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挑戦者急病で岩谷麻優の8日防衛戦がシングル戦に

岩谷麻優

女子プロレス団体スターダムは7日、8日後楽園大会で行う予定だったワールド・オブ・スターダム王者岩谷麻優とSareee(ディアナ)のタイトル戦の変更を発表した。Sareeeの急性腸炎および感冒による発熱のため。代わりに岩谷とマーベラスのエース彩羽匠のシングル戦が行われる。

岩谷は「今回、自分自身Sareee選手と戦える事を楽しみにしていたので非常に残念ですし、皆様に期待していただいていた対戦カードだったので申し訳なく思います。対戦相手は彩羽匠選手となりましたが、匠選手も、ずっと闘いたい相手だったので、気持ちを切り替えて挑みます。ランニングスリーを決めるのは岩谷麻優です」とコメント。急きょ参戦が決まった彩羽は「今回この様な形で岩谷選手との対戦が決定しましたが、いつかは闘う運命の相手だと思っていました。全力で女子プロレス大賞受賞者に挑みたいと思います。ランニングスリーは師匠から頂いた大切な技です。私のランニングスリーで必ず勝たせていただきます。おいしい対戦をありがとうございます」と歓迎した。

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プロレス大賞でアマレス川井、文田、太田を特別表彰

2019年度プロレス大賞レスリング特別表彰の左から川井梨紗子、文田健一郎、太田忍(撮影・中島郁夫)

「2019年度プロレス大賞授賞式」(東京スポーツ新聞社制定)が16日、都内のホテルで行われ、特別表彰を受けたレスリング3選手が壇上であいさつした。

女子57キロ級代表の川井梨紗子(25=ジャパンビバレッジ)は「4年連続の受賞で、ここに来られて大変うれしく思います。来年もまたここに呼んでいただけるよう、優勝できるようにがんばります」と63キロ級で出場した16年リオ五輪に続く2大会連続金メダルを目標に掲げた。

男子グレコローマンスタイル60キロ級代表文田健一郎(24=ミキハウス)は「7年前にこの2020年に金メダルを取ると掲げた目標をきっちりと達成できるようにこれからも競技にまい進して参ります」と力強く宣言。五輪出場を逃したリオ五輪グレコローマンスタイル59キロ級銀メダリスト太田忍(25=ALSOK)は「今年は2020年東京五輪があります。レスリング界を盛り上げられるように、僕自身少しでも力になれたらいいなと思っています」と話した。

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飯伏幸太「20年はMVP」プロレス大賞受賞者の声

前列左から青木篤志さんご遺族、ストロングマシーン・J、岩谷麻優、川井梨紗子、文田健一郎、太田忍、後列左から飯伏幸太、清宮海斗、SANADA、MVPのオカダ・カズチカ、宮原健斗、諏訪魔、石川修司

「2019年度プロレス大賞授賞式」(東京スポーツ新聞社制定)が16日、都内のホテルで行われ、各受賞者が壇上で喜びの声を語った。

4年ぶり4度目となるMVPに輝き、6年連続ベストバウトも授賞したオカダ・カズチカ(32)は「19年は結婚もしましたし、公私ともに充実した1年になりました」とあいさつ。さらに、東京五輪開催に言及し、「選手のみなさんは金メダルの雨をふらしていただき、その五輪の熱をまた僕たちが受け取って、プロレス界を盛り上げて、レスリングイヤーにしたい」と五輪に負けないプロレス界の盛り上がりを約束した。

以下、授賞者らの声

▽ベストバウト 2019・10・14両国国技館IWGPヘビー級選手権オカダ・カズチカ対SANADA SANADA(32=新日本)「あらためてプ技ロレス大賞の中でベストバウトが1番好きです。数え切れない試合がある中で、SANADAの試合がベストバウトを授賞したことは今まで大切にしてきた信念が間違いではなかったという自信になった。さらに進化を続けていきたい」

▽殊勲賞 宮原健斗(30=全日本)「20年は(3冠ヘビー級の)最多防衛記録を更新する。全日本の歴史は僕によって塗り替えられる」

▽敢闘賞 清宮海斗(23=ノア)「2年連続で受賞し、やっと光が見えてきました。自分は今年年男。がんがん攻めていって、プロレスノアとして日本武道館、個人として東京ドーム目指して新しい歴史を見せていきたいです」

