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おかみさんも対象1000人規模の研修会30日開催

芝田山広報部長(2019年8月31日撮影)

日本相撲協会は25日、協会執行部による定例会を開き、30日に東京・両国国技館で力士ら協会員やおかみさん、マネジャーなどの部屋関係者を対象とした研修会を行うことを決めた。

芝田山広報部長(元横綱大乃国)が明かし「感染症については、3月から先生方の見解も違ってきている。協会は感染予防に関しては、対策をしっかりやっているけど、感染者が出ないというわけではなく、どこで感染するか分からないわけですから」と研修会を行うことに至った経緯を説明。総勢は約1000人となる見通しで、国技館内の2階席も使用し、出席者はソーシャルディスタンスを保って距離を取る。

コロナ禍で不要不急の外出自粛が求められる中、7月場所中には幕内力士の阿炎が、場所前と場所中にキャバクラに通っていたことが発覚した。31日は秋場所(9月13日初日、国技館)の番付発表で、前日30日の研修会で引き締めるかたちとなる。同広報部長は「阿炎に特化するわけでなく、そういう話が出るかどうか。クラスターの話が出るかどうか。感染対策に関し、認識を深めてもらう」と話した。

また、感染予防対策として出稽古の禁止が継続することも決まった。31日の理事会後に行われる年寄総会で通達される。

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山内昌之氏「どう相撲を継承するか議論」有識者会議

日本相撲協会は20日、都内で「大相撲の継承発展を考える有識者会議」(山内昌之委員長)の第6回会合を開いた。4、6月の会合が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、第5回会合が開かれた2月以来半年ぶりの開催。全8人のメンバーのうち、歌舞伎役者の松本白鸚氏以外が出席した。

約2時間の議論を終えて代表取材に応じた山内委員長は「コロナの関係で大相撲が閉鎖する事態になり、そういう時代にどう相撲を継承するかを議論した」と説明した。7月場所前に不適切指導が判明して部屋を閉鎖する事態となった中川親方(元前頭旭里)や、7月場所前と場所中で複数回のキャバクラ通いが発覚して出場停止3場所と報酬減額の処分を受けた前頭阿炎の話題も挙がったという。山内委員長は「大相撲の伝統を踏まえてどのように状況を整理して、抱えている問題を分析するか。その中で私たちの意見も踏まえていくと思う」と見解を示した。

プロ野球ソフトバンクホークスの王貞治会長は唯一、オンラインで議論に加わった。会合の中で王会長は「死球の痛さを知らない人間は、プロ野球の本質について分かりづらいところもある。相撲でも稽古の厳しさや日々の鍛錬というのを経験していなければ分からないところもある」と、稽古や恐怖心に打ち勝つ重要性を説いた。

コロナ禍で日程が変更となった影響もあり、最終的にとりまとめる提言書の発表は今年秋から来年2月へと延期になった。次回について山内委員長は10月末までに開催する意向を示した。【佐藤礼征】

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阿炎、引退寸止め 再犯即処分の誓約書など条件科す

阿炎(2020年7月24日撮影)

日本相撲協会は6日、東京・両国国技館で理事会を開き、新型コロナウイルス禍の中でキャバクラに出入りするなどして引退届を提出していた幕内阿炎(26=錣山)について、引退届を受理せず、出場停止3場所と5カ月の報酬減額50%の処分を決めた。引退届については、再び問題を起こした場合に受理することや、それを了承する誓約書の提出、住居を錣山部屋に移すことを条件として、預かりのままとする極めて異例の処分。引退の意向を固めていたという阿炎は「戻りたい気持ちがある」などと話したという。

  ◇   ◇   ◇  

阿炎のコロナ禍でのキャバクラ通いに端を発した引退届は、受理されなかった。力士生命は、土俵際で救われた。5月には、新型コロナウイルスに感染した三段目力士の勝武士さんが28歳の若さで死去している。不要不急の外出自粛が求められていた7月場所中の愚行。師匠の錣山親方(元関脇寺尾)を通じて同場所14日目の1日に引退届を提出していた。関係者によると阿炎は角界を去る決意を固めていたが、協会は受理しなかった。<1>今後、程度を問わずに協会に迷惑をかける行為を行ったら受理<2>そのことを了承する誓約書の提出<3>住居を錣山部屋に移すという条件をつけた。

理事会ではまず、引退届を受理するかどうかの話し合いが行われたという。「感染症を軽く考えている。残す余地はない」という意見もあれば「何とか処分を重くして残す方法はないか」という声もあった。八角理事長(元横綱北勝海)が意見をまとめ、多数決(票数は非公表)で未受理が決定。温情も働き、引退届を協会が預かったままという異例の形となった。

コンプライアンス委員会の調査に阿炎は、7月場所前と場所中に4度キャバクラに出入りしたが、そのうち1度は行っていないとうそをついた。同行した幕下の極芯道には、口裏合わせを働き掛けていた。過去にも軽率な言動があった。昨年11月に会員制交流サイト(SNS)への不謹慎な動画投稿、今年2月の日本相撲協会研修会後には不適切な発言。いずれも厳重注意を受けている。理事会に呼び出され、あらためて事情を聴かれた阿炎は「戻りたい気持ちはある。やったことに責任を感じている」と謝罪したという。

