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村田諒太が次戦相手に超一流熱望、アルバレスら照準

一夜明けて会見し、ポーズをとる村田(右)と拳四朗

9カ月ぶりにボクシングWBA世界ミドル級王座に返り咲いた村田諒太(33=帝拳)がビッグネームとの対戦を希望した。

12日にエディオンアリーナ大阪でロブ・ブラント(28=米国)を2回TKOで撃破。リベンジ達成から一夜明けた13日、大阪府内のホテルで会見。年内にも予定される次戦に向け「高いモチベーションを保てる試合」と、ビッグマッチを望んでいることを明かした。

   ◇   ◇   ◇

ブラントへのリベンジと2度目の王座戴冠を果たした村田には、次へのイメージがあった。常に胸に秘めているビッグマッチを意識し「モチベーションを高く保てる試合が必要だと思うので、それを望みたい」と率直な言葉を並べた。

以前から村田の意向を知る米プロモート大手トップランク社のボブ・アラム氏は試合後、WBAスーパー、WBCフランチャイズ、IBF世界ミドル級王者アルバレス(メキシコ)の名を挙げ「いつか試合をさせたい」とマッチメークへの強い意欲を示した。当初、村田の再起戦相手は元3団体統一王者ゴロフキン(カザフスタン)が候補だった。相手都合による交渉断念後、6階級制覇王者パッキャオ(フィリピン)撃破で知られる元WBO世界ウエルター級王者で現WBAミドル級3位ホーン(オーストラリア)が候補になっていた。

試合後、帝拳ジムの本田会長は次戦について「ただの防衛戦はない。ミドル級に超一流が何人かいる。村田はやりたくてしようがない。この試合の評価次第。(超一流に)選んでもらえれば」と期待を寄せた。村田も、トップランク社と帝拳ジムのマッチメークに全幅の信頼を寄せ「プロ入りした時からすべて(帝拳ジムに)マッチメークはお任せしている。決めていただいた試合をやる気持ち」と朗報を待つ姿勢だ。

次戦は年内にも予定される。村田は「今までの17戦で一番良いパフォーマンス。気持ちの面でも、自分のプロキャリアで一番良い試合だった」と充実の時期を迎えていることを強調した。今やミドル級の中心にいるアルバレス、そして、そのライバルとなるゴロフキン。高額報酬を稼ぐ中量級ビッグネームとの対戦を見据えながら、まずは家族とのつかの間のオフを満喫することになる。【藤中栄二】

笑顔で会見した村田

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村田諒太、アルバレスと年内にドリームマッチ実現か

村田はブラントに勝利し笑顔を見せる(撮影・加藤哉)

<プロボクシング:WBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦>◇12日◇エディオンアリーナ大阪

前王者の同級4位村田諒太(33=帝拳)が覚悟の猛ラッシュで王座を奪回した。昨年10月に米ラスベガスで判定負けを喫した王者ロブ・ブラント(28=米国)と再戦し、2回2分34秒、TKO勝ちでリベンジを成し遂げた。序盤から攻勢に出た王者に対し、右の強打と連打で対抗。2回途中のラッシュでダウンを奪うと、再びロープ際に追い込んでの連打でレフェリーストップ勝ち。年内に組まれる見込みのビッグネームとのドリームマッチを待つ。

村田と契約する米大手プロモート会社トップランク社の世界的プロモーター、ボブ・アラム氏(87)はWBAスーパー・WBCフランチャイズ・IBFミドル級王者サウル・アルバレス(28=メキシコ)との夢対決に言及した。会場で「いつかアルバレスと試合させたい。その才能を示した」と語った。

大差判定負けから一変、圧勝した村田の戦いを目の当たりにした。「前回負けた時、恥ずかしい思いを味わったはず。今回は本当の王者らしい試合をした。真剣に立ち向かい、自身のパンチ力をブラントに示した」。ゴロフキンを打ちのめし、ミドル級の主役に君臨するアルバレス。実現すればまさにビッグマッチだ。

帝拳ジムの本田会長も今後に関し「まだ全く何も考えてない」とした上で「ただの防衛戦はないよ。ミドル級には本当の超一流が何人かいるから(村田は)やりたくてしょうがないだろう」とビッグマッチ実現に意欲を示した。時期は年内が有力視される。

