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ターザン後藤さんへ追悼10カウント、大仁田厚感極まり涙 ジャンボ鶴田さん追善興行

ジャンボ鶴田23回忌追善興行でターザン後藤さんへの追悼の10カウントが行われ、涙を流す大仁田(撮影・菅敏)

<プロレス:ジャンボ鶴田23回忌追善興行>◇31日◇東京・後楽園ホール

29日に死去したターザン後藤さんに向け、追悼10カウントが鳴らされた。第2試合に、後藤さんと電流爆破マッチで対戦した大仁田厚が木高イサミ、宮本裕尚、グレート小鹿と組み、雷神明、龍嵐、ヨシタツ、長井満也、佐藤光留、雷神矢口組と対戦。小鹿がチョークスラムで雷神を仕留めて勝利した後、10選手がリングに残って後藤さんに向けて追悼10カウントが行われた。

会場に後藤さんの入場曲「汚れた英雄」が流れる中、リングから下りた大仁田は「不思議なことに、ターザン後藤はジャンボ鶴田さんの付け人だった。ターザンの曲をきいた時、まだまだターザンが出てきそうで…」と感極まった表情を浮かべた。また鶴田さんに向け「僕たちが鶴田さんを1番知っています。渕(正信)さん、(ハル)薗田さん、鶴田さん、僕で合宿所で3年間、暮らしました。久しぶりに後楽園の超満員を見て、コロナもこのまま収束してくれるのかなと。鶴田さんの俺たちへの贈り物かなと感じた」と感慨深げだった。

ジャンボ鶴田23回忌追善興行でターザン後藤さんへの追悼の10カウントが行われ、映し出された写真を背に黙とうする大仁田(撮影・菅敏)
ジャンボ鶴田23回忌追善興行で佐藤(左)に毒霧を吹きかける大仁田(撮影・菅敏)
ジャンボ鶴田23回忌追善興行で有刺鉄線に挟まれる大仁田(撮影・菅敏)
ジャンボ鶴田23回忌追善興行で越中(右)に攻められるタイガー戸口(撮影・菅敏)
ジャンボ鶴田23回忌追善興行で井上(左)にラリアットを決めるタイガー戸口(撮影・菅敏)
ジャンボ鶴田23回忌追善興行で引退したタイガー戸口は、マットにキスをして引き揚げる(撮影・菅敏)
ジャンボ鶴田23回忌追善興行で藤波(下)にドラゴンスクリューを決められる渕(撮影・菅敏)

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ターザン後藤さん急死58歳 大仁田の敵となり、味方となりFMWの人気支える/略歴

ターザン後藤さん

FMWやIWAジャパンなどさまざまな団体で活躍したプロレスラーのターザン後藤さん(本名後藤政二)が、58歳で死亡していたことが関係者の話で31日までに分かった。

◆ターザン後藤 本名・後藤政二(ごとう・まさじ)さん。1963年(昭38)8月16日生まれ。静岡県島田市出身。79年に大相撲入りしたが、翌年全日本プロレスへ。米国遠征中に消息が知れなくなったが、89年にFMWの旗揚げに合わせるように帰国。大仁田の敵となり、味方となりで団体の人気を支える。95年に離脱し、IWAジャパンに移籍。東京・新宿で複数の飲食店を経営する浅野起州社長との「新宿2丁目劇場」などでも人気を博した。近年は妻の実家のラーメン屋で働いていた。全盛期の身長体重は、178センチ、120キロ。

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グレート小鹿、ターザン後藤さん急死に「1人1人後輩が亡くなっていくのは、寂しい限り」

グレート小鹿(2021年12月18日撮影)

国内最年長の現役プロレスラー、グレート小鹿(80=大日本)が、29日に肝臓がんのため亡くなったターザン後藤さんの急死を悼んだ。

小鹿は、後藤が大相撲の九重部屋の力士を引退して全日プロレス入りした80年当時の教育係。自身も出羽海部屋で力士生活を送った先輩で「たった半年で逃げ出しやがってと冗談で言ったら、体質が合わなかったと言っていたよ」。後藤の足の裏が土俵の土で切れやすく、そこに塩が染みて痛くて相撲に集中できなかったという。