引退はせず、角界に残ることとなったが、いばらの道は続く。3場所出場停止で幕下への陥落が濃厚。6月に結婚したばかりだが、幕下に落ちれば無給で、しばらくは愛妻と離れ、錣山部屋での生活が続き、行動も厳しく制限される。長い手足を生かした突き押しを武器に三役も経験。ユーモアあふれるキャラクターで人気もあり、将来有望な力士だが、最後通告を突き付けられた形。とにかく、相撲だけに向き合い再起を期すしかない。

◆阿炎政虎(あび・まさとら)本名は堀切洸助。1994年(平6)5月4日、埼玉・越谷市生まれ。千葉・流山南高から錣山部屋へ。13年夏場所初土俵。15年春場所新十両。18年初場所新入幕。19年名古屋場所新小結。最高位は東小結。敢闘賞2回。金星2個。通算成績は260勝202敗8休。得意は突き、押し。6月に結婚を表明。188センチ、150キロ。

◆日本相撲協会の処分 賞罰規定の第3章「懲戒」に定められている(イラスト参照)。近年の解雇は15年10月、マネジャーの男性を暴行して傷害罪で起訴された熊ケ谷親方(元十両金親)。業務停止は処分期間中、弟子の指導もできない。旧規定で最も重い除名は、公益財団法人移行後の現行規定からなくなった。暴力禁止規定による処分でも同じ7項目が定められている。

相撲協会の懲戒処分

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阿炎とキャバクラ同行は極芯道、2場所出場停止処分

極芯道(19年1月13日)

日本相撲協会は6日、東京・両国国技館で理事会を開き、4日までに引退届を提出していた阿炎(26=錣山)について、引退届を未受理とし、出場停止3場所および5カ月50%の報酬減額の懲戒処分を決定し、本人に通知したことを発表した。

   ◇   ◇   ◇

阿炎とキャバクラに出入りしていた幕下力士が極芯道であると発表され、2場所の出場停止となった。3日までに進退伺を提出していたが、過去の処分歴がないことも考慮された。十両経験者の極芯道は右膝の負傷で初場所から休場中。5月に手術を受け、師匠の錦戸親方(元関脇水戸泉)の配慮で幕下でありながら療養のため個室が与えられていたが、夜間に部屋を抜け出して不要不急の外出を繰り返していた。錦戸親方は「けん責」処分に。

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阿炎の引退届を受理せず…今後迷惑かけたら即引退

阿炎(2020年7月24日撮影)

日本相撲協会は6日、東京・両国国技館で理事会を開き、4日までに引退届を提出していた阿炎(26=錣山)について、引退届を未受理とし、出場停止3場所および5カ月50%の報酬減額の懲戒処分を決定し、本人に通知したことを発表した。

今後、程度を問わず協会に迷惑をかける行為を行った場合には、預かっている引退届を受理することと、またそのことを了承する旨の誓約書を提出すること、住居を錣山部屋に移し、師匠の錣山親方(元関脇寺尾)の監督下に入ることを条件とした。阿炎は当面日常生活に支障のある場合をのぞき、外出禁止とした。

師匠の錣山親方は指導監督に重大な不足があったとして、6カ月20%の報酬減額となった。

阿炎は不要不急の外出自粛が求められている中、7月場所中にキャバクラに出入りしていたことが発覚。師匠の判断で7日目から休場していた。阿炎はさらにコンプライアンス委員会の聴取に対して「場所前と場所中に2回」と報告していたが、実際は場所前から複数回出入りしており、虚偽の報告をしていた。また同席していた幕下以下の力士に、出入りした回数などについて口裏合わせを指示していた。

また、阿炎に同行してキャバクラに出入りした幕下極芯道(錦戸)には出場停止2場所の処分が決定した。極芯道は3日までに協会に進退伺を提出していた。師匠の錦戸親方(元関脇水戸泉)にはけん責の処分が通知された。

◆阿炎の不適切行動と発言 昨年11月に十両若元春の手足をテープで縛った動画を自身のインスタグラムに投稿。“悪ふざけ”動画はSNSで拡散され、ネット上で「暴力を連想させる」など批判を浴びた。協会から口頭で厳重注意を受け、反省文を提出。さらに今年2月の全協会員を対象とした研修会終了後、会場を引き揚げる際に報道陣の取材に対して「爆睡していた」「寝ていたので何も聞いていない」と発言。翌日に師匠と協会を訪れて謝罪し、鏡山コンプライアンス部長から厳重注意を受けた。

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阿炎キャバクラ回数を虚偽報告 処分関わらず引退へ

阿炎(2020年7月24日撮影)

日本相撲協会に引退届を提出した平幕の阿炎(26=錣山)が、7月場所中にキャバクラ通いしていたことについてコンプライアンス委員会に虚偽の報告をしていたことが5日、協会関係者への取材で分かった。

阿炎は不要不急の外出自粛が求められている中、同場所中にキャバクラに出入りしていることが発覚。同委員会の事情聴取に対して「場所前と場所中に2回」と報告していた。しかし、実際は場所前から複数回出入りしており、同委員会はすでに調査済み。また同席していた幕下以下の力士に、出入りした回数などについて口裏合わせを指示したという。

阿炎は師匠の錣山親方(元関脇寺尾)を通じて、4日までに引退届を提出。5日時点で協会は受理していないが、6日に開く理事会で受理される見込み。仮に出場停止などの処分だったとしても、阿炎は引退を決めているという。また、同行していた幕下以下の力士も、3日までに協会に進退伺を提出。休場中の違反ということもあり、阿炎同様に協会内には厳罰を求める声が出ていたが、阿炎より軽い処分になる見通しだ。

