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昨年レッスルマニア出場カイリ・セインが入門指南/WWEの世界(1)

WWEの「アンバサダー」を務めるカイリ・セイン(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

米プロレスWWEには現在、中邑真輔(41)、アスカ(39)、紫雷イオ(30)らが在籍し、第一線で活躍している。

10日(日本時間11日)からは2日間にわたり、米タンパで年間最大の祭典レッスルマニア37大会が開催。世界中のプロレスファンが注目している。日刊スポーツ・コムでは「WWEの世界」と題し、米最大規模マットの話題を届ける。第1回はWWEの「アンバサダー」として活動するカイリ・セイン(32)が登場。レッスルマニアからのWWE入門を勧めた。【取材・構成=藤中栄二】

 ◇   ◇   ◇

85年3月、米ニューヨーク・マディソン・スクエア・ガーデンで開催された第1回大会から数え、今年で37回目を迎えるレッスルマニア。ハルク・ホーガンの登場で全米のプロレス熱が一気に高まり、レッスルマニアが始まった。レッスルと、ホーガンのキャッチフレーズ「ハルカマニア(ハルク狂)」をミックスさせた名称のイベントは現在、10万人規模のスタジアムで開催されている。

カイリは「レッスルマニアはWWE入門にうってつけです。見始めるにはベストタイミングだと思います。いろいろな試合が詰め込まれている。戦国で言うと天下分け目の戦。さまざまな国の将軍が集まって一騎打ちするイメージですね」と口調を強める。WWEはライバル団体だったWCW、AWA、ECWなどの米プロレスの歴史を受け継ぎ、各選手のキャラクターが際立つ試合や因縁が生まれている。

「感動する試合もあれば、本当に面白い試合、選手に火をつけてしまうような奇想天外な展開もあったり、女子の試合もある。バラエティーに富んでいる。こんな面白い団体なんだと分かります。WWEを見ようかと迷っている方、少しWWEが気になっている方に伝えたい。『今ですよ』と」

今年のレッスルマニアで注目の女子試合は王者アスカ-リア・リプリーのロウ女子王座戦、王者サーシャ・バンクス-ビアンカ・ブレアのスマックダウン女子王座戦の2カードだ。カイリは「(シングル戦としては)4人しか出られない狭き門。実力だけでなく、運も必要で、いろいろな流れが重なり、選ばれた。すごいと思いますし、プロ意識として出られずに悔しいと感じる選手もいると思います」と明かす。

特にアスカ-リプリー戦について、カイリは「入門編として言うと、アスカさんは、もう横綱。心技体が整い、誰もが認める存在です。リア選手は私のほぼ同期ですが、1~2年ほどチャンスをもらえなかった。本当に悔しい思いをしながら、ここまで上がり詰めてきた。同期として誇り」と喜ぶ。

リプリーとはWWE時代、同じマンションに住み、仲も良かったという。日本マットに参戦経験もあり、日本好きな一面も。昨年のレッスルマニア36大会でドラゴンボールのベジータのコスチュームで試合をしていたという。カイリは「2人ともレベルの高い選手。リア選手は未来を担う存在だと思いますし、すごい戦いになる」と分析した。

昨年のレッスルマニア36大会で、カイリはアスカとWWE女子タッグ王者として防衛戦に臨んだ。挑戦者のアレクサ・ブリス、ニッキー・クロス組に敗れはしたものの、反響は大きく、現在の自らのSNSの総フォロワー数は110万人近くに増えたそうだ。カイリは「PPVは世界配信されています。私にも中国語、スペイン語、インド語、多くの言語のメッセージを頂きました。そうやって世界中の方に応援していただけるのは本当にうれしいです」と注目度の大きさが世界規模になっている現状を明かした。

レッスルマニア37大会はWWEイベントとしても1年以上ぶりに有観客で開催する舞台。カイリは「観客の声援は選手の何よりの特効薬です。それだけで本当にうれしいし、いつも以上の力を出せる、限界を超えられる。最高の舞台になります」と締めくくった。1年間続いたストーリーの終幕であり、新たなストーリーの幕開けとなる年に1度の祭典。米国、日本、欧州だけでなく、世界各国に多くのファンを持つWWEワールドへの入門として最高のタイミングとなる。

○…WWEのプロモーションとしてカイリ・セインがレッスルマニアのゲスト解説を務める。14日にJ SPORTSスポーツ・オンデマンド他で放送される日本語実況版に登場するカイリは「プロレスを知らない方、WWEの大ファンの方も聞いてうれしいような、私しか知らないバックステージのエピソードなどを伝えたい。選手の人間性や人柄をプラスし、試合をどうやって見たらいいのかを分かりやすく伝えることができたら。私の解説でも、ぜひ」とPRした。

レッスルマニア37大会からのWWE入門を勧めたカイリ・セイン(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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王者アスカが完全復活宣言「私の強みはタフさ」防衛戦直前インタビュー

前歯破折、脳しんとうからリング復帰後初の防衛戦に臨むロウ女子王者アスカ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

米プロレスWWEのロウ女子王者アスカ(39)が前歯負傷と脳振とうからの完全復活を宣言した。10、11日(日本時間11、12日)に米フロリダ州タンパで年間最大の祭典レッスルマニア37大会が開催。第2日となる11日にリア・リプリー(24)との防衛戦を控える。

2月22日のロウ大会でのタッグ戦でシェイナ・ベイズラー(40)に顔面を蹴られた際に前歯を破折。軽度の脳振とうの症状も見られたが、3週間ほどでリング復帰。カムバック後初の防衛戦を控えるアスカが日刊スポーツのインタビューに応じた。

 ◇   ◇   ◇

米セントピーターズバーグで開催された2月22日のロウ大会だった。シャーロット・フレアーと組み、WWE女子タッグ王者ナイア・ジャックス、ベイズラー組とノンタイトル戦に臨んだ際、マットに倒れたところで顔面にベイズラーの強烈キックを浴び、前歯が折れた。意識はあったものの、検査結果は重傷だった。

アスカ 脳振とうの検査があってチェックして、少しあると。(医療)スタッフと連絡を取りながらで。リングの上でどれぐらい動けるかのチェックもあって、ようやくクリアになって復帰できました。

米メディアには、リング復帰まで1カ月以上と報じられていたが、3週間後となる3月15日のロウ大会からカムバックした。しかし前歯の破折も深刻だった。

アスカ 結局、4カ所のクリニックに行きました。レントゲンを何回撮影したことか。1週間後に手術を受けて。全身麻酔で記憶もない大掛かりな手術でした。完治まで6カ月かかるそうです。治療費用も多分、ベンツのSクラスぐらい(約1500万円)かかると思います。試合の負傷なので私が払うことはないと思いますけれど(苦笑)。

