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WBO会長バンタム級統一戦へ「動く」後押し明言

11月、WBSS世界バンタム級トーナメント決勝でドネアに勝利し、カップを力強く掲げ、雄たけびを上げる井上尚

WBO(世界ボクシング機構)のフランシスコ・バルカルセル会長(71)が2団体(WBAスーパー、IBF)統一バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)とWBO世界同級王者ジョンリール・カシメロ(30=フィリピン)戦の実現を後押しすると明言した。3日、都内で開幕したWBO年次総会のために来日中の同会長が会見。「この試合が実現できるように動きたい」との意向を示した。

来春、米国で20年初戦を予定する井上は11月にワールド・ボクシング・スーパーシリーズ制覇後、米プロモート大手トップランク社と契約を締結。カシメロは現WBA世界ウエルター級スーパー王者の6階級制覇王者マニー・パッキャオ(40=フィリピン)が経営するMPプロモーションと契約を結ぶ。同会長は「トップランク社とパッキャオは良好な関係にある」と説明した上で、総会開催中に両プロモーターが来日予定と明かした。「半信半疑かもしれないが、2日後に何が起こるか楽しみに。両者が集まればそういう話にもなる」と付け加えた。

海外報道などを通じ、カシメロから対戦ラブコールを受けた井上は2日に「ボクも標的にしている。大橋(秀行)会長にもやらせて下さいと伝えました」と話すなど、前向き。WBO会長の後押しで、対戦交渉が進む可能性が高い。

11月、WBO世界バンタム級タイトル戦でテテに勝利したカシメロ(ロイター)

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WBO会長、体重超過ネリに出場認めない可能性示唆

WBO総会開幕に合わせ、日本のメディア向けに会見したフランシスコ・バルカルセル会長

WBOのバルカルセル会長は選手の安全面を考慮し当日計量の導入を5日までの総会で審議することを明らかにした。

前日計量から大幅増加などによる危険性や公平性を踏まえて、過去の試合のデータを参考に議論する。「(リミットから)8%や10%など、どれだけ戻すのが適切か話し合う」と述べた。主要4団体ではIBFが当日計量を実施している。また、世界戦で体重超過があったルイス・ネリ(メキシコ)について「受け入れないことを含めて考えている」とWBOの試合に出場させない可能性を認めた。

山中慎介を攻め込むルイス・ネリ(左)(17年8月15日撮影)

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RENA、6月敗れたヴァンザントと大みそかに再戦

大みそかのRIZIN20大会でヴァンサントとの再戦が発表されたRENA

女子格闘技の人気選手RENA(28=シーザージム)が大みそかのRIZIN20大会(さいたまスーパーアリーナ)で6月に米国で負けたリンジー・ヴァンザント(26=米国)と再戦することが3日、発表された。

女子総合格闘技ルール50・8キロ契約で対戦する。ニューヨーク・マディソンスクエアガーデンで開催されたベラトール222大会に参戦し、ヴァンサントに一本負けを喫したが、10月のRIZIN19大会で再起戦に勝利。令和最初の大みそかにリベンジを狙う。

RIZINを通じ、ヴァンザントのみがコメント。「いつか日本を訪れたいと思っていましたが、まさかこんな形で日本に行けると思ってもいませんでした。日本で試合をするなんて感激です。私はすべての対戦相手に尊敬の念を持って接していますが、レーナは私とリマッチして大丈夫かしら。ニューヨークでの試合と今回の試合で唯一変わる事は会場と、私の勝利者コールを聞くお客さんだけよ」。

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春日野巡業部長が訓示「SNS十分注意するように」

関取衆に訓示を発する巡業部長の春日野親方(右から3番目)(撮影・佐藤礼征)

巡業部長の春日野親方(元関脇栃乃和歌)が関取衆約60人に訓示を行った。

訓示は非公開で行われたが、巡業部の入間川親方(元関脇栃司)によると「関取衆に対して、体調管理やSNS使用について、十分に注意するように伝えた」。

3日も、幕内琴奨菊が膝の負傷を理由に巡業を離脱。同親方は「膝の裏が痛いらしい。体調が悪くなったり、問題が起きたときは(若者)頭や、同じ一門の親方にすぐに報告してほしい」と求めた。

