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KENTAが小島を膝蹴り葬、USヘビー挑戦権守る

小島(右)に膝蹴りを決めるKENTA(撮影・菅敏)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム

IWGP・USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦で権利証を保持するKENTA(39)が、大ベテランの小島聡(50)の挑戦を退けた。対戦予定だったジュース・ロビンソンが左眼窩(がんか)底骨折で欠場したため、先月24日に急きょ決まった対戦だった。

パワーで上回る小島に先手を取られた。力強いストンピングを浴びて、豪腕で頭を絞め上げられた。その後、得意のキックでペースを奪い返すと、小島の必殺技のラリアットを徹底してかわし続け、最後はgo 2 sleepからの片エビ固めで、フォール勝ちした。

昨年8月に米国で開催されたニュージャパンカップで優勝。IWGP・USヘビー級王者ジョン・モスクリーへの挑戦権を得たが、コロナ禍の影響などもあり、対戦は実現していなかった。挑戦権利証保持者として、この日の小島も含めて5人の挑戦を退けてきたKENTAは「年齢感じさせないくらい頑張ったじゃねえかよ。でもオレのレベルじゃねえんだよ」。

小島戦の直前に東京ドームの大型スクリーンに王者モスクリーからのメッセージが映し出された。「東京ドームの後に挑戦権利証を持ってるヤツは覚悟しておけ。オレは準備できているぞ」。試合後、KENTAは「オレ、挑戦する。勝ったから喜んで。いつでもどこでも」。待ちわびた挑戦の時が巡ってきそうだ。

コーナーに倒れ込んだ小島聡(右)に串刺しドロップキックを見舞うKENTA(撮影・菅敏)

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KENTA-小島 新日本US王座権利証争奪カード

小島聡(2018年9月9日撮影)

新日本プロレスは24日、来年1月4日に控える東京ドーム大会の一部カード変更を発表した。IWGP・USヘビー級王座権利証を保持するKENTA(39)が対戦予定だったジュース・ロビンソンの左目眼窩(がんか)底骨折による欠場を受け、代わりに小島聡(50)と対戦すると発表された。

KENTAは23日の後楽園ホール大会でタッグマッチで激突した小島から「今年の9月14日に齢(よわい)50を迎えたプロレスラーの挑戦を受けてみるつもりはありませんか?」と対戦要求を受けた。その対戦アピールを受け、試合後には「おもしれえじゃん。どうせいつになるかわかんねえ、いつジョンモク(IWGP・USヘビー級王者ジョン・モクスリー)が来るかもわからねえ。いいよ、やってやるよ」と受諾する意向を示していた。

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高橋ヒロム「俺とお前の歴史を」デスペラードと決勝

新日本福岡大会 11日日本武道館大会で決勝を戦うことが決まった高橋ヒロム(左)とエル・デスペラードはリング上で健闘を誓い合う(新日本プロレス提供)

<新日本:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア27福岡大会>◇6日◇福岡・福岡国際センター

リーグ最終戦が行われ、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアは、2年ぶりの優勝を狙う高橋ヒロム(31)が、マスター・ワト(23)を破り、エル・デスペラードとの決勝(11日、日本武道館)に進んだ。

また、ワールドタッグリーグは、連覇を狙うジュース・ロビンソン、デビッド・フィンレー組と、タンガ・ロア、タマ・トンガ組の対戦となった。

試合前まで勝ち点12で4人が並んでおり、勝利必須だった高橋は序盤から手を抜かなかった。多彩な蹴りで仕掛けるワトをうまくかわし、最後は強烈なラリアット、TIME BOMBで流れをつかみ、TIME BOMB2からのエビ固めで沈めた。

自身の勝利後、後の試合でSHOが敗れ、進出が決まっていた高橋。最終試合で勝利したエル・デスペラードが相手に決まり「出て来いよ」と指名を受け、リングに登場した高橋は「いい顔してんな。世界中に俺とお前の歴史を見せてやろうぜ」と不敵な笑みを見せ、にらみ合った。