WBA世界ミドル級タイトルマッチ 村田諒太ーロブ・ブラント 村田諒太はロブ・ブラントに勝利し、ベルトを巻いて賞金ボードを手にする(撮影・加藤哉)

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村田のアルバレスやゴロフキン戦現実的に/大橋秀行

2回、ロブ・ブラントをコーナーに追い詰め右ストレートを見舞う村田諒太(撮影・上田博志)

<プロボクシング:WBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦>◇12日◇エディオンアリーナ大阪

同級4位村田諒太(33=帝拳)が王座に返り咲いた。昨年10月、米ラスベガスで負けた王者ロブ・ブラント(28=米国)との再戦で2回TKO勝ちした。

◇  ◇  ◇

感動した。すごいものを見せてもらった。やっぱり村田は持っている。ミドル級で大差負けからの再戦に大方はブラント有利の予想。それに勝つだけでなく、2回で倒しきった。歴史に残る試合だ。

最初のゴングでブラントは走って出てきた。初防衛もして、より強くなり、自信も持って攻めてきた。これに対して、村田は腹をくくって前に出た。心意気、ハートが違った。

パンチをもらっても前に出た。前戦では、パンチをもらうと前に出られず後手に回った。しかし、この日は負けずに迎え撃ち、前に出てプレッシャーをかけた。打たれても距離をつぶし、追い足もあり、ボディーもよく、重戦車のよう。1回で勝てると思った。

この勝利でボクシング界は“半端ない”盛り上がりとなるはず。村田もまだまだいける。アルバレスやゴロフキン戦も、夢でなく現実的になった。

以前は世界戦といえば悲壮感があった。井上尚弥と村田の2人はそんなそぶりもなく、リングで集中して結果を出す。他競技で活躍する選手もそう。これからの日本を支え、変えていく存在といえる。ボクシングの魅力、すごみを存分に見せてくれ、お礼を言いたい。(元WBA、元WBC世界ミニマム級王者・大橋秀行)

村田諒太はロブ・ブラントに勝利し笑顔で会見する(撮影・加藤哉)

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村田の再起戦相手はゴロフキンだった/運命の再戦1

予備検診を終え、記念撮影に応じる村田(撮影・河野匠)

2度目のブラントVS村田戦が2日後に迫った。昨年10月、米ラスベガスでの第1戦から約9カ月が経過。

今度はボクシングWBA世界ミドル級4位村田諒太(33=帝拳)がホームの日本で挑戦する注目カードを「運命の再戦」と題し、3回にわたって連載する。

   ◇   ◇   ◇

昨年12月に現役続行を表明した村田の再起戦の相手は当初、元3団体統一王者ゴロフキン(カザフスタン)だった。現3団体統一王者アルバレス(メキシコ)との2度目対決で惜敗していたが、以前から村田が対戦を希望していたミドル級のビッグネームだった。

しかし交渉途中でゴロフキン陣営からロールス(カナダ)との再起戦を選択したとの連絡が入って断念。米メディアにはパッキャオ(フィリピン)撃破で知られる元WBO世界ウエルター級王者ホーン(オーストラリア)との対戦も報じられたが、米プロモート大手トップランク社からブラント戦を勧められたという。

ブラントは村田戦勝利後の今年2月、当時の8位バイサングロフ(ロシア)を11回TKO撃破。一気にファイトマネーが高騰したものの、帝拳ジムの本田会長は「トップランクの援助があったから」と明かす。これで感情移入しやすいリベンジマッチが組まれた。試合決定までの経緯も、ブラントとの再戦は運命的だったと言える。【藤中栄二】

予備検診を終え、会見で笑顔を見せる村田(右)と帝拳プロモーション浜田代表(撮影・河野匠)

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チャーロが大差判定で2度目防衛 WBCミドル級

<ボクシング:WBC世界ミドル級タイトルマッチ12回戦>◇29日(日本時間30日)◇米テキサス州ヒューストン・NRGリーナ

暫定から正規王者に昇格したジャモール・チャーロ(29=米国)が2度目の防衛に成功した。同級12位ブランドン・アダムス(30=米国)の挑戦を受け、3-0(120-108、120-108、119-109)の判定勝ちを収めた。