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余震も止めた 白鵬土俵入りへ「見えない力」確信

山口・下関市で行われた冬巡業で土俵入りを披露する白鵬(撮影・佐藤礼征)

日本相撲協会が10月に大規模火災が起きた沖縄・首里城の敷地内で、復興祈願の横綱土俵入りを行う方向で調整していることを受け、土俵入りを務める予定の横綱白鵬(34=宮城野)が3日、冬巡業が行われた山口・下関市で「話は聞いている。四股を踏む意味があると思う」などと話した。首里城が燃えた当時の様子は、テレビの映像を通して見た。「悲しいね」と表情をゆがめたが「『まだまだあなたの役目は終わっていない』ということだと思う」と、横綱としての使命感を口にした。

土俵入りの「見えない力」を確信している。東日本大震災が起きた11年、地震発生から3カ月後の6月に慰問した岩手・山田町の小学校で土俵入りを披露。後日、連日起きていた余震が、土俵入り翌日から止まったという被災者からの言葉を伝え聞き「感動した。こういうものが(横綱の)役目、使命なんだ」と振り返った。14、15日に沖縄・うるま市で行われる冬巡業「沖縄場所」実行委員会の関係者によると、首里城での土俵入りは近日中に決定する見通し。土俵入りで誘導役を務める予定の立行司、式守伊之助(60=高田川)も「光栄なこと。しっかり務めたい」と感慨深く話した。

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戸沢陽が悔し敗戦 クレイモア浴び無念の3カウント

身長196センチのマッキンタイア(右)を見上げる身長170センチの戸沢(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇2日(日本時間3日)◇米テネシー州ナッシュビル・ブリヂストン・アリーナ

元WWEクルーザー級王者戸沢陽が身長差26センチのシングル戦で敗れた。

身長196センチのドリュー・マッキンタイアと対戦。身長170センチの“スタミナモンスター”はリングで見上げながらにらみ合い。体格で上回るマッキンタイアはヒザをついてファイティングポーズで挑発された。

「リングから出ていけ」と忠告された戸沢はフェイクで1度、リングを降りる素振りを見せた直後、不意打ちのドロップキックからトペ・スイシーダで先制した。しかしテクニックでは体格差を埋められず、すぐに捕獲されてアラバマスラムを決められると、最後はカウンター気味のクレイモアを浴びて1回転しながら倒れ込んだ。なすすべなく、マッキンタイアに3カウントを許した。

マッキンタイア(右)のクレイモアを浴びる戸沢(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved
マッキンタイア(右)にミサイルキックを見舞う戸沢(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

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アスカ「誰やと思ってんねん」ハンデ戦で余裕の勝利

フレアーとの2対1ハンディキャップ戦で余裕の勝利を挙げたアスカ(左)、セイン組(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇2日(日本時間3日)◇米テネシー州ナッシュビル・ブリヂストン・アリーナ

WWE女子タッグ王者のアスカ、カイリ・セイン組によるユニット「カブキ・ウォリアーズ」がハンディキャップ戦で余裕の勝利を挙げた。「女王」ことシャーロット・フレアーとの2対1マッチで激突した。

試合前からアスカは「誰やと思ってんねん。うちら全然勝てるし、アホか。無理無理無理無理!!」と余裕を見せてリングイン。数的優位を生かし、アスカがヒップアタック、セインもスライディングDで攻め込み、当然のごとく主導権を握った。

負けじとスライディングキックやダブル・スピアーで反撃してきたがフレアーにアスカが捕まり、フィギュア・エイトで絞めあげられた時、交代していたセインがコーナートップからインセイン・エルボーをさく裂させ、フォール勝ち。最近、アスカの定番となっていた毒霧を吐くことなく、巧みなチームワークでフレアーを撃破した。

前日2日の伝統的な大会スターケードではアスカ、セイン組がベッキー・リンチ、シャーロット・フレアー組、ベイリー、サーシャ・バンクス組、アレクサ・ブリス、ニッキー・クロス組との4WAY防衛戦に臨み、アスカがクロスからアスカロックでギブアップを奪って防衛に成功。その後、フレアーとのハンディキャップ戦は発表されていた。

アスカにフィギュア・エイトをきめるフレアー(下)にインセイン・エルボーを狙うセイン(上)(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

