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伊藤雅雪が王座陥落、左対策実らず2団体統一戦逃す

<プロボクシング:WBO世界スーパーフェザー級王座戦12回戦>◇25日(日本時間26日)◇米フロリダ州

ボクシングWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(28=横浜光)が、12年ロンドン・オリンピック(五輪)米国代表で同級7位のジャメル・へリング(33=米国)との2度目の防衛戦で敗れた。

4月に米プロモート大手トップランク社との3年契約が発表された。練習拠点の半分を米ロサンゼルスに置く伊藤にとって、米キシミーでのV2戦は重要なファイトだった。前日計量では、この勝者が次戦で対戦するとされるWBC王者ミゲル・ベルチェント(27=メキシコ)も姿をみせ、ヘリングと3人で写真撮影にも応じた。

「世界的にも有名なベルチェントと対戦できる可能性があることが、自分のやる気になります。プレッシャーはないです」。昨年7月にクリストファー・ディアス(24=プエルトリコ)からダウンを奪って王座決定戦を制して新王者となって以来、約1年ぶりの米国での世界戦。1年間でファイトマネーも倍増した。「リングには対戦相手と自分だけ。戦う場所は関係ないです」。自信を胸に臨んだ2度目の米リングだった。

既に年明けからヘリングが挑戦者の有力候補に挙がっていた。3月末には米ロサンゼルスから岡辺大介トレーナーを呼び、国内でヘリングと同じサウスポーとのスパーリングを開始。4月10日には渡米し、ルディ・エルナンデス・トレーナーと合流した。約6週間の合宿でスパーリングを繰り返し、同じく米修行を行っていた元IBF世界スーパーバンタム級王者岩佐亮祐(セレス)ともスパーリングし、左対策を練っていたが、ヘリングを倒すことはできなかった。

「ボクシングは仕事ですが、夢もかなう。夢をもっともっと続けたい」。五輪出場経験のある長身178センチのサウスポーという難敵を突破できずに王座陥落。2団体統一戦に臨めるチャンスも逃してしまった。伊藤が描く米国でのチャンピオンロードは困難な道になってしまった。

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気になる左対策/山中慎介氏が伊藤雅雪V2戦を展望

米キシミーで2度目の防衛戦に臨むWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(GettyImages)

ボクシングWBO世界スーパー・フェザー級王者伊藤雅雪(28=横浜光)が25日(日本時間26日)、米フロリダ州キシミーで元五輪戦士の同級7位ジャメル・へリング(33=米国)との2度目の防衛戦に臨む。昨年7月に同地でクリストファー・ディアス(24=プエルトリコ)からダウンを奪って王座決定戦を制し、約1年ぶりに験のいいキシミーに戻ってきた。12年ロンドン・オリンピック(五輪)に出場した実績を持つ長身サウスポーの挑戦者とのV2戦は決して楽観視できないカード。12回防衛を誇る元WBC世界バンタム級王者山中慎介氏(36)が試合展望を予想した。

◇◇◇◇

-昨年7月のディアスとの試合を振り返って

山中氏 試合前、伊藤選手は「積極的に行く」と言ってはいましたが、正直いって本当に行けるのかどうか疑問に思っていたところはあります。でも、予想以上に積極的に攻めて出たので驚きました。以前とは気持ちが違ったんでしょう。

-昨年12月の初防衛戦も解説を務めてましたが、どう成長を感じたか

山中氏 世界タイトルを獲得したときよりも、さらに強くたくましくなりましたよね。自信をつけたこともあって、一段と成長してすごみを増したと感じました。自分で志願して海外でトレーニングしているほどなので、本当に強くなりたいという思いがあるんでしょう。その強い気持ちがリングの上でも出ていますね。

-伊藤はどんな選手

山中氏 まず見た目がイケメンですよね(笑い)。で、ボクシング以外では優しい性格です。ボクシングに関しては東洋太平洋チャンピオン時代もシャープな面はありましたが、最近はそこに攻めて出る姿勢と力強さが加わりました。

-攻めて出る姿勢とは

山中氏 最近の世界戦2試合は気持ちが前に出ているので、以前よりも重心が少し前にかかるようになっているんですよ。それがパンチに伝わる力になっているので、重み、威力、強さやすごみにつながっているんです。前に出ながら繰り出すパンチと下がりながら打つパンチでは体重の乗り方が違いますからね。それに伊藤選手は世界チャンピオンという現状に満足していないし、もっと上に行きたいという思いが見えますね。だからキラキラしているんじゃないですか。

-アマ経験がないままプロになった伊藤の潜在能力は

山中氏 まだ28歳でしょう? 今の時代でアマチュア経験がないままここまで来るだけでもすごいことだと思います。特別な運動能力、センスがあるんでしょう。まだ開発されていない能力、伸びしろがあると思います。

