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久保春平が喜界島初の全日本新人王 S・フライ級

プロボクシング全日本新人王決勝戦のスーパーフライ級を制した久保(撮影・小沢裕)

<プロボクシング:全日本新人王決勝戦>◇21日◇東京・後楽園ホール◇スーパーフライ級◇無観客開催

スーパーフライ級で、東軍の久保春平(23=宮田)が4回TKO勝ちで鹿児島・喜界島初の全日本新人王となった。西軍の杉本太一(22=勝輝)と拳を交え、ワンツーを軸に攻めるとパワーで押し続けた。4回には激しい打ち合いもみせ、連打で攻め続けてレフェリーストップ。4回2分29秒、TKO勝ちし、東日本新人王MVPにも輝いた実力を発揮した。

久保は「うれしい気持ち。まだ通過点。これから強い選手と戦えることにワクワクしている」と笑顔。1月に左ふくらはぎを肉離れし、スタミナの不安があった。さらに前日計量後、5年前から悩まされる持病の潰瘍性大腸炎の症状で下痢となるアクシデントもあった。「調子が悪くても勝てる自信があった。もらうパンチも予定通り、本当にフィニッシュまで想定内だった」と自信に満ちた表情を浮かべた。

地元小学校の体育館ではパブリックビューイングも開かれた。小、中、高校の生徒から激励の手紙などをもらっていたという。久保は「コロナの影響で島のイベントもなかったので、盛り上がってくれたみたいです」とほっとした表情を浮かべつつ「まだまだボクはたたき上げで、センスもなく、うまいボクサーではないが、伸びしろしかない。自分を信じて世界へ羽ばたいていきたい」と力強く宣言していた。

プロボクシング全日本新人王決勝戦のスーパーフライ級 4回、杉本(左)に右パンチを放つ久保(撮影・小沢裕)
プロボクシング全日本新人王決勝戦で表彰される、左から技能賞のスーパーフライ級・久保、MVPのスーパーフェザー級・奈良井、敢闘賞のライトフライ級・狩俣(撮影・小沢裕)
プロボクシング全日本新人王決勝戦を制し記念撮影に臨む選手たち。左からミニマム級の小島、ライトフライ級の狩俣、フライ級の宝珠山、スーパーフライ級の久保、バンタム級の冨田、スーパーバンタム級の福永、フェザー級の平野、スーパーフェザー級の奈良井、ライト級の浦川、スーパーライト級の高畠、ウエルター級の山崎、ミドル級の中田(撮影・小沢裕)

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福永宇宙が四国ジム初の新人王 スーパーバンタム級

プロボクシング全日本新人王決勝戦のスーパーバンタム級を制した福永(撮影・小沢裕)

<プロボクシング:全日本新人王決勝戦>◇21日◇東京・後楽園ホール◇スーパーバンタム級◇無観客開催

スーパーバンタム級は福永宇宙(23=黒潮)が矢斬佑季(29=花形)を3-0判定で下し、四国のジムから初の全日本新人王が誕生した。

「やりにくさ、うまさは予想していたが、思っていたより相手のパンチが強くて厳しい戦いになった」と振り返る通り、わずかな差を削り合う戦いとなった。3回以降、福永が間合いを詰めて右を伸ばし、ペースを握る。最終5回も攻め抜き、ジャッジ1人はフルマークで支持した。

地元の高知では観光名所のひろめ市場などでパブリックビューイングを行うなど、熱視線を送った。「応援してくれる人がいたので、それに応えることができてホッとしています」。これで日本ランク入りも確実。「ここがスタートライン。地方だからとなめられず(小川)会長と頑張っていきたい」と気持ちを新たにした。

プロボクシング全日本新人王決勝戦のスーパーバンタム級 3回、矢斬(手前)に右パンチを放つ福永(撮影・小沢裕)
プロボクシング全日本新人王決勝戦のスーパーバンタム級 2回、矢斬(左)に右パンチを放つ福永(撮影・小沢裕)

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四国から初の全日本王者へ福永宇宙が前日計量クリア

全日本スーパーバンタム級決勝で対戦する矢斬(左)と福永は計量パス(写真提供:日本プロボクシング協会)

ボクシング全日本新人王決勝戦(21日、東京・後楽園ホール)の前日計量が20日、東京都内で行われた。

四国のジムから初の“全国制覇”を狙うのが、スーパーバンタム級の福永宇宙(23=黒潮)。リミット55・3キロでクリアし、「調整はうまくいきました。減量を考え直してうまく落とし、リカバリーもうまくいった」と自信を見せた。

昨年末に行われた西軍代表決定戦でMVPを獲得した。「四国(のジム)初の(全日本)新人王を目標にやってきた」という夢への王手。ジムにもプロ選手は自身1人だけ。過去には同ジムから2人、決勝に挑んだが頂点はかなわなかった。過酷な環境を乗り越えて全日本を制する。だからこそ挑む価値がある。

