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八重樫東氏引退グッズ、井上とのスパーをポスター化

八重樫氏の引退記念グッズとして発売されたポスター(大橋ジム提供)

9月に引退を発表した元世界3階級王者・八重樫東氏(37)の引退記念グッズが大橋ジムから発売となった。

同門のWBA、IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(27=大橋)と現役最後に本気で激突した「引退スパーリング」をポスターとTシャツ化。ポスターは、ボクシング好きで知られ、熊本県「くまモン」の生みの親である水野学氏(gooddesigncompany代表)がデザインを手がけ、サイズはB1変形(縦1030ミリ×横583ミリ)。シルクプリントで仕上げられた豪華版となっている。

2人の直筆サイン入りは限定30枚で、送料込みで10万円(税別)。通常版は、1万円となっている。

Tシャツは、引退記念ポスターをモチーフに、スタイリストの伊賀大介氏がプロデュースを担当。アメリカ製のボディーを使用し、色は白と黒の2種類で、送料込みで5000円(税別)となっている。

激しい打ち合いから「激闘王」の異名を取った八重樫氏は、引退後、大橋ジムでトレーナーを務め、後進の指導にあたっている。自身のツイッターで「引退グッズ」をPRすると、10月31日(11月1日)に米ラスベガスで防衛戦を控えている井上も、「魂込めてサインしました」と反応していた。

商品や購入方法などの詳細は、大橋ジムホームページ、https://www.ohashi-gym.com/shop_yaegashi/から。

自身の引退記念Tシャツを着る八重樫氏(右)と井上(大橋ジム提供)

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大関正代が週明け本格始動、恩返しの熊本行脚終え

熊本県庁を訪問しくまモンの歓迎を受ける大関正代(中央)。左は蒲島知事(撮影・実藤健一)

大関正代(28=時津風)が、11月場所(11月8日初日・両国国技館)に向け、週明けの12日から本格的に始動する。熊本に帰郷中の新大関は9日、熊本県庁を訪問。蒲島郁夫知事、くまモンに迎えられた。

蒲島知事は「私が大ファンだった栃光関以来、(熊本出身者で)58年ぶりの大関昇進おめでとうございます。熊本は地震、水害、コロナと3つの苦難に直面しています。正代関の正面から向かう相撲に県民は勇気づけられています。県民の大きな光、希望になった」。その言葉に正代は「県民に少しでも元気を届けることができてうれしく思います」と応じた。

新型コロナウイルスの影響があり、極秘での御礼まわりを望んでいた大関だが、さすがに地元の熊本では、そうはいかなかった。「大変です。疲れましたよ」ともらしつつ、「これまでも何回も帰ってきたけど、こんなに注目されることはなかった。地元の応援は力になります」と言った。

「恩返し」行脚を終えて10日に東京の部屋へ戻る。出稽古も解禁となるが「予定はまったくたっていない」と正代。秋場所を全休し、進退がかかる両横綱の動向が注目される。立ち合い、胸から当たる正代は横綱から常に稽古相手として指名される。「横綱はどうなんですかね。分からない」と話すが、連続優勝を狙う11月場所へ力を試す思いは強い。

「新大関としての存在感を示して、期待に応えられるよう精進していきます」。浮かれ気分は完全に消した。さらに上、横綱を目指す戦いへ、正代は故郷の熊本でたっぷりエネルギーを蓄えた。【実藤健一】

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「正代=ネガティブ力士」に本人の見解は…/連載

9月30日、大関昇進の伝達を受けて部屋の木札を「大関」に替える正代(代表撮影)

<くまモン大関 正代直也:第3回>

正代(28=時津風)が大関昇進を果たした。熊本出身では58年ぶりとなる新大関の素顔とは? 日刊スポーツでは「くまモン大関 正代直也」と題し3回連載する。

  ◇   ◇   ◇

大関正代(28=時津風)はこれまで、「ネガティブ」が代名詞だった。

15年7月、新十両昇進の記者会見でのこと。対戦したい力士を聞かれると「全然ない。できればみんな当たりたくない」と言い、時津風親方(元前頭時津海)から「バカじゃないの?」と突っ込まれた。この場面が映像などでも繰り返し報じられ、自然に「ネガティブ」が浸透していった。