最終ラウンドまで試合の主導権を握り続け「KOできなかった自分にイライラしなかった」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。チャーロは通算戦績29勝(20KO)無敗となった。

3団体(WBAスーパー、WBC、IBF)統一ミドル級王者サウル・アルバレス(メキシコ)が、6月26日に開催されたWBC理事会で新設された王座となる「フランチャイズ王者」に昇格したことを受け、チャーロが暫定から正規の王者になったばかりだった。

また同日にはWBO世界ミドル級王者デメトリアス・アンドラーデ(31=米国)が米プロビデンスで同級2位マチエ・スレツキ(30=ポーランド)との2度目の防衛戦に臨み、1回にダウンを奪って3-0の判定勝ちを収めた。試合後には「私たちは誰もが認める試合を希望している。カネロ(アルバレスの愛称)にいこう」と統一戦に意欲をみせていた。

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ゴロフキン再起戦KO勝ち「新しいベビーの気分だ」

勝利し、ファンの声援に応えるゴロフキン(AP)

<プロボクシング:164ポンド(約74・3キロ)契約体重12回戦>◇8日(日本時間9日)◇米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデン

元3団体統一ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(37=カザフスタン)が4回KO勝ちで再起戦を飾った。

19戦無敗のIBF世界同級8位スティーブ・ロールズ(35=カナダ)と対戦。4回に連打でロープに追い込むと、左フックでキャンバスに沈めた。同回2分9秒、KO勝ちを収めたゴロフキンは昨年9月、現3団体統一王者サウル・アルバレス(28=メキシコ)との再戦で判定負けして以来、約9カ月ぶりのリングだった。これで通算戦績を39勝(35KO)1敗1分けとした。

勝利者インタビューを受けたゴロフキンは「素晴らし気分だ。新しいベビーの気分だ。KOもニューヨークも大好きだ」と笑顔。スポーツ動画ネット配信のDAZNと3年6試合の契約を結んだ後の初試合で圧勝劇を演じ、安堵(あんど)の表情を浮かべた。既に米メディアには今年9月、同じくDAZNと契約するアルバレスとの3度目対決の可能性があると報じられている。「誰もが知っている。ファンは私が次に戦うことを望む選手を知っているさ」と前置きしたゴロフキンは「9月の準備ができている。カネロ(アルバレスの愛称)の準備だ。次の戦いは私たちにとってすごいことになるだろう」と、声を弾ませながらアルバレスとの再々戦を希望していた。

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元3団体統一王者ゴロフキン、契約体重で再起戦

ボクシングの元3団体統一ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(37=カザフスタン)が8日(日本時間9日)、再起戦に臨む。昨年9月、現3団体統一王者サウル・アルバレス(28=メキシコ)との再戦で敗れて以来、約9カ月ぶりのリングは通常のミドル級よりも4ポンド(約1・8キロ)重い164ポンド(約74・3キロ)契約体重12回戦で臨む。

7日(同8日)には、拳を交える19戦無敗のIBF世界同級8位スティーブ・ロールス(35=カナダ)とともに試合会場となる米ニューヨーク市のマディソンスクエアガーデンで前日計量に臨み、163・8ポンド(約74・2キロ)でパスしたロールスに対し、163ポンド(約73・9キロ)でクリアした。

階級変更を視野に入れた契約体重とも思われるが、ゴロフキンは「今でも160ポンド(ミドル級)の選手だと考えている。気分も160ポンドの時と同じ。試合当日も増えても170ポンド未満だろう」とミドル級で勝負する構えだ。スポーツ動画ネット配信のDAZNと3年6試合の契約を結んだ後の初試合。既に米メディアには今年9月、同じくDAZNと契約するアルバレスとの3度目対決の可能性があると報じられる。

ゴロフキンは「毎晩、このファイトを夢見ているとは言えないが、9月に95%は起こるだろうと思う」とアルバレスとの3度目対決の可能性の高さを口にした。さらに「(3度目は)ボクシングではなく、ビジネスとして戦うことを考えている。前(引き分けと判定負け)の2試合は勝ったと思った。誰かに何かを証明する必要はない。証明に必要なものはすべて証明してきた。これはただのビジネス」とクールだった。

