上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

王者マロニー計量パス 23日コロナ禍後初の世界戦

新型コロナウイルス禍後で初のボクシング世界戦が、23日に米ラスベガスで開催される。WBA世界スーパーフライ級王者アンドリュー・マロニー(29=オーストラリア)が、同級12位ジョジュア・フランコ(24=米国)の挑戦を受ける。22日は同市内の会場で前日計量があり、両者ともにリミット52・1キロをクリアした。

21戦全勝(14KO)のマロニーは、昨年11月に暫定王座決定戦を制して以来の初防衛戦。今年2月にローマン・ゴンザレス(33=ニカラグア)が、正規王座を獲得で返り咲くとスーパー王者に認定され、マロニーが正規王者に昇格した。

日本だけでなく世界でも、3月から続々試合が中止となった。4月末にニカラグアで最初に再開され、米国では6月に入って再開。世界戦はタイでの3月3日以来約4カ月ぶりの開催となる。

関連するニュースを読む

田中恒成が五輪目指す兄と公開スパー、仮想V2戦

東京五輪を狙う兄、田中亮明(手前)と公開スパーリングを行った世界3階級覇者の弟恒成、奥が父の斉トレーナー(撮影・加藤裕一)

ボクシング世界3階級覇者のWBO世界フライ級王者田中恒成(24=畑中)と、アマチュアのフライ級で東京五輪出場を狙う兄の亮明(25=中京学院大中京高教諭)が5日、名古屋市の同ジムで公開スパーリングを行った。名古屋市の武田テバオーシャンアリーナで24日にV2戦を行う弟恒成の相手、同級1位ジョナサン・ゴンザレスが、兄亮明と同じサウスポーのため実現した。

すでに、6月中旬のフィリピン合宿で約2年ぶりの手合わせを終えており、この日は3分2回で実施。アップライトな構えで距離を取る兄に、弟が果敢な追い足で攻め込む場面が何度も見られた。

恒成は「ボクシングに取り組む姿勢。何ひとつ避けることなく、一番遠回りの道を歩む姿は、マネできません」と兄に敬意を表する。「正直、普段はやられることが多い」と言うが、この日は「2ラウンドだし、テンポを上げた。比較的いい動きができました」と満足そうに話した。

一方、亮明は弟について「有言実行で世界チャンピオンになって、その後も(将来の)5階級制覇目指して進んでいる」とたたえた。今の弟の印象を「強いッスね。(恒成が)高校とかの弱かったころのことは覚えてなくて、今は純粋に強さを感じます。力強いし、激しい」。来年の東京五輪代表の選考過程で重要な位置づけになる全日本選手権(11月)に向け、今回の経験を生かしていくつもりだ。

公開スパーリングを行った田中兄弟。右が世界3階級覇者の弟恒成、左が東京五輪を狙う兄亮明(撮影・加藤裕一)
世界3階級覇者の弟、田中恒成(左)と公開スパーリングを行う東京五輪を狙う兄亮明(右)(撮影・加藤裕一)

関連するニュースを読む

田中恒成「目指せ塩試合」V2戦はパンチもらわない

WBC世界ライトフライ級ユース王者加納陸(右)とスパーリングを行ったWBO世界フライ級王者田中恒成(撮影・加藤裕一)

WBO世界フライ級王者田中恒成(24=畑中)が24日、同級1位ジョナサン・ゴンザレス(28=プエルトリコ)との2度目の防衛戦(8月24日、愛知・武田テバオーシャンアリーナ)で「塩試合」を狙うことを誓った。

この日、名古屋市内の同ジムでWBC世界ライトフライ級ユース王者加納陸(21=大成)と公開スパーリングを行った後「『目指せ、塩試合』です」とV2戦のテーマを口にした。

何とも珍妙な響きだが、そこには深い意図がある。同級王座を奪取した木村翔戦、初防衛に成功した田口良一戦はともに、打ち合い上等のどつき合い。名古屋風に言えば“みそ煮込み”の濃厚さだった。

「前の2試合と違って、まず(パンチを)当てることより、もらわないことです」。早ければ年末にも階級をスーパーフライに上げ、日本ジム所属選手で2人目の「世界4階級制覇」という青写真がある。