WWEにも負傷欠場が少ない「鉄人」ぶりを認められている存在だけに長期離脱はアスカ自身も驚いたという。

アスカ 本当にビックリしました。(WWEの)プロデューサーたちも私を「タフ」と言ってくれるようなイメージだったので。だから選手、プロデューサー、スタッフから心配するメッセージが届きましたが、私の強みはタフさ。経験、技術面もリビング・レジェンド(生ける伝説)なんですけど、強みはタフというところなのです。

アスカの強靱(きょうじん)さを証明する米メディア調査の記録がある。WWEの歴代女子王座(ロウ女子、スマックダウン女子、NXT女子、NXT UK女子、ディーバス、WWE女子王座、WWE女子タッグ)の総戴冠日数が昨年12月8日に通算1000日間を突破した。

現役女子で首位を独走中で、歴代でも2位(歴代1位はファビュラス・ムーアの1万775日とされる)。2位フレアーの989日、3位ベイリーの951日を大きく上回る。昨年12月20日から今年1月31日までフレアーと女子タッグ王座も保持した2冠王者の時期もあるため、リプリー戦当日の総戴冠日数は1166日となる。

アスカ ちょっと米国行く前に想像した以上のことが起きている。信じられないですね。でも、いつも私はWWEのトップ、世界のトップだという気持ちで戦っています。

挑戦者のリプリーは身長171センチ、体重62キロの大型選手。身長160センチ、体重62キロのアスカにとって難敵なのは間違いない。

今回の相手は背が高くて、技術もある選手。経験は私の方がありますが、どんなに攻撃を受けても、私のタフさをみせたい。立ち向かっていく気持ち、プロレスで立ち向かっていくところを見てほしい。日常で嫌なことがあっても戦いを見て、生きるパワーにしてほしいです。レッスルマニアは4回目ですが、プロレスイベントの頂点ですし、レスラーのあこがれ。私にとっても特別な舞台。ロウ女子王者として防衛戦できるのは夢のようです。

顔面の大ダメージから復帰したアスカが、最大の祭典でタフネスな防衛成功をみせつける構えだ。

◆アスカ 1981年(昭56)9月26日、大阪市生まれ。本名・浦井佳奈子。04年6月、華名(かな)のリングネームでプロレスデビュー。AtoZで活動後、06年3月、慢性肝炎による体調不良で一時引退。07年9月に現役復帰。フリー選手として活動後、15年10月にNXTでWWEデビュー。連勝記録を続け、17年5月にはWWE史上最長記録となる174連勝に到達。同年10月にロウに昇格。昨年5月にロウ女子王座を獲得し、女子グランドスラム(ロウ、スマックダウン、NXT、女子タッグ)を成し遂げた。160センチ、62キロ。

レッスルマニア37大会で開催されるロウ女子王座戦の調印式に臨んだ王者アスカ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
レッスルマニア37大会でリア・リプリー(右)の挑戦を受けるロウ女子王者アスカ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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グラミー賞歌手バッド・バニーがプロレスデビュー!大物参戦レッスルマニア

今年1月のWWE登場からザ・ミズと抗争を繰り広げてきたバッド・バニー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

WWE年間最大の祭典となるレッスルマニア37大会は10、11日(日本時間11、12日)の2日間、米フロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアムで開催される。

レッスルマニアには、これまで数多くのアーティストやセレブリティが登場。ボクシング界から元統一ヘビー級王者マイク・タイソン、50戦無敗のまま引退表明した元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー、また他競技からもNHLのロブ・グロンコウスキー、NBAのシャキール・オニールらが「参戦」した。

アーティスト界ではスヌープ・ドック、Run DMCやキッドロック、映画界からはミッキー・ローク、アーノルド・シュワルツェネッガーらが登場。スポーツやエンターテインメント各界から試合やセコンド、ライブパフォーマンスなどで祭典に花を添えている。今年は米国ポップ・クイーン、ビービー・レクサが愛国歌「アメリカ・ザ・ビューティフル」を斉唱することが決定。そして、何より今年グラミー賞を受賞したプエルトリコ出身アーティスト、バッド・バニーがWWEで試合デビューする。ダミアン・プリーストとタッグを結成し、前WWEヘビー級王者ザ・ミズ、ジョン・モリソン組と激突することが決まった。

16年にシングル「Diles」でデビューしたバニーは20年2月、2作目のソロアルバム「YHLQMDLG」をリリースして全米2位をマーク。音楽界で最も権威ある第63回グラミー賞では同アルバムで「ラテンポップ・アーバンアルバム賞」を受賞している。20年11月にリリースされた3作目のアルバムに収録される「Booker T」のミュージックビデオには元WWEレスラーのブッカーTが出演。21年1月のPPV大会ロイヤルランブルではバッド・バニーがブッカーTとともにライブパフォーマンスを披露していた。その後、WWEロウ大会の舞台でミズとの抗争が勃発し、タッグ戦で激突することが決定した。バニー、プリースト組-ミズ、モリソン戦は第1日の10日(日本時間11日)に組まれている。

98年のレッスルマニア14大会に登場したマイク・タイソンはWWF王座戦の立会人を務めた(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
08年のレッスルマニア24大会でビッグショーとノーDQ戦でファイトしたメイウェザー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
バックステージでプリースト(左)と向き合うバッド・バニー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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「殺されるような目つき」小橋建太、藤波辰爾も恐れたザ・グレート・カブキ

ザ・グレート・カブキ(撮影・柴田隆二)

レジェンドたちが恐れていたプロレスラーがいた。3日に都内で行われた、日本プロレス殿堂会設立1周年記念イベント「レジェンドサミット」で全日本プロレスなどで活躍したザ・グレート・カブキ(72)が登場した。

イベントにはほかに藤波辰爾(67)、長州力(69)、小橋建太(54)、田上明(59)、越中詩郎(62)が参加。昭和時代からリングを沸かせてきた選手たちが、司会者からの「若手のころ怖かった先輩がいたか」の質問に長州、田上以外の3人が口をそろえて「カブキさん」と答えた。70年に日本プロレスに入った藤波は「雰囲気が怖かった。リングサイドで見ていて蹴りも動きがすごかった」と明かした。小橋は「やっぱりカブキさん。殺されるような目つき。近寄れなかったし、控室でも話せなかった」と苦笑いを見せた。

