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オカダ・カズチカがEVILに快勝「勢いを感じている」早々のV宣言

EVILに勝利し、ファンにアピールするオカダ・カズチ(撮影・阿部泰斉)

<新日本G1クライマックス>24日◇大田区総合体育館

Bブロックのオカダ・カズチカ(33)が初戦に続いて快勝し、金の雨を降らせた。EVILと対戦したオカダは途中、セコンドの東郷に乱入され、メッタ打ちに遭いリング上で倒れ込んだ。それでも「しっかりと気持ちが伝わっている」と観客の拍手に力をもらい、立ち上がると、ツームストンパイルドライバーから、豪快にレインメーカーをEVILの首にさく裂。21分の戦いに終止符を打った。

IWGPヘビー級防衛記録12回を持つ、強いオカダが戻ってきた。初戦の棚橋戦から2大会連続でメインを務め、ともに勝利。「俺しかいないでしょう。ずっとこれが当たり前の生活をしていた。まだちょっと慣れてない部分があるけどね」と語った。さらに「ここ何年かでないくらい勢いを感じている。まだまだ良くなるし、まだまだ強くなる。優勝するのはこのオカダカズチカだ」と早々と宣言した。

今大会から代名詞のレインメーカーを久しぶりに解禁。この日もダメージを負ったEVILを捕まえると、思いっきり右腕を振り抜き、KOした。連勝でさらなる自信を付けたオカダ。「かなり強い、いい波に乗っている」とまだまだ加速する。次戦は同門CHAOSのYOSHI-HASHIと対決する。NEVER無差別級6人タッグの最多防衛記録(9回)を持つ強敵だが「すごい成長しているが、俺の勢いの方が確実に上だと思っている」と自信満々に語った。オカダが降らせた金の雨は、優勝まで止むことはない。【松熊洋介】

EVIL(左)を攻めるオカダ・カズチカ(撮影・阿部泰斉)

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棚橋弘至が後藤洋央紀下し初勝利「希望を見せられる試合が出てくる」

後藤洋央紀(右)を攻める棚橋弘至(撮影・阿部泰斉)

<新日本G1クライマックス>24日◇大田区総合体育館

BブロックのIWGP USヘビー級王者棚橋弘至(44)が、後藤洋央紀(42)を下し、初勝利を挙げた。終盤の2度目のハイフライフローをかわされ、劣勢となったが、GTRを狙った後藤を切り返しての首固めで逆転の3カウントを奪った。後藤は開幕2連敗となった。

棚橋は逆転での初勝利に「よし、まず1勝」とホッとした表情で語った。後藤と対戦する時はいつも、07年11月のIWGPヘビー級選手権を思い出すという。当時の新日本は低迷の時代で、テキサスクローバーホールドで勝利した後藤との一戦は「復活ののろしを上げた試合だった」と語る。常に100%で試合に臨むエースは「この期間中もみんなに希望を見せられる試合が出てくると思う」と自らの今後に期待した。

次戦は29日、タマ・トンガと対戦する。初戦で敗れたオカダは、この日連勝を決めた。絶好調どころか、さらに調子を上げているオカダに引き離されるわけにはいかない。「追走するには1敗でしがみついて行くしかない」と気を引き締めた。エースの快進撃がここから始まる。【松熊洋介】

登場し、ポーズを決める棚橋弘至(撮影・阿部泰斉)

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ベイノア勝利も「のみ込まれた感」RISE一夜明け“天心先生”から指導 

RISE横浜大会の一夜明け会見後、那須川天心(左)に話を聞く"ブラックパンサー"ベイノア(撮影・松熊洋介)

“天心先生”から熱い指導を受けた。23日RISE横浜大会でねぎ魔神に勝利した"ブラックパンサー"ベイノア(26=極真会館)が、24日一夜明け会見で那須川天心に、今後の戦い方について質問した。

那須川の会見が終了に近づいた時、真剣に聞いていた“ベイノア記者”が突然手を挙げ「指名されるチャンピオンになるにはどうしたらいいですか?」と質問。那須川からは「ポジティブに捉えるなら、ベイノア選手には勝てないから指名されない、ネガティブに捉えるなら興味がないということじゃないですか」と言葉をもらった。さらに「まだ中途半端だと思っている。惜しいを繰り返している」とアドバイスも受けた。

さらに天心先生から厳しい一言ももらった。「試合を見たけど、なんか格好付けていた。相手のいいところを引き出したりするから『ベイノアまだまだじゃん』とか思われちゃう」。的確な指摘にベイノアも苦笑いするしかなかった。

無敗の神童の言葉を糧に再起を誓う。試合は3-0判定勝利も、ねぎ魔神の粘り強さだけが目立ち、納得のいかない内容で、自身の会見では「のみ込まれた感があった」と“敗戦”の弁を口にした。「このままでは(目標とする)大みそかのRIZINには出られない。もう1度RISEで試合をやって、万全な状態で臨みたい」と意気込んだ。伊藤代表からは「現状としては無理なんじゃないですかね」と一蹴されたが、ライト級1位の肩書に恥じぬよう、天心先生の教えをしっかり守り、大みそかの切符をつかみたい。【松熊洋介】

