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井上尚弥1発KO、拳四朗V/ボクシング世界戦詳細

<プロボクシング:トリプル世界戦>◇7日◇横浜アリーナ

ボクシングのトリプル世界戦で、WBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が階級最強を決めるトーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦で元WBAスーパー王者で同級4位のフアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)を1回KOで下した。

V4を狙うWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(26=BMB)が同級5位ミラン・メリンド(30=フィリピン)を7回2分47秒、TKOで下し4度目の防衛に成功。

WBA世界スーパーライト級王者キリル・レリク(28=ベラルーシ)は同級1位エドゥアルド・トロヤノフスキー(38=ロシア)を判定で下し初防衛に成功した。

WBA世界バンタム級タイトルマッチ(WBSS1回戦)

王者井上尚弥(25=大橋)1回KO同級4位フアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)

【1回】 互いに距離を探るように様子見。開始59秒、井上が最初の攻撃でワンツーを放つ。左ジャブ、右ストレートがともに顔面を打ち抜くと、体をくの字に曲げて崩れるように倒れたパヤノは立ち上がれず。1分10秒KO勝利で防衛に成功し準決勝進出

◆井上尚弥のコメント

「最高ですね。(KOの場面は)手応えもすごく拳から伝わってきて、相手の倒れ方もかなり効いているなと。この一撃で終わったと思いました。WBSS初戦を最高の形でスタートがきれたと思う。海外でも日本でのパフォーマンスを出すことができれば、スーパースターに近づいていけると思います」

パヤノを下し、ベルトを巻いて勝ち名乗りを受ける井上(撮影・滝沢徹郎)

1回KO勝ちでパヤノを倒した井上は息子の明波くんを抱きながら笑顔を見せる(撮影・鈴木みどり)

1回KO勝ちでパヤノを倒し、息子の明波くんを抱きながら笑顔を見せる井上(撮影・鈴木みどり)

1回KO勝ちでパヤノを倒した井上はファンの声援に応える(撮影・鈴木みどり)

1回、パヤノ(左)にパンチを決める井上(撮影・滝沢徹郎)

1回、パヤノ(左)にパンチを決める井上(撮影・滝沢徹郎)

1回、パヤノ(左)をダウンさせた井上(右)(撮影・滝沢徹郎)

1回KO勝ちした井上は、騒然とするファンに高々とベルトを掲げる(撮影・浅見桂子)

井上(左後方)1回KOでパヤノを倒し、ガッツポーズする(撮影・鈴木みどり)

1回KO勝ちした井上はガッツポーズする(撮影・浅見桂子)

WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ

王者拳四朗(26=BMB)7回TKO同級5位ミラン・メリンド(30=フィリピン)

【1回】 拳四朗が左ジャブで距離を測りながら動く。メリンドが何度か懐に入ろうとするが、拳四朗が慌てずさばく

【2回】 20秒過ぎにメリンドが遠い距離から踏み込んで大きな右フックを浴びせる。

【3回】 シャブで距離を保つ拳四朗。なかなかパンチがヒットしないメリンドが距離を縮めにかかるが、拳四朗がしっかり距離を保つ

【4回】 メリンドがさらに距離を縮めようとするが、拳四朗が懐に入らせない。2分20秒過ぎに拳四朗が放ったワンツーがメリンドを捉える。終了間際に拳四朗がメリンドの顔面にパンチを集める。4回終了時のジャッジは39-37で3者とも拳四朗リード

【5回】 距離を保ちながら、拳四朗が手数を増やし始める。2分30秒過ぎ、右ストレートがメリンドのボディーを捉える

【6回】 50秒過ぎに拳四朗の右アッパーがメリンドの顔面にヒット。ひるんだメリンドに拳四朗が連打で畳みかける。右カウンターから再び右アッパー、右フックがメリンドの顔面にヒット。前にようとするメリンドの動きも左ボディーで1発で止める。メリンドが左目の上から出血

