上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

快勝の村田帰国「ダメージなかった試合」

成田空港に到着した村田は、傷のない顔で囲み取材に応じる(撮影・山崎安昭)

 ロンドン五輪ミドル級金メダルの東洋太平洋、日本同級1位・村田諒太(28=三迫)が23日、プロ3戦目に臨んだマカオから帰国した。

 22日にザ・ベネチアンリゾートのコタイアリーナで、契約を結ぶ米プロモート大手トップランク社の興行で海外プロデビュー。元WBCラテン・スーパーウエルター級王者カルロス・ナシメント(36=ブラジル)に4回TKO勝ちした。前夜は試合中の水分摂取の影響で体の重さを感じ、半身浴で汗を出したという村田は「ダメージが一番、なかった試合。今回こそ休まず、2~3日したらすぐに練習を再開したい」と傷がほとんどない顔から笑みをこぼした。

 今年初戦でプロ初の海外試合でもあり、緊張感を持ってマカオ入り。試合後も異国を楽しむ時間もなかった。ラスベガス以上とも言われるカジノもあったが「計量や練習で通過しただけ。どんな街なのか、分からなかったですね。まあ現役生活が終わればいけますし」と苦笑した。

関連するニュースを読む

村田怒濤の11連打で3戦連続TKO勝ち

4回、ナシメントにTKO勝ちした村田は余裕の表情でガッツポーズ(撮影・山崎安昭)

<プロボクシング:村田諒太プロ3戦目8回戦>◇22日◇マカオ・ザ・ベネチアン・コタイアリーナ

 ロンドン五輪男子ミドル級金メダルの東洋太平洋、日本同級1位・村田諒太(28=三迫)が、海外プロデビュー戦を白星で飾った。元WBCラテン・スーパーウエルター級王者カルロス・ナシメント(36=ブラジル)と73・4キロ契約体重8回戦で激突。3回に強烈な右アッパーでぐらつかせ、左フックでダウンを奪った。続く4回には怒とうの11連打ラッシュでレフェリーストップ。冷静な試合運びで同回43秒、3戦連続となるTKO勝ちを収めた。

 本場米国を感じさせる舞台で、村田はクールだった。ド派手なライトアップ。大物リングアナのバッファー氏のコール、美女ラウンドガールの演出に包まれる中で「いい雰囲気で楽しめました」。日本の誇る金メダリストが躍動した。

 冷静にナシメントの左ガードが下がるクセを見抜いた。3回、強烈な右アッパーが敵のアゴをとらえた。連打でロープに追い込み「体のバランスが良くないと難しい」という左ボディー、左フックの連打でダウンを奪取。ここで岡山県の祖父母宅でテレビ観戦した昨年大みそかの内山-金子戦が思い浮かんだ。「内山さんから金子選手がダウンを奪った後、近づきすぎるとパンチが当たらない」。いったんラッシュをやめた。

 続く4回。「ここで決めなければ」。右フック3連発を皮切りに、打ち続けること計11連打のラッシュ。最後の右ストレートが入った同回43秒、レフェリーが試合を止めた。鄒市明(中国)、メホンツェフ(ロシア)の五輪金メダリスト3人で競演したリング・オブ・ゴールド興行。「1発を狙わず、初戦の華やかなイメージから解放された。驚くほど冷静でしたね」と村田。才能の輝きを放った。

 約1カ月間の米ラスベガス合宿でのスパーリング中、練習相手の強烈なフックが腰に直撃した。赤く腫れ、ロードワークも中止に。マカオに移動する5日前からホテル宿泊に切り替えて患部のケアに専念した。帰国後の今月16日にやっと7キロの持久走ができた。調整遅れだったが「言い訳にしかならないので」とはね返した。この経験も大きな収穫だった。

 昨年6月に契約を結んだ米プロモート大手トップランク社の主催興行は心地よかった。あこがれの元世界3階級制覇王者フェリックス・トリニダード(プエルトリコ)に自らの姿をだぶらせた。ウエルターからミドルで活躍し、90年代で最強の中量級との呼び声が高かった。「彼はスペイン語しか話せないのに米国で支持されたのはボクシングが面白いから。ボクも面白い試合がしたい」。世界に通じるボクサーへ-。村田がマカオで、その1歩を踏みだした。【藤中栄二】

 ◆村田諒太(むらた・りょうた)1986年(昭61)1月12日、奈良市生まれ。東洋大では04年の全日本選手権で初優勝。国内13冠。12年ロンドン五輪で日本人48年ぶり金メダル。13年1月にプロ転向し、同4月にA級プロテスト合格。身長182センチ右ボクサーファイター。