ベイノア対ねぎ魔神 ねぎ魔神(左)に3回判定勝ちしたベイノア(2021年9月23日撮影)

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那須川天心「残り2戦相手どうこうではない」歌手経験し矢沢永吉さらに尊敬

23日のRISE横浜大会の一夜明け会見に出席した那須川天心(撮影・松熊洋介)

残り2試合、希望を持って試合に挑む。来春ボクシングに転向する那須川天心(22=TARGET/Cygames)が24日、RISE横浜大会の一夜明け会見に出席し、残り2戦となったキックボクシングの試合について、思いを語った。

那須川の次戦は大みそかのRIZIN、最後の試合は来春のRISE大会が予定されている。相手は決まっていないが「あと2試合、相手どうこうではないと思う。今のRISEは僕が出ることでフォーカスされるし、その試合で他の成長段階の選手たちが活躍して、自分を出してほしい。そうなれば、僕がいなくてもRIZINのようにもっと盛り上がると思う」と語った。大会を盛り上げたい一心で、先頭に立って引っ張ってきた。最後は周りの選手の熱い戦いを期待し、自身はお世話になった団体への恩返しの思いも込めて、リングに立つ。

リング外での活動も積極的に行ってきた。2月の志朗戦前には制限していたバラエティ番組にも積極的に出演し、身体能力の高さを披露。21日には歌手デビューも果たした。「レコーディングは新鮮だったし、短かったが、すごく濃厚な時間だった。いい人生送っているなと」と目を細めた。「YAZAWA」のすごさも実感。自身の入場曲にも使用している歌手・矢沢永吉に「改めてリスペクトした。あの年になっても『YAZAWA』として生き続けているのは素晴らしいなと。入場曲はこれからも変えない」と語った。

大きなテーマに「挑戦」を掲げる。45戦無敗ながら、毎試合常に新たな技や、戦い方を研究。RISE伊藤代表は「毎回違うスタイルでとても器用だなと。今回もまた違う領域に行った感じ」と語った。芸能活動もボクシング挑戦も迷いはない。「覚悟は決まっている。まだキックをやりたいという気持ちはない」と話す那須川。残り2試合も新しいことにチャレンジし、相手もファンも驚く姿でリングに登場する。【松熊洋介】

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45連勝那須川天心、武尊戦へ「向こうもやりたいだろうし、盛り上がる」

那須川天心対鈴木真彦 3回、鈴木(左)にキックを放つ那須川天(撮影・江口和貴)

<RISE横浜大会>◇23日◇ぴあアリーナMM

無敗の神童は今回も強かった。那須川天心(23=TARGET/Cygames)が鈴木真彦(24=山口道場)に30-28、30-28、30-28の3-0判定で勝利し、デビューから45連勝を飾った。

来春のボクシング転向まで残り2戦。国内敵無しでも常に進化を続ける。ファンが待ち望むK-1王者、武尊との対決は果たして実現するのか--。

試合後の取材で、この重いテーマにも、神童は言及した。

残り2試合は「お世話になったので恩返しをしたい」と大みそかのRIZINと来年3月のRISEを予定している。

武尊との対決は「まだ決まってない。動きがないので、マジで分からないから何も言えない」と強調した。その上で「組まれるのであれば、向こうもやりたいだろうし、客観的に見て盛り上がる。状況が整えばやりたいなとは思っている」と前向きな気持ちも明かした【松熊洋介】

那須川天心対鈴木真彦 試合後、ポーズを決める那須川天(撮影・江口和貴)
那須川天心対鈴木真彦 1回、鈴木(右)にパンチを放つ那須川天(撮影・江口和貴)

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全日本3冠王者リー「こうなる運命だった」恩師・諏訪魔を下し2度目防衛

ジェイク・リーは諏訪魔を破り、ベルトを腰にガッツポーズ(撮影・足立雅史)

<全日本プロレス後楽園大会>◇21日◇後楽園ホール◇観衆478人

3冠ヘビー級王者のジェイク・リー(32)が、王道トーナメント覇者の諏訪魔(44)との力勝負を制し、2度目の防衛に成功した。「ようやく納得した形でベルトを巻くことができた」とホッとした表情を見せた。最後は意地のぶつかり合い。諏訪魔のラリアット3連発を浴びるも何とか返し、連続バックドロップからの、D4C(垂直落下式ブレーンバスター)でリングに沈めた。

もともとは6月にリーが挑戦者として対戦予定だったが、諏訪魔が新型コロナウイルスに感染。その後に王座返上となった。立場が変わり、ベルトを奪い返しに来た前王者をねじ伏せ、2人の戦いに終止符を打った。実はリーにとって諏訪魔は、全日本にスカウトしてもらった恩師でもある。それでもリーは「俺が全日本に来た時からこうなる運命だったんだ」と切り捨てた。

次の防衛戦は、この日、挑戦者決定戦に勝利した宮原と10月16日に対戦する。「今は俺の時代」と挑発されたが、「今の全日本プロレスは俺だ」と言い返した。「主役は1人でいい」と語る両者が、最高峰のベルトをかけ、真っ向からぶつかる。【松熊洋介】

