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WWE、殿堂入りカート・アングルら28人を解雇

カート・アングル(08年1月撮影)

米プロレス団体WWEは15日(日本時間16日)、WWEヘビー級王座獲得などグランドスラムを達成したWWE殿堂入りのカート・アングル(51)ら10人以上の選手とスタッフら計28人を大量解雇したと発表した。

複数の米メディアは新型コロナウイルスの影響による減収を受け、WWEビンス・マクマホン会長がコスト削減のために決断したと一斉に報じた。またプロデューサー、コーチら裏方も大量に解雇している。

アングルのほか、新日本プロレスでIWGPタッグ王者にもなったカール・アンダーソン、ルーク・ギャローズのコンビやルセフら中邑真輔とリング内外で縁の深い選手も契約解除となった。WWEは「私たちは(解雇した)彼らが将来の努力の中で最善を尽くすことを祈っています」との声明を出した。

ロウGMも務めたアングルはSNSを通じて「WWEで過ごさせてもらった時間を感謝したい。多くの新しい友人を作り、非常に多くの才能ある人々と働く機会がありました。選手たちはWWEのファンたちをできる限り楽しませてください。彼らは世界で最高のファンです」と所属選手たちにエールを送った。また軽量級のクルーザー級が集結する「205 Live」でGMを務めたドレイク・マーベリックはSNSを通じ、涙を流しながら解雇を報告した。

今回、WWEが解雇した主な選手は以下の通り。

カート・アングル、ルセフ、ドレイク・マーベリック、ザック・ライダー、カート・ホーキンス、カール・アンダーソン、ルーク・ギャローズ、ヘルス・スレイター、エリック・ヤング、ローワン、サラ・ローガン、ノーウェイ・ローズ、マイク・ケネレス、マリア・ケネレス、EC3、エイデン・イングリッシュ、リオ・ラッシュ。

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K1久保優太、ピケオーに勝利 妻に再プロポーズ

勝利後のリング上で妻サラさんにベルトを捧げ、プロポーズし直した久保優太(左)(撮影・吉池彰)

<K-1:WORLD GP 2020 JAPAN ~ケイズフェスタ3~>◇22日◇さいたまスーパーアリーナ

スーパー・ライト級タイトル戦は、王者安保瑠輝也(24)が不可思(ふかし、28)の挑戦を3-0の判定で退け、2度目の防衛に成功した。

減量ミスが懸念された瑠輝也だったが、1回にダウンを奪って優位に試合を進めた。ウエルター級タイトル戦は王者久保優太(32)が、ジョーダン・ピケオー(29=オランダ)に3-0で判定勝ちした。新型コロナウイルス対策として、当初予定した9000席を絞り、入場者を6500人に制限した。

  ◇  ◇  ◇

久保が対日本人11戦11勝5KOのピケオーに完封勝ちした。相手に力を出させない「時計回りに動いてローを蹴る」動きで、判定は3審判ともに30-29。勝利のリング上で妻サラさんにベルトをささげて再プロポーズするパフォーマンスまで演じて見せた。「毎日ボロボロになりながら、3カ月練習を頑張った甲斐があった」とニンマリ。ピケオーも「距離を詰められ、パンチを殺された」と久保の技術に舌を巻いていた。

2回、ジョーダン・ピケオーを左ミドルキックで攻める久保優太(左)(撮影・吉池彰)

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アスカがナタリア下しPPV出場決定、セインも祝福

ナタリア(手前)をシングル戦で撃破し、セイン(右)と勝利を喜ぶアスカ(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇18日(日本時間19日)◇米マサチューセッツ州ボストン・TDガーデン

WWE女子タッグ王者アスカが強敵ナタリアとのシングル戦を制し、PPV大会サバイバー・シリーズ(24日、米シカゴ)出場を決めた。

タッグパートナーのカイリ・セインをセコンドに付け、アスカは握手のフリをしてナタリアを挑発。「おい!こらぁ」とうなり声を発しながら卍固め(オクトパスホールド)で絞めあげた。一時はナタリアのスープレックスやクローズライン(ラリアット)を浴びて苦戦を強いられたものの、セインをけん制していたナタリアのスキを突き、アスカがハイキックで沈めてフォール勝ちを収めた。

セインの祝福を受けたアスカは「勝ちましたよ! ナタリアに勝ちました。うちら素晴らしいタッグチームやけど、シングルでも余裕。すいません。ソーリー。NXTもいい、ロウもいいスマックダウンもいい。だけど(アスカ、セインのユニット名)カブキ・ウォリアーズはもっとええな~(笑)」とハイテンションで胸を張った。また大会後、アスカとセインがシャーロット・フレアー、ナタリア、サラ・ローガンともにチームロウとしてPPV「サバイバー・シリーズ」の女子5対5エリミネーション戦に参戦することも発表された。

チームロウとしてPPV大会サバイバー・シリーズの女子5対5エリミネーション戦に参戦することが決まったアスカ(右から3番目)とセイン(同2番目)(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved
ナタリア(右)を卍固めで絞めるアスカ(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