-アマ経験がない部分の不安面は

山中氏 サウスポーとの戦い方に関してはどうなのか、そのあたりが気になります。アマチュア出身者の場合、仮にプロでサウスポーとの対戦経験が少なくても戦い方に慣れていることが多いものなんです。でも、アマチュア経験がない選手の場合、サウスポーとの戦い方に不慣れなことがあるんです。これまでに伊藤選手がどれだけ力のあるサウスポーと戦ってきたか、そしてどう戦うか、そのあたりが気になりますね。

-へリングは長身のサウスポー。

山中氏 しかもオリンピックに出場しているんですよね。長身サウスポーというだけで戦いにくく敬遠されがちなのに、加えてオリンピックに出ているほどの実力者というわけですから、ちょっと厄介かもしれないですね。

-現役時代の山中氏は長身サウスポー。自分よりも少し背の低い右構え選手と対戦する際のカギとは

山中氏 僕の場合は距離を一番大事にしていました。こちらのパンチは当たるけれど相手のパンチは届かない、その距離から踏み込んで打つわけです。右構えの相手との試合では利き手、つまり僕の左手、相手の右手を気にして戦いました。すでに構え合ったときの位置は相手の左フックが当たらない距離なので、踏み込んで打ってくる右を警戒しました。へリングが僕と同じスタイル、考えかどうかは分かりませんが…。

-伊藤の注意する点は

山中氏 伊藤選手にとってへリングは戦いにくいタイプかもしれないけれど、攻めていく姿勢が重要になるでしょうね。まして伊藤選手は注目されているなかでアピールしたいはずなので。警戒する相手のパンチとしては、右ジャブから絶妙なタイミングで放たれる左ストレートでしょうか。その左に注意しながら、パンチの軌道やタイミングを見極めて攻めていくことが要求される試合になると思います。ときには強引に攻めて出なければいけない場面もあるかもしれませんね。

-伊藤にエール

山中氏 スーパーフェザー級には海外でも人気と実力のある選手が集まっているので、伊藤選手はただ勝つだけではなく内容も問われる立場になっていますよね。だから「また伊藤の試合を見たい」と思わせるような戦いをしてもらいたいですね。彼は(3階級制覇王者)ワシル・ロマチェンコ(31=ウクライナ)との対戦を目標にしているんでしょう? その目標設定はすごくいいと思います。ロマチェンコの名前を出したとき、伊藤選手はすごくギラギラしていましたから。強がっているのではなく、ワクワクしている感じでした。挑戦する気持ちを忘れていない証拠だと思います。だから、今回もみんなの期待に応えるような勝ち方をしてほしいですね。

◆テレビ放送 WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦、王者伊藤雅雪(横浜光)-同級7位ジャメル・ヘリング(米国)は26日午前11時からWOWOWライブで生中継

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異例の現役王者移籍が決定、伊藤雅雪が横浜光ジムへ

伊藤雅雪(18年11月7日撮影)

ボクシングWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(28)の現役王者としては異例の移籍が決まった。これまでの伴流ジムから横浜光ジムに移籍したことが22日、日本ボクシングコミッションから発表された。現役世界王者のジム間移籍は、07年に当時のWBC世界バンタム級王者長谷川穂積が千里馬神戸ジムから新設された真正ジムに移籍して以来2例目となる。

18年7月、米キシミーで同級王座決定戦に臨み、クリストファー・ディアス(プエルトリコ)に判定勝利を挙げて世界王者になった伊藤は海外志向が高い。4月には米プロモート大手トップランク社と3年契約を結び、週末25日には米キシミーで元五輪代表の同級11位ジャメル・ヘリング(33=米国)と2度目の防衛戦を控えている。

試合が決まった後の練習拠点は米ロサンゼルスに構えており、同地ではルディ・エルナンデス・トレーナーの指導を受けている。同トレーナーは横浜光の石井一太郎会長を現役時代に指導していた縁があり、現在も両者の交流が続いている。伊藤が日米で練習、試合の情報交換がスムーズにできるため、横浜光ジムに移籍したとみられる。

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伊藤正雪「新たな目標を」複数階級の制覇へ練習再開

年末予定の初防衛戦に備え、ジムワークを再開したWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤

ボクシングのWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤正雪(27=伴流)が6日、都内の所属ジムで練習を再開した。7月28日、米キシミーで同級1位クリストファー・ディアス(プエルトリコ)との同王座決定戦を制し、新王者として年内に初防衛戦を控える。