「体の大きい選手が好きな馬場さんの目にはとまらなかったけど、素直で受け身がうまかったし、センスはあったね。静岡の島田市出身で母子家庭で『親孝行したい』と言っていた」としみじみと話した。

全日本プロレスの試合では、当時前半戦に行われるバトルロイヤルの引き立て役だったという。「受け身がうまくテクニシャンに育っていた。先輩たちに戦いやすいと重宝されていたよ。どんなワザを仕掛けてもケガの心配がなく器用だったから。決して自分が目立つということはなかったが、やられ役として会場を沸かせていた」という。

後藤さんが全日本退団後は、小鹿の大日本にIWAジャパンのエースとしてたびたび参戦していた。「(FMWの)大仁田のところに行って、才能が花開いたと思う。教え方もうまく、後輩を育てていたね。普通はこれまで頑張ってきたものが、1、2、3とジャンプして花開くものだけど、彼はそのあと、4回も5回もジャンプした感じだった。売れてきて、ちょっと生意気にもなったけどね」。

大日本プロレスでは初めて実施したタッグトーナメントの決勝で対戦した。「大阪の泉佐野だったかな。初めてのシリーズで盛り上げてくれた。鼻っ柱も強くなって、いいレスラーになったと思ったよ」。

最近は交流もなくなっていたが「ラーメン店の娘さんと再婚したと聞いていた。58歳で亡くなるなんて早すぎるよ。年の順番にいかないね。1人1人後輩が亡くなっていくのは、寂しい限り。残されたボクが、日々努力して1日でも長くプロレスを続けていきますよ」と胸の内を語った。

90年8月4日 FMW汐留大会WWA認定プラスナックル選手権 ノーロープ有刺鉄線電流爆破マッチ 大仁田厚に投げられたターザン後藤さんは有刺鉄線に触れる

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元WWE王者CMパンクがAEW王座獲得 6月にオカダと王者対決も?

AEWヘビー級王座を獲得したCMパンク(AEWの公式インスタグラムより)

<米プロレス:AEW(オール・エリート・レスリング):PPVダブル・オア・ナッシング大会>◇29日(日本時間30日)◇米ネバダ州ラスベガス

人気スターの元WWEヘビー級王者CMパンク(42)が、AEWヘビー級王座を獲得した。メインイベントで同級王者アダム・ペイジ(30)に挑み、25分55秒、GTSでペイジを沈めてフォール勝ちを収めた。

挑発しながらロープから飛んできた王者との技の切り返しから担ぎ上げ、そのままGTSで左膝を相手顔面に打ち込んだ。

昨年8月にAEWを契約したCMパンクにとって同団体では初めての最高位王座の獲得。13年1月、ザ・ロックに敗れてWWEヘビー級王座から陥落して以来のタイトル獲得となった。

米メディアによると、CMパンクは試合後の記者会見で6月26日(日本時間27日)、自身の故郷・米シカゴで開催される新日本プロレスとの合同興行「Fobidden Door(禁断の扉)」参戦について言及。新日本で対戦したい相手としてIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカを筆頭に、棚橋弘至、ウィル・オスプレイの3人を希望。「このイベントに焦点を合わせている」と口にしたという。

CMパンクの希望が通れば、オカダ-CMパンク戦という新日本VS AEWの王者対決も実現する可能性は十分にある。

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【新日本】リンダマン初出場V絶たれた「すがれるもんにはすがっとくよ」

ワト(右)にドロップキックを打ち込むリンダマン(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアBブロック公式戦>◇29日◇東京・大田区総合体育館

GLEATのG-REX王者エル・リンダマン(27)が、第1試合でマスター・ワト(25)に敗れ、初出場優勝の夢を絶たれた。

序盤からノータッチ式トペ・コンヒーロなどの大技をさく裂し、エンジン全開。だが、IWGPジュニアタッグ王者の気迫にも押され、最後はRPP(コークスクリュー式セントーン)に沈んだ。これで、4勝4敗の勝ち点8。勝ち点10のファンタズモ、デスペラードがこの日の試合で敗れても、リーグ戦最終戦となる31日の富山大会で両者の直接対決を残しているため、リーグ戦脱落が決定した。

