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矢野通「またしても私」KOPW2021決定戦制す

4WAYマッチに勝利し、ガッツポーズで引き揚げる矢野(撮影・菅敏)

<新日本:東京ドーム大会>◇5日◇東京ドーム

KOPW(キング・オブ・プロレスリング)2021決定戦4WAYマッチは、矢野通(38)が制した。

4日の「KOPW2021」進出権争奪ニュージャパンランボーで勝ち残ったBUSHI(37)、バッドラック・ファレ(38)、チェーズ・オーエンズ(30)と対戦。最後に入場し、なかなか上がらなかったリングに立てば、すぐにコーナマット外しとマイペースでファイト。ヒールユニット「バレットクラブ」のファレ、オーエンズに攻めこまれて苦戦する場面もあった。

しかしBUSHIを大の字にさせたファレ、オーエンズが仲間割れを起こし、レフェリーの制止を受けていると、矢野は背後から634で急所攻撃し排除。そのまま7分43秒、BUSHIからフォールを奪って勝利した。4日の同進出権争奪ニュージャパンランボーでは21人目で入場。その時点でリング上には3人となっており、戦わずして勝ち抜けを決めていた。

矢野は「はい、2021年1月5日、勝ったのはまたしてもこの私、矢野通!」と大喜び。昨年手にしたKOPW2020のトロフィーとともに、KOPW20201のトロフィーも手にし「昨日ほどの激闘ではなかったかもしれませんが、親と子の縁は、簡単には消えませーん。さようなら」と絶叫していた。

4WAYマッチでオーエンズ(左)にコーナーパットで殴られる矢野(撮影・菅敏)

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矢野通、20キロの砂袋を使い見事に?防衛成功

新日本後楽園大会 矢野通(左)は持っていた砂袋をレフェリーに投げ渡す。手前はバッドラック・ファレ(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇23日◇後楽園ホール

KOPW2020争奪戦で王者矢野通(42)がバッドラック・ファレ(38)に砂袋を使った見事な?勝利で、防衛に成功した。

お互いに戦いたいルールを持ち寄り、ファン投票の結果、矢野が提案した「ボディスラムで投げるか、4個目のコーナーパッドを外した方が勝ち」というルールで行われた。

コーナーパッドは3個までしか外せなかったが、終盤急所攻撃で動けなくなったファレに豪快にボディスラムを決め、タイトルを守った。「いや、恐らく、俺がぶん投げるなんて誰も思っていなかったと思う」と喜びを爆発させた。

試合前に砂袋の写真だけを自身のツイッターにアップし、何かを予言していた矢野。156キロのファレに対し、115キロの矢野は抱えられないようにと、20キロの砂袋を背負って登場。すぐにリングに投げられたが、矢野はこれをうまく活用した。終盤ファレにボディスラムを食らい、敗れたかに見えたが、直前に放り投げた砂袋でレフェリーが動けなくなっており、幸運にも3カウントを逃れた。これにはファレも「レフェリーはどうせ矢野に付いていたんだろう。俺はあいつにボディスラムをかけたのに、会社も矢野とグルになっている」と最後まで怒りが収まらなかった。

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オーエンズ&ファレ組、無敵の合体技飛び出し2勝目

新日本神奈川大会 ワールドタッグリーグ公式戦で2勝目を挙げたチェーズ・オーエンズ(左)、バッドラック・ファレ組(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス神奈川大会>◇28日◇神奈川・藤沢市秋葉台文化体育館◇ワールドタッグリーグ公式戦

前試合初勝利を挙げたタッグ同士の対戦は、チェーズ・オーエンズ(30)、バッドラック・ファレ(38)組が、トーア・ヘナーレ(28)、棚橋弘至(44)組に勝利し、2勝目を挙げた。

24日福島大会で飛び出した合体技「グラネードランチャー」をまたも勝負どころで完成させた。オーエンズがヘナーレを持ち上げ、そのまま156キロのファレが巨体をゆらして突進。崩れ落ちたヘナーレは返す力が残っていなかった。オーエンズは「グラネードランチャーを改良させた結果2勝できた」と喜んだ。