今年1月20日の朝稽古後、「当時、ネガティブが話題になり、あれからどう変わったのか?」という問いに、正代はこう答えた。

「根本的に変わっていません。もう何回も説明しているんですが、やっと(十両に)上がれることが確定して、当面は相撲のことは考えたくない時に会見があった。単にその時の気分なんです。オフな感じだったんです。ネガティブというより、中立な感じ。オンの時だったとしても、戦いたい人の名前は浮かばなかったと思います」

取り繕わないタイプなのかもしれない。別の受け答えをしておけば、「正代=ネガティブ」にはならなかったのかもしれないが「あれで良かったと思います。知名度も上がりましたから」とポジティブに言う。これが、正代を有名にした会見の真相だ。

秋場所で優勝した翌日、正代は今後について口にした。「そこまで性格は変わっていないと思うけど、あまり口にしなかった部分もあったので、なるべく口にしていこうと思います」。

多くを語らない伝統的な力士像とは少し異なる。飾ることない、正直な大関が誕生した。【佐々木一郎】(おわり)

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正代変わらぬ腰高「当時から貫いていた」恩師/連載

秋場所千秋楽で仕切りする正代(2020年9月27日)

<くまモン大関 正代直也:第2回>

正代(28=時津風)が大関昇進を果たした。熊本出身では58年ぶりとなる新大関の素顔とは? 日刊スポーツでは「くまモン大関 正代直也」と題し3回連載。2回目は東農大相撲部の安井和男監督(62)。

  ◇   ◇   ◇

自分を貫いた先に、大関正代が誕生した。東農大相撲部の安井監督は「当時から自分のスタイルを持ち、貫いていました」と正代について振り返る。もろ差しのうまさや、体の柔らかさ。安井監督の目からは「素晴らしい資質を持っていた」と映った。そんな正代が入学当初から言われ続けるも、変わらなかったのが腰の高さだった。

安井監督 とにかく握り拳1個分でいいから、腰を縦に下げていこうと言った。十数センチだけでもいいから。そしたら学生横綱になれるよって。そう言ったんだけどね。

教え通りに腰を下げなかった正代。しかし、2年時に学生横綱に輝いた。以降も、ことあるごとに「拳1個分」の指導を受けたが不変だった。安井監督は「決して反抗しているわけではない。自分のスタイルがあって、それが合っていたのでしょう」と分析。腰高が原因で負けることもあった。それでも、安井監督は見守った。「学生横綱になれる力があるわけだから。それ以上は言いませんでしたよ」と振り返る。

角界に入っても、正代は正代のままだ。周囲から腰高について苦言を呈されても崩さず、大関にまで昇進。「これが自分の相撲。今すぐ改善はできない。前に出る力を磨いていくだけ」と正代。一般的に弱みと言われる腰高を、貫いた信念で強みに変えた新大関。2度目の賜杯、そしてもう1つ上の地位へ、これからも貫き通す。【佐々木隆史】

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正代の幼少期は大食 母乳飲み尽くして泣いた/連載

大関昇進の伝達を受け、父・巌さん(左)、母・理恵さん(右)と写真撮影する正代(代表撮影)

<くまモン大関 正代直也:第1回>

正代が大関昇進を果たした。熊本出身では58年ぶりとなる新大関の素顔とは? 日刊スポーツでは「くまモン大関 正代直也」と題し3回連載。1回目は母の理恵さん(56)に幼少期からの歩みを聞いた。

  ◇   ◇   ◇

大関昇進伝達式には正代の両親も同席した。父巌さん(60)は「ドキドキは今まで以上です」。母の理恵さんも「こういう場にいるのが夢のよう」と初優勝と大関を一気にかなえた喜びに、ともに浸った。

幼少期の正代は「ビッグベビー」だった。3500グラムで生まれ、そこからすくすくと成長した。母理恵さんは「母乳が足りなかった」と振り返る。片方のお乳を飲み尽くし、もう一方を完飲しても足りずに泣きやまない。離乳食も早く、食べて成長して生後11カ月で歩き回った。祖母の正代正代(まさよ)さん(91)が作る煮物が大好物で、1歳で1升の餅を担いだ。強い足腰の土台は食だった。