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スミスが3回TKO勝利で初防衛 米初上陸を飾る

<ボクシングWBA世界スーパーミドル級タイトルマッチ12回戦>◇1日(日本時間2日)◇米ニューヨーク・マディソン・スクエア・ガーデン

同級スーパー王者カラム・スミス(29=英国)が米初上陸マッチで完勝した。2階級制覇を狙う挑戦者で元WBA世界ミドル級王者のアッサン・エンダム(35=フランス)と対戦。計3回のダウンを奪取し、3回2分56秒、TKOで下して初防衛に成功した。

1、2回と強烈な左フックで1回ずつダウンを奪うと、3回にはカウンター気味の右ストレートがクリーンヒット。3回目のダウンを奪うと、立ち上がったエンダムをレフェリーが止めてTKO勝利となった。18年9月ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズのスーパーミドル級決勝を制し、同級覇者となって以来の試合となったスミスは「ここに戻ってこられて良かった。リングから離れて長い時間が経過していたからね」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

WBCダイヤモンド同級王座、ザ・リング認定同級ベルトも保持するスミスは「自分が世界で最高のスーパーミドル級であることを証明したい」と自信に満ちた表情を浮かべた。現在のWBA同級正規王者は3団体統一ミドル級王者のサウル・アルバレス(メキシコ)となる。スミスは「アルバレスは特別なファイターだが、スーパーミドル級では自分がベスト。彼と対戦する用意はある」ときっぱり。実現するかは不明だが、スミス陣営からはアルバレスと9月に英リバプールで、その後、メキシコでファイトするという連戦プランも明かされていた。

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村田諒太「あれが期待外れなら…」アルバレス戦言及

報道陣の質問に答える村田(撮影・鈴木正人)

ボクシング前WBA世界ミドル級王者村田諒太(33=帝拳)が9日、都内の所属ジムで4日(日本時間5日)に米ラスベガスで開催されたWBAスーパー、WBC世界同級王者サウル・アルバレス(28=メキシコ)-IBF世界同級王者ダニエル・ジェイコブス(32=米国)戦について言及した。

両者ともにダウンや派手な打ち合いはなかった展開で、アルバレスが12回判定勝ちを収めて3団体統一王者となっていた。

村田は「ビッグネーム同士の試合はテクニカルになる。あれが期待外れというならボクシングを見たことがない人がいうこと。あれだけ技術ある2人がそうそうパンチはもらわない。技術戦は予想できましたね」と冷静に分析した。

7月12日にエディオンアリーナ大阪で、昨年10月に米ラスベガスで判定負けを喫した現王者ロブ・ブラント(38=米国)との再戦を控える前に開催された同じ階級のビッグマッチに刺激を受けたようで「ハイレベルな攻防で、ミドル級のトップは彼らだなとあらためて思い知らされた試合です」と口にしていた。

カルロス・リナレストレーナー(右)と練習をする村田(撮影・鈴木正人)
サンドバックを打つ村田(撮影・鈴木正人)

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元3団体王者ゴロフキン、アルバレスと年内対戦か

3団体統一王者となったアルバレス(AP)

<プロボクシング:WBAスーパー、WBC、IBF世界ミドル級王座統一12回戦>◇4日(日本時間5日)◇米ネバダ州ラスベガス・T-モバイル・アリーナ

WBAスーパー、WBC世界ミドル級王者サウル・アルバレス(28=メキシコ)が、3団体統一王者となった。IBF世界同級王者ダニエル・ジェイコブス(32=米国)との王座統一戦に臨み、3-0(115-113、115-113、116-112)の判定勝ちを収めた。昨年9月にアルバレスに王座を明け渡した元3団体統一同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(37=カザフスタン)は、サングラスをかけて試合視察した。

試合後、自らのツイッターを更新したゴロフキンは「今日は何の感情も、特別な気持ちわいてこなかった。良いスパーリング試合だった。退屈だ。ファンにもっと何かを与えるべきだった」と辛口な言葉をつづった。アルバレスと同じDAZNと契約を結び、6月8日にはニューヨーク市のマディソンスクエアガーデンで19勝無敗のIBF世界同級9位スティーブ・ロールス(35=カナダ)との再起戦に臨むことが決定済み。年内にアルバレスとの3度目の対戦もうわさされている。