挑戦者ゴンザレスはスピードあるサウスポーだが、自分も「最大の武器」と自負するスピードで圧倒し、完勝でその資格を得たい。

「塩試合」と言っても、ポイントアウトを狙う意識はさらさらない。

「まあ判定になるようじゃダメです。決めるときは一瞬で決めるのが理想。KO狙いと塩試合は対極的な表現のようだけど、実際はそうでもない。もらわないで、ペースと距離感をつかめば、思い切りいいパンチを当てられますから」

この日は挑戦者と同じくサウスポーでスピードのある加納と4回のスパーリングを消化。今回、技術的に最重要視するバックステップを生かしたフットワークなどを確認した。それでも、加納が鼻血を出し「全部が速い。ハンドスピードもそう。僕より1階級上であのスピードは恐ろしい」と舌を巻く内容だった。

田中は25日からは、加納のいる大成ジムに出向き、さらにスパーリングを重ねる。鮮烈なKO防衛を飾るため「順調に来ています」と手応え十分な様子だった。

WBC世界ライトフライ級ユース王者加納陸(手前)とスパーリングを行うWBO世界フライ級王者田中恒成(撮影・加藤裕一)

関連するニュースを読む

3階級王者の田中恒成「まさか」井岡KO勝利に驚き

パリクテ対井岡 4階級制覇を達成し、関係者と「4」のポーズを取る井岡(撮影・滝沢徹郎)

<プロボクシング:WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇19日◇千葉・幕張メッセ

世界3階級覇者のWBO世界フライ級王者田中恒成(24=畑中)が、井岡のファイトを視察した。

井岡のTKO勝ちをリングサイドで見届けると「すごいね」とつぶやき、拍手を送った。「ポイントはパリクテ有利に進んでいたと思うけど、ワンチャンスを逃さなかった。7回に相手がラッシュをかけてきて、それがどう出るかと思ったけど…。正直、まさかKOで勝つとは思わなかったです」。自分より先に世界4階級制覇を達成した“先輩”に「この試合、大事な試合で強い相手にKOで勝つのは、すごい。技術はもちろんボクサーとしてすんごいです」と賛辞が次々に口を突いた。

田中は8月24日の同級1位ゴンザレスとのV2戦をクリアすれば、年末にも世界4階級制覇に向け階級をスーパーフライ級に上げ、井岡をターゲットに、交渉を進める可能性がある。「それは階級を上げてからの話。今日は純粋に強い選手2人の試合を見に来ました。(まず)俺のやることはそれ(防衛成功)しかないですよ」と話すにとどめた。

関連するニュースを読む

めった打ち!紫雷イオ、竹刀折れるまで女子女王殴打

NXT女子王者シェイナ・ベイズラー(中央)らを竹刀で攻撃する紫雷イオ(右端)(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

WWE傘下のNXT大会は23日、WWEネットワークで配信され、紫雷イオが6月1日のNXTテイクオーバー大会で挑戦するNXT女子王者シェイナ・ベイズラーを竹刀でめった打ちした。

キャンディス・レラエVSレイナ・ゴンザレスの試合後、ベイズラーが仲間のMMAフォー・ホースウィメンらとレラエを襲撃した際、紫雷が救援に駆けつけた。1対3の数的劣勢のレラエを守るために竹刀を持参。振り回して暴れ、竹刀が折れるまでベイズラーを殴打し続け、MMAフォー・ホースウィメンごと蹴散らしてみせた。

関連するニュースを読む

久保隼の相手、ローマンが練習公開「調子はよい」

公開練習を行ない、ミット打ちをするローマン(撮影・伊藤航)

 WBA世界スーパーバンタム級王者久保隼(27=真正)に挑む同級2位ダニエル・ローマン(27=米国)が30日、神戸市内の真正ジムで練習を公開した。9月3日に島津アリーナ京都で、久保の初防衛戦の相手として対戦する。