星取りの認識があいまいだったようで「神頼みは好きじゃないけど、すがれるもんにはすがっとくよ」と、他力での優勝決定戦進出に望みをかけた。だが、脱落決定について確認すると、真顔になって落胆。それでも「まあまあまあまあ! プロレスは何が起きるかわからないっていうのがおもしろいところ。勝敗にこだわっていたらリンダマンの良さはわからねえからな!」と、すぐに切り替えた。富山大会(富山産業展示館)ではBUSHIと最終戦を戦う。

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WWEランディ・オートン、首周辺負傷で離脱 損傷の程度の判断などで脳神経外科医らの診察受診

米プロレスWWEの「毒蛇」ランディ・オートン(42)が首周辺を負傷し、戦線離脱したことが27日(日本時間28日)、発表された。同団体によると「損傷の程度を判断し、治療方針を見極めるために脳神経外科医、整形外科医らの診察を受けている」という。復帰時期などは明らかにされていない。

20日(同21日)に開催されたスマックダウン(SD)大会で、オートンはリドルと組んでロウ・タッグ王者としてSDタッグ王者ウーソズ(ジェイ、ジミーのウーソ兄弟)とのタッグ王座統一戦に臨んで敗退。王座陥落後も、ウーソズやセコンドに入ったWWヘビー級、ユニバーサル統一王者ローマン・レインズらの襲撃を受け、首周辺を負傷した。23日のロウ大会には姿をみせず、タッグパートナーとなるリドルのみが出場していた。

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WWEシャーロット・フレアー結婚 新日本でラ・ソンブラとして活躍のAEWアンドラデと

米プロレスWWEの前ロウ女子王者シャーロット・フレアー(36)が26日(日本時間27日)、米団体AEW(オール・エリート・レスリング)のアンドラデ(32)と結婚した。

同日に開催された挙式には、父リック・フレアーをはじめ、WWE所属のフィン・ベイラー、アポロ・クルーズ、元WWEの巨女ナイア・ジャックスらが参加したと米専門メディア、リングサイドニュースが挙式写真とともに報じた。アンドラデとは19年2月に交際が始まり、20年1月に婚約したことが両者から報告されていた。

フレアーは今月のプレミアム・ライブイベント、レッスルマニア・バックラッシュで挑戦者ロンダ・ラウジーとの防衛戦に敗れて王座陥落。ラウジー戦で左腕を負傷し、無期限の活動停止と発表されていた。なおアンドラデは新日本プロレスでIWGPインターコンチネンタル王座を獲得した覆面レスラーのラ・ソンブラとなる。

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【新日本】飯伏幸太との契約継続 SNS上で退団示唆 他団体への無断出場を巡ってトラブル

飯伏幸太(2020年12月11日撮影)

新日本プロレスは27日、SNS上で退団を示唆していた飯伏幸太(40)との契約を継続すると発表した。

飯伏は今月10日、自身のツイッターで「理不尽パワハラはこんど一気に暴露します」などと投稿。数日間に渡り、LINEのスクリーンショットを添付しながら、幹部とみられる人物とのやりとりを公開した。その後も、会社への不満や批判ととれるツイートを立て続けに投稿。新日本からの解雇も示唆していた。

この日、大張高己社長らが記者会見を開いて現状を報告。他団体への無断出場を巡り、トラブルがあったことを明かした。

そして、暴露を始めたきっかけについて「異変を察した母親が自殺未遂で腰の骨を折るなどされたこと」と説明。「経緯、事情をくめば、今回の件をもって契約解除ということは考えておりません」とした。

他団体への無断出場や内部機密の暴露などの契約違反に関しては「おそらく減棒等の対応になる」。

また、既に直接の対話の場を持ってお互いの意見を交換することができているとし、「今も飯伏選手は新日本プロレスの大事なレスラーですし、これからも同様。双方の気持ちが行き違うようなことはあってはならない」と、再発防止に努めることを強調した。