オーエンズが「全試合で使う」と言っている無敵の大技を持つ2人が2勝目を挙げた。なぜ初戦から使わなかったのか、その真意は不明だが、今後不気味な存在となることは間違いない。オーエンズは「俺たちにはまだ望みがある」と優勝は諦めていない。ファレも「賄賂を忘れなければな」と不敵な笑みを浮かべた。次戦はYOSHI-HASHI、後藤洋央紀組。ともに合体技を持つタッグ同士の対戦。どちらがコンビネーションの良さを見せ、3カウントを奪うのか注目だ。

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オーエンズ&ファレ組、矢野の頭脳プレーに屈し激怒

新日本愛知大会 ワールドタッグリーグ2020開幕戦で矢野通、石井智宏組を破ったチェーズ・オーエンズ(左)、バッドラック・ファレ組(新日本プロレス提供)

<新日本:ワールド・タッグリーグ2020愛知大会>◇15日◇ドルフィンズアリーナ

開幕戦は矢野通(42)、石井智宏(44)組がバッドラック・ファレ(38)、チェーズ・オーエンズ(30)組に5分35秒、体固めで勝利した。

7日の大阪大会で「KOPW2020」の防衛に成功した矢野の頭脳プレーが光った。この日もコーナーパッドを外す作戦に出たが、そこを狙ったファレを逆にかわして自爆させた。その後巨体のファレを持ち上げられずにてこずったが、最後はオーエンズのボディプレスをかわし、2人重なったところに矢野が覆いかぶさって3カウントを奪った。

してやったりの表情の2人に対し、敗れた2人は怒りが収まらず、終了後にリング上で痛めつけた。8カ月ぶりの大会で肩透かしを食らったファレは「ヤノに言ってんだ。お前をぼこぼこにしてやる」と吐いた。オーエンズも「完全に怒らせたぞ。8カ月間ためてたエネルギーを大爆発させてやれ」と興奮気味に話した。

今大会は史上初、ワールド・タッグリーグとベスト・オブ・ザ・スーパージュニアの同時開催。ともに10選手(チーム)が30分一本勝負で総当たりのリーグ戦を行い、勝ち点は勝利2、引き分け1、負け、無効試合は0となる。12月6日(福岡)の全公式戦終了後、上位2位までの選手(チーム)が12月11日(東京・日本武道館)で優勝決定戦を行う。

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新日本がNZ道場設立へ 5・9、10トライアウト

新日本プロレス菅林直樹会長(2019年10月21日撮影)

新日本プロレスは10日、オセアニア地区の拠点としてニュージーランド道場を設立することを発表した。5月9、10日にはトライアウトが開催される。

この日、都内で開いた会見で菅林直樹会長は「オセアニア地区は人材の宝庫。近年では、ジェイ・ホワイト選手を筆頭に、バッドラック・ファレ選手、ロビー・イーグルス選手、トーア・へナーレ選手など優秀な選手を輩出している。彼らに続くダイヤの原石の発掘を積極的に行ってまいります」と話した。新日本は現在国内の野毛道場の他、米国カリフォルニア州にLA道場を持ち、これが3つ目の拠点となる。

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内藤哲也「焦ったほうがいい」会社の早期決定求む

IWGPヘビー級挑戦権利証を取りにいく案を明かした内藤哲也

<新日本:後楽園大会>◇5日◇東京・後楽園ホール

IWGPインターコンチネンタル(IC)王者内藤哲也(37)が2冠への新プランをぶちあげた。

この日はメインのタッグ戦でEVILと組み、22日IC王座戦で戦うジェイ・ホワイト、バッドラック・ファレ組と対戦。外道のメリケンでの奇襲、ホワイトのパイプイス攻撃をうまくかわし、最後はファレにデスティーノを決めて勝利した。

会社の決断を待ってられない。試合後リング上でマイクを持つと「ノートランキーロ、焦ったほうがいいぜ」と来年1・4、5の東京ドーム2連戦でのダブルタイトルマッチの早期決定を求めた。内藤は、IWGPヘビー級との史上初の同時2冠取りを公言してきたが、ここにきてG1覇者の飯伏幸太や前IWGPヘビー級王者のホワイトも2冠を狙いにきている。特に飯伏はG1優勝一夜明け会見で「1月4日にIWGPヘビー級のベルトをとったまま、1月5日に(IWGP)インターコンチ(ネンタル)のベルトに挑戦するというのはどうですか」とドーム2連戦での同時戴冠のチャンスを会社に要求。その後、会社の反応はない状況だ。

