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武藤敬司が両膝手術「まだまだやっていく自信ある」

手術を行うと発表した武藤敬司


 プロレス界のレジェンド、武藤敬司(55=W-1会長)が19日、都内のW-1事務所で会見し、3月末に両膝の手術を受け、今年いっぱい欠場すると発表した。

 手術は都内の病院で、金属製の人工関節を両膝に埋め込む手術を行う。武藤は長年、プロレスによる両膝の酷使で、歩くことも困難な状態だった。「人工関節を入れてもプロレスができるという医者と出会い手術を決断した。膝さえ治ったらまだまだ何年でもやっていく自信がある」と武藤。手術前に3月14日のW-1後楽園大会と、同25日のDDT両国大会に出場する。

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武藤敬司が手術決断、両膝に人工関節埋め年内欠場

3月末に両膝に人工関節を入れる手術を行うと発表した武藤敬司


 プロレス界のレジェンド、武藤敬司(55)が19日、都内のW-1事務所で会見し、3月末に両膝の手術を受け、今年いっぱい欠場すると発表した。手術は都内の病院で、金属製の人工関節を両膝に埋め込む手術を行う。

 武藤は長年、プロレスによる両膝の酷使で、歩くことも困難な状態だった。「今までも、医者と相談しながら人工関節を入れる話が出たが、人工関節を入れたらプロレスをやめろということだった。しかし、去年の末に1人の医者と出会い、人工関節を入れてもプロレスができるということだったので、手術を決断した」と武藤は経緯を説明した。武藤によると、今回手術を受ける医師は、米国プロバスケットボールNBAの選手や、スキーの選手に人工関節を入れる手術を施し、再び競技ができるまでに復帰させた実績があるという。

 手術の前に、3月14日の後楽園ホール大会が、今年最後の試合。「お医者さんに手術が成功してもムーンサルトプレスはやっていけないと言われた。3月14日の後楽園大会が、オレの最後のムーンサルトプレスになる」と、武藤の代名詞と言われた大技ムーンサルトプレスを繰り出すことを予告した。ムーンサルトプレスは、コーナートップにリング内を背にして立ち、バック転をしながら相手の体に覆いかぶさる大技。

 そのワザの多用によって、武藤の膝は変形してしまったという。「膝さえ治ったら、まだまだ何年もやっていく自信がある。治ったら、オレの趣味は散歩と登山にしようかな。子どもの頃、仮面ライダーにあこがれてプロレスラーを目指した。オレも人工関節を入れて、改造人間になれば、もしかしたら仮面ライダーに近づくかな。正義の味方として帰ってくるよ」と明るく話していた。

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蝶野正洋、ケンカキックで武藤を挑発「お荷物だよ」

蝶野(左)に低空ドロップックを浴びせる武藤(撮影・中島郁夫)

<プロレスリングマスターズ:後楽園大会>◇16日◇後楽園ホール


 黒のカリスマ、蝶野正洋(54)が16日、後楽園ホールで行われたプロレスリングマスターズ大会でリング復帰を果たした。メインの8人タッグで、蝶野率いるチーム2000と、武藤敬司(55)率いる、長州、藤波、獣神サンダー・ライガー組が対決。

 セコンドとして登場した蝶野は、試合中、場外でライガーにパイプイス攻撃。終盤はリングに入り、武藤にケンカキックを浴びせ、勝利をアシストした。蝶野は「おい、武藤。マスターズはお荷物だよ。こんなつまらないプロレス辞めろ」と武藤を挑発。試合後は天山に「もう1回やるとしたら、ボスにリングに上がってほしい」と本格復帰を促されていた。

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蝶野がリング復帰、T2000再集結で武藤組を撃破

再結成したTEAM2000。左から天山、ヒロ斉藤、蝶野、スーパーJ、AKIRA(撮影・中島郁夫)

<プロレスリングマスターズ:後楽園大会>◇16日◇後楽園ホール


 黒のカリスマ、蝶野正洋(54)がリング復帰を果たした。

 メインの8人タッグで、蝶野率いるチーム2000と、武藤敬司(55)率いる、長州力、藤波辰爾、獣神サンダーライガー組が対決。セコンドとして登場した蝶野は「みんな年取ってんだこらー! チーム2000こそが、新日本プロレスを支えた。今日の主役はチーム2000だ」と超満員の会場に向かって吠えた。

 試合になると、場外でライガーにパイプイス攻撃。終盤は、エプロンサイドとリング内で、武藤にケンカキックと、全盛期をほうふつさせる動きで会場を沸かせ、天山の勝利をアシストした。試合後、蝶野は「おい、武藤。マスターズはお荷物だよ。こんなつまらないプロレス辞めろ」と武藤を挑発。インタビュールームでは「オレもこういう大会がいいのか悪いのか、はっきり判断ついていない。今日のような4対4の8人タッグは、チームの力がすべて。歴代のチームの中でもチームワークで1番のチームが決めた役割を果たした試合を見せられた」と満足そうに振り返った。久々にタッグを組んだ天山には「もう1回やるとしたら、ボスにリングに上がってほしい」と本格復帰を促されていた。

 一方、敗れた武藤は「(蝶野の)蹴りは効いた。あの一発の蹴りは、離れ離れになった憎しみのすべてがこもっていた一撃だった」と悔しそうに話した。怒りが収まらない長州からは「蝶野がリングに上がるときに声をかけてくれ」と再戦を求められた。

武藤(下)にイス攻撃する蝶野(撮影・中島郁夫)
武藤(右)と対峙する蝶野(撮影・中島郁夫)

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グレート小鹿ら214歳トリオが平成維新軍に勝利

勝利した左から百田光雄、グレート小鹿、タイガー戸口(撮影・中島郁夫)

<プロレスリングマスターズ:後楽園大会>◇16日◇後楽園ホール◇観衆1639人(超満員札止め)


 現役最年長のプロレスラー、グレート小鹿(75)が、タイガー戸口(70)百田光雄(69)と214歳トリオを結成し、越中詩郎、青柳政司、斎藤彰俊の平成維新軍をやっつけた。