飯伏は昨年10月のG1クライマックス優勝決定戦で、コーナートップからの大技・フェニックス・スプラッシュを誤爆。右肩関節前方脱臼骨折及び関節唇損の重傷と診断され、その後は長期欠場している。

◆飯伏幸太(いぶし・こうた)1982年(昭57)5月21日、鹿児島県生まれ。04年7月にDDTでプロレスデビュー。09年に新日本プロレス初参戦し、11年にIWGPジュニアタッグ王座に輝く。13年にはDDTに加え、新日本にも加入。16年には両団体とも退団してフリーとなる。19年4月には新日本に再入団し、内藤からIWGPインターコンチネンタル王座を奪う。20年2月にはIWGPタッグ王者。19、20年のG1クライマックス連覇。21年にはIWGPヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタル王座を統一し、初代IWGP世界ヘビー級王者となった。181センチ、93キロ。

飯伏幸太(21年1月)

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【新日本】YOHが高橋ヒロムからシングル4戦目で初白星 珍しく感情むき出し執念の3カウント

ヒロム(右)に狙いを定めるYOH(撮影・勝部晃多)

<新日本プロレス:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアAブロック公式戦>◇25日◇東京・後楽園ホール◇観衆1104人

必殺のダイレクト・ドライブ(旋回式ダブルアームDDT)が、ついに因縁の敵を捉えた。

メインイベントとなった第10試合、YOH(33)が、昨年のBOSJ決勝戦で苦杯をなめた高橋ヒロム(32)から、シングル4戦目にしてうれしい初白星を飾った。

試合序盤、勢いよく飛び出していくと、膝狙いから自身のペースに持ち込んだ。だが、史上初の3連覇を目指す相手は、一筋縄ではいかない。後半には強烈な打撃の反撃を受けた。

それでも、この日は、試合中に大きな声を出すなど、珍しく感情をむき出しに。気迫で上回った。最後は17分57秒、渾身(こんしん)の必殺技をさく裂。完璧な形ではなかったものの、執念の3カウントを奪取した。

高橋には、昨年のリーグ戦からシングル3連敗を喫していた。現在のリングネーム以前の試合を含めると5連敗。勝っても負けても、控えめな口数から「感情がない」などと批判されることも多かった。

試合後、マイクを握ると「今日勝てたのはたまたまだと思っています」と、いつものように謙遜。だが「俺、プロレスがめっちゃ好きだ」と、あふれる思いを口にした。「こうじゃなきゃプロレスじゃない(というのはない)。本当はもっと自由でいいんだよね」。自分のスタイルは間違っていない。その証明のため、今度こそ新日本ジュニアの頂きに立つ。

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女子プロレス新会社「Evolution」設立が決定「誰でも応募して」諏訪魔プロデューサー

女子プロレス会社新規設立を発表した「Evolution」の中西代表取締役(左)と諏訪魔(撮影・勝部晃多)

女子プロレスの新会社「Evolution」の設立が決まった。23日、代表取締役中西光司氏らが都内で記者会見を開き、発表した。

全日本プロレスと業務提携し、女子プロレスラーの管理、興行の実施などを目的とする。

全日本の石川修司(46)とともにプロデューサーに就任することが決まった諏訪魔(45)も登壇。「僕が今まで学んできたプロレスの技術やノウハウを女子選手に伝えて、一人前のプロレスラーになってほしい」と語った。

今後、オーディションなどで、練習生を募集。プロレスラーを目指す女子選手の育成、トレーニングなどをサポートする。

諏訪魔は、以前から女子プロレスに可能性を感じていた。21年3月に自身が率いるユニットの女子部門、「エボリューションガールズ」を発足させるなど、発展に尽力してきた。

その中で「金銭的なことに加えて、プロレスに集中できないという悩みを感じた」。新会社の給与面のバックアップにより、新たに女子選手がプロレスに集中できる環境が整ったとみる。「どこに出ても恥ずかしくない一流のプロレスラーを育てる」と意気込んだ。