内藤はこの日「来年の東京ドーム大会でダブルタイトルマッチを果たして開催するのか、しないのか。もし開催しないなら、ICベルトを保持したまま、(IWGPヘビー級)挑戦権利証を狙いにいく」と宣言。会社の判断によって、現在飯伏が持つ挑戦権を奪い取り、2冠へ自分で道を切りひらく考えを示した。

ただ、その前に白いICのベルトを失っては意味がない。「まずやらなきゃいけないのはジェイ・ホワイトを倒すこと」と22日神戸大会での防衛を誓った。

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内藤哲也「誰だっけ?」G1覇者の飯伏幸太にチクリ

余裕の笑みで挑戦者ホワイトを認め、G1覇者飯伏にも言及したIWGPインターコンチネンタル王者内藤

<新日本:後楽園大会>◇4日◇東京・後楽園ホール大会

IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也が、試合のなかったG1覇者飯伏幸太をチクリと刺した。

BUSHI、EVILと組み、外道、バッドラック・ファレ、ジェイ・ホワイト組と6人タッグで対戦。EVILが10分32秒、サソリ固めで外道からギブアップ勝ちを飾った試合後、興行に姿のなかった飯伏に対して言及。

「ところで、G1の優勝者って、一体誰だっけ? 今日いないよね? これが彼の意向なのか、新日本の意向かは知らないけどさ。のんびり休んでいるようだと流れの早い新日本で忘れられちまうぜ」と指摘。

自身と同じくIWGPヘビー級王座、インターコンチネンタル王座の両取りを目指していることもあり「彼もダブル戴冠を狙っているんでしょ。だったら彼にノー、トランキーロ。焦った方がいいぜ、カブロン」と吐き捨てた。

22日の神戸大会(神戸ワールド記念ホール)ではホワイトの挑戦を受ける。この日の6人タッグでの直接対決では低空ドロップキック、旋回式DDTなどをホワイトに成功させると、逆にデスバレーボム、DDTで応じられるなど様子見の展開だった。

内藤は「ホワイトの実力は間違いないだろうね。偶然でG1決勝まで進めるほど、甘いリーグ戦じゃないし。オレ自身も3カウントを奪われた訳だし。まあ、前哨戦を楽しもうぜ」と不敵な笑みを浮かべた。

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棚橋弘至V戦線脱落も「あきらめたことないから」

優勝戦線から脱落し肩を落とす棚橋弘至

<新日本:G1クライマックス29>◇7日◇静岡・浜松アリーナ

Aブロック公式戦が行われ、昨年覇者の棚橋弘至(42)がバッドラック・ファレ(37)に敗れ、優勝戦線から脱落した。

意表をついて巨体ファレを丸め込んだところで、逆に丸め込まれて4敗目。2連覇が消滅した。棚橋は「優勝戦線に残れなかったこと。得意とする丸め込みで3カウント取られたこと。両方がこんなにも悔しいとは…。優勝戦線すら絡めなかった。この現実をどうやって受けとめていくか」と淡々と悔しさを語った。その上で「まだG1は続く。あきらめたことないから」とエースらしく明るく自分を奮い立たせた。

6月には自身7冊目の著書『カウント2・9から立ち上がれ』を出版。苦しみながらプロレスラーとして生きる自らの姿を赤裸々に記し、あきらめない大切さをアピールした。左肘手術から復帰して約2カ月。必殺技のハイフライフローも解禁し、アラフォーの星として2連覇を狙ったが、完全復活は先送りとなった。

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規格外対決はランスに軍配 156キロのファレ破る

ランス・アーチャー対バッドラック・ファレ ファレ(左)を持ち上げてたたきつけるアーチャー(撮影・大野祥一)

<新日本プロレス:G1クライマックス>◇14日◇第3日◇東京・大田区総合体育館

G1クライマックスAブロック公式戦(30分1本)でのスーパーヘビー級の度迫力対決は、身長203センチ、体重120キロの「ジ・アメリカンサイコ」ランス・アーチャー(42)が制した。

身長193センチ、156キロのバッドラック・ファレ(37)と激突。出だしからアーチャーがスピアーを仕掛けて場外戦になると観客席で大暴れ。リングに戻るとファレの踏みつけで痛めつけられた。するとカウンター気味の前蹴りなどで応戦。ショルダータックルからのチョークスラムでマットにたたきつけた。最後はとどめのEBDクローでそのまま押さえつけ、10分12秒、フォール勝ち。大型選手同士のぶつかり合いに何度も会場がどよめいた。