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WBO会長 井岡-田中戦後押し「実現させたいと」

村田、井上、井岡らの名前を挙げ、日本ボクシング界への期待を会見で口にしたWBOフランシスコ・バルカルセル会長

WBO(世界ボクシング機構)のフランシスコ・バルカルセル会長(71)は3日、井岡一翔(Reason大貴)-田中恒成(畑中)の日本人対決を実現させる方針を示した。3日から都内でWBO年次総会が開幕し、来日中の同会長が日本マスコミ向けの記者会見で明かした。

大みそかに東京・大田区総合体育館でWBO世界スーパーフライ級王者井岡は同級1位ジェイビエール・シントロン(プエルトリコ)との初防衛戦、WBO世界フライ級王者田中は同級14位ウラン・トロハツ(中国)との3度目の防衛戦を控えている。同会長は「来年、大みそかの井岡-シントロンの勝者に4階級制覇を狙う田中が挑戦することになるでしょう」との見通しを口にした。

田中はWBO王座でミニマム級、ライトフライ級、フライ級の世界最速12戦の世界最速3階級制覇を達成している。大みそかに井岡、田中がいずれも勝利することが条件となるものの、同会長は「(井岡と田中は)いずれもタフファイターだと思います。このカードを実現させたいと思っています」と会見を締めくくっていた。

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WBO会長 井上尚弥-カシメロ戦「実現へ動く」

WBO総会開幕に合わせ、日本マスコミ向けに会見したフランシスコ・バルカルセル会長

WBO(世界ボクシング機構)のフランシスコ・バルカルセル会長(71)が、2団体(WBAスーパー、IBF)統一バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)-WBO世界同級王者ジョンリール・カシメロ(30=フィリピン)戦の実現に向けて後押しすると明言した3日、都内でWBO総会が開幕し、来日中の同会長が日本マスコミに向けて記者会見した際に言及。

「この試合は実現できるように動きたい。井上選手はトップランクと契約し、カシメロ選手はマニー・パッキャオがプロモーター。トップランク社とパッキャオも良好な関係にある」と口にした。さらに同総会期間中にトップランク社首脳とパッキャオも来日予定だと明かし「まだ半信半疑かもしれないが、2日後に何が起こるか楽しみにしてください。(両プロモーターが)集まればそういう話にもなる」と付け加えた。

7年間負けなしWBO王者ゾラニ・テテ(31=南アフリカ)を下したカシメロから海外報道などを通じ、対戦ラブコールを受けた井上は2日、東京・後楽園ホールで取材に応じ「ボクもターゲットにしている。大橋(秀行)会長にもやらせて下さいと伝えました。ここまできてバンタム級のランカーと対戦しても…というのはあるので」との意向を口にしている。バルカルセル会長は「井上はスーパーマン、カシメロのヒーローのようだ。2人がタフファイトをみせてくれると思う」と来年中のカード実現をバックアップする意欲を示していた。

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首里城で復興祈願の横綱土俵入りを調整 白鵬も熱望

冬巡業に乗り込む白鵬(2019年11月30日)

日本相撲協会が、10月に大規模火災が起きた沖縄・首里城の敷地内で復興祈願の横綱土俵入りを行う方向で調整していることが2日、分かった。

14、15日に沖縄・うるま市で行われる冬巡業「沖縄場所」の実行委員会の関係者が明らかにしたもので、実施日は13日を予定している。

土俵入りは九州場所で43度目の優勝を果たした横綱白鵬(34=宮城野)が務める方向だ。白鵬自身も九州場所から一夜明けた先月25日には「首里城が燃えてしまった。(土俵入りは)沖縄から声があれば。四股を踏んで邪気を追い払う、そんな役割もあるのかなと思う」と希望していた。9月に日本国籍を取得。「日本人になってできることはないか」と、九州場所初日に獲得した懸賞19本(57万円)を、10月に台風19号で被害を受けた宮城・大崎市に寄付した。日本人として、今度は日本が誇る世界遺産の復旧に一役買うことになりそうだ。

日本相撲協会は東日本大震災の復興を祈願した土俵入りを、東北各地にて被災した11年から9年連続で実施している。今年6月には横綱鶴竜が宮城・南三陸町で土俵入りを披露していた。

ものすごい炎を上げて燃え上がる首里城(撮影・加藤哉)