関連するニュースを読む

村田以外の金メダリスト2人も快勝

<プロボクシング:8回戦ほか>◇22日◇マカオ・ザ・ベネチアン・コタイアリーナ

 ロンドン五輪男子ミドル級金メダルの東洋太平洋、日本同級1位・村田諒太(28=三迫)が、海外プロデビュー戦を白星で飾った。元WBCラテン・スーパーウエルター級王者カルロス・ナシメント(36=ブラジル)と73・4キロ契約体重8回戦で激突。冷静な試合運びで4回43秒、3戦連続となるTKO勝ちを収めた。

 村田以外の五輪金メダリスト2人も快勝した。プロ4戦目で北京、ロンドン両五輪金の鄒市明(32=中国)はゴーキャットジム(タイ)と8回戦で拳を交え、3度のダウンを奪って7回KO勝ち。プロ転向後、初めてKOによる白星を挙げて4連勝とし「前回は勝ち急いだ。今回はチャンスを待てた」と満足顔。11月に予定される世界挑戦へ、弾みをつけた。ロンドン五輪ライトヘビー級金のイーゴリ・メホンツェフ(29=ロシア)もプロ2戦目の6回戦で2回TKO勝利を飾った。

関連するニュースを読む

村田、最短10戦で世界挑戦も

<プロボクシング:村田諒太プロ3戦目8回戦>◇22日◇マカオ・ザ・ベネチアン・コタイアリーナ

 ロンドン五輪男子ミドル級金メダルの東洋太平洋、日本同級1位・村田諒太(28=三迫)が、海外プロデビュー戦を白星で飾った。元WBCラテン・スーパーウエルター級王者カルロス・ナシメント(36=ブラジル)と73・4キロ契約体重8回戦で激突。冷静な試合運びで4回43秒、3戦連続となるTKO勝ちを収めた。

 村田をサポートする帝拳ジムの本田会長は、最短10戦目で世界挑戦させる可能性を口にした。冷静沈着に攻めてTKO勝ちした内容に「普通の選手の5、6戦分の経験を積んだ。こだわっていないが、10戦目の世界戦があるかも」と評価。会場のあるホテルの興行担当から、女性イベントダンサーの1番人気が村田だと伝え聞き「スター性もあるね」と絶賛した。9月もトップランク社主催のシンガポール興行、来春は米ラスベガスで元6階級制覇王者パッキャオの試合の前座で米デビュー見通し。同会長は「来年が勝負だね」と話していた。

関連するニュースを読む

村田3戦目ナシメントにTKO勝ち/詳細

TKOで勝利した村田(撮影・山崎安昭)

<プロボクシング:村田諒太プロ3戦目8回戦>◇22日◇中国マカオ・ザ・ベネチアン・コタイアリーナ

 ロンドン五輪ミドル級金メダルの村田諒太(28=三迫)が、プロ3戦目で元WBCラテン・スーパーウエルター級王者カルロス・ナシメント(36=ブラジル)に4回43秒TKO勝ちした。

|-y村田諒太(28=三迫)y-|○|TKO||4回43秒|×|-yカルロス・ナシメント(36=ブラジル)y-|

====s

【1回】

村田は上体を左右に動かして左ジャブを出していく。中盤から接近戦になり、村田の右ストレートがナシメントの顔面をとらえた。終盤に入って、再び距離を縮めてくるナシメントに対し、村田は様子を見るようにガードを固める。ラスト10秒、村田は右アッパー、ストレートをヒットさせた。

====s

【2回】

距離を詰めて左右のフックを繰り出すナシメントに対して、村田はジャブでけん制する。村田がじりじり距離を詰めてナシメントをロープ際に下げ、ワンツーをクリーンヒットさせる。終盤になっても村田ペースは続き、立て続けに右ボディストレートを当てた。

====s

【3回】

村田はジャブから右ストレート、ボディを出していく。ジャブが小気味よくナシメントの顔面をとらえる。残り1分、村田が右アッパーでナシメントをぐらつかせ、そこからはラッシュを見せ右ストレート、アッパー、左フックと次々にヒットさせる。残り30秒、左フックでついにダウンを奪う。起き上がったナシメントをさらに攻め、コーナーに追い詰めて連打を浴びせたが、再度のダウンは奪えずゴングが鳴った。