▽技能賞 飯伏幸太(37=新日本)「2回目の授賞で非常にうれしいんですけど、去年僕は技能的な部分披露した記憶があまりない。技能賞とはなんなのか…。20年はMVPを取ろうかな、と思います。取らせてください」

▽新人賞 ストロングマシーン・J(ドラゴンゲート)「これからドラゴンゲートを外に発信していくために、まずは私が団体の先頭に立って引っ張っていけるように精進して参ります」

▽女子プロレス大賞 岩谷麻優(26=スターダム)「今年はこの賞に負けないぐらい活躍をしていきたい。自分はイオさんと最優秀タッグにノミネートされたことがあるので、今年からはベストバウトとか女子からも選んでもらえたら」

▽最優秀タッグチーム賞 諏訪魔(43)、石川修司(44=ともに全日本)

諏訪魔「3年連続で授賞し、感無量。今年はスキャンダラスにいきたい。犯罪に手を染めないように(笑い)がんばっていきたい」

石川

「(東スポの4コマ漫画)みこすり半劇場に登場して、1面と裏面同時に出たい」

▽特別賞 青木篤志さん(全日本、19年6月に41歳で死去)

代わりにあいさした秋山準(50)「若手選手の指導、全日本の底上げ、全日本にとって最大の功労者です」

2019年度プロレス大賞技能賞の飯伏幸太(撮影・中島郁夫)
2019年度プロレス大賞女子プロレス大賞受賞のあいさつをする岩谷麻優(撮影・中島郁夫)
2019年度プロレス大賞新人賞のストロングマシーン・J(撮影・中島郁夫)

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オカダ・カズチカ団体超えたオールスター戦を熱望

2019年度プロレス大賞MVPを受賞したオカダ・カズチカ(撮影・中島郁夫)

新日本プロレスのオカダ・カズチカ(32)が16日、都内で行われた「2019年度プロレス大賞授賞式」(東京スポーツ新聞社制定)に出席し、4年ぶり4度目のMVPと6年連続のベストバウトを授賞。式の後に取材に応じ、団体の垣根を越えた「オールスター戦」開催を熱望した。

オカダは19年4月のマディソン・スクエア・ガーデンでジェイ・ホワイトを破りIWGPヘビー級王座を奪還。新日本プロレスの顔として団体をけん引するとともに、さまざまなメディアに露出し業界に貢献したことから4年ぶりのMVPに選ばれた。今年1月5日東京ドーム大会メインのIWGPヘビー、インターコンチネンタル2冠戦で内藤哲也に敗れ、ベルトを失ったが、プロレス界発展のための野望は消えない。「ベルトがないからこそできる戦いもある」と東京オリンピック(五輪)に負けないプロレス界のビッグイベントをやるプランをぶちあげた。

「せっかくの五輪イヤー。五輪があったね、じゃさみしいじゃないですか。プロレスでもオールスター戦があったんだよ、となればいい。若い人たちのパワーでさらに(プロレスを)広めることができたら。いろんな団体の発展にもつながっていく」と、できれば夏に団体交流戦をやりたいと希望した。対戦してみたい選手として、この日敢闘賞受賞したノアの前GHCヘビー級王者清宮海斗(23)、殊勲賞授賞の全日本プロレス3冠ヘビー級王者宮原健斗(30)の名を挙げ、「若い世代同士でプロレスができたら面白いと思う」と夢を膨らませた。

2019年度プロレス大賞MVP受賞のあいさつで五輪レスリング選手たちにエールを贈るオカダ・カズチカ(撮影・中島郁夫)

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オカダ「五輪でも刺激たくさんもらいたい」一問一答

東京スポーツ新聞社制定2019年度プロレス大賞MVPに輝いたオカダ・カズチカ(撮影・たえ見朱実)

東京スポーツ新聞社制定19年度プロレス大賞の選考が10日に都内で行われ、新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)が4年ぶり4度目のMVPに選ばれた。10月のSANADAとの防衛戦もベストバウトに選ばれ、3度目の“2冠”も達成。IWGPインターコンチネンタル(IC)との2冠をかけた来年1月4、5日の東京ドーム2連戦に向け、弾みをつけた。