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70人以上参加WWEロウ、SDのドラフト詳細発表

11日スマックダウン大会、14日のロウ大会でWWEドラフトが開催(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved

WWEは10日(日本時間11日)、2ブランドとなるロウ、スマックダウンの所属選手を選択式で入れ替える「WWEドラフト」の詳細を発表した。

11日(同12日)のスマックダウン大会、14日(同15日)のロウ大会で開催。スマックダウン大会を放送するFOX、ロウ大会を放送するUSAネットワークの各代表パーソナリティーが登場し、順番に希望する選手をリストから選択する仕組み。10日のスマックダウン大会の冒頭でスマックダウン所属のローマン・レインズ、ロウ所属のWWEユニバーサル王者セス・ロリンズが対戦し、勝者が所属するブランドから先に選択権を得る。なおルール詳細は次の通り。

(1)70人以上の選手が「WWEドラフト」に参加。

(2)スマックダウン(放送局FOX)は30人、ロウ(放送局USAネットワーク)は41人の選手を選択できる。

(3)2時間放送のスマックダウンは1回につき2人ずつ、3時間放送のロウは3人ずつ選択。

(4)基本的にタッグチームは1つ(1人)の選択としてみなされるが、FOXおよびUSAネットワーク側が2人のうち1人のみを選択することも可能。

(5)選択されなかった選手は即時FA宣言をすることが可能で、自ら希望ブランドと契約を結べる。

★選手選択リストは次の通り。

◆スマックダウン ロウ女子王者ベッキー・リンチ、ローマン・レインズ、The OC(US王者AJスタイルズ、ルーク・ギャローズ、カール・アンダーソン)、ブレイ・ワイアット、ドリュー・マッキンタイア、ランディ・オートン、サーシャ・バンクス、リコシェ、ブラウン・ストローマン、ボビー・ラシュリー、アレクサ・ブリス、ニッキー・クロス組、レイシー・エバンス、バイキング・レイダース(エリック、アイバー)、スマックダウン・タッグ王者ザ・リバイバル(スコット・ドーソン、ダッシュ・ワイルダー)、ナタリア、ストリート・プロフィッツ(モンテス・フォード、アンジェロ・ドーキンス)、ルチャ・ハウス・パーティー(カリスト、グラン・メタリック、リンセ・ドラド)、セザーロ、ケビン・オーエンズ、ウンベルト・カリーヨ、戸沢陽、シン・カラ、エリック・ヤング、EC3、チャド・ゲイブル、ヒース・スレーター、ドリュー・グラック、Bチーム(ボー・ダラス、カーティス・アクセル)、タミーナ

◆ロウ WWEユニバーサル王者セス・ロリンズ、WWEヘビー級王者ブロック・レスナー、スマックダウン女子王者シャーロット・フレアー、タイタス・オニール、インターコンチネンタル王者中邑真輔(スポーツクスマンのサミ・ゼイン)、アリスター・ブラック、ニュー・デイ(コフィ・キングストン、ビッグE、エグゼビア・ウッズ)、ダニエル・ブライアン、ベイリー、ルーク・ハーパー、エリック・ローワン、ザ・ミズ、アリ、バロン・コービン、アライアス、ロウタッグ王者ドルフ・ジグラー、ボビー・ルード組、サモア・ジョー、WWE女子タッグ王者カブキ・ウォリアーズ(アスカ、カイリ・セイン)、ルセフ、セドリック・アレクサンダー、レイ・ミステリオ、Rトゥルース、カーメラ、AOP(アカム、レーザー)、ヘビー・マシナリー(タッカー、オーティス)、アポロ・クルーズ、アンドラデ、リブ・モーガン、ジンダー・マハル、バディ・マーフィー、モジョ・ローリー、ノー・ウェイ・ホゼ、デイナ・ブルック、シェルトン・ベンジャミン、カーティス・ホーキンズ、ザック・ライダー組、ザ・アイコニックス(ビリー・ケイ、ペイトン・ロイス)、サラ・ローガン、ファイアー&デザイアー(マンディー・ローズ、ソーニャ・デビル)、ドレイク・マーベリック

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ロウ加入エバンス、ナタリア敗り女子王座挑戦権獲得

ナタリア(下)に月面水爆を決めるレイシー・エバンス(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇15日(日本時間16日)◇カナダ・ケベック州モントリオール

ロウ加入が正式に決まったレイシー・エバンスが、2冠王者ベッキー・リンチの保持するロウ女子王座の挑戦権をゲットした。

先にルビー・ライオットとノンタイトル戦に臨んだ王者リンチが敵セコンドのリブ・モーガン、サラ・ローガンの介入にてこずりながらも排除。最後は必殺ディスアーマーでライオットを仕留めると、まずナタリアがリングに登場し、ロウ女子王座挑戦を表明。するとリンチとの抗争を続けてきたエバンスが姿をみせて「正式にロウ所属となったのでロウ女子王座が欲しいわ」と要求し、同王座挑戦権を懸けてナタリアとシングル戦に挑んだ。