母は「小さい時は素直でおとなしい、人の言うことを聞く子どもでした」。恵まれた体格を誇りながら、闘争心がない。理恵さんは「(家で稽古は)ないない、全くない。相撲にまじめじゃなかったんです」。家でゴロゴロしながら、アニメを見るのが至福だった。東農大1年時には「もう帰りたい」と泣き言を言ったという。「大学の相撲部は1年生がやはりきついらしいです。2年になってからは何も言わなくなりました」と理恵さんは振り返る。

争うことが嫌いな少年が究極の競争社会、相撲界でもまれて強くなった。この日、母の理恵さんは「すごい優しい、気遣ってくれる息子です。偉業を成し遂げたんだと、しみじみ感じます」。心も体も大きく成長した姿を信じられないようにながめていた。【今村健人、実藤健一】

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大関昇進の正代「至誠一貫」輪島以来の本名横綱挑戦

大関昇進の伝達を受ける正代(中央)。右は枝川親方(代表撮影)

大関正代が誕生した。日本相撲協会は9月30日、11月場所(11月8日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を開催し、秋場所で初優勝した関脇正代(28=時津風)の大関昇進を満場一致で決めた。伝達式で正代は「至誠一貫の精神で相撲道にまい進してまいります」と口上を述べた。大横綱双葉山が創設した時津風部屋から57年ぶり、熊本出身では58年ぶりの新大関が、次は横綱を目指す。

   ◇   ◇   ◇

和やかな伝達式だった。熊本から両親が駆けつけ、急病の師匠・時津風親方(元前頭時津海)の代行を枝川親方(元前頭蒼樹山)が務めた。会見を終えた正代は「足、足が…」。緊張も重なり、しびれた足にもん絶した。

予告していた口上に入れる四字熟語は「至誠一貫」だった。中国の儒学者、孟子の言葉で「最後まで誠意を貫き通す」などの意。部屋の後援会「木鶏会」関係者が提案。正代は「調べたらいい意味だったんで、使わせて下さいと言いました」と話し、「こうありたいと思ったからです。相撲道に誠実で、貫き通す思いで決めました」と明かした。夜遅くまで練習し「かまずに言えたんで、まずまずです」と合格点を与えた。

先々代師匠で元理事長、元大関豊山の内田勝男氏(83)も新潟から駆けつけた。「立派に成長した。(至誠一貫は)道場の精神を感じ取ってくれていると思う」。内田氏が退職後、弟子の暴行死があった。部屋の不祥事を憂いていただけに喜びを隠せず、うれしそうに正代と記念写真も撮った。正代は「時津風部屋の看板を汚さないよう必死に頑張ります」と誓った。

5人目の本名大関。その上、本名横綱は輪島しかいない。3大関で迎える来場所は、横綱への戦いの火ぶたが切られる。正代は「大関で存在感を示してから」と慎重ながら「今まで以上に頑張らないといけない」と気合を入れた。今、最もやりたいことを「目覚ましをかけず、ゆっくり寝たい」とらしい答え。地元で人気のくまモンのような「ゆるキャラ」も魅力の新大関が、角界の新たな看板を担う。【実藤健一】

◆正代直也(しょうだい・なおや)1991年(平3)11月5日、熊本県宇土市生まれ。小学1年から相撲を始め、熊本農3年時に国体優勝。東農大に進み、2年時に学生横綱も卒業を優先してプロ入りせず、14年春場所に前相撲で初土俵。序ノ口、幕下、十両で優勝し16年初場所新入幕。184センチ、170キロ。得意は右四つ、寄り。

◆四字熟語を使った大関昇進時の口上 初代貴ノ花、北の湖、千代の富士、今年の朝乃山は「一生懸命」というシンプルな四字熟語を入れてきた。難解な四字熟語の代表例は、貴花田の「不撓不屈(ふとうふくつ)」や貴ノ浪の「勇往邁進(まいしん)」、琴奨菊は「万理一空」。四字熟語ではないが、近年では11年九州場所後に稀勢の里が「大関の名を汚さぬよう、精進します」と簡潔に述べた。