新日本プロレスの平成維震軍として一緒に戦った越中は「キャリアも年齢も違ったが、とても頼もしかった」と話した上で「試合で怒られた記憶しかない」と振り返った。さらにプライベートでの逸話を披露。「本当によく飲まされた」。メンバーで食事に行った際には仲間の“後始末”もさせられることが多かったようで「朝4時ごろに六本木警察に行ったこともある」とエピソードを語った。

後輩たちの暴露にさすがのカブキも苦笑い。「ほかの選手が『カブキと飲み行くな』と言っていたみたい」。周りに一目置かれる存在だったが、それでも平成維震軍のメンバーに溶け込もうと、加入後には結束の証しとして頭をそり上げた。「家で髪を切った。娘が保育園から帰って来て、お帰りと言ったらぎゃーって逃げていった。それが一番の思い出」と目を細めた。

現在でも平成維震軍のメンバーがリングに上がることもある。カブキも毎試合、セコンドとして参戦する。「日本での最高のチームだと思っている。お客さまを引きつけて、喜ばせるのがプロレス。試合を見ていたら、またやりたくなりますよ」。イベント後には集まったファンとにこやかな笑顔で記念撮影。現役時代からリングの上でも外でも暴れ、恐れられたカブキだが、プロレスへの愛着と魂は今も昔も変わらない。【松熊洋介】

ザ・グレート・カブキ(左から2人目)ら平成維新軍のメンバー(1994年12月12日撮影)
グレート・ムタ(右)とザ・グレートカブキ

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WWEレッスルマニア手がけるロビンソン氏「違った見せ方を楽しみにして」

レッスルマニア24大会のマイアミリゾートをイメージしたステージ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

米プロレスWWEによる年間最大の祭典レッスルマニア37大会は10、11日(日本時間11、12日)、米フロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアムで開催される。レッスルマニアの舞台は、98年のレッスルマニア14大会からセットデザイナーのジェイソン・ロビンソン氏が担当している。同氏が手がけるセットに転機が訪れたのは01年のレッスルマニア17大会だったという。

久しぶりにスタジアム開催となったことを受け、上司であるエグゼクティブ・プロデューサー、ケビン・ダン氏に「何か違うことをやろう」と提案。同年からレッスルマニアのセットは会場の大きさとともに成長していった。

ロビンソン氏は人気ロックバンドとなるメタリカの90年代のツアーステージやスターウォーズから形や色使いなどを参考にした。特にスターウォーズ「帝国の逆襲」での深い青、紫、オレンジをバックにしたダースベイダーとルーク・スカイウォーカーによるライトセーバー戦に強い衝撃を受けたという。

同氏のデザインは約半年前に会場視察することからスタート。スタジアムの特徴的な部分、ショーのイメージを膨らませる。さまざまなアイデアを練り、議論を重ねるそうだ。すると「デザインの『神』が降りてくる」(同氏)瞬間があると強調する。その方向性で上司からゴーサインが出ると、すぐに実現に向けてアイデアを詰め、新しいチャレンジを模索。毎回レッスルマニアの前夜は、セットに囲まれた静かなスタジアムで、それまでのプロセスを振り返り感慨に浸るのだという。

ロビンソン氏自らが手がけたレッスルマニアデザインでのトップ4は次の通り。

(1)レッスルマニア29大会:会場を下見した瞬間に「ここにブルックリンブリッジを作ろう」と話し実現した。

(2)レッスルマニア33大会:最初に「ここにテーマパークを作ろう」と言った時はみんなに2度見されたそうだ。

(3)レッスルマニア24大会:スタジアムは広々と使うことができたため、マイアミのリゾートをイメージしてホテルを建設。

(4)レッスルマニア34大会:ニューオーリンズのお祭りマルディグラのマスクイメージは「神が降りてきた」。中邑真輔がWWEヘビー級王座挑戦時、大勢のバイオリン奏者の間を入場し、話題になった。

今年のセットについて、ロビンソン氏は「今年のスーパーボウルの会場でもあり、多くの人がスタジアムは見たことがあるでしょう。今度はWWEの番。WWEならではの違った見せ方を楽しみにしていて欲しい」と自信を示している。

レッスルマニア29大会でブルックリン橋をイメージしたステージ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
レッスルマニア33大会のステージはテーマパークをイメージコピーライト2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
ニューオリンズのお祭りマルディグラのマスクのステージとなったレッスルマニア34大会。中邑真輔、アスカも入場した(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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ホーガン、WWE殿堂入り「nWoは永遠だ」往年の仲間とともにあいさつ

21年WWE殿堂入り式典に出席したnWoメンバーを代表し、あいさつするハルク・ホーガン(左から2番目)(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

米プロレスWWEの20年、21年殿堂入り式典が6日(日本時間7日)、米フロリダ州で開催され、90年代を席巻した人気ユニットnWoとして20年殿堂入りを果たしたハルク・ホーガンが往年の仲間とともにあいさつした。ホーガンは「20年WWE殿堂入りを果たした。nWoは永遠だ。なぜならメンバーたちがToo Sweetだからだ」とスピーチ。式典を締めくくる一言で、多くのファンがリモート観戦する会場を盛り上げた。

21年WWE殿堂入りしたロブ・ヴァン・ダム、モーリー・ホーリー、エリック・ビショフ、ザ・グレート・カリ、オジー・オズボーン、リッチ・ヘリング(ウォリアー賞)が登壇や映像で受賞のあいさつに臨んだ。トリを務めたケインは家族、妻、WWEスタッフ、ファン、アンダーテイカーやポール・ベアラーらに感謝の言葉を述べた上で「こんなオレがWWE殿堂入りすることができるのだから、皆さんも何ができるか想像してみてください」とあいさつした。

また20年殿堂入りもnWoメンバーのほか、新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーをはじめ、ジョン“ブラッドショー”レイフィールド、故デイビーボーイ・スミスさんの息子スミスJr.ら家族、ベラ・ツインズ、ウィリアム・シャトナー、タイタス・オニール(ウォリアー賞)も登壇や映像で受賞の喜びを口にしていた。

20年WWE殿堂入り式典に映像で登場した新日本プロレスの獣神サンダー・ライガー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
獣神サンダー・ライガーが受け取ったWWE殿堂入りの表彰盾とリング(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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ライガー「鳥肌ブアっ身に余る光栄」WWE殿堂式典

獣神サンダー・ライガー(2015年2月14日撮影)

米プロレスWWEの20年、21年の殿堂入り式典が6日(日本時間7日)、WWEネットワークで配信され、20年殿堂入りを果たした新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーがVTRで出演した。