ジェイク・リー(右)はロープ際で諏訪魔に強烈なキックを見舞う(撮影・足立雅史)
次期挑戦権を得た宮原(右)はリング上でジェイク・リーとにらみ合う(撮影・足立雅史)

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ノア清宮海斗、杉浦貴撃破し準決勝進出王手「武藤を倒してもう1度ここに」

プロレスリング・ノア 「N-1 VICTORY」で杉浦貴に勝利した清宮海斗は、試合後に雄叫びを上げる(撮影・松熊洋介)

<プロレスリング・ノア>◇20日◇ノア特設アリーナ◇無観客

リーグ戦突破が見えてきた。「N-1 VICTORY」Aブロックの清宮海斗(25)が杉浦貴(51)に逆転勝ちし、準決勝進出に王手をかけた。

杉浦の強烈なチョークで意識を失いかけたが、必殺技の五輪予選スラムだけは食らわなかった。「終わりだー」と持ち上げる杉浦の一瞬のスキを突き、回り込んでロープに跳ね返すと、戻ってきたところを丸め込み、後方回転エビ固めで3カウント。「ここを乗り越えたことは大きい」と興奮気味に話した。

ギリギリではあったが、19日に続いて、メインの試合で勝利し、マイクを握った。険しい表情は変わらなかったが、これまでの負けて「自分がよく分からない」と自暴自棄になっていた清宮とは別人だった。この日もいつもなら覇気がなく終わる場面も、粘り強さが戻り、ふらふらになりながらもカウント2で返した。

残る“敵”は武藤敬司。突破をかけた一騎打ちとなった。3月に武藤の持つGHCヘビー級のベルトに挑戦して敗れ、そこから苦悩の日々が始まった。「残すはあと1つ。武藤を倒してもう1度ここに立つ」。勝てば、完全復活となる3年ぶりの優勝が見えてくる。【松熊洋介】

プロレスリング・ノア 「N-1 VICTORY」で杉浦貴(左)にエルボーを浴びせる清宮海斗(撮影・松熊洋介)

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ぱんちゃん璃奈は「華があってメンタルも強い」小比類巻氏が強さ語る

百花(左)に勝利し勝ち名乗りを受けるぱんちゃん璃奈(撮影・滝沢徹郎)

元K-1王者の小比類巻貴之氏(43)が、19日に行われたRIZIN30大会でデビュー12連勝を飾った人気キックボクサーぱんちゃん璃奈(27=STRUGGLE)の強さを語った。

20日、日刊スポーツの取材に応じた小比類巻氏は「強い前蹴りや、細かい技もあって接近戦に強い。スパーリング慣れもしている。あの階級(46・5キロ)で身長も高いし、なんといっても気持ちが強い」と評価した。

19日の大会で、ぱんちゃんは百花と対戦し3-0で判定勝ち。KOできずに納得いかない表情を見せていたが、小比類巻氏は「百花選手が研究していたし、打たれ強かった。中に入ると彼女のリズムになってしまう。距離を取るとパンチで倒すのが難しかったのでは」。無敗の女王ながら、まだまだ伸びしろはあると考える。「相手に効くローキックではなかった。ダメージを負わせるような攻撃をしていかないと。(相手が)近づきたくないと思わせる技術も必要」と語った。

女子選手も指導したことがあるという小比類巻氏。女子の戦いの魅力を「男子に負けない我慢強さや気持ち」と話す。練習を見ていて「負けん気が違う。こっちが怖くなるくらい」と感じることもあるという。ぱんちゃんも大会前には「パワー、スピードは男子の方があるが、女子には負けられないという気持ちがある」と語っていた。

小比類巻氏はさらに「華があって、メンタルも強い。リングが似合っている」と付け加え、女王の今後に期待した。【松熊洋介】

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藤田和之「体全部が武器だ」齋藤彰俊に頭突き連発で連勝、賞金に目ギラギラ

プロレスリング・ノア 「N-1 VICTORY」で齋藤彰俊に勝利した藤田和之(撮影・松熊洋介)

<プロレスリング・ノア>◇19日◇ノア特設アリーナ◇無観客

16選手による「N-1 VICTORY」Dブロックの藤田和之(50)が、頭突きで齋藤彰俊を沈め、連勝で勝ち点4とした。

ロープをつかんでいるにもかかわらず攻め続ける齋藤に、怒りを感じていた藤田は終盤、頭突きを連発。30発以上を齋藤の額に打ち込んだ。ふらふらになりながら膝を突く齋藤に対し「まだだ」と体を起こし、さらに数発を追加した。「頭突きだけじゃない。俺は体全部が武器だ」と最後はフェイスロックで絞め上げた。

初出場ながら闘志を前面に出して連勝。大会前は「賞金が出ないとモチベーションが上がらない」と不満をさらけ出していたが、その後「いい賞金が出るらしい」と聞き、目の色が変わった。この日の勝利後も「全勝だよ全勝。相手とかは関係ない。だって賞金出るから。みんな目の色変えているよ。俺が1番手で絶対取る」と語り、悠々と引き揚げた。次戦は26日、同じ初出場の船木誠勝と対戦。ノアから賞金についての正式発表はないが、モチベーションの上がった藤田は、3連勝でリーグ突破を決める。【松熊洋介】