ナタリアの得意技シャープ・シューター(サソリ固め)で苦しめられながらも、何とかロープ回避したエバンス。難度も苦悩の表情をみせ、場外戦では強烈なビンタも浴びた。リングに戻されると隙を突いて顔面へのパンチ一撃でナタリアをマットに倒すと、コーナートップから豪快な月面水爆を決め、3カウントを奪い、ロウ女子王座挑戦権を獲得した。

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WWEアスカ途中敗退 カーメラが制し第2回覇者

女子バトルロイヤル戦で激しい攻防を繰り広げたアスカ(中央)。右はソーニャ・デビル(C2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:レッスルマニア35大会>◇7日(日本時間8日)◇米ニュージャージー州イーストラザフォード・メットライフスタジアム

女子バトルロイヤル戦に出場した元スマックダウン女子王者アスカ、前NXT女子王者カイリ・セインは途中敗退となった。

気合十分のアスカは入場曲とともに貫禄十分の入場を果たすと、ヒップアタックでキャンディス・レラエとニッキー・クロスをリングから追い出した。「明日の女帝」の名の通り、最後の3人まで残ったが、ヒップアタックからソーニャ・デビルの足を払って蹴り落としたが、その隙を突いてきたサラ・ローガンに投げ飛ばされて脱落した。

またセインはサラ・ローガンに裏拳からのインセイン・エルボーをさく裂させる見せ場を演出したものの、ライオット・スクワッド3人に捕まり、ルビー・ライオットに蹴り飛ばされて途中で脱落した。なお最後まで隠れ残っていたカーメラが1対1となったローガンにスーパーキックを打ち込み、最後まで勝ち残って第2回覇者となった。

女子バトルロイヤル戦に電撃出場したカイリ・セイン(上)(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

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アスカはバトルロイヤル/レッスルマニア決定カード

13選手出場の女子バトルロイヤル戦に臨むアスカ(右から3番目)(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

WWE最大の祭典となるレッスルマニア35大会は7日(日本時間8日)、米ニュージャージー州イーストラザフォード・メットライフスタジアムで開催される。昨年初めて祭典に出場し、無敗のままでスマックダウン女子王者シャーロット・フレアーに挑戦したアスカ(37)は2年連続出場。女子バトルロイヤル戦にエントリーされた。

発表済みのバトルロイヤル戦出場選手はアスカを含めて13人。初代覇者ナオミ、カーメラ、ラナ、マンディ・ローズ、ソーニャ・デビル、ニッキー・クロス、デイナ・ブルック、ルビー・ライオット、リブ・モーガン、サラ・ローガン、ミッキー・ジェームス、ゼリーナ・ベカが名を連ねた。昨年は20人が出場し、カイリ・セインも電撃出場を果たしているだけに、試合当時には追加メンバーが登場しそうだ。

アスカはヒップアタック、ハイキック、裏拳など打撃技で場外へ追い出すテクニックを持つ試合巧者。2日のボルティモア大会では男女混合18人ミックスタッグ戦に出場し、男子選手を押しのけて最後までリングに残って存在感を示した。祭典直前で、フレアーに敗れて王座陥落したことにめげることなく「ホンマに心配してくれてありがとう! レッスルマニアのバトルロイヤルで絶対に勝ち残るから」と必勝宣言している。

今年のレッスルマニアでは初めて女子カードがメインイベントになる。ロウ女子王者ロンダ・ラウジー、スマックダウン女子王者シャーロット・フレアー、ベッキー・リンチによる3WAY形式女子王座戦(勝利者が2冠王者)が開催される。このメンバーと並ぶ実力を誇るアスカがバトルロイヤル戦で負けるわけにはいかない。

★レッスルマニア35大会の決定カード(3WAY形式女子王座戦がメイン以外、試合順は当日決定)

(1)3WAY形式女子王座戦(勝者はロウ、スマックダウン両女子王者)=ロウ女子王者ロンダ・ラウジーVSスマックダウン女子王者シャーロット・フレアーVSベッキー・リンチ

(2)WWEヘビー級王座戦=王者ダニエル・ブライアンVS挑戦者コフィ・キングストン

(3)WWEユニバーサル王座戦=王者ブロック・レスナーVS挑戦者セス・ロリンズ

(4)ノー・ホールズ・バード戦=トリプルHVSバティスタ

(5)フォールズ・カウント・エニウェア戦=ザ・ミズVSシェイン・マクマホン

(6)シングル戦=AJスタイルズVSランディ・オートン

(6)US王座戦=王者サモア・ジョーVSレイ・ミステリオJr.

