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那須川3回KO勝利「圧あった」パッキャオと握手

1回、ビアグタン(左)に左パンチを見舞う那須川(撮影・河田真司)

<RIZIN15>◇21日◇横浜アリーナ

キックボクシング界の「神童」那須川天心(20)が、ボクシング界のスーパースターに力を見せつけた。59キロ契約のキックボクシングルールで、ボクシング6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(40)が推薦したフリッツ・ビアグタン(23=フィリピン)と対戦。パッキャオが見守る中、3回1分24秒、KOで19年RIZIN初戦を制した。

目の前で見ているパッキャオに「強い」と言わしめた。パッキャオ推薦のビアグタンは何度パンチを当てても倒れない。初めて戦うフィリピン選手のタフさに苦戦したが、3回に左ストレートがさく裂。パンチのラッシュと膝蹴りでコーナーに追いつめ、勝負をつけた。直後には倒れている相手に、前日計量でくらったドラゴンボール孫悟空の必殺技「かめはめ波」を発射。「やられたんでやり返しました」とファンを楽しませることも忘れなかった。

試合後にはリングに上がったパッキャオと握手。「君よかったね。強いね」と声をかけてもらった。「圧があった」とスーパースターのオーラを直で感じた。実はパッキャオから影響を受けていた。空手からキックボクシングへ転向した小学6年生の頃、ボクシングのトレーナーにパッキャオの動画を見るよう薦められ、そのステップを吸収した。「キックボクシング面白いなと思わせたい」。そう宣言していた通り、パッキャオの前で強さと面白さを表現し、認めてもらった。

これでキックボクシング戦績は30戦無敗。それでもさらなる進化を求める。約1カ月前から肉体改造に着手。筋力トレーニングに加え、アスリート用の弁当を摂取するようになり、より体のキレと力強さを得た。ボクシングジムでのトレーニングも欠かさず、強さは更新され続けている。

人が「考えられないことをやっていきたい」という那須川にとって、あらゆるジャンルの格闘技を受け入れるRIZINは理想の舞台だ。昨年大みそかにボクシング元5階級王者フロイド・メイウェザーに敗れた一戦は、世界に名が広まるきっかけとなった。「すごいっすよね。パッキャオもメイウェザーも(コナー・)マクレガーも自分を知っている。いい人生送ってますよね。濃密な、展開が早いマンガだなと思います」。誰も見たことのない、マンガのような格闘家人生を存分に楽しむつもりだ。【高場泉穂】

RIZINのリングに上がりあいさつするパッキャオ(撮影・河田真司)
ビアグタンにKOで勝利し、笑みを浮かべる那須川(撮影・河田真司)

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試合後の会見で笑顔を見せる那須川(撮影・河田真司)

<RIZIN15>◇21日◇横浜アリーナ

キックボクシング界の「神童」那須川天心(20)が、ボクシング界のスーパースターに力を見せつけた。59キロ契約のキックボクシングルールで、ボクシング6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(40)が推薦したフリッツ・ビアグタン(23=フィリピン)と対戦。パッキャオが見守る中、3回KOで19年RIZIN初戦を制した。

那須川が目の前で見ているパッキャオに「強い」と言わしめた。パッキャオ推薦のビエグタンは何度パンチを当てても倒れない。初めて戦うフィリピン人ファイターのタフさに苦戦したが、最終3回に左ストレートがさく裂。パンチのラッシュと膝蹴りでコーナーに追いつめ、勝負をつけた。憧れのパッキャオの前で「硬くなっちゃって」と反省も、「KOできてよかった。最大限一生懸命やれた」と晴れやかな表情をみせ、リングに上がったパッキャオと握手した。

実はパッキャオの影響を受けていた。空手からキックボクシングへ転向したころ、ボクシングのトレーナーにパッキャオの動画を見るよう薦められ、そのステップを学んだ。昨年大みそかに特別ボクシングルールでメイウェザーと対戦し、KO負け。パッキャオからは「そのファイティングスピリットに敬意を表する」とたたえられていたが、見てほしいのは強い姿。「パッキャオさんに、キックボクシング面白いなと思わせたい」。その宣言通り、強さと面白さを表現した。

これでキックボクシング戦績は30戦無敗。それでもさらなる進化を求める。約1カ月前から肉体改造に着手した。これまでやってこなかった筋肉トレーニングに加え、アスリート用の弁当を取り入れた。体脂肪が自然と落ち、体のキレが増した。「外国人とは骨格が違う。格闘家は楽に勝ちたい。体を作って、自分自身を高めていけば圧倒的な差を作れる」。ボクシングジムでのトレーニングも欠かさず、無敵の強さを求め続けている。