投票は東京スポーツ新聞社、スポーツ各紙の担当、プロレス雑誌、評論家ら22人の選考委員により行われ、15人がオカダを支持。4票の宮原健斗(全日本)、3票の飯伏幸太(新日本)を圧倒した。

オカダは同日、都内で会見に臨み、受賞の喜びを語った。以下、主な一問一答。

-4度目のMVPは歴代2位タイ

オカダ 一昨年も一年中防衛しても、取れなかった。去年もV12達成しても取れなかった。どうやったらMVP取れるのかと。2度と取れることはできないんじゃないかと。これ以上、上がないんじゃないことをやってきてしまったと思った。でも、今回4度目を取ることが出来た。猪木さんが6回ですか…。次5回目は何をして取れるか分からないですけど、取れるように20年もしっかりやっていきたい。

-ベストバウト受賞について

オカダ うれしいっすね。ああやって、ライバルと言ってきた人との試合が選ばれましたし、19年はたくさんシングルマッチをやってきて、自分でも納得できる試合がたくさんあった。また、7、8年とどんどん連続で取っていきたい。

-ベストバウト6年連続は前人未到。7度目は9回天龍、8度の小橋に続く、歴代3位

オカダ あと2回ダブル受賞すれば、どちらにも追いつくということで。まぁ、お先に2冠達成したんで、次はベルトの方を目指していきたい。

-ドーム2連戦で始まる20年はどういう年にしたいか

オカダ 1月4日、勝つだけじゃなく、4万3000人らしいんで超満員が。4日に4万3000人しっかりいれて、勝って。5日も4万3000人入れて勝って。20年は五輪があるので負けないぐらい、来年もプロレスをたくさん盛り上げたい。

-この1年で変化した点は

オカダ 変わらずできているからこそ、ベストバウトもMVPを取れていると思う。

-刺激になったことは

オカダ 今年はラグビーがあれだけ盛り上がったので負けたくないなと思いましたし、負けたくないというのが(公約の)「東京ドームを満員にする」というのにつながっている。東京五輪でも刺激をたくさんもらいたい。

東京スポーツ新聞社制定2019年度プロレス大賞MVPに輝いたオカダ・カズチカ(撮影・たえ見朱実)

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オカダ4年ぶりMVPに返り咲き 3度目2冠も達成

東京スポーツ新聞社制定2019年度プロレス大賞MVPに輝いたオカダ・カズチカ(撮影・たえ見朱実)

東京スポーツ新聞社制定19年度プロレス大賞の選考が10日に都内で行われ、新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)が4年ぶり4度目のMVPに選ばれた。

10月のSANADAとの防衛戦もベストバウトに選ばれ、3度目の“2冠”も達成。IWGPインターコンチネンタル(IC)との2冠をかけた来年1月4、5日の東京ドーム大会に向け、弾みをつけた。

   ◇   ◇   ◇

4年ぶりのMVPにオカダは安堵(あんど)の表情だった。ベルトを守り続けた17年も、史上初のV12を達成した18年も取れず「2度と取れることはできない、もう上はないんじゃないかと思った」。今年は3月にニュージャパン杯を制し、4月に米マディソンスクエアガーデンという大舞台で王者に返り咲き。さらにメディア露出でも業界に貢献。文句なしの実績で、歴代3位タイとなる4度目の受賞を果たした。

10月14日のSANADAとのタイトル戦はベストバウトに選ばれ、2冠も達成。同賞受賞は前人未到の6年連続で、7度目は9度の天龍、8度の小橋に続く歴代3位。記録を塗り替えるのも時間の問題だ。1・4ドームでの飯伏とのIWGPヘビー級タイトル戦に勝てば、翌5日にICもかけた2冠戦が待つ。「お先に2冠達成したんで次はベルトの方を」。勢いにのり、史上初のダブル戴冠も狙う。