ジムにとっても、30年越しの悲願となる。1981年に先代の小川純平会長が作り、17年から竜司会長が引き継いだ。出会いは福永が20歳の時。「遊び程度に練習に来ていて、サンドバッグを打たせたら筋がよかった。ストレート系をきれいに打ってたんで、やってみんか、と」。

伸びしろしかなかった。中学で野球、高知工では柔道をやり、卒業後は建築関係の現場仕事についた体は自然に仕上がっていた。小川会長は「最初から下半身が強い感じを受けた。強いパンチを打てる」。しっかりした土台にキャリアを重ね、「試合をやるたびに強くなっていった」と会長は振り返る。

今回、対戦相手の矢斬は初めてのサウスポー。大阪への出稽古で左対策を積んできた。「大阪に出稽古は今回いつもより、1週間多めに(3週間)行っていた。1週間で20ラウンドぐらい。(十分積めた感覚は)はい、ありますね」と自信を口にする。

地元も盛り上がる。高知の観光名所の「ひろめ市場」や福永の地元小学校ではパブリックビューイング(PV)を実施する。「自分の仲間もジムで応援してくれているし、本当に自分の知らないところでもそうですし。会ったことない人まで自分のことのように応援してくれる。1つと挙げられないほど応援してもらっている」と福永も熱い思いを感じ、背負う。

「やっぱり全日本決勝で気持ちは乗っている。お互い譲れない中での試合になる。楽しみながらも、最後は自分が勝つという強い気持ちをもってやるしかない。もう今までやってきたことを信じて、自分の力を精いっぱいだすだけです」。聖地・後楽園で四国初を成し遂げる準備は整った。【実藤健一】

◆福永宇宙(ふくなが・そら) 1997年(平9)11月4日生まれ、高知・四万十町出身。小学校でソフトボール、中学で野球、高校は柔道。ボクシングは遊びで行った黒潮ジムで小川会長にスカウトされた。身長168・5センチの右ボクサーファイター。戦績は6勝(3KO)無敗。

◆四国のJBC加盟ジム 高知の黒潮ジムのほか、愛媛のフォーラムスポーツジム、升田ボクシングジム、徳島の川田ジムの4つ。

計量を終えてポーズをとる福永(右)と矢斬(C)黒潮ジム

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大栄翔が2敗死守 土俵際で星拾い初Vへ「残った」

明生(右)を攻める大栄翔(撮影・江口和貴)

<大相撲初場所>◇12日目◇21日◇東京・両国国技館

西前頭筆頭の大栄翔(27=追手風)が自己最速で2桁10勝目に到達した。3敗の明生を下して2敗を維持。上手を取られる苦しい展開だったが、土俵際で逆転の突き落としを決めた。物言いがついたが、行司軍配通り。連敗はせず、初優勝に向け1歩前進した。大関正代も10勝目を挙げてトップを並走。3敗がいなくなり、賜杯争いは2敗の2人に絞られつつある。

   ◇   ◇   ◇   ◇

内容には不服でも、発する言葉には安心感がにじみ出ていた。2敗を死守した取組後のリモート取材。大栄翔は「ひとまず10番勝てたのは良かった。(白星を)拾えた意味では大きい」と話し、少し息を整えた。

賜杯争いの先頭を走る緊張感からか、4連勝中の相手に大苦戦を強いられた。「ちょっと見ていきすぎた」。明生に突きを下からあてがわれ、思わず引いてしまう場面も。2度いなされて右上手を許すと、左四つで体を寄せられ俵に足がかかった。「精いっぱい残った」。執念で左に回り込み、明生は土俵に腹ばい、大栄翔は土俵下に落ち、軍配は自身に上がった。同体ではないかと物言いがついたが、協議の結果は行司軍配通り。「ぎりぎりでした。ああいう形になってしまう時点で甘い」と猛省した。

攻防のある相撲で国技館を沸かせたが、出身の埼玉県朝霞市も郷土力士の躍進に興奮を隠せない。同市の担当者によると、緊急事態宣言下のため現段階では「検討中」と慎重な姿勢ではあるが、今後優勝が懸かる一番が実現すれば十分な感染対策を行った上で市内でパブリックビューイング(PV)を行う可能性もあるという。同市でのPV実施は、陸上女子400メートルリレーで同市出身の土井杏南(25=JAL)が第1走を走った12年ロンドン五輪が最後。当時は約100人を収容できる市内の公民館が埋まった。くしくも土井は大栄翔と同じ朝霞市立第一中-埼玉栄高の出身。世界を経験した2学年下の“後輩”に迫る活躍ぶりだ。