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井上尚弥「会長にやらせてと伝えた」カシメロ戦熱望

大橋会長(左)と話す井上尚弥(撮影・大野祥一)

ボクシング2団体統一バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が2日、新しくWBO世界同級王者となったジョエルリエル・カシメロ(30=フィリピン)との王座統一戦を希望した。

同日、東京・後楽園ホールで取材に応じ、7年間負けのなかった王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)を下したWBOの新王者との対戦に前向きな姿勢を示した。既に海外報道などを通じ、カシメロから対戦ラブコールを受けている井上は「ボクもターゲットにしている。大橋(秀行)会長にもやらせて下さいと伝えました。ここまできてバンタム級のランカーと対戦しても…というのはあるので」と明らかにした。

IBF世界スーパーライト級14位平岡アンディ(大橋)の試合のため渡米していた大橋会長も同日帰国。渡米中にトップランク社のボブ・アラムCEOとトッド・デュボエフ社長と会談し、井上がカシメロとの対戦を希望していることを伝えたという。同会長は「日本で本人に確認して、あらためて返答しますとトップランク社には言いました」と説明。23日に横浜アリーナで控えるWBA世界ミドル級王者村田諒太(帝拳)の初防衛戦で、トップランク社首脳が来日予定のため、そこで再び会談の機会を設ける見通しだ。

試合を観戦する井上尚弥(撮影・大野祥一)

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井上尚弥のいとこ浩樹7回KO勝利「消極的でした」

井上浩樹対ジェリッツ・チャベス 勝利して、いとこの井上尚(右)と井上拓(左)と記念写真に納まる井上浩(撮影・大野祥一)

<プロボクシング:WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王座決定12回戦>◇2日◇東京・後楽園ホール

日本スーパーライト級王者の井上浩樹(27=大橋)が2本目のベルトを獲得した。同級1位として、同級5位ジェリッツ・チャベス(28=フィリピン)とベルトを争い、7回3分8秒、KO勝ちを収めた。大振りで強打のチャベスに対し、冷静に右ジャブからボディーを狙って相手の体力を削ると、7回に強烈な左ストレートを顔面に打ち込み、キャンバスに沈めた。

いとこの2団体統一バンタム級王者井上尚弥(26)がリングサイドで応援する中、鮮やかなKO劇をみせた井上は「最後のパンチだけだったので。消極的でした。すみません。ただ相手がダウンもKOもしたことがない選手と聞いていたので、少し自信になりました」と笑顔をみせていた。

試合を観戦する井上尚(撮影・大野祥一)
井上浩樹対ジェリッツ・チャベス 7回、左ストレートで相手を倒す井上(左)(撮影・大野祥一)

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田中恒成、ママとスパー「技術的にいい練習できた」

世界ランカーのママとの公開練習に臨んだWBO世界フライ級王者田中(撮影・実藤健一)

WBO世界フライ級王者田中恒成(24=畑中)が2日、名古屋市内のジムで“強敵”とのスパーリングを打ち上げた。

大みそかの同級12位ウラン・トロハツ(26=中国)との3度目の防衛戦(東京・大田区総合体育館)に向け、同級9位でIBF同級4位の実力者ジェイソン・ママ(22=フィリピン)とのスパーリングを打ち上げた。この日は4ラウンドで、約2週間で計21ラウンドを重ねた。田中は「(挑戦者と)似たタイプではないが、技術的にいい練習ができた」と満足感を口にした。

今回のテーマはジャブ。「今までは差し込まれることが多くて1、2ラウンドをとられて力ずくで取り返すパターンがあった。1ラウンド目からコントロールしたい」。オーソドックスタイプのボクサーにとって、生命線ともいえる左ジャブ。より高みを目指す上で原点に立ち戻った。

そのイメージを王者は「ないです」とキッパリ。しかし、父でトレーナーの斉氏(52)は「ブルース・リーです」と割って入った。この日、練習前にブルース・リーの映画を見ていたことからのインスピレーションで、田中も「違います」と否定。しかし、イメージは違っていない。

斉トレーナーは「ノーモーションで打つでしょ。あのイメージです」。王者が目指す「自分だけ当ててもらわないジャブ」に当てはまる。

大みそかでの世界戦を「やれることに喜びを感じます」と田中。「KOで勝ちたい」という目標達成へ、ブルース・リー流のジャブがさく裂する。

WBO世界フライ級王者田中(右)はスパーリングパートナーのママと撮影に応じる(撮影・実藤健一)