女子選手は男子選手に比べ、体格や歩幅なども異なるが、新たな学びがあったという。「特有の技術があると思うので、それは僕も学びにしたい」と、今後に胸を膨らませた。

最終目標は自主興行の開催。今年9月に全日本のリングでのお披露目を目指す。「何か1つ、秀でたところがある方が来てほしい。美しさでも強さでも、筋肉がすごいでも、なんでもいい。まずは、誰でも応募してもらいたい」と、呼びかけた。

自ら学ぶ姿勢を抱きながら、女子プロレス発展のために力を尽くす。

【藤塚大輔】

女子プロレス会社新規設立を発表した諏訪魔(撮影・勝部晃多)

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【ノア】藤田和之ブランク感じさせない動きで若手に活「若い選手にはもっと元気が欲しい」

試合後に取材に応じる藤田(撮影・勝部晃多)

<プロレスリング・ノア:大田区大会>◇21日◇東京・大田区総合体育館

前GHCヘビー級王者藤田和之(51)が、新型コロナ感染欠場のブランクを感じさせない動きで、若手に活を入れた。

第1試合のシングルマッチで22歳年下の岡田欣也(29)と対戦。試合開始のゴングとともに飛び込んできた相手に、まったくひるまなかった。打撃を平然と受け流すと、グラウンドの攻防でも余裕しゃくしゃく。最後はエルボーの連打からボディースラムでたたきつけると、逆片エビ固めで絞め上げてギブアップ勝ちを収めた。

先月30日の両国大会で潮崎を相手に2度目の防衛戦を行う予定だったが、新型コロナ感染発覚のため、ベルトを返上し、同大会を欠場。「すぐにタイトルに挑戦したい気持ちはあるが挑戦者の列の最後尾に並ばなければならない」と話す、再起をかける一戦だった。大会前にはリング設営にも携わるなど、初心に返って臨んだ。

試合後は「今の自分に点数を付けようがない。目標とかも、まだそういうところじゃない」と謙遜。さらに、野獣でも人間モードでもなく、プロレスラー藤田和之として真摯(しんし)にコメントした。

「若い選手にはもっと元気が欲しい」と切り出すと「遠慮せずに打ってきてほしい。『プロレスでしょ?』じゃなくて『プロレスなんだ』ということを見せられるようにならないといけない」と若手へ要求。「気を使うものではない。身体を使うものだから。プロレスがなめられないように。今日はいい経験をさせてもらった」と、落ち着いて振り返った。

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【新日本】高橋ヒロム開幕戦勝利「BOSJにはいろんな戦いがあるから、怖さもあるし恐ろしい」

降参のポーズを見せる田口(手前)とあきれたような表情を見せる高橋ヒロム(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアAブロック公式戦>◇15日◇愛知・名古屋国際会議場◇観衆1541人

史上初のBOSJ3連覇を目指す高橋ヒロム(32)が、開幕戦で辛くも勝利を収めた。

セミファイナルで田口隆祐(43)と対戦。自身のプロレスをさせてもらえない、苦しい展開に陥った。ヒップアタックをめぐる心理戦から場外での追いかけっこなど、田口ワールドに誘い込まれると、体力を大幅に消耗。得意のヒロムちゃんボンバー(ラリアット)にも力が伝わらなかった。

それでも、田口が前転の準備姿勢のようなポーズ、通称「オヤァイポーズ」を取ったのを見ると、そのままの状態で押さえ込み、最後は名も無きヒロムロール(複合スモールパッケージ)で3カウントを奪取した。10分32秒の決着。表情には、いつものゆとりは感じられなかった。

13日の会見では「僕が優勝したらあまりにも普通すぎて、ファンの誰もが予想してしまう結果になってしまう。だから僕を優勝させないでください」と、土下座で懇願。余裕を見せていたが、この日の試合は田口に振り回されてしまった。バックステージでは「危なかった、危なかった」と反省。「BOSJにはいろんな戦いがあるから、怖さもあるし恐ろしい。だけど、やっぱり楽しいな」。次戦はフランシスコ・アキラ戦。自分主体で、リング上を縦横無尽に駆け回る。