また、同場所中に飲食店で泥酔した様子の写真がネット上に拡散された田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)も、処分が下される可能性がある。

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キャバクラ通い阿炎が引退届 6日理事会で処分決定

阿炎(2020年7月24日撮影)

大相撲の幕内力士、阿炎(26=錣山)が日本相撲協会に引退届を提出していたことが4日、分かった。

阿炎は不要不急の外出自粛を求められている中、7月場所中にキャバクラに出入りしていたことが発覚。師匠の錣山親方(元関脇寺尾)の判断で、7日目から休場していた。日本相撲協会は6日の理事会で処分などについて検討するため、阿炎の引退届は現時点で受理されていない。

  ◇  ◇  ◇

阿炎が師匠の錣山親方を通じて、4日までに引退届を提出していた。日本相撲協会は受理していないため、引退が決まったわけではない。6日に理事会が開かれ、処分が決まる見通し。受理されるか否かについても、議論の対象になる可能性がある。

幕内力士として責任を痛感したからこその判断に至ったとみられる。阿炎は7月場所7日目(7月25日)から突然休場した。同日、NHK大相撲中継の解説を務めた師匠の錣山親方が「数人のお客様と会食に行ったため、大事を取り休場することになった」と説明。「自業自得というか、本人がコロナにかかるのは自分の責任。協会員が一丸となり、お客さんを入れて開催するのに最低のこと」と厳しく指摘していた。

その翌日、芝田山広報部長(元横綱大乃国)は会食場所について「小池都知事が言う夜の店」とし、回数についても「場所前と場所中と2回」と明かした。阿炎とは別の部屋に所属する幕下以下の力士も同席していた。関係者によると、「夜の店」は、キャバクラであることも判明していた。

日本相撲協会は観客を入れて7月場所を開催するにあたり、独自のガイドラインを作成。「基本的に外出自粛とし、不要不急の外出をしない」などルールを定めて、全協会員に周知していた。新型コロナウイルスの感染防止に向け、一丸となっていただけに、芝田山広報部長は「情状酌量の余地もない」と断言するなど、協会内には怒りの声が上がっていた。

阿炎とキャバクラに同行していた幕下以下の力士はすでに協会に進退伺を提出している。協会の力士ら協会員への処分は軽い順にけん責、報酬減額、出場停止、業務停止、降格、引退勧告、解雇の7項目。阿炎は師匠と話し合った末の引退届提出とみられ、処分内容にかかわらず角界を去る可能性が高いという。

◆阿炎政虎(あび・まさとら)本名は堀切洸助。1994年(平6)5月4日、埼玉・越谷市生まれ。小4から3年連続でわんぱく相撲全国大会出場。大相模中3年時に全国中学3位。千葉・流山南高3年時に高校総体16強。卒業後の13年夏場所に錣山部屋から初土俵。15年春場所に新十両、18年初場所で新入幕。19年名古屋場所で新小結に昇進。金星2個、敢闘賞2回。188センチ、150キロ。得意は突き・押し。

◆阿炎の不適切行動と発言 昨年11月に十両若元春の手足をテープで縛った動画を自身のインスタグラムに投稿。“悪ふざけ”動画はSNSで拡散され、ネット上で「暴力を連想させる」など批判を浴びた。協会から口頭で厳重注意を受け、反省文を提出。さらに今年2月の全協会員を対象とした研修会終了後、会場を引き揚げる際に報道陣の取材に対して「爆睡していた」「寝ていたので何も聞いていない」と発言。翌日に師匠と協会を訪れて謝罪し、鏡山コンプライアンス部長から厳重注意を受けた。

◆新型コロナウイルスに対する角界のこれまでの主な動き

▼4月3日 日本相撲協会が臨時理事会を開き、夏場所と名古屋場所の2週間延期を決議。

▼同7日 政府が緊急事態宣言発令。

▼同10日 角界では初となる、三段目力士の勝武士さんの新型コロナウイルス感染が判明。

▼同25日 高田川親方(元関脇安芸乃島)、十両白鷹山ら6人の新型コロナ感染を発表。

▼同30日 高田川親方、白鷹山ら6人の退院を公表。

▼5月4日 政府が緊急事態宣言を延長。夏場所の中止が決定。

▼同13日 勝武士さんが新型コロナ感染による多臓器不全で28歳の若さで死去。

▼同25日 政府が緊急事態宣言を全面解除。

▼7月6日 希望者に行った抗体検査の結果、5人から抗体が見つかったと発表。芝田山広報部長はウイルス陽性者なしの見解。

▼同13日 相撲協会は臨時理事会を開き、7月場所の開催を正式決定。1日あたりの観客数の上限を約2500人に設定。

▼同25日 阿炎が7月場所7日目から突然休場。錣山親方は「数人のお客様と会食に行ったため。大事を取り休場することになった」と説明。

▼同27日 田子ノ浦親方が夜に外出して泥酔し、鏡山危機管理部長から厳重注意を受ける。

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悪ふざけ動画、「爆睡していた」/阿炎の不適切行動

阿炎(2020年7月24日撮影)

大相撲の幕内力士、阿炎(26=錣山)が日本相撲協会に引退届を提出していたことが4日、分かった。

阿炎は不要不急の外出自粛を求められている中、7月場所中にキャバクラに出入りしていたことが発覚。師匠の錣山親方(元関脇寺尾)の判断で、7日目から休場していた。日本相撲協会は6日の理事会で処分などについて検討するため、阿炎の引退届は現時点で受理されていない。