リーグ戦では、2戦目となった11月18日の後楽園大会で敗れ、デスペラードから「俺は優勝する。お前はどうする?」と挑発されていた。「こんなに早くお前にリベンジできるなんてうれしいよ」と素直に喜んだ。

現在ベルトを持っていないが、今大会はリーグ戦9試合のうち、6試合でメインを戦った。優勝候補を次々と撃破し、7勝2敗。期待通りの成績を残した。毎試合攻略本を掲げ、メインでの勝利後には必ず、集まったファンにメッセージを届け続けた。11月15日の初戦勝利後には「今のこの状況の中で多くの人が会場に来てくれる。来られない人も何十万人も見てくれていると思うと力がみなぎってくる」と感謝の気持ちを語っていた。11日日本武道館で応援を力に変え、2年ぶりの頂点に立って恩返しをする。

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ロビンソン「今年もう1回!」フィンレーと連覇宣言

新日本後楽園大会 ワールドタッグリーグ公式戦で4勝目を挙げたジュース・ロビンソン(左)、デビッド・フィンレー組(新日本プロレス提供)

<新日本:ワールドタッグリーグ後楽園大会>◇30日◇東京・後楽園ホール

昨年覇者のジュース・ロビンソン(31)、デビッド・フィンレー(27)組が、IWGPタッグ王者のタイチ(40)、ザック・セイバーJr.(33)組に勝利し、4勝3敗で勝ち点8とした。

すでに4勝を挙げ余裕を見せる相手に、素早いコンビネーションで仕掛け、序盤の主導権を握った。

その後はフィンレーが左肩に集中攻撃を受け、終始肩を押さえながらの苦しい戦い。レフェリーが見ていないスキに仕掛けるタイチのチョークやセイバーJr.の豊富な関節技に苦しめられた。

最後は4人がリング上で大の字になる激闘となったが、フィンレーがタイチへ、ロビンソンがセイバーJr.への同時攻撃でまとめて沈めた。

チャンピオンからの価値ある1勝に、試合後はリング上で踊り出すなど喜びを爆発させた。マイクを取ったロビンソンは「去年俺たちは優勝した。今年もう1回!」と日本語を交えながら連覇宣言した。

前半5試合は2勝3敗とまさかの負け越し。それでも28日の神奈川大会での鷹木、SANADA組に続き、V候補を撃破。一気に優勝争いに食い込んできた。

残り2試合となったリーグ戦は5勝の矢野、石井組に続き、6チームが4勝で並ぶ大混戦。次戦(4日)はその首位組と対戦。ロビンソンは「次の相手もきついけど、俺たちはイチバンだ。自信を持っていこう」と強い絆を再確認した。

昨年は首位だったEVIL、SANADA組を最終戦で破り、3連覇を阻止。その後、今年の1月の東京ドーム大会ではIWGPタッグ王者に輝いた。

フィンレーは「武道館で優勝してトロフィーを掲げ、東京ドームでザックとタイチからベルトを取る」と2年連続で年末年始の主役を奪うつもりだ。

ロビンソンも「ネットにあふれてるアンチたちよ、俺たちが一番強いチームだって思い知らせてやる」と豪語する。連覇をついに視界に捉えた2人。有言実行で「アンチたち」を黙らせる。

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カープファン内藤哲也「俺のホーム」広島の地で勝利

YOSHI-HASHI(右)を攻め込む内藤(新日本プロレス提供)

<新日本:G1クライマックス30>◇6日◇広島サンプラザホール

Bブロック公式戦5試合が行われ、IWGPヘビー級、同インターコンチネンタル王者の内藤哲也(38)は、18年2月10日以来、2年8カ月ぶりの対戦となったYOSHI-HASHI(38)に24分43秒、デスティーノからの片エビ固めで勝利し、4勝1敗の勝ち点8とした。