那須川は「RIZINってすごい舞台だと思うんですよ。僕にキックや総合、ボクシングをやらせてくれる」と感謝し、「強い相手と戦って、世界最強を目指したい」とあらためて宣言した。誰も見たことのない異次元の格闘家を目指す。【高場泉穂】

RIZINのリングに上がりあいさつするパッキャオ(撮影・河田真司)
2回、フリッツ・ビアグタン(右)をTKOに沈め、かめはめ波のパフォーマンスをする那須川(撮影・河田真司)

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2回、フリッツ・ビアグタン(右)をTKOに沈め、かめはめ波のパフォーマンスをする那須川(撮影・河田真司)

<RIZIN15>◇21日◇横浜アリーナ

キックボクシング界の「神童」那須川天心(20)が、パッキャオの前で力を見せつけた。

59キロ契約のキックボクシングルールで、ボクシング6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(40)が推薦したフリッツ・ビアグタン(23=フィリピン)と対戦。パッキャオが見守る中、3回TKO勝利で、19年RIZIN初戦を制した。

目の前で見ているパッキャオに「強い」と言わしめた。パッキャオ推薦のビアグタンは何度パンチを当てても倒れない。初めて戦うフィリピン人ファイターのタフさに苦戦したが、最終3回に左ストレートがさく裂。パンチのラッシュと膝蹴りでコーナーに追いつめ、勝負をつけた。直後には、倒れているビアグタンに対し、前日計量でくらったドラゴンボール孫悟空の必殺技「かめはめ波」を発射。「やられたんで、やり返しました」とファンを楽しませることも忘れなかった。

試合後にはリングに上がったパッキャオと握手。「君、よかったね。強いね」と声をかけてもらった。「フィリピンの次期大統領になる(可能性のある)人。圧があった」とオーラを直で感じた。

実は、パッキャオから少なからぬ影響を受けてきた。空手からキックボクシングへ転向した小学6年生の頃、ボクシングのトレーナーにパッキャオの動画を見るよう薦められ、そのステップを学んでいた。

昨年大みそかに特別ボクシングルールで、ボクシング元5階級王者のフロイド・メイウェザーと対戦。世界が注目する中、1回TKOで敗れた。パッキャオからは「そのファイティングスピリットに敬意を表する」とたたえられていたが、今回見てほしかったのは、強い姿。「パッキャオさんに、キックボクシング面白いなと思わせたい」。その宣言通り、目の前で強さを証明した。

これでキックボクシング戦績は30戦負けなし。それでもさらなる進化を求める。約1カ月前からは肉体改造をスタートした。これまでやってこなかった筋力トレーニングに加え、食事改善にも着手。

「何食っても強い者は強いと思っていましたが、違った」

アスリート用に栄養バランスが考えられた弁当を摂取することで体脂肪が自然と落ち、体のキレが増した。「外国人とは骨格が違う。格闘家は楽に勝ちたい。体を作って、自分自身を高めていけば圧倒的な差を作れる」。ボクシングジムでのパンチのトレーニングも欠かさず、無敵の強さを求め続ける。

他人が「考えられないことをどんどんやっていきたい」という那須川にとって、あらゆるジャンルの格闘技を受け入れるRIZINは理想の舞台だ。昨年大みそかのメイウェザー戦は、敗れたものの世界にその名が広まるきっかけとなった。この日も「RIZINのおかげで世界の人に知ってもらうことができた」と感謝した。

「すごいっすよね。パッキャオもメイウェザーも(コナー・)マクレガーも自分のことを知っている。いい人生送ってますよね。濃密な展開が早いマンガだな、と思います」

誰も見たことのないマンガのような格闘家人生を存分に楽しむつもりだ。

1回、ビアグタン(左)に左パンチを見舞う那須川(撮影・河田真司)

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パッキャオ、試合前にリング上であいさつ歓声浴びる

RIZINのリングに上がりあいさつするパッキャオ(撮影・河田真司)

<RIZIN15>◇21日◇横浜アリーナ

那須川天心(20)とキックボクシングルールで対戦するフリッツ・ビアグタンン(23=フィリピン)の推薦者であるボクシング6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(40)が、試合前にリング上であいさつした。

スーツ姿で登場したパッキャオは「みなさん、こんばんは。RIZINのリングに来られてうれしいです。榊原さん、フィリピンの若い選手に光を与えてくれてありがとうございます。これからみなさんに見てもらうフリッツ・ビアグタン、那須川天心選手の試合は間違いなく素晴らしい試合になると思います」と話し、歓声を浴びた。