プロレスリング・ノア 「N-1 VICTORY」で齋藤彰俊に頭突きを食らわせる藤田和之(右)(撮影・松熊洋介)

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武藤敬司「ギリギリだった」苦しみながら初勝利 足4の字でギブアップ奪う

プロレスリング・ノア 「N-1 VICTORY」で征矢学に勝利した武藤敬司(撮影・松熊洋介)

<プロレスリング・ノア>◇19日◇ノア特設アリーナ◇無観客

「N-1 VICTORY」Aブロックの武藤敬司(58)が、征矢学から苦しみながらも初勝利を挙げ、1勝1分けの勝ち点3とした。爆弾を抱える膝を攻められ、終盤まで見せ場を作ることができなかった。15分を過ぎ、相手の足技を切り返すと、ドラゴンスクリュー、シャイニングウイザーと一気にたたみかけ、逆転。最後は得意の足4の字でギブアップを奪った。

今年12月には59歳になる武藤。12日のリーグ初戦は杉浦と30分を戦って引き分けた。技のキレは維持できても、体力には不安が残る。この日も征矢にあと1歩の所まで追い込まれ「ギリギリだった」とホッとした表情を見せた。「みんな条件一緒だけど、回復とかは他のレスラーよりも後手に回ると思う」と現実をしっかりと受け止める。

ただ「優勝しか狙っていない」とビッグマウスは健在。勝利した征矢には「脳みそまでうどの大木。パワーが付いてきた分、繊細さがなくなったのかな」。次戦(26日)に対決する清宮には「普通に考えて安(全)パイに変わりない」と堂々と語った。【松熊洋介】

プロレスリング・ノア 「N-1 VICTORY」で征矢学に足4の字固めを仕掛ける武藤敬司(奥)(撮影・松熊洋介)

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朝倉海3-0判定勝ち 兄・未来が苦杯のボンサイ柔術の絞め技を回避

1回、アラン“ヒロ”ヤマニハ(右)にパンチを見舞う朝倉(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN30>◇19日◇さいたまスーパーアリーナ

バンタム級トーナメント2回戦で朝倉海(27=トライフォース赤坂)がアラン"ヒロ"ヤマニハ(35=ボンサイ柔術)に3-0判定で勝利し、準決勝に進出した。圧勝とはならなかったが、終始攻め続け、打撃で上回った。

試合後、朝倉は首をひねり、ヤマニハは両手を挙げ、笑顔を見せた。KOできず納得のいかない戦いに朝倉は「判定でつまらない試合をして申し訳なかった」と語った。序盤から左右のパンチがボディや顔面にヒットするも、ひるむことなく前に出てくるヤマニハに苦戦した。

6月の大会で兄・未来がクレベルに一本負けするなど、ボンサイ柔術の強さが際立った。「狙ってくるところは分かっている。過去の映像も全部研究した」と十分な対策で臨んだ。コーナーに追い詰められ、絞め技に持ち込まれそうにもなったが、何とか回避し、判定での勝利をつかんだ。

5月に元K-1王者の魔裟斗と対談し、ランニングや階段ダッシュ、縄跳びなどを取り入れた。「(6月の)1回戦ではそんなに効果がなかったけど、どんどん成長している」と最高の体を作り上げた。管理栄養士が毎日作る食事で、体調にも不安がなかった。

試合の日にはRIZINがツイッターでトレンド入りすることも多いが「まだまだ盛り上げたい。他の選手ももっと盛り上げて欲しい」と話す。大会前にはユーチューブで自分が出場するトーナメントの勝敗を予想。「あくまで僕の予想なので」と言いつつも、4試合すべてを“解説”した。

大みそか大会は準決勝、決勝の2試合が一気に行われる。優勝後には昨年12月に敗れた現バンタム級王者の堀口恭司(30)との再戦や、世界挑戦が見えてくる。海外で調整を続ける堀口は今月、米ベラトール参戦を表明した。「自分もいずれは戦うこともあると思う。絶対にこのトーナメント優勝するので、もっと強くなって(大みそかに)戻ってくる」。海外挑戦を目標とする朝倉にとってはまだまだ通過点。今度は2試合圧勝で頂点に立ち、21年を締めくくる。【松熊洋介】

アラン“ヒロ”ヤマニハ(左)に判定勝ちした朝倉(撮影・滝沢徹郎)
1回、アラン“ヒロ”ヤマニハ(右)に蹴りを見舞う朝倉(撮影・滝沢徹郎)

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ぱんちゃん璃奈デビュー12連勝「倒せず申し訳ない」判定勝ちに悔しさ

百花(左)に勝利し勝ち名乗りを受けるぱんちゃん璃奈(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN30>◇19日◇さいたまスーパーアリーナ

第1試合に登場した、人気キックボクサーのぱんちゃん璃奈(27=STRUGGLE)が、19年2月のプロデビューから12連勝を飾った。RIZIN初となる女子キックボクシングの試合で百花(28=魁塾)と対戦し、30-28、30-28、30-29の判定3-0で勝利した。