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高安が稽古再開 腰痛症に「だいぶ良くなってきた」

高安(2019年11月10日撮影)

大相撲九州場所を途中休場し、2場所連続で勝ち越すことができず、来年1月の初場所は関脇に転落する大関高安(29=田子ノ浦)が2日、都内の部屋で稽古を再開した。非公開だった稽古後、取材に応じ、休場の要因となった急性腰痛症について「経過は良好。だいぶ良くなってきている」と説明した。まわしを着けて四股などの基礎運動を行ったという。

高安は7月の名古屋場所中に左肘靱帯(じんたい)断裂の重症を負い、同場所を勝ち越し後に休場、9月の秋場所は全休していた。九州場所は左肘のけがの影響を見せ、7日目まで3勝4敗。ただ、7日目の前頭玉鷲戦は好内容で白星を挙げており、巻き返しの機運が高まっていたところで、8日目に急性腰痛症を発症して休場。会場に入り、土俵入りまでこなした後に急きょ休場する、極めて珍しいケースだった。

「ぎっくり腰です。その日の(朝稽古の)状態も好調だった」と振り返る。朝稽古後に発症したといい「いろいろ治療して、何とか相撲を取ることができるかな、という感じになったが、場所(会場)に入ってさらに悪化してしまった。あの状況で休むという気持ちにはならなかった。いろんな策を練ったけど改善しなかった。正直、歩けなかった」と、かど番脱出へ、休めない状況もあって、ギリギリまで出場を模索していた内幕を明かした。土俵入りも「正直、相当痛かった」と打ち明けた。

すでに幕内前半戦が始まった後での休場の決断には「協会の皆さん、支度部屋のお相撲さんにご迷惑をおかけした。見に来てくれた方、テレビで応援してくれた方には申し訳ないとしか言えない」と謝罪した。その上で、今後については「けがしない体づくりを1番に取り組む。イチから見直して同じことを繰り返さないよう治療と並行して体づくりをやっていく」と、現在行われている冬巡業への途中参加は未定で、当面は基礎運動から始め、部屋での稽古で鍛え直す予定だという。

左肘については「問題ない」といい、急性腰痛症を発症してから4日後、九州場所の終盤戦からは徐々に体を動かしてきた。関脇に転落する来場所で10勝すれば、大関に返り咲くことができる。「今年は苦しい1年だった。筋力に弱いところと強いところがあって、そこにゆがみが生じる。弱いところを強く、強いところをより強く。まだ日数はある。コツコツやっていきたい」。現在、176キロの体重についても「もっとタイトな体にしていきたい」と、腰に負担をかけないよう、今後は絞っていく計画も明かした。

九州場所前に婚約を発表した演歌歌手の杜このみも「もちろん心配してくれている」という。「けがをするには意味がある」。今回の負傷の連続と大関からの陥落は、乗り越えなければならない試練-。そう自らに言い聞かせ、来年2月で30歳となる前、20代最後の場所は明確に、10勝以上という目標に突き進む。

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“ツインドラゴン”江幡兄弟が「生島企画室」所属に

生島企画室に所属した江幡睦(右)と塁

フリーアナウンサー生島ヒロシ(68)が会長をつとめる芸能事務所「生島企画室」に1日、キックボクシング界の「ツインドラゴン」として知られる江幡睦(むつき)塁(るい)の双子の兄弟(ともに28歳=伊原道場)が所属した。

生島がTBSから独立、1989年(平元)4月1日に所属タレントは生島1人でスタートした同事務所。現在は女優浅野温子(58)やタレント優木まおみ(39)朝比奈彩(26)フリーアナウンサー小林麻耶(40)ら100人近いタレントが所属するが、格闘家のマネジメントは初めて。

生島は高校、大学で空手を続け、留学した米国では日本人村で空手を教えていた。伊原道場の伊原信一(68)会長と懇意で、次男で俳優の生島翔(34)は16年から伊原道場主催の「新日本キックボクシング協会」のリングアナウンサーを務めている。

睦は「生島企画室に入ることで、キックボクシングの魅力を世の中に広めたいです」。塁は「お世話になった伊原会長に恩返しするためにも、いろいろなメディアに出てPRします」と話している。