ライガーは「この度はホール・オブ・フェイムという由緒ある賞をいただき、本当にありがとうございます。ボク自身、興奮しております。全身に鳥肌がブアって立っております。インタビューを受けていますけれど、こんなに緊張するインタビューは初めてです。ただでさえ、このホール・オブ・フェイムをいただき、それに盾、リングまで頂きました。身に余る光栄です。本当にプロレスラーをやっていて、良かったなと実感しております。本当にありがとうございました。WWEのみなさん、ありがとう、WWEのファン、ありがとう」などとあいさつした。

ライガーは91年にWCWのPPV大会スターケード大会で初参戦。最近ではWWEには15年NXTテイクオバー大会に出場し、米国で大きな反響があった。

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NXT女子王者紫雷イオ、世界配信会見で防衛宣言

7日のPPV大会NXTテイクオーバーでラケル・ゴンザレス(右)との防衛戦に臨むNXT女子王者紫雷イオ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

米プロレスWWEのNXT女子王者紫雷イオ(30)が6日(日本時間7日)、2日間にわたって開催されるPPV大会テイクオーバーに向けた世界配信による記者会見に臨んだ。

防衛戦は第1日のメインイベントに組まれ、身長183センチ、体重80キロのパワーファイター、ラケル・ゴンザレス(30=米国)の挑戦を受ける。同会見にはゴンザレスをはじめ、NXT王座戦、NXT UK王座戦、NXTクルーザー級王座に出場する選手たちも登壇した。

身長差27センチ、体重差33キロと体格差は歴然となるものの、紫雷の自信に揺るぎはなかった。「彼女が大きくて力も強いことは分かっている。私は彼女より高く跳べる、速く走れる、そして彼女よりもスマートだというところがある。それを使って勝ちます」。ゴンザレスを横目に力強く宣言してみせた。一方のゴンザレスも「勝つために必要なことは何でもやる」と非情攻撃に徹する姿勢をみせた。

両者の間にピリピリしたムードが漂うと、紫雷は挑戦者への陽動作戦に出た。

「王者として日本、それ以外の国のタイトルを保持した。NXT女子王座も300日間、保持した上で言えることは、王者は責任感があって、真面目でスマートでなければならない。それは確かです。私は最近、米国に来ていろいろな言葉を覚えていますけれど、最近覚えたのがミートヘッド(俗語でまぬけの意味)です。彼女がミートヘッドなのかどうなのか。試合を通して分かると思います」と挑発した。

さらに米メディアからの質問に対し、WWEで苦労したエピソードを交えながら「世界の壁」も突破している自信を示した。

「日本とは私生活も違いますし、プロレススキルも通用すると思っていたものが、通用しなかったり。日本で1番だった自信が半分ぐらい、ここに来てすぐ失われました。その後、いろいろ考えてマスクとともに入場した日本スタイルの笑顔の紫雷イオを捨て、今のダークサイドのイオ・シライをつくりあげた。挫折があったり難しい点はありましたが、それを乗り越え、タイトルを手にしてこの場に座っています。乗り越えた上で強くなったということです」

昨年6月7日のNXT女子王座戴冠からブランドの「顔」として君臨し、20年NXTの最優秀選手、最優秀女子選手の2冠に輝いた自負もある。レッスルマニア37大会(10、11日・米タンパ)を控えたレッスルマニア・ウイークで開催されるNXTのPPV大会テイクオーバーは2日間ともに注目されるイベント。その第1日の7日(日本時間8日)のメインイベントを任された紫雷の自信は揺るぎない。

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紫雷15周年、ゴンザレス戦ヤマ場 インタビュー下

300日以上保持するNXT女子王座ベルトを手に笑顔をみせる王者紫雷イオ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

米プロレスWWEのNXT女子王者紫雷イオ(30)が7日(日本時間8日)、PPV大会テイクオーバー第1日のメインイベントで、ラケル・ゴンザレス(30=米国)との防衛戦に臨む。WWE年間最大の祭典レッスルマニア37大会(10、11日・米タンパ)を控える「レッスルマニアウイーク」に開催されるPPV大会もNXTにとって大きなイベント。今年3月にプロデビュー15年目に入った紫雷が日刊スポーツのインタビューに応じ、注目の防衛戦に向けて意気込みを示した。その後半となる。【取材・構成=藤中栄二】

16歳だった07年3月4日にプロデビューし、今年でレスラー生活15年目に突入した。スターダムで活躍した上でWWEに加入。NXT女子王座も戴冠し、着実に夢を実現している。

「20歳前に漠然とWWEを見た時、いつか米国で試合したいと思っていました。ただ20歳を過ぎ、スターダムに入って、団体を背負う責任感がありました。年齢を含めて大人になる時にそれは難しいというか、遠のいていたかなと。私は日本で背負っているものがあると思って、1度、自分の頭からそのビジョンはかき消しました。ただ深層心理に多分あった中、(WWE加入の)チャンスが巡ってきた。だから想定と半々ですかね。ふと思い返すと、自分がやろうと思っていたり、若い頃に思い描いてビジョンは、大体全部やっているなという感じです」

リング外の夢の実現も紫雷の頭にある。それは意外にも東京タワー付近のマンションに住むことだという。

「思い描いた夢で、やっていないことあるかなと思ったのが、東京タワーが目の前に見える1室に住むということです。東京タワーが好きという謎の私の趣味なんですが。やっぱり都会といえば東京タワー。東京タワーがめちゃめちゃキレイに夜景で見えるマンションの1室を手に入れること。この謎の野望があります(笑い)」

紫雷のアメリカンドリーム実現の前に立ちはだかるのが、身長183センチ、体重80キロという大きな挑戦者ゴンザレスとなる。身長差27センチ、体重差33キロと体格で大きく劣る。パワー差は歴然となる。

「日本人とは全然筋力が違います。見た目では分からないかもしれないですが、思っているよりも何倍も人種のパワーが強いんです。でも私も(元WWEヘビー級王者)レイ・ミステリオJr.を見てワクワクしたように、小さい選手が大きい選手を倒すことは勇気を与えられるマッチアップだと思う。それが今回、分かりやすく出ているカード。みなさんが内容と結果でワクワクするような試合を、と意気込んでいます」

ゴンザレスとの因縁は深い。昨年12月のNXTテイクオーバー大会で開催された女子ウォーゲームズ(2つのリングで争われるチーム戦)では、王者の立場ながらゴンザレスにパワーボムを浴びてフォール負けを喫している。PPV大会直前のNXT大会では、ゴンザレスとの乱闘の中で3度も背中を大ダメージを負っている。