 ゴングが鳴る前に襲撃を受けた小鹿は、場外に落とされ、越中らから集中攻撃を浴びた。リング上でも相手に捕まり、一方的に攻め立てられた。

 それでも、顔面かきむしりや、かみつき攻撃を繰り出し、形勢は逆転。最後は、謎のマスクマンの乱入にも助けられ、混戦のすきに小鹿は青柳を丸め込んだ。

 試合後小鹿は「相手は合計30歳以上若いけど、リングに上がった以上、年は関係ない。フォールを取れたから良かったよ」と笑顔で話した。09年両国大会以来の試合となったタイガー戸口は「上に1人、小鹿さんが頑張っているから、オレらも元気でいないといけない」と話した。百田は「超満員の、昔からのお客さんがいて、このじじい連中に力を与えてくれた。今日はプロレスがやりやすかった」と満足そうに話していた。

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大森隆男3・25復帰 アジアタッグ王座奪回へ意欲

首の故障から3月25日のさいたまスーパーアリーナで復帰を発表した大森隆男


 全日本プロレスの大森隆男(48)が15日、横浜市内の事務所で会見し、3月25日のさいたまスーパーアリーナ大会で復帰すると発表した。

 大森は先月10日に、頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアのため1月いっぱいの欠場を発表していたが、復帰が遅れていた。

 大森は「約1カ月半くらい、いろいろ治療法を試して、自分にものすごく適している治療を継続し、医者からトレーニングを開始していいと言われた。順調に回復し、試合を考えられるようになった。3月25日の大会に向け、トレーニングに専念し、復帰戦を戦いたい」と話した。大森によると、発症当時は首のつまりと、両手のしびれが重く、プロレスができる状態ではなかったという。

 復帰戦については「ボクの希望としては、アジアタッグのベルトに挑戦したい。(3日の)横浜大会で(アジアタッグ王座を奪取した)秋山と永田の戦いに刺激を受けた。パートナーは考えているが、今日ここで口にすることはできない」と話した。さらに「アジアタッグ王座は思い出のあるタッグベルト。何度でも挑戦したいと思う」とベルトへの思いも語った。

 また、3月25日のさいたまスーパーアリーナ大会では、3日の横浜大会で諏訪魔を襲撃した藤田和之、ケンドー・カシン、NOSAWA論外(はぐれIGFインターナショナル)と、諏訪魔、佐藤光留、岡田佑介(エボリューション)との6人タッグ戦も決定した。

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元WWE女子王者アイボリーが18年度殿堂入り

18年度のWWE殿堂入りを果たしたアイボリー(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved


 WWEは12日(日本時間13日)、元WWE女子王者アイボリー(56)の18年度殿堂入りを発表した。ゴールドバーグ、ダッドリー・ボーイズ(ババ・レイ、ディーボン)に続き、18年で第3号の殿堂入りとなる。

 80年代半ば、女子団体GLOWでプロレス界に入り、99年にはディーロ・ブラウン、マーク・ヘンリー組のマネジャーとしてWWEデビューした。健全さを象徴する白のワイシャツ、ロングスカート姿の女性検閲官キャラで、ヒールユニット「ザ・ライト・トゥ・センサー」の一員として活躍。ファビュラス・ムーラ、リタ、トリッシュ・ストラタス、ジャクリーンらとし烈な争いを繰り広げ、WWE女子王座を3度獲得するなど、WWEの女子革命の礎を築いた。

 殿堂入り式典「WWEホール・オブ・フェーム2018は4月6日(同7日)米ルイジアナ州ニューオリンズのスムージー・キング・センターで開催される。

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オカダV10 最多防衛記録に王手も「それはついで」

レインメイカーでSANADAをマットに沈めるオカダ(撮影・和賀正仁)

<新日本:大阪大会>◇10日◇エディオンアリーナ大阪


 IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が、同タイトル史上2位タイとなる10度目の防衛に成功した。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L・I・J)のSANADAをレインメーカーで沈め、32分12秒の死闘を制した。棚橋弘至の持つ最多記録V11に並ぶ舞台に、団体旗揚げ記念日3月6日の東京大会(大田区総合体育館)を挙げ、挑戦者に同ジュニアヘビー王者ウィル・オスプレイを指名した。

 乗りに乗るL・I・Jから、内藤、EVILに続く3人目の刺客も、オカダは退けた。SANADAの変則スリーパーSkull・Endに1分以上耐え、すべてを受け切り、ツームストン・パイルドライバーからレインメーカーという必殺フルコースで締めた。「SANADAさん、なかなか強かったですけど、オレの方が何千倍も強いんだよ、コノヤロー」とほえた。

 L・I・Jの“勢い”は認めつつ「でも、ブームは結局僕のおかげじゃないですか? 僕がいなくなったら、ブームはなくなる」という。87年の初代王者アントニオ猪木以降、初めて2度も年を越した王者には、絶対の自信がある。

 棚橋の持つ11連続防衛記に王手をかけたが、大きな意味を感じない。「それはついで。それより“すげ~プロレス”をどれだけ見せることができるか」。ファンが望むカードを提供するのが、王者の務め。だから、舞台を3月6日の旗揚げ記念日に設定した。「46年前はアントニオ猪木対カール・ゴッチ。今度はそれがオカダ対オスプレイになる」。IWGPのヘビーとジュニアの頂点同士の戦いで、今度はファンに夢を与えるつもりだ。【加藤裕一】

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アンドレザ・ジャイアントパンダが4月北海道S参戦

2017プロレス大賞の会場に乱入(?)したアンドレザ・ジャイアントパンダ(2018年1月18日撮影)


 大日本プロレスの4月の北海道シリーズに、アンドレザ・ジャイアントパンダ(新根室プロレス)が参戦する。3メートル、500キロの着ぐるみレスラーは、昨年後半に大ブレーク。先月18日には、都内のホテルで行われたプロレス大賞授賞式の会場に出現し話題となった。

 人気に目を付け、昨年11月の上野大会にいち早く参戦させた大日本では、4月10日の根室大会(根室市総合文化多目的ホール)と、同13日の新得大会(新得町公民館ふれあいホール)に出場予定。登坂栄児代表は「東京では注目されているが、北海道でもお客さんに見に来てほしい」と話していた。

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納谷幸男にドス・カラス 3・29原点回帰第2弾

3月29日の後楽園大会に出場するドス・カラスらの写真を手に会見する初代タイガーマスク(中央)と新間寿会長


 リアルジャパンプロレスは7日、都内で会見し、新間寿会長(82)がプロデュースする原点回帰プロレス第2弾を3月29日に後楽園ホールで開催すると発表した。

 新間会長は、昭和時代の新日本プロレスのような戦いをもう1度ファンに届けるとして、昨年12月に第1弾を実施。2回目となる今回は、メキシコからマスクマンのレジェンド、ドス・カラスや、初来日となるドス・カラスJr.ら4選手を招待し6人タッグマッチを実施。さらに、大鵬3世、納谷幸男(23)のデビュー3戦目も行う。