2人は8日に後楽園ホールで行われる令和元年最後の大会で、エキシビションマッチながら“兄弟対決”を行う。「15歳の時以来13年ぶりです。やりづらい面もありますが、全力で戦います」と力強く語っていた。

◆江幡兄弟 1991年(平3)年1月10日、茨城県土浦市生まれ。一卵性双生児。伊原道場所属。07年9月、同時にプロデビュー。

◆江幡睦 165センチ、55キロ。45戦37勝(27KO)5敗3分。WKBAバンタム級王者

◆江幡塁 165センチ、56キロ。44戦38勝(19KO)3敗3分。WKBAスーパーバンタム級王者

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アマ横綱に近大・谷岡倖志郎 教員志望プロ目指さず

アマ横綱に輝いた近大・谷岡

<アマ相撲:第68回天皇杯全日本相撲選手権大会>◇1日◇東京・両国国技館

近大4年の谷岡倖志郎(たにおか・こうしろう、22歳、近大付高出身)が今年のアマ横綱に就いた。

決勝トーナメント2回戦で、今年11月の学生選手権決勝で敗れた日体大1年の中村泰輝(19)を上手出し投げで破り、波に乗った。180センチ、125キロの細身ながら筋肉質の体で、元横綱千代の富士を理想とする谷岡は、その後も重量選手を相手に押し倒し、上手投げ、下手出し投げと、まわしを強烈に引いて繰り出す技で決勝に進出。決勝では191センチ、165キロのイェルシン(日大)の突進をかいくぐり、いなし、引いて体勢を崩すと右を深く差し、左上手を引いての上手投げで仕留めた。

元大関朝潮(現高砂親方)らを輩出した近大からは三好正人以来、18年ぶりにアマ横綱の座に就いた。決勝トーナメント初戦が大きなヤマ場だったようで「最後にギリギリでまわしが取れて、あれが命綱だった」と話し、決勝までの相撲も「まわしを取れたのが勝因」と振り返った。

角界では今、近大OBの小結朝乃山(高砂)が、次の大関候補として期待される。今年は幕内優勝も遂げた先輩の名を挙げ「朝乃山関が活躍されている姿を見て、相撲部全体のいい刺激になっています」と喜んだ。

全日本のタイトルを取ったことで、大相撲の幕下付け出しの資格を取得した。だがプロ入りは目指さない。「プロに行くことも考えたけど、今は全くありません。これから相撲を知ってくれる子どもたちを指導したいという思いが強いので」と卒業後は教員の道を目指す。もちろん来年も今大会の連覇を目指し勉学にも、稽古にも励むつもりだ。

アマ横綱に輝いた近大・谷岡

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岩佐亮佑がNYへ「人生かけた重い試合」暫定王座戦

IBFスーパーバンタム級暫定王座決定戦に向け、米ニューヨークへ出発した岩佐亮佑

ボクシング元IBFスーパーバンタム級王者で同1位岩佐亮佑(29=セレス)が12月1日、7日に米ニューヨークで行われる同3位マーロン・タパレス(27=フィリピン)とのIBF同級暫定王座決定戦に向け、成田空港から出発した。

17年9月に同王者となったが、昨年8月の2度目の防衛戦でT・Jドヘニー(アイルランド)に敗れ陥落。今年2月、セサール・フアレス(メキシコ)とのIBF世界スーパーバンタム級王座挑戦者決定戦を制し、再起2戦目ですぐ返り咲きへのチャンスが巡ってきた。岩佐は初のニューヨークでの大舞台を前に「夢のつまった可能性のあるリング」と喜びつつ、「(世界進出に向けた)第1歩であり、ラストチャンス。人生をかけた重い試合」と覚悟を口にした。

アクシデントから得た成功体験を生かす。今年2月のフアレス戦では試合が大幅に遅延し、計3度も準備をする羽目に。だが、それがかえっていいパフォーマンスにつながった。「感覚としては、緊張に慣れた。緊張するのに飽きた、という感じだった。(試合前に)緊張しなさすぎて大丈夫かなと思ったけど、リングにあがったら悪くなかった」。今回も「早めに会場入りしようかな」と緊張のピークを超えた、“抜け”の状態でリングに立つつもりだ。