◆阿炎の不適切行動と発言 昨年11月に十両若元春の手足をテープで縛った動画を自身のインスタグラムに投稿。“悪ふざけ”動画はSNSで拡散され、ネット上で「暴力を連想させる」など批判を浴びた。協会から口頭で厳重注意を受け、反省文を提出。さらに今年2月の全協会員を対象とした研修会終了後、会場を引き揚げる際に報道陣の取材に対して「爆睡していた」「寝ていたので何も聞いていない」と発言。翌日に師匠と協会を訪れて謝罪し、鏡山コンプライアンス部長から厳重注意を受けた。

◆阿炎政虎(あび・まさとら)本名は堀切洸助。1994年(平6)5月4日、埼玉・越谷市生まれ。小4から3年連続でわんぱく相撲全国大会出場。大相模中3年時に全国中学3位。千葉・流山南高3年時に高校総体16強。卒業後の13年夏場所に錣山部屋から初土俵。15年春場所に新十両、18年初場所で新入幕。19年名古屋場所で新小結に昇進。金星2個、敢闘賞2回。188センチ、150キロ。得意は突き・押し。

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阿炎とキャバクラ行った力士が進退伺 協会6日審議

大相撲7月場所8日目 阿炎の休場を知らせる電光板(2020年7月26日)   

大相撲7月場所中に平幕の阿炎とともにキャバクラに行っていたことが発覚した幕下以下の力士が、師匠を通じて日本相撲協会に進退伺を申し出ていたことが3日、関係者への取材で分かった。

同関係者によると、師匠と当該力士間で進退について話し合い、協会にゆだねることにしたという。キャバクラ通いについてはすでにコンプライアンス委員会に報告済みで、6日の理事会で審議される予定になっている。

7月場所中は不要不急の外出自粛の通達がありながら、当該力士は阿炎とキャバクラに行った。発覚当初、芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「場所後の理事会で議題に挙がる事案。幕内の関取が場所中にああいう形で休場することにおいて1つの事案として報告されるのは間違いない」と明言。同じ違反でも関取の阿炎の方が罪が重いとの見解を示した一方、当該力士は休場中だったにもかかわらず外出の違反をしたため、協会内では厳罰を求める声が上がっていた。師匠も責任を強く感じているが、当該力士は将来有望な関取経験者ということから、引退届ではなく進退伺を申し立てたという。

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相撲協会が制限通達「夜の接待、2次会、大皿」ダメ

幕尻優勝を果たし、八角理事長(右)から賜杯を受け取る照ノ富士(撮影・河田真司) 

日本相撲協会が協会員に対して「外出の際の徹底事項」を1日付の文書で通達していたことが2日、分かった。

八角理事長(元横綱北勝海)名での通達では「『夜の接待を伴う店』への入店は禁止」「2次会は禁止」「大皿は頼まない」などの項目が盛り込まれた。7月場所中には平幕の阿炎のキャバクラ通い発覚や、田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)の泥酔写真がネット上に拡散されるなどの問題が起こった。芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、場所後は師匠の許可次第で外出可能とした。また、2週間後に全力士を対象に新型コロナの抗体検査実施を明らかにした。

あらゆる感染予防策が敷かれる中、感染者0で7月場所は幕を閉じた。協会は観客数の上限を1日約2500人に設定し、来場者にマスク着用や声援自粛を求めた。力士には支度部屋で準備運動をする際にマスク着用を義務づけるなどした。八角理事長は「力士も頑張って、協会員も(約束を)守ってくれた。内容は、横綱、大関が休場して申し訳ないが、頑張ってくれた力士がいた。お客さんには本当に拍手(の応援)で後押ししてもらった」などと振り返った。外出が可能となった以上、1人1人のさらに強い自覚が求められる。

八角理事長(手前)(20年7月19日)

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場所後の行動は「師匠の許可取って」各部屋へ通達へ

芝田山広報部長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は大相撲7月場所千秋楽の2日、報道陣の電話取材に応じて、場所後の行動制限についての新たなガイドラインを各部屋に通達することを明かした。

「本日中には部屋の方に通達。協会員の手に渡ることになる。制限はいろいろあるが、師匠の許可を取って行動することになっている。『誰と、いつ、どこに行く』のかを師匠に報告する」などと説明した。

日本相撲協会は、場所前や場所中は原則的に外出禁止とし、不要不急の外出を自粛するように通達してきた。その状況下で平幕の阿炎と幕下以下の力士1人によるキャバクラ通いが発覚、田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)が飲食店で泥酔している様子の写真がネット上で拡散するなどの問題が起こった。芝田山広報部長は「師匠の許可を取って行動する。協会員には行動確認表も渡す。出かけた後に行動を確認できるように。どういう行動をしたかを記録する」と、条件付きでの外出を許可する方針を示した。

また会食について「外で食事はダメではない。だけど接待を伴う店は自粛して下さい。阿炎がそういう行動を取ったけど、そういう所は感染者が多いということ」と説明した。場所後の帰省についても「相手方も安心するために検査をしてから行って下さいとのこと。ルールを守れば外出してもいい」と師匠の許可があり、体調、検査結果などに異常がなければ可能だという。