「最後(の前哨戦)だけで3回やられました。箱にぶち込まれ、バリケード(防護壁)に投げられ、最後は壁をぶち抜かれるほど飛ばされました。後できちんと仕返しはしましたが、今も背中はヤバイです。その前週は解説テーブルにたたきつけられています。昨年12月もラダーが真っ二つになるほどに投げつけられてフォールされました。1カ月ぐらいずっと痛かったですが、どんなにやられても私は負けないです」

完全なるヒールとして暴れ続けるゴンザレスに対し、紫雷は王者に君臨するうちに黒の「ヒロイン」として地位を確立しつつある。ゴンザレスは自ら指名した挑戦者でもある。

「次に対戦するラケルは完全なヒールなので、私はベビーフェースの立場で王者として迎え撃つ形になります。今の自分は『ダークベビー』みたいな感じですね。レッスルマニアへと続くテイクオーバー大会は、とても注目が高いイベントです。文字通り、山のように大きい対戦相手で、私のチャンピオンロードの中でもヤマ場だなと。王座戴冠1年の実現に向け、試合結果も含めてハッピーな情報を届けられるように。日の丸を背負って山を登ってきます」

(終わり)

◆紫雷(しらい)イオ 1990年(平2)5月8日、神奈川・鎌倉市出身。16歳だった07年3月4日、姉美央とともにプロデビュー。姉とともに「紫雷姉妹」として活動し、10年にメキシコ修業。11年8月にスターダムへ初参戦。15年にはスターダムの5大王座を制覇。18年にスターダムを退団し、WWEに正式加入。同年8月のWWE女子トーナメント「メイ・ヤング・クラシック」で準優勝。19年6月、NXT女子初の金網戦で王者シェイナ・ベイズラーに敗れ、ヒール転向。20年6月にシャーロット・フレアー、リア・リプリーとの3WAY形式NXT女子王座戦で勝利し、WWE王座初戴冠。156センチ、47キロ。血液型はA。

ヘアカラーに合わせたドレスでオンラインインタビューに応じたNXT女子王者紫雷イオ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
NXTテイクオーバー大会のメインでNXT女子王座の防衛に自信を示した王者紫雷イオ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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紫雷「自分ほめてもいいかな」大一番インタビュー上

PPV大会メインでの王座防衛に自信を示したWWEのNXT女子王者紫雷イオ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

米プロレスWWEのNXT女子王者紫雷イオ(30)が7日(日本時間8日)、PPV大会テイクオーバー第1日のメインイベントで、身長183センチ、体重80キロのパワーファイター、ラケル・ゴンザレス(30=米国)との防衛戦に臨む。WWE年間最大の祭典レッスルマニア37大会(10、11日・米タンパ)を控える「レッスルマニアウイーク」に開催されるテイクオーバー大会もNXTにとって年間最大の大会。昨年6月7日のNXT女子王座戴冠から保持期間は300日を経過。今後を占う大一番を控え、日刊スポーツのインタビューに応じた。【取材・構成=藤中栄二】

◇ ◇ ◇

18年6月にWWEと契約した紫雷は、昨年6月7日にNXT女子王座を獲得。今月3日には王座在位期間が300日を超えた。

「300日ですか。どうせなら365日(1年間)、ベルトを巻きたいという気持ちがあります。次の4月7日のテイクオーバーはヤマ場だなと思います。2日間あるうちとはいえ、PPV大会でメインイベントで女子の試合があるのはすごいことで、そこは素直に胸を張りたいと思います。時代というものに後押しされているかもしれないけれど、私自身が王者として結果を残していなければ、こうはなっていないと。300日という日数あるからこそ、少し自分をほめてもいいかなと思います」

3年連続の女子プロレス大賞に輝き、満を持してひそかな夢だったWWE入りを実現させた。世界中から能力の高いレスラーが集まることもあり、何より強い個性が不可欠な団体。19年6月からヒールに転向し、コスチュームも風貌もダークスタイルに変更した。

「最初の頃はちょっと難しかったけれど、軌道に乗ったら自分の体が勝手に動いていましたね。パフォーマンスしているうちに自分の中の『イオ・シライ』が憑依(ひょうい)している感じがあったので。最初はヒールだったのですが、結構、それでファンの心をつかんでしまったみたいで。(新型)コロナウイルス以前の会場での人気もすごく高かったです。間違いなくWWEで生み出したスタイル。でもバチッと米国ファンにはまっているので。変わって良かったし、変わらなかったらベルトを取ることはできなかったと思っています」

コロナウイルスの影響で、昨年はWWE日本大会も延期となった。WWEの「イオ・シライ」として凱旋(がいせん)試合ができていない。日本のファンにもWWE仕様のチェックを希望。7日のNXTテイクオーバー大会メインイベントに組まれたゴンザレスとの防衛戦を見てほしいという気持ちが強い。

「凱旋試合はやりたかったですが、タイミングが合わず、コロナのためにより遠のいてしまいました。試合の動き自体は変わっていないですけれど、日本にいる時と今の『イオ・シライ』の風貌、ルックス、コスチューム、メークとか、ものすごく変えました。そこが受け入れてもらえるかなと。(スターダム時代は)写真集も出しているのに、今はダークな感じになっているので(笑い)。それで(米国で)人気が出ているのですが、きっと日本の今までの紫雷イオを思い浮かべている人にはギャップがすごいかなと。本当は早く(現在の姿を)上書きしたいです。その機会が空けば空くほどギャップが大きくなりますし。ファンの方に(NXTを)ちょこちょこ見てギャップを埋めておいてください、とお願いしたいです。びっくりしないでください(笑い)」。

(後半に続く)

◆紫雷(しらい)イオ 1990年(平2)5月8日、神奈川・鎌倉市出身。16歳だった07年3月4日、姉美央とともにプロデビュー。姉とともに「紫雷姉妹」として活動し、10年にメキシコ修業。11年8月にスターダムへ初参戦。15年にはスターダムの5大王座を制覇。18年にスターダムを退団し、WWEに正式加入。同年8月のWWE女子トーナメント「メイ・ヤング・クラシック」で準優勝。19年6月、NXT女子初の金網戦で王者シェイナ・ベイズラーに敗れ、ヒール転向。20年6月にシャーロット・フレアー、リア・リプリーとの3WAY形式NXT女子王座戦で勝利し、WWE王座初戴冠。156センチ、47キロ。血液型はA。