アーチャーは「日本、英国、オーストラリア、米国やインターネットで見ているヤツら。見ているヤツらに言いたい。オレがG1では勝てないと言っていたヤツら、オレに泣いてすがりついて、謝れ。全員がしかばねになれ」と自信満々だった。

ランス・アーチャー対バッドラック・ファレ トップロープの上を歩くアーチャー(左)(撮影・大野祥一)
ランス・アーチャー対バッドラック・ファレ 空中に向かって水を噴き上げるランス(撮影・大野祥一)

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新日本プロレスG1出場選手20人&ブロック発表

G1を制し優勝旗を手にポーズを決める棚橋(2018年8月12日撮影)

新日本プロレスは16日の後楽園大会で真夏の祭典G1クライマックス29の出場者20人とブロック分けを発表した。

AブロックはIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ、棚橋弘至をはじめ、初出場のIWGPジュニアヘビー級王者ウィル・オスプレイ、KENTAが入った。一方のBブロックにはIWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也のほか、鷹木信悟、タイチ、ジェフ・コブ、ジョン・モクスリーの初出場4人が名を連ねた。今年のG1は7月6日に米ダラスで開幕し、8月12日、日本武道館大会で決勝が行われる。17日の後楽園大会では公式戦のカードが発表される。

<Aブロック>

オカダ・カズチカ(8年連続8度目、12、14年優勝)、ザックセイバーJr.(3年連続3度目)、棚橋弘至(18年連続18度目、07、15、18年優勝)、飯伏幸太(3年連続5度目)、EVIL(4年連続4度目)、SANADA(4年連続4度目)、バッドラック・ファレ(6年連続6度目)、ランス・アーチャー(5年ぶり5度目)、ウィル・オスプレイ(初出場)、KENTA(初出場)

<Bブロック>

内藤哲也(10年連続10度目、13、17年優勝)、石井智宏(7年連続7度目)、ジュース・ロビンソン(3年連続3度目)、矢野通(13年連続14度目)、後藤洋央紀(12年連続12度目、08年優勝)、ジェイ・ホワイト(2年連続2度目)、ジェフ・コブ(初出場)、鷹木信悟(初出場)、タイチ(初出場)、ジョン・モクスリー(初出場)

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棚橋がオカダと初タッグも敗戦「次は必ず耐える」

スタッフに支えられながら会場を後にする棚橋弘至(撮影・佐藤翔太)

<新日本:札幌大会>◇2日◇札幌・北海きたえーる

第67代IWGPヘビー級王者・棚橋弘至(42)が、オカダ・カズチカ(31)と初めてコンビを組んだが、ジェイ・ホワイト(26)、バッドラック・ファレ(37)組に敗れた。

ツープラトンでのブレーンバスターなどで好連係を見せたが、最後はホワイトの裏足四の字固めに、棚橋がギブアップ。棚橋は「右膝をまき餌にしておいたら、魚は掛かったが、思ったより小物だった」と振り返った。

棚橋とホワイトは11日大阪大会でのヘビー級タイトルマッチで対戦する。前哨戦で敗れた棚橋だが「今日は我慢ができなかったが。次は必ず耐えてみせる。ファンの信頼は裏切らねえ」と大阪での雪辱を誓った。

ホワイトは「最後の技の名前は、タナハシタップアウトでTTOだ。俺が真の王者だ」と威勢良かった。

敗北し悔しがる棚橋弘至(撮影・佐藤翔太)

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棚橋にホワイトが宣戦布告「これからは俺の時代だ」

棚橋(手前)の前でチャンピオンベルトを肩にかけかがみ込むジェイ・ホワイト(撮影・河田真司)

<新日本プロレス>◇5日◇後楽園ホール

前日4日の東京ドーム大会で4年ぶりにIWGPヘビー級王者に返り咲いた棚橋弘至(42)に、同日オカダ・カズチカ(31)を破ったジェイ・ホワイト(26)が宣戦布告した。大熱戦となった1・4から一夜明け、今年最初の後楽園大会のメインで棚橋、オカダ、YOSHI-HASHI(36)組とバッドラック・ファレ(36)、ホワイト、外道(49)組が対戦。ホワイトが左肩負傷から3カ月ぶりに復帰したYOSHI-HASHIをブレードランナーでKOした。