 新間会長は「今年は、6月からタイガーマスク認定の世界マスク・ド・チャンピオン・トーナメントを実施する。また、スタン・ハンセンとタイガー・ジェット・シンを名誉ゲストとして呼びたい」と構想を語った。世界マスク・ド・チャンピオンは、米国、カナダ、メキシコ、欧州から選手を集め、12人程度のトーナメント戦にする予定。日本からは2人の参戦を予定している。「3月29日は、プレ世界マスク・ド・チャンピオンシリーズとして行う」と新間会長。初代タイガーマスクの佐山サトルは「今年1年は飛躍する年。私も3月29日の大会に間に合うように、厳しいトレーニングをしている。ただ、トレーニングのやりすぎで、足から腰を痛めているので、出場するかどうかは現時点では白紙。ファンのみなさんの夢をつぶさないように頑張っていきたい」と復帰へ向け、慎重に話した。

 リアルジャパンの今年の興行予定は、3月29日、6月28日、9月20日、12月6日で、場所はいずれも後楽園ホール。試合開始は午後6時30分を予定している。

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王者オカダ「びっくり」SANADAがしゃべった

並び立つオカダ(左)とSANADA


 新日本プロレスは7日、10日の大阪大会「THE NEW BEGINNING in OSAKA」で行われるタイトルマッチの調印式を都内で執り行った。

 IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)は、挑戦者にSANADA(30)を迎え節目の10度目の防衛戦となる。5日の後楽園大会ではSANADA、EVIL組が保持するタッグ王座に挑んだが、惜敗。SANADAに自身の得意技レインメーカーをぶちかまされる場面もあったが、「良い技だなと思いましたね。さすが俺の技。でも一番の使い手は俺ですよ。それを大阪大会でくらってもらう。でも、良い挑発をしてもらえた」と涼しい顔で振り返った。

 対するSANADAは寡黙すぎる男としてその声を聞くことすらまれだったが、この日は新日本参戦以降“最長”とみられる長い語りを見せた。「俺がなぜ新日本にきて、なぜIWGPのベルトに挑戦するのか。日本、そして世界といろいろな団体に出てきましたが、そのベルトが一番輝いて見えたからです。新日本、いや日本のプロレス界でNO・1ユニットのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに自分がいる中で、このベルトが加われば、世界一のユニットになれると思ってます。オカダはロス・インゴのEVILと内藤を倒した男だから、倒しがいがある」とよどみなく言葉を残した。

 この様子には、対戦が決まってからしゃべるように促してきたオカダも満足な様子。「ベルトに対するものが何も感じられなかった。しゃべらなくても行動でみせればいいですけど、それもなくて。スイッチを入れないとダメなのかなと。話すことで勢いづいてきた。今日もこれだけしゃべるのはびっくりしましたよ」。計算通りと言わんばかりに、上から目線で驚いてみせた。

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藤田和之が諏訪魔襲撃!殴り踏み付け宣戦布告

諏訪魔・石川修司組対宮原健斗・ヨシタツ組の試合後、突然リングに乱入し暴れ酒で乾杯する藤田和之(右から2人目)ら(撮影・浅見桂子)

<全日本:横浜大会>◇3日◇横浜文化体育館


 “野獣”藤田和之(47)が全日本マットに出現し、諏訪魔(41)を襲撃した。

 世界タッグ王者の諏訪魔と石川修司が、宮原健斗、ヨシタツ組に敗れベルトを失ったセミファイナルの直後。控室に引き揚げた諏訪魔が、ケンドーカシン、NOSAWA論外に引きずられ、リング上に上げられると、そこに藤田が登場。諏訪魔をパイプイスで殴り倒し、足で踏み付けながら酒をあおった。15年11月の天龍引退試合でタッグ戦で対戦した両者。敵意をむき出しにし、因縁が生まれたかに見えたが、その後再戦は実現していなかった。

 藤田は、16年9月のRIZINさいたまスーパーアリーナ大会で、元大関把瑠都に敗れた後、引退をほのめかすような発言をしていたが、それ以来のメジャーマット出現となった。藤田は「あいつが来い来い言うから来てやった。これが最後通告。いつでもやってやる。あいつ次第」と諏訪魔に挑戦状をたたきつけた。一方、諏訪魔は「おい、藤田。お前何しに来た。お前、辞めたんだろプロレス。藤田、カシン、NOSAWA、ろくなもんじゃない」と、怒りに声を震わせていた。

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ダッドリー・ボーイズがWWE殿堂入り、日米で活躍

ゴールドバーグ(右端)とともに18年WWE殿堂入りが発表されたババ・レイ(左端)、ディーボン(中央)のダッドリーボーイズ (C) 2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.


 日米マットで活躍した名タッグコンビのダッドリー・ボーイズが18年のWWE殿堂入りすることが29日(日本時間30日)、発表された。

 ババ・レイ・ダッドリー(46)、ディーボン・ダッドリー(45)は96年にチーム3Dを結成。合体ハードコア殺法で得意とするテーブルマッチで大ブレークし、対戦相手をテーブルにたたきつけて破壊するファイトが人気を博した。99年8月にWWEに加入。WWE世界タッグ王座は8回、ECW世界タッグ王座も8回戴冠。NWA・TNA世界タッグや全日本プロレスの最強タッグ、新日本プロレスのIWGPタッグ王座も獲得していた。(デーブ・レイブル通信員)

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オカダ・カズチカが日刊大賞2冠、世界目線で語る夢

17年1月、新日本プロレス東京ドーム大会IWGPヘビー級選手権でオカダ(右)はオメガにレインメーカーを決める


 読者が選ぶ「第22回日刊バトル大賞」の17年プロレス部門は、新日本のIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が2年ぶり4度目の最優秀選手と、年間最高試合(1月4日、ケニー・オメガ戦)の2冠に輝いた。

 オメガとの45分以上にわたる激闘で幕を開けた17年は、タイトル戦で7戦全勝。圧倒的な強さにブーイングも出るほどだった。「王者で始まり王者で終わることが出来ました。全てのタイトルマッチでプロレスのすごさや良さを見せることが出来ましたし、充実した1年でした」とプライドこもるコメントを寄せた。