 「チーム・ローマン」9人で登場し、順調な調整ぶりを強調。「調子はよく、とてもいい時間を過ごしている」。愛称は「ベイビーフェイス・アサシン(童顔の暗殺者)」。エリベルト・ゴンザレストレーナーが名付け親で「とても気にいっているよ」。久保を“暗殺”する武器については「日曜(9月3日)に見てほしい」とアピールした。

久保との試合に向けファイティングポーズを見せるローマン(撮影・伊藤航)

関連するニュースを読む

久保隼が王者棄権で王座、長谷川穂積氏「後継」へ

4回、セルメニョ(左)の顔面にヒットさせる久保(撮影・田崎高広)

<プロボクシング:WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦>◇9日◇エディオンアリーナ大阪

 前代未聞の大逆転戴冠だ! 世界初挑戦の久保隼(27=真正)が新王者となった。7回に王者ネオマール・セルメニョ(37)にダウンを奪われるなど劣勢で迎えた11回、王者が突然グローブを外し始めた。開始のゴングが鳴った後にレフェリーが陣営に確認すると棄権の意思を表明し、久保の11回5秒TKO勝ちとなった。元3階級世界王者長谷川穂積氏の「後継」の責任を果たした。

 久保は目を疑った。「こんのかい!」。劣勢を自覚していた11回。「びびらずにいかなあかんと、腹をくくって出た直後だったんで」。王者はコーナーに座ったまま、グローブを外していた。「何しとんねん、休むな!」と怒った直後、レフェリーが久保の勝利を告げた。

 まさかのギブアップ。しかも10回までの採点で、王者はジャッジ2人の支持を受けていた。「(7回に)ダウンをとられて、やばいなと。(山下)会長にも『行かなあかんぞ!』と気合を入れられていた」。苦戦を示すように、試合中に前歯が折れた。ただ、1回からベテラン王者の腹に、左を中心にたっぷり打ち込んでいた効果はてきめん。強打を浴びる場面もあったが「打ち合いが怖かった中でも、合わせることができた」。最後まであきらめず、戦い抜いた結果だった。

 試合後の花道では、元アマチュアボクサーの父憲次郎さん(51)ら家族と抱き合った。久保のボクシング人生の原点が、父にある。小学生の時に「ボクシングがしたい」と2度直訴したが退けられた。「気持ちが優しすぎる。向いていない」が理由だった。それでも熱意を貫き中学2年からスタート。反対していた父だが、始めると「よくガッツ石松さんの話をしました」。74年4月、すでに11敗していたガッツが、59勝50KOの名王者ゴンザレスを倒す世紀の番狂わせを起こした。「何度負けても、あきらめずにはい上がれ」のメッセージがあった。

 父が引き合わせてくれたのが、南京都高ボクシング部の武元前川(たけもと・まえかわ)監督(10年に死去)だった。同監督にサウスポー転向を提案され、中学3年の10月から取り組んだ。はし、ペンの持ち手もすべて左に替えた。父は振り返る。「武元監督は全国で戦える選手しか左にしない」。WBC世界バンタム級王者山中慎介も同じだった。

 名門の東洋大ボクシング部に進んだが、残り1年で退部した。亡くなった武元監督の後任の話があったが「自分では無理」。ボクシングも嫌になった。ここでも父と衝突。実家に帰れず、12月に京都の公園で1週間過ごしたことも。そんな厳格な父が試合後に言った「息子ながら尊敬します」。新王者となった息子は「相変わらず、うっとうしかったですね」。父子の物語がひと区切り、完結した。【実藤健一】

 ◆久保隼(くぼ・しゅん)