ホワイトはリング上でマイクを持ち、退場しようとする棚橋に「これからは俺の時代だ。お前は歩けない状態じゃないか。ベルトを奪うのはたやすいことだ」と挑発。リングに戻った棚橋を外道が背後から急襲。オカダの助けもむなしく3人が棚橋を袋だたきに。最後はホワイトが再びブレードランナーを浴びせた。

肩を担がれながら現れた棚橋は「やっぱこういう世界だよね。4年ぶりにチャンピオンになったらまた狙われる」と息も絶え絶え。壁にもたれかかった。「1回ダメージを抜いて、全国の皆さん、棚橋とIWGPを待っていてください」。王者は足をひきずりながら、最後は笑顔で控室へ消えた。【高場泉穂】

激しい攻防戦を繰り広げるジェイ・ホワイト(左)と棚橋(撮影・河田真司)

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王者復帰の棚橋「こういう世界」ホワイト宣戦布告に

激しい攻防戦を繰り広げるジェイ・ホワイト(左)と棚橋(撮影・河田真司)

<新日本:後楽園大会>◇5日◇後楽園ホール

4日東京ドーム大会で4年ぶりのIWGPヘビー級王者に返り咲いた棚橋弘至(42)に、オカダ・カズチカ(31)を破ったジェイ・ホワイト(26)が宣戦布告した。

今年最初の後楽園大会のメインで棚橋、オカダ、YOSHI-HASHI(36)組とホワイト、バッドラック・ファレ(36)、外道(49)組が対戦。ホワイトが、左肩負傷から3カ月ぶりに復帰したYOSHI-HASHIをブレードランナーでKOした。

ホワイトはリング上でマイクを持ち、退場しようとする棚橋に向かって「これからは俺の時代だ。お前は歩けない状態じゃないか。ベルトを奪うのはたやすいことだ」と挑発。たまらずリングに戻った棚橋を外道が背後から急襲。オカダの助けもむなしく、3人で棚橋を袋だたきにし、最後はホワイトが再びブレードランナーを浴びせると大ブーイングが起こった。

肩を担がれながらインタビューゾーンに現れた棚橋は「疲れた。やっぱこういう世界だよね…。4年ぶりにチャンピオンになったら、また狙われる」と息絶え絶えに壁にもたれかかった。「1回ダメージを抜いて、19年はこのベルトとともに日本を2周ぐらいする。全国のみなさん、棚橋とIWGPを楽しみに待っていてください」と足をひきずりながら、笑顔で控室へ消えた。

棚橋(左)の腰にベルトを乗せ、眺めるジェイ・ホワイト(右)(撮影・河田真司)

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棚橋・オカダ初コンビ勝利ならず…まさかの失神共演

試合に敗れリングに沈むオカダ(左)と棚橋(撮影・横山健太)

<新日本:後楽園大会>◇29日◇後楽園ホール◇観衆1732人(札止め)

逸材とレインメーカーの初合体が、まさかの“失神共演”に終わった。

IWGPヘビー級王座を巡る紆余(うよ)曲折などでライバル関係にあった両雄、棚橋弘至とオカダ・カズチカが初タッグと結成。KUSHIDAを交えた6人タッグ戦で、ジェイ・ホワイト、バッドラック・ファレ、石森太二組と激突した。

開始直後の2人でのエルボーアタック、ドラゴンスクリューの共演などで場内を沸かしたが、試合はKUSHIDAが石森に3カウントを奪われた後、2人ともホワイトの必殺ブレードランナーの餌食になってリングに横たわった。

対角線で死闘を繰り広げてきた2人は、9月以降に互いを救済する場面があり、急速に接近した。この日が初コンビだったが、まさかの失態に。オカダは若手に肩を支えられて無言、棚橋は「もっと華々しくいきたかったね…」と無念さをにじませた。

初のタッグを組むオカダ・カズチカ(後方中央)と棚橋(後方左)。後方右はKUSHIDA。手前はジェイ・ホワイト(撮影・横山健太)

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棚橋&オカダ歴史的タッグが実現、11・29後楽園

18年10月17日、バレットクラブに襲撃されていたオカダ・カズチカ(右)を救出した棚橋

「逸材」×「レインメーカー」=? ついに試合で歴史的タッグが実現することになった。新日本プロレスは8日、11月29日の後楽園大会で、棚橋弘至とオカダ・カズチカが手を組み、KUSHIDAとユニットを越えたトリオを結成。ジェイ・ホワイト、バッドラック・ファレ、石森太二との6人タッグ戦を行うと発表した。