 7月には米国興行でもベルトを守った。「僕が先頭に立って新日本を広めていきたい」の誓いは、現地でも大声援を聞いた自負にも支えられる。「もっと米国に来てくれ! 他の国にも来てくれ! 生で新日本プロレスが見たいんだ! と思われる戦いを見せます」と世界目線で語る姿は、さらなる飛躍の予感十分。「18年は海外も決まってますが、日本でも今まで以上に熱い試合をして、プロレスをもっと盛り上げていきたい」。18年、レインメーカーが降らすのは金の雨だけではない。【阿部健吾】

日刊バトル大賞プロレス部門最優秀選手
日刊バトル大賞プロレス部門ベストバウト

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タイチ、内藤に逆転負けも感謝「濃い15年だった」

タイチ(左)に顔面蹴りを浴びせる内藤(撮影・中島郁夫)

<タカタイチマニア:後楽園大会>◇23日◇後楽園ホール


 新日本プロレスの鈴木軍で活躍するタイチ(37)が、15周年記念スペシャルマッチで内藤哲也(35)と対戦した。

 超満員の観衆のタイチコールと内藤コールが館内に響き渡り、2人は大熱戦を展開。タイチのこん身のハイキックやアックスボンバーが新日本で大人気の内藤を追い詰め、会場のボルテージも頂点に達した。

 しかし、プロレス巧者の内藤は、逆境から得意のデスティーノで逆転勝ち。24分31秒の熱戦に決着をつけた。勝利した内藤は、会場の観衆とロスインゴベルナブレス・デ・ハポンの大合唱。

 タイチはリング上に長々と伸びていたが、TAKAみちのくに促され、珍しくマイクを握ると「こんなに入るもんだな。オレが初めて新日本に来たときに、会いに来てくれたのが内藤だった。そのときに内藤から『新日本で1番下っ端のオレがお前をやっつけてやる』と言われた」と思い出を語った。

 インタビュールームでは「今日は、内藤には正直感謝している。10年前には無名の2人で第1試合を戦っていた。いつの間にかすげえ選手になった。今日は中盤から立っているのがやっとだった。オレは正直、新日本の生え抜きではないが、違う経験をしてきた。濃い15年だった」と、02年12月に全日本プロレスでデビューしてからの歳月を振り返った。

 一方、タイチにシングルマッチで初めて勝利したという内藤は「2010年、タイチがメキシコでのし上がっているときに、オレは間近で見ていたから、スーパージュニアでの優勝を予想したし、力を持っていた。

 今後は、リスクを恐れず前に出ることが、彼にとって大事だと思う。体も大きいし、階級を上げる(ヘビー級に)ことも考えた方がいい。一歩、踏み出す勇気が必要だ」と話していた。

タイチ(手前)にサイドバスターを浴びせる内藤(撮影・中島郁夫)
タイチ(上)に雪崩式フランケンシュタイナーを決める内藤(撮影・中島郁夫)

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近い将来レッスルマニアのメインに女子戦/連載 中

昨年12月、ロウ大会で女子レスラーとリングに立ったステファニー・マクマホン(左から7人目)。同2人目がアスカ(C)2018WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWEロウ25周年:ステファニー・マクマホンに聞く>


 米プロレスWWEは1月28日、ロウとスマックダウン両ブランドの選手によるPPV大会ロイヤルランブルを開催する。女子ロイヤルランブル(30選手による時間差バトルロイヤル)の初開催も決定。それを発表したのがビンス・マクマホン会長(71)の娘で、ロウのコミッショナー、ステファニー・マクマホン(41)だった。ステファニーが日本メディア向けに応じたインタビューの中編はディーバから男子と同様、スーパースターに名称変更されたWWE所属の女子選手について語る。

  ◇    ◇    ◇  

-あなたにとって、最も思い出深いロウのシーンは

 「やはりロウで女子ロイヤルランブル戦の発表をした時です。観客から『イエス』のチャントが起きた時は鳥肌が立ちました」

-そもそも女子部門の「レボリューション(革命)」は何がきっかけ

 「それはファビュラス・ムーア、メイ・ヤング両選手ら男子のみだったリングに最初に足を踏み入れた女子により始まったと思います。WWEにおいては、私の夫である(最高執行役員)トリプルHが、男子、女子ともに世界中からエリートアスリートを集め始めました。そして女子も男子同様のトレーニングを積み、リング上でも同じ機会を与えました。すると、会場から男子の試合同様に『これはすごい』というチャントが起きるようになりました。ここでもまた、ファンからの声がわれわれに届いたのです。そして15年の試合中に「#GiveDivaAChance」というハッシュタグが世界中でのトレンド1位となり、それが3日間も続きました。その声は会長であるビンス・マクマホンにも届き、ビンスはその声に『今後を楽しみにしてくれ』と答えました。そして続くレッスルマニア32大会では10万人以上のファンの前で、女子部門の新たなブランディングが発表され、新たな王座の名称とベルト、そして今後はディーバという言葉は使わず女子もスーパースターと呼ばれることが発表されました。そしてPPV大会でのメインイベント、テレビ番組(ロウ、スマックダウン)でのメインイベントなどを実現し、ついにPPV大会ロイヤルランブルで、女子ロイヤルランブル戦が実現するのです」

-これまでにも何度か機会はあっただろうと想像するが、なぜ女子ロイヤルランブル戦は今年になった

 「女子のレボリューションについては先ほどお話ししましたが、追加するならばファンの声が大きかったということです。史上初の女子ロイヤルランブル戦を私が発表した時、リング上にいた彼女たちはこのことをまだ知りませんでした。それをリング上で、彼女たちが新たな歴史をつくったことを伝えられたことは、私にとってはこの25年間のロウの中で最も印象深いものになりました。昨年は初めてとなる女子のヘル・イン・ア・セル戦、マネー・イン・ザ・バンク戦を実現しました。またアブダビ公演では、中東で初めて女子王座戦を開催しました。その試合中、ファンから自然にチャントが起こりました。そのシーンは私にとってはまさに『希望』という言葉を表すものでした。どんなに難しい状況にいようとも、その目標を失わなければ実現することができる。このチャントは、試合を見ていた同じような状況にいた人たちから起きたものであり、『希望』を与えることができたと思います」