(7)アングル引退試合=カート・アングルVSバロン・コービン

(7)WWEクルーザー級王座戦=王者バディ・マーフィーVS挑戦者トニー・ニース

(8)アンドレ杯バトルロイヤル戦

(9)シングル戦=ローマン・レインズVSドリュー・マッキンタイア

(10)WWEインターコンチネンタル王座戦=王者ボビー・ラシュリーVSフィン・ベイラー

(11)WWE女子タッグ王座戦=王者組サーシャ・バンクス、ベイリー組VSベス・フェニックス、ナタリア組VSナイア・ジャックス、タミーナ組VSビリー・ケイ&ペイトン・ロイス

(12)スマックダウンタッグ王座戦=王者組ウーソズ(ジェイ、ジミー兄弟)VS中邑真輔、ルセフ組VSザ・バー(シェイマス、セザーロ組)VSリコシェ&アリスター・ブラック組

(13)女子バトルロイヤル戦

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女子初メイン!ラウジー、リンチ、フレアーが王座戦

サラ・ローガンから簡単に勝利を奪ったロウ女子王者ロンダ・ラウジー(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇25日(日本時間26日)◇米マサチューセッツ州ボストン・TDガーデン

4月7日に控えるWWE最大の祭典レッスルマニア35大会(米ニュージャージー州イーストラザフォード・メットライフスタジアム)で初めて女子試合がメインイベントになることが発表された。ロウ女子王者ロンダ・ラウジー、ベッキー・リンチ、シャーロット・フレアーの3WAY形式の同王座戦で、大会前のメインカード発表も異例となる。

この日はラウジー、リンチ、フレアーが試合勝利タイムを競うビート・ザ・クロック・チャレンジに出場。サラ・ローガンと対戦したラウジーは1分25秒、腕ひしぎ逆十字固めで勝利。ルビー・ライオットと対戦したフレアーは1分25秒、フィギュアエイト(8の字固め)でギブアップ勝ちしたものの、ラウジーの勝利タイムに負けた。

イラついたフレアーに試合前にビッグブーツで蹴り飛ばされたリンチはダメージを負いながらもリブ・モーガンの隙を突き、1分18秒、ジャックナイフホールドで丸め込んで3カウントを奪った。リンチが王者ラウジーを7秒上回る最速勝利を挙げて前哨戦を制し、祭典に向けてはずみをつけた。

祭典でのロウ女子王座戦に向けてはずみの勝利を挙げたベッキー・リンチ(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

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久保優太が薄氷勝利でV2「城戸選手の執念感じた」

延長戦、城戸(左)を激しく攻める久保(撮影・河田真司)

<K-1:ケイズフェスタ2>◇10日◇さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ

ウエルター級王者久保優太(31)が薄氷を踏むファイトで、2度目の防衛に成功した。同級王座戦3分3回で城戸康裕(36)の挑戦を受け、延長判定勝ちでV2防衛を成し遂げた。序盤から距離感をつかみながら左ミドルキック、左ストレートなどを放ち、的確なパンチで城戸の左目上を腫らせた。「3回が終わって勝ったと思って集中力を切らせてしまった」と1-0の判定で決着つかずに延長に入ると、攻め込まれた。

「城戸選手のベルトに対する執念を感じました」と左目下を腫らしながら、打ち合いにも応じ、延長2-1で判定勝ち。試合前から「塩試合になる」との宣言通り、間合いやテクニックが詰め込まれた神経戦でもあった。妻サラ夫人との破天荒な生活ぶりがバラエティー番組でも取り上げられ「K-1ファンに嫌われていると思いますが戦う姿をみてください」と会場のファンにお願いしていた。

昨年3月のケイズフェスタ1大会で初防衛に成功後、交通事故などの影響で実に1年ぶりの試合だった。「本当、実は練習してきたんですけど。塩試合になってしまってすみません」と苦笑い。自身の現役生活も長くは考えていないと明かしており「いつまで突っ走れるかは分からない」として1戦1戦に集中している。

2回、久保(左)に左キックを見舞う城戸(撮影・河田真司)
延長戦、判定勝利しガッツポーズする久保(左)と、敗れリングに倒れ込む城戸(右)(撮影・河田真司)

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リンチ逮捕!ラウジーらを襲撃 手錠かけられ連行

ロウ女子王者ロンダ・ラウジー(中央)と場外で乱闘するベッキー・リンチ(右端)(c)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇25日(日本時間26日)◇ジョージア州アトランタ・ステート・ファーム・アリーナ

出場停止処分を受けてロウ女子王座挑戦権を事実上剥奪されたベッキー・リンチ(31)が逮捕される事態に陥った。

同王者ロンダ・ラウジーがナタリアと組み、ライオット・スクワッドとのタッグ戦に臨んでいた終盤だった。一本背負い投げでサラ・ローガンを投げ飛ばしたラウジーはパイパーズ・ピットから腕ひしぎ逆十字固めに入る必勝パターンに持ち込んだ時、ヒザ負傷中のリンチが松葉づえのまま乱入。ラウジーとナタリアを襲撃してしまい、制止に入った警察に手錠をかけられて逮捕。そのまま連行されてしまった。