お互いに1歩も引かず、9分間打ち合った。中に入ろうとする百花に対し、ぱんちゃんは前蹴り、ローキックを多用し、その後のパンチを的確に当てていった。

あこがれだったRIZINのリングにようやく立った。これまでは「勝つことが次につながる」と考えていたが、今回は「勝つだけじゃうれしくないので、倒しにいく。1%でも可能性があるなら、自分の力で引き当ていくという気持ち」とKO勝ちを宣言していた。言葉通りにはいかず「期待して見てくださった方もいる中、倒せず申し訳ない。また出直して来ます」と試合後は悔しさをにじませた。

出場決定後の8月に新型コロナウイルスのワクチン接種の副反応で唇が腫れるなどして、練習ができない時期もあったが、強さは変わらなかった。「女子キックは必要ない」といった声も耳にするという中「魅力を伝えたい」と臨み、しっかりと結果で応えた。

【松熊洋介】

試合後、マイクパフォーマンスするぱんちゃん璃奈(撮影・滝沢徹郎)

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USヘビー王者棚橋弘至 20度目G1「世代超えたライバル」オカダと初戦

棚橋弘至(2021年5月24日撮影)

新日本プロレスG1クライマックス31で、19日に初戦を迎えるIWGP USヘビー級王者の棚橋弘至(44)は、最大のライバルであるオカダ・カズチカと激突。いきなり優勝候補同士の対決に注目が集まる。

棚橋は06年にIWGPヘビー級初戴冠。その後11年からは11度、12年からは6度の防衛をしてきたが、いずれもオカダに止められた。世代交代を感じたが「頼もしい存在。11歳違うので世代を超えたライバル」と実力を認め、切磋琢磨(せっさたくま)してきた。「絶対王者だし、ベルトを巻いていないオカダがどう舞い戻ってくるか」と同組のライバルを分析した。

02年から20年連続20度目の出場。もはや常連の域を超えているベテランが3年ぶり4度目の優勝を狙う。満身創痍(そうい)の中、連続出場を続けられるのは、自己管理のたまもの。5月からの100日間ダイエットは10月下旬まで50日延長となったが、想定内。G1を戦いながら、来月21日の優勝決定戦に向けてベストな体に仕上げる。もともと太る体質で、40代になってから体調や食事管理を心がけた。19年には4年ぶりのIWGPヘビー級王者に返り咲き、今年1月にNEVER無差別級王座を戴冠、8月にUSヘビー級王者に輝くなど好調を維持している。

心身ともに充実している棚橋は、9月4日の初防衛の相手に誤嚥(ごえん)性肺炎で欠場していた飯伏を指名した。飯伏の復活した姿をファンに印象づけ、自身も強さを見せつけて完勝。試合後は「飯伏、お帰り」と自分のことよりも先に、復帰した飯伏に言葉をかける器の大きさも見せた。

棚橋は優勝後の来年1月東京ドーム大会まで見据える。「G1から来年の東京ドームまで、ぜひ棚橋目線で見ていった方がいいと思う。コロナ禍を乗り越えてチャンピオンにたどり着く物語をお見せする」。有言実行となるか。棚橋の20回目のG1がスタートする。【松熊洋介】

2018年5月4日 IWGPヘビー級選手権試合 レインメーカーで挑戦者棚橋弘至(右)を沈め12度目の防衛に成功したオカダ・カズチカ
2016年8月12日 G1クライマックス26 Aブロック 時間切れで引き分けとなり倒れ込むオカダ・カズチカ(左)と棚橋弘至

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百花「勝てば全て奪える」無敗女王ぱんちゃん璃奈倒し女子キック界最強証明

RIZIN30大会の前日計量をクリアした百花(RIZIN FF提供)

19日に行われるRIZIN30大会(さいたまスーパーアリーナ)で、バンタム級トーナメント2回戦に出場する百花(28=魁塾)は、無敗の女王を倒して、女子キック界最強の称号を手にする。

中2でキックボクシングを始め、10年にプロデビューして現在40戦20勝17敗3分。対戦する11戦全勝のぱんちゃん璃奈(27=STRUGGLE)について「相手が有名で自分が勝てばすべて奪える。ありがとうという気持ちと食ってやろうという気持ちがある」。経験の差を生かし、勝利を狙う。

8月の会見では「インパクトのある試合をして名を覚えていただきたい」と控えめだったが、今月17日の前々日インタビューでは「気持ちだけは誰にも負けない自信がある。ガンガン前に出ていきたい」と気合十分。強烈な打撃が持ち味のぱんちゃんに「パンチとか全く怖くないので、全然打ってもらって構わないし、打ち合いする気も十分あるので、全く気にならない」と真っ向勝負で挑む。

RIZINでは女子初となるキックボクシングの試合。広めたい思いはぱんちゃんと同じだ。「キックは要らない、という声もあるが、ぱんちゃんもやる気を出すと思うし、格闘技っぽい試合をして、みなさんに女子キックの面白さを知ってもらいたい」。身長150センチの「浪速のいてまえクイーン」が、熱い気持ちを前面に出し、大きな勝利を手にする。【松熊洋介】

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RIZIN井上直樹 今後の海外再挑戦へ「差を見せつける」静かに闘志