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王者オカダ悪夢再び!IWGPタイトル戦の前哨戦で次期王座挑戦者ホワイトにKOされる

ヒクレオ(手前)とホワイト(奥)に攻撃を受けるオカダ(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス:ワシントンDC大会>◇14日(日本時間15日)◇米ワシントンDC

悪夢が再びよみがえった。米国の首都ワシントンDCで、IWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカ(34)が、次期同級王座挑戦者のジェイ・ホワイト(29)にじゅうりんされた。

セミファイナルのスペシャルタッグマッチでケイオスの同門ロッキー・ロメロと組んだオカダは、ヒールユニット「バレットクラブ(BC)」のホワイト、ヒクレオ組と対戦。元気いっぱいのロメロだったが、長身のヒクレオに苦戦を強いられると、交代したオカダも試合中に足首を痛めたのか、顔をしかめる場面もあった。

試合は15分59秒、ホワイトの一瞬の切り返しによるブレードランナー(河津落とし)がロメロにさく裂し、フォール負け。6月12日に行われる同級選手権試合(大阪城ホール)の前哨戦となった一戦で、白星ゲットとはならなかった。

さらなる屈辱は、試合が終わってから待ち受けていた。リング中央でホワイトと口論を繰り広げていたオカダは、背後からヒクレオの襲撃にあった。ストンピングから馬乗りになってパンチを浴びせられると、最後はホワイトのブレードランナーでKO。今月1日の福岡大会でも、内藤とのタイトルマッチ後にBCの急襲にあった。「乱入じゃなくプロレスでお客さんを満足させたい」と話していただけに、悔しい戦いとなった。

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「僕は必ず皆様の前に帰ります」頚髄損傷のゼロワン大谷晋二郎が看護師に伝えたコメントを発表

大谷晋二郎(2020年1月4日撮影)

頚髄(けいずい)損傷を負ったプロレス団体ゼロワンの大谷晋二郎(49)が13日、団体を通じてコメントを発表した。4月10日の両国国技館大会のメインイベントにて負傷し、頸髄損傷と診断を受け現在治療・リハビリに取り組んでいる。

団体によると、現在大谷は首から下は麻痺状態で、このコメントは、看護師に本人が口頭で伝え、代筆頂いたものだという。

大谷のコメントは以下の通り。

「プロレスを大好きでいてくださる熱いプロレスファンの皆様、そしてプロレス業界関係者の皆様、この度は僕の怪我で大変なご迷惑とご心配をお掛けして本当に申し訳ありません。

また、皆様から温かい気持ちを頂いている事に感謝します。

今僕は、一日でも早く皆様の前へ戻れるように、毎日治療やリハビリに励んでいます。

僕は必ず皆様の前に帰ります。

今後ともZERO1を、そしてプロレスを宜しくお願い致します。

令和4年5月13日 大谷晋二郎」(原文まま)

大谷晋二郎(2011年4月22日撮影)

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WWEシャーロット・フレアーが無期限活動停止 アンドラデと結婚準備の休暇と米メディア報道も

WWEは11日(日本時間12日)、前スマックダウン女子王者シャーロット・フレアー(36)が無期限活動停止になったと発表した。8日(同9日)のプレミアム・ライブイベント、レッスルマニア・バックラッシュ(米プロビデンス)でアイ・クイット(降参)形式防衛戦で、元UFC女子バンタム級王者ロンダ・ラウジーの挑戦を受けたが、腕ひしぎ逆十字固めで「アイ・クイット」と言ってギブアップし王座陥落。その後、左腕を負傷したと発表されていた。

フレアーは現在、新日本プロレスでIWGPインターコンチネンタル王座を獲得した覆面レスラーのラ・ソンブラで米団体AEW(オール・エリート・レスリング)所属のアンドラデ(32)と交際中。複数の米プロレス専門メディアによるとアンドラデとの結婚準備のための休暇ではないかと報じている。以前から年内にアンドラデの故郷メキシコで結婚する予定と言われていた。