IBFスーパーバンタム級暫定王座決定戦に向け、米ニューヨークへ出発した岩佐亮佑。出発前に成田空港内に設置されたサンタクロース人形とポーズ

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鶴竜、冬巡業に参加 九州場所全休も「もう大丈夫」

冬巡業初日の本割に入って相撲を取る鶴竜(撮影・佐藤礼征)

大相撲冬巡業が1日、福岡・直方市で始まり、九州場所を全休した横綱鶴竜(34=陸奥)が参加した。

朝稽古で腰椎すべり症を再発した九州場所初日の先月10日から約3週間。この日の朝稽古では土俵下で腕立て伏せなどの基礎運動をこなし、本割にも入って相撲も取った。「(腰は)もう大丈夫」とこの日は元気な表情を見せたが、再発させた当時を振り返ると「何も予兆がなくて、まさかの初日で『ウソだろ…』と。申し訳ない気持ちだった」と、出場できなかった悔しさをにじませた。

再発防止のために「体重制限」を視野に入れている。「体重を考える。最近は160近くだったけど(これからは)いっても156か57くらいに」と具体的な数字も語った。場所前に腰痛に悩まされた7月の名古屋場所は体重155キロ前後で臨み、6度目の優勝を果たした。「腹筋や背筋、筋力は問題ない。今思うと、(名古屋場所前から)続けてそうなるってことは(腰痛の原因は)体重なのかな」と、自己分析した。

初場所(来年1月12日初日、東京・両国国技館)では、九州場所の悔しさを「晴らしたい」と強い気持ちで臨む。この冬巡業では慎重な調整を続ける方針。一方で「(十両)霧馬山を鍛えないとな」と、来場所での新入幕の可能性がある弟弟子の指導に熱が入りそうだ。

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平岡アンディKO勝利、トップランク社CEOも絶賛

米プロモート大手トップランク社のアラムCEO(中央)にあいさつした平岡(右端)。左端は父ジャスティス・トレーナー(大橋ジム提供)

<プロボクシング:スーパーライト級8回戦>◇11月30日(日本時間1日)◇米ネバダ州ラスベガス・コスモポリタン

米プロモート大手トップランク社と契約を結んだIBF世界同級14位平岡アンディ(23=大橋)が上々の米デビュー戦を飾った。

ロヘリオ・カサレス(29=米国)に2回2分15秒、KO勝利を収め「とても楽しかったです。これからももっと経験を積んで飛躍したいです」と笑顔をみせた。

サウスポー同士の激突。身長の高い平岡が的確なジャブをヒットさせて主導権を握った。2回、接近戦から左からの右フックでダウンを奪取。立ち上がってきたカサレスに容赦ない連打を浴びせて白星を奪った。大橋秀行会長(54)は「アンディを(トップランク社)ボブ・アラムCEOが絶賛していました」と明かした上で「ラスベガスで初めての試合でも落ち着いて冷静にカウンターで倒した。とても良い試合」と合格点を出していた。

トップランク社とはWBA世界ミドル級王者村田諒太(帝拳)、2団体統一バンタム級王者井上尚弥(大橋)、前WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(横浜光)ら日本選手が契約を結んでいるが、日本王座獲得などの主要実績がない平岡が契約を結ぶのは異例だった。

2回KO勝ちで米デビュー戦を飾った平岡(大橋ジム提供)

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井岡2世の桑原拓が前日計量「面白いボクシングを」

プロ7戦目に向けて計量パスした軽量級ホープの桑原(左)。右は対戦相手スエノ

ボクシング軽量級ホープで日本フライ級13位の桑原拓(24=大橋)がプロ7戦目に臨む。2日、東京・後楽園ホールでリカルド・スエノ(25=フィリピン)との51キロ契約体重8回戦を控え、1日には東京・日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、51・0キロでパス。スエノは50・2キロでクリアした。

9月に初めてメインイベンターを務め、IBF世界ミニマム級12位ジョナサン・レフジョ(フィリピン)と対戦。7回にダウンを奪って3-0の判定勝ちを収め、来年には日本、地域王座などのタイトル挑戦のチャンスを待っている。興国高-東京農大と進み、4階級制覇王者井岡一翔と同じ経歴から「井岡2世」と呼ばれる桑原は「強い、うまいだけでなく、すごい、面白いと言われるようなみせるボクシングをして勝ちたい」と意気込んでいた。

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