序盤から、時折笑顔を見せるなど余裕の内藤だったが、ここまで1勝3敗で、内藤戦初勝利を狙うYOSHI-HASHIが反撃。強烈な逆水平チョップで攻め込むと、ドロップキックで内藤を場外に落とし、トペ・コンヒーロをさく裂させた。内藤が狙った雪崩式フランケンシュタイナーも回避すると、シットダウン式のパワーボムを決めるなど、流れを奪い返した。

さらに、ショルダーバスター、バタフライロックで追い込んだが、2冠王者・内藤は試合時間20分を過ぎてから、緩急を付けた試合運びで再び主導権を奪い返した。最後はバレンティアから必殺のデスティーノへとつなげ、粘るYOSHI-HASHIを下した。

IWGPヘビー級王者が、G1クライマックスを優勝すれば、95年の武藤敬司、00年の佐々木健介に続く3人目となる。内藤は、試合後のリングで、相手セコンドを蹴散らすと、YOSHI-HASHIを踏みつけながら、勝利の味をかみしめた。

バックステージに戻ると「(大の広島カープファンとあり)ここは俺のホームだよ。1敗した後、俺のホーム広島で開催されるあたり、運も味方しているのかな」。左手首に巻いたゴムバンドを見せると「これは俺のアミーゴ、九里亜蓮(投手)のなんだよね。さあ、プレッシャーをかけたよ。このあとどんな投球を見せてくれるか。試合結果速報を見ないと」と話した。次戦は8日の岡山大会で勝ち点6のジュース・ロビンソンと対戦する。

Bブロックは内藤が勝ち点8で単独首位。ロビンソン、棚橋、矢野、EVILが勝ち点6で追っている。

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棚橋弘至が待望初白星 ロビンソン破り巻き返し誓う

棚橋弘至(2019年2月撮影)

新日本プロレスの「G1クライマックス」Bブロック5試合が29日、東京・後楽園大会で行われ、3度の優勝経験を持つ棚橋弘至(43)が開幕3戦目で待望の初白星を挙げた。

2連勝と好調のジュース・ロビンソンと対戦。雪崩式ブレーンバスターでピンチを迎えるも、得意のスリングブレイドで反撃。最後は、パルプフリクションを狙ったロビンソンの足首を捕獲し、前方回転エビ固めで3カウントを奪った。永田に並ぶ歴代最長の19年連続出場となる「エース」は「まず1勝。これでどれだけ気持ち的に勢いづけるかを経験として知っているから」と巻き返しを誓った。

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内藤哲也2連勝「滝修行しろ」次戦対戦の後藤を挑発

G1開幕2連勝とした内藤(新日本プロレス提供)

<新日本:G1クライマックス30>◇24日◇北海道・北海きたえーる

新日本プロレスの「G1クライマックス」Bブロック公式戦5試合が、24日の北海道大会(北海きたえーる)で行われ、IWGPヘビー級、同インターコンチネンタル王者の内藤哲也(38)は、ザック・セイバーJr.(33)に勝利し、開幕2連勝(勝ち点4)とした。

相手の関節技に苦しむも、首への集中攻撃でペースを奪取。試合時間残り2分を切った直後に、必殺のデスティーノを決め、28分28秒、3カウントを奪った。

95年の武藤敬司、00年の佐々木健介に続くIWGPヘビー級王者によるG1制覇を目指す2冠王者は「彼の実力は間違いないし、やりにくさもある。今日は、リーグ戦の1つのヤマ場だと思っていたが、クリアできて、終わってみれば順当な勝利ですかね。まあ、でも、ザック・セイバーJr.強かったですよ」と淡々と振り返った。

次戦は29日に東京・後楽園ホールで、この日、SANADAに勝利した後藤洋央紀と対戦する。「奇跡はたまに起きるから奇跡で、後藤は今日奇跡を起こしてしまった。後楽園ホールでは、順当に、みなさまの予想どおり、俺が勝利するでしょう。ここは難なくクリアしたいと思いますよ。そして無傷でSANADA戦に向かわせていただきます。奇跡じゃないなら、後楽園ホールで俺に勝ってみろよ、後藤。まだ時間はあるよ、滝修行でも何でも、してこいよ」と挑発した。