◆選考事情 MVP候補に挙がったのは新日本オカダ、飯伏、オスプレイ、ホワイト、全日本宮原の5人。オカダは国内外で実績を残し、メディア露出に努めるなど業界への貢献度の高さが評価された。投票は東京スポーツ新聞社、スポーツ各紙の担当、プロレス雑誌、評論家ら22人の選考委員により行われ、15人がオカダを支持。4票の宮原、3票の飯伏を圧倒した。

東京スポーツ新聞社制定2019年度プロレス大賞MVPに輝いたオカダ・カズチカ(撮影・たえ見朱実)

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「しずちゃんとやりたい」赤井沙希七番勝負への思い

「おきばりやす七番勝負」の初戦藤本つかさ戦に臨む赤井沙希(撮影・高場泉穂)

DDTのプロレスラー赤井沙希(32)が、11月24日後楽園大会から七番勝負「おきばりやす」をスタートさせる。第1戦は昨年女子プロレス大賞の藤本つかさ(36=アイスリボン)。DDTで紅一点として戦う赤井にとって、女子選手とのシングルは貴重な機会。さらに飛躍するための七番勝負に向け、意気込みを語った。【取材・構成=高場泉穂】

-七番勝負が決まった経緯は

赤井 七番勝負というものを知ったのは自分が13年にプロレスを始めてから。やるのは、キャリアの浅い新人さんというイメージ。私はもう6年目なので、言われたときは「いまやるんだ…」とは思いました。新人がやるか、経歴やキャリアがあってくすぶっている人がやると聞いていたので。もっと伸びてほしいという団体からの期待と受けとめました。

-女子選手とのシングルについて

赤井 DDTは女子選手が私1人しかいないので、これまでのシングルは片手におさまるぐらい。だからうれしいです。自分自身が変わらなきゃいけないし、勝ち負けが大事。さらにそれ以外のものもつかみにいかないとと思っています。

-藤本選手とは過去に他団体のタッグ戦で対戦したことがある。印象は

赤井 先輩としての格、オーラがありながら、若い選手に寄り添って試合をされていた。藤本さんの器の中にいる感じがして悔しかったです。

-藤本選手は赤井選手に対し、「男子の中でやっているから、華を添えるポジションに落ち着いているのでは」と挑発

赤井 自分の中で、そういう立場にもやもやしたことは確かにありました。もっと、バチバチやりたいと。でも、その時求められることをやるのがDDTのレスラーとして必要。たとえ華を求められる役だとしても、プロレスラーとしてリングに立っているので、華も添えられて、試合も強くて。それが一番いいじゃないですか。華があってなにが悪いのと言いたいですね。

-さらに藤本選手から「喜怒哀楽」のうち、怒り、哀(かな)しみがみえない、と指摘された

赤井 (怒りも哀しみも)ありましたよ。リング上でゴング鳴った瞬間、泣いちゃったこともあるし、7月の両国大会で世志琥選手に負けたときは、涙が出ましたが見えないようにしました。

怒ったり、悔しい時は必ず向かい側に女子がいることに気付きました。

-2戦目以降の相手は未定。対戦してみたいのは

赤井 まずマッハ文朱さんですね。自分がデビューする前に引退されたんですが。タレントからレスラーになった人で、身長も170ぐらいある。重なる部分が多い大先輩です。あとは、しずちゃんですかね。私もボクシングをしていましたし、グローブ付きのプロレス技ありルールとか。カイヤさんもやってみたい。普通にでかいし、パワーもある。私は声でかいとびびっちゃうので不利ですが…。DDTなら対戦は可能かもしれない。

-七番勝負を通して得たいものは

赤井 DDTの選手として、戦力になりたいし、ベルト戦線に絡んでいきたい。悔しいですが、里村さんら仙女(センダイガールズ)のみなさんが今年KO-D6人タッグベルトを取って、自分もベルトを狙えると気付かされました。女子とか、男子とか関係なく、一戦力となってDDTをもっと盛り上げて、戦いをお客さんに楽しんでもらえるようになりたいです。

◆赤井沙希(あかい・さき)1987年(昭62)1月24日、京都府京都市生まれ。タレント活動を経て、13年8月、DDT両国大会でデビュー。14年プロレス大賞で女子初の新人賞を受賞。芸能活動と並行しながら、DDTリングで活躍する。得意技ケツァル・コアトル。父は元ボクサーで俳優の赤井英和。174センチ、53キロ。