この大会以降のシリーズ後半戦でも、本隊とCHAOSの“共闘”が組まれており、名勝負を繰り広げてきた両雄の共演が全国規模で見られることになる。

発端となったのは10月8日の両国大会だった。来年1月4日の東京ドーム大会のメイン、IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦で、保持者の棚橋が挑戦者のホワイトを破ったが、敗戦に納得のいかないホワイトが、棚橋にブレードランナーを狙うと、そこに駆けつけて救出したのがオカダだった。

10月17日の後楽園大会では、逆にオカダが試合後にホワイトに攻撃を受けているところに、棚橋が登場して窮地を救った。さらに、10月27日の後楽園大会でも、オカダのピンチに棚橋が2度目の救出をはかると、2人がタマ・トンガにダブルバックエルボーの合体攻撃で蹴散らした。直後にリング上で棚橋が握手の手を差し出し、オカダも手を握り替えしたことで、タッグ結成の可能性が急浮上。棚橋が「プロレスはさあ、裏切りだけじゃないから」と意味深に言い、オカダは「あの握手の意味は、“友達”。棚橋さんに初めて友達ができたんじゃないかなと思います。でもね、別にこれで、タッグを組むわけではない」とタッグ結成には否定的な姿勢だったが、急展開で事態は動くことになった。

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王者オカダ、G1クライマックスまさかの開幕2連敗

バッドラック・ファレに攻められるオカダ・カズチカ(撮影・黒川智章)

 新日本プロレスのG1クライマックス28は16日、札幌・北海きたえーるでAブロック第2戦が行われ、前IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)がバッドラック・ファレに敗れ、まさかの開幕2連敗となった。

 終盤にミサイルキック、レインメーカー、ドロップキックの連続技でたたみかけたが、警備員の装いでリング横に立っていたファレと同じユニットのタマ・トンガが背後から乱入。投げ飛ばされた後、ファレにもマットにたたきつけられ、力尽きた。オカダは20日に東京・後楽園ホールで行われるハングマン・ペイジとの一戦で初勝利を目指す。

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オカダ1カ月ぶり試合後の沈黙破る「勝ちたいねえ」

<新日本:G1クライマックス28>◇15日◇大田区総合体育館

 前IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカが、1カ月ぶりに試合後に口を開いた。

 14日の開幕戦初戦で、「CHAOS」の後輩ジェイ・ホワイトにまさかの敗戦を喫したばかり。レフェリーの見ていないタイミングを利用されての金的、椅子攻撃と反則技の連続に屈した形だったが、前夜はコメントを残さずに会場を去っていた。そもそも、6月9日の大阪城ホール大会でケニー・オメガに敗れて13度目の防衛に失敗してからは、沈黙を続けてきていた。

 この日は外道と組み、17日の札幌大会の公式戦で戦うバッドラック・ファレ、タンガ・ロア組と対決。外道が3カウントを取られて敗れた後に、コメントブースに登場すると「皆さん、お久しぶりです」と切り出した。そして、言った。「勝ちたいねえ、負けてばっかりだけど、やっぱり勝たないとつまんないでしょ。オカダが勝たないと、新日本プロレス見に来たなって気にならないでしょ。ドロップキック見ても満足できない、レインメーカー見ても満足できない、勝たなきゃ満足できないでしょう」。

 前日会見では新入場曲、新衣装で戦ってきたこの1カ月間を振り返り、「変わろうとしたけど、変われなかった。前のただ強くてカッコいいオカダ・カズチカと、何も変わることができませんでした」と自己肯定していた。あと必要な「変わらないもの」は勝利。初戦こそ不覚を取ったが、ここから巻き返していく。

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内藤哲也「過去最高のG1を」出場20選手コメント

優勝トロフィーを手に写真に納まる内藤哲也(撮影・鈴木正人)

 新日本プロレスの真夏の祭典、G1クライマックスは14日に28回目の開幕戦を迎える。13日に都内で出場20人が一堂に会し、前日記者会見が開かれた。全員のコメントをお届けする。

【Aブロック】

 17年連続17回目の出場、07、15年大会優勝、棚橋弘至

 「今回のG1で17年連続17回目。ということは、高校野球、夏の甲子園の高校球児が生まれたときからG1に出ている。感慨深いものがあります。ライバルが誰とか注目選手が誰とかは、17回も出ていると特に挙げる必要ないかな。でも強いて大きな流れ、いまのマット上の流れにあらがうという意味で、ライバルは新日本プロレス、注目選手は棚橋。ちょっくら優勝してきます」。