7日のPPV大会NXTテイクオーバーでラケル・ゴンザレス(右)との防衛戦に臨むNXT女子王者紫雷イオ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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新王者オスプレイ「責任感を持って」最強のベルトに

4日、飯伏幸太を破りIWGP世界ヘビー級王者に輝いたウィル・オスプレイ(2021年4月4日撮影)

4日に行われた新日本プロレス両国大会でIWGP世界ヘビー級新王者となったウィル・オスプレイ(27)が5日、オンラインでの一夜明け会見を行い、最高峰のベルトについて語った。

初代王者飯伏の意向で統一されたが、再び2つに分けることは否定。「自分たちは新しい時代の選手。このベルトの価値を上げていきたい」と新たな歴史を築いていくつもりだ。

前日の試合では飯伏に2度のカミゴェを受けながらも、その後逆襲。鮮やかな連続攻撃を浴びせて若さとパワーで圧倒し、悲願のベルトを手にした。

英国時代、工事現場で働きながらプロレスラーへのあこがれを抱いた。周囲に理解されない中、努力を重ね、12年にデビュー。16年に来日して5年で新日本の頂点までたどり着いた。

「人生をかけて、いろんな壁を乗り越えてこのベルトを獲得した。自分をバカにした人たちに最大の仕返しができたと思っている」と力強く語った。

次の防衛戦は来月4日福岡大会で鷹木と戦う。「どんな手を使ってでもベルトを守る。これはいつでも変わらない。勝って、挑戦者の顔にベルトをなすり付けて、誰も自分が止められないことを証明してみせる」と言い放った。

「世界」の名が付いたことで、いずれはプロレス界最強のベルトにしたいと考える。「責任感を持っている。新日本のみならず他団体であれ、自分が素晴らしいと思う選手であれば対戦したい。もしかなうなら、同じ英国出身で、元WWE世界ヘビー級王者のドリュー・マッキンタイアともやってみたい」と野望を明かした。

「IWGPヘビー級でオカダを思い出すように、世界ヘビー級では自分を思い出すような存在になりたい」。自分色に染めるまで、手にしたベルトは渡さない。【松熊洋介】

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WWEにNFL出身多数、レスナーらの若き写真公開

NFL時代のWWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

米プロレスWWEの年間最大の祭典レッスルマニア37大会は10、11日(日本時間11、12日)の2日間、米フロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアムで開催される。

同会場は今年2月、スーパーボウル55大会が開かれたばかり。NFLタンパベイ・バッカニアーズの本拠地スタジアム。NFL史上初めてホーム開催となったスーパーボウルで、カンザスシティー・チーフスを撃破した。NFL出身が多いWWEレスラーたちもスーパーボウルの盛り上がりを胸に、レッスルマニアに向けて気持ちを高揚させている。

大会第2日の11日、WWEユニバーサル王座の防衛戦に臨む同王者ローマン・レインズは元NFL選手。ミネソタ・バイキングスやジャクソンビル・ジャガーズに在籍した。フロリダ州出身でもあり、2年ぶりの有観客となる祭典に向け、燃えている。男子ロイヤルランブル覇者エッジ、ダニエル・ブライアンとの3WAY形式による王座戦へのテンションは非常に高くなっている。

同じくNFL出身の「野獣」ブロック・レスナーや「超人類」ビル・ゴールドバーグは今年のレッスルマニアに出場しないものの、過去の祭典を彩ってきたレスラーの魂を継承し、レインズがNFLのスタジアムで躍動することになる。また米メディアによると、レッスルマニア37大会では、6万5618人収容可能なレイモンド・ジェームス・スタジアムに36%程度となる約2万5000人の観客を集める見通しとなっている。またワクチン接種した約7500人の医療従事者も招待される予定。

<主なNFL出身のWWE選手>

(1)ローマン・レインズ=ミネソタ・バイキングスやジャクソンビル・ジャガーズに所属

(2)ブロック・レスナー=ミネソタ・バイキングスに所属

(3)ビル・ゴールドバーグ=アトランタ・ファルコンズに所属

(4)キング・コービン=

アリゾナ・カージナルスやインディアナポリス・コルツに所属

(5)モジョ・ローリー=アリゾナ・カージナルスやグリーンベイ・パッカーズに所属

NFL時代の元WWEヘビー級王者ブロック・レスナー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
NFL時代の「超人類」ビル・ゴールドバーグ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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10カ月ぶりリングYOHが新王者「今日スタート」

IWGPジュニアタッグ新王者に輝いたROPPONGI 3K。SHO(左)とYOH(撮影・中島郁夫)

<新日本プロレス両国大会>◇4日◇両国国技館◇観衆4484人

左膝前十字靱帯(じんたい)断裂のケガから10カ月ぶりにリングに戻ってきたYOH(32)が、復帰戦でIWGPジュニアタッグ選手権に挑み、新王者に輝いた。パートナーのSHO(31)と組み、金丸、デスペラード組に挑戦。左膝を執拗(しつよう)に攻められ、中盤以降は足を引きずりながらの戦いとなった。それでもこの日を待ち望んでいたSHOが、YOHに何とか3カウントを取らせようと、脇役に回り、必死にアシスト。久しぶりに連携技3Kも決まり、最後はYOHが、この日のために考えた新技のDIRECT DRIVE(ひねりを入れたDDT)でデスペラードを沈めた。

試合後ベルトを受け取ると感極まった。「応援してくれるファンがいたから、このリングに帰って来られた。不安だったけど、リングに上がったら関係なくて楽しかった」と笑顔で振り返った。昨年1月、4度目の王者に輝き、2度の防衛を果たしたものの、自身のケガでベルトを返上。責任を感じた。「悩んだし、悔しかったし、迷ったけど、その分たくさん練習したし、たくさん考えた」。人生初の入院、手術を経験。再起をかけ、夢中でリハビリに取り組んだ。SHOもそれに応えて努力を続け、今年2月にはIWGPジュニアヘビー級に初挑戦するなど成長した姿を見せた。

次のターゲットについてYOHは「今日がゴールじゃなくて再スタート。次に狙うのはIWGPシングルのベルト」とジュニア王者のデスペラードを前に堂々と挑戦状をたたきつけた。SHOも「YOHさんにシングルを取ってもらって、タッグチャンピオンベルトを巻いた同士で戦いたい」と野望を明かした。

ともに12年11月にデビューし、米国、メキシコと海外修業も一緒に行った。「心の底からパートナーがSHOで良かったと思った。感謝の気持ちを忘れず、プロレス頑張っていきます」。久しぶりのリングで、さらに深まった絆を感じたYOHは、次なる目標に進み始めた。【松熊洋介】