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石川&諏訪魔組がラグビー代表から閃いた新技披露

世界最強タッグ決定リーグ戦で白星発進した石川修司、諏訪魔組(撮影・高場泉穂)

<全日本:後楽園大会>◇11日◇東京・後楽園ホール

全日本プロレスの世界最強タッグリーグが11日開幕し、昨年覇者の“暴走大巨人”こと石川修司(44)、諏訪魔(42)組が3冠ヘビー級王者宮原健斗(30)、青柳優馬(24)組を下し、2年ぶりの優勝へ白星発進した。

ラグビー日本代表からインスピレーションを受けた新技をさく裂させた。その名も「ロケット・ブロッサム」。若手青柳に狙いを定め、左右から同時にドロップキック。188キロ120キロの諏訪魔、195センチ130キロの石川がダブルタックルのように力を合わせ、青柳をふっとばした。最後は、何度も起き上がる青柳に諏訪魔がラストライドを決めて勝利。17、18年とプロレス大賞で年間タッグをとった名タッグの力を見せつけた。

石川は「青柳しつこかったな。成長を感じた」と相手のしぶとさを認めつつ、「この世界タッグに向けて新しい技を開発したチームはあるか? 俺たちが優勝するの当たり前だろ」。諏訪魔は「ラグビー日本代表にぶちこむしかない」と新技の威力に自信ありの様子だった。今年は3月に世界タッグに返り咲き、3度防衛したが、9月に崔領二、ゼウス組に敗れ、陥落。歴史あるこのリーグ戦を制し、19年を締めくくる。

その他はKAI、TAJIRI組は現世界タッグ王者の崔領二、ゼウス組と戦い、KAIが毒霧からの首固めで勝利。ギアニー・ヴァレッタ、吉田隆司がボディー・ガー、関本大介組に勝利。それぞれ勝ち点2を手にした。

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王者宮原健斗がV5 試合以外はプロレスPR行脚

ヨシタツを下し、3冠ヘビー級V5を達成した宮原健斗

<全日本:後楽園大会>◇30日◇東京・後楽園ホール

3冠ヘビー級王者宮原健斗(30)が、挑戦者ヨシタツ(41)を下し、5度目の防衛を果たした。WWE、新日本などさまざまな団体を渡り歩いてきた「ワールド・フェイマス」に勝ち、エースの貫禄を示した。

2人は「ヨシケン」を組み18年2月に世界タッグ王座を獲得した盟友。17年11月に当時の3冠王者ジョー・ドーリングに惨敗したヨシタツが満を持して、宮原に2度目の挑戦。3冠をかけての初対戦が実現した。1年7カ月前は全日本に参戦したばかりのヨシタツに対し、ファンがブーイングを浴びせたが、この日は一転大声援。ケントコールとヨシタツコールが飛び交う中で試合が始まった。

宮原は得意技のシャットダウン・スープレックスホールドでとどめを狙うも、頭突きやロープへのかみつきなどで何度もかわされた。強烈なブラックアウト(蹴り)を打ち込み、ジャーマンを決めても返される。ヨシタツコールに押される中、何とか腕をからめとり、意地のシャットダウンを決行。26分の激闘を制した。

宮原は顔にペイントをしいつもと違う姿で現れたヨシタツを「何かしてやろうという。やっぱりさすが」と称賛。「このタイミングで3冠をやれたことを誇りに思う。(ヨシタツは)キャリアに怠らず、今を生きている。彼のキャリアが僕のプラスになっている」と感謝した。

昨年10月に4度目の王座を獲得して以来、平成と令和をまたいで防衛中。その間、試合以外は休みなく全国を飛びまわり、役所や学校などを訪問する。すべてはプロレスと「宮原健斗」の名を広めるためだ。「地上波があれば違うんでしょうけど…」。地上波テレビで毎週プロレスが放映されていた時代とは違い、いまはプロレス自体も全日本も自分の名前も、さほど知られていないと自覚している。「選挙活動と一緒。触れれば好きになるはず」。令和のエースを目指し、泥臭く活動を続ける。