 ☆生まれ 1990年(平2)4月8日、京都。

 ☆経歴 南京都(現京都広学館)-東洋大を経て13年5月にプロデビュー。15年12月に東洋太平洋スーパーバンタム級王座に就き2度防衛。

 ☆高校の偉大な先輩 村田諒太(ロンドン五輪ミドル級金メダル)山中慎介(WBC世界バンタム級王者12回連続防衛中)。

 ☆タイプ 身長176センチの左ボクサーファイター。

 ☆仕事 ジム関係者の会社勤務と近所の喫茶店手伝い。

 ☆趣味なし テレビも見ず、過去賞品でテレビを3台獲得も「すべてあげました」。お金への執着もなく「月10万円でいいです」。

 ☆リスペクト 女子フィギュアスケートの浅田真央。「同じ90年生まれ。その中で一番すごい選手と思っている」。

 ☆家族 元アマチュアボクサーの父憲次郎さん(51)母知美さん(51)。

 ◆日本ジム所属の世界王者 久保が82人目。出身別では大阪府の9人が最多。東京が8人、沖縄が7人と続く。久保は京都からは初めての世界王者となる。

 ◆久保が長谷川氏に感謝した。試合前に「ダウンのイメージもしておけ」と助言を受けたといい、7回に倒された時も「冷静に8カウント休むことができた」。コーナーに戻り、解説席の長谷川氏を見ると「大丈夫」とサムアップポーズが返ってきた。「それですごい安心できました」。その長谷川氏は「おめでとう。まだまだ課題もあるけど、ゆっくり休んでチャンピオンライフを満喫して」と祝福した。

 ◆セルメニョへ次戦を打診していた元世界王者で同級3位亀田和毅陣営が生視察した。標的の敗戦にも、「なんでやめるんやろ。でも、互いに良いところ出し合って良い試合」と称賛。所属の協栄ジムの金平会長は「いまランク上位なので、どの団体でも条件合えば」と久保への直接的な対戦要求はしなかった。

 ◆WBC世界バンタム級王者山中慎介 いいパンチを食らって危なかったけれど、ダメージを引きずらなかった。チャンピオンになったことで会う機会も増える。(南京都高の)先輩としてうれしかったです。

 ◆WBA世界フライ級王者井岡一翔 僕も2週間後(23日)に試合なので、刺激になりました。

山下会長に肩車され、ガッツポーズする久保(撮影・田崎高広)

関連するニュースを読む

ロマゴン4階級制覇「一番難しい試合だった」

WBC世界スーパーフライ級王者クアドラス(右)を破り、4階級制覇を果たしたゴンサレス(撮影・奥山将志)

<プロボクシング:WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ◇10日(日本時間11日)◇米カリフォルニア州イングルウッド・ザ・フォーラム

 挑戦者でWBCフライ級王者のローマン・ゴンサレス(29=ニカラグア)が、7度目の防衛を目指した王者カルロス・クアドラス(28=メキシコ)を3-0の判定で下し、4階級制覇を達成した。

 ゴンサレスは序盤から連打でプレッシャーをかけ、細かなパンチを的確にヒットさせた。それでも、中盤以降はクアドラスが打ち終わりの左フックを軸に反撃。苦しい展開となったゴンサレスだったが、得意のアッパーを要所で決め、最大6ポイント差をつけて王座奪取を果たした。

 ゴンサレスは「今までで一番難しい試合だった。このようなタフな試合は初めてだ。それでも勝利することができた」と安堵(あんど)の表情を浮かべて振り返った。

 ゴンザレスの戦績は46戦全勝(38KO)、プロ初黒星を喫したクアドラスは35勝(27KO)1敗1分となった。

関連するニュースを読む

高山勝成V2 田中恒成と大みそか統一戦へ動く

5回、高山(右)の右アッパーが原の顔面にヒット(撮影・清水貴仁)

<プロボクシング:IBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦>◇27日◇エディオンアリーナ大阪

 IBF世界ミニマム級王者高山勝成(32=仲里)が、大みそかにWBO同級王者田中恒成(20=畑中)と統一戦を行う可能性が高まった。同級10位原隆二(25=大橋)と対戦し、3回に左目上をカットしたが、自慢の集中打で8回1分20秒、TKO勝ち。2度目の防衛を果たして、会場にいた田中に統一戦を呼びかけ、田中も地元の愛知県体育館での実現を求めた。

 高山がリング上から呼びかけた。「田中君、どこにおるの?」。両手を上げたWBO王者が興奮したようにリングに駆け上がった。

 高山 田中君、リングの上で戦いたいね。

 田中 大みそかに試合を予定しているので(地元の)愛知県体育館で高山選手とやれたらいいです。

 高山 僕は全然大丈夫。

 田中 僕もお願いしたいです! 