====s

【4回】

村田は、ナシメントがコーナーに下がった30秒過ぎから一気にラッシュ。右ストレート、ボディと上下に打ち分け、ナシメントをとらえる。なすすべなく村田の連打を浴びるナシメントに43秒、レフリーが間に入り試合を止めた。村田がTKO勝ちでプロ入り3連勝とした。

関連するニュースを読む

村田TKO勝利「意外と強心臓」一問一答

2回、村田はカルロス・ナシメントに右アッパーを浴びせる(撮影・山崎安昭)

<プロボクシング:村田諒太プロ3戦目8回戦>◇22日◇中国マカオ・ザ・ベネチアン・コタイアリーナ

 ロンドン五輪ミドル級金メダリストの村田諒太(28=三迫)が、元WBCラテン・スーパーウエルター級王者カルロス・ナシメント(36=ブラジル)に4回43秒TKO勝ちした。

 村田の試合後のインタビューは以下の通り。

 -プロ3戦目、海外試合でKO勝ち

 村田 狙ってたことができたのはすごくうれしいし、海外でできたことをうれしく思ってます。

 -狙っていた

 村田 KOはみんなが求めていることなので狙っていきました。

 -試合で得たもの

 村田 海外で落ち着いてできたことは自信にもなるし、意外と自分が強心臓だなと…。

 -いつもよりゲッソリしてた

 村田 今回減量も、スパーリングの調子がよく、早めに始められたので調子もよかった。

関連するニュースを読む

金メダリスト村田が4回TKO勝ち

村田はカルロス・ナシメントに右フックを浴びせる(撮影・山崎安昭)

<プロボクシング:村田諒太プロ3戦目8回戦>◇22日◇中国マカオ・ザ・ベネチアン・コタイアリーナ

 ロンドン五輪ボクシング金メダリストの村田諒太(三迫)は22日、プロ3戦目のノンタイトル8回戦で、カルロス・ナシメント(ブラジル)に4回TKO勝ちした。

関連するニュースを読む

村田諒太きょうプロ第3戦 公開計量パス

計量を終えた村田(左)は、ナシメントや美人と一緒に記念撮影(撮影・山崎安昭)

 【マカオ21日=藤中栄二】ロンドン五輪ミドル級金メダルの東洋太平洋、日本同級1位・村田諒太(28=三迫)が、「五輪の大トリ」を務める意識でプロ3戦目に臨む。今日22日、元WBCラテン・スーパーウエルター級王者カルロス・ナシメント(36=ブラジル)との73・4キロ契約体重8回戦を控え、前日計量をクリア。ソチでの日本勢の活躍に触発され、2年前の五輪決勝に挑む心構えでナシメント戦に備える。

 米国のビッグ興行でリングアナを務めるマイケル・バッファー氏のコールで登場した村田は、ムードを楽しんでいた。公開計量を72・8キロでパスしたナシメントを横目に、73・2キロでクリア。身長で6センチ低い176センチの相手から求められた握手をガッチリと交わし「この雰囲気がいいですね。より気分は高まっていますし、今から試合が楽しみです」と胸を躍らせた。

 ソチ五輪の閉幕間近のタイミングで迎えるプロ3戦目。鄒市明(中国)、メホンツェフ(ロシア)と他2人の五輪金メダリストと「リング・オブ・ゴールド」興行で競演する。ナシメントは、五輪決勝の相手ファルカンと同じ「外国人特有のバネがある」(村田)ブラジル人。自然と、脳裏に焼き付くロンドン五輪決勝が頭に浮かび上がった。そんな偶然の巡り合わせを、村田は強く意識した。

 村田 海外で活躍することは難しい。海外で勝利することは非常に価値あることだと思います。自分も海外で日本人が活躍することで日本に刺激を送りたい。

 村田が注目していたフィギュアスケート女子の浅田真央は、メダルを逃した。だが「SPでダメでもフリーで高得点を出すことがすごい。日本を元気にできる唯一無二の存在」とおもんぱかった上で「自分もそれに近づけるように頑張る」と口元を引き締めた。

 海外リングは予期しないハプニングが起こる。今のところ村田の周囲ではないが「自分には世界選手権や五輪を経験したバックボーンがある。それが味方になってくれる」と自信を胸にマカオのリングに立つ。

関連するニュースを読む

村田の相手36歳、打ち合いを予告

 ロンドン五輪ミドル級金メダルの東洋太平洋、日本同級1位・村田諒太(28=三迫)と元WBCラテン・スーパーウエルター級王者カルロス・ナシメント(36=ブラジル)の8回戦が今日22日、マカオで行われる。