デスペラード(中央)と金丸(右)にドロップキックを浴びせるYOH(撮影・中島郁夫)
SHO(左)が怪我から復帰したYOHを迎え復活したROPPONGI 3K(撮影・中島郁夫)

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悪の帝国UEにヘナーレ加入、抑圧された自分を解放

内藤(下)にキックを浴びせるヘナーレ(撮影・中島郁夫)

<新日本:両国大会>◇4日◇両国国技館

グレート・O・カーン率いるUNITED EMPIRE(UE)にトーア・ヘナーレ改め、アーロン・ヘナーレが新加入した。先にリングにコブと入場したO・カーンが「なんだ悪人ども。そんなに新たな同盟者が気になるか。これが帝国の兵器だ!」と紹介。ヘナーレはサングラス姿でUEのベルトを巻いてゆっくりと登場した。

6人タッグマッチに出場したヘナーレは、パフォーマンスも絶好調だった。ゴング前にSANADAに襲いかかると、内藤には強烈な蹴りを浴びせ、鷹木を場外に落とし、流れを作った。終盤はSANADAに対し、コブのツアー・オブ・ジ・アイランドから流れを受け継ぎ、そのまま新技「Streets of Rage」(デスバレーボム)で3カウントを奪った。勝利後も興奮が続くヘナーレは、SANADAをリング上で殴り続けた。「人生で戦いより大事なものはない。本当の俺はこんなもんじゃない。もっと危険だ」と豪語した。

ニュージーランドでプロレスを学び、16年に新日本の門をたたいた。真壁、棚橋、飯伏らのいる本隊に所属し、力を付けてきたが、先月O・カーンが新加入メンバーの発表を明かし、悪の帝国へと導かれた。「棚橋も真壁も誰も責めるつもりはない責めるべきは自分自身だ」。これまで発言もしっかりしており、優等生だったが、実は息苦しかったという。「ずっとイメージに合わせないといけないと思って、自分を抑え付けていた。それが間違っていたんだ」。

先輩の影に隠れ、注目を浴びることが少ない中、自分を発揮できる居場所を見つけた。デビュー戦で勝利に貢献し、リング上でたたえられた。「2週間前の俺は拍手なんてもらえなかった。もう自分を演じる必要はない」と笑顔を見せた。この日メインの試合では、同じ仲間となったオスプレイが飯伏を破り、IWGP世界ヘビー級の新王者となった。ヘナーレもセコンドでしっかりサポート。今年1月の東京ドーム大会では、UEは全敗という屈辱を味わったが、ようやく勢いが出てきた。新天地で好スタートを切ったヘナーレ。偽りのないプロレスラー人生を作り上げる。【松熊洋介】

ヘナーレ(左)にドロップキックするSANADA(撮影・中島郁夫)

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療養天龍を長州力ら激励「とんでもないラインきた」

日本プロレス殿堂会「レジェンドサミット」でトークショーする長州力(左)と藤波辰爾(撮影・柴田隆二)

レジェンドたちが病床の盟友にエールを送った。

日本プロレス殿堂会設立1周年記念イベント「レジェンドサミット」が3日、都内で行われ、藤波辰爾(67)、元プロレスラーの長州力(69)らが療養中の天龍源一郎氏(71)を激励した。

本来なら今イベントの立ち上げの1人である天龍氏も参加する予定だったが、先月19日から検査入院しており、不参加。最初に長州と壇上に上がった藤波は「元気そうだという話を聞いた。次回は参加してくれると思う」と思いを明かした。長州は数日前にLINE(ライン)でやりとりをしたことを明かし「ここでは言えないが、とんでもないラインが来た。今は検査入院。源ちゃんは元気いっぱいですよ」と集まったファンを安心させた。

壇上でトークショーを行った藤波と長州。2人はともにアントニオ猪木氏(78)に指導を受け、82年からはお互いの軍団同士で抗争を繰り広げるなどして新日本プロレスを盛り上げた。当時を振り返った藤波は「控室でも顔を合わせず、リングに上がると(お互いに)感情をむき出しにして戦っていた」。2人の戦いはファンも刺激したようで「周りでお互いのファン同士がケンカするなど、あり得ないことが起こっていた」と当時のエピソードも披露した。

「日本プロレス殿堂会」は昨年2月に、藤波、長州、天龍氏らが、2世たちと協力し、結成。協会が存在しない業界の中で「プロレスの宝を守ろう」と、文化の伝承や、歴史を創ってきたレジェンドの功績をさまざまな形で伝えていく活動を行っている。昨年はコロナ禍で開催できなかったが、この日ようやく第1回のイベントが実現。藤波は「今後は往年で活躍した選手たちを殿堂入りさせたい」と意欲を見せた。

この日は、小橋建太氏(54)、田上明氏(59)、越中詩郎(62)、ザ・グレート・カブキ(72)も参加。リング上でぶつかり合った仲間たちと久しぶりの再会を楽しんだ。先月天龍氏とのトークショーを行う予定だった小橋は今イベントに参加を志願。「代わりになるかは分からないが、名乗りを上げさせてもらった。回復も祈っているし、今度は戻ってきて、天龍節を聞けることを楽しみに、第2回もまた来てください」と語った。

また天龍氏は、娘で「天龍プロジェクト」の代表取締役である嶋田紋奈氏を通じ「行けなくなってしまいましたが、みなさん殿堂会の1周年を盛り上げてくれてありがとう。俺はまたファンに元気な姿を見せられるように頑張ります」とメッセージを寄せた。

日本プロレス殿堂会「レジェンドサミット」でトークショーする小橋建太氏(左)と田上明氏(撮影・柴田隆二)
日本プロレス殿堂会「レジェンドサミット」でトークショーをする越中詩郎(左)とザ・グレート・カブキ(撮影・柴田隆二)
日本プロレス殿堂会「レジェンドサミット」で記念撮影に納まる。左から長州力、藤波辰爾、小橋建太氏、田上明氏、越中詩郎、ザ・グレート・カブキ(撮影・柴田隆二)