一方で出稽古については、引き続き禁止のままだという。解禁の時期については「番付発表後に考える」と秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の番付発表が行われる8月31日以降に決めるという。また行動制限に関する新たなガイドラインも「場所後2週間の取り決め。2週間たったら、また2週間の指針がある」と改正する方針。7月場所終了の2週間後に、全力士に新型コロナウイルスの抗体検査を受けさせることも明かした。

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外出泥酔の田子ノ浦親方は厳重注意「不適切なこと」

田子ノ浦親方(19年1月撮影)

田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)が夜に外出して泥酔し、27日に鏡山危機管理部長(元関脇多賀竜)から厳重注意を受けた。芝田山広報部長(元横綱大乃国)が28日、明らかにした。田子ノ浦親方は居酒屋風の店内で眠っている写真がネット上で拡散されていた。協会が新型コロナウイルス感染症対策のガイドラインを作成し、力士や親方ら協会員は基本的に外出禁止で、不要不急の外出をしないよう定めている中、不適切な行動と判断された。

電話取材に応じた同広報部長は、田子ノ浦親方が外出した時期については「本人が場所中かどうか分からないと言っている」と説明。新型コロナウイルスの抗原検査は陰性だった。同広報部長は「弟子を抱える師匠が泥酔状態で写真を撮られネットに載せられてしまうのは不適切なこと」と語気を強めた。

休場した東前頭5枚目阿炎と幕下以下の力士1人が、場所前から複数回キャバクラに行っていたことが明らかになった矢先のことだった。接待を伴う場所ではなかったが、同広報部長は「泥酔はまずい。はなっからこういうことではどうすればいいんだよと。自覚がない」とあきれていた。

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田子ノ浦親方を注意 不要不急の外出か 検査は陰性

田子ノ浦親方(19年1月撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は大相撲7月場所10日目の28日、報道陣の電話取材に応じ、不要不急の外出をしたとみられる田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)が新型コロナウイルスの抗原検査を受けて陰性だったことを明かした。

田子ノ浦親方は不要不急の外出の末に泥酔したとし、その写真がネットなどに流れて問題視されている。同広報部長は「私はネットも写真も見てないが、そういうことがあって検査を受けたのは分かっている」と説明。田子ノ浦親方が協会執行部から呼び出されて注意を受けたかについては「詳しいことは聞いてないけど、報告があればお伝えします」とした。外出した時期については「本人が場所中かどうか分からないと言っている」と不明とした。

相撲協会は7月場所開催にあたり、新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインを作成。親方や力士ら協会員は基本的には外出禁止で、不要不急の外出をしないように定められている。芝田山広報部長は、田子ノ浦親方の会食事情について「接待を伴うような場所ではない」と説明。しかし「泥酔はまずい。部屋持ちの師匠だから、その辺は協会一丸でやっているんだから気をつけてもらわないと困る。浅はかな行動を取って欲しくない。自覚のなさというか。たくさんの中で1人、2人がこういう行動を取ると大きな問題になる」と話した。

最近では東前頭5枚目阿炎と幕下以下の力士1人が、場所前から複数回キャバクラに行っていたことが明らかになったばかり。阿炎は25日の7日目から休場しており、再出場はない見通し。田子ノ浦親方の会食時期などは現段階では不明だが、協会が一丸となって本場所開催に向けて感染防止策を徹底している中で、またしても自覚ない行動が発覚してしまった。

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「北尾は新人類…阿炎は超新人類」芝田山広報部長

阿炎(2020年7月22日撮影)

相撲界が一丸となって新型コロナウイルス感染予防を徹底する中、場所前から複数回キャバクラに行っていた東前頭5枚目阿炎(26=錣山)を、日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が27日、「超新人類」と評して皮肉った。「俺らの時代は北尾(元横綱双羽黒)が新人類と呼ばれたけど超新人類だね」。87年に師匠の立浪親方(元関脇安念山)ともめて部屋を飛び出し、騒動を起こして廃業した元横綱を引き合いに出した。

阿炎は前日26日に新型コロナウイルスの抗原検査で陰性だったが、現在は自宅で隔離されている。同広報部長は「阿炎はこんな不適切なことをやらかして、陰性で済んだから良かったものの症状がなく万が一、陽性なら大変なことになっていた。所帯持ったんなら今場所は自宅で謹慎してもらうしかない」と怒りを隠さなかった。

阿炎の不適切行動を受け、芝田山広報部長は、協会が各部屋の協会員に対して八角理事長(元横綱北勝海)名で感染対策のガイドラインを熟読するよう通達する方針を固めたことも明かした。30ページを超えるガイドラインは、協会員1人1人に手渡されている。同広報部長は「理事長名の通達は各部屋の師匠、部屋の者にしっかり伝わるようになっている。30ページもあるガイドラインを最初から最後まで熟読するのは大変だけど、一般常識でも役立つ内容。熟知してもらわないと困る」と危機感を募らせた。

87年大相撲秋場所初日、土俵入りを行う双羽黒 

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朝乃山、取り直しの一番制し9連勝/9日目写真特集

<大相撲7月場所>◇9日目◇27日◇東京・両国国技館

新大関の朝乃山が、小結隠岐の海との取り直しの一番を制して、初日から9連勝とした。

最初の取組は、土俵際で体勢を崩しながらも左上手投げを決めたかと思われたが、物言い。協議の結果、同体と見なされて取り直しに。取り直しの一番でも立ち合いすぐに左上手を取ると、粘る隠岐の海を力ずくで再び上手投げで転がした。新大関の初日から9連勝は、11年九州場所の琴奨菊と並ぶ昭和以降5位タイとなった。