8月上旬の帰国後、祝勝会や関係者へのあいさつ回りと並行しながらロードワークを続けてきたという。ジムではシャドーボクシング中心のメニューで体を動かし「12月に試合があると思って準備を進めたい」と意欲。10月には静岡市で合宿し、11月には渡米して本格的なスパーリングに臨む予定となっている。

「今までは世界王者になることが最終目標だったので、新たな目標を決めた」と伊藤。世界最速の3階級制覇を成し遂げた現WBA世界ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)をターゲットとして挙げ「1年後には倒したいと思っています」とビッグな目標を口にした。

そのためには階級転向を伴うが「自分はスーパーライト級までは当たり前に見ていけると思います」と複数階級の制覇を視野に入れた。

バランスボールの上に乗り、鉄アレイを持ってシャドーボクシングするWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤

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伊藤雅雪祝勝会に250人、海外想定し英会話も本腰

長女愛音ちゃん(左端)、衣理香夫人(左から2番目)、次女愛海ちゃん(同3番目)に花束を渡されるWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤

7月28日に米キシミーでプロボクシングのWBO世界スーパーフェザー級王座を獲得した新王者伊藤雅雪(27=伴流)の「新チャンピオン誕生祝勝会」が26日、東京・江東区のホテルで開催された。

同区の関係者ら250人が出席。クリストファー・ディアス(プエルトリコ)との同王座決定戦に判定勝ちし、世界王者となった伊藤は「近所の(伴流)ジムに通い始めてから9年で世界王者になるとは。王者になり、ここからがスタートライン。日本でも、海外でもビッグファイトしたいと思います」と意欲満々。米国など海外での防衛戦を想定し、来月から英会話の勉強に本腰を入れるという。

祝勝会の冒頭では、衣理香夫人、長女愛音(あのん)ちゃん、次女愛海(あいみ)ちゃんから花束を贈呈された。愛音ちゃんに「チャンピオン、おめでとう」と祝福されると、照れ笑いも浮かべた。

また、所属ジムの団太路会長は「ジム発足から21年目で、初めての世界王者が誕生しました。五輪を目指すアスリートはほとんどいない、近所の方がフィットネスで来るような環境で、気持ちを持っていくのは大変だったと思います。ありがとうございます」と伊藤に頭を下げて感謝するシーンもあった。

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快挙なのに伊藤雅雪「話持っていかれた」騒動に苦笑

WBO世界スーパーフェザー級の世界王者となり凱旋帰国した伊藤雅雪(撮影・たえ 見朱実)

 ボクシングWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)が3日、37年ぶりに米国で王座奪取から帰国した。

 7月28日にクリストファー・ディアス(23=プエルトリコ)に、王座決定戦で判定も4回にダウンを奪う快勝だった。伊藤は真新しいベルトを肩に終始笑みが絶えず。「実感はあまりない。まだフワフワしてるが、支えてくれた周りが喜んでいるのがうれしい。あの興奮は一生忘れない」と話した。

 前日計量後に空港へ妻子、両親、兄姉ら一族を出迎えに行った。「乗り継ぎできるか、ちゃんと来られるか3日前から心配で」と、空港内の経路を動画で送ったほど。到着後も待機が長引き、結局から3時間半待ちした。本来なら体を休めるべき時だったが「食事はすんでいたし、逆にリラックスできた。いつも試合前夜から家族と過ごすので」。

 当日の昼以降はホテルで1人になった。「倒されるかとか怖かった。ここまでやってきた思いもあった」と初めて涙がこぼれたという。逆にこの涙で気持ちが吹っ切れ、「あとは楽しむしかない」とリングに上がったと振り返った。

 リングは狭く「武器は足なんで、前で戦う不安もあった」。米国キャンプでは苦手だったが、接近戦を徹底して練習してきた。リングの狭さに開き直り、最後まで前へ攻め続けることができた。

 試合2日後には家族らとディズニーランドなどを観光したが、伊藤がガイドと運転手にベビーカー押しまでした。「暑さと筋肉痛もあった。試合より一番疲れた」と笑った。

 同級は内山、三浦と強打の世界王者がいた。「あこがれで肩を並べことなんて考えられない。でも、仕留めきる力をつけ、もっと極めて近づきたい」と成長を期す。初防衛戦はまったく白紙だが「本音は日本で恩返しもしたいが、米国でも与えられた試合をして、強くなりたい」。日本連盟の山根会長が大騒動には「話を持っていかれてしまって…。寂しい思いだけです」と苦笑した。

WBO世界スーパーフェザー級の世界王者となり凱旋帰国した伊藤雅雪(撮影・たえ 見朱実)
WBO世界スーパーフェザー級の世界王者となり凱旋帰国した伊藤雅雪(右)と伴流ジム団太路会長(撮影・たえ見朱実)

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伊藤雅雪、米国で王座「信じられないことが起きた」

伊藤雅雪(2018年6月18日撮影)