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王者アルバレス、ビッグマッチ希望「誰とでも戦う」

3団体統一王者となったアルバレス(AP)

<プロボクシング:WBAスーパー、WBC、IBF世界ミドル級王座統一12回戦>◇4日(日本時間5日)◇米ネバダ州ラスベガス・T-モバイル・アリーナ

WBAスーパー、WBC世界ミドル級王者サウル・アルバレス(28=メキシコ)が3団体統一王者となった。

IBF世界同級王者ダニエル・ジェイコブス(32=米国)との3団体王座統一戦に臨み、3-0の判定勝ちを収めた。両者ともにダウンがなく、ジャッジ2人が2ポイント差という判定内容に、アルバレスは「彼とは難しい試合になると分かっていたが、正しい戦い方をした。神に感謝したい」と口にした。ジェイコブスが左右に構えをスイッチすることもあり、慎重なファイトをしたようにもみえたが「彼のスタイルをみて私たちは考えて仕事をした。たくさんの技術もみせ、パンチを見せた。全体的に美しい試合をしたと思う。非常に満足している」とも話した。

次戦について「最大の課題を探している。それが私の望むすべて」とビッグマッチを希望。試合視察していた元3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(37=カザフスタン)との3度目対決について問われ「私にとっては完結していること。しかしみんなが望んでいるなら対戦するつもり。再び彼を殴るのみ」と説明。またメキシコ人初となる4団体統一王者を目指し、WBO同級王者デミトリアス・アンドラーデ(31=米国)との統一戦のプランもあり「戦うために生まれた。誰とでも戦うつもり」と自信を示していた。

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アルバレス、判定勝ちで3団体統一ミドル級王者

3団体統一王者となったアルバレス(AP)

<プロボクシング:WBAスーパー、WBC、IBF世界ミドル級王座統一12回戦>◇4日(日本時間5日)◇米ネバダ州ラスベガス・T-モバイル・アリーナ

WBAスーパー、WBC世界ミドル級王者サウル・アルバレス(28=メキシコ)が同級3団体統一王者となった。IBF世界同級王者ダニエル・ジェイコブス(32=米国)との3団体王座統一戦に臨み、3-0(115-113、115-113、116-112)の判定勝ちを収めて3本のベルトを手にした。

両者ともにダウンはなかったものの、アルバレスが左フック、左ボディーアッパー、右ストレートを駆使。右と左に構えをスイッチしながら勝機をうかがったジェイコブスをロープに追い込んで連打を浴びせるなど試合の主導権を握った。これでWBAスーパー、WBC、IBFの王者となったアルバレスにはメキシコ人初の4団体制覇の期待がかかる。

3日の前日計量ではアルバレスが159・5ポンド(約72・3キロ)、ジェイコブスがリミット160ポンド(約72・5キロ)でクリア。しかし4日朝の両陣営の契約で行われた当日計量ではアルバレスが制限ウエートの170ポンド(約77・1キロ)より1ポンド低い169ポンド(約76・6キロ)でパスしたものの、ジェイコブスは173・6ポンド(約78・8キロ)と超過。ファイトマネーの約10%となる100万ドル(約1億1000万円)を没収。試合は予定通り、3団体王座統一戦として開催された。

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アルバレス計量パス、ジェイコブスと一触即発ムード

フェイスオフ時のアルバレス(左)とジェイコブス(ロイター)

4日(日本時間5日)、米ネバダ州ラスベガスで3団体統一戦を控えるボクシングWBAスーパー、IBF世界ミドル級王者サウル・アルバレス(28=メキシコ)が前日計量で対戦相手となるIBF同級王者ダニエル・ジェイコブス(32=米国)と一触即発ムードを漂わせた。

3日(日本時間2日)、会場となるT-モバイルアリーナで前日計量に臨み、リミット160ポンド(約72・5キロ)でパスしたジェイコブスを横目にアルバレスは159・5ポンド(約72・3キロ)でクリアした。