試合直後にはゼウスと崔から同時に挑戦表明を受けた。だが、「19年は(プロレス大賞)MVPという大きな目標がある。ベルトを手放すわけにはいかない」。王者の座を守りながら、スターの階段を上っていく。

【高場泉穂】

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SKE松井珠理奈、MVP棚橋弘至とエアギター共演

プロレス大賞MVPを受賞した棚橋弘至(右)は松井珠理奈とエアギターを披露する(撮影・足立雅史)

大のプロレスファンSKE48の松井珠理奈(21)が17日、都内で行われた「2018年度プロレス大賞授賞式」(東京スポーツ新聞社制定)にプレゼンターとして出席した。

MVPを獲得した新日本プロレス棚橋弘至へ花束を渡し、「私はこれからもプロレスを愛していきたいと思います」とあいさつ。棚橋に求められ、勝利後恒例のエアギターをともに披露した。

プロレス大賞MVPを受賞した棚橋弘至(右)は松井珠理奈とエアギターを披露する(撮影・足立雅史)

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棚橋弘至「バズった」番組共演ダークベア翔美に感謝

プロレス大賞MVPを受賞した棚橋(右)は松井珠理奈とエアギターを披露し会場を盛り上げる(撮影・足立雅史)

新日本プロレスの棚橋弘至(42)が自身のファンであるダークベア翔美こと江森翔美(しおみ)さんに感謝した。

17日、都内で行われた「2018年度プロレス大賞授賞式」(東京スポーツ新聞社制定)に出席し、4度目のMVPを授賞。式の後に取材に応じ、14日にTBS系列で放送された「さんまの・玉緒のお年玉あんたの夢をかなえたろかスペシャル」で競演した江森さんについて語った。

棚橋の大ファンである江森さんは同番組に「棚橋弘至に3カウント取られたい」という夢を84通も応募。14日の放送では、江森さんがヒールキャラ「ダークベア翔美」に変身し、タッグ戦で棚橋と戦い、念願の3カウントを取られる姿が放映された。放送後は江森さんの美貌と面白さもあいまって、ウェブ上で話題に。棚橋はあらためて「しおみ、バズったね」と振り返り、「撮影終了後に話したら、めっちゃ棚橋ファンで。そうやってプロレスを楽しんでもらってるという認識はあったんですけど、具体的に手応えがあってうれしかったです」と笑顔で話した。

試合で女性に3カウントを決めたのは「初めてですね」とし、「まぁ、非公認はいっぱいあるんですけど」としゃれた猥談(わいだん)でしめた。

プロレス大賞MVPの棚橋弘至(中央右)はアンドレザ・ジャイアントパンダ(左)、ラジャ・パンダと笑顔でポーズを決める(撮影・足立雅史)
プロレス大賞MVPとなった棚橋弘至はベルトを大事に抱えながら喜びを語る(撮影・足立雅史)

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故障復帰の棚橋、稀勢の里引退に「すごく感情移入」

プロレス大賞MVPとなった棚橋弘至はベルトを大事に抱えながら喜びを語る(撮影・足立雅史)

新日本プロレスの棚橋弘至(42)が17日、都内で行われた「2018年度プロレス大賞授賞式」(東京スポーツ新聞社制定)に出席し、元横綱稀勢の里の引退を惜しんだ。

満身創痍(そうい)だった元横綱と膝の故障で苦しんだ自分を重ねた。「すごく感情移入して見てましたね。そうするしかなかったんだろうな、と心中を察しました。僕もけがで苦しんだんですけど、またこうしてチャンピオンで戻れたことは幸運だな」と話した。

昨年は右膝故障から復活しG1クライマックス優勝。テレビ、映画などのリング外の活躍なども評価され、4度目のプロレス大賞MVPを獲得した。4度は天龍源一郎、武藤敬司に並ぶ歴代2位の記録。この日の式に出席した天龍氏に「MVPの回数並ばせていただきました」とあいさつし、「お前抜かすつもりじゃないだろうな」と圧力を受けたことを明かした。

プロレス大賞MVPの棚橋はアンドレザ・ジャイアントパンダから「幸運のヘッドバット」を食らう(撮影・足立雅史)
記念撮影に臨むMVPの棚橋(中央)らプロレス大賞受賞者たち(撮影・足立雅史)