<プロボクシング:WBO世界スーパーフェザー級王座決定戦12回戦>◇28日(日本時間29日)◇米フロリダ州キシミー・シビックセンター

 37年ぶりの快挙!! 世界初挑戦の同級2位伊藤雅雪(27=伴流)が3-0の判定で、無敗の若きホープとなる同級1位クリストファー・ディアス(23=プエルトリコ)を撃破した。

 4回にダウンを奪い、終盤までリズム良い連打で攻め続け、王座奪取に成功。日本人の米国での王座奪取は81年三原正以来、37年ぶり5人目で、海外での王座奪取も10人目となった。プロ2戦目直前に交通事故で左手首など3カ所を骨折する重傷を乗り越え、プロ10年目で悲願のベルトを巻いた。

 感極まった表情でベルトを手にした。両目に涙があふれた伊藤は「ポイントは気にしていなくて倒す、倒す、倒すとずっと考えていた。やり切った気持ちが強かった」。現地応援した衣理香(えりか)夫人と抱き合い「信じられないことが起きた。人生が変わった」と快挙を分かち合った。

 米プロモート大手トップランク社いち押しのホープの動きをすぐに見極めた。会場内の観客は23勝(15KO)のディアスの応援。アウェーの雰囲気の中で「1回で自分の力が通用する」と自信を持った。前に出ながら連打を続け、4回には連打の後に「感触があった。一生忘れられないストレートになる」という強烈な右でダウンを奪った。7年間、バスケットボールで養った軽快かつ俊敏な動きから5連打、7連打で相手の体力を削り、至近距離での攻防で勝利をつかんだ。

 「不安もたくさんあって試合前に1人で泣いていた。自分を信じて戦うだけだと」。09年9月、プロ2戦目の1週間前。原付バイクに乗った伊藤は、居眠り運転で信号無視してきた車に追突された。意識を失って緊急搬送。右足首、腰、そしてボクサーの生命線となる左手首を骨折し「骨が飛び出ていた」と振り返る重傷だった。1カ月で退院後も数年は手首に痛み止めの注射を打った。所属ジムの先代の団元気会長から「名前の之を雪に変えたら」と勧められて「雅雪」にリングネームを変更すると自然と痛みが消えた。「右手だけのお前でも王者になれる」と激励をくれた先代会長にも恩返しした。

 15年から知人を通じて米ロサンゼルスで拠点をつくった。元2階級制覇王者畑山隆則らを指導したルディ・エルナンデス氏や岡辺大介氏という現地トレーナーと出会い、年2~3回は家族を東京に残して単身合宿を積んできた。初の海外試合が米国での世界初挑戦だったが、本場での試合観戦でイメージトレーニング。戦前の下馬評は劣勢でも「絶対に世界王者になると信じて戦いました」という気持ちですべてを覆した。

 強豪の多いスーパーフェザー級で頂点に立ち、米国で存在をアピールできた。「まだまだボクは強くなれる。一生、ボクの名前が残るような相手と(試合を)したい。まだ夢の途中。デカイ試合をしたい」。伊藤のアメリカンドリームは始まったばかりだ。

<伊藤雅雪(いとう・まさゆき)>

 ◆生まれ 1991年(平3)1月19日、東京都生まれ。本名は伊藤雅之。

 ◆バスケ一筋 明治小6年時にミニバスケットを開始し都2位。深川中バスケット部で東京都16強。駒大高3年まで続ける。ダンクシュートができる。

 ◆転向 部活動引退後にボクシング開始。駒大進学後の09年に伴流ジムからプロデビュー。

 ◆獲得 12年全日本フェザー級新人王、13年WBCユース・ライト級王座、15年に東洋太平洋スーパーフェザー級王座、16年にWBOアジアパシフィック同級王座を獲得。15年に日本同級王者内藤律樹に判定負けしたのが唯一の黒星。

 ◆CM出演 甘いマスクでオーディションに合格、14年にJRAのテレビCMで竹野内豊と共演。

 ◆家族 学生結婚した衣理香夫人と長女愛音(あのん)ちゃん、次女愛海(あいみ)ちゃんの4人家族。

 ◆タイプ 身長174センチの右ボクサーファイター。

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伊藤雅雪、下町亀戸の無名「伴流ジム」から世界王者

上半身に10キロの重さがあるベストを着用し、1つ2キロの鉄アレイを持ってシャドーボクシングする伊藤

<プロボクシング:WBO世界スーパーフェザー級王座決定戦12回戦>◇28日(日本時間29日)◇米フロリダ州キシミー・シビックセンター

 37年ぶりの快挙!! 世界初挑戦の同級2位伊藤雅雪(27=伴流)が3-0の判定で、無敗の若きホープとなる同級1位クリストファー・ディアス(23=プエルトリコ)を撃破した。