-5年後の女子部門はどうなっていると考える

 「レボリューションは始まったばかりですし、まだまだやれることはたくさんありますが、レッスルマニアでのメインイベントを飾れるようになっていなければいけないと思います」

-レッスルマニアのメインイベントに女子の試合が組まれるのは、いつごろ実現できるか

 「近い将来だと思います。レッスルマニアもそうですし、近い将来にレギュラー番組でも女子スーパースターの存在はさらに大きくなると思います」

-ロイヤルランブル出場の女子選手にアドバイスは

 「おそらく彼女たちの方が、私に良いアドバイスをしてくれると思います。彼女たちがいたからこそ、このムーブメントは実現したわけですから。みなアスリートであり、キャラクターがあり、辛抱強く勇気がある。私から言えるのは、この歴史的一戦の一部となることを思い切り楽しみ、自分たちが歴史を築いていることを誇りに感じて欲しいです」

-では、あなたが28日の女子ロイヤルランブルに出場する可能性はありますか

 「企業秘密なので教えられません(笑)」(後編に続く)

 ◆ステファニー・マクマホン 1976年9月24日、米コネティカット州グリニッジ生まれ。ボストン大卒業後の99年、大富豪の父ビンスのご令嬢としてWWEに登場。無法者集団D-ジェネレーションXに誘拐され、昏睡(こんすい)状態のまま、同集団のトリプルHと無理やり結婚。その後、父を裏切って「悪の夫婦」として団体を支配。03年にトリプルHと正式結婚。プロレスラーとしてWWF女子王座も獲得。16年7月から父の指名を受け、ロウのコミッショナーに就任。娘3人の母でもある。身長175センチ。

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WWEロウ、変わらないのは笑顔届けること/連載上

昨年12月のロウ大会で女子選手とリングに立ったステファニー・マクマホン(左から7人目)。同2人目はアスカ(C)2018WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWEロウ25周年:ステファニー・マクマホンに聞く>


 米国最長のウイークリー番組となる米プロレスのWWE「ロウ」が今年で25周年を迎える。22日(日本時間23日)に開催のロウ大会は25周年記念としてスティーブ・オースチンやジ・アンダーテイカーら20選手を超えるレジェンドたちが大集結。また28日には18年最初のPPV大会ロイヤルランブルが開催される。これら注目イベントを控え、WWEビンス・マクマホン会長(71)の娘で、ロウのコミッショナーを務めるステファニー・マクマホン(41)がこのほど、日本メディア向けて取材に応じた。インタビュー上編はWWEの25年を振り返る。

  ◇    ◇    ◇  

-ロウが25周年を迎える

 「とても誇りに思います。ロウは私の父がつくったショーであり、スポーツ、エンターテイメント、メディアに大きな影響を与えています。それを私も一部として祝福することができるのは特別であり、非常に嬉しく思っています」。

-この25年間でWWEは、どう変わった

 「いろいろ少し変わったところはありますが、まずは、この25年間変わっていないことをお伝えしたいと思います。WWEはミッションである人々を笑顔にすることを続けています。エンターテイメントの中でも、最もファンのエンゲージメントが高いブランドであり続けています。その理由の1つは、ロウの最初の放送からWWEはファンが何を好んで何を好まないかをライブで聞き、それを反映しています。近年ではデジタルやソーシャルメディアにより、それをさらに強化できています」。

-WWEが常にファンに支持をされている理由はなんだと思いますか?

 「常にというよりはジェットコースターのようなこれまでだったと思います。やはり1番の魅力は、ストーリーを伝えていることにあると思います。それはオペラ、演劇、テレビ番組などと同じですが、WWEの場合は四角リングの上で最高峰のエンターテイメントが展開されています。そして観客はその一部として影響を及ぼすことができ、様々なキャラクターに感情移入をできるという部分がユニークであり、我々の成功の理由だと思います」。

-スポーツまたはエンターテイメントの中で、ロウのレガシーとは何だと思いますか?

 「ファンや消費者との究極のつながりだと思います。ストーリー、キャラクター、対立などの全てが、スポーツ、エンターテイメント、ニュースといったテレビ界に何らかの影響をもたらしているかと思います。

-これまでの歴史で最もロウを代表するキャラクターは誰だと思いますか?

 「もちろんオーソリティ(支配者)の(WWE最高執行役員の夫)トリプルHとステファニー・マクマホンでしょう(笑)」。

-ロウが始まった25年前、あなたは16歳だったと思います。当時の思い出は

 「あの時は高校2年でした。覚えているのは、最初のロウを観た時に、何かが変わった、新たな変革が起きていると感じたことです。それまで土曜の朝だった番組が、月曜の夜にライブになったのです。電気が走るようなエネルギーを感じました。今でもマンデーナイトロウについては同じような感情を持っています。

-あなたが最初にロウに出たのは、大学を卒業したばかりの98年。バックステージでストーン・コールドとのシーンだったと思いますが、覚えているのは

 「ロウのバックステージはいつも『ラン&ガン』な状況です。『ラン&ガン』はわれわれの制作で使う用語なのですが、クルーがその場で流れを決めるという意味です。あの時も人が足りなかったので、その場にいた私が出ることになりました。私がビンス・マクマホンの娘だから特別にデビューの場を作ったのではなく、たまたまその場にいただけだったのです。でも非常に楽しみました。これも恐らく最も思い出深いシーンの1つです」。

-その後、ロウで大きな役割を担うことになりますが、ロウはあなたの人生で大きな比重を占める

 「もちろんです。そこで未来の夫と出会い、3人の娘がいるわけですから。そこがWWEの面白いとこでもあるのですが、我々は2つの人格を生きてるいるというか、それが重なることもあります。我々はスーパースター、ファンも含めみなファミリーであり、それが故にWWEではファンをユニバースと呼んでいます。その一部でいることは信じられないような気持ちです」。

-あなたの娘たちに後を継いで欲しい

 「私には3人の娘、3人の甥(兄シェインの息子)がいます。私は娘たちに夢を追いかけて欲しいと思いますし、それがWWEであればとてもうれしいです。でも、WWE以外でも何か好きなこと、情熱を持てることが見つけられれば、私は同じくらい嬉しいですしサポートもします。1つだけ条件があるのは、それに向けて一生懸命がんばらなければいけないということです」。(中編に続く)