◆正代の大関昇進関連の記録 28歳10カ月での昇進は年6場所制となった58年以降の初土俵では7位の年長。時津風部屋の大関は63年春場所の豊山以来57年ぶり。学生相撲出身では今年3月の朝乃山以来9人目。平成生まれでは5人目。直近3場所32勝での昇進となり、平成以降で33勝未満の昇進はいずれも同数の32勝で千代大海、稀勢の里、豪栄道、朝乃山に次いで5人目。

大関昇進の伝達を受け部屋の木札を「大関」に替える正代(代表撮影)

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くまモン訪れ祝福 正代「恩を返していきたい」

正代の大関昇進を祝う、地元・熊本県のPRキャラクター「くまモン」(中央)と村井浩一熊本県東京事務所長(右)

大相撲の正代(28=時津風)が大関昇進を果たした30日、故郷である熊本県のキャラクター「くまモン」が都内の時津風部屋を訪問して正代を祝福した。

同県出身では初めての優勝、大関昇進も栃光以来58年ぶりの偉業だった。この日行われた大関昇進伝達式の後に、村井浩一熊本県東京事務所長とくまモンが時津風部屋に来訪。村井所長は熊本県の蒲島郁夫知事が寄せたメッセージを代読し「決して諦めることなく戦う正代関の姿は、熊本地震、新型コロナウイルス感染症、令和2年7月豪雨災害という3つの困難に立ち向かう熊本の姿に重なるもので、全ての県民に感動と勇気を与えて下さいました」と感謝の言葉を述べた。お祝いの品として、地元の日本酒や馬肉を差し入れとして贈呈したという。

地元から祝福を受けた正代は「地元の方々にたくさん応援していただいているので、これからも活躍で恩を返していきたい」と、今後の活躍に向けて意気込んだ。くまモンと会うのは3、4回目とのこと。大関として再会したが、前回との違いは「特にありません」と苦笑交じりに答え、くまモンが不満顔で“抗議”する和やかな場面もあった。

正代の大関昇進を祝う、地元・熊本県のPRキャラクター「くまモン」(中央)と村井浩一熊本県東京事務所長(右)

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くまモンも正代初Vに歓喜「感動したモーーーン!」

初優勝を決め、賜杯を手に笑顔を見せる正代(代表撮影)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇27日◇東京・両国国技館

熊本出身力士として初優勝を飾った関脇正代(28=時津風)の地元・宇土市民体育館では27日、パブリック・ビューイング(PV)が行われ、見守った約250人が喜びを爆発させた。16年の熊本地震、今夏の甚大な豪雨災害からの復興を目指す地元へ、勇気を与える優勝になった。

正代の熊本出身力士初優勝にくまモンも歓喜した。公式ツイッターで「感動したモーーーン! 今日、『大相撲令和2年9月場所』で熊本県宇土市出身の正代関が、見事優勝したんだモン! 優勝おめでとうございますだモン!」と祝福した。

都道府県・国別優勝回数
正代の優勝を喜ぶくまモン(C)=くまモン公式ツイッターより

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すくすく育ってね!鶴竜園児40人とこいのぼり揚げ

 横綱鶴竜(32=井筒)が23日、来月5日の「こどもの日」から始まる児童福祉週間を前に東京・霞が関の厚生労働省で「こいのぼり掲揚式」に参加した。

 保育園児約40人とこいのぼりを揚げ、子供たちに小さなこいのぼりをプレゼントした。熊本県のPRキャラクターくまモンや、タレントのさかなクンも参加した。

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王者福原辰弥、山中竜也ともに前日計量1回でパス

前日計量をパスし、地元の芦北鉄砲隊をバックにポーズを取るWBO世界ミニマム級王者福原辰弥(左)と挑戦者山中竜也(撮影・加藤裕一)

 WBO世界ミニマム級タイトルマッチ(27日、熊本芦北町民総合センター)の前日計量が26日、同所で行われ、王者福原辰弥(28=本田フィットネス)と挑戦者の同級1位山中竜也(22=真正)がともにリミット(47・6キロ)を下回り1回でパスした。福原は47・4キロ、山中は47・5キロだった。