度重なるリンチの襲撃に嫌気を刺したのか、ラウジーは最高権力者ビンス・マクマホン会長を呼び出した。代わりに登場したロウコミッショナーのステファニー・マクマホンに対し、リンチの出場停止処分の解除を要求。さらに最大の祭典レッスルマニア35大会(4月7日、米ニュージャージー州)で控える防衛戦の挑戦者にシャーロット・フレアーにリンチも加えた3WAY戦を懇願した。

しかしステファニーからは「ベッキーの逮捕は自業自得。復帰を認めるわけにはいかない」と拒絶されると、ラウジーは命令口調で再び3WAY戦を要求した。エスカレートした口論を受け、ステファニーには「私は上司よ。あなたは私の下で働いているの」と威圧されると、ラウジーは激怒。「ベスト同士が戦うからこそ、ロウ女子王座は意味がある。このベルトはもう意味がないわ」と告げ、王座返上の意向を示すようにベルトを置き、リングを立ち去った。最大の祭典を控え、ロウ女子王座戦線が迷走を始めた。

警察に連行されるベッキー・リンチ(左から2番目)(c)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

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ラウジーが2日連続防衛、レッスルマニアへはずみ

2日連続で王座防衛に成功したロウ女子王者ロンダ・ラウジー(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇18日(日本時間19日)◇米ルイジアナ州ラファイエット・ケイジャンドーム

ロウ女子王者ロンダ・ラウジーが2日連続で王座防衛に成功した。17日のPPV大会と同じくルビー・ライオットの挑戦を受けた。

セコンドに同じユニットのサラ・ローガン、リブ・モーガンをつけた挑戦者に対し、ラウジーは払い腰や一本背負い投げで攻め込んだ。試合途中で敵セコンドの介入で劣勢となり、ライオット得意のライオット・キック2発を食らってしまった。かろうじてカウント2で返すと、コーナートップから3人にクロスボディープレスを見舞って反撃。さらにライオットをターンバックルにたたき付けると、そのまま飛びつき式腕ひしぎ逆十字固めでギブアップを奪った。

挑戦者の返り討ちに成功したラウジーは4月7日に控える年間最大の祭典レッスルマニア35大会(米ニュージャージー州)の防衛戦(挑戦者はシャーロット・フレアー)に向けてはずみをつけた。

挑戦者ライオット(右)を払い腰で投げるロウ女子王者ラウジー(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

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初代WWE女子タッグ王者にバンクス、ベイリー組

初代WWE女子タッグ王座を獲得したサーシャ・バンクス(左)、ベイリー組 (C) 2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:PPV大会エリミネーション・チェンバー>◇17日(日本時間18日)◇米テキサス州ヒューストン・トヨタ・センター

新設された初代WWE女子タッグ王座にサーシャ・バンクス、ベイリー組が就いた。

初代女子タッグ王座を決めるエリミネーション・チェンバー戦が組まれ、ロウ、スマックダウンから各3組が出場する中、バンクス、ベイリー組がマンディ・ローズ、ソーニャ・デビル組と対戦。その後も5分ごとに小部屋が開放され、ライオット・スクワッド(リブ・モーガン、サラ・ローガン組)、アイコニックス(ペイトン・ロイス、ビリーケイ組)、ナオミ&カーメラ組、ナイア・ジャックス、タミーナも参戦し、大混戦となった。

先に体格とパワーに勝るナイア、タミーナ組がアイコニックスをダブルサモアンドロップ、ライオット・スクワッドをスプラッシュで撃破。勢い余って小部屋に誤爆したタミーナに対し、ベイリーがダイビング・エルボー、さらに4人がかりで3カウントを奪った。残りは最初に出た2組の激突となり、バンクスがデビルをバンク・ステートメントで仕留め、ギブアップ勝ち。バンクス、ベイリーの親友コンビが、初代王者となった。WWEの歴史の1ページを刻み、2人は歓喜の涙を流して喜んでいた。

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ラウジーが「ライオット・スクワッド」連破で存在感

リブ・モーガン(下)の左腕を捕獲し、腕ひしぎ逆十字固めに入るロウ女子王者ロンダ・ラウジー (C) 2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇4日(日本時間5日)◇米オレゴン州ポートランド・モダ・センター

ロウ女子王者ロンダ・ラウジーが1日2連勝を飾った。女子3人組ユニット「ライオット・スクワッド」のリブ・モーガン、サラ・ローガンを連破し、存在感をみせつけた。

気合十分の王者は、まずモーガン戦に臨んだ。場外に逃げ回る相手をリングで待ち構え、一瞬の隙にパンチ連打から腕ひしぎ逆固めを決め、ギブアップを奪って奪って完勝。

さらに物足りないラウジーは「ライオット・スクワッド」を挑発し、サラ・ローガンとも対戦。ラウジーはローガンのパワーファイトに対し、簡単に払い腰で投げ飛ばすと、そのまま打撃技からの腕ひしぎ逆十字固めで快勝した。試合後、ラウジーはユニットリーダーのルビー・ライオットと対峙(たいじ)したが、ライオットはそのままリングを後にした。