Bブロックは2試合を終えて、内藤、ジュース・ロビンソン、矢野通が全勝。過去3度の優勝を誇る棚橋弘至は、開幕2連敗と調子が上がらずにいる。

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飯伏幸太が実戦復帰、棚橋との新タッグでベルト狙う

飯伏幸太、棚橋弘至、デビッド・フィンレー、ジュース・ロビンソン対チェーズ・オーエンズ、高橋裕二郎、タンガ・ロア、タマ・トンガ 勝利後の乱入者もものともせず反撃する飯伏幸太(右)(撮影・清水貴仁)

<新日本:大阪大会>◇9日◇大阪城ホール

インフルエンザA型とマロリーワイス症候群の併発で欠場していた飯伏幸太(37)が約1カ月ぶりに実戦復帰し、棚橋弘至(43)との新タッグでIWGPタッグベルトを狙う姿勢を示した。

スペシャル8人タッグマッチで棚橋、デビッド・フィンレー、ジュース・ロビンソンと組み、チェーズ・オーエンズ、高橋裕二郎、タンガ・ロア、タマ・トンガ組と対戦。試合は棚橋がロアの技をかわして、そのまま丸め込み、3カウントを奪取。その負けに不服な「G.o.D」ことIWGPタッグ王者ロア、トンガ組がそろって棚橋に襲いかかる。そこに飯伏が再びリングイン。2人にスワンダイブのミサイルキックを決め、棚橋を救出。さらに、邪道の竹刀攻撃を受け止め、掌底で返し蹴散らした。

昨夏のG1クライマックスで飯伏は、1・4東京ドーム大会のメインでIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカに挑戦。激戦の末敗れ、初戴冠と、その先の2冠王者の座を逃した。試合後は「約1カ月ぶりですが、勘が戻ってない。これからちょっとタッグとして1回(ベルトを)目指していきたい。もちろんシングルも忘れてないけど。棚橋さんと約束した部分もあるんで、まだちょっと言えないけど…。まだまだやってないこといっぱいあるんで」と、再浮上を誓った。

飯伏幸太、棚橋弘至、デビッド・フィンレー、ジュース・ロビンソン対チェーズ・オーエンズ、高橋裕二郎、タンガ・ロア、タマ・トンガ 勝利後も執拗な攻撃をみせる相手に反撃する飯伏幸太(左)(撮影・清水貴仁)

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モクスリーがUSヘビー防衛も鈴木みのるベルト奪う

IWGP USヘビー級タイトル防衛に成功したジョン・モクスリー(撮影・中島郁夫)

<新日本:東京ドーム大会>◇5日◇東京ドーム

IWGP・USヘビー級王者ジョン・モクスリー(34)が初防衛に成功したものの、鈴木みのる(51)に襲撃を受けた。

前日にランス・アーチャー(42)から王座を奪回し、ジュース・ロビンソン(30)の挑戦を受けた。凶器攻撃で痛めつけながら最後は力技で圧倒。12分48秒にデスライダーで仕留めた。そこへリングインした鈴木から、パイルドライバーでKOされた。

モクスリーは米フロリダで活動していた際、ロビンソンから兄のように慕われていた。昨年は1勝1敗の決着戦。場外乱闘で始まり、モクスリーがパイプ椅子やかみつきに、コーナーの鉄柱を絡ませての足4の字と狂犬ぶりを発揮した。最後は「殴ってこい!」と、チョップ、ラリアット、ヘッドバッドの打ち合いから必殺技で防衛した。

ここからが本番だった。テーマ曲が流れた鈴木が花道に現れ、ジャージーを脱ぎ捨てリングインしてきた。年末に遺恨が生まれていた2人が、にらみ合いから肘打ち合戦に。モクスリーはバックをとられて首を絞められ、ゴッチ式ドライバーでKOされてしまった。