 初防衛戦となる福原は1週間前の段階で1度、体重をアンダー(リミット以下)にしている。この日は昨年3月の日本同級王座決定戦から続ける“計量用勝負パンツ”で験を担いだ。「後は食べて、明日に備えるだけです」。計量会場には肥後熊本藩・加藤清正公の時代に由来する芦北鉄砲隊が訪れ、花を添えた。前日の調印式に登場した、くまモンに続く“熊本キャラ”の応援で、鉄砲隊は本番でもパフォーマンスを予定している。「イベントらしい。ホームで戦う実感が湧きます」と笑顔を見せた。

 一方、挑戦者の山中も万全の状態で計量をパスした。「まだリラックスしてますし、明日、会場に入ったら緊張感、集中力が出てくると思います」。試合までに体重を約5キロ戻す予定。「体はばっちり作れました。後はうどんとおはぎをしっかり食べます」。恒例のルーティンを経て、本番に臨む。

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WBO調印式にくまモン襲来、王者福原「後ろから」

WBO世界ミニマム級タイトルマッチの調印式を終え、くまモンと一緒に健闘を誓う王者福原辰弥(左)と挑戦者山中竜也(撮影・加藤裕一)

 WBO世界ミニマム級タイトルマッチ(27日、熊本芦北町民総合センター)の調印式が25日、同会場で行われ、王者福原辰弥(28=本田フィットネス)と挑戦者の同級1位山中竜也(22=真正)が出席した。

 決戦2日前、闘志の火花散ってもおかしくない会場に登場したのが、ご当地キャラのくまモン。調印中も王者の背後に陣取り、手元をのぞき込むなど、決戦前とはほど遠いユルさで場を和ませた。

 福原は「来ると聞いてはいたけど、後ろからちょっかい出されて…」と苦笑い。熊本出身ながら、間近で見るのは初めてだったという。くまモンと言えば、日本一有名なゆるキャラだ。「試合当日はくまモン以上に目立たんといけませんね」と表情を引き締めた。一方、挑戦者の山中は“襲来”を聞いてなかったようで「めちゃくちゃでかいですね。ムードがほぐれました」と笑顔を見せた。

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高安がくまモンや園児らと恒例こいのぼり掲揚式

 来月5日のこどもの日から始まる児童福祉週間を前に、東京・霞が関の厚生労働省で25日、恒例のこいのぼり掲揚式が行われた。

 春らしい陽気のもと、渋谷区の保育園児約40人のほか、大相撲の関脇・高安関や熊本県のPRキャラクターのくまモンらが一緒にロープを引いて黒、赤、青の親子のこいのぼりを揚げた。

 高安関らから小さなこいのぼりをプレゼントされた園児たちは、童謡「こいのぼり」を元気に歌った。

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相撲協会「少しでもお役に」熊本に義援金1000万

 日本相撲協会は10日、熊本地震の被災地支援のため、熊本県に義援金1000万円を寄付した。

 13日からの九州場所会場となる福岡市の福岡国際センターで10日に行われた前夜祭で九州場所担当部長の境川親方(元小結両国)が県担当者に贈呈し「復旧、復興に少しでもお役に立てることを願っています」と思いを込めた。14~17日には被災地から各日45人を招待する。

 熊本県のPRキャラクター「くまモン」も土俵に上がり、同県出身の幕内正代、幕内佐田の海と記念撮影した。正代は「1人でも多くの人に笑顔になってもらいたい」と話し、佐田の海は「熊本の人たちに『心配しないで自分らしい相撲を取って』と励まされた。頑張りたい」と気持ちを新たにした。

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くまモンが振分親方と対決 国技館で復興支援をPR

くまモンと踊りを披露する振分親方(撮影・岡本肇)