4月7日のレッスルマニア35大会(米ニュージャージー州)では前スマックダウン女子王者ベッキー・リンチの挑戦を受けるラウジーは勢いづいている。

サラ・ローガン(右)に腕ひしぎ逆十字固めを仕掛けようとするロウ女子王者ロンダ・ラウジー (C) 2019WWE,Inc.AllRightsReserved

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ジャックス、女子タッグ王座戦出場権を獲得 WWE

アレクサ・ブリス(上)を持ち上げるナイア・ジャックス(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇28日(日本時間29日)◇アリゾナ州フェニックス・トーキング・スティック・リゾート・アリーナ

WWE初の女子タッグ王者を目指し、巨漢の元ロウ女子王者ナイア・ジャックスが動きだした。

2月17日に控えるPPV大会エリミネーション・チェンバー(米テキサス州ヒューストン)で開催される女子タッグ王座決定戦の予選として、ジャックスはタミーナと組み、アレクサ・ブリス、ミッキー・ジェームス組と対戦。相手タッグの連係技で攻め込まれたものの、パワーで勝るジャックスが試合の主導権を奪取。ブリスとジェームスの2人をファイアーマンズキャリーの体勢からサモアンドロップで投げ飛ばした。そのままジェームスから3カウントを奪い、出場権を獲得した。

また同予選として、ユニット「ライオット・スクワット」のサラ・ローガン、リブ・モーガン組もナタリア、デイナ・ブルック組と激突。ナタリアのシャープ・シューター(サソリ固め)で捕らえたモーガンを、ローガンがカットで救出。続いてモーガンがナタリアを丸め込んでフォール勝ちを収め、女子タッグ王座決定戦への出場権を得た。なお同王座決定戦は6チーム(ロウ、スマックダウンから各3組)で競われることになっている。

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紫雷イオ「次は優勝」ロイヤルランブル戦に初出場

女子ロイヤルランブル初出場を果たした紫雷イオ(C)2018WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:PPV大会ロイヤルランブル>◇27日(日本時間28日)◇米アリゾナ州フェニックス・チェイス・フィールド

WWE傘下のNXTで活躍する紫雷イオ(28)が90秒ごとに1人ずつリングインする30選手出場の時間差バトルロイヤル、女子ロイヤルランブル戦に初出場した。

23番で登場した紫雷は大暴れしていた場外のライオット・スクワッド3人を月面水爆で追い詰めた。巨漢の元ロウ女子王者ナイア・ジャックスにも月面水爆を試みたが、そのままキャッチされてリング外に投げ落とされてしまった。

試合後には「ロイヤルランブルに何と初めて出場させていただきました。とにかく大きな会場で、何と4万8000人のお客さんがいました。私の登場するやいなや、大親友のカイリ(・セイン)が脱落していたので、そのかたきをライオットスクワットにうちましたからね。次に出られた時は優勝できるように腕を磨いていきます」と意欲を示した。

前NXT女子王者の「海賊姫」カイリ・セイン(30)は2年連続での出場だった。紫雷よりも先に、14番で登場すると元スマックダウン女子王者シャーロット・フレアーとチョップの応酬をみせ、カブキエルボー、インセインエルボーをサラ・ローガンにさく裂させて見せ場を演出した。ルビー・ライオットとの攻防に敗れ、2度目のロイヤルランブルを終えたセインは「印象に残ったのはシャーロット・フレアー。シャーロットとチョップのやり合いをしたこと。大きかったし、チョップの威力も半端なかったけれど、本当に気持ちよかった。もっとやりたかった。次は優勝するぞー」と気合を入れ直していた。

女子ロイヤルランブル戦に初出場した紫雷上)は場外への月面水爆でライオットスクワットの3人(下)を撃退(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved
2年連続で女子ロイヤルランブルに出場したセイン(左)はフレアーの串刺しキックを浴びる(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

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井上拓真、負傷めげず2年の回り道乗り越え兄弟王者

9回、サラパット(左)に右フックを放つ井上拓(撮影・鈴木みどり)

<プロボクシング:WBC世界バンタム級暫定王座決定戦12回戦>◇30日◇東京・大田区総合体育館

モンスターの弟が世界王座をつかんだ。WBC世界バンタム級5位の井上拓真(23=大橋)が3-0の判定で同級2位タサーナ・サラパット(25=タイ)を下し、暫定王座を獲得した。序盤に攻め、2回の偶然のバッティングでペースを崩されながらも、相手パンチを外し、確実にカウンターを打ち込んだ。現WBA世界同級王者の兄尚弥(25)に続き、同じ階級で念願の緑ベルトをつかんだ。亀田兄弟に続いて国内2例目となる兄弟世界王者が誕生した。

新品のWBCベルトを手にした井上拓は少し顔をほころばせた。「率直な気持ちは、最高です」。試合直前に「人生かけて臨めよ」と猛ゲキを飛ばした兄尚弥もWBAベルトを持参。リングで2人並び「小さい頃から一緒にやってきたので同じ舞台に立てるのは素直にうれしい」とほっとした表情を浮かべた。