大の字のモクスリーに「クソヤロー。誰にケンカ売ってるんだ。俺が買ってやる」と叫ぶと、ベルトをリングにたたきつけた。インタビュールームでも「俺の前に来るのを待っていた。待ちきれなくて、俺から行っちまったけど。心して来い! ぶち殺してやる」と机を蹴り倒した。モクスリーはフラフラで引き揚げ、ノーコメントだった。

ジュース・ロビンソン(下)をパイプ椅子で攻めるジョン・モクスリー(撮影・河田真司)
IWGP USヘビー級タイトル防衛直後のジョン・モクスリー(下)を急襲しベルトを奪う鈴木みのる(撮影・中島郁夫)

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モクスリーが凶器攻撃の応酬を制し王者にKO勝ち

USヘビー級選手権王者となったジョン・モクスリー(撮影・中島郁夫)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム

ジョン・モクスリー(34)がIWGP・USヘビー級王座を奪回した。王者ランス・アーチャー(42)のV2戦で、反則裁定なし、10カウントKO、ギブアップのみで決着のテキサス・デスマッチで激突。米WWEでの狂犬ぶりを存分に発揮し、14分26秒に10カウントKO勝ちした。

モクスリーは昨年10月にジュース・ロビンソン(30)の挑戦を受ける予定だった。台風のために来日できず、王座を返上となった。急きょ設定された決定戦を制したのがアーチャーだった。荒くれ者の2人が因縁の対決となった。

アーチャーは鉄のごみ箱のふたを手に入場すれば、モクスリーはパイプ椅子を投げ入れ、竹刀も手にした。ともに凶器攻撃の応酬で死闘を繰り広げた。アーチャーはポリ袋を顔にかぶせてのクローで失神寸前に追い込む。さらに場外にテーブルを2つ並べた。

モクスリーはエプロンから投げられそうになったが、寸前で形勢を逆転させる。逆に机目がけて頭からたたきつけたると、アーチャーは立ち上がれず10カウント。モクスリーが因縁の王座へ返り咲きに成功した。

5日はロビンソンと、2日間連続での防衛戦で激突する。昨年のG1では痛恨の敗戦を喫し、優勝決定戦進出を阻止された。モクスリーは「あしたはロビンソンが泣きながら米国に帰ることになる。お前はオレからすべてを奪った。日本には仕事を遂行しに来ている。その1つのベルトをとることは遂行できた。ステップ2はお前に借りを返すことだ」とほえまくった。

アーチャー(左)を竹刀でたたくモクスリー(撮影・河田真司)
アーチャー(左)に跳び蹴りするモクスリー(撮影・河田真司)

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ジュース&フィンレー組が戴冠、王者組のV8を阻止

IWGPのベルトとトロフィーを手に雄たけびを上げるフィンレー(左)とジュース(撮影・河田真司)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム

IWGPタッグ選手権は、デビッド・フィンレー(26=ドイツ)とジュース・ロビンソン(30=米国)組が第84代王者となった。王者のタンガ・ロア(36)タマ・トンガ(37)組のV8を阻止。フィンレーが13分25秒、ACIDドロップからのエビ固めで、トンガを押さえ込んだ。

挑戦者組は昨年のワールドタッグリーグで優勝。フィンレーは「その時は運がよかっただけと言われたが、今夜は運だけではなく力で奪い取った。誰よりも強いタッグになった。(相手は)8度目の防衛をする予定だったはずだが、残念だったな」と胸を張った。

パートナーのジュースは、記者会見の席についたものの「次の試合が気になる」と言って退室した。IWGP・USヘビー級選手権テキサス・デスマッチで、王者ランス・アーチャーと挑戦者ジョン・モクスリーが対戦中だったためで、勝者にジュースが5日に挑戦することになっていた。

結局はモクスリーが新王者となり、ジュースが2本目のベルトを懸けて闘うことになった。ジュースは19年6月5日の両国大会で、モクスリーに敗れてUSヘビー級王座から陥落した経緯がある。フィンレーは「ジュースが王座ベルトを持って現れることを祈る」と期待していた。