 伊藤が所属する伴流ジムにとって初の世界王者の誕生だった。97年、下町の東京・亀戸にジムが創立。先代会長の団元気氏独特の練習方法が有名な道場で、背筋を伸ばす機具は「イチロー」と名付けられ、特殊な防具も設置される。伊藤はジム内で上半身に10キロのベストを着用し、1つ2キロの鉄亜鈴を持ちながら14回のシャドーボクシングを消化しスピードを養う。ジム名の「伴流」とは先代会長による「人間とは常に半人前で志半ば。努力が肝心」との意味が込められる。

 09年に亀戸1丁目から、JR亀戸駅に近い6丁目の倉庫を改造した場所に移転。その頃から先代会長の長男となる団太路会長も練習指導に携わり、09年12月に芹江匡晋(今月引退)が日本スーパーバンタム級王座を獲得。第1号王者となった。団会長がジムを仕切るようになってからの目標は世界王者を作ること。

 セコンドとして伊藤の快挙を見届けた同会長は「(相手を)削って、削って自分のペースにできた。判定は分からなかったけれど、自分のボクシングができたと思う」。最近では珍しいアマ経験のない伊藤が、ジムの独特の練習流儀で世界ベルトを手にした。【藤中栄二】

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伊藤雅雪「倒す、倒す、倒す」世界初挑戦で王座奪取

伊藤雅雪

<プロボクシング:WBO世界スーパーフェザー級王座決定戦12回戦>◇28日(日本時間29日)◇米フロリダ州キシミー・シビックセンター

 世界初挑戦の同級2位伊藤雅雪(27=伴流)が王座奪取に成功した。

 王座を争う同級1位クリストファー・ディアス(23=プエルトリコ)に対し「1回で自分の力が通用すると分かった」と攻め続け、4回に連打からの右ストレートでダウンを奪取した。「自分の中でポイントのことは考えてなくて倒す、倒す、倒すと思ってやっていた」と、その後も激しい打ち合いを展開。最終12回まで連打をたやすことなく、3-0の判定勝ちを収めた。日本勢では約37年ぶりの米国での世界王座奪取に成功。日本ボクシングコミッション認定の世界王者としては90人目となった。

 WBOのベルトを手にした伊藤は「必ずやってきたことを信じて、自分を高めてきた。絶対に世界王者になると信じてやってきました」と達成感いっぱいの表情。次の試合を問われると「もうどんどん、夢の途中なので、与えられたデカい試合にトライしたい」と希望に満ちた笑顔をみせていた。これで伊藤の通算戦績は24勝(12KO)1敗1分となった。

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伊藤雅雪「必ずかみ合う」王座決定戦の熱戦を確信

前日計量をパスしたWBO世界スーパーフェザー級1位ディアス(左)と同級2位伊藤(右)

 ボクシングのWBOスーパーフェザー級王座決定戦(28日=日本時間29日、フロリダ州キシミー)の前日計量が27日、会場で行われ、同級2位で世界初挑戦の伊藤雅雪(27=伴流)は58・8キロ、同級1位のクリストファー・ディアス(23=プエルトリコ)は58・6キロでともに1回でパスした。

 笑みを浮かべてリラックスした様子の伊藤はディアスと抱き合って健闘を誓い合い「(相手は)素晴らしいファイターだから、必ずかみ合う、エキサイティングな試合になると思う」と話した。

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伊藤雅雪「すべて奪う」米で全勝ホープと王座決定戦

最終調整地の米ロサンゼルスで精力的にジムワークをこなすWBO世界スーパーフェザー級2位伊藤正雪

 ボクシングWBO世界スーパーフェザー級2位伊藤雅雪(27=伴流)が28日(日本時間29日)、米フロリダ州キシミーで同級王座決定戦に挑む。

 拳を交えるのは同級1位クリストファー・ディアス(23=プエルトリコ)で、5年のプロキャリアで23戦全勝(15KO)というホープだ。初世界戦が海外試合となった伊藤は「オッズをつけるとしたら7対3か6・5対3・5でボクが不利」と劣勢であることを認めつつ「ダラダラやるつもりはない。相手が弱ってくる後半にノックアウトしてベルトを持ち帰る」と自信をみせている。試合前に伊藤が大舞台への心境、ディアス攻略のイメージなどを口にした。

 7月2日、伊藤は早めに日本を出発した。米ロサンゼルスでディアス戦に向けた最終調整を行っていた。プロデビューから9年、26戦目(23勝12KO1敗1分)での世界挑戦は初の海外マッチとなった。