RIZIN30大会の前日計量をクリアした井上直樹(RIZIN FF提供)

19日に行われるRIZIN30大会(さいたまスーパーアリーナ)で、バンタム級トーナメント2回戦に出場する井上直樹(24=セラ・ロンゴ・ファイトチーム)は、今回もKO、一本勝ちにこだわる。

6月の1回戦では、石渡と対戦。最初に相手の右フックで膝を突いたが、その後に右ストレートで逆襲。最後はサッカーボールキックを見舞い、1回TKO勝ちした。優勝候補の呼び声も高い井上は、今回も「差を見せつける」と静かに闘志を燃やす。

激しいパフォーマンスとは違い、普段は至って温厚。7月の会見では対戦する金太郎(28=パンクラス大阪稲垣組)から挑発を受けたが「すごい戦闘態勢に入ってるなと。怒りというか、普通に『来るならやってやろうかな』みたいな感じ」と冷静に対応。「自分の好きなようにやっていければ」と全く気にしない。

昨年からUFCなどで活躍した水垣偉弥氏とパーソナルトレーニングを行う。「ストライカーで、タックルとかスクランブルも強いので、いろいろ取り入れている。身体も大きくなっているなと、見た目でわかるようになってきた」と手応えを口にする。打撃や蹴りが注目されるが、レスリングの技術も出稽古などでしっかり学んだ。

小1の時に母親から「何かやりなさい」と言われて空手を始めた井上は、15年にプロデビューを果たすと、17年に日本人最年少となる19歳でUFCと契約。約2年間海外で修行を積んだ。空手を一緒に始めた姉・魅津希も現在、キックボクサーとしてUFCにも参戦し、勝利を挙げている。

RIZINでは4戦負けなしで一本勝ち、KOで3勝と勢いは止まらない。いずれは海外への再挑戦も視野に入れる。堀口のベラトール参戦に「日本人から海外に行く選手が増えるのはすごくうれしい。機会があればやってみたいし、ベラトールに行くのもありかな」と語る。「バンタム級トーナメントも海外挑戦のためにやっている」。終始落ち着いた表情の井上は、リング上で激しいファイターとなって優勝まで駆け上がる。【松熊洋介】

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清宮海斗が征矢学に勝利「やっと前に進めた気がする」完全復活の兆し

プロレスリング・ノア 「N-1 VICTORY」初戦で征矢学に勝利した清宮海斗(左)(撮影・松熊洋介)

<プロレスリング・ノア>◇18日◇ノア特設アリーナ◇無観客

清宮海斗(25)が完全復活の兆しを見せた。16選手による「N-1 VICTORY」Aブロックで征矢学に勝利し、勝ち点2を獲得。序盤から征矢の連続攻撃に防戦一方だったが、何度もピンチをしのぎ、チャンスを待った。20分を超え、強烈なフェイスロックで流れをつかむと、最後はタイガースープレックスホールドで粘る征矢を沈めた。

悩み続けた男が、覚悟を持って臨んだN-1で生まれ変わった姿を見せた。勝利後両手を広げ、雄たけびをあげた。「やっと、やっと前に進めた気がする」。序盤場外で倒れ込み、リングに戻って来られず、征矢に引き揚げられる屈辱も味わったが、最後までギブアップせず、大きな声で自分を鼓舞し続けた。

3月にGHCヘビー級選手権で武藤に敗れ、自分を見失ってから半年。苦悩の日々が続き、あっさり3カウントを奪われるシーンも。敗戦後には「どうしたらいいんだ」と自暴自棄にもなっていた。今月3日の横浜大会でNOSAWA論外からギブアップを奪い、光が見えた。「自分で勝手に迷い込んでいるだけかもしれない。先に進みたいし、やりたいことがある」。N-1優勝に向け、立ち上がった。

ピンク色の髪を黒に変え気合を入れた。体も引き締まり、何度も立ち向かってくる征矢に8度のかち上げを浴びせるなど、力強さが戻った。次戦は21日杉浦戦。その後は武藤との対決も控える。「まだ初戦。2人を倒して、たまっていたものを動かしていく」。完全復活へ“ニュー清宮”が勢いを加速する。【松熊洋介】

プロレスリング・ノア 「N-1 VICTORY」初戦で征矢学をフェイスロックで絞め上げる清宮海斗(奥)(撮影・松熊洋介)

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IWGPヘビー級王者鷹木信悟、復活のG1制覇でベルトの価値高める

5日、EVILを破り2度目の防衛を果たしたIWGP世界ヘビー級王者鷹木信悟

18日から始まる新日本プロレスG1クライマックス31で、AブロックのIWGP世界ヘビー級王者鷹木信悟(38)は、飯伏幸太、内藤哲也の「昭和57年会」2人との争いを制し、武藤敬司、佐々木健介以来3人目となる、ヘビー級王者での制覇を狙う。

同学年のライバルには負けたくない。7月東京ドーム大会の初防衛戦で対決するはずだった飯伏は、今月4日の棚橋戦で誤嚥(ごえん)性肺炎から2カ月ぶりに復帰。G1連覇中だけに警戒しながらも「3連覇させるわけにはいかないし、立場が違う」と王者の貫禄を見せつけるつもりだ。18年に新日本に誘ってくれた同ユニットの内藤には「2年前にG1で負けているので、五分にするにはリベンジしないといけない」と意気込んだ。