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ライガー引退試合の相手発表 新日本1・5東京D

獣神サンダー・ライガー

新日本プロレスは9日、来年1月4、5日東京ドーム大会の追加カードを発表した。5日は獣神サンダー・ライガーの引退試合が行われ、ライガーは佐野直喜と組み、高橋ヒロム、リュウ・リー(ドラゴン・リー)組と対戦する。ライガー組側には師匠の藤原喜明がセコンドにつく。

以下、主な決定カード

4日

IWGPタッグ選手権 王者タンガ・ロア、タマ・トンガ組対デビッド・フィンレー、ジュース・ロビンソン組

IWGPUSヘビー級選手権 王者ランス・アーチャー対ジョン・モクスリー

5日

ブリティッシュヘビー級選手権 王者ザック・セイバーJr.対SANADA

NEVER無差別級選手権 王者KENTA対後藤洋央紀

また、あわせて19日から21日までの後楽園大会3連戦のカードも発表され、19日には首の負傷で欠場していた高橋ヒロムの復帰戦が行われる。高橋はBUSHIと組み、ロビー・イーグルス、ウィル・オスプレイ組と対戦する。

2019年12月8日、故郷広島で最後の試合を終え、花道を歩く獣神サンダー・ライガー

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モクスリー「航空会社に奪われた」US王座奪還へ

現IWGPUSヘビー級王者ランス・アーチャーを襲撃した前王者ジョン・モクスリー

<新日本:広島大会>◇8日◇広島グリーンアリーナ

“狂犬”ジョン・モクスリーが広島に来襲した。ワールド・タッグ・リーグ公式戦のランス・アーチャー、鈴木みのる組対高橋裕二郎、KENTA組でアーチャーが勝利した直後に観客席から登場。

リングにあがると、アーチャーにデスライダーを決め、「東京ドームで、おれのベルトを取り戻す! テキサスデスマッチだ」と宣言した。

ベルトとは自分が巻いていたIWGPUSヘビー級のこと。モクスリーは台風の影響で、10月14日両国国技館大会で予定されていた防衛戦に来られず、なぜか陥落。代わりに行われた王座決定戦でアーチャーがジュース・ロビンソンを下し新王者となっていた。モクスリーは「あのベルトは航空会社に奪われたんだよ」と理不尽なベルト移動に不服を示し、反則なしで10カウントKOとギブアップで勝敗を決める過酷なデスマッチ形式でのタイトル戦を求めた。

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ジュース&フィンレー組が初V「ダイセイコーウ」

ワールドタッグリーグで初優勝したデビッド・フィンレー、ジュース・ロビンソン組(撮影・高場泉穂)

<新日本:広島大会>◇8日◇広島グリーンアリーナ

ワールド・タッグ・リーグの最終戦が行われ、デビッド・フィンレー、ジュース・ロビンソン組が2連覇中のEVIL、SANADAを下し、初優勝した。20分超の激闘の末、フィンレーがEVILをACID DROPで沈めた。

ジュースは日本語で「ダイセイコーウ」と雄たけび。さらに現IWGPタッグ王者のタマ・トンガ、タンガ・ロア組を呼び出し、「東京ドームでIWGPタッグ選手権をする。大丈夫ですかー」とドーム大会1月4、5日いずれかでのタイトル戦を要求した。

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字小さくタイチ激怒、あべみほ尻で高級ルーペ破壊

リーグ戦の星取表が小さすぎて読めないと文句をたれるタイチ

<新日本:後楽園大会>◇18日◇東京・後楽園ホール

ワールド・タッグリーグ公式戦が行われ、メインでタイチ、ザック・セイバーJr.組がジュース・ロビンソン、デビッド・フィンレー組に勝利。2勝1敗の白星先行となり、長丁場のリーグ戦に弾みをつけた。