 ナシメントは、徹底した打ち合いを予告した。アマ時代とプロ2戦分の村田の試合映像をチェックしたという36歳のベテランは「村田が攻めるタイプだと分かった。オレも同じく攻めるタイプなので面白い試合になるはず」と分析した。簡単にはダウンしないタフガイと呼ばれるナシメントは「オレは負けるつもりでマカオに来たわけじゃない」と自信たっぷりだった。

関連するニュースを読む

村田諒太が前日計量「身長差は予想通り」

体重計に乗って1番ポーズを決める村田(撮影・山崎安昭)

 ロンドン五輪ミドル級金メダル村田諒太(28=三迫)がプロ3戦目(22日、マカオ)を控えた21日、同地のホテルで前日計量に臨んだ。

 73・4キロ契約体重8回戦で激突する元WBCラテン・スーパーウエルター級王者カルロス・ナシメント(36=ブラジル)と顔をあわせ、握手を交わした。村田は73・2キロ、ナシメントも72・8キロでパスした。

 身長182センチの村田は6センチ低い176センチのナシメントと並び立ち、体格などをチェック。村田は「身長差などは予想通り。しっかりと練習してきた左ジャブを出したいし、相手はずんぐりした体なのでパワーはあると思う」と警戒した。減量に心配もない。プロ転向後初の海外マッチだが、目立ったトラブルもなかった。村田は「過去2戦と比べても減量も一番良かった。でも良い試合をみせないと良い悪いなど言えないし、試合のパフォーマンスでみせないといけない」と気持ちを引き締めていた。

関連するニュースを読む

村田、KOで金メダリスト競演で一番輝く

マカオ興行に出場する、ロンドン五輪ミドル級金メダル村田諒太(左)ら

 【マカオ20日=藤中栄二】ロンドン五輪ミドル級金メダルの東洋太平洋、日本同級1位・村田諒太(28=三迫)が、金メダリストへのライバル心を胸にリングに立つ姿勢を見せた。22日に元WBCラテン・スーパーウエルター級王者カルロス・ナシメント(36=ブラジル)とのプロ3戦目を控え、試合会場のあるホテルで公式会見に臨んだ。

 興行で競演するロンドン五輪ライトヘビー級金メダルのメホンツェフ(ロシア)、北京、ロンドン両五輪ライトフライ級2連覇の鄒市明(中国)らと壇上に登場。2人を横目に「日本では珍しい金メダリストも、ここには3人。その中でアピールするため、しっかりしたパフォーマンスを発揮する必要がある」と好ファイトを約束。堂々とした振る舞いに興行を主催する米プロモート大手トップランク社アラムCEOは「村田は引退したら映画俳優になれる」と絶賛した。

 アジア、米国、メキシコなど世界の12億人以上がテレビ視聴可能な注目の興行で、最高のアピールはKO勝利にほかならない。村田は「もちろん狙っていく。この素晴らしい街に必要とされる試合をしたい」と、海外プロデビュー戦に向けてボルテージを上げた。

関連するニュースを読む

村田の相手ナシメントは36歳だった

 東洋太平洋、日本同級1位・村田諒太(28=三迫)の相手の元WBCラテン・スーパーウエルター級王者カルロス・ナシメントが発表されていた年齢を訂正した。30歳でプロデビューし、現在40歳とされていたが、会見で「そんな経歴がどこで紹介されているかは知らないが、私は24歳でプロデビュー、現在36歳だ」と話した。

関連するニュースを読む

村田諒太プロ3戦目前に「試合楽しみ」

マカオ興行に出場するロンドン五輪ミドル級金メダル村田諒太(左端)ら(撮影・藤中栄二)

 22日にマカオでプロ3戦目を控えるロンドン五輪ミドル級金メダルの東洋太平洋、日本同級1位・村田諒太(28=三迫)が20日、試合会場コタイ・アリーナのあるベネチアン・リゾート&カジノで公式会見に臨んだ。

 「リング・オブ・ゴールド」と題した興行で元WBCラテン・スーパーウエルター級王者カルロス・ナシメント(36=ブラジル)との対戦を控え、村田は「良い雰囲気ですし、試合に向かっていく気分が高まる。試合が楽しみです」と気持ちを高揚させた。

 興行を主催する米プロモート大手トップランク社のCEOを務めるボブ・アラム氏(82)の司会で進行した会見には、北京、ロンドン両五輪ライトフライ級金メダルの鄒市明(32=中国)、ロンドン五輪ライトヘビー級金メダルのイーゴリ・メホンツェフ(29=ロシア)が登場。アラム氏は「ボクシングの世界大会のように、マカオに世界中の若い選手が集まり、最高のショーがみせられる。これを世界に届けたい」と話した。