横綱白鵬も碧山を下して、全勝をキープ。3月の春場所に続く、2場所連続45度目の優勝へ突き進む。朝乃山と白鵬が全勝を守り、優勝争いを引っ張る形となった。

序二段から史上初の再入幕を果たした照ノ富士は、佐田の海を破って勝ち越しを決めた。幕内での勝ち越しは、大関だった17年夏場所以来。1敗も守り、優勝争いに加わっている。

関脇正代は輝を下して1敗を死守。関脇御嶽海は初顔合わせとなった霧馬山に負けて、今場所初の連敗を喫して2敗に後退した。かど番の大関貴景勝は炎鵬を下して6勝目。かど番脱出まで、あと2勝に迫った。

横綱白鵬の土俵入り

大相撲7月場所9日目の横綱土俵入りに臨む白鵬(右)。露払い石浦、太刀持ち炎鵬(撮影・河田真司)

幕内

佐田の海寄り切り照ノ富士

照ノ富士(右)は佐田の海を寄り切りで下す(撮影・小沢裕)

懸賞金を手に土俵を引き揚げる照ノ富士(撮影・鈴木正人)


琴勝峰突き落とし

勢(手前)を突き落としで破る琴勝峰(撮影・鈴木正人)


玉鷲寄り切り琴奨菊

玉鷲(手前)を寄り切りで破る琴奨菊(撮影・鈴木正人)

玉鷲(下)を寄り切りで破った琴奨菊(撮影・鈴木正人)

玉鷲(右)を寄り切りで破り、勢いで土俵下に落ちる琴奨菊(撮影・河田真司)  


照強押し出し魁聖

豪快に塩をまく照強(撮影・河田真司)

照強(左)は魁聖を押し出しで下す(撮影・小沢裕)


千代大龍突き出し竜電

千代大龍(右)は突き出しで竜電を下す(撮影・小沢裕)

大きく伸びをする千代大龍(撮影・河田真司) 


宝富士突き落とし徳勝龍

宝富士(左)を引き落としで破る徳勝龍(撮影・河田真司)


阿武咲押し出し豊山

阿武咲(右)を攻める豊山(撮影・河田真司) 

大きく伸びをする阿武咲(撮影・河田真司)


遠藤押し出し隆の勝

隆の勝(右)の攻めに耐える遠藤(撮影・河田真司)


大栄翔突き落とし北勝富士

北勝富士(左)は突き落としで大栄翔を下す(撮影・小沢裕)

大栄翔(手前)を突き落としで破る北勝富士(撮影・河田真司)

大栄翔(左)を突き落としで破る北勝富士(奥)(撮影・河田真司)


霧馬山寄り切り御嶽海

御嶽海(左)は霧馬山に寄り切りで敗れる(撮影・小沢裕)


正代押し出し

輝(左)の攻めに耐える正代(撮影・河田真司)  


隠岐の海上手投げ朝乃山

朝乃山(左)と隠岐の海の取組は隠岐の海の体が先に土俵に落ちたようにも見え、1度は朝乃山に軍配が上がったが審判団から物言いが付く(撮影・小沢裕)

隠岐の海と朝乃山の取組は同体で取り直し(撮影・河田真司)

隠岐の海(左)を上手投げで破り勢い余って土俵を飛び出す朝乃山(撮影・鈴木正人)


貴景勝突き倒し炎鵬

炎鵬(右)を攻める貴景勝(撮影・河田真司)  


白鵬叩き込み碧山

碧山(右)ののど輪に耐える白鵬。中央は行司の木村玉治郎(撮影・河田真司)   

碧山(右)をはたき込みで破り土俵を飛び出る白鵬(撮影・鈴木正人)

十両土俵入り

大相撲7月場所9日目の十両土俵入り(撮影・河田真司)

幕内土俵入り

大相撲7月場所9日目の幕内土俵入り(撮影・河田真司)

幕内土俵入りに臨む、左から豊山、御嶽海、朝乃山、琴勇輝、照ノ富士(撮影・小沢裕)

鶴竜、阿炎、琴ノ若が休場

休場を知らせる電光板に琴ノ若の名が加わる(撮影・河田真司)

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キャバ通い阿炎は「超新人類だね」芝田山広報部長

阿炎(2020年3月16日撮影)

<大相撲7月場所>◇9日目◇27日◇東京・両国国技館

場所前と場所中に幕内力士の阿炎(26=錣山)が「夜の街」に足を運んでいたことを受けて、日本相撲協会は各部屋の協会員に対して八角理事長(元横綱北勝海)名で感染対策のガイドラインを熟読するよう通達する方針を固めた。

芝田山広報部長(元横綱大乃国)が明かし「ガイドラインは協会員1人1人の手に渡るように郵送している。30ページもあるガイドラインを最初から最後まで熟読するのは大変だけど、一般常識でも役立つ内容。熟読してもらわないと困る。こういうことがあったから理事長名で各部屋に送ることが大事」と話した。

阿炎は前日26日に、新型コロナウイルスの抗原検査で陰性だったが、キャバクラに通っていたことが判明している。同広報部長は「こんな不適切なことをやらかして、陰性で済んだから良かったものの症状がなく万が一、陽性なら大変なことになっていた。所帯持ったんなら今場所は自宅で謹慎してもらうしかない。俺らの時代は北尾(元横綱双羽黒)が新人類と呼ばれたけど“超新人類”だね」と皮肉った。