 2人の“約束”に会場は熱狂。日本人王者同士の統一戦は12年6月の井岡-八重樫に続く2例目。高山は「僕は南アフリカでもメキシコでもやっている。問題ない」と笑った。

 V2戦は盤石だった。挑戦者のフルスイングを浴びても「僕はローマン・ゴンザレス、新井田豊さんら強烈な王者とやっているので問題ない」。3回に偶然のバッティングで左目上をカットしても動じない。「負傷判定があるから、ポイントを集める」とさらにペースアップ。8回にがら空きの顔面にワンツーを決め、試合を終わらせた。

 切れやすくなったまぶたは、集めたベルトの代償といえる。05年4月に初めて世界王者になって10年。両まぶたから何度も出血した。13年4月には52針、今年4月の初防衛戦後は35針縫った。「通算で300針ぐらいは縫っています。歴戦の証し」と口にする。

 田中とはスパーリングを重ねたこともある。12歳下の新世代王者との決戦が近づく。高山の傷口の状態など不確定要素はあるが、32歳は「一番やりたい。それ(統一戦)しかこのウエートで戦う意味はない」。12・31、愛知県体育館。ミニマム級頂上決戦が実現へ動きだした。【益田一弘】

 ◆高山勝成(たかやま・かつなり)1983年(昭58)5月12日、大阪市生まれ。中2でボクシングを始める。01年ライトフライ級で全日本新人王獲得。05年WBC世界ミニマム級王座、06年11月WBA同級暫定王座、13年IBF同級王座獲得。14年12月にWBO同級王座も獲得し日本人初の4団体制覇成功。158センチの右ボクサーファイター。

関連するニュースを読む

八重樫、再起のTKO「もう1度世界王者に」

ソンセーンレックに2回TKO勝ちした八重樫(撮影・たえ見朱実)

<ボクシング:スーパーフライ級8回戦>◇1日◇大田区総合体育館

 元2階級制覇王者の八重樫東(32=大橋)が、スーパーフライ級での再起戦をTKO勝ちで飾った。

 タイのソンセーンレック・ポスワンジム(31)に1回終了間際に最初のダウンを奪うと、2回2分5秒、右のコロスカウンターで2度目のダウンを奪った。レフェリーがすぐに試合を止め、TKO勝ちとなった。

 八重樫は「こんなに早く試合が終わるのは何年ぶり? 思い出せないくらい久しぶりで、拍子抜けした」と感想を口にした。試合内容に関しては「65点」と辛口採点。昨年9月のゴンザレス戦で王座陥落してから2連敗。引退も考えたが、周囲の励ましでカムバックした。今後について「複数階級制覇より、もう1度世界王者になるスタートラインに立てた」と考え深げに話していた。

関連するニュースを読む

村田、9・5メキシコ王者とプロ5戦目

会見後に笑顔でファイティングポーズする村田(撮影・小沢裕)

 ボクシングのロンドン五輪ミドル級金メダルで、WBC同級11位の村田諒太(28=三迫)が、9月5日に東京・代々木第2体育館で、メキシコ同級王者アドリアン・ルナ(24=メキシコ)とのプロ5戦目に臨むことが24日、発表された。

 都内のジムで会見した村田は「相手はまとまっている印象。左フックが得意なのかなと思った。強いと思うが、つまずく相手ではない」と力強く話した。試合は、WBC世界フライ級王者・八重樫東、同ライトフライ級王者・井上尚弥(ともに大橋)と同じ興業となる。豪華な顔ぶれに「尚弥、八重樫さん、(八重樫と戦う)ローマン・ゴンザレスの輝きに負けない試合をしたい」と意気込んだ。

関連するニュースを読む

井上「王者になったと実感わいてきた」

大橋会長(中央)とともに喜びをかみ締める井上(左)と八重樫(撮影・山崎安昭)