計量後、最後に両者が向き合うフェイスオフの場面でトラブルが起こった。身長が高いジェイコブスから額を当てられ、アルバレスも額で押し返して応戦するとお互いが手で押し出す事態に発展。乱闘寸前となり、立会人と両陣営らに羽交い締めで止められた。アルバレスは「彼には恐怖があったのだろう。自分が勝つつもり。KOを狙うだろうけれど、できないだろうね。彼にはその能力がない」とバッサリ。ジェイコブスは「私が世界で最高のミドル級だと思っている」と豪語した。なお試合当日朝にIBFルールで計量が開かれ、制限体重は170ポンド(約77・1キロ)となる。

アルバレスと契約を結ぶゴールデンボーイ・プロモーションCEOの元6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ氏が最初に両者を制し「ジェイコブスが非常に緊張しているように見えた。アルバレスは強く自信を持って戦いたくて出てきました。私にとって既にアルバレスが1-0です。ジェイコブスは最初のラウンドを精神的にも感情的にも失った」と分析していた。

アルバレス(前列左から2番目)とジェイコブス(右)(ロイター)
ダニエル・ジェイコブス(ロイター)

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王者アルバレス3団体統一に自信「歴史を刻む」

試合前最後の記者会見に出席したアルバレス(左)とジェイコブス(AP)

4日(日本時間5日)、米ネバダ州ラスベガスで3団体統一戦を控えるボクシングWBAスーパー、WBC世界ミドル級王者サウル・アルバレス(28=メキシコ)が1日(日本時間2日)、同地で試合前最後の記者会見に出席した。

対戦相手となるIBF同級王者ダニエル・ジェイコブス(32=米国)と同席で会見したアルバレスは「土曜日への準備はできている。歴史を刻む準備はできている」と自信の表情を浮かべた。

KO勝利へのこだわりもみせ「KOを含め、ボクシングは何でも起こりうる。自分はKOチャンスがあれば狙うつもりです。彼が大きくても、強くても構わない。それを克服する経験が私にはある」と胸を張った。アルバレス担当のレイノソ・トレーナー兼マネジャーも「土曜日には彼の手が上がり、地球上で最高のミドル級選手であることを再確認することになる」と太鼓判を押した。

一方のジェイコブスは「このファイトへの渇望が史上最高にあるように思う」とモチベーションの高さを強調した。記者会見後にセットされた写真撮影ではピリピリムードでフェイスオフが行われるなど、両者の緊張感も高まっていた。

にらみ合うアルバレス(左)とジェイコブス(AP)

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王者アルバレス、3団体統一へ決戦地ネバダ入り

ボクシングWBAスーパー、WBC世界ミドル級王者サウル・アルバレス(28=メキシコ)が3団体統一を目指し、4月30日(日本時間5月1日)に決戦地へ入った。

5月4日、米ネバダ州ラスベガスのT-モバイルアリーナで開催されるIBF同級王者ダニエル・ジェイコブス(32=米国)との統一戦を備え、同地入り。「1つ1つの戦いが重要。私にとっての歴史になる。ジェイコブスはミドル級で2番目に良い選手」とIBF王座獲得に自信を示した。過去、メキシコ人で4団体を統一した世界王者がいないことを挙げ「その歴史を刻むことが、私のモチベーション」と強い意欲を示した。

一方、IBF王者ジェイコブスも同地入りし、戦前予想やオッズが劣勢になっていることに言及。「ボクシングについてよく知らない人々がオッズを生み出すもの。私には何も関係ない」とクールな表情。「このファイトが自分の頂点で、最大の戦い。我々がこの階級で最高の選手。優れたスキルが見せられること、勝利をすることを楽しみにしている」とアルバレス撃破に自信を示した。

なお同階級では前WBA世界同級王者村田諒太(帝拳)が7月12日、エディオンアリーナ大阪で現王者ロブ・ブラント(米国)との再戦に臨むことが決まっている。

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アルバレスTKO負け…連打顔面に浴び崩れ落ちる

ナシューヒン(右)の強烈な左フックを浴びる元UFCライト級王者エディ・アルバレス

<総合格闘技:ONEチャンピオンシップ>◇31日◇東京・両国国技館

ライト級ワールドGP準々決勝で、約10年ぶりの日本参戦となるエディ・アルバレス(米国)は、FILAパンクラチオン世界選手権の覇者、ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)と対戦し、1回4分5秒でTKO負けを喫した。