勝利に徹した。序盤にワンツーをヒットさせ、相手をぐらつかせた。10月に70秒KO劇でインパクトを残した兄を「意識して攻めた」。ところが2回に偶然のバッティングで鼻を負傷。痛みでペースが乱れると兄から「空回りしている。切り替えよう」と助言を受けた。5回以降、前に出るサラパットのパンチを見切って空を切らせ、返しのパンチを合わせてジャッジの支持を得た。「すごく良い経験。ナオ(尚弥)以上のインパクトを残すのは大変ですが、少しでも近づくように」と決意を新たにした。

2年前の16年11月、WBO王座挑戦の発表会見に臨んだ後の夜練習で右手を負傷。手の甲と手首をつなぐ関節の脱臼を治す手術を受け、世界戦は中止に。スマホには右拳のエックス線写真が残る。「すごくヘコみましたが、この2年はすごくいい経験だった」。昨年は4度の世界挑戦を経験した久高、元日本王者の益田、今年9月には当時の東洋太平洋王者ヤップも下し、世界切符をつかんだ。大橋会長が「ジム内で一番厳しいマッチメーク」と振り返る険しい道を乗り越えた。

4歳の時、兄尚弥を追い、父真吾氏から指導を受けた。メニューは2歳年上の兄と同じで「ついていくので精いっぱい」。中学卒業後、プロ転向を直訴したが、家族の反対にあい、諦めた。一時は16年リオデジャネイロ・オリンピックを目指したが「先に感じたから」と迷わずプロへ。過去にけんかもしたが「途中でナオが競技を辞めていたら自分も続けていたかどうか。兄は優しくて友達みたい」と感謝した。

お祝いとして大橋会長、父、兄の3人が資金を出した約400万円のロレックス製時計がプレゼントされる。来年1月19日に米国で同級1位ウバリ(フランス)と同級3位ウォーレン(米国)の正規王座決定戦が控え、同会長は「次は正規王者との統一戦」と明言。モンスターが愛称の兄に続き、ついに井上拓も世界にインパクトを与えるスタートラインに立った。【藤中栄二】

◆兄弟世界王者メモ アッテル兄弟(米国)は兄エイブが1901年にフェザー級、弟モンテが1909年にバンタム級で世界王座を獲得したのが史上初。92年9月、ブレダル兄弟は兄ジミーがWBO世界スーパーウエルター級、弟ジョニーもWBO世界スーパーフライ級の王座を奪取し、兄弟同時制覇を達成。日本では亀田兄弟が3兄弟世界王者、3兄弟世界同時王者、3兄弟複数階級制覇。クリチコ兄弟(ウクライナ)はヘビー級で兄ビタリがWBC、弟ウラジミールがWBA、WBO、IBF王座に君臨し、同一階級で世界主要4団体を独占した。

6回、サラパット(右)に左パンチを放つ井上拓。左はセコンドで見守る兄尚弥(撮影・小沢裕)

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井上拓真「牛若丸」戦法 相手の長いリーチかわす

ファイティングポーズをする井上拓(左)とサラパット(撮影・横山健太)

ボクシングのWBC世界バンタム級5位井上拓真(23=大橋)が「牛若丸」戦法で世界王座をつかむ。明日30日のトリプル世界戦(東京・大田区総合体育館)の記者会見が28日、都内のホテルで開かれ、同級暫定王座決定戦で拳を交える同級2位タサーナ・サラパット(25=タイ)らと出席。背が高く、なぎなたのような長いリーチを持つ弁慶=サラパットの攻撃をかわし、牛若丸=井上拓が華麗に強烈パンチを打ち込み、とどめを刺す腹づもりだ。

目の前に輝く新品のWBCベルトを見つめながら、井上拓は胸の高鳴りを実感した。暫定王座決定戦を制すれば手に入る念願の世界王座。「目の前にWBCのベルトがあるので気持ちが高ぶっていて。2日後の試合が楽しみです」。緊張感が漂う厳しい表情に、少しだけ笑みが浮かんだ。

「気持ちはいつもと変わらずに」と自信を持って言えるだけの対策は練ってきた。身長で4・7センチ高いサラパットは上体を起こし、長いリーチを生かしてワンツーを放ってくるスタイル。リーチは11・4センチも長い。父真吾トレーナーは「パンチが伸びてきそう」と警戒しつつ「距離を見切れば。フットワーク、スピード、ステップは拓真が上」と分析。背が高く、なぎなた並みの長いリーチから出る相手の両拳をヒラリとかわし、牛若丸のごとく前後左右に動き回って強烈なパンチを打つ-。五条大橋の戦いを再現するつもりだ。