同じ2敗でも優位な立場にある。首位を並走する正代は、千秋楽まで役力士との対戦が続く見通し。自身は残り3日間、番付が下の平幕と戦う。日に日に強まる重圧。「最後まで1日一番(という意識)は忘れないようにしたい」と自らを奮い立たせた。【佐藤礼征】

◆幕内後半戦の高田川審判長(元関脇安芸乃島) 大栄翔は本当に動きがいい。成績がいい時は、こういう相撲が何番かある。9割方負けていたけど、この一番は大きい。後半戦はもたもたしていたけど、今日の勝ちを拾ったのは大きい。正代は本当に厳しい相撲だった。

◆八角理事長(元横綱北勝海) 大栄翔は勝ちたい気持ちから、はたいたり、いなしたり、動きはぎこちなかったがよく残った。最後まであきらめないで必死にやった結果。ただ中日までの見事な相撲を取らないと優勝は見えてこない。正代は安全にいって勝った。実力がある証拠。両者のどちらが有利かというのはない。

◆12日目の敢闘精神評価3傑◆〈幕内〉(1)大栄翔 85P(2)琴勝峰 75P(3)翠富士 74P〈十両〉(1)宇良 94P(2)王鵬 72P(3)矢後 58P ※投票51人

明生(右)を攻める大栄翔(撮影・江口和貴)
大栄翔(右後方)と明生の取組で物言いがつき話し合う審判団(撮影・河野匠)
明生(手前)を突き落としで破る大栄翔(撮影・江口和貴)
明生(左)の腕が先に出て大栄翔の勝ちとなる(撮影・河野匠)
明生を破り2敗を守った大栄翔(撮影・河野匠)

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貴景勝が単独トップ「応えたい」師匠V期待タイ発注

1敗を死守した貴景勝は懸賞の束を手にする(撮影・小沢裕)

<大相撲11月場所>◇13日目◇20日◇東京・両国国技館

大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が幕尻の志摩ノ海との1敗対決を制して2場所連続の12勝目、単独トップに浮上した。1月の初場所では似たような状況で幕尻の徳勝龍に敗れたが、今場所は出場最高位の威厳を示した。2年ぶり2度目の優勝に向けて、地元の兵庫・芦屋市など周囲の期待も上昇中。優勝の可能性は2敗の小結照ノ富士、志摩ノ海を含めた3人に絞られた。

   ◇   ◇   ◇

同じ轍(てつ)は踏まない。幕内で最も番付が低い相手の挑戦を、24歳の看板力士がはじき返した。立ち合いから貴景勝の鋭い出足は健在だった。土俵際で粘られ、押し返される場面でもいなしを交えてしのぎ、最後は右に開いてひと押し。1月の初場所では千秋楽で徳勝龍に敗れて「大関を名乗る資格がない」と悔やんだ。“再現”を阻止し「1月は自分が弱いから負けただけ。結局は勝つ人が強い。(幕尻との一番で心境に)変わったことはない」と平然としていた。

賜杯争いでリードを奪い、周囲の期待も高まっている。2年前の初優勝時などでパブリックビューイング(PV)の会場となった貴景勝の地元、兵庫・芦屋神社では優勝を祝福する縦40センチ、横1メートル60センチの横断幕を準備。コロナ禍で今場所のPVは中止となったが、担当者は「少しでも盛り上げられれば」と郷土力士の快挙を祈っている。

師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)はコロナ禍で関係者や報道陣を集める見通しは立っていない中でも、優勝時の記念撮影で使用するタイを発注した。先場所は刺身などで「きれいに食べた」と師匠は回想するが、今場所はいかに。

支えてくれる全ての存在に向けて、貴景勝は「(期待に)応えたいという気持ち。土俵に上がるのは自分。一生懸命頑張りたい」と気持ちを高めた。14日目は決定戦を含めて過去8勝9敗の関脇御嶽海。勝敗にかかわらず、優勝は千秋楽に決まる。【佐藤礼征】

志摩ノ海(左)を押し出しで破る貴景勝(撮影・鈴木正人)

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志摩ノ海1敗守る「流れかな」初V好機地元バタバタ

竜電(右)を下手出し投げで破る志摩ノ海(撮影・鈴木正人)

<大相撲11月場所>◇12日目◇19日◇東京・両国国技館

幕尻の快進撃が止まらない。東前頭17枚目の志摩ノ海(31=木瀬)が竜電を下手出し投げで下し、1敗を守った。幕内での11勝は自己最多。

13日目は結びで大関貴景勝との「1敗対決」が組まれた。初優勝が現実味を帯び、地元の三重・志摩市もバタバタの優勝準備を開始した。小結照ノ富士が大関再昇進の起点となる2桁10勝目をあげた。