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会食休場の阿炎、場所前から複数回キャバクラ通い

24日、幕内土俵入りを行う阿炎

知人らと会食に行くなどして大相撲7月場所7日目の25日から休場している東前頭5枚目阿炎(26=錣山)が、場所前からキャバクラに複数回行っていたことが26日、関係者の話で分かった。また初日から休場していたにも関わらず、幕下以下の力士1人が会食に同席していたことも判明。本場所開催に向けて日本相撲協会が一丸となり、新型コロナウイルス感染防止を徹底してきた中での騒動に、協会内からは怒りの声が上がっている。

   ◇   ◇   ◇

突然の休場から一夜明けたこの日、阿炎の会食事情が明らかとなった。報道陣の電話取材に応じた協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は会食場所について「小池都知事が言う『夜の店』。スナックなのかラウンジなのかキャバクラなのかは分からない」と説明。回数についても「場所前と場所中と2回」と話した。しかし関係者によると、実際は接待を伴うキャバクラに場所前から複数回行っていたという。しかも、阿炎とは別の部屋に所属する初日から休場していた幕下以下の力士が同席していた。

協会は場所前に「基本的に外出禁止とし、不要不急の外出をしない」などのルールを定めたガイドラインを各部屋に配布。感染防止に向けて一丸となっていた。それだけに会食が発覚した25日に「さんざん何回もやらかして、世の中がどんな状況か考えてほしい。子どもじゃないんだから」と激怒していた芝田山広報部長は収まらない。「幕内の関取が場所中にああいう形で休場することにおいて1つの事案として場所後の理事会で報告されるのは間違いない。情状酌量の余地もない」と断言。場所後の理事会で議題に挙がることとなった。同じ違反でも通常なら関取より軽い処分となる幕下以下の力士についても、協会内では厳罰を求める声が上がっているという。

阿炎は25日に37度6分の熱を出し、同日に行った新型コロナウイルスの抗原検査の結果は陰性。幕下以下の力士も25日に37度以上の熱を出すも、同検査の結果は陰性だった。両力士はこの日も抗原検査を受けて再び陰性だったが、阿炎に対して「自業自得」と「懲罰休場」させた錣山親方(元関脇寺尾)と幕下以下の力士の師匠ともに、弟子の再出場を否定しているという。

同広報部長は「同じ部屋の力士や取組をした力士はガイドライン通りに感染予防を行っており、出場に問題はないという判断」と説明。6日目までに対戦した力士や、錣山部屋の力士、幕下以下の力士が所属する部屋の力士らは休場しない。6月に結婚したばかりで、初優勝を目指していたはずだった阿炎らの場所前、場所中のキャバクラ通い。入念に準備をし、場所中も細心の注意を払ってきた協会を裏切る行為となった。

   ◇   ◇   ◇

◆阿炎の不適切行動と発言 昨年11月に十両若元春の手足をテープで縛った動画を自身のインスタグラムに投稿。“悪ふざけ”動画はSNSで拡散され、ネット上で「暴力を連想させる」など批判を浴びた。協会から口頭で厳重注意を受け、反省文を提出。さらに今年2月の全協会員を対象とした研修会終了後、会場を引き揚げる際に報道陣の取材に対して「爆睡していた」「寝ていたので何も聞いていない」と発言。翌日に師匠と協会を訪れて謝罪し、鏡山コンプライアンス部長から厳重注意を受けた。

◆日本協会のコロナ対策ガイドライン 「日常生活における感染予防」の項目の1つに「外出の自粛」がある。「不要不急の外出を自粛する。近隣以外への緊急な外出や必要な外出は、師匠が協会に相談した上で行う」と書かれている。また「協会員の移動」の項目の中にも「基本的に外出禁止とし、不要不急の外出をしない」「人との接触の機会を減らす」とある。なお外出する場合は「マスクを着用し『いつ、だれと、どこに』を明確にし、師匠に報告する」と明記している。

◆新型コロナウイルスに対する角界のこれまでの主な動き

▽3月22日 史上初の無観客開催となった春場所が千秋楽を迎えて15日間の日程を終了。

▽4月3日 日本相撲協会が臨時理事会を開き、夏場所と名古屋場所の2週間延期を決議。

▽同7日 政府が緊急事態宣言を発令。

▽同10日 角界では初となる、三段目力士の勝武士さんの新型コロナウイルス感染が判明。

▽同25日 高田川親方(元関脇安芸乃島)、十両白鷹山ら6人の新型コロナ感染を発表。

▽同27日 相撲協会が夏場所の新番付を発表。

▽同30日 高田川親方、白鷹山ら6人の退院を公表。

▽5月4日 政府が緊急事態宣言を延長。夏場所の中止が決定。

▽同13日 勝武士さんが新型コロナ感染による多臓器不全で28歳の若さで死去。

▽同18日 希望する協会員を対象に新型コロナの感染歴を調べる抗体検査を開始。

▽同25日 政府が緊急事態宣言を全面解除。

▽7月6日 検査の結果、5人から抗体が見つかったと発表。芝田山広報部長はウイルス陽性者なしの見解。

▽同13日 相撲協会は臨時理事会を開き、7月場所の開催を正式決定。1日あたりの観客数の上限を約2500人に設定。

▽同19日 7月場所開始。

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阿炎は今場所再出場させず「情状酌量の余地はない」

阿炎(2020年3月16日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は大相撲7月場所(東京・両国国技館)8日目の26日、知人と会食に行くなどして7日目から休場となった東前頭5枚目の阿炎について、「今の状況では師匠は『今場所は出場させない』ということです」と、再出場させないことを明かした。