 ◆ステファニー・マクマホン 1976年9月24日、米コネティカット州グリニッジ生まれ。ボストン大卒業後の99年、大富豪の父ビンスのご令嬢としてWWEに登場。無法者集団D-ジェネレーションXに誘拐され、昏睡(こんすい)状態のまま、同集団のトリプルHと無理やり結婚。その後、父を裏切って「悪の夫婦」として団体を支配。03年にトリプルHと正式結婚。プロレスラーとしてWWF女子王座も獲得。16年7月から父の指名を受け、ロウのコミッショナーに就任。娘3人の母でもある。身長175センチ。

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新根室プロレスのジャイアントパンダが会場ジャック

2017プロレス大賞の会場に乱入した(?)アンドレザ・ジャイアントパンダ(撮影・中島郁夫)


 17年度プロレス大賞授賞式(東京スポーツ新聞社制定)が18日に都内のホテルで行われた。式には人気沸騰中の新根室プロレスのアンドレザ・ジャイアントパンダも特別ゲストとして登場した。

 アンドレザ・ジャイアントパンダ(新根室プロレス)が、プロレス大賞の授賞会場をジャックした。特別ゲストとして参戦。3メートル、500キロの着ぐるみのパンダがステージに登場すると、会場では名だたるレスラーたちを押しのけて、人気を独占した。

 北海道根室市で活動するプロレス愛好団体所属。名前は米国で活躍した223センチの巨人、故アンドレ・ザ・ジャイアントさんにちなみ名付けられた。昨年7月デビュー戦のハルク豊満との試合が、SNSで話題に。巨体に似合わぬスピードで、通訳のサムソン宮本(53)によると「高速ヘッドバットと、アンドレザ・プレスが得意技」という。昨年11月放送のAbemaTVで元SMAPの香取慎吾らと共演、人気は全国区となった。今ではプロレス団体やイベントに引っ張りだこ。昨年11月には上野で、大日本にも参戦した。

 新根室プロレスは、銀行員や酪農家、漁師ら25人で年に3~4回興行をうつ、小さな団体だが、ジャイアントパンダの人気で、一躍全国区の知名度となった。ジャイアントパンダには彼女のティンティンがおり、「3月には子どもが生まれます」とステージで報告。その後は会場で記念写真の行列が絶えなかった。【桝田朗】

2017プロレス大賞の会場に乱入(?)したアンドレザ・ジャイアントパンダ(撮影・中島郁夫)

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内藤哲也の野望「6大ドームツアー」国内構想のワケ

2017プロレス大賞受賞者たち。後列左から諏訪魔、内藤、オカダ、前列左から紫雷、松井珠理奈(撮影・中島郁夫)


 17年度プロレス大賞授賞式(東京スポーツ新聞社制定)が18日に都内のホテルで行われ、史上5人目の2年連続MVPに輝いた内藤哲也(35=新日本)が大いなる野望をぶち上げた。中3で夢描いた東京ドームのメインに上がるという目標を4日の大会で果たし、次の夢を「6大ドームツアーですね」と明かした。新日本が海外戦略を強める中で、あえて国内での史上最大の構想を掲げた。

 15歳の夢がかなってから2週間。35歳の内藤には次なるビジョンが明確に見えていた。壇上でトロフィーを踏みつけて取った指で目を見開くお決まりのポーズ。視線の照準はドームだ。

 「ドームツアーをやりたいっすね。日本には6個のドームがあるので、2カ月に1回やれば1年間で全部回れるわけですから」

 札幌、西武、東京、名古屋、大阪、福岡。4日のプロレス界最大のイベント東京ドーム大会は、昨年比約8000人増の3万4955人を集めた。復活著しい団体をけん引するのは自分がリーダーを務めるユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」という自負。過去最高収益39億円を上げた97年でさえ、「4」大ドームツアーだった。途方もない構想に聞こえるが、17年は1度もIWGPタイトルに絡まなくてもMVPの事実に「まさにベルトを超えた存在の証明」と息巻き、「そこまで引き上げていきますよ」とニヤリとした。

 4日の興行で1つの章は終わった。中3で立てた3つの目標。新日本に入る、20代でIWGPヘビー級ベルトを巻く目標を果たし、最後が東京ドームのメインだった。ヘビー級王者オカダに敗れたが、人気は陰らない。

 新日本はいま、海外志向を強める。「悪いことだと思わないですよ。ただ、みんなが『海外、海外』と言うのであれば、俺は国内を独占しようかなと」。団体が急(せ)くように海の向こうを目指すのに、まさに決めぜりふ「トランキーロ、あっせんなよ!」と言わんばかり。3年連続MVPとなれば、猪木、天龍に並ぶ。「このままいったら僕が来年もMVPとして出席していることは間違いないでしょう」と豪語する男の頭脳は、制御不能に夢をふくらませていく。【阿部健吾】

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内藤哲也2年連続MVP「ベルト越え」存在感訴える

2017プロレス大賞受賞者たち。後列左から最優秀タッグ賞諏訪魔、MVP内藤、年間最高試合賞オカダ、前列左から女子プロレス大賞紫雷、特別賞松井珠理奈(撮影・中島郁夫)


 東京スポーツ新聞社制定17年度プロレス大賞授賞式が18日、都内のホテルで行われ、2年連続MVPの内藤哲也(35=新日本)が、「ベルト越え」の存在感を訴えた。

 史上5人目の2年連続受賞だが、IWGPヘビー級王座のベルトを1度も巻くことなく、今年はMVPに輝いた。「いつもIWGPの価値を越えた存在であると言ってきましたが、この言葉が大げさではないことを証明できたのではないでしょうか」と豪語。制御不能ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」で大ブレークした勢いは、1月4日の東京ドーム大会のメインでIWGPヘビー級選手権で王者オカダ・カズチカに敗れた後も、衰えはない。

 壇上では常々言ってきたことと前置きして、あらためて強調したことがあった。「思っていることは口に出さないと誰にも伝わらない。何かを越えるためには一歩踏み出す勇気が大事なんです。これからもプロレスを通じて一歩踏み出す勇気をみなさんに与えていきたいと思います」。白いスーツでばっちりと決めて、堂々と宣言した。