   ◇   ◇   ◇

勝ち運に乗っている。突き押し相撲の志摩ノ海が、まわしをとっても勝ち星を引っ張ってきた。「流れなのかなと思います」。組み止めて左からの下手出し投げを鮮やかに決めた。「何も考えないで自分の相撲を取りきるだけ」という無心の境地で幕内で自己最多、11個の白星を積み上げた。

13日目は、大関貴景勝と結びで「1敗対決」が組まれた。幕尻の快進撃が「割り崩し」を生んだが、取組後、「明日の取組は見てません」。部屋に戻って、師匠の木瀬親方(元幕内肥後ノ海)から対戦相手を知らされ、助言をもらうのが通例という。「明日の取組は何も考えていない。いい相撲をとるだけで、帰ってから師匠に聞きます」が、曲げない姿勢を物語る。

一方で初優勝の好機に地元はバタバタしてきた。三重・志摩市役所の関係者は取組前、「今日の結果次第で動きだしたいと思います」。垂れ幕の準備。新型コロナウイルス感染症の影響を考慮しつつ、パブリックビューイングや凱旋(がいせん)パレードの可能性も探る。三重県出身力士では83年初場所の大関琴風以来37年ぶり。機運は確実に高まってきた。

今年初場所、徳勝龍の優勝パレードで旗手を務めた。その光景が忘れられない。「人がいっぱいいて、旗手をやらせてもらってよかったと思う。旗手をやったからにはその横(優勝者)に座りたいとだれもが思っている」。コロナ禍でパレードは実現しないが主役の座は奪える。夢を現実に。13日目に大一番を迎える。【実藤健一】

◆志摩ノ海航洋(しまのうみ・こうよう) 本名・浜口(はまぐち)航洋。1989年(平元)7月11日、三重県志摩市生まれ。和具中(現志摩中)-明徳義塾高-近大。12年夏場所初土俵。16年名古屋場所新十両。19年夏場所新入幕。同場所10勝で敢闘賞。最高位は東前頭6枚目。幕下を除く各段で優勝(十両は2回)。179センチ、160キロ。得意は突き、押し。

竜電を下手出し投げで破り、勝ち名乗りを受ける志摩ノ海(撮影・河田真司)

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徳勝龍が初V王手「不細工な相撲しか取れないので」

1敗対決を制して大きく息を吐く徳勝龍(左)と、敗れてしばらく膝をつく正代(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇14日目◇25日◇東京・両国国技館

幕尻の西前頭17枚目徳勝龍(33=木瀬)が、記録ずくめの初優勝に王手をかけた。平幕で1敗同士の正代との直接対決を制し、単独トップに立った。

2敗の大関貴景勝が敗れ、優勝争いは1敗の徳勝龍と2敗の正代に絞られた。千秋楽は大関貴景勝との対戦が決まった。千秋楽結びに平幕が出場するのは昭和以降3度目で、幕尻が登場するのは史上初となった。優勝なら幕尻は20年ぶり史上2度目、奈良県勢は98年ぶり、再入幕は史上初、木瀬部屋でも初となる。

   ◇   ◇   ◇

“土俵際の魔術師”が鬼になった。左四つ、右上手を取った徳勝龍は、寄られて左足を俵にかけながら、左にスルッとかわした。5日連続の土俵際の逆転劇となった。決まり手は10日目からすべて突き落とし。右、右、右、左。今日も左から決めた。十両時代を含めて自己最多となる13勝目。「出し投げを打ちにいったらついてこられた。まあ、不細工な相撲しか取れないので」。

勝負が決まるとまるでボクサーのような軽快なバックステップを披露し、後方へと土俵を半周してみせた。そして鬼の形相ごとく顔をグッとしかめ、力強くうなずいた。「負けたら悔しいし、勝ったらうれしいので」。武骨な男の感情が、自然とあふれ出た。

初の賜杯が手に届くところまできた千秋楽は、異例の舞台に立つ。打ち出し後、審判部は千秋楽の取組を決め、結びで徳勝龍と大関貴景勝の一番を組んだ。千秋楽結びに平幕が出場するのは、昭和以降3度目。幕尻の力士が出場最高位の力士と対戦するのは、史上初という事態だ。

審判部長代理の境川親方(元小結両国)は「大関同士がいいんだろうけど、豪栄道があの成績だから。横綱もいないし」と説明。会場を引き揚げる段階で翌日の対戦相手が分からない中、徳勝龍は「自分が番付で一番下。思い切っていくだけ」と自らに言い聞かせていた。

荒磯親方(元横綱稀勢の里)、大関豪栄道らと同じ昭和61年(86年)生まれの33歳。この日、その荒磯親方はNHK大相撲で解説を務め「徳勝龍の流れがきている。重さがあって我慢ができている」と期待を込めた。「華のロクイチ組」の中では日の目を浴びる機会が少なかった徳勝龍に、千載一遇のチャンスがやってきた。