Aブロックを制し、決勝で対戦したい選手を聞かれると、SANADAの名を挙げた。「棚橋、オカダもいるが、眠れる獅子みたいで面白い」と語る。Bブロックには5日メットライフドーム大会で勝利したEVILもいるが「アウトオブ眼中だよ」と全く相手にしていない。

いずれは世界での戦いも見据える。ベルトの価値を高めるためにも負けられない。5月に首のけがでIWGP世界ヘビー級のベルトを返上したオスプレイが、8月の米国大会に突如現れ、複製と思われるベルトを掲げた。今大会は不参加だが鷹木は「鷹木のベルトが本物だと言わせるにはG1で優勝するしかない」と、王者に君臨し続け、いずれはオスプレイとの対戦も視野に入れる。

好調が続いていた8月に新型コロナウイルスに感染。復帰戦となった今月5日のメットライフドーム大会では、EVILを破り2度目の防衛に成功したが「本当の意味で大復活するには優勝しないといけない。身体作り、心作りをしていく」。決勝は10月21日、日本武道館。約1か月の戦いを制し、完全復活を証明する。【松熊洋介】

◆G1クライマックス 91年から始まった、新日本のヘビー級選手によるシングルのリーグ戦。これまでは夏に開催されていたが、新型コロナウイルスの影響で、昨年と今年は秋開催となった。20選手がA、B2つのブロックに分かれ、総当たりのリーグ戦を行い、1位同士が10月21日(日本武道館)で決勝を戦う。

昨年のG1クライマックスを制し蝶野正洋(左)と写真に納まる飯伏幸太

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67歳藤波辰爾、23年ぶりシングル戴冠「50周年にビッグなプレゼント」

藤波辰爾はTAMURAを破り2冠王者に輝いた(撮影・柴田隆二)

<プロレスリング・ヒートアップ川崎大会>◇17日◇とどろきアリーナ

67歳の藤波辰爾が、98年の新日本IWGPヘビー級以来となるシングルのベルトを手にした。ヒートアップの「ユニバーサル&PWLWORLDCHANPIONSHIP」2冠王者のTAMURAからコブラツイストでギブアップを奪い、タイトルを奪取した。勝利後、帰ろうとするTAMURAを呼び止め「(デビュー)50周年の年にこんなビッグなプレゼントがあるとは。若いころを思い出させてくれてありがとう」と感謝の言葉を伝えた。

15分を戦い抜き、疲れ切った67歳には、久しぶりの2冠ベルトを抱え上げるのも一苦労だった。息子でプロレスラーのLEONAから腰に巻かれ、もう1つを肩にかけたが、わずか数分ほどで下ろす場面も。「本当に重かったんだよ」と苦笑いした。

23年ぶりのシングル戴冠。シングルタイトルマッチへの挑戦も、01年の全日本3冠ヘビー級王座戦で武藤敬司に敗れて以来20年ぶりだった。近年はタッグでの試合が多く「シングルマッチに少し(気持ちが)引いた部分があった」という中で、TAMURAの挑戦を受けた。「ベルトは重いもの。簡単には答えられない」といったんは保留したが、その後快諾。「50年経っても飽きないんだな」と貪欲にベルトを追い求めた。

闘志みなぎるTAMURAの姿を見て、88年にIWGPヘビー級王者として、アントニオ猪木氏の挑戦を受け、引き分けた試合を思い出した。「あの時とは立場が逆だが、捨て身で向かってきた猪木さんのシーンが浮かんだ」。右足を集中して攻められ、劣勢の展開が続いたが、すべて受け止め、立ち上がった。バックブリーカーでTAMURAの腰を破壊し、ドラゴンスクリュー、ドラゴンスリーパーなど得意技を次々と決め、勝利をつかんだ。

「彼がチャンスをくれた。これからも期待に応えないと。このベルトに色を付けて恩返ししたい」と次なる防衛にも意欲を見せた。5月にデビュー50周年を迎え、今月14日にはプロレス殿堂入りを果たした藤波。久しぶりのシングルのベルトを腰に巻き、来月末から始まる50周年ツアーに向かう。【松熊洋介】

藤波辰爾はTAMURAを破り2冠王者に輝いた(撮影・柴田隆二)
藤波辰爾(左)はTAMURAにドラゴンスリーパーを決める(撮影・柴田隆二)
藤波辰爾(下)はTAMURAに雪崩式ドラゴンスクリューを決める(撮影・柴田隆二)
藤波辰爾(左)はTAMURAにコブラツイストを決める(撮影・柴田隆二)

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ヨシタツが礼夢粉砕、母今井絵理子氏にミニスカTバックでディーバ就任要求

ヨシタツ(左)にエルボーを決める礼夢(撮影・柴田隆二)

<プロレスリング・ヒートアップ川崎大会>◇17日◇とどろきアリーナ

元SPEEDの今井絵理子参院議員(37)がディーバになるかもしれない。

全日本プロレスのヨシタツ(44)が、今井氏の息子で、昨年12月にプロデビューした礼夢(16)とのシングルマッチで勝利。勝った時の条件「母のヨシタツキングダム入り」と「ディーバになること」を改めて要求した。