鈴木軍のタイチ、ザック組は結成2年目。天翔ザックドライバーをジュースに、ザックメフィストをフィンレーにと合体技を連続で決めて勝利。息の合った連係が光った。タイチは「ザコばっかり」と急造が多い他チームを批判。「俺の得意な15番やらせたいんだろ」と1リーグ制で15戦ある今リーグ戦を大好きな大相撲に例え、「このコンビは三役、それ以上、横綱、大関クラスかもしれねえぞ」と優勝への自信を口にした。

まだリーグは始まったばかり。翌日の「取組」が気になったタイチは、そばの記者に星取表を見せるよう要求。紙を手に取ると、今度は「字が小さすぎて読めない」と読むためのメガネを要求。高級ルーペらしいものを受け取ると、「これはちゃんとしているのか?」とディーバのあべみほにその上に座らせ、耐久度をチェック。すると即座にルーペは破壊。「なんだよ、これ。ふざけたもの持ってくんなこの野郎」と記者を罵倒し、そのまま控室へと消えた。尻でルーペを破壊したあべは「ごめんなさい」と訳が分からないまま涙を浮かべた。

リーグ戦星取表を見るためにタイチが借りたルーペの耐久力を試すも尻で破壊してしまったあべみほ(撮影・高場泉穂)

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G1覇者飯伏がIWGP挑戦権かけKENTAと対戦

G1クライマックス覇者の飯伏幸太(左)とKENTA 

新日本プロレスは2日、「DESTRUCTION」シリーズ一部大会と10月14日両国国技館大会のカードを発表した。

9月15日大分・別府大会(別府ビーコンプラザ)では、8月31日ロンドン大会でブリティッシュヘビー級王者となった棚橋弘至が、前王者ザック・セイバー・Jr.とリターンマッチを行う。翌16日の鹿児島大会(鹿児島アリーナ)では来年1月の東京ドーム大会IWGPヘビー級王座挑戦権をかけて、G1覇者で同挑戦権保持者の飯伏幸太とKENTAが対戦。また、IWGPジュニアタッグ選手権で王者石森太二、エル・ファンタズモ組にウィル・オスプレイ、ロビー・イーグルス組が挑む。

同22日の神戸大会(神戸ワールド記念ホール)では、IWGPインターコンチネンタル王座戦で王者内藤哲也とジェイ・ホワイトが対戦。また、スペシャルシングルマッチとして、後藤洋央紀と鷹木信悟が激突する。

10月14日の両国大会でも3つのタイトル戦が決定。IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカがSANADAを迎え、4度目の防衛戦を行う。また、IWGPUSヘビー級王者ジョン・モクスリーが、前王者ジュース・ロビンソンと反則裁定なしのノーDQマッチで対戦。IWGPジュニアヘビー級王者ウィル・オスプレイは、スーパージュニアカップを制したエル・ファンタズモと初防衛戦を行う。

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後藤洋央紀、モクスリー倒し優勝決定戦進出に望み

モクスリーに勝利し、観客の声援に応える後藤(撮影・河田真司)

<新日本:G1クライマックス29>◇8日◇神奈川・横浜文化体育館

G1クライマックス29Bブロック公式戦で後藤洋央紀(40)が、ジョン・モクスリー(33)を倒し、優勝決定戦進出に望みをつないだ

ラリアットの打ち合いから、デスライダーを仕掛けられが、かわしてGTRを決め、8分で勝利をつかんだ。5月途中から戦線離脱し、極秘で米国LA道場で特訓。トップ返り咲きを狙い引き締まった姿でG1に臨んでいる。試合後は「見えてきたな、お前らにも見えてきただろう。俺の完全復活が。俺の目にはその先までしっかり見えてるぜ」と力強く話した。元WWEのトップ選手モクスリーを倒した勢いで、08年以来2度目の優勝を狙う。

これでBブロックは、後藤、内藤哲也、ジェイ・ホワイト、ジョン・モクスリーの4人が10点で並んだ。すべては11日武道館大会で決まる。後藤は鷹木信悟、モクスリーはジュース・ロビンソン、内藤はホワイトとそれぞれ対戦する。

モクスリー(左)を攻める後藤(撮影・河田真司)