“相撲発祥の地”と呼ばれる地元奈良も盛り上がる。千秋楽の26日は、出身の奈良市役所が100人を定員にパブリックビューイングを開催する。奈良県出身の力士の優勝となれば、1922年(大11)の元小結鶴ケ浜が最後。現役力士では唯一の奈良出身の関取が、98年ぶりの快挙を故郷に届けられるか。本人は泰然としている。「(優勝の意識は)全然ない。昨日が一番寝られました」。

5年連続で初優勝力士の誕生が確定した荒れる初場所。歴史的な下克上の時が、刻々と迫っている。【佐藤礼征】

▽幕内前半戦の審判長を務めた高田川親方(元関脇安芸乃島) (徳勝龍が勝った瞬間)神懸かってるって思った。(要因は)分からん。本人も分からないんじゃないの。

徳勝龍(左)は突き落としで正代を破る(撮影・小沢裕)

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豪栄道の地元大阪・寝屋川市くす玉割れずガッカリ

優勝決定戦で日馬富士に敗れた豪栄道はぼうぜんとした表情で引き揚げる(撮影・河野匠)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館

 大歓声のちガッカリ…。豪栄道の地元、大阪・寝屋川市では、市役所で2日連続のパブリックビューイングが行われた。300人が大声援を送ったが本割、優勝決定戦の連敗にがっくり。

 前日は機械トラブルで映像が映らないハプニング。この日はしっかりガードでトラブルはなかったが、用意したくす玉は割れなかった。北川市長は「残念のひと言。目の前に優勝がぶら下がっていたのに…平幕に連敗が痛かった。また優勝できるよう、応援していきたい」と無念さを隠さなかった。

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豪栄道の寝屋川PV、配線に足引っかけ映像消えた…

スクリーンが映らないハプニングが起き、観戦者は携帯電話で取組を確認。テレビを市職員が持ち上げていたが、結びの一番は復旧したスクリーン映像で観戦できた(撮影・松本航)

<大相撲秋場所>◇14日目◇23日◇東京・両国国技館

 豪栄道の地元大阪・寝屋川市役所で23日に行われたパブリックビューイング(PV)でハプニングが起きた。豪栄道が土俵に上がった直後にまさかの事態。会場の脇にいたスタッフの足に大型スクリーンのコードが引っかかり、約100人が見つめていた画面が消えてしまった。

 すぐに市職員が再接続を試みたが映らない。そこで「テレビにしよう!」と方針転換したが、ロビーに備えつけなのに「リモコンがない!」。迫る取組時間。「始まるで~。見られへんやんけ~」。北川法夫市長(69)や市民らは、携帯電話の画面で見守ることになってしまった。

 豪栄道が3敗を守り大歓声が上がると、ようやくテレビの電源が入った。せめてもの思いでそれを持ち上げた市職員に対し「重たいから(日馬富士の取組が)始まってからでええよ~」と今度は温かい声。続いてスクリーンも復旧し、結びの一番は観戦できた。

 司会者は「機械のトラブルがあり、申し訳ありませんでした」とマイクで謝罪し、解散後には再発防止策を確認した。今日24日もPVは行われ、北川市長は「勝つしかない。本割に期待しています」と2度目の優勝を熱望。今度こそ、地元の大関の晴れ姿をみんなで見届ける思いだ。【松本航】

スクリーンが映らないハプニングが起き、観戦者は携帯電話で取組を確認。テレビを市職員が持ち上げていたが、結びの一番は復旧したスクリーン映像で観戦できた(撮影・松本航)

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宇良●右膝痛みの影響否定、横綱・大関4連戦を糧に

豪栄道に押し出される宇良(撮影・岡本肇)

<大相撲名古屋場所>◇11日目◇19日◇愛知県体育館

 ともに大阪・寝屋川市出身の幕内対決は、先輩の豪栄道が宇良に勝った。

 同市役所ではパブリックビューイングが行われ約300人が集結。豪栄道が一方的に押し出して格の違いを見せつけ「まあ(それは)最初だけね」とジョークが口をついて出た。宇良は前日に痛めた右膝の影響を問われ、患部を氷で冷やしながら「ないです」。横綱、大関4連戦が「(糧に)ならないとダメです」と話した。

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豪栄道vs宇良、寝屋川同郷対決PVに300人声援

北川法夫市長(最前列右から4人目)ら寝屋川市役所に集った市民らが豪栄道と宇良に声援を送る(撮影・松本航)

<大相撲名古屋場所>◇11日目◇19日◇愛知県体育館

 大相撲名古屋場所11日目に実現した大関豪栄道(31=境川)と平幕宇良(25=木瀬)の初顔の同郷対戦を応援しようと19日、2人の出身地である大阪・寝屋川市役所でパブリックビューイング(PV)が行われた。市民ら約300人が集まり、豪栄道が宇良を押し出した取組を見守った。