【7回】 手数の落ちたメリンドに対し、拳四朗が優位に試合を運ぶ。1分30秒過ぎにワンツーからの右ストレートがボディーにヒット。メリンドの足が止まったところを連打で畳みかける。2分47秒、メリンドの左目上の出血が激しくなり、レフェリーが試合がストップ。続行不可能でドクターストップとなり、拳四朗がTKOで4度目の防衛に成功

◆拳四朗のコメント

「自分のボクシングを貫いた。距離感も良かったと思います。(相手は)タフでプレッシャーも感じたが、自分のジャブを信じた。これからもどんどん防衛を重ねて具志堅さんの記録を抜くくらい大物になりたい」

防衛に成功し父、寺地BMBボクシングジム会長(右)と記念撮影する拳四朗(撮影・滝沢徹郎)

7回、メリンド(後方)にTKO勝利しガッツポーズする拳四朗(撮影・浅見桂子)

7回、流血するメリンド(右)(撮影・滝沢徹郎)

7回、メリンド(右)を流血させた拳四朗(撮影・滝沢徹郎)

6回、メリンド(左)にパンチを決める拳四朗(撮影・滝沢徹郎)

1回、メリンド(右)にジャブを放つ拳四朗(撮影・滝沢徹郎)

WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ(WBSS1回戦)

王者キリル・レリク(28=ベラルーシ)判 定同級1位エドゥアルド・トロヤノフスキー(38=ロシア)

12回、ドロヤノフスキー(右)を判定の末に破り、ガッツポーズするレリク(撮影・浅見桂子)

12回、ドロヤノフスキー(左)と激しく打ち合うレリク(撮影・浅見桂子)

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レリク準決進出もWBSS規定の引き分けなら敗退…

トヤノフスキー(右)に判定で勝利し勝ち名乗りを受けるレリク(左)(撮影・滝沢徹郎)

<ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦:WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ12回戦>◇7日◇横浜アリーナ

スーパーライト級の採点で珍事が起きた。今回はトーナメントのWBSSのため、通常の3人のジャッジに加え、引き分けだった場合に備えて、第4のジャッジも採点した。

同級は王者キリル・レリク(ベラルーシ)が3-0の判定で初防衛し、準決勝に進出した。ジャッジ3者とも115-113だったが、引き分けに備えて採点した4人目は114-114の引き分けだった。もし4人目も含めて引き分けの場合はカウントバック方式となる。これは最終回から順番に採点を比較する。今回を当てはめると、最終回は全員がエドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)の優位。レリクが王座は防衛しながら、準決勝へ勝ち上がりはできない事態となるところだった。

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王者レリク初防衛「相手がタフで驚いた」準決勝進出

7回、右ストレートを放つレリク(右)(撮影・滝沢徹郎)

<ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS):スーパーライト級タイトルマッチ12回戦>◇7日◇横浜アリーナ◇1回戦

王者キリル・レリク(28=ベラルーシ)が初防衛に成功し、準決勝に進出した。同級1位の元IBF王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(38=ロシア)との1回戦。序盤からレリクが積極的に前に出て、終盤の反撃をしのいで、ジャッジ3者とも115-113で判定勝ちした。

試合はリーチのあるトロヤノフスキーがジャブを突いてきたが、レリクがかわしながら前へ出た。2回には大振りの左フックからロープに背負わせ、連打を見舞った。9回にもロープに詰めたが決定打は奪えず。終盤はトロヤノフスキーが反撃してきたが、最終回のゴング前に右腕を突き上げて勝利をアピールした。

ともに高いKO率の強打者対決にしては、もう一つ盛り上がり、見せ場を欠く試合になった。レリクは「12回までいってしまった。KOを狙いすぎ、ダウンをとれなかった。相手がタフで驚いた」と話した。準決勝では10月27日に米ニューオーリンズで行われる、WBC暫定王者レジス・プログレイス(29=米国)と元WBOライト級王者テリー・フラナガン(29=英国)の勝者と対戦する。

トロヤノフスキーはIBF王者時代に、小原佳太(三迫)をリング下まで落とすKO防衛を飾っていた。その強打は不発に終わった。過去10回が最長ラウンドとあって「12回まで戦ったのは初めて。自分としては満足している」と話していた。

12回、ドロヤノフスキー(右)を判定の末に破り、ガッツポーズするレリク(撮影・浅見桂子)

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王者レリク陣営が計量後に一騒動もパフォーマンス?