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石川修司、昨年末亡くなった母にささぐ最優秀タッグ

記念撮影に臨むMVPの棚橋(中央)らプロレス大賞受賞者たち(撮影・足立雅史)

プロレス大賞の最優秀タッグ賞は、全日本の諏訪魔、石川修司組が2年連続で受賞した。

“暴走大巨人”の異名を持つコンビは、巨体とパワーで全日本を席巻。諏訪魔は「18年を振り返ると、石川に始まって石川に終わった年。19年は暴走大巨人の総決算の年と位置付け、来年もこの舞台にもう1度来られるように頑張りたい」とコメント。石川は「昨年末に母を亡くしたが、その時にこの賞の報告をしたら、母がうなずいてくれた。この賞をささげたい」としみじみと話していた。

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ビッグダディ娘・林下詩美が新人賞「家族に感謝」

記念撮影に臨むMVPの棚橋(中央)らプロレス大賞受賞者たち(撮影・足立雅史)

プロレス大賞の新人賞を受賞したスターダムの林下詩美は、晴れ着姿で登場。

「新人賞はとても光栄。応援してくれたファンや支えてくれた家族に感謝したい。2019年もこのまま勢いを止めることなく、どんどん進んでいきますので、よろしくお願いします」とあいさつした。表彰式後は、父親のビッグダディこと林下清志氏とともに、ファンと記念撮影に応じていた。

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アンドレザ・ジャイアントパンダ、棚橋に強烈2発

プロレス大賞MVPの棚橋はアンドレザ・ジャイアントパンダから「幸運のヘッドバット」を食らう(撮影・足立雅史)

プロレス大賞の授賞式を、昨年に続きアンドレザ・ジャイアントパンダ(新根室プロレス)がジャックした。

各賞の表彰が終わった後に、昨年3月に生まれた長男ラジャ・パンダを引き連れてステージに登場。通訳のサムソン宮本を通じ「根室から(MVPを受賞した)棚橋にプレゼントを持ってきた」と、棚橋をステージに呼び出すと、3メートルの巨体から得意技の幸運をもたらすという高速ヘッドバットを2発お見舞い。会場から大歓声を受けていた。

プロレス大賞MVPの棚橋はアンドレザ・ジャイアントパンダから「幸運のヘッドバット」を食らう(撮影・足立雅史)

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清宮海斗が初の敢闘賞「ノアの新しい顔として」

記念撮影に臨むMVPの棚橋(中央)らプロレス大賞受賞者たち(撮影・足立雅史)

プロレス大賞の敢闘賞を初受賞した清宮海斗(ノア)は、22歳の史上最年少でGHCヘビー級王座を獲得するなど、若さと勢いが評価された。

清宮はスーツ姿で登場すると「最初、敢闘賞受賞を聞いたときは、すごく驚いた。昨年はベルト奪取に向けてやってきたことを評価されたが、今年はチャンピオンとして、ノアの新しい顔として、ファンと一緒に駆け上がっていきます」と抱負を口にした。

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丸藤正道12年ぶり殊勲賞「飛躍できるよう努力」

記念撮影に臨むMVPの棚橋(中央)らプロレス大賞受賞者たち(撮影・足立雅史)

プロレス大賞の殊勲賞はノアの丸藤正道が、12年ぶりに受賞した。

18年は、ノアだけでなく、他団体にも積極的に参戦。デビュー20周年の記念すべき年を、全力で駆け抜けた。「18年は自分にとって20周年という節目の年。今年は21年目で、さらに飛躍できるよう努力したい。新日本のプロレス大賞MVPが続いていて、ボクたちも負けないように評価していただけるような、最高の試合を見せていきたい」と決意を語った。

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ケニー・オメガ1月末で新日本退団 AEWに興味も

記念撮影で笑顔を見せる棚橋(左)とケニー・オメガ(撮影・足立雅史)

新日本プロレスのケニー・オメガ(35)が17日、都内で行われた「2018年度プロレス大賞授賞式」(東京スポーツ新聞社制定)に出席し、1月末で新日本プロレスを去ると明言した。