 日本人最速の6戦目で世界王座を獲得した、WBC世界ライトフライ級王者・井上尚弥(20=大橋)が7日、王座奪取から一夜明け、横浜市内の所属ジムで会見を行った。

 テレビ出演などで、1時間程度しか寝ていないとしながらも「家に帰って試合の映像を見て、王者になったんだと実感がわいてきた」と笑顔。3回終盤に、左太もも裏をつるアクシデントがあったが「足を使えない中で勝てたのは今後のプラス。さらに上のステップに行けるように頑張っていきたい」と話した。次戦は未定も、大橋会長は減量苦も考慮し、階級を上げる可能性も示唆した。

 また、KOで3度目の防衛に成功した同フライ級王者・八重樫東(31)は「プランを立て過ぎて中途半端になってしまった。器用貧乏にならないようにしていきたい」と反省した。V4戦は、39戦無敗の同級1位ローマン・ゴンザレスとの対戦が決定的となっている。

関連するニュースを読む

八重樫「ロマゴン」封印しV3戦に集中

公開練習でスパーリングを行う八重樫(撮影・鈴木正章)

 4月6日に3度目の防衛戦を行うWBC世界フライ級王者八重樫東(31=大橋)が、「ロマゴン」封印でV3に集中する。28日に横浜市内のジムで、スパーリングを3回で打ち上げた。次は無敗強打者ローマン・ゴンザレス(ニカラグア)の挑戦を受けると表明済みも「今は関係ない人。無視してます」と強調。

 メキシコ人と3連戦も、今回のサレタは世界初挑戦と力は落ちる。大橋会長は「圧倒して次の大きな山に向かいたい」と期待する。松本トレーナーも次を想定したプランだったが、八重樫は2カ月前にロマゴン封印を訴えた。インターハイ優勝後に東北大会敗退、拓大で国体制覇後1回戦負けと苦い思い出がある。「上を見ると足をすくわれる。まず目の前をやっつけて」と前哨戦に集中する。

関連するニュースを読む

八重樫4・6V3へスパーで軽快ステップ

 WBC世界フライ級王者八重樫東(31=大橋)が、28日に横浜市内のジムでV3戦へのスパーリングを打ち上げた。

 同級8位オディロン・サレタ(28=メキシコ)と、4月6日の大田区総合体育館で対戦する。日本同級王者村中がパートナーを務めたが、軽快なステップで出入りよく、接近戦でも打ち合い、仕上がりの良さを示していた。八重樫は「出入りの底上げを図ってきた。いいカードばかりなので、面白かったと言われる試合にしたい」。次戦では無敗強打の同級1位ローマン・ゴンザレス(26=ニカラグア)と対戦を明言している。大橋会長は「次に大きな山があるので問題なく勝っていきたい」と期待した。

関連するニュースを読む

八重樫、井上4・6W世界戦10分完売席も

 4月6日のダブル世界戦の入場券が28日に発売開始となり、1万円と6000円の席が10分で完売した。当日はWBC世界フライ級王者八重樫東(31)のV3戦がメーンで、井上尚弥(20)が国内最速6戦目で世界初挑戦する。会場の大田区総合体育館は約5000人収容で、大橋会長は「超満員は確実。本物のボクシングを見てもらいたい」と話す。他も軽量級スターのゴンザレス、ベテラン細野の日本王座戦、10連勝を狙う松本、2戦目で世界ランカー相手の井上の弟拓真と精鋭ぞろい。大橋会長は「最後に八重樫が勝つまでが仕事」と気を引き締めた。

関連するニュースを読む

八重樫「次勝ったら最強打者ロマゴンと」

 WBCのダブル世界戦(日刊スポーツ新聞社後援)が4月6日、東京・大田区総合体育館で開催されることが13日、発表された。

 世界フライ級王者・八重樫東(30=大橋)が、同級8位オディロン・サレタ(28=メキシコ)と3度目の防衛戦に臨む。

 V3戦が決まった八重樫が、次のV4戦相手に軽量級最強打者「ロマゴン」を指名した。「強すぎて相手がいないようで。次勝ったら、ボクが挑戦を受けたい」と宣言。いきなり怪物退治に名乗りを上げた。