7日の横浜アリーナでのボクシングトリプル世界戦の前日計量記者会見が6日に都内で行われた。

WBA世界スーパーライト級は王者キリル・レリク(28=ベラルーシ)が63・1キロとリミットより400グラムアンダー、同級1位エドゥアルド・トロヤノフスキー(38=ロシア)はリミットでパスした。メインの井上尚弥(大橋)と同じ階級最強を決めるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦でもある。

初防衛を目指すレリクは「日本に来られてうれしい。すべてにわたってしっかりフィニッシュしたい」、トロヤノフスキーは「WBSSに出場できて光栄。計量もクリアし、あとはしっかり勝ちたい」と話した。ともに落ち着いた表情で静かな口調だったが、計量後のグローブチェックで一騒動あった。ともに違う製品を持ち込んだが、レリク陣営が声を荒らげて猛烈な抗議をした。周囲は取り直し問題は解消したが、関係者は「パフォーマンスぽかった」と苦笑していた。

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王者レリク強打さく裂予告「日本は温かい人ばかり」

WBSSの会見を終え記念撮影に納まるレリク(右)とトロヤノフスキー(撮影・河野匠)

7日の横浜アリーナでのボクシングトリプル世界戦の記者会見が5日に都内で行われた。

WBA世界スーパーライト級は東欧対決で、メインの井上尚弥(大橋)と同じ階級最強を決めるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ1回戦でもある。初防衛を目指す王者キリル・レリク(28=ベラルーシ)は初来日だが「日本は温かい人ばかり気に入っている。どちらがよりハードパンチャーかを見てもらいたい」。強打さく裂を予告した。同級1位エドゥアルド・トロヤノフスキー(38=ロシア)はIBF王座を3度防衛した実力者。「日本のファンにも自分の力を見せつけたい。新しい可能性を見いだす試合にする」と王者返り咲きを期した。

WBSSの会見を終え記念撮影に納まる、左からレリク、プロモーターのザワーランド氏、トロヤノフスキー(撮影・河野匠)

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王者レリク「全力を尽くす」初防衛戦へ調整問題なし

キリル・レリク(2018年10月1日撮影)

7日の横浜アリーナでのボクシング・トリプル世界戦の予備検診が4日に都内で行われた。WBA世界スーパーライト級は、王者キリル・レリク(28=ベラルーシ)がリーチ174センチで、同級1位エドゥアルド・トロヤノフスキー(38=ロシア)が183センチと9センチの差があった。

レリクは「怖がることはなく、大したことない」と気にしていなかった。トレーナーも「アウトボクシングもファイトもできるから問題ない」。相手のトロヤノフスキーも「それは考えにない。トーナメントにふさわしい、面白い試合をする」と答えた。

レリクは試合の10日前に来日していたが、トロヤノフスキーは4日前の前日3日に来日となった。「遅れたわけでなく予定通り。少し散歩したが、ロシアと気候も変わりない」と問題ないと強調していた。

この試合はメインの井上尚弥(大橋)と同じ階級最強を決めるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ1回戦となる。レリクは「まず初防衛に全力を尽くす。楽しみ」と話した。

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「狂った蜂」レリクが練習公開「激しい試合をする」

初防衛と優勝を宣言したWBA世界スーパー・ライト級王者キリル・レリク

ボクシングWBA世界スーパー・ライト級王者キリル・レリク(28=ベラルーシ)が1日、都内の帝拳ジムで練習を公開した。

8日の横浜アリーナでのトリプル世界戦で、同級1位トロヤノフスキー(ロシア)との初防衛戦となる。メインの井上(大橋)と同じ階級最強を決めるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ1回戦。ミット打ちなどで約15分動いただけも「初防衛と勝ち続けて優勝する」と宣言した。愛称はマッド・ビー(狂った蜂)で「普段はおとなしいがリングでは激しい試合をする」。