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ノア清宮海斗「この時間からすごくわくわく」WWE殿堂入りロブ・ヴァン・ダムと6・12初遭遇

笑顔で話す清宮(撮影・勝部晃多)

プロレスリング・ノアの超新星、清宮海斗(25)が、昨年にWWE殿堂入りを果たしたレジェンド、RVDことロブ・ヴァン・ダム(51)と初遭遇を果たす。

ノアなどを運営するサイバーファイトは10日、都内で記者会見を開き、6月12日開催のCyberFight Festival 2022(さいたまスーパーアリーナ)の全対戦カードを発表。サイバーファイトに属するDDTプロレスリング、ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの4団体による合同興行で、清宮は原田大輔、YO-HEYと組み、RVD、小川良成、HAYATA組と対戦することが決まった。

元WWEヘビー級王者との激突が決まった清宮は、ワクワクが抑えられなかった。笑顔で会見に登場すると「対戦のことを考えているこの時間からすごくわくわくしています」と、全日本や新日本でも活躍したレジェンドとの遭遇に胸を高鳴らせた。

初対戦となるが、もちろん戦って終わりにするつもりはない。「絶対に自分のものにしたい。世界中のプロレスファンに日本の俺たち世代のプロレスを見せる」と、日本だけでなく海外のファンをとりこにする活躍を誓った。

戦いの地はビッグ会場、さいたまスーパーアリーナ。「世界スケールのプロレスをつかんで埼玉の主役になります」と、宣言。超新星が、地元埼玉から世界へ名乗りを上げる。

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新日本・小島聡、12日GHC王座獲得は「必然」 史上4人目の主要3団体シングル全制覇へ意欲

引き締まった表情の小島(撮影・勝部晃多)

新日本プロレスの小島聡(51)が、史上4人目となる主要3団体シングルのグランドスラム達成に向け「チャンピオンになることは必然」と、強い意志を示した。

10日、都内で行われた、CyberFight Festival 2022(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)の記者会見に出席。同大会のメインイベントで挑戦するノアのGHCヘビー級王者潮崎豪と対面すると、引き締まった顔つきになった。「小島です。さまざまな偶然が重なり、GHCヘビー級王者に挑戦することになりました。ですが、チャンピオンになることは必然です」と、王者を前にタイトル奪取を高々と宣言した。

ノアのGHC王座獲得となると、高山善広、佐々木健介、武藤敬司に次ぐ、主要3団体シングルのグランドスラム達成となる。「過去2度挑戦して取れなかったGHCのベルト。思い入れがある」と胸を躍らせた。

当日は所属する新日本の大阪大会も開催される。だが「昨年でプロレスラー生活30年を迎えた。またこのような舞台を与えてもらえていることはありがたいこと。精いっぱい力の限り戦いたい」と、アウェーでの全力投球を宣言。「とにかく元気よく明るく。自分がやってきたプロレスを信じて、ベルトを取りたいと思います」と力を込めた。

同大会初出場となる潮崎は「チャンピオンとしてメインを飾って、自分が勝って締めくくりたい。本気の小島聡を倒して、このベルトを防衛します」とベルトを掲げた。

ベルトを掲げる潮崎とそれを見つめる小島(撮影・勝部晃多)

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【新日本】石森太二「俺に優勝させたくないんだな」BOSJは強豪ひしめくブロックにエントリー

記者会見でポーズを取る石森(撮影・勝部晃多)

新日本プロレスのIWGPジュニアヘビー級王者石森太二(39)が、今月15日の愛知大会で開幕するジュニア最強を決めるリーグ戦、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)29に向け、闘志をみなぎらせた。

前日1日の福岡大会で同級王座3度目の戴冠を果たした石森は2日、都内で行われた同リーグのカード発表記者会見に出席。「正直うれしかった」と大会を振り返りながらも「BOSJが間近に控えているのでうかうかしていられない」と真剣な表情。「今はこのベルトとともに、トロフィーをとってリング上に立つということが目標」と、王者として迎えるジュニアの祭典へふんどしを締め直した。