また、阿炎が接待を伴う会食場所に足を運んだのは場所前と場所中の2回だったことも判明した。同広報部長は「場所前もそうだけど、場所中はまずいということで即、昨日の措置(休場)になった。情状酌量の余地はない。相撲で接触させられないでしょう」と切り捨てた。

会食の詳細について同広報部長は「会食と言われるけど接待を伴う店に行った。不特定多数を接待することによって感染することがあるということ。小池都知事が言う『夜の店』。スナックなのかラウンジなのかキャバクラなのか分からないが、夜の店」と説明している。

阿炎は25日に37度6分の熱があったといい、抗原検査を受けた結果は陰性だったという。現在は隔離して様子をみているといい「同じ部屋の力士や取組をした力士はガイドライン通りに感染予防を行っており、出場に問題はないという判断」とここまでに阿炎と取組を行った力士や同部屋の力士らは出場を続けるとした。阿炎にPCR検査を受けさせる予定はないという。

また「夜の店」には、幕下以下の力士が1人同席していたといい、25日に37度以上の発熱があったことも明かした。当該力士の抗原検査の結果は陰性で「(阿炎と)同じ部屋ではない。同部屋の力士らは阿炎と同じように大丈夫という判断です」と説明した。

阿炎の休場については、7日目の午後2時ごろに阿炎が知人らと会食に行ったことを知った師匠の錣山親方(元関脇寺尾)が、急きょ決断した。その後、同親方はNHKの大相撲中継に解説者として出演。「こういう時期に軽はずみの行動をしてしまった。(休場は)自業自得。協会員が一丸となり、お客さんを入れて開催することになったのに最低のことです」などと厳しい言葉を並べていた。

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休場の阿炎、会食は「接待を伴う夜の店」芝田山親方

阿炎(2020年3月16日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は大相撲7月場所(東京・両国国技館)8日目の26日、知人と会食に行くなどして7日目から休場となった東前頭5枚目の阿炎について、会食場所が接待を伴う店であることを明かした。

同広報部長は「会食と言われるけど接待を伴う店に行った。不特定多数を接待することによって感染することがあるということ。小池都知事が言う『夜の店』。スナックなのかラウンジなのかキャバクラなのか分からないが、夜の店」と説明した。

阿炎は25日に37度6分の熱があったといい、抗原検査を受けた結果は陰性だったという。現在は隔離して様子をみているといい「同じ部屋の力士や取組をした力士はガイドライン通りに感染予防を行っており、出場に問題はないという判断」とここまでに阿炎と取組を行った力士や同部屋の力士らは出場を続けるとした。

また「夜の店」には、幕下以下の力士が1人同席していたといい、25日に37度以上の発熱があったことも明かした。当該力士の抗原検査の結果は陰性で「(阿炎と)同じ部屋ではない。同部屋の力士らは阿炎と同じように大丈夫という判断です」と説明した。

阿炎の休場については、7日目の午後2時ごろに阿炎が知人らと会食に行ったことを知った師匠の錣山親方(元関脇寺尾)が、急きょ決断した。その後、同親方はNHKの大相撲中継に解説者として出演。「こういう時期に軽はずみの行動をしてしまった。(休場は)自業自得。協会員が一丸となり、お客さんを入れて開催することになったのに最低のことです」などと厳しい言葉を並べていた。

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松本都●みのるに再戦要求/アイスリボン

松本都が鈴木みのるに敗戦後、リベンジ戦を要求する

<アイスリボン>31日◇後楽園ホール◇観衆593人 

“崖のふちプロレス代表”の松本都が鈴木みのるにリベンジ戦を要求した。この日、都は鈴木とシングルで対戦。石川雄規から伝授された弓矢固めで揺さぶりをかけるも全く通用せず、スリーパーからの張り手攻撃でアッサリと敗れ去った。

 しかし、都はあきらめず。「待って、待って、私はギブアップしてないですよ、もう一回!」と引き上げようとする鈴木にアピールを繰り返す。鈴木が無反応だと見ると、「おい、鈴木、逃げるのか、私が怖いのか!」と言葉使いをがらりと変えて挑発。

 そして、「鈴木さん、いや、みのるっち、5月4日、私のホームリングである『崖のふちプロレス』がある。ここは最先端のプロレスをやるリングだ。今度こそ私をギブアップさせてみろ!」と要求した。

 しかし鈴木は「5月3日は新日本の福岡スポーツセンター、そして5日は高松がある。4日は朝から夕方まで釣りをして夜はキャバクラ行くからダメだ」と拒否。それでも都はあきらめずに公開オファーを繰り返す。

 鈴木は「キャバクラより楽しい時間を過ごせるのか?」と条件を出すと都は「もちろんだ!」と即答。これで鈴木もOKサインを出し、5月4日、崖のふちプロレスでの再戦が決定した。

 都は控室で「崖のふちは私の土俵だし、今日みたいな試合には絶対ならない。鈴木みのるのプロレス人生で、一番怖い思いをさせてやりたいと思います。鈴木みのるにとって、試練の大一番だし、自分をどこまで追い込んでくれるのか楽しみです」と、強気の姿勢を崩さなかった。

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