関連するニュースを読む

村田「世界戦」ツアー計画

ポーズをとる村田諒太(撮影・藤中栄二)

 【マカオ19日=藤中栄二】ロンドン五輪ミドル級金メダルの東洋太平洋、日本同級1位・村田諒太(28=三迫)に今夏のシンガポール進出、16年リオデジャネイロ五輪前にブラジルで注目マッチに臨む計画が浮上した。村田は、元WBCラテン・スーパーウエルター級王者カルロス・ナシメント(40=ブラジル)とのプロ3戦目を22日に控え、練習を公開。視察に訪れた米プロモート大手トップランク社ボブ・アラムCEOが、今後の計画を明かした。

 同氏は「(村田は)夏の終わりにシンガポールで試合させる。(来春に)米国で(元6階級制覇王者)パッキャオの試合の前座で起用して雰囲気に慣れさせたい」と明言した。今月15日に村田がロンドン五輪決勝で激突したエキスバ・ファルカン(ブラジル)もトップランク社と契約し、プロデビューしたばかり。同氏は「16年リオ五輪直前、サンパウロでファルカン-村田で試合をさせたい」と2年後の構想まで明かした。

 同氏のプランを受け、村田は「すべてがキャリアと経験になる。楽しみたい」と意欲満々。公開練習では同時出場する鄒市明(中国)、メホンツェフ(ロシア)の金メダリスト3人で並び立ち、約300人のファンから歓声を浴びていた。

関連するニュースを読む

村田が練習公開、3戦目へ「全力尽くす」

トップランク社ボブ・アラムCEO(左)が見守る中で公開練習に臨んだ村田諒太(撮影・藤中栄二)

 22日にマカオでプロ3戦目を控えるロンドン五輪ミドル級金メダルで東洋太平洋、日本同級1位の村田諒太(28=三迫)が19日、同地のホテルで練習を公開した。

 今回の「リング・オブ・ゴールド」興行を主催する米プロモート大手トップランク社のCEOを務めるボブ・アラム氏が見守る中、リングでミット打ちなどを消化。同氏から「グレートパフォーマンスを期待したい」と声をかけられた村田は「全力を尽くします」と気合を入れ直した。

 対戦相手の元WBCラテン・スーパーウエルター級王者カルロス・ナシメント(40=ブラジル)についてアラム氏は「ナシメントはタフガイだ。村田にとっては世界王者へのプロセスの試合になる」と世界挑戦も経験するベテランとのマッチメークについて言及した。

関連するニュースを読む

村田がプロ3戦目へマカオ入り

マカオの試合会場、ベネチアンホテルに到着した村田(右)と下田(撮影・藤中栄二)

 22日にマカオでプロ3戦目を控えるロンドン五輪ミドル級金メダルの東洋太平洋、日本同級1位の村田諒太(28=三迫)が18日、同地に入った。

 元WBCラテン・スーパーウエルター級王者カルロス・ナシメント(40=ブラジル)と拳を交える試合の会場コタイアリーナがあるホテル・ベネチアン・マカオの外観を眺め、あらためてスケールの違いを感じた様子。村田は「大きな会場。これから世界の中心のカジノとなる場所で試合をやれるのがうれしい」と口にした。

 また同じ興行で元世界王者対決を控える元WBA世界スーパーバンタム級王者の下田昭文(29=帝拳)も同便でマカオ入り。元WBO世界同級王者マルビン・ソンソナ(29=フィリピン)との激突を控え「思いっきりマカオを楽しみたい」と意気込んだ。

関連するニュースを読む

村田、超軽量トランクスで海外デビュー

 ロンドン五輪ミドル級金メダルの東洋太平洋、日本同級1位・村田諒太(28=三迫)が、3つのこだわりを込めた新トランクスで海外デビューする。元WBCラテン・スーパーウエルター級王者カルロス・ナシメント(40=ブラジル)とのプロ3戦目(22日、マカオ)を控え、12日に都内のジムで練習を公開。自身の意向を反映した「勝負ショーツ」が完成間近になった。

 大量の汗、インターバルで上半身に受ける水でトランクスが重くなることを考慮し、裏表に水分を吸収しない(1)撥水(はっすい)の加工が施された。生地も硬い素材のエナメルやサテンなどが主流だが、動きやすさを重要視し(2)ストレッチ性の生地を使用。デザインも縫いつけではなく、プリントで対応した。(3)軽量化も依頼し、380グラムのトランクスが半分以下となる165グラムまで軽くなった。