まさかの光景だった。アルバレスは、1回開始から精彩を欠いた。終始、受け身に回り、何度も攻め込まれた。同4分を過ぎて、相手の左右の連打を顔面に浴びて崩れ落ち、頭を抱え込んだところにレフェリーが止めに入った。試合後は、病院に直行し、会見にも現れなかった。UFCを始め、世界4団体で王者に君臨した姿は、そこにはなかった。試合前は「ONEデビューが日本なんて運命」と期待感を漂わせたが、思わぬ惨敗だった。

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ゴロフキンがDAZNと契約、カネロとの再戦前向き

ボクシングの元3団体ミドル級統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)がDAZNと3年6試合契約を結んだことが11日(日本時間12日)、発表された。契約金などは不明。

米カルフォリニア州ロサンゼルスで開かれた記者会見には、ゴロフキン、担当トレーナーのアベル・サンチェス氏、DAZNのジョン・スキッパー会長らが出席。昨年9月に現WBAスーパー、WBC統一同級王者サウル・アルバレス(メキシコ)とのリマッチで初黒星を喫して以来となる再起戦は6月を予定しているという。

「今週、チームで話し合い、誰と戦うかを決めたい」と明かしたゴロフキンは「DAZNと6試合契約を結べて気分がいい。最高のパートナーを得ました」と満足そうな笑みを浮かべた。既に18年10月、アルバレスがDAZNと5年11試合で3億6500万ドル(約402億円)の大型契約を結んでいる。ゴロフキンは「私はもっとも重要な戦いをするためにDAZNにやってきた」とも話すなど、アルバレスとの3回目の対戦にも前向きな姿勢だった。

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KIDさんとUFC初陣、元王者ジョンソンがV誓う

3月のONE日本大会に出場する元UFC王者コンビ。DJこと元フライ級王者ジョンソン(左)と元ライト級王者アルバレス

シンガポールを拠点とする格闘技興行ONEチャンピオンシップと契約した元UFC王者コンビが白星発進を約束した。ONE日本大会(3月31日、東京・両国国技館)で同団体デビュー戦を迎える元UFCフライ級王者デミトリアス・ジョンソン(32)、元UFCライト級王者エディ・アルバレス(35=ともに米国)が22日、都内のホテルで取材に応じた。

ONE日本初上陸となる区切りの大会で、ジョンソンは新たに始まるフライ級GPにエントリー。GP1回戦では若松佑弥(23)と対戦する。UFC最多となる11回防衛の記録を持つジョンソンは「UFCではすべてのことをやり尽くした。ONEでは新たなモチベーションで戦う。まずはGP制覇だよ」とやる気満々。昨年9月に他界した山本KID徳郁さん(41歳で死去)とは11年2月、お互いにUFCデビュー戦で対戦した間柄。「新宿に行ったら今でもKIDさんのポスターが張られていて驚いた。亡くなったのは悲しいことだ」と表情を曇らせる場面もあった。さまざまな思いを胸に秘め、ジョンソンは「すべてにおいて初めて日本で試合することは楽しみ」と口にした。

また09年10月のDREAM12大会(菊野克紀戦)以来の日本での試合となるアルバレスは「10年ぶりぐらいにの日本になり、戻ってきたような気持ちなんだ。日本でONEデビュー戦ができるなんて日本との運命を感じる」と感慨深げだ。初めて北米拠点の2団体(UFC、ベラトール)両方で王座を獲得したファイター。ティモフ・ナシューヒン(29=ロシア)と対戦するライトGP1回戦に向け「どこに行っても目標は必要。ここでも王者になる。3月はKOか一本でフィニッシュしたいね」と自信たっぷりだった。

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元UFC王者ジョンソンがピラニア若松退治へ自信

ファン向けに腕ひしぎ逆十字固めを指導する元UFCフライ級王者デミトリアス・ジョンソン

3月31日に東京・両国国技館で初開催されるアジアの格闘技興行ONEチャンピオンシップに出場する3選手の公開練習が21日、都内のジムで開かれた。UFC記録の11度防衛をマークした元UFCフライ級王者デミトリアス・ジョンソン(32)、初めてUFCとベラトール両団体で王座を獲得した元ライト級王者エディ・アルバレス(35=ともに米国)、ONE女子アトム級王者アンジェラ・リー(22=シンガポール)が練習を公開。ファン向けに技術指導なども展開した。