 豪栄道が一方的に攻めた相撲に北川法夫市長(68)は「先輩の意地。宇良関はケガの具合が心配ですが、これからが長い力士。まずは今場所2人とも勝ち越して、今後も面白い取り組みをして盛り上げてほしい」と感慨深げにエールを送った。

 豪栄道は同市の明和小、寝屋川四中から埼玉栄へ。宇良は神田小、寝屋川五中から、京都・鳥羽へ進んだ。事前にPVを計画していた同市は、18日に対戦が決まったことで、市役所1階のロビーに特設会場を作ったという。

 宇良が中学時代まで所属した寝屋川相撲連盟からも、小学生が応援に駆けつけた。4年の冨田巧くん(10)は「豪栄道関と、宇良くんが相撲を取るので応援に来ました。(宇良は)たまに僕たちも(指導者から)相撲連盟で教えてもらっている押し相撲が出る。僕も押し相撲をしたいけれど、なかなか難しい。(地元力士を)応援できるのはすごくうれしいです」と目を輝かせていた。

豪栄道(左)は宇良を押し出しで下す(撮影・小沢裕)

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こんな相撲見たことない!宇良が敢闘精神の力士1位

高安(左)に勢いを付けて飛び込む宇良(撮影・小沢裕)

<大相撲名古屋場所>◇10日目◇18日◇愛知県体育館

 平幕宇良(25=木瀬)が豪快な負けっぷりで館内を沸かせた。大関高安に対し、バックステップ、助走つきの体当たり、足取りなど手の内を出し尽くし、最後は首投げで吹っ飛ばされた。横綱日馬富士を破った初金星から一夜明け、負けても見る者を魅了する策士ぶりを発揮した。

 宇良が高安にぶつかるたびに館内が沸いた。立ち合いで当たり、バックステップして距離を置く。レスリングのフリースタイルのような構えから、左張り手をかわして中に入った。4度目の攻めで右足に手がかかり、左腕をつかみかけた。6度目は土俵際までわざわざ下がり、助走をつけて突っ込んだ。7度目の攻めでやっと右膝を取って出たが、逆に首投げを食い、土俵下に吹っ飛ばされた。

 もろ手突きして、下がる-。取組前の支度部屋で何度も反復した動きは完璧に封じられた。取組後は「…いや~強かった…強かったですね…」「あれだけ(自分の動きを)見られたら…僕より強い相手に…大関に…」。左手親指から血が流れ、両肩は激しく上下する。33秒7の熱戦から数分たってもまともにしゃべれぬ力士が、この日の来場者アンケート「敢闘精神あふれる力士」で1位になった。

 横綱初挑戦で白鵬に裏返され、日馬富士から涙の金星を奪い、高安にたたきのめされた。そんな激闘が、宇良の地元を動かした。今日11日目の取組で豪栄道-宇良戦が決まると2人の出身地の大阪・寝屋川市は、市役所ロビーでパブリックビューイングを行うと発表した。「寝屋川市出身者同士の対戦は初めて。上位力士の休場が続出した時から準備を進めていた」(同市広報広聴課)という。

 この日、右足を負傷した可能性があるが「それは場所中なので」と答えなかった。横綱・大関4連戦の締めくくりは同郷の先輩との対戦する。「思い切って、やりたいですね」。残り5日。宇良劇場が続く。【加藤裕一】

 八角理事長(元横綱北勝海)の話 高安は足を取られても慌てず冷静だった。度胸がある。宇良は自分のペースに巻き込んだが、足を取ったまま行きたかっただろう。こんな相撲はなかなかない。何十年という(歴史の)中で、ここまで大胆(な相撲を取れる)というかな。

 幕内後半戦の山科審判長(元小結大錦)の話 宇良の相撲は私らが現役の時だったら怒られる。押さば押せ、引かば引けと習った古い人間から見れば駄目だろう。まあ今風に言えばいいんだろうけどね。高安はよく残った。白鵬には余裕がある。このまま行くだろう。

高安(左)と距離を置いてにらみあう宇良(撮影・小沢裕)
高安に攻められながら土俵際でこらえる宇良(右)(撮影・渦原淳)
高安の足をとるが、首をつかまれ投げられる宇良(左)(撮影・渦原淳)
高安の首投げに敗れた宇良(手前)(撮影・渦原淳)

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高安「土浦の星」地元市民見届け 勝利に大きな歓声

土浦市役所でパブリックビューイングで、高安が勝った瞬間に喜び合う市民(撮影・戸田月菜)

<大相撲夏場所>◇12日目◇25日◇東京・両国国技館

 夏場所で10勝目を挙げ、大関とりの目安とされる直近3場所合計33勝に到達した関脇高安(27=田子ノ浦)の地元、茨城県土浦市役所では25日、パブリックビューイングが行われた。約40人の市民が大事な一番を見届け、勝利の瞬間には大きな歓声が上がった。