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大仁田厚「電流爆破やろうなぁ」有吉結婚祝福で提案

大仁田厚

プロレスラー大仁田厚(63)が、お笑いタレント有吉弘行(46)の結婚を祝福した電流爆破マッチを提案した。

大仁田は3日、有吉とフリーアナウンサー夏目三久(36)との結婚をツイッターで祝福。「いつもテレビ番組で俺をいじってくれてありがとう(笑)猿岩石のころにはよく試合を見に来てくれたね」と感謝を伝え、「電撃結婚なんてプロレス的で最高だね」と称賛した。過去に日本テレビ系お笑い番組「有吉の壁」で電流爆破マッチ風のネタが披露されたことにも触れて、「結婚のお祝いにいつか有吉電流爆破やろうなぁ(笑)」とちゃめっ気たっぷりに提案した。

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飯伏が連敗…2つのベルト最後の日に有終の美飾れず

新日本プロレス後楽園大会 飯伏幸太(右)の髪をつかみ、にらみ付けるウィル・オスプレイ(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス後楽園大会>◇29日◇後楽園ホール◇観衆388人

2つのベルトの最後の日に有終の美を飾ることはできなかった。

IWGP世界ヘビー級初代王者の飯伏幸太(38)が、ウィル・オスプレイとの前哨戦で連敗した。4月4日両国大会で初防衛戦を戦う相手に、この日は力勝負でぶつかった。顔を踏み付けられ、蹴りを浴びせられる屈辱を味わったが、ムーンサルトやエルボーで応戦。それでも最後はコブに押さえられ、オスプレイにストームブレイカーを食らう本間を助けることができなかった。

30日に新設された世界ヘビー級ベルトの贈呈式が行われ、これまでのIWGPヘビー級と同インターコンチネタル(IC)のベルトが返還される。1月4日に2冠王者となってから、肌身離さず持ち続けてきた2本のベルトもこの日が最後だったが、勝利して持ち帰ることはできず。逆にオスプレイには「俺がナンバーワンの座につく。両国で俺が描くプロレス界の未来を見せてやる」と自信を与えてしまった。

自ら宣言し統一したベルトだけに思い入れは強い。1月5日から、ホワイト、SANADA、内藤(ICのみ)、デスペラードと勝利し、ベルトを守った。「2つの歴史を残したまま、統一させたい」。反対する選手もいる中、自分の意志を貫き続け、実現させた。30日はタイトルマッチに向けた最後の前哨戦となる。「新しい新日本プロレスを(作る)。だから絶対に負けられない」。新しいベルトを受け取り、覚悟を持ってリングに上がる。【松熊洋介】

新日本プロレス後楽園大会 ウィル・オスプレイ(中央)の背中に蹴りを入れる飯伏幸太(左)(新日本プロレス提供)

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鶴竜お気に入りはCロナウド 多様なスポーツの知識

3点シュートを決め、ポーズを決める大相撲横綱鶴竜(2019年8月24日撮影)

<こんな人>

日本相撲協会は24日、横綱鶴竜(35=陸奥)の引退と、年寄「鶴竜」の襲名を承認したことを発表した。

   ◇   ◇   ◇

鶴竜は相撲だけでなく、スポーツ知識の引き出しの多さも横綱だ。朝稽古を終えて帰宅すると、録画しておいた欧州を中心とした海外サッカーや、米バスケットボールNBAなど、さまざまな競技をテレビ鑑賞しながら気分転換することが日課だった。

相撲の話を聞く前に、「サッカーの欧州チャンピオンズリーグ、すごい大逆転劇でしたよね」など、他競技の話題で入ることで、鶴竜の舌は滑らかさを増した。一番のお気に入りはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだった。

どんな流れで聞いたのかは、記憶にないが、横綱に「プロレスの鶴竜(正確には鶴龍)コンビってご存じですか?」と問い掛けたことがある。汗をタオルで拭いながら「分からないですねえ」と横綱。「ジャンボ鶴田と天龍源一郎のダッグの愛称です」と伝えると、「天龍さんは相撲界の大先輩ですよね」と即答した。

後日、鶴竜の出稽古先で取材した。遠目に私の姿を見つけると、右膝を胸のあたりまで上げて、笑った。ジャンボ鶴田の得意技「ジャンピング・ニー・パット」だった。分からないことは、すぐに調べて、また引き出しを増やす。競技、国内外問わず、知識や興味は幅広い。次は今夏の東京五輪・パラリンピックで日刊スポーツ評論家に推薦。評論コーナーのタイトルは「鶴のひと声」で。【13~14年大相撲担当・鎌田直秀】

大相撲を観戦に訪れた柔道男子73キロ級大野将平(左)は横綱鶴竜と握手する(2019年9月11日撮影)

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大仁田厚「早い回復を」天龍源一郎氏入院に驚き

大仁田厚

プロレスラー大仁田厚(63)が、元プロレスラー天龍源一郎氏(71)の入院に驚き、「早い回復をお祈りします」とした。

大仁田は23日、ツイッターを更新し、「前回の馬場さん23回忌の後楽園ホールの試合で両手に松葉づえで歩いてる姿に俺も選手たちも心配していたが『天龍緊急入院』ニュースに驚いたのだ」と言及。「俺がプロレスに悩んだ時期『俺も相撲からプロレス』凄く悩んだもんだと声をかけてくれたのだ」と振り返り、「早い回復をお祈りします」とつづった。

天龍氏の公式サイトによれば、3月初旬より動悸(どうき)、足のむくみ、息切れなどの体調不良があり、検査を受けたところ「うっ血性心不全」の診断が下され、19日より入院した。関係者によると、症状に関しては緊急性は伴うものの命に別状はなく一定期間の安静を要するもので入院治療となる予定。天龍氏は飲酒も月に何度かたしなむ程度で、喫煙もしておらず、週2回以上の定期的な運動も行っていたという。

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ハルク・ホーガンが4月のレッスルマニアでホスト

4月のレッスルマニア37大会で大会ホストと務めるハルク・ホーガン(左)とタイタス・オニール(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

米プロレス界レジェンドのハルク・ホーガン(67)が年間最大の祭典レッスルマニア37大会(4月10、11日・米タンパ)でホストを務める。

タイタス・オニールと一緒にホストに就任するという。新日本プロレスなどでも活躍するなど世界的にも有名なホーガンは85年のレッスルマニア1大会で俳優のミスターTとタッグを組んで出場。世代やスポーツエンターテインメントの枠を超え、世界中の「ハルカマニア」を熱狂させている。

一方のオニールは今回のレッスルマニアの舞台となるフロリダ州タンパの出身。地元で幅広く社会貢献活動を続けている。大学時代は近隣のフロリダ大で全米屈指のアメリカンフットボールチームのディフエンスエンドとして活躍した。レッスルマニア37大会の会場も今年のスーパーボウルの舞台となったレイモンド・ジェームズ・スタジアムで開催される。

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