<大相撲秋場所>◇6日目◇16日◇東京・両国国技館

 熊本県のPRキャラクター「くまモン」が、両国国技館を訪れ、4月に発生した熊本地震の復興支援に一役買った。

 白い綱を締め「熊本」と書かれた化粧まわしを着けて屋外の特設ステージに登場し、元小結高見盛の振分親方との対決で雰囲気を盛り上げた。

 惜しくも“白星”とはならなかったが、同親方に「結構重かった」と言わしめた。ステージでは「黒糖ドーナツ棒」など熊本の産品の紹介もあった。

 その後、くまモンは国技館内に出店中の「東北・熊本復興売店」に駆け付け、来場者に手を振ったり、体を揺らしたりして、熊本や東北の名産品を販売している売店をアピール。気軽に記念撮影に応じるなど、存分にPR活動を行った。

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熊本出身正代ら益城町慰問、九州場所に被災者招待も

 日本相撲協会の九州場所担当部長の境川親方(元小結両国)や熊本県宇土市出身の正代(時津風)らが9日午前、熊本県庁を訪れ、蒲島郁夫知事に熊本地震からの復興支援募金の目録を贈呈した。

 午後には2度も震度7の揺れに襲われた益城町の小学校などを慰問し、相撲を取ったり、児童の質問に答えたりして交流した。

 熊本県に461万814円を寄付し、境川親方は「復興に役立てていただきたい。何らかの形で被災地の皆さんを(11月の九州場所に)ご招待することも今後考えていきたい」と話した。正代関は「直接渡しに来られて良かった。子どもたちにも喜んでもらえたし、(7月の)名古屋場所では見ている人が沸くような相撲を取りたい」と刺激を受けた様子だった。

 日本相撲協会と力士会は4月の春巡業や5月の夏場所などで募金活動を実施した。夏場所で熊本県のPRキャラクター「くまモン」が描かれた化粧まわしを締めた熊本市出身の幕内佐田の海(境川)は「一日も早く復旧して、みんな安心して暮らせるような熊本になってもらいたい」と故郷への思いを語った。

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くまモン化粧まわしの佐田の海が初白星「まだ1勝」

<大相撲夏場所>◇5日目◇12日◇両国国技館

 被災地に、地元の星から光が届いた-。東前頭10枚目の佐田の海(28=熊本)が、同7枚目豊ノ島(32=時津風)を上手投げで破り、今場所初白星を挙げた。

 右四つに組んだが、重心の低い豊ノ島に一方的に寄り立てられる劣勢。ただ「右四つになれたので落ち着いてやれてた」と話すように、余裕は残されていた。下がりながらも体を開き、左から逆転の上手投げが決まった。

 熊本市東区に実家があり母が住んでいる。場所前から「熊本のために何とか相撲で元気にさせたい」の思いで、幕内土俵入りではくまモンの化粧まわしを使っている。ただ、さまざまな思いが交錯し「肩に力が入った。下半身を使えていないというか」と普段の場所では巡らない思いが、頭をよぎって4連敗。それでも地元の関係者からは、応援のエールを、いろいろな形で送ってくれた。「応援してくれる人は、勝ち負けのことは言わない。『佐田の海関らしい相撲を見せてください』と」。それも心に染みたか「情けない。相撲内容も悪すぎる」と悪循環にはまった。

 熊本出身のもう1人の幕内力士、東前頭2枚目の正代(24=時津風)は、この日も敗れ5連敗。「正代は上とやってます。自分は(下位なのに勝てず)情けない」と自分を責め続けていたが、ようやく白星をマークした。「まだ1勝しかしていません。あきらめない気持ちと元気の良い相撲を取りたい」と柔和な笑みを浮かべた。

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熊本出身の潮崎豪「いいニュース届けたい」

<ノア:後楽園大会>◇21日◇後楽園ホール◇観衆1051人

 ノアのグローバルタッグリーグが21日の後楽園大会で開幕し、メインで潮崎豪、マイバッハ谷口組がGHCヘビー級王者杉浦貴組を破り白星発進した。

 熊本地震で被災した熊本市出身の潮崎は、会場のファンが応援の書き込みをしたくまモンTシャツで入場。5月28日の大阪大会でタイトルに挑戦する王者杉浦と激闘を演じた。最後は、ゴーフラッシャーをベンジャミンに出し、谷口の勝利をアシスト。「歯を食いしばって頑張っている熊本のみなさんに、いいニュースを自分の力でつかみ取って届けたい」と優勝を宣言した。

