで3番目の年長関取。「そうか、ベスト3に入っちゃったか」と話すが、相撲そのものは「今日もオジさんの割には足がよく出て(相手の引きに)ついていった。右ハズもいいところに入ったし、押し相撲の基本みたいな相撲」とこの日の一番を自画自賛。アキレス腱(けん)の大けがで2年間、幕下生活を過ごしたことが、逆に相撲に関しては若さを呼び戻したようだ。「ケガする前は、基本は受け身だった。それが(幕下に落ちて)踏み込むようになった。そこがプラスアルファ。自分の強みになった」と言う。勝ち越しまで1つ。その先の再入幕も見えてきた。

関連するニュースを読む

炎鵬が全勝の志摩ノ海を下す「ここからが勝負」

炎鵬(上)は志摩ノ海を上手投げで破る(撮影・林敏行)

<大相撲初場所>◇10日目◇22日◇東京・両国国技館

人気小兵力士の東十両8枚目炎鵬(24=宮城野)が、全勝だった同11枚目志摩ノ海を上手投げで下し、星を5勝5敗の五分に戻した。

持ち前の低い立ち合いから、相手の右横に張り付いた。1度、体が離れたが、再び左でまわしを引いて、機を見て相手を崩した。

「決めるところで決めきれなかったので、そこはまだまだ。でも、今までなら離れた時に持っていかれていたと思うので、そこは成長です」。

全勝の相手との対戦に「ワクワクしました。調子のいい相手の方がいいです」と笑みを見せる一方「でも、止めたというより、自分の星を戻した、という気持ちが強い」。

この日は朝稽古をいつもより早く上がった。9日目の取組で痛めた箇所があり、ケアをしてから場所入りしたという。

残り5番の終盤戦へ。先場所は11日目からの4連敗で9勝6敗だった。「ここからが勝負です。悔いのないように、最後まで相撲を取りきりたい」と話した。

関連するニュースを読む

龍司が朝心誠に完勝 勝ち越し王手「残り全部勝つ」

朝心誠(右)を押し倒しで破る龍司(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇10日目◇22日◇東京・両国国技館

富士宮市出身の西三段目74枚目龍司(21=入間川)が5番相撲に臨み、3勝目を挙げて勝ち越しに王手をかけた。

西三段目70枚目朝心誠(20=高砂)との初顔合わせ。鋭い出足で突いて押し、相手を土俵際へ追い込み、素早い攻めで押し出した。「突き押し相撲なので上体が起きないように前へ出た」と、完勝に胸を張った。

師匠の入間川親方(元関脇栃司)からも、普段の稽古で「前に出なきゃ相撲を取れないぞ」と何度も指導されているという。「突っ張りがしっくりきているので、残り全部勝ちたい」と、11場所ぶりの5勝へ意欲を見せた。

関連するニュースを読む

幕下宇良が朝青龍おい豊昇龍に敗れ右膝負傷、病院へ

負傷し車いすに乗り引き揚げる宇良(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇10日目◇22日◇東京・両国国技館

元幕内で西幕下23枚目の宇良(26=木瀬)が右膝を負傷し、病院に向かった。

元横綱朝青龍のおい、西幕下21枚目豊昇龍との注目の取組で、掛け投げを食って敗れた。宇良は最後に右脚だけでこらえる体勢になった。土俵を降りる際も片足立ちで呼出の肩を借り、花道で車いすに乗って、館内の診療所へ。病院に向かうため、車に乗り込む時に「病院に行って、くわしく診てもらいます」と話した。

宇良は西前頭4枚目だった17年秋場所2日目、貴景勝戦で右膝前十字靱帯(じんたい)を断裂し、6場所連続休場した。手術、リハビリを経て、東三段目91枚目まで番付を落とし、昨年秋場所からの復帰3場所目。古傷を痛めた可能性が高い。

宇良(左)は豊昇龍に掛け投げで敗れる(撮影・鈴木正人)

関連するニュースを読む

豪風引退、元稀勢の里「いい稽古をさせてもらった」

21日、若元春(右)は豪風を押し出しでやぶる

大相撲の元横綱稀勢の里の荒磯親方(32)が、十両豪風の引退に「残念です」などと語った。初場所10日目の22日、都内の田子ノ浦部屋にまげを整えるなど約1時間半滞在後、報道陣に対応。「一緒に切磋琢磨(せっさたくま)してきた。何歳でもやれるような体だと思っていたから残念です。オレが言うのも何だけど、本当にお疲れさまでした」とねぎらっていた。

初土俵は同じ02年。荒磯親方が3月の春場所から前相撲で、豪風が5月の夏場所から幕下15枚目格付け出しでデビューした。当時、中学から角界入りした荒磯親方に対し、7歳上の豪風は、中大から学生横綱のタイトルを手土産に注目の存在だった。相撲経験も雲泥の差とあって、新弟子が約半年間通う相撲教習所を同時期に過ごしたが「教習所では背中を追ってやっていた。いい刺激になりました」と、手本とする部分も多かったという。

荒磯親方は時折、神妙な表情を見せながら数分間、豪風との思い出を語った。「いい稽古をさせてもらいましたからね。(最近も)体を見たら全然落ちていなかった。やれると思っていましたけど」と話していた。

関連するニュースを読む

大鵬孫の納谷は黒星先行「引いたところ」反省

水戸司(左)に押し出しで敗れる納谷(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇10日目◇22日◇両国国技館

元横綱大鵬の孫、西幕下60枚目納谷(18=大嶽)が3連敗で2勝3敗、黒星先行となった。西三段目2枚目水戸司の圧力にずるずる後退し、あっさり寄り切られた。

元気のない取り口同様、質問への受け答えの声も小さかった。反省点を「引いたところです」と挙げ、残り2番への気持ちを聞かれ「しっかり勝てるように頑張るだけです」。つぶやくような言葉に、迷い、自信のなさが漂う。「立ち合いの感覚が分からなくなっていて、自分でもどうなっているかわかりません」と話していた。

水戸司(左)に押し出しで敗れる納谷(撮影・鈴木正人)

関連するニュースを読む