 契約するアンダーアーマー社とトランクスの共同開発に成功した村田は「世界挑戦の経験、キャリアもある強い相手。でも世界を狙う上でここでつまずいてはダメ。試合映像は見たが印象的な強さは感じない」とキッパリ。自信を胸に世界進出の第1歩を待ち望んでいた。【藤中栄二】

関連するニュースを読む

村田3戦目へ 26連勝男とコンビ

米ラスベガス合宿から帰国した村田(右)と山中

 ロンドン五輪ミドル級金メダルの東洋太平洋、日本同級1位・村田諒太(28=三迫)が豪華パートナーを招き、プロ3戦目に備える。22日にマカオで元WBCラテン・スーパーウエルター級王者カルロス・ナシメント(ブラジル)と対戦する村田は10日、約1カ月間の米ラスベガス合宿から帰国。国内での本格的な最終調整のためにデビューから26連勝を挙げ、一昨年にIBF世界ウエルター級王座に挑戦したマイク・ジョーンズ(米国)を練習パートナーに迎えることが内定。「実力者ですし、ナシメントと似た部分もある」と歓迎した。

 今月2日から約1週間、同地で合宿していたWBC世界バンタム級王者・山中慎介(31=帝拳)も同便で帰国。「大きな刺激」と話した。2人とも関東地方の大雪の影響で乗り継ぎ地のロサンゼルスで約9時間も足止めされ、到着も大幅に遅れた。

関連するニュースを読む

村田と山中がラスベガス合宿から帰国

米ラスベガス合宿から帰国した村田(右)と山中(撮影・藤中栄二)

 ロンドン五輪ミドル級金メダルの東洋太平洋、日本同級1位・村田諒太(28=三迫)、WBC世界バンタム級王者の山中慎介(31=帝拳)が10日、そろって米ラスベガス合宿から帰国した。

 関東地方の大雪の影響で、約9時間遅れで日本に到着。予想以上の長旅となったが、2人ともボクシングの本場で臨んだ強化合宿に収穫いっぱいの笑顔をみせた。

 村田は今月22日、中国マカオで元WBCラテン・スーパーウエルター級王者カルロス・ナシメント(40=ブラジル)とのプロ3戦目を控え、先月10日から約1カ月間のスパーリング合宿に取り組んだ。スパーリング数は68回にのぼったという村田は「良いキャンプでしたし、ケガもない。今までパンチをもらってアゴが痛いとかあったのですが。今回はない。自分自身が成長しているし、自信になりますね」と話した。

 また今月2日から約1週間、初めてラスベガスでの合宿に取り組んだ山中は「過去に何回かはラスベガスに行きましたが、練習は初めて。1週間でしたが、すべてが新鮮で良い練習ができました」と口にした。ただ1週間で最後まで時差ボケを解消することができず「帰りの飛行機はずっと寝ていましたね」と苦笑していた。なお山中は4月に関西圏で6度目の防衛戦が予定されている。

関連するニュースを読む

村田、来春ベガスデビュー 末に世界獲り

練習前、サラス・トレーナー(左)にバンテージを巻いてもらう村田

 【米ラスベガス5日(日本時間6日)=藤中栄二】ロンドン五輪ミドル級金メダルの東洋太平洋、日本同級1位・村田諒太(28=三迫)が来春に米ラスベガス初戦、来年末に世界挑戦する方針が固まった。村田と契約を結ぶ米プロモート大手トップランク社のボブ・アラムCEOが、国内プロモートを担う帝拳ジム本田明彦会長に提案。同会長によれば、アラム氏は「来年初めにラスベガスで村田を世界ランカーと対戦させる。来年末に世界挑戦を用意する」との計画を示した。

 ラスベガスに練習拠点を置く村田にとって、同地での試合は夢舞台だ。22日にはマカオで元WBCラテン・スーパーウエルター級王者カルロス・ナシメント(40=ブラジル)とのプロ3戦目を控え、現在も練習中。「何戦目でもいいので、ラスベガスでやりたい。自分は米国中心で戦う階級にいるので」と歓迎した。

 今年は5、8、12月にも国内試合を計画する。さらにアラム氏から「10月の(トップランク主催)シンガポール興行も出場してほしい」とのオファーも受けた。本田会長も「今後、話し合う」と前向きな姿勢をみせた。

関連するニュースを読む