 15回連続15回目の出場、09年大会優勝、真壁刀義

 「若いやつら、台頭してきてる、時代を作っている、首都圏の客入りもすごい、地方もものすごく新日本を求めてくれてる。それでこそ、まだまだ上にいかないといけえねえ。新日本プロレスで誰よりも有名なのはおれだと分かってる。だけどよ、プロレスラーだからよ、年に1回のG1が楽しみでしょうがねえ。ぐうの音もでねえ、すげえ試合見せるから。出るからには優勝しか考えてねえ、とりあえず、すげーもん、見せてやるよ」。

 4年連続4回目の出場、前NEVER無差別級王者マイケル・エルガン

 「今朝、ワクワクする高揚感とともに目が覚めました。Aブロックを勝ち抜くだけでも簡単ではない。しかし、優勝すること、最高の試合を見せることは約束できる」。

 7年連続7回目の出場、前IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ

 「ケニーに負けてノーコメントでコスチューム、入場曲も変えて何か変えよう変えようと思ってましたが、変われませんでした。前の強くて格好良いオカダと変わることはできませんでした。とりあえず、日本をW杯の次はG1で盛り上げて、今年の夏は笑顔でいきたいと思います」。

 初出場、前IWGP USヘビー級王者ジェイ・ホワイト

 「光栄で高揚していて、ハートの全てをリングにささげ、素晴らしい試合をしてファンに喜んでもらえることにすべてを注ぎたい…、なんて言うと思ったか。ファンがうれしかろうが関係ない。むしろがっかりして怒りを覚えて帰ってもらった方がいい。この1年はおれの1年だと思っている。なのでこのG1必ず取ってみせる」。

 3年連続3回目の出場、EVIL

 「優勝者には東京ドームのメインの権利書だよな。このリングを制する上で最も重要なことだ。G1を制するということは、おれはそこも考えている。誰よりもEVILの力を信じている。新しい風景を見せることができるのはおれしかいない。EVIL、SANADAこそがこれからの新日本の本来の姿になる。だから決勝に上がってこい。その上で制し、権利書を獲得したときにはたった1人戦いたい相手がいる。それは…(内藤に視線を送る)」。

 3年連続3回目の出場、YOSHI-HASHI

 「すごく特別な思いもあり、今年も3年連続出場だけど、頑張るとかの次元ではなくて、どの試合もチャンスがあると思っているから、勝ちを1つ1つ拾っていって。おれはこのG1で最高の舞台で最高の結果を残したい。いろんな意見があると思うけど、すべて覆して、おれが必ずものにします」。

 5年連続5回目の出場、バッドラック・ファレ

 「FU○K!」

 初出場、ハングマン・ペイジ

 「ファレ、いまの一言はなんだ。その一言は俺に言っているのか。誰にどういう気持ちをもって発したのか、明日見つけてやろう」。

 2年連続8回目の出場、鈴木みのる

 「どいつもこいつもうるせーな。おれはG1優勝するためにここにきた。プロレスの王様を自分で名乗ってる。おれが手にする宝はあと2つだ。G1クライマックス、そしてケニーが持っているIWGP、これで日本のプロレス完全制圧だ。待っとけ」。

 【Bブロック】

 3年連続3回目の出場、16年大会優勝、IWGPヘビー級王者ケニー・オメガ

 「王者とそうでない者、そこのスキルは雲泥の差があるだろう。G1は王者として初めて参戦する。ファンの皆は目をそらしてほしくない。1つ1つの試合がベストバウト間違いなしだから」。

 2年連続2回目の出場、IWGP USヘビー級王者ジュース・ロビンソン

 「G1はどの選手にとっても大事で意味深いというのは分かっている。挑戦権がかかっているからだ。昨年は生かせなかったが、今年は違う。このベルトがあるということはその中のトップだと証明している」。