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道産子十両旭大星に120万円化粧まわし

旭大星は、あさっぴーの入った化粧まわしのデザイン案を手に満足の表情

 道産子として13年ぶりの新十両昇進を決めた旭大星(24=友綱、旭川大高出)が30日、故郷・旭川に凱旋(がいせん)した。28日の昇進発表後初帰道で、地元支援者や出身校の後輩らに祝福を受けた。旭川のご当地キャラ「あさっぴー」や旭岳がししゅうされた化粧まわしのデザインも披露。地元愛たっぷりの支援を受け、新十両として名古屋場所(7月13日初日、愛知県体育館)に臨む。

 新しい化粧まわしのデザインを手渡された旭大星が、うれしそうに笑みを浮かべた。「あさっぴー、かわいくていいと思います。僕にうり二つです」。少しおなかの大きい、ゴマフアザラシをかたどったキャラを見て表情は緩んだ。熊本出身の幕内・佐田の海(27=境川)が5月場所で「くまモン」の化粧まわしで登場したことを引き合いに出されると、「負けたくない」と、故郷を背負って立つ意気込みものぞかせた。

 名古屋場所から土俵入りで使う化粧まわしには、地元愛がたっぷり詰まっている。背景には北海道最高峰の旭岳。市花のナナカマド、市章のモチーフとされる北斗七星や、シンボル的存在の旭橋が並ぶ。極め付きが、あさっぴーだ。支援者のまとめ役で、制作の中心になった島田畜産会長の島田安教さん(70)は「旭川市内の名物全部」という。

 家族愛も表現されている。ひときわ大きく輝く8個目の大きな星は、旭大星が中2の時にがんで亡くなった母真由美さん(享年36)を意味している。旭大星はこの日午前9時半過ぎに旭川空港に降り立つと、真っ先に母の眠る市内のお寺に向かった。「母ちゃん、帰ったでえ」と声をかけ、両手を合わせ『関取になって帰ってきましたよ』と心の中で報告した。母も描かれた化粧まわしは約120万円。「旭川、北海道の星になって、恩返しします」と、力強く話した。

 十両昇進決定後初の帰道で、地元支援者を訪問、父浩さん(49)の務める自衛隊駐屯地、出身の旭川大高などを急ぎ足で駆け抜けた。今日31日も、旭川市長への表敬訪問など行事はめじろ押し。あいさつ中に新たな訪問先が増えると「遊ぶ時間が減ってしまう~。これはオフレコで」と、ちょっぴりおどけた。その名の通り地元の大きな星となり、日本全国を沸かしてくれる。【中島洋尚】

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佐田の海が「くまモン」まわしで初日白星

佐田の海のくまモン化粧まわし(撮影・岡本肇)

<大相撲夏場所>◇初日◇11日◇東京・両国国技館

 東前頭17枚目の佐田の海(境川)が、自身27歳の誕生日と重なった新入幕初日を白星で飾った。

 軽快な動きで千代の国(23=九重)を送り出して「花道ですごい緊張していた割には、土俵の上で動けた。やっぱり気持ちいい」と喜んだ。

 この日は、地元熊本の後援会から贈られたゆるキャラ「くまモン」の化粧まわしをつけて土俵入り。すると、目の前の子どもに指をさされて喜ばれたという。元小結佐田の海を父に持つ、史上8組目の親子幕内力士。「1番勝つとホッとしますね」と好発進に、緊張はほぐれたようだ。

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くまモンから佐田の海目録

 夏場所(5月11日初日、両国国技館)新入幕が有力な十両の佐田の海(26=境川)が22日、熊本市内で開かれた「くまモン化粧まわし贈呈式」に出席し、くまモンから化粧まわしの目録を受け取った。「くまモンに負けないように、郷土に元気を送りたい」と決意を新たにし、集まった約150人の前でくまモンから相撲対決を挑まれる場面もあった。春場所は西4枚目で8勝。明日24日の番付編成会議で新入幕が決まれば、幕内土俵入りでの披露となる。

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