 「不安はあるけれど、リングに上がれば同じかなと。ブーイングされる覚悟はあります。ただ、過去に何度もロサンゼルスでトレーニングしてきて、合間に試合も見ているので米国の会場の雰囲気は分かっています」

 リング上では軽快なテンポで動き、パンチを出していく伊藤。自らの持ち味とは? スピード、パワー、テクニック、スタミナ、経験値などを10点満点で自己採点すると

 「パンチを芯ではもらわないので、相手にとっては意外にやりにくのではないかと思います。スピードがあって、見た目以上にパワーもあるので崩しにくいイメージなのでは。(自己分析は)スピード8・5、パワー7・5、テクニック8、スタミナ8、経験7といったところでしょうか。10をつけられるものはないけれど、全体的に8ぐらいだと思います。ただ、パンチの見切りや順応する能力、当て勘、よける勘など数字に表せない能力は高いと思っています」

 伊藤は現在、7連勝(5KO)中。プロキャリアを積み重ねていく中、戦うスタイルや姿勢も進化してきたという。

 「倒しに行く気持ちだと思います。それまでは勝てばいいという気持ちがあったけれど、最近はリスクをおかしてでも倒さないといけないという気持ちが強いですね。お客さんの求めるものを考えるようになり、自然に手数も出るようになりました。1発で仕留めることは難しいので手数を出して倒すボクシングをするようになりました。それが7勝5KOという結果につながっていると思います。これまではワンツーで終わる、2発しか打てないボクサーだったと思いますが、3発、4発、5発とパンチを出せるようになり、それが倒せるきっかけになっていると思います」

 15年以降、ロサンゼルスで年2~3回の合宿に取り組んできた。現地のトレーナーからのアドバイス、世界レベルのボクサーとのスパーリングも重ね、試行錯誤を重ねながら今のスタイルに到達した。

 「ロサンゼルスでトレーニングをするようになってボクシングのスタイルが変わりました。自分から打って行かないといけない、ファイト(打ち合い)をしなければいけない、勝負に行く場面を必ず作らないといけないということを教えてもらいました」。

 ディアス戦には、自らのストロングポイントを全面に出し、王座奪取のチャンスを見いだしていく腹づもりでいる。

 「(持ち味は)スピードと運動神経だと思います。直線的なパンチに関してはボクの方が絶対に速いと思います。相手が振ってきたパンチはガードして、そこに右ストレートかアッパーを入れたいですね。(目指すスタイルは)遠くでも近くでも戦える、距離を操れるボクサーになりたいですね。オールマイティーで、しっかり倒せるスタイル。少しずつ近づいている実感はあります。以前は接近戦は得意ではなかったけれど、距離(バックステップ)で相手のパンチを外すとそこでいったん途切れてしまうので、スリッピングで外しながら前(至近距離)でパンチを当てていくボクシングを心がけています。それを極めればディアスにも勝てるでしょう。完成形は見えてきています」

 ディアスの強さは頭にたたき込んでいる。ディフェンスの良さ、たたみかけるパンチ力、世界レベルの選手であることを認識している。

 「ディフェンスの勘が良くてパンチをもらわない。それでいて1発当たったときの反応が優れている。5発、6発、7発とサンドバッグをたたくみたいに手が出ますね。そういう部分は(WBA世界バンタム級王者)井上(尚弥)選手とダブる部分があります。当て勘もよく、世界王者級の選手だと思います。ただ、穴はあります。たとえばディフェンスがワンパターンであるとか。守るときにガードをして固まることがあるので、接近戦はあまり得意ではないのかなと。それに、相手のパンチすべてに左フックのカウンターを合わせようとするので、そのあたりにチャンスがあるのかなと思います」

 ディアス攻略のイメージも伊藤の頭で完成している。警戒するパンチもインプット済み。後半勝負が理想の展開だという。

 「前半で倒そうとは思っていないので。当たって倒れてくれたらいいけれど、なかなか世界戦のレベルではないことなので、しっかり当てていって後半になって相手が弱ってきたところで倒したいですね。7~10回の間ぐらいで下がらせればこっちの勝ちだと思っています。最終的には相手が嫌な顔をして下がっているイメージがあります。(逆に)嵐のような連打に巻き込まれたらボクもぐちゃぐちゃになって余計なパンチをもらって熱くなってしまうので、それは避けたいですね。あとは交差するシーンが怖いですね。ディアスは左フックの当て勘がいいので。全ラウンドをとおして左フックには気をつけます」