2月以降の活動に関しては「言えない。スケジュールはゼロ」と話し、心身を休めるため、しばらく休養するとした。オメガは今年1月4日の東京ドーム大会メインで棚橋弘至に敗れ、IGWPヘビー級4度目の防衛に失敗。以来、試合に出場せず、公の場にも姿を現していなかった。

2年連続のベストバウト賞の表彰で壇上に上がると、「悲しいことをいいたくないですが、来年はここにいないかもしれない。世界で活躍をみせて、また大きな会場でベストバウトを見せます」とあいさつ。会の終了後には報道陣の取材に応じ、15分超にわたって思いを語った。

1月4日、棚橋に敗れた後は、無言で東京ドームを去った。40分近い激闘を繰り広げ、ファンを熱狂させたその試合を「完全に負けたわけではない気がしている」と振り返り、「いつになるか分からないけど、また棚橋選手と戦いたい」と再戦を希望した。

これまで常に全身全霊をかけて試合に臨んでいただけに、体だけでなく「メンタルも弱っていた」。しばらく、日本とカナダを行き来しながら心身を休める予定で、「また強い姿をみせたい」と元気にリングに戻ることを約束した。

今月、大富豪トニー・カン氏がオーナーを務め、Cody、マットとニットのジャクソン兄弟らが参加する新団体オール・エリート・レスリング(AEW)が発足。オメガの参加も予想されるが、「友達の団体だから興味はある。サポートした方がいいとは思っている」と話すにとどめた。

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ノアなどで活躍のニコルスが一匹おおかみで暴れる

マイキー・ニコルス(15年6月13日撮影)

ノア、WWE参加NXTなどで活躍したマイキー・ニコルス(33=オーストラリア)がタッグ専門から一匹おおかみで暴れると地元の団体MCWが発表した。

01年の高校在学中に地元でデビュー。その後、地元のシェイン・ヘイストとタッグ結成。06年7月に新日本プロレスに単独初来日。11年2月からヘイストとノアに留学生として来日。合宿所生活を送り、雑用をこなしながら成長した。2度、ノアのGHCタッグ王座を獲得。13年プロレス大賞の最優秀タッグチーム賞を受賞し、ダイナミックな決め技で人気を博した。16年3月、WWEと契約し、同年4月にNXTでデビュー。上を目指し活躍するも、18年12月に子供の誕生でWWEを退団した。2月2日のニュージーランドでのSPWから参戦予定という。実力をつけたニコルスは活発な地元で台風の目となりそうだ。(デーブ・レイブル通信員)

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ビッグダディ三女詩美、巨体王者ぶん投げて王座奪取

バイパー(上)にアルゼンチン式背骨折りを仕掛ける林下詩美(撮影・中島郁夫)

<スターダム:スターダム8周年記念日>◇14日◇後楽園ホール

ビッグダディこと林下清志氏の三女、林下詩美(20)がSWA世界、EVEインターナショナルの2つのベルトを奪取した。

体重65キロの林下に対し、“スコットランドのメガトンバービー”こと王者バイパー(25)は100キロ。何度も巨体を押しつけて攻められるも、最後はバイパーを持ち上げ、見事なジャーマンスープレックスホールドで決着。35キロの体格差をひっくり返す痛快な勝利だった。

「今まで何回もジャーマンを決めてきましたが、どの選手より重かった。投げきったときの達成感は一番大きかったです」と林下。思い描いたのは元スターダムで現在WWEで活躍する紫雷イオの動きだった。紫雷も過去にバイパーと対戦。16年2月、17年1月と2度の対戦ともに体重が2倍の相手をジャーマンで投げていた。「イオさんのまねをして、参考にしたのが大きかったです」。敬愛するスターの功績に並び、さらに自信を深めた。

昨年8月のデビューからまだ半年だが、タッグタイトルのゴッデス・オブ・スターダム、フューチャー・オブ・スターダムに加え、これで保持ベルトは4つとなった。18年は、プロレス大賞新人賞を受賞するなど大活躍だったが、年を越しても勢いを止めるつもりはない。「林下詩美には2年目のジンクスはない。19年も自分の年にしていきたい」と宣言した。

バイパー(下)にスリーパーホールドを仕掛ける林下詩美(撮影・中島郁夫)
記念撮影する林下詩美(撮影・中島郁夫)

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