ミット打ちをするWBA世界スーパー・ライト級王者レリク(右)

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WBSSへレリク帝拳で練習「勝ち続けて優勝する」

初防衛と優勝を宣言したWBA世界スーパー・ライト級王者キリル・レリク

ボクシングWBA世界スーパー・ライト級王者キリル・レリク(28=ベラルーシ)が1日、都内の帝拳ジムで練習を公開した。

8日の横浜アリーナでのトリプル世界戦で、同級1位エドゥアルド・トロヤノフスキー(38=ロシア)を迎え撃つ。井上尚弥(大橋)と同様に、階級最強を決めるワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の1回戦。

練習はシャドー、ミットとサンドバッグ打ちにストレッチで、約15分動いただけだった。実に静かな口調も「初防衛と勝ち続けて優勝する」と宣言した。9月27日に来日して4日目。相手は試合5日前の3日来日に「時差や気候にもうまく調整できている」と万全の準備を強調した。

アマでは300戦以上の経験もあるが、ロンドン五輪代表は逃した。11年にプロ転向後は22勝(19KO)2敗。16年に英国で世界初挑戦、17年の米国での挑戦者決定戦とも微妙な判定負け。アマ、プロともあと1歩抜け出せず。拠点を米国に移し、現在のウィルソン・トレーナーの指導を受け始めた。「経験、試合運びや技術を学んだ」と、その成果で3月に王座を獲得した。

トロヤノフスキーはIBF同級王座を3度防衛し、小原佳太(三迫)もリング下まで落とすKO勝ちをしている。27勝(24KO)1敗で愛称はイーグルに対し、レリクのニックネームはマッド・ビーン。自ら「普段はおとなしいがリングでは激しい試合をする」と説明。狂った蜂がワシを刺しまくる。

ミット打ちをするWBA世界スーパー・ライト級王者キリル・レリク

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井上尚弥のWBSSの1回戦がトリプル世界戦に

WBSSに向け気合の入った表情を見せる井上尚弥(2018年8月21日撮影)

ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)がワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦に臨む10月7日、横浜アリーナで、WBSSスーパーライト級1回戦も同時開催されることが8月31日(日本時間1日)、発表された。

WBA世界同級王者キリル・レリク(ベラルーシ)-同級1位エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)戦が加わる。これで井上-フアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)、WBC世界ライトフライ級王者拳四朗(BMB)-ミラン・メリンド(フィリピン)戦のトリプル世界戦となった。

WBC世界ライトフライ級王者の拳四朗(2018年8月28日撮影)

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井上尚弥も出場WBSS準々決勝はトリプル世界戦に

井上尚弥

ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が10月7日、横浜アリーナで臨むワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)準々決勝で、WBSSのスーパーライト級準々決勝も同日同会場で開催されることが決まった。

WBSS公式サイトで8月31日(日本時間9月1日)までに発表されたもので、WBA世界スーパーライト級タイトルマッチとなる同級王者キリル・レリク(ベラルーシ)-同級1位エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)戦が加わる。

公式サイト上で、WBSSプロモーターの1人となるドイツ人のカレ・サザーランド氏は「今回の準々決勝はダブルヘッダーにするつもり。同じ階級の準々決勝を同日開催しないが(WBSSのバンタム級、スーパーライト級、クルーザー級の合計)12試合を6週間の日程で、アジア、米国、英国、欧州で、ダブルヘッダーで開催していくつもりだ」とコメント。10月13日、10月20日、10月27日、11月3日、11月10日の日程で、それぞれWBSS各2試合を開催していく方針だという。

これで10月7日の横浜アリーナは、WBA世界バンタム級タイトルマッチとなる王者井上-同級4位フアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)戦、WBA世界スーパーライト級タイトルマッチとなる王者レリク-同級1位トロヤノフスキー戦のWBSS2試合、そして4度目の防衛戦となるWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(BMB)-同級6位ミラン・メリンド(フィリピン)戦のトリプル世界戦となった。

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