パッキャオは今後も日本とフィリピン両国の格闘技発展のため、RIZINに協力していく予定だ。

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パッキャオが前日計量に登場「MMA見るの初めて」

RIZIN前日計量に訪れたパッキャオ(左)と握手を交わす榊原実行委員長(撮影・足立雅史)

4月21日に横浜アリーナで開催されるRIZIN15大会の前日計量が20日、都内で開かれた。

那須川天心(20)とキックボクシングルールで対戦するフリッツ・ビアグタン(23=フィリピン)は推薦者のボクシング6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級王者のマニー・パッキャオ(40)が見守る中、57・45キロでクリアした。

全計量後にパッキャオが登壇し「こうやってフリッツを応援する機会をくれてありがたい。MMA(総合格闘技)の試合を見るのは初めてです。ファイターのみなさんがんばってください。明日会場でお会いしましょう」とあいさつした。

RIZIN前日計量に訪れ壇上に登壇するパッキャオ(撮影・足立雅史)

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余裕の那須川天心、相手挑発にベジータ必殺技で拮抗

那須川(左)は計量を終えパッキャオが推薦する対戦相手ビアグタンとかめはめ波を披露する(撮影・足立雅史)

4月21日に横浜アリーナで開催されるRIZIN15大会の前日計量が20日、都内で開かれた。キックボクシングルールで、ボクシング現WBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(40)推薦のフリッツ・ビアグタン(23=フィリピン)と対戦する那須川天心(20)は、58・95キロでクリアした。ビアグタンも57・45キロでクリアした。

壇上でビアグタンにドラゴンボールの悟空の技「かめはめ波」で挑発された那須川は、すかさずベジータの必殺技「ファイナルフラッシュ」で対抗。「いつも通りやるだけ。Just do it」と余裕の表情で計量を終えた。

昨年大みそかのRIZIN14では、ボクシング元5階級王者フロイド・メイウェザーと対戦。体重差や不利なルールで、力を出し切れず1回KO負けした。19年初陣となった3月のRISEでは、フェデリコ・ローマを3回1分35秒でKO。キックボクサーとしての力をあらためて見せつけた。徹底した食事管理や肉体改造に取り組み迎える19年RIZIN初戦で世界に衝撃を与える。

那須川(左)は計量を終えパッキャオが推薦する対戦相手ビアグタンとポーズを決める(撮影・足立雅史)

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錦戸亮似のパッキャオ刺客が暴露「会ったことない」

報道陣の質問に答えるフリッツ・ビアグタン(撮影・鈴木正人)

総合格闘技RIZIN15大会(21日、横浜アリーナ)の会見が19日、都内で行われ、那須川天心(20)の対戦相手、ボクシングWBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオの刺客フリッツ・ビアグタン(23=フィリピン)が衝撃の事実を明かした。

ボクシングで6階級制覇した自国スーパースター、パッキャオの推薦により今回のRIZIN初参戦が決まった。9日の対戦発表時には、パッキャオは「私が推薦するとてもタフなフィリピン人ファイター」と推薦文をよせていた。

“パッキャオお墨付きの格闘家”という最高の肩書を持っての来日だが、ビアグタンはパッキャオとは「1度も会ったことはありません」と暴露。さらに「なぜ推薦されたか正直分かりません」と思わずこぼした。

この日来日したパッキャオと初対面する予定で「これからアドバイスをもらいたいと思います」と関ジャニ錦戸亮似のまぶしい笑顔でうれしそうに話した。

ビアグタンにとってはこの対戦は神様のプレゼントだった。相手の那須川天心は「私のアイドル」。インスタグラムをフォローする憧れの対象だが、対戦するからには「サプライズにしたい」と番狂わせを狙う。

「私の家は貧しいのでこれは神様が与えてくれたチャンスだと思っている」。この一戦を成り上がりの一歩にするつもりだ。

ビアグタンの総合格闘技戦歴は4勝1敗。心もとない成績だが、キックボクサーの父を持つなどあなどれない部分もある。

迎える那須川は「フィリピンはレベルが高い」と警戒しつつも、「触らせないし、ダメージ負いたくない。すべてをコントロールして、全局面で圧倒する」と完勝宣言した。

報道陣の質問に答えるフリッツ・ビアグタン(撮影・鈴木正人)
ファイティングポーズするフリッツ・ビアグタン(撮影・鈴木正人)

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