会見に同席した大橋会長には「おそらく1回から拓真が飛ばしていく。相手は無敗で手数が多く、スタミナがあって好戦的。いい試合になる中で(兄のWBA世界同級王者井上)尚弥以上のインパクトある試合で王者になってくれると思う」と“刺激的”なエールを送られた。直後に同会長から「プレッシャーをかけ過ぎた」と謝られた井上拓だが「ナオ(兄尚弥)以上のインパクトを残したいというのもありますけど、勝ちに徹し、インパクトを残せたらいい」と臆することなく言い切った。

3階級制覇王者の兄に続き、世界王座を獲得すれば国内では亀田兄弟以来、日本2例目の兄弟王者となる。「大一番に勝つことが大事。兄の尚弥だけでなく、弟の拓真もいるんだということを全国に見せつけたい」と井上拓。「牛若丸」のような華麗さで、インパクト十分な王座奪取劇を演出する。【藤中栄二】

試合への意気込みを語る井上拓(撮影・横山健太)

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井上拓真、リーチ11・4センチ差も「問題ない」

硬い表情を崩さず会見する井上拓(撮影・林敏行)

30日の世界初挑戦(東京・大田区総合体育館)に備え、WBC世界バンタム級5位井上拓真(23=大橋)が27日、都内のホテルで予備検診に臨んだ。同級暫定王座決定戦で拳を交える同級2位タサーナ・サラパット(25=タイ)とともに検診を受け、ともに異常はなかった。対戦相手と初対面した井上拓は「より一層、試合への高ぶりがある。コンディションを整えていきたい」と決意を新たにした。

身長、リーチの計測ではサラパットの168・7センチ、174・4センチに対し、井上拓は164センチ、162・6センチ。身長差は4・7センチと大きくなく「そこまで(差が)なかったですね」と安堵(あんど)の笑み。逆にリーチ差は11・4センチもあったが「これまでもリーチの長い選手と対戦しているし問題ない」と口調を強めた。父真吾トレーナーも「(井上拓の)スピードと出入りで問題ない。想定内です」と付け加えた。

大橋秀行会長も「(サラパットと)会った時から手が長いと思っていた。数字に出た通り。ただしリーチのある練習パートナーとスパーリングしてきた。まったく問題ない」と自信を示していた。

予備検診を終え、ファイティングポーズを見せる井上拓(左)。右はサラパット(撮影・林敏行)
予備検診を受ける井上拓(左)。中央はサラパット(撮影・林敏行)

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井上拓真父が対戦相手を視察「パンチ当たりやすい」

サラパット(中央)の公開トレを視察した大橋会長(奥左端)井上真吾トレーナー(同左から2番目)

30日に世界初挑戦(東京・大田区総合体育館)を控えるWBC世界バンタム級5位井上拓真(23=大橋)の父真吾トレーナー(47)が26日、横浜市のジムで行われた対戦相手の同級2位タサーナ・サラパット(25=タイ)の公開練習を視察した。

大橋秀行会長とともに、身長170センチの左ボクサーファイターとなるサラパットのミット打ち、サンドバック打ちなどの軽めメニューで動きをチェック。真吾氏は「想像していたよりも細いですね。身長も170センチ前後だと認識していたので想定内ですね」と率直な感想を口にした。またリミットまで残り1・3キロと話していたサラパットの減量面についても「表情がきりっとしていたし、良い感じなのではないしょうか」と分析した。

過去の試合映像と比べ、驚いた部分がヒジの使い方だという。左右両フックを放つ際、ムエタイのようにヒジが前に出ていたことを警戒。またストレート系のパンチを見せなかったこともあり「右も左もパンチが伸びてきそうなですね」とも口にした。

公開練習でのサラパットは「いろいろなパンチを出せるが、得意パンチはないです」とテクニック面なども一切明かさなかったが、真吾氏は「いろいろなパンチが当たりやすいのではないか。良い意味でかみ合うと思う。フットワークがカギになりますね」と戦略を練っていた。

サラパット(左端)陣営の要請で記念撮影に応じる大橋会長(中央)と井上真吾トレーナー

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サラパット、井上拓真へ「弟はそこまでではない」

30日に井上拓真とWBC世界バンタム級暫定王座決定戦で激突するタサーナ・サラパット

30日に東京・大田区総合体育館でWBC世界バンタム級5位井上拓真(22=大橋)と同級暫定王座決定戦に臨む同級2位タサーナ・サラパット(25=タイ)が25日、来日した。気温30度の母国から4度の成田空港に到着したサラパットはニット帽、マフラーを装着して姿をみせ「寒いが問題ない」と強調。9月11日に井上拓が臨んだマーク・ジョン・ヤップ(六島)との指名挑戦者決定戦などの動画をチェックしたことを明かし「とても賢く、経験のある選手だ」と警戒した。

身長170センチの左ボクサーファイターとなるサラパットは、井上拓の兄でWBA世界バンタム級王者の尚弥(25=大橋)の名を挙げ「兄は強いが、まだ弟はそこまでではない」と分析した上で「自分はハードな練習をしてきた。コンディションもいい」と自信をのぞかせていた。

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