 プロデビューから9年でつかんだ世界挑戦のチャンス。新たなステージに進むためには、ベルトを奪取するしかない。

 「勝てば人生が180度変わるので、これまでで最強の自分を作り上げているところです。ボクは動じるタイプではないので、土壇場になればやりきれる自信はあります。相手からすべてを奪う、すべて持ってくるつもりです。どんな状況に立たされてもベルトを持ち帰る確固たる気持ち、自信があります。前半はしっかり見て、中盤でダメージを与え、後半にノックアウト! 伊藤雅雪がKOで勝ちます」

※テレビ放送=29日午前11時からWOWOWライブで生中継。

WBO世界スーパーフェザー級王座決定戦を控えた現地での公開練習で軽快な動きをみせる同級2位伊藤
WBO世界スーパーフェザー級王座決定戦に向け、現地での公開練習でもベルト奪取への自信を示した同銃2位伊藤

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山中慎介氏が伊藤雅雪激励、王座獲得で「食事でも」

WBO世界スーパーフェザー級王座決定戦を控えた現地での公開練習で軽快な動きをみせる同級2位伊藤

 ボクシング元WBC世界バンタム級王者山中慎介氏がこのほど、28日(日本時間29日)に米フロリダ州キシミーでWBO世界スーパーフェザー級王座決定戦に臨む同級2位伊藤雅雪(27=伴流)に熱いエールを送った。

 同級1位クリストファー・ディアス(23=プエルトリコ)と同王座を懸けて拳を交える伊藤に向け「実力も自信もつけてきたベストのタイミングでの世界挑戦。自分の距離を生かして戦えば勝てる」と激励の言葉を送った。

 伊藤とはジムも階級も違うものの、以前から山中氏が注目していた選手の1人だ。「センスのある、良いボクシングをする選手だなと思っていました。特に東洋太平洋王者になるなど、ここ数試合で意識が変わってきた印象を受けますね。自分から仕掛けていくことが増え、世界戦を見据えているなと感じていました」と成長プロセスを追ってきた。現在、7連勝中と勢いに乗る伊藤の戦い方を通じ「おそらく自分でも力がついてきたことを実感しているだろうし、だからこそ自分から攻めて出るようになったんでしょう」と分析している。

 前日計量で並び立った際には数値通り、身長168センチのディアスよりも174センチの伊藤が体格的に上だった。山中氏は「相手にとってはやりづらいんじゃないですかね。体格にも恵まれ、長い距離で戦えるうえ見た目以上にパンチ力もあると思います」と秘めたる強さも明かした。直接の面識はないものの、伊藤とは行きつけの飲食店が同じで共通の知人もいるという。「彼が勝ってチャンピオンになったらお祝いに一緒に食事でもしたいですね」と米国での王座奪取を願っていた。

 ※テレビ放送=29日午前11時からWOWOWライブで生中継。

ロサンゼルスで最終調整したWBO世界スーパーフェザー級2位伊藤正雪(左)

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伊藤雅雪が計量クリア 約37年ぶり王座奪取目指す

伊藤雅雪

 ボクシングWBO世界スーパーフェザー級2位伊藤雅雪(27=伴流)が28日(日本時間29日)、米フロリダ州キシミーで同級1位クリストファー・ディアス(23=プエルトリコ)との同王座決定戦に挑む。

 27日(同28日)には同地で前日計量に臨み、129・2ポンド(約58・6キロ)でパスしたディアスを横目に129・6ポンド(約58・7キロ)でクリア。両者ともにリミット130ポンド(約58・9キロ)よりもアンダーだった。

 自身初の世界挑戦が米国となった伊藤は今月2日に渡米し、ロサンゼルスを拠点に最終調整してきた。約1週間前にフロリダ州に移動。現地で開かれた直前会見では「どこで試合になっても気にしていない。リングの中にはレフェリーと対戦相手と自分しかいないので」と自信に満ちた表情を浮かべていた。勝てば日本勢では約37年ぶりの米国での世界王座奪取となる。

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28日のWBO世界スーパーフェザー級王座決定戦に向け、渡米した同級2位伊藤

 プロボクシングWBO世界スーパーフェザー級2位伊藤雅雪(27=伴流)が7月28日(日本時間29日)の初世界戦(米フロリダ州キシミーのキシミー・シビックセンター)に備えて渡米した。

 同級1位クリストファー・ディアス(23=プエルトリコ)と同王座を懸けて対戦する伊藤はロサンゼルスで3週間の直前合宿を敢行。1週間前にキシミー入りし、ディアス戦に臨む予定だ。

 1日には、髪の色を“金ヘア”に染めた。サッカーW杯を戦う日本代表のDF長友佑都が金髪に染めてチームを鼓舞したことに影響を受け「自分も世界で勝負するのでいいかな」と勝負ヘアに決めたことを明かした。前日計量後の「勝負メシ」に決めているうなぎもキシミーで営業している寿司店で調達できる見通しが立ったという。減量は、あと7キロほど残っているものの「苦しいのは日本でも米国でも一緒」とアウェーを気にしていない。「今は戦地に行くような気持ち。すべて出し尽くすつもりです」と気合を入れ直していた。