 ローマン・ゴンザレス(ニカラグア)はデビュー以来37連勝(31KO)で、3階級制覇へ向けて1月に同級1位にランクイン。前後して大橋会長から「次どうだ」と持ち掛けられた。八重樫は「誰が見ても強い。どうせなら、強い人間と戦いたい」と即決した。

 ロマゴンもノンタイトル戦で登場する。「今の自信は40%。やる時は挑戦者ですけど、追い込んでくれて成長できる。楽しみ」とも話した。その前に右強打のサレタをクリアが必須条件。「先を見ず、気を抜かず、しっかり次につなげたい」。決戦への思いは胸にしまい、V3戦に集中する。

関連するニュースを読む

井岡V3戦 大みそかは「一翔の日」

 WBA世界ライトフライ級王者井岡一翔(24=井岡)が、大みそかを「一翔の日」にする。20日、大阪市内のホテルで、12月31日に同級4位フェリックス・アルバラード(24=ニカラグア)と3度目の防衛戦を行うことが発表された。3年連続の大みそか決戦で、9月のV2戦から約3カ月と調整期間は短いが「大みそかにやりたかった。現役中は定番にしたいです」。

 12月31日は「格闘技を見て育った。魔裟斗選手が強いと思った」。12・31の興行が、魔娑斗らで人気を誇ったK-1などの総合格闘技から、最近はボクシングにシフトする中で別格の存在感を見せつける構えだ。

 相手は“仮想ロマゴン”だ。アルバラードは18勝(15KO)の全勝挑戦者で15KOはすべて3回以内という強打者。同国の先輩で37勝(31KO)のWBA同級スーパー王者ローマン・ゴンザレス(26=帝拳)とスパーリングを行う間柄だ。

 井岡は、ゴンザレスについて「当然ながらかなり意識しています。将来、必ずやると思っている。ただ今回勝たないと話にならない。KOをお見せしたい」。V3に成功すれば、来年5月にも3階級制覇や他団体王者との統一戦などビッグマッチを計画。強打者をねじ伏せて、大みそかの主役を張る。【益田一弘】

関連するニュースを読む

前回9月試合のゴンザレスが練習公開

公開練習を行ったゴンザレス(撮影・中島郁夫)

 ニカラグア出身の元2階級制覇王者ローマン・ゴンザレス(26=帝拳)が、6日に都内のジムで練習を公開した。

 10日に東京・両国国技館での10回戦でオスカル・ブランケット(28=メキシコ)と対戦する。スパーリングはせずにサンドバッグ打ちなどで汗を流した。

 前回の試合は9月で、間隔が異例の短さにも「1カ月に1回でもいいが、相手がいない」と余裕。WBAのミニマム級、ライトフライ級に続くフライ級で3階級制覇を狙う。1度は井岡との対戦が決まりかけた。「やってくれるなら、どの階級でもいいのでぜひ」と対戦を熱望した。

関連するニュースを読む

粟生 エレラとの対戦が決定

 11月10日、東京・両国国技館で世界前哨戦(10回戦)に臨む元2階級制覇王者・粟生隆寛(29=帝拳)はアラン・エレラ(24=メキシコ)との対戦が決定。また同日に10回戦を控えるWBA世界ライトフライ級スーパー王者ローマン・ゴンザレス(26=帝拳)はオスカル・ブランケット(26=メキシコ)との対戦が決まった。

関連するニュースを読む

エロ強い中井りん裸絞め勝利/パンクラス

ゴンザレスを破り勝ち名乗りを受ける中井(撮影・鈴木正章)

<パンクラス>◇19日◇東京・ディファ有明

 エロくて強い“エロつよ”ファイターとして人気の中井りん(26)が強さを証明した。パンクラス女子バンタム級王者の中井はブレンダ・ゴンザレス(31=米国)と5分3回戦で対戦。昨年12月以来の試合を1回4分47秒、裸絞めで一本勝ちした。最初のコンタクトからバックに回りゴンザレスを投げると、後方からの絞め技を繰り出して、一気に勝負を決めた。「作戦通り。勝ててホッとしている。1つずつ階段を上がって、世界の強豪と戦っていきたい」と力強く話していた。

関連するニュースを読む