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タイソン世界戦2度とも5万超/東京ドームと格闘技

88年3月21日、こけら落としとして世界戦を行いタッブスをKOしたタイソン


 集大成は東京ドームで-。ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32)が15日、IBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(29)、元2階級王者粟生隆寛(33=ともに帝拳)と沖縄県内で行っている合宿を公開。昨年10月に王座戴冠後の心境の変化を語り、「最終的には東京ドームで試合をしたい」と明かした。ヘビー級統一王者マイク・タイソン(米国)がタイトル戦で敗れた90年以来の開催を掲げ、国内ボクシング界の盛り上げに貢献する強い意志を示した。

 ◆東京ドームと格闘技 ボクシングでは過去2回あり、いずれもマイク・タイソンが世界戦を行った。88年3月21日にドームのこけら落としとして5万1000人を集め、タッブスに2回KO勝ち。2回目は90年2月11日で、5万1600人の観衆の前でダグラスに10回KOで初黒星を喫して王座から陥落した。国内で5万人を超えたのはこの2つの興行のみ。総合格闘技では97年から00年代前半にかけてPRIDEが行われた。プロレスは新日本が92年から毎年1月4日に大会を開いており、今年は3万4995人を集めた。

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佐田の海ヘトヘト初白星、物言い2度に場内沸いた

剣翔(右)を寄り倒しで破った佐田の海(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇2日目◇15日◇両国国技館


 十両佐田の海(30=境川)が“手痛い”今年初白星を挙げた。剣翔との1番はまず剣翔に軍配が上がったものの、物言いがつき同体と見なされた。

 取り直しの1番は、剣翔が土俵際で捨て身の投げを打ち、プロレスのブレーンバスターのように佐田の海は完全に裏返って背中から落ちた。軍配は再び剣翔に上がった。ところが、またも物言いがつき、審議の結果、軍配差し違えで佐田の海の勝ちとなった。

 佐田の海は体を浴びせにいったというが「僕は飛んじゃった方だったからね。向こうの足が先に出たのか、とか考えたけど(あの体勢では)わからないですよ」。剣翔の右肘が先に下についたとの判断で、決まり手は寄り倒し。幸いけがもなく「物言い2度は初めてじゃないかな。(場内は沸いていたが)もう1丁は勘弁してほしいです」と苦笑いしていた。

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長州力、藤波辰爾が再び名勝負、昭和プロレスで魅了

長州(右)と組み合う藤波(撮影・中島郁夫)

<パワーホール後楽園大会>◇14日◇東京・後楽園ホール


 長州力(66)がプロデュースするプロレス興行、パワーホール大会が14日、後楽園ホールで行われた。

 メインで長州は飯伏幸太(35)伊橋剛太(34)と組んで、かつて名勝負を演じた藤波辰爾(64)組と対戦。「今の時代に合ったプロレスを感じてみたい」とパートナーに選んだ飯伏と、昭和の激しいプロレスをファンに届けた。それでも、もう1人の伊橋の動きには試合中に激怒。飯伏が藤波組のTAKAみちのくにフォール勝ちした後も「お前はダメだ。プロレスやらない方がいい。遊びじゃないんだから」と、新日本時代に鬼の現場監督と呼ばれた厳しさそのままに吐き捨てるように言った。長州は「客の反応はいいものにはいい反応をする。今の若い人の動きと自分の動きの間がつかめなかった」と感想を口にした。

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潮崎豪「一発に魂を込めて」平成維震軍を蹴散らす

潮崎豪(14年12月9日撮影)

<パワーホール後楽園大会>◇14日◇後楽園ホール


 長州力(66)と同じラリアットを得意技とする潮崎豪(35=ノア)が、平成維震軍のレジェンドを蹴散らした。

 第4試合で、クワイエット・ストーム(ノア)神谷英慶(大日本)と組んで、越中詩郎、AKIRA、斎藤彰俊組と対戦。

 豪腕ラリアットや垂直落下式ブレーンバスターを披露し、13分22秒、斎藤から3カウントを奪った。潮崎は「長州さんはプロレス界の一時代を築いた人。同じリングに立ってみたかった。あの年で走り回って、腕をぶんぶん振り回す姿は、見ているだけで刺激になる。今回、長州さんの大会に出られて光栄です」と話した。

 また、長州と同じラリアットを得意技にしていることについて「長州さんのラリアットとオレのは別もの。オレは一発一発に魂を込めて、自分のやり方で、別のラリアットをうつものとして頑張っていきたい」と話していた。

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長州組、藤波組に快勝!パワーホール、サソリに沸く

コールされる長州力と伊橋剛太(左)(撮影・中島郁夫)

<パワーホール後楽園大会>◇14日◇後楽園ホール


 長州力(66)がプロレスの聖地後楽園ホールでファンを熱狂させた。自身がプロデュースする大会のメインで、飯伏幸太(35)伊橋剛太(34)と組んで、かつて名勝負を演じた藤波辰爾(64)組と対戦。

 「今の時代に合ったプロレスを感じてみたい」とパートナーに選んだ飯伏と、昭和の激しいプロレスをファンに届けた。入場曲のパワーホールでファンを沸かせた長州は、先発を申し出て、いきなり藤波と対戦。殺気を感じるようなヒリヒリした戦いでファンを引き込んだ。試合中盤には、キックの連打から関本大介をサソリ固めに決めた。さらに終盤には、TAKAみちのくに豪快なリキ・ラリアットを見舞い、飯伏のシットダウン式ラストライドの勝利を呼び込んだ。試合は快勝に終わったが、長州は試合後にもう1人のパートナー、伊橋の動きに怒りが爆発。「お前はダメだ。プロレスやらない方がいい。遊びじゃないんだから」と、新日本時代に鬼の現場監督と呼ばれた厳しさそのままに吐き捨てた。

 長州は「客の反応はいいものにはいい反応をする。今の若い人の動きと自分の動きの間がつかめなかった」と感想を口にした。飯伏は「今のプロレスは時代が違うと思うが、長州さんも藤波さんもいい勉強になった。自分の中でプロの仕事ができたと思う。メインに出られて良かった」と感想を口にした。また、長州に怒られた伊橋は「言われると悔しい。悔しいんで、もっともっと頑張って、どこかで『あのときはこう言ったけど・・』と見返せるようになりたい」と話していた。