28日のWBO世界スーパーフェザー級王座決定戦に備えて渡米した同級2位伊藤

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伊藤雅雪7・28初海外戦で世界挑戦「ワクワク感」

WBOスーパーフェザー級で世界戦への初挑戦が決まった伊藤(撮影・小沢裕)

 ボクシングのWBO世界スーパーフェザー級2位伊藤雅雪(27=伴流)が7月28日(日本時間29日)、米フロリダ州キシミーで同級王座決定戦に臨むことが18日、発表された。同級1位クリストファー・ディアス(23=プエルトリコ)と同王座を争う伊藤は同日、都内で会見。プロ25試合はすべて東京で、初の海外戦が世界初挑戦となるが「自分は『持っている』。自分ならやってしまうのでは。米でディアスを倒したらどうなんだろうとワクワク感がある」と自信を口にした。

 3~4年前から年3回は米ロサンゼルスで合宿しており、現地で世界戦も視察済み。フロリダはプエルトリコ人が多く在住。完全アウェーが予想されるものの「イメージはできています」と気持ちを高揚させた。

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伊藤雅雪「KO決着を」7・28米で王座決定戦

WBO世界スーパーフェザー級王座決定戦に臨む伊藤(撮影・小沢裕)

 プロボクシングWBO世界スーパーフェザー級2位伊藤雅雪(27=伴流)が7月28日(日本時間29日)、米フロリダ州キシミーのキシミー・シビックセンターで同級王座決定戦に臨むことが18日、正式発表された。

 同級1位クリストファー・ディアス(23=プエルトリコ)と同王座を懸けて対戦する伊藤は同日、都内のホテルで会見。「(ディアスは)結構、前から意識してきた相手で映像をみてきた。すごくありがたいタイミングでの世界戦。(米国開催で)率直に不安はありますが『自分なら勝ってしまうのでは』『ディアスを倒したらどうなんだろう』というワクワク感があります」と気持ちを高揚させた。同王座は世界最速の3階級制覇を成し遂げた現WBA世界ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(30=ウクライナ)が返上した王座となる。

 過去プロ23戦(全勝)はすべて都内の会場で戦ってきた伊藤。初めての海外マッチが世界戦となるが、ここ3~4年は1年で3回ほど米ロサンゼルスでトレーニングを積んできた。現地では何度も世界戦に足を運んで視察。米国世界戦の雰囲気も把握している。伊藤は「失うものは何もない。KO決着、KOで勝たないといけないと思います」と気合を入れ直した。

 また伴柳ジム初の世界王者誕生に向け、団太路会長(48)は「今までのボクシングでは厳しいので、伊藤が殻を破って化けてくれるか。その可能性はある」と期待を寄せていた。

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伊藤雅雪、妻子に約束「自分がチャンピオンになる」

伊藤雅雪

 ボクシングWBO世界スーパーフェザー級2位伊藤雅雪(27=伴流)が7月28日(日本時間29日)、米フロリダ州キシミーーのキシミーシビックセンターで同級王座決定戦に臨むことが12日(同11日)、発表された。

 同級1位クリストファー・ディアス(23=プエルトリコ)と同王座を懸けて対戦する。伊藤は、興行を開催する米プロモート大手トップランク社を通じてコメントを出した。

 「WBO王座を懸けてクリストファー・ディアス選手のような偉大なファイターと対戦できることを本当にうれしい。ディアス選手はパワー、スピードを兼ね備えた良い選手。しかし7月28日は自分がチャンピオンになります。負けることなく、日本にベルトを持って帰国します。私の妻と子供にも約束した。人生のすべてを懸けて戦います」。

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伊藤雅雪 ディアスと世界戦決定 米で7月28日

伊藤雅雪

 WBO世界スーパーフェザー級2位伊藤雅雪(27=伴流)が7月28日(日本時間29日)、米フロリダ州キシミーーのキシミーシビックセンターで同級王座決定戦に臨むことが12日(同11日)、正式決定した。

 同級1位クリストファー・ディアス(23=プエルトリコ)と同王座を懸けて対戦することが、米プロモート大手トップランク社から同日発表された。伊藤は世界初挑戦。同王座は世界最速の3階級制覇を成し遂げた現WBA世界ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(30=ウクライナ)が返上した王座となる。

 伊藤は15年10月に東洋太平洋同級王座を獲得し、16年12月には、WBOアジア・パシフィック同級王座との王座統一に成功。今年3月にはベンゲル・プトン(フィリピン)との世界前哨戦に勝利していた。

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