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不敵ジェイ・ホワイト旧友に急所攻撃 外道も乱入

ロビンソン(右)を攻めるホワイト(撮影・河田真司)

<新日本:G1クライマックス29>◇8日◇横浜文化体育館

Bブロック公式戦でジェイ・ホワイトがジュース・ロビンソンを破り、勝ち点10として優勝者決定戦への進出争いに生き残った。

ホワイトは、実力者のロビンソンとほぼ互角の戦いを演じた。どちらが勝つか分からない展開となったが、終盤にセコンドの外道が、エプロンに上がってレフェリーの気をそらす。すると、ホワイトがすかさずロビンソンの急所を攻撃。もん絶するロビンソンからJTOでギブアップを奪い、23分1秒の死闘を制した。ホワイトは「これはサプライズだと思うか? オレは遅かれ早かれトップに立つ。オレはモクスリーを倒し、古くからの友人だったロビンソンも倒した。武道館では誰が1番であるか分かるだろう」と、G1クライマックス初制覇に自信をのぞかせた。

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新日本プロレスG1出場選手20人&ブロック発表

G1を制し優勝旗を手にポーズを決める棚橋(2018年8月12日撮影)

新日本プロレスは16日の後楽園大会で真夏の祭典G1クライマックス29の出場者20人とブロック分けを発表した。

AブロックはIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ、棚橋弘至をはじめ、初出場のIWGPジュニアヘビー級王者ウィル・オスプレイ、KENTAが入った。一方のBブロックにはIWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也のほか、鷹木信悟、タイチ、ジェフ・コブ、ジョン・モクスリーの初出場4人が名を連ねた。今年のG1は7月6日に米ダラスで開幕し、8月12日、日本武道館大会で決勝が行われる。17日の後楽園大会では公式戦のカードが発表される。

<Aブロック>

オカダ・カズチカ(8年連続8度目、12、14年優勝)、ザックセイバーJr.(3年連続3度目)、棚橋弘至(18年連続18度目、07、15、18年優勝)、飯伏幸太(3年連続5度目)、EVIL(4年連続4度目)、SANADA(4年連続4度目)、バッドラック・ファレ(6年連続6度目)、ランス・アーチャー(5年ぶり5度目)、ウィル・オスプレイ(初出場)、KENTA(初出場)

<Bブロック>

内藤哲也(10年連続10度目、13、17年優勝)、石井智宏(7年連続7度目)、ジュース・ロビンソン(3年連続3度目)、矢野通(13年連続14度目)、後藤洋央紀(12年連続12度目、08年優勝)、ジェイ・ホワイト(2年連続2度目)、ジェフ・コブ(初出場)、鷹木信悟(初出場)、タイチ(初出場)、ジョン・モクスリー(初出場)

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元WWEの“狂犬”モクスリーが「G1」参戦を要求

海野翔太に勝利し、ベルトを掲げるジョン・モクスリー(撮影・前田充)

<新日本:大阪大会>◇9日◇大阪城ホール

元WWEのトップスター、ジョン・モクスリー(33)が夏の祭典G1クライマックス参戦を要求した。

5日の両国大会で新日デビューしたモクスリーは、いきなりIWGPUSヘビー級王者ジュース・ロビンソンを破り、ベルトを獲得。2度目の参戦となるこの日は第1試合に登場。ヤングライオンの海野翔太(22)をわずか4分弱、ダーティーディーズ(ダブルアームDDT)で仕留めるとマイクを取り、「俺をG1に出せ」とアピールした。“狂犬”モクスリーの参戦希望がかなえば、今年のG1戦線は激しさを増しそうだ。

異例といえるヤングライオンとの試合も新鮮だった様子。試合後は海野を担いで現れ、「お前、よくやったな。気に入った。練習パートナーにしてもいい。おれを六本木まで連れていってくれないか」とうれしそうに子分扱いした。

海野翔太に勝利し、テレビカメラに向かってパフォーマンスするジョン・モクスリー(撮影・前田充)

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