勝利後、マイクを取ったヨシタツは、会場に姿を見せなかった今井氏に届くように「夜、ツイッターのアカウントを使って自分にお返事をお聞かせ下さい。もう既に礼夢はディーバにサインしています。後は今井先生のお返事待ちです」と叫び、会場を後にした。

礼夢のあこがれるWWEに所属していたヨシタツ。「日本でやるのは初めて」という当時の紅白の顔で登場し、思いに応えた。身長差約20センチ、体重差約30キロ、28歳年下の礼夢にも容赦しない。「もっと来いよ」とエルボーを軽く受け止め、強烈な蹴りや、ボディスラムで優位に立った。楽勝かと思いきや、最後の逆エビ固めを返され、とっさに必殺の絞め技、ヨシタツファンタジーを出す羽目になった。「正直言って思っていたよりもやるなと。若手にはいつも逆エビ固めで終わらせるが、仕留められなかった。張り手もすごく効いた」と力を認めた。

7月に礼夢からオファーを受けたヨシタツは「普通に戦っても面白くない」とし、すでに調印式などで条件を提示してきた。「僕が勝ったら母の今井絵理子参院議員にヨシタツキングダム入りしてもらい、ディーバになってもらう」と要求。「ヨシタツが考えた今井絵理子先生」というディーバのイラストも披露している。チェックのミニスカートの下はTバックを想定し、礼夢を困惑させていた。今井氏からサインは得られていないが「試合まで待って下さい」との言葉をもらっている。この日勝利したことで「俺と男性SPEEDファンは信じていますので、お返事お待ちしています」としつこくオファーした。

果たしてオジサンたちの夢はかなうのか。「肩書も考えないといけないな」と胸躍らせながら今井氏の回答を待っている。【松熊洋介】

◆ディーバ 日本のプロレス界では、「セクシーな衣装を着た女性のセコンド」などの意味で用いられることが多い。試合に介入することもある。現在は、新日本プロレスのタイチのディーバ、あべみほが有名。

ヨシタツに敗れ、セコンドの肩を借りて引き揚げる礼夢(撮影・柴田隆二)
ヨシタツの逆エビ固めに苦悶の表情を浮かべながら耐える礼夢(撮影・柴田隆二)
ヨシタツファンタジーにたまらずギブアップの礼夢(撮影・柴田隆二)
ヨシタツが描いた今井絵理子参院議員のディーバ姿(撮影・松熊洋介)

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無敗の女王ぱんちゃん璃奈 19日RIZIN初登場「100%を出すだけ」

ぱんちゃん璃奈(2021年5月22日撮影)

人気キックボクサーのぱんちゃん璃奈(27=STRUGGLE)は、ようやくたどり着いた最高峰の舞台で女子キックボクシングの魅力を体現する。19日に行われるRIZIN30大会(さいたまスーパーアリーナ)に初出場。19年2月のプロデビューから11連勝の無敗の女王は、昨年から「格闘技界の1番」だというRIZINのリングに立ちたいと思うようになった。

初となる女子キックボクシングの試合では、内容にもこだわる。「パワー、スピードは男子の方があるが、女子には負けられない気持ちがある。昨年焦って出なくて良かった。さらに実力を付けて、今この場に立っている」。対戦するのは10年にプロデビューし、すでに40戦を戦っている百花(28=魁塾)。「自分より4倍も経験しているが、100%を出すだけ」と自分を信じ、最高の戦いをRIZINファンに届ける。

女子キック界を引っ張るぱんちゃんは、自分が頑張ることで「女子選手がもっと気合が入ると思うし、私を倒したいという人が出てくる」とレベルアップを期待する。さらに「勝って『また見たい』と言われたら出るつもり」と今後の出場も示唆した。その理由の1つに、RISEで活躍する寺山日葵との対戦を見据える。寺山は12日の大会で実力者小林愛三相手に判定勝ちを収めた。ぱんちゃんは「(戦って欲しいと)1番声が上がっている。中立した立場のRIZINの舞台で戦いたい」と語った。

女子格闘技の発展は、以前から力を入れてきたRIZIN榊原CEOの願いでもある。若い選手も力を付けてきているが、コロナ禍で海外選手との戦いが実現しない中、相手探しに苦労しながらも試合を組んできた。「ぱんちゃんの相手もかなり苦労した。総合格闘技の試合の中で、迫力のある異彩を放つことができるか」と期待をかける。

ぱんちゃんは、先月新型コロナウイルスのワクチンの副反応で顔が腫れるなどの不運に見舞われた。8月中は練習に集中できず不安もあったが「サイズは日に日に成長している。見せかけの筋肉じゃない。相手をビビらせるぐらい頑張る」と逆境を跳ね返す。

無敗の女王ながら、実は「我慢強くない」という。それでも「負けず嫌いなら誰でもできる」。手足も長く、モデルのような立ち居振る舞いで、人気も高い最強ファイターが、RIZINファンに強さと美しさを披露する。【松熊洋介】

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