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オカダ・カズチカ交際宣言「リング上も盛り上げる」

オカダ・カズチカ(左)と三森すずこ


 新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)から13日、堂々の交際宣言が飛び出した。

 「お相手の方と将来のことを考えて真剣にお付き合いさせてもらってます」と明かした新恋人は、人気声優の三森すずこ(31)で、昨年8月から交際を開始したという。新日本と同じ親会社「ブシロード」参加の声優事務所「響」に所属する縁で交流があった。テレビ朝日の森葉子アナウンサーとは昨年5月に破局していた。1月4日の東京ドーム大会で9度目の防衛を飾ったプロレス界の顔役は、「リング上もリング外もしっかり盛り上げていきますので、変わらぬ応援のほど、よろしくお願い致します!」と語った。

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ジュニア王者TAJIRIが前哨戦で青木篤志に勝利

<全日本:千葉大会>◇13日◇千葉Blue Field


 2月3日の横浜文化体育館大会で行われる世界ジュニアヘビー級選手権の前哨戦となる3WAY戦が行われ、王者のTAJIRIが挑戦者青木篤志に勝利した。

 2人にブラック・タイガー7が、虚々実々の駆け引きを展開。TAJIRIは、青木がつけてきたマスクをはがし、得意の毒霧を浴びせて勝利した。試合後、TAJIRIは「青木はなぜマスクをしているのか。戦っているうちに、ムカムカしてきた。本来、相手の表情を見ながら戦うのが自分のプロレス。あれは、毒霧を防ぐためのプロテクターなのか」と疑心暗鬼に陥っていた。

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オカダ・カズチカ、三森すずこ共に「真剣に」交際

オカダ・カズチカ(左)と三森すずこ


 新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)と、一部で交際が報じられた声優三森すずこが13日夜、ツイッターを更新し、そろって真剣に交際していると認めた。

 オカダ 報道でありましたように、お相手の方と将来のことを考えて真剣にお付き合いさせてもらってます。今後も今以上にプロレス界をしっかり盛り上げていきますので、変わらぬ応援のほど、宜しくお願い致します!

 三森 この度は私のプライベートな事で皆さんを驚かせてしまい、本当に申し訳ありません。お互いの将来について話し合いながら、真剣にお付き合いをさせていただいております。今後も今までと変わらず真摯にお仕事に取り組んで参ります。お騒がせして本当に申し訳ありませんでした。(コメントは、全て原文のまま)

 オカダは、17年1月にテレビ朝日の森葉子アナウンサーとの交際が報じられたが、一部では破局し、三森と約5カ月、交際していると報じられた。

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ガキ使常連の蝶野「得意技はビンタ」でリング復帰?

プロレスリング・マスターズ会見で、にらみ合う武藤(左)と蝶野(撮影・浅見桂子)


 プロレス界のレジェンド、蝶野正洋(54)が必殺「ビンタ」を武器に、リング復帰を果たす!? プロレスリング・マスターズをプロデュースする武藤敬司(55=W-1)が11日、都内で会見。2月16日後楽園ホール大会のメインカードとして、武藤組と対戦するTEAM2000のセコンドで蝶野が参戦することを発表した。

 武藤率いるマスターズチームが、藤波辰爾、長州力、獣神サンダー・ライガー。対するTEAM2000は、天山広吉、小島聡、ヒロ斎藤、AKIRAの4人に、蝶野がセコンドとして付く。蝶野は「自分自身は最近試合をしていないので、今回総監督という立場で、チームとしての戦い、配分を采配していく。どれだけ上手に回すか、とにかく勝ちに行く」と話した。

 10年1月末に新日本退団後は、一線を退きほぼ休業状態。最近では、日本テレビ系で大みそかに放送される「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」の特番「絶対に笑ってはいけない」シリーズの常連として名前を知られている。今回、武藤のオファーを受け入れリングに戻ってくる蝶野は「最近はビンタしかしていないから、得意技はビンタです。何があっても出せるワザだから」と不敵に笑った。【桝田朗】

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オカダ・カズチカが松本潤主演「99・9」に再出演

日曜劇場「99・9刑事専門弁護士 SEASON2」に、本人役で出演するオカダ・カズチカ(C)TBS


 新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が、14日にTBS系で放送がスタートする、嵐の松本潤(34)主演の日曜劇場「99・9刑事専門弁護士 SEASON2」(日曜午後9時)に、本人役で出演することが12日、分かった。

 オカダは、16年5月15日に同系で放送された、シーズン1の5話にも本人役で出演。栄倉奈々演じるプロレス好きな女性弁護士・立花彩乃が参加したプロレス女子“プ女子”のイベント「オカダ・カズチカとカレーライスを食べる会」に、マネジャーの外道とともに登場するシーンを演じた。日曜劇場としては2009年(平21)10月期、11年4月期に放送された「JIN-仁-」以来、6年ぶり2度目となる異例のシリーズ化が実現した「99・9刑事専門弁護士」に、2シーズン連続での出演が実現した。

 “レインメーカー”ことオカダは、4日の新日本プロレス東京ドーム大会で、17年のG1クライマックス覇者の挑戦者内藤哲也(35)と防衛戦を行い、34分26秒、レインメーカーからの片エビ固めで勝利。自己新記録となる9度目の防衛に成功したばかりだ。

 今回は、松本演じる弁護士の深山大翔が居候する、いとこの坂東健太が経営する小料理屋「いとこんち」に登場し、坂東を演じる池田貴史ら俳優陣と相まみえる。本人役での出演だが、撮影現場では演出の木村ひさし監督から「オカダ選手は、もっとこういうテンションです」と演出されたという。「複雑な気分になりましたが、しっかりとオカダを演じることができたと思います…僕がオカダですが」と苦笑した。

 オカダはTBSを通じてコメントを発表した。

 「シーズン1では僕のマネジャーを務める外道さんとファンの皆さんでカレーを食べましたが、今回は…シーズン1をご覧の皆さんにはおなじみのあの場所に、文字通り”カネの雨”を降らせに行きました。(中略)その他にも、このチームならではの、プロレスが好きな人も、まだプロレスを知らない人も楽しめるポイントが、劇中にたくさんちりばめられていると思いますので、そういった細かいところもぜひチェックしながら見てもらえるとうれしいです」

 また”ファンキーウェポン”田口隆祐(38)も、シーズン1に引き続き出演が決まった。物語の重要な鍵を握る場面での出演になるといい、作品にどう絡んでいくか、注目だ。

日曜劇場「99・9刑事専門弁護士 SEASON2」で共演した池田貴史(後列左)とオカダ・カズチカ(同右)と演出の木村ひさし監督(前列中央)(C)TBS

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