石森はAブロックにエントリー。「また同じブロックに金丸と田口がいるんだよ」と、天敵の存在に苦笑い。さらには、同ブロックには、昨年優勝の高橋ヒロムや準優勝のYOHなど、強豪がひしめく。「本当に俺に優勝させたくないんだな。会社の陰謀を感じる。すべて俺がぶっ壊します」と、気合たっぷりに語った。

BOSJはジュニアヘビー級選手によるシングルリーグ戦。A、Bブロックに分かれて行われ、ブロック1位同士が対戦し優勝を決める。決勝戦は6月3日、東京・日本武道館で開催。藤波辰爾が特別立会人を務める。

3年ぶりの単独開催となる今大会は、19年以来となる豪華全20選手がエントリー。GLEATのエル・リンダマンやAEWのウィーラー・ユウタなど、ユニークなメンバーがそろった。

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【新日本】オカダ・カズチカ、6・12ジェイ・ホワイトとV5戦「教育したい」怨敵退治を誓う

記者会見に登壇したオカダ(撮影・勝部晃多)

新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカ(34)が、6月12日開催の大阪大会(大阪城ホール)で、ヒールユニット「バレットクラブ」のリーダー、ジェイ・ホワイト(29)を迎え撃つ。

オカダは2日、都内で行われた同大会のカード発表記者会見に出席。メインイベントでホワイトの挑戦を受けることが決まり、「チャンピオンとしてプロレスの良さを皆さんに伝えられるような戦いをしていく」と、意気込みを語った。

前日1日の福岡大会で、今季3度目の対戦となった内藤哲也を退け、4度目の防衛に成功したオカダは、試合後にホワイトの急襲にあった。「(会場に)来ているんだったら、試合をすればいいんじゃないか。あのやり方は誰も納得しないと思う」と批判。「その辺はしっかりと教育したい。乱入じゃなくプロレスでお客さんを満足させたい」と、怨敵退治を誓った。

この日発表されたカードは以下の通り。

◆IWGP世界ヘビー級選手権試合 オカダ・カズチカ(王者)-ジェイ・ホワイト(挑戦者)

◆IWGPタッグ選手権試合 バッドラック・ファレ、チェーズ・オーエンズ(王者組)-ジェフ・コブ、グレート・O・カーン(挑戦者組)

◆NEVER無差別級選手権試合 タマ・トンガ(王者)-カール・アンダーソン(挑戦者)

◆KOPW2022争奪戦 鷹木信悟(保持者)-タイチ(挑戦者)

記者会見でポーズを取るオカダ(撮影・勝部晃多)

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WWE30年ぶり開催の英スタジアム興行名「WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル」に決定

9月3日にウェールズで開催される30年ぶりの英国スタジアムイベントの名称がWWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスルに決定(C)2022 WWE, Inc. All Rights Reserved.

米プロレスWWEが30年ぶりに開催する英国スタジアム興行の名称は「WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル」に決まった。9月3日、英ウェールズ・カーディフのプリンシパリティ・スタジアムで開催するイベントで、同会場はラグビーのウェールズ代表の本拠地(収容人数は7万4500人)。92年にロンドンのウェンブリースタジアムでビッグイベントのサマースラムを開催して以来の英スタジアム大会となる。

現在、WWEは欧州ツアー中。4月29日、英ロンドンのO2アリーナで開催した興行では、英国人初のWWEヘビー級王座獲得に成功した元同級王者ドリュー・マッキンタイアが「カーディフは9月3日の“WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル”に向けて準備ができている。ウェールズ、英国や世界中の人々も俺たちと歴史をつくる準備ができている。チケットを手に入れて魔法のようなショーの一部になろう。プリンシパリティ・スタジアムがどれほどの大歓声に包まれるのか聞くのが待ちきれない」とコメントしていた。

なお同興行のチケットは今月18日から先行販売、20日から一般発売される。

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