 11年連続11回目の出場、08年大会優勝、NEVER無差別級王者後藤洋央紀

 「優勝しか見ていません。同じブロックの王者が何人かいますが、しっかりと大和魂を見せつけて日本人の根性を見せてやる、以上です」。

 6年連続6回目の出場、石井智宏

 「今年もふがいない半年をすごしているので、いまたまっているものをすべて吐き出します」。

 12年連続13回目の出場、矢野通

 「私の2つの源流が世間を騒がしてます。1つ目は日大。反則の日大みたいなイメージが。もう1つはアマチュアレスリング。パワハラやいざこざという。飲み会などで日大レスリング部ですと言うと、白い目で見られたり笑われたり。もどかしくて。フェアプレー日大の精神で、アマレスリングの技術を駆使して戦い抜きます。真面目に、真面目に、です!!」

  9年連続9回目の出場、13、17年大会優勝、内藤哲也

 「毎年、5月から6月にかけて行われているベスト・オブ・スーパージュニア、今年はここ数年で一番の盛り上がりをみせていたんじゃないかな。立役者は高橋ヒロムでしょう。彼の活躍に良い刺激をもらいましたよ。そんななか迎えたG1。DVDの宣伝や、なぜエントリーしているか疑問の選手、日本人は楽しているという意味不明の発言をしていた選手もいますが、過去最高のG1をお届けしますよ、楽しみに待っていてください。明日開幕戦が行われる大田区総合体育館でお会いしましょう、アディオス」。

 3年連続3回目の出場、SANADA

 「SANADA、EVIL、そしてもう1人。この3人が結果を出さないと駄目なんじゃないかなと思っております」。

 2年連続4回目の出場、飯伏幸太

 「結果を残します」。

 3年連続3回目の出場、タマ・トンガ

 「G1に関してはおれがどれだけできるのかということを見せるだけ。自分のすごさ、ニューヨークという場にも広がっていく。出場するすべての選手を切り刻んでやる。特にあいつを」。

 2年連続2回目の出場、ザック・セイバーJr.

 「G1が帰ってくる。サッカーは帰ってこなかったけど、G1がおれのものに帰ってくるだろう。史上初めての英国人優勝者となる。東京ドームでは自分があの舞台に立ちたい」。

写真に納まる選手たち、前列左から矢野通、石井智宏、後藤洋央紀、ジュース・ロビンソン、ケニー・オメガ、内藤哲也、棚橋弘至、真壁刀義、マイケル・エルガン、オカダ・カズチカ、ジェイ・ホワイト、後列左からザック・セイバー Jr. 、タマ・トンガ、飯伏幸太、SANADA、EVIL、YOSHI-HASHI、バッドラック・ファレ、ハングマン・ペイジ、鈴木みのる(撮影・鈴木正人)
大会への意気込みを語るオカダ・カズチカ(撮影・鈴木正人)

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新日G1クライマックスにオメガ、オカダら20人

ケニー・オメガ(左)とオカダ・カズチカ

 新日本プロレスは17日の東京・後楽園大会で、今夏のG1クライマックス28の出場者20人を発表した。

 王者勢はIWGPヘビー級王者ケニー・オメガ、NEVER無差別級王者マイケル・エルガン、IWGPUSヘビー級王者ジェイ・ホワイトが参戦。ほかに棚橋弘至、真壁刀義、ジュース・ロビンソン、オカダ・カズチカ、後藤洋央紀、石井智宏、矢野通、YOSHI-HASHI、バッドラック・ファレ、タマ・トンガ、ハングマン・ペイジ、内藤哲也、EVIL、SANADA、鈴木みのる、ザック・セイバー・ジュニア、飯伏幸太が名を連ねた。

 7月14日の東京・大田区総合体育館大会で開幕し、8月12日の両国大会で決勝が行われる。

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新日がNJC発表 エルガン-石井智宏戦など

 新日本プロレスは26日、3月9日開幕となる春の祭典ニュージャパンカップの出場選手、組み合わせを発表した。

 1回戦は3月9日の後楽園大会でマイケル・エルガン-石井智宏、ジュース・ロビンソン-高橋裕二郎、同10日の愛知大会で棚橋弘至-タイチ、バッドラック・ファレ-ランス・アーチャー、同11日の尼崎大会でYOSHI-HASHI-飯伏幸太、内藤哲也-ザック・セイバーJr.、同12日の高松大会で矢野通-デイビーボーイ・スミスJr.、チャッキーT-SANADAに決まった。

 なお2回戦は同14日の富士大会、同15日の後楽園大会でそれぞれ2試合を開催。準決勝は同16日の後楽園大会、同18日の浜松大会で1試合ずつ行われ、決勝は同21日の長岡大会で予定される。

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