 土浦市在住の会社員皆藤昌美さん(40)は「高安」と記されたタオルを掲げて応援。「勝った瞬間、思わず跳び上がっちゃいました」。高安が十両に上がった時からずっと応援してきた。「土浦から大関なんて信じられない。土浦の星です」と目を潤ませた。

 高安土浦後援会の横山和裕さん(58)も「感動して泣いちゃったよ」と涙を流しながら節目の勝利の余韻に浸った。「あと3日、千秋楽まで気を抜かずにやってほしい」とエールを送る。

 土浦市役所職員の武藤知子さん(49)は、勝利の瞬間に隣の人とハイタッチをして喜び合った。「大関になって、いずれは土浦から横綱になってほしい」と期待を膨らませた。

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地元牛久も号泣!興奮!「日本のヒーローだ」

<大相撲春場所>◇千秋楽◇26日◇エディオンアリーナ大阪

 新横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)の地元、茨城県牛久市の市役所ではパブリックビューイングが行われ、応援に駆け付けた住民ら約120人が大逆転劇の感動を分かち合った。優勝が決まった瞬間は一斉に立ち上がって喜びを爆発させ、目に涙を浮かべる人も。「勝つと信じていた」「日本のヒーローだ」。たたえる声がやまなかった。

 市役所では2階ロビーに大型テレビを設置。「茨城の星」と描かれた横断幕が掲げられ、住民らは「絶対勝てる」などと言い聞かせ合いながら取組を見つめた。優勝を信じ、うちわを自作してきた無職斉藤哲司さん(71)は「けがをしていても真っ向勝負。これでこそ横綱だ」と興奮を抑えきれない様子だった。

 牛久市の根本洋治市長は横綱初優勝を受け「再び日本国中に感動と喜びを与えてくれた。ありがとう、おめでとう」とのコメントを出した。

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稀勢Vに地元・牛久も歓喜!閉店前イズミヤでくす玉

稀勢の里の初優勝が決まり、閉店するイズミヤに眠っていた横断幕が初めて披露された(撮影・三須一紀)

<大相撲初場所>◇14日目◇21日◇東京・両国国技館

 苦節15年、大関稀勢の里(30=田子ノ浦)が涙の初優勝を果たした。平幕逸ノ城を寄り切って1敗を死守。結びの一番でただ1人2敗だった横綱白鵬が平幕貴ノ岩に敗れて決まった。

 稀勢の里の地元、茨城・JR牛久駅前の総合スーパー「イズミヤ牛久店」で22日、パブリックビューイング(PV)が行われ、約50人の市民が初優勝に歓喜した。大阪に本社があるイズミヤは関東からの撤退を決めているため、同店は2月1日で閉店。店舗上のマンションに住んでいた稀勢の里も通った思い出の場所が、最後に沸いた。

 同店が入る複合商業ビル「エスカード」を管理する「牛久都市開発」の宮本正寿さん(49)は取り組み前、倉庫に眠っていたくす玉をPV会場に設置した。イズミヤが12年夏に初めて用意し、1度だけ作り替えた手製のもの。歓喜の瞬間、紙吹雪とともに「優勝おめでとう」の文字が牛久市民の頭上に躍った。

 「エスカード稀勢の里関応援リーダー」の鬼沢成和さん(46)は「最後に横断幕が広げられて良かった」と涙。イズミヤ内の専門店を昨秋退社した吉田きよいさん(48)は「最後に本当に良かった」と目を潤ませた。【三須一紀】

稀勢の里の初優勝を祝うくす玉がついに割れた(撮影・三須一紀)

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豪栄道Vに地元大阪・寝屋川も熱狂、過去最大級PV

初優勝を決めた豪栄道は、母の澤井真弓さん感無量の握手(撮影・岡本肇)

 大相撲秋場所で初優勝を果たした大関豪栄道(30=境川)の地元、大阪・寝屋川市で24日、過去最大級のパブリックビューイング(PV)が行われた。市役所の1階で、市民ら600人以上が応援。用意していたタオル400枚は早々になくなった。同市関係者は「今年の3月場所のPVでも100人ぐらいでした」と、目を丸めながら進行に奔走した。

 豪栄道の優勝が決まると「おめでとう!」と跳び上がって万歳。最前列で見届けた豪栄道後援会の久保博理事長(57)は「取組の瞬間だけ周りが見えなくなった。人生初の経験。つらいこと、大変だったことがいっぱいあった。『やった!』という気持ちです」と涙。「夢のまた夢が現実になった。白鵬がいる場所で優勝するのが次の夢です」と期待を込めた。