ONEデビュー戦が日本大会となったジョンソンは「興奮している」と笑顔。若松佑弥(23)とのONEフライ級GP1回戦に向け「(若松の)試合をチェックしたが若くて手数が多い選手。2人のピラニアがケージで戦うことを楽しみにしてください」と自信たっぷりに話した。日本マットのDREAMでも活躍したアルバレスはONEライト級GP1回戦としてティモフ・ナシューヒン(29=ロシア)と激突。「相撲の国技館という会場でONEデビューできるなんてうれしい。待ち遠しくて仕方ないよ」と気合を入れ直した。

また2階級同時制覇を目指し、ONE女子ストロー級王者シン・ジュナン(31=中国)に挑戦するリーは「3月は日本で、もう1つのベルトを持って帰りたい」と意気込みを示した。

なおONEチャンピオンシップ日本大会「A NEW ERA新時代」(3月31日、東京・両国国技館)主要カードは次の通り。

<1>ONEライト級タイトルマッチ5分5回

王者エドワード・フォラヤン(35=フィリピン)-挑戦者青木真也(35)

<2>ONEミドル級タイトルマッチ5分5回

王者アウンラ・ンサン(33=ミャンマー)-長谷川賢(31)

<3>ONE女子ストロー級タイトルマッチ5分5回

王者ミョン・ジンナン(31=中国)-挑戦者アンジェラ・リー(22=シンガポール)

<4>ONEフライ級GP1回戦5分3回

デミトリアス・ジョンソン(32=米国)-若松佑弥(23)

<5>ONEライト級GP1回戦5分3回

エディ・アルバレス(35=米国)-ティモフ・ナシューヒン(29=ロシア)

ファン向けに技術指導を展開する元UFCライト級王者エディ・アルバレス(右)
3月31日のONE両国大会に向けて公開練習に臨んだONE契約選手たち。左からリー、アルバレス、ジョンソン

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フィールディング(左)を攻めるアルバレス(AP)

<プロボクシング:WBA世界スーパーミドル級タイトルマッチ12回戦>◇15日(日本時間16日)◇米ニューヨーク・マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)

WBAスーパー、WBC世界ミドル級王者サウル・アルバレス(28=メキシコ)が3階級制覇を成し遂げた。2団体のミドル級王座を保持したまま、1階級上となるWBA世界スーパーミドル級正規王者ロッキー・フィールディング(31=英国)に挑戦し、3回2分38秒、TKO勝利を収めた。

身長で12センチも高い王者に対し、挑戦者のアルバレスは初回、2回と強烈な左ボディーブローでダウンを奪取。3回にはコーナーに追い詰め、右ストレートで王者の左ひざをキャンバスにつかせた。何とか立ち上がったフィールディングには、容赦ない左アッパーからの左ボディーをねじ込んで4度目のダウンを奪い、レフェリーストップ勝ちとなった。

「ボディー狙いが有効なことは分かっていた」と胸を張ったアルバレスは「ボディーにパンチを入れた時には効果的だと感じた」と手応え十分なKO劇だった。今年9月、39戦無敗の2団体統一王者だったゲンナジー・ゴロフキン(37=カザフスタン)を判定で下し、トップスターの地位を確固たるものにした。今回の世界戦を中継した動画配信サービスDAZNとは、11試合で3億6500万ドル(約401億5000万円)という大型契約。しかも初めてボクシングの殿堂となるMSG進出だったこともあり「ここで王座を獲得できて幸せだ。ここで試合する経験はグレートなものだし、誇りに思う」と口にした。

アルバレスと契約する米プロモート大手ゴールデンボーイプロモーションのオスカー・デラホーヤ氏は「ミドル級かスーパーミドル級で、来年5月4日、(米ラスベガス)T-モバイルアリーナで次戦を組んでいる」と明かした。ゴロフキンとの3度目の対決もうわさされ、アルバレスも「もし人々が望むのなら」と否定しなかった。次戦には大きな注目が集まる。

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