 締めには北川法夫市長(68)が「この街の名前を全国に広げてくれた。『ありがとう』『おめでとう』と言いたい。(大阪出身力士)86年ぶりの優勝で寝屋川が熱狂している。これからもみなさんの支援を、よろしくお願いします」とあいさつした。参加した松下直仁さん(57)は「これまで勝ったり、負けたりしてきた。本当にうれしい。このまま勝っていってほしい」と興奮冷めやらぬ様子で帰路に就いた。

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大阪出身力士86年ぶりVへ地元市民すでに興奮

全勝を守り国技館を後にする豪栄道(撮影・鈴木正人)

 大相撲秋場所で初優勝に王手をかけた大関豪栄道(30=境川)の出身地、大阪・寝屋川市は地元市民の喜びの声に包まれた。

 市役所では23日、1階ロビーに大型モニターを設置。近隣住民や、帰り際の職員ら約50人が声援を送った。

 豪栄道は横綱日馬富士を破り、無傷の13連勝。勝利の瞬間は観戦者が立ち上がっての拍手喝采となった。最前列で見守った林正一さん(71)は「(優勝は)9分9厘間違いない。寝屋川の街はむちゃくちゃになるでしょう。寝屋川市民、みんな待っていた」と感慨深げに話した。

 同市役所では24日も1階ロビーでパブリックビューイングを予定。大阪出身力士86年ぶりの優勝へ、地元の熱も高まってきた。

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豪栄道無傷10勝「集中」かど番Vへ正念場の稀勢戦

照ノ富士(左)を寄り切り、全勝を守った豪栄道(撮影・岡本肇)

<大相撲秋場所>◇10日目◇20日◇東京・両国国技館

 万全だった。豪栄道が強さを見せつけ、無傷10連勝を飾った。立ち合いで強く踏み込むと、右を深く差す。照ノ富士の体を浮かせ、一気に寄り切った。「自分の体勢を作れた。良かったんじゃないですか」。3日続けて単独トップの座を守り、満足げにうなずいた。

 大関昇進13場所目で、止まらない快進撃。地元も歓喜の瞬間に向けて動きだした。故郷の大阪・寝屋川市役所では、1階の豪栄道記念品展示コーナー付近に大型テレビを設置している。豪栄道の活躍で、夕方に足を止める市民も多くなり始めた。市では優勝の可能性がある場合、普段は休日の土日になる14日目と千秋楽に役所を開館することを決定。応援うちわとタオルを配り、パブリックビューイングを行うことになった。

 夢の賜杯へ、今日11日目は正念場の稀勢の里戦だ。同じ30歳の大関でも、相手は綱とり場所を続けて話題をさらっていた存在。場所前は「僕も目立ちたいですね」と対抗心を見せていただけに、自然と闘志は高まるはず。大阪から幕内優勝力士が出れば1930年(昭5)5月場所の山錦以来86年ぶりで、来場所は自身も綱とりに挑戦できる。「1日1番、集中するだけです」。短い言葉に気持ちを込めた。【木村有三】

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稀勢の里の母校でPV 大一番敗れ「あ~」落胆の声

稀勢の里の母校・長山中で開催されたパブリックビューイングに参加して応援する生徒たち(撮影・秋吉裕介)

<大相撲夏場所>◇13日目◇20日◇東京・両国国技館

 稀勢の里の母校、茨城・龍ケ崎市立長山中では20日、パブリックビューイングが開催され、稀勢の里が白鵬に敗れると、会場からは「あ~」と落胆の声が漏れた。

 綱取りに向けた大一番を応援しようと生徒や近隣住民ら約150人ほどが、1階のオープンスペースに集まり、縦1・4メートル、横1・9メートルのスクリーンで観戦。稀勢の里が土俵入りすると「稀勢の里コール」を送り、取組中には「いけー!」と大声で応援した。

 敗れはしたが、横綱昇進への地元住民の期待はしぼんでいない。1年の男子生徒(13)は「熱い戦いで面白かった。まだ優勝のチャンスがあると思うので、頑張って欲しいです」とエールを送った。78歳の男性は「明日と明後日は必ず勝ちます。逆転優勝を期待している」と、熱い気持ちを語った。

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V望みつないだ豪栄道、稀勢の里戦「集中してやる」

<大相撲春場所>◇14日目◇26日◇エディオンアリーナ大阪

 大関豪栄道(29=境川)は優勝の望みをつないだ。

 同じ大阪出身の勢(29=伊勢ノ海)を首投げで仕留め、2敗を死守。「相撲は良くない」と言いつつ「体は動いている」とうなずいた。地元の寝屋川市役所は今日27日、1階ロビーに臨時テレビを置き、初のパブリックビューイングを行うことを決定。豪栄道は同じ2敗の稀勢の里